JP2702045B2 - フレキシブルチューブの鍔出し装置 - Google Patents
フレキシブルチューブの鍔出し装置Info
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- JP2702045B2 JP2702045B2 JP4264954A JP26495492A JP2702045B2 JP 2702045 B2 JP2702045 B2 JP 2702045B2 JP 4264954 A JP4264954 A JP 4264954A JP 26495492 A JP26495492 A JP 26495492A JP 2702045 B2 JP2702045 B2 JP 2702045B2
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- pressing
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Description
ブの端部を押圧することによって鍔出し加工をするフレ
キシブルチューブの鍔出し装置に関するものである。
圧することによって鍔出し加工をするフレキシブルチュ
ーブの鍔出し装置として、例えば実公昭61−3873
5号公報に示すような装置が知られている。これは門型
フレームの下端部に、フレキシブルチューブを保持する
保持手段が取付けられるとともに、門型フレームに対し
て上方から操作軸が貫通し、この操作軸が螺進可能に取
付けられてその下端部にフレキシブルチューブの端部を
押圧して鍔部を形成させる押圧手段が設けられてなるも
のである。
シブルチューブの鍔部を押圧する押圧手段は、放射状に
配置された複数個のローラにより構成されており、この
ローラがフレキシブルチューブの鍔部端面に圧着されつ
つ周方向に転動することにより圧縮加工がなされること
になる。このため、ローラの転動停止点である加工の最
終部が局部的に最も圧縮され、その隣接部との間に段部
が形成されることが避けられない。そしてこの鍔部にパ
ッキンを介在させて他のチューブとシール構造で突合わ
せ接合する場合には、パッキン面に凹凸が存在すること
になり、シールの完全を期しがたいという問題がある。
一定の単一形状の部品で構成されているために、加工す
るフレキシブルチューブの直径が変化した場合には、保
持部をそれに適合する寸法のものに取替える必要があ
る。
するためになされたものであり、鍔部の端面が小さな力
で平滑に形成され、またフレキシブルチューブの直径が
変化した場合にも同一の保持手段によって適用すること
ができるフレキシブルチューブの鍔出し装置を提供する
ことを目的とするものである。
フレームの下端部に、フレキシブルチューブを保持する
保持手段が取付けられるとともに、門型フレームに上方
から螺進可能に取付けられた操作軸の下端部にフレキシ
ブルチューブの鍔部を押圧する押圧手段が設けられてな
るフレキシブルチューブの鍔出し装置において、上記保
持手段は一対の保持体と、この保持体によって保持され
た一対の互いに同一形状の保持駒とから構成され、この
保持駒は円板状体から構成されているとともに、両側部
は直線的に切欠かれてその切欠かれた部分の一方には半
円形の大径受け部が形成され、他方には小径受け部が形
成され、この保持駒の直線的に切欠かれた側部を互いに
当接させることにより小径受け部または大径受け部によ
ってフレキシブルチューブが保持されるように構成され
ているものである。
て、上記押圧手段は下面が上広がりの円錐面を有して上
記操作軸に対して相対回転および傾動が可能なように取
付けられた押圧体と、この押圧体に対して傾斜方向が周
方向に順次変化するように押圧力を付与する押圧力付与
手段とから構成され、上記操作軸の回転により押圧力付
与手段からの力によって押圧体の下面がフレキシブルチ
ューブの端面に対して、周方向の一部が圧着されるとと
もにこの圧着部が周方向に順次変化するように構成され
ているものである。
て、上記保持手段は一対の保持体と、この保持体によっ
て保持された一対の互いに同一形状の保持駒とから構成
され、この保持駒は円板状体から構成されているととも
に、両側部は直線的に切欠かれてその切欠かれた部分の
一方には半円形の大径受け部が形成され、他方には小径
受け部が形成され、この保持駒の直線的切欠かれた側部
を互いに当接させることにより小径受け部または大径受
け部によってフレキシブルチューブが保持されるように
構成されているものである。
ューブを保持させて操作軸を螺進させると、押圧力付与
手段によって、円錐面からなる押圧面を備えた押圧体
を、周方向に順次変化しながら傾斜するように上方から
押圧することになり、これによって周方向に順次フレキ
シブルチューブの端部を押圧し、圧縮変形させて鍔部を
形成させる。そして曲率の小さな押圧面による圧縮加工
を行なうために、圧縮加工の終点で、その周方向両側と
の間に段部が形成されることがなく、鍔部の端面は周方
向に全体的に平滑な面が形成されることになる。
とを備えた同一形状の一対の保持駒を具備させることに
より、保持駒の取付け状態を変化させるだけで、部品の
交換を行なうことなく、直径の異なる2種類のフレキシ
ブルチューブ用として適用することができる。
は両脚部11,12を有する門型のフレーム1と、この
フレーム1の中央部に操作軸20が上下方向に貫通して
取付けられた操作ハンドル2と、フレーム1の一方の脚
部12の側部に取付けられて側方に突出する保持ハンド
ル15と、脚部11と12とによって保持されている一
対の相対向する保持体5,6とを備えている。この保持
体5,6は、後述するようにそれぞれ円板状の保持駒
7,8を保持し、脚部11,12の下端部に形成された
凹部13,14に側方(図の手前側)から嵌入され、締
め付け具9,91,92によって固定され、これによっ
てフレキシブルチューブ用の保持手段が構成されてい
る。
る凹部16が形成され、この凹部16内にはスプリング
23が装入されるとともに、このスプリング23を支持
するナット22が回転を止められて上下動のみが可能な
ように装入され、フレーム1の側部には上記凹部16に
連通する長穴17が形成され、上記ナット22に取付け
られた止めねじ27が上記長穴17を貫通してフレーム
1の側部に露出している。これによって、止めねじ27
が長穴17中で上下動する量だけナット22が凹部16
中で上下動できるようにし、またスプリング23の押圧
力によってナット22が下向きに押され、図1に示すよ
うに止めねじ27が長穴17の下端部に当接することに
よりナット22が凹部16の下端部に位置している。
操作軸20がねじ部21で螺合され、この操作軸20の
下端部には止めねじ24によって保持枠3が取付けら
れ、これによって操作ハンドル2を操作軸20回りに回
転させると、操作軸20が下向きに螺進し、保持枠3は
操作軸20と一体に下降および回転する。またこの保持
枠3の下側には、後述の押圧体4が配置され、この押圧
体4は上記操作軸20と同軸に配置された止めピン40
が下側から保持枠3に取付けられることにより、止めピ
ン40によって支持されている。
中央部上側に上記操作軸20の下端部が嵌入される凹部
33が形成されてその一側部に上記止めねじ24用の穴
27が形成され、この凹部33の下側には後述の止めピ
ン40用の貫通穴30が形成されている。また保持枠3
の下部には下向きに開く凹部34が形成され、この凹部
34の底部(図3における上面)には、この実施例では
周方向に4個所のボール受け部31が形成されている。
このボール受け部31は、例えば図4の右側の受け部3
1が浅く、左側の受け部31が深く、中央部の一対の受
け部31が中間の深さに形成されている。そしてこれら
によって後述の押圧手段に対する押圧力付与手段が構成
されている。
らなり、その上面44は平坦面に形成され、下面には上
広がりの円錐面からなる押圧面41が形成されている。
そして中央部には上下方向に止めピン40の軸部43が
緩く貫通し、この止めピン40の先端部42はローレッ
ト加工され、この先端部42が上記保持枠3の中心穴3
0に圧入されることにより保持枠3に固着され、これに
よって上記保持枠3の下側に止めピン40を介して押圧
体4が傾動可能に保持され、上面44上に上記受け部3
1に嵌入されたボール(鋼球)45が当接している。そ
して上記保持枠3によってボール45を介して押圧体4
を下向きに押すと、溝深さの浅い受け部31に嵌入され
たボール45が最も下方に突出することになって、その
部分が大きく押え込まれ、押圧体4が傾斜して押さえら
れることになる。
周方向に互いに独立して形成する代わりに、周方向に連
続した環状の凹部(受け部)を形成し、この凹部の深さ
を周方向に変化するように形成し、この凹部に環状のベ
アリングを嵌入させてもよい。このようにしても、凹部
の浅い部分がベアリングを介して押圧体4の上面44を
大きく押え込むことになり、上記と同様の作用が果たさ
れる。
部に一側面に開く円形板状の凹部51が形成されるとと
もにその底部中央に止めねじ用の穴50が形成され、保
持体5の一側部は直線状に形成され、この開放部の底部
には半円形の切欠部56が形成されている。また保持体
5の一端部には保持体5の回転中心となる締め付け具9
2用の穴52が形成され、他端部には上記締め付け具9
を嵌入させるための凹部54が側方に開いて形成されて
いる。保持体6は、上記凹部51および切欠部56と対
称形状に中央部の凹部61および切欠部66が形成され
るとともに、止めねじ用穴60が中央部に形成され、直
線状に形成された一側部が保持体5の一側部と近接して
対向することにより、図6に示すように切欠部56と6
6とによって円形の貫通穴が形成されるようにしてい
る。保持体6の各端部にはそれぞれ止めねじ用の穴6
3,64が形成されている。
上記保持体5の凹部51と同一径の円板状体から構成さ
れ、中心部には止めねじ用の中心穴71が形成され、両
側部は直線的に切欠かれてその切欠かれた部分の一方に
は半円形の大径受け部(切欠部)72、他方には小径受
け部(切欠部)73が形成されている。保持駒8もこれ
と同様に中心に止めねじ用の中心穴81、一側部に大径
受け部82、他側部に小径受け部83が形成されてい
る。そしてこの保持駒7,8が保持体5,6の凹部5
1,61に嵌入されることにより、図2に示すように両
保持駒7と8との一側面が互いに当接し、小径受け部7
3と83とが相対向することにより円形の小径貫通穴が
形成されて、ここに所定のフレキシブルチューブが貫通
することによって保持されるようにしている。また保持
駒7と8とを図2の状態からそれぞれ180°回転した
状態に取付けると、大径受け部72と82とが相対向す
ることにより、円形の大径貫通穴が形成されることにな
る。すなわち、同一部品の保持駒7,8の取付け方向を
選択することにより、大径および小径の2種類のフレキ
シブルチューブの保持用として適用することができる。
ず保持体5を図6仮想線に示すように締め付け具92
(穴52に貫通)回りに回転させて開き、保持体6の凹
部61に保持駒8を嵌入させて中心穴60,81で止め
ねじにより固定し、また保持体5の凹部51に保持駒7
を嵌入させて中心穴50,71で止めねじ79(図1参
照)により固定する。そして図2および図10に示すよ
うに、所定のフレキシブルチューブ90を受け部83に
位置させて保持体5を図6実線に示すように保持体6に
合わせて締め付け具9によって固定させることによりフ
レキシブルチューブ90を受け部83と73とで挾持さ
せる。
より装置100を保持するとともに、操作ハンドル2を
回転させることにより操作軸20を螺進させる。これに
よって軸部の下端部に設けられた保持枠3が回転しつつ
下降し、その下端部の押圧体4の押圧面41がフレキシ
ブルチューブ90の上端部に押圧されることになる。な
お、操作軸20が回転すると、保持枠3およびこれに結
合された止めピン40も一体に回転するが、止めピン4
0の軸部43に緩く外嵌されている押圧体4は、ボール
45を介して上面から押圧されるために回転はせず、傾
斜方向のみが周方向に順次変化して押圧面41がフレキ
シブルチューブ90の端面の周方向の一部を押圧し、そ
の押圧部が周方向に順次移動することにより鍔部91を
形成させることになる。すなわち、保持枠3が回転しつ
つ下降すると、深さの異なる受け部31に嵌入されたボ
ール45は、押圧体4の上面44に対する突出量が互い
に異なることになり、このため押圧体4を傾斜させ、し
かも保持枠3の回転により傾斜方向もその回転に応じて
変化する。なお、操作ハンドル2を回転させることによ
る押圧力の反力が大きくなると、スプリング23が圧縮
されることにより押圧体4が後退するために、過大な押
圧力がフレキシブルチューブ90に作用するのが防止さ
れることになる。
を備えた押圧体4を、周方向に順次変化しながら傾斜す
るように上方から押圧することにより、周方向に順次フ
レキシブルチューブ90の端部を押圧し、圧縮変形させ
て鍔部91を形成させるようにしているために、圧縮加
工の終点で、その周方向両側との間に段部が形成される
ことがなく、鍔部91の端面は周方向に全体的に平滑な
面が形成されることになる。すなわち、上記従来技術に
おけるように直径の小さなローラで押圧すると、押圧部
はローラの曲面に対応する大きな曲率の曲面で変形する
ことになり、したがって加工終了時にローラが圧着され
ている部分とその隣接部との間に段が生じることにな
る。これに対し、上記押圧体4で押圧した場合には、押
圧面41は非常に小さな曲率の押圧面となっているため
に、加工終了点でも、それと隣接する部分との間に段は
形成されず、全体的に平滑な面が形成されることにな
る。
って、大径受け部72,82と、小径受け部73,83
との2種類の受け部を形成することができ、このため部
品の交換を行なうことなく、直径の異なる2種類のフレ
キシブルチューブ用として適用することができる。な
お、この保持手段としての保持駒7,8を採用する場合
の押圧手段としては、上記押圧体4に限らず、他の押圧
手段を採用してもよいことは勿論である。
円錐面からなる押圧面を備えた押圧体を、周方向に順次
変化しながら傾斜するように上方から押圧することによ
り、周方向に順次フレキシブルチューブの端部を押圧
し、圧縮変形させて鍔部を形成させるようにしているた
めに、圧縮加工の終点で、その周方向両側との間に段部
が形成されることがなく、鍔部の端面は周方向に全体的
に平滑な面が形成されることになる。
径受け部と小径受け部との2種類の受け部を形成するこ
とができ、このため部品の交換を行なうことなく、直径
の異なる2種類のフレキシブルチューブ用として適用す
ることができる。
の説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 門型フレームの下端部に、フレキシブル
チューブを保持する保持手段が取付けられるとともに、
門型フレームに上方から螺進可能に取付けられた操作軸
の下端部にフレキシブルチューブの鍔部を押圧する押圧
手段が設けられてなるフレキシブルチューブの鍔出し装
置において、上記保持手段は一対の保持体と、この保持
体によって保持された一対の互いに同一形状の保持駒と
から構成され、この保持駒は円板状体から構成されてい
るとともに、両側部は直線的に切欠かれてその切欠かれ
た部分の一方には半円形の大径受け部が形成され、他方
には小径受け部が形成され、この保持駒の直線的に切欠
かれた側部を互いに当接させることにより小径受け部ま
たは大径受け部によってフレキシブルチューブが保持さ
れるように構成されていることを特徴とするフレキシブ
ルチューブの鍔出し装置。 - 【請求項2】 上記押圧手段は下面が上広がりの円錐面
を有して上記操作軸に対して相対回転および傾動が可能
なように取付けられた押圧体と、この押圧体に対して傾
斜方向が周方向に順次変化するように押圧力を付与する
押圧力付与手段とから構成され、上記操作軸の回転によ
り押圧力付与手段からの力によって押圧体の下面がフレ
キシブルチューブの端面に対して、周方向の一部が圧着
されるとともにこの圧着部が周方向に順次変化するよう
に構成されていることを特徴とする請求項1記載のフレ
キシブルチューブの鍔出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4264954A JP2702045B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | フレキシブルチューブの鍔出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4264954A JP2702045B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | フレキシブルチューブの鍔出し装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06114457A JPH06114457A (ja) | 1994-04-26 |
JP2702045B2 true JP2702045B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=17410511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4264954A Expired - Lifetime JP2702045B2 (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | フレキシブルチューブの鍔出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2702045B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59190417U (ja) * | 1983-05-30 | 1984-12-17 | ミヤコ株式会社 | 管の鍔形成工具 |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP4264954A patent/JP2702045B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06114457A (ja) | 1994-04-26 |
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