JP2700923B2 - ベンズアミド誘導体 - Google Patents
ベンズアミド誘導体Info
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- JP2700923B2 JP2700923B2 JP17453189A JP17453189A JP2700923B2 JP 2700923 B2 JP2700923 B2 JP 2700923B2 JP 17453189 A JP17453189 A JP 17453189A JP 17453189 A JP17453189 A JP 17453189A JP 2700923 B2 JP2700923 B2 JP 2700923B2
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、新規なベンズアミド化合物を提供するもの
である。本発明により提供される化合物は、ほ乳動物の
消化管の運動を促進する作用を持っている。従って、当
該分野における医療用薬物として使用されるものであ
る。
である。本発明により提供される化合物は、ほ乳動物の
消化管の運動を促進する作用を持っている。従って、当
該分野における医療用薬物として使用されるものであ
る。
(従来の技術) ベンズアミド化合物は、中枢神経系に作用して、神経弛
緩、鎮静、制吐、抗潰瘍作用等すぐれた効果を示す薬物
として注目されている。
緩、鎮静、制吐、抗潰瘍作用等すぐれた効果を示す薬物
として注目されている。
この系の化合物の中で一般名をメトクロプラミドと呼ば
れている化合物は、胃の運動を促進し、嘔吐を抑制する
薬物として治療に使用されている。
れている化合物は、胃の運動を促進し、嘔吐を抑制する
薬物として治療に使用されている。
又、一般名をスルピリドと呼ばれている化合物は十二指
腸潰瘍治療、精神科領域における治療に使用されている
ところである。
腸潰瘍治療、精神科領域における治療に使用されている
ところである。
これら化合物は、中枢神経系に作用して、特徴ある効能
を発揮していると見られているものであるところ、時と
して、錐体外路症状や、内分泌機能異常を起こし、好ま
しくない作用を示すことがある。
を発揮していると見られているものであるところ、時と
して、錐体外路症状や、内分泌機能異常を起こし、好ま
しくない作用を示すことがある。
中枢神経系に作用せず、作用点が末梢性であるとき、副
作用として現われる好ましくない症状は少なくなると考
えられ、かかる観点から好ましい作用だけを示す薬物が
探求されている。トリメトベンズアミドの消化管運動賦
活剤に係る出願は公知化合物の新規用途を発見したもの
として注目される(特開昭64-9933)。
作用として現われる好ましくない症状は少なくなると考
えられ、かかる観点から好ましい作用だけを示す薬物が
探求されている。トリメトベンズアミドの消化管運動賦
活剤に係る出願は公知化合物の新規用途を発見したもの
として注目される(特開昭64-9933)。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、消化管の運動機能の低下を回復し、胃部不快
感や、腹部膨満感などの不定愁訴症状を解消するため
の、次式(I)で示される新規な薬物を提供するもので
ある。
感や、腹部膨満感などの不定愁訴症状を解消するため
の、次式(I)で示される新規な薬物を提供するもので
ある。
(式中AはOCH3又はハロゲン原子を,BはH,OCH3,又はハ
ロゲン原子を示す。ただし、同時に同じ基であることは
ない。YはCH2CH2N(C2H5)2, (XはH又はハロゲン原子), から選ばれた基を示す。) (問題点を解決するための手段) 本発明によって提供される化合物は次のようにして造
られる。即ち、 式(II) (式中AはOCH3又はハロゲン原子を,BはH,OCH3,又はハ
ロゲン原子を示す。ただし、同時に同じ基であることは
ない。) で示される化合物又はその反応性誘導体と式 H2N‐Y (YはCH2CH2N(C2H5)2, (XはH又はハロゲン原子) から選ばれた基を示す。) で示されるアミン化合物とを適宜溶媒中反応させる。
ロゲン原子を示す。ただし、同時に同じ基であることは
ない。YはCH2CH2N(C2H5)2, (XはH又はハロゲン原子), から選ばれた基を示す。) (問題点を解決するための手段) 本発明によって提供される化合物は次のようにして造
られる。即ち、 式(II) (式中AはOCH3又はハロゲン原子を,BはH,OCH3,又はハ
ロゲン原子を示す。ただし、同時に同じ基であることは
ない。) で示される化合物又はその反応性誘導体と式 H2N‐Y (YはCH2CH2N(C2H5)2, (XはH又はハロゲン原子) から選ばれた基を示す。) で示されるアミン化合物とを適宜溶媒中反応させる。
反応は、ベンゼン、トルエン、アセトニトリル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、ピリジン、トリエチルアミ
ン、ジメチルアニリンなど反応に関与しない溶媒中で行
なわれ、カルボキシル基遊離のままで反応するときは縮
合剤N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,1′−
スルフィニルジイミダゾール、チオニルクロリド、オキ
シ塩化燐、三塩化燐などを使用して行なうのがよい。
ヒドロフラン、ジオキサン、ピリジン、トリエチルアミ
ン、ジメチルアニリンなど反応に関与しない溶媒中で行
なわれ、カルボキシル基遊離のままで反応するときは縮
合剤N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、1,1′−
スルフィニルジイミダゾール、チオニルクロリド、オキ
シ塩化燐、三塩化燐などを使用して行なうのがよい。
反応性誘導体を用いて反応を行なうときは、酸ハライ
ド、炭酸モノエステルとの混合酸無水物、p−ニトロフ
ェノールとの活性エステルなどの反応性誘導体にして用
いるのがよい。あるいはまた、 H2N‐Yで示されるアミン化合物を 塩化チオニル、酸塩化燐、オキシ塩化燐などで反応性誘
導体に変えて、これと式(II)で示される化合物とを反
応させる方法をとることもできる。
ド、炭酸モノエステルとの混合酸無水物、p−ニトロフ
ェノールとの活性エステルなどの反応性誘導体にして用
いるのがよい。あるいはまた、 H2N‐Yで示されるアミン化合物を 塩化チオニル、酸塩化燐、オキシ塩化燐などで反応性誘
導体に変えて、これと式(II)で示される化合物とを反
応させる方法をとることもできる。
又、本発明により提供される化合物はアミノ基を含んだ
化合物であるので、酸付加塩として得ることができると
ころ、薬理学的に許容される酸付加塩として、塩酸塩、
酒石酸塩、蓚酸塩、乳酸塩、メタルスルホン酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩など
が例示される。
化合物であるので、酸付加塩として得ることができると
ころ、薬理学的に許容される酸付加塩として、塩酸塩、
酒石酸塩、蓚酸塩、乳酸塩、メタルスルホン酸塩、p−
トルエンスルホン酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩など
が例示される。
かくて得られる本発明目的化合物は、中枢神経への作用
が極めて弱く、消化管の運動促進をはかる性質を持つも
のとして有用なものである。
が極めて弱く、消化管の運動促進をはかる性質を持つも
のとして有用なものである。
得られた化合物について制吐作用と胃腸運動への影響
が、次に示す方法で確かめられた。
が、次に示す方法で確かめられた。
イ)アポモルヒネ誘導嘔吐に対する制吐作用 雄性の雑種成犬(体重7.0〜10.0kg)を用いた。検体1
mg/kgを皮下投与して直ちに固形飼料(クレアCD-5)50g
を与えた。その30分後にアポモルヒネ(Sigma)0.1mg/k
gを皮下投与し、アポモルヒネによって誘導される嘔吐
が抑制されるか否かを30分間にわたり観察した。判定は
嘔吐が抑制されたものは+、抑制されなかったものは−
とした。
mg/kgを皮下投与して直ちに固形飼料(クレアCD-5)50g
を与えた。その30分後にアポモルヒネ(Sigma)0.1mg/k
gを皮下投与し、アポモルヒネによって誘導される嘔吐
が抑制されるか否かを30分間にわたり観察した。判定は
嘔吐が抑制されたものは+、抑制されなかったものは−
とした。
ロ)無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用 予め胃および腸にフォース・トランスジューサーを縫
着させた雑種成犬(10〜15kg)に、検体2mg/kgを経口投
与し、消化管の運動を無麻酔下で観察した。消化管運動
に対する作用の評価は、メトクロプラミドと同程度の作
用の強さを++とし、それより弱い作用のみられたもの
を+、強い作用のみられたものを+++とし、まったく
作用のみられなかったものを−とした。
着させた雑種成犬(10〜15kg)に、検体2mg/kgを経口投
与し、消化管の運動を無麻酔下で観察した。消化管運動
に対する作用の評価は、メトクロプラミドと同程度の作
用の強さを++とし、それより弱い作用のみられたもの
を+、強い作用のみられたものを+++とし、まったく
作用のみられなかったものを−とした。
ハ)モルモット摘出胃標本に対する作用 モルモットより胃を摘出し、幽門部の粘膜及び漿膜を
除去した切片を、クレブス・リンガー液中に輪状筋方向
に懸垂し、張力の変化を、トランスジューサーを介し等
尺的に測定した。
除去した切片を、クレブス・リンガー液中に輪状筋方向
に懸垂し、張力の変化を、トランスジューサーを介し等
尺的に測定した。
各検体10-4Mを適用したときの収縮高の平均(n=3〜
5)を求めて、活性の強さの指標とした。高濃度K イオ
ン収縮を1000とし、薬物による収縮を相対比として算出
した。
5)を求めて、活性の強さの指標とした。高濃度K イオ
ン収縮を1000とし、薬物による収縮を相対比として算出
した。
ニ)Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対す
る作用 1晩絶食したラツト(体重200〜250g)を軽エーテル
麻酔下、胃内にゴム製Balloonを挿入し、Balloon-press
ure transducer法にて胃運動を測定した。胃運動は積分
計を用いて運動量(motility index)として定量化し
た。検体は麻酔覚醒後胃運動が安定してから皮下投与し
た。
る作用 1晩絶食したラツト(体重200〜250g)を軽エーテル
麻酔下、胃内にゴム製Balloonを挿入し、Balloon-press
ure transducer法にて胃運動を測定した。胃運動は積分
計を用いて運動量(motility index)として定量化し
た。検体は麻酔覚醒後胃運動が安定してから皮下投与し
た。
メトクロプラミド及びスルピリドを4mg/kg投与したと
きの値はそれぞれ3.1及び1.0であった。
きの値はそれぞれ3.1及び1.0であった。
以下に実施例を記述して具体的に本発明を説明する。
実施例1 2−ニトロ−3−ブロモ−5,6−ジメトキシ安息香酸
2.00gをテトラヒドロフラン25m1に溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール1.10g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.48g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.84gを順次加えて、室温で1
3時間撹拌した。
2.00gをテトラヒドロフラン25m1に溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール1.10g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.48g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.84gを順次加えて、室温で1
3時間撹拌した。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
クロロホルム層からN−(N,N′−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−3−ブロモ−5,6−ジメトキシベ
ンズアミド2.58gを得た。
チル)−2−ニトロ−3−ブロモ−5,6−ジメトキシベ
ンズアミド2.58gを得た。
得られた化合物2.58gをメタノール3mlに溶解し、冷却
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液5mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−3−ブロモ−5,6−ジメトキシベ
ンズアミド・塩酸塩2.39gを得た。
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液5mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−3−ブロモ−5,6−ジメトキシベ
ンズアミド・塩酸塩2.39gを得た。
mp・160〜162℃ IR(Nujol)cm-1: 3250,2580,1660,1540,1340 NMR(DMSO-d6)δ(TMS,ppm): 10.96(broad) 9.00(broad t) 7.51(s) 3.93(s) 3.79(s) 3.9〜2.8(m) 1.26(t) アポモルヒネ嘔吐に対する制吐作用: + 無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用: ++ モルモット摘出胃標本に対する作用: 338 Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用: 1.3 実施例2 2−ニトロ−5−ブロモ−3,6−ジメトキシ安息香酸
1.52gをテトラヒドロフラン25mlに溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール0.84g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.13g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.63gを順次加えて、室温で1
9時間撹拌した。
用: 1.3 実施例2 2−ニトロ−5−ブロモ−3,6−ジメトキシ安息香酸
1.52gをテトラヒドロフラン25mlに溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール0.84g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.13g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.63gを順次加えて、室温で1
9時間撹拌した。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
クロロホルム層からN−(N,N−ジエチルアミノエチ
ル)−2−ニトロ−5−ブロモ−3,6−ジメトキシベン
ズアミド2.02gを得た。
ル)−2−ニトロ−5−ブロモ−3,6−ジメトキシベン
ズアミド2.02gを得た。
得られた化合物2.02gをメタノール3mlに溶解し、冷却
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液5mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−5−ブロモ−3,6−ジメトキシベ
ンズアミド・塩酸塩1.95gを得た。
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液5mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−5−ブロモ−3,6−ジメトキシベ
ンズアミド・塩酸塩1.95gを得た。
mp・165〜168℃ IR(Nujol)cm-1: 3250,2510,1670,1550,1315 NMR(DMSO-d6)δ(TMS,ppm): 10.98(broad) 9.08(broad t) 7.71(s) 3.89(s) 3.74(s) 3.9〜2.8(m) 1.26(t) アポモルヒネ嘔吐に対する制吐作用: − 無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用: ++ モルモット摘出胃標本に対する作用: 206 Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用: 1.1 実施例3 2−ニトロ−3−フルオロ−5,6−ジメトキシ安息香
酸1.50gをテトラヒドロフラン20mlに溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール0.98g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.32g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.74gを順次加えて、室温で1
6時間撹拌した。
用: 1.1 実施例3 2−ニトロ−3−フルオロ−5,6−ジメトキシ安息香
酸1.50gをテトラヒドロフラン20mlに溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール0.98g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.32g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.74gを順次加えて、室温で1
6時間撹拌した。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
クロロホルム層からN−(N,N−ジエチルアミノエチ
ル)−2−ニトロ−3−フルオロ−5,6−ジメトキシベ
ンズアミド2.00gを得た。
ル)−2−ニトロ−3−フルオロ−5,6−ジメトキシベ
ンズアミド2.00gを得た。
得られた化合物2.00gをメタノール1mlに溶解し、冷却
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−3−フルオロ−5,6−ジメトキシ
ベンズアミド・塩酸塩1.14gを得た。
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−3−フルオロ−5,6−ジメトキシ
ベンズアミド・塩酸塩1.14gを得た。
mp・149〜152℃(イソプロパノール) IR(Nujol)cm-1: 3240,2610,1690,1600,1540,1350 NMR(DMSO-d6)δ(TMS,ppm): 11.0(broad) 9.05(broad t) 7.40(d) 4.0〜2.8(m) 3.97(s) 3.77(s) 1.28(t) アポモルヒネ嘔吐に対する制吐作用: − 無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用: + モルモット摘出胃標本に対する作用: 201 Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用: 1.2 実施例4 2−ニトロ−5−フルオロ−3,6−ジメトキシ安息香
酸1.90gをテトラヒドロフラン25mlに溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール1.31g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.76g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.99gを順次加えて、室温で1
4時間撹拌した。
用: 1.2 実施例4 2−ニトロ−5−フルオロ−3,6−ジメトキシ安息香
酸1.90gをテトラヒドロフラン25mlに溶解し、氷水冷却
下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリアゾール1.31g、
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド1.76g、N,N−
ジエチルエチレンジアミン0.99gを順次加えて、室温で1
4時間撹拌した。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。水溶液
層を分離し、炭酸カリウムで中和した後、クロロホルム
で抽出した。
クロロホルム層からN−(N,N−ジエチルアミノエチ
ル)−2−ニトロ−5−フルオロ−3,6−ジメトキシベ
ンズアミド2.66gを得た。
ル)−2−ニトロ−5−フルオロ−3,6−ジメトキシベ
ンズアミド2.66gを得た。
得られた化合物2.66gをメタノール3mlに溶解し、冷却
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液5mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−5−フルオロ−3,6−ジメトキシ
ベンズアミド・塩酸塩2.38gを得た。
下、16.3%塩化水素イソプロピルエーテル溶液5mlを加
え、析出物を濾取して、N−(N,N−ジエチルアミノエ
チル)−2−ニトロ−5−フルオロ−3,6−ジメトキシ
ベンズアミド・塩酸塩2.38gを得た。
mp・165〜167℃(イソプロパノール) IR(Nujol)cm-1: 3220,2650,1690,1550,1360 NMR(DMSO-d6)δ(TMS,ppm): 10.83(broad) 9.17(broad t) 7.56(s) 3.9〜3.8(m) 3.62(broad t) 3.5〜3.0(m) 1.28(t) アポモルヒネ嘔吐に対する制吐作用: − 無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用: ++ モルモット摘出胃標本に対する作用: 339 Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用: 1.1 実施例5 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15mlに溶解させ、氷水冷却下、1−ヒドロ
キシ−1H−ベンゾトリアゾール1.06g、N,N′−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド1.46g、1−(2−アミノエチ
ル)ピロリジン0.81gを順次加え、室温で14時間撹拌し
た。
用: 1.1 実施例5 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15mlに溶解させ、氷水冷却下、1−ヒドロ
キシ−1H−ベンゾトリアゾール1.06g、N,N′−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド1.46g、1−(2−アミノエチ
ル)ピロリジン0.81gを順次加え、室温で14時間撹拌し
た。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置して水溶液層を分離し、炭酸カリウムを加えて中和
した後、クロロホルムで抽出した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置して水溶液層を分離し、炭酸カリウムを加えて中和
した後、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム層からN−[2−(1−ピロリジノ)エ
チル]−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド2.1
0gを得た。
チル]−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド2.1
0gを得た。
得られた化合物2.10gをメタノール20mlに溶解し、冷
却下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加
え、析出物を濾取して、N−[2−(1−ピロリジノ)
エチル]−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド
・塩酸塩1.80gを得た。
却下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加
え、析出物を濾取して、N−[2−(1−ピロリジノ)
エチル]−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド
・塩酸塩1.80gを得た。
mp・197〜199℃(エタノール) IR(Nujol)cm-1: 3300,2580,1680,1550,1370 NMR(DMSO-d6)δ(TMS,ppm): 11.4 (broad) 8.91(broad t) 7.36(s) 4.0〜2.6(m) 3.86(s) 2.3〜1.6(m) アポモルヒネ嘔吐に対する制吐作用: − 無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用: +++ モルモット摘出胃標本に対する作用: 584 Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用: 1.6 実施例6 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15ml/N,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶
解させ、氷水冷却下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリ
アゾール1.06g、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド1.46g、および3−アミノキヌクリジン・二塩酸塩1.4
2gとトリエチルアミン1.44gのテトラヒドロフラン20ml
懸濁溶液を加え、70℃で14時間撹拌した。
用: 1.6 実施例6 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15ml/N,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶
解させ、氷水冷却下、1−ヒドロキシ−1H−ベンゾトリ
アゾール1.06g、N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド1.46g、および3−アミノキヌクリジン・二塩酸塩1.4
2gとトリエチルアミン1.44gのテトラヒドロフラン20ml
懸濁溶液を加え、70℃で14時間撹拌した。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置して水溶液層を分離し、炭酸カリウムを加えて中和
した後、クロロホルムで抽出した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置して水溶液層を分離し、炭酸カリウムを加えて中和
した後、クロロホルムで抽出した。
クロロホルム層からN−(3−キヌクリジニル)−2
−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド1.20gを得た。
−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド1.20gを得た。
得られた化合物1.20gをメタノール10mlに溶解し、冷
却下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液1mlを加
え、析出物を濾取して、N−(3−キヌクリジニル)−
2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド・塩酸塩0.8
4gを得た。
却下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液1mlを加
え、析出物を濾取して、N−(3−キヌクリジニル)−
2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド・塩酸塩0.8
4gを得た。
mp・234〜236℃(分解) IR(Nujol)cm-1: 3300,2600,1660,1550,1385 アポモルヒネ嘔吐に対する制吐作用: − 無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用: +++ モルモット摘出胃標本に対する作用: 593 Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用: 2.3 実施例7 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15mlに溶解させ、氷水冷却下、1−ヒドロ
キシ−1H−ベンンゾトリアゾール1.06g、N,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミド1.46g、1−(4−クロロベ
ンジル)−4−アミノピペリジン1.60gを順次加え、室
温で14時間撹拌した。
用: 2.3 実施例7 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15mlに溶解させ、氷水冷却下、1−ヒドロ
キシ−1H−ベンンゾトリアゾール1.06g、N,N′−ジシク
ロヘキシルカルボジイミド1.46g、1−(4−クロロベ
ンジル)−4−アミノピペリジン1.60gを順次加え、室
温で14時間撹拌した。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置してクロロホルム層を分離し、10%炭酸カリウム水
溶液で中和した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置してクロロホルム層を分離し、10%炭酸カリウム水
溶液で中和した。
クロロホルム層からN−[1−(4−クロロベンジ
ル)−4−ピペリジニル]−2−ニトロ−3,6−ジメト
キシベンズアミド2.80gを得た。
ル)−4−ピペリジニル]−2−ニトロ−3,6−ジメト
キシベンズアミド2.80gを得た。
得られた化合物2.80gをクロロホルム11mlに溶解し、
冷却下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加
え、析出物を濾取して、N−[1−(4−クロロベンジ
ル)−4−ピペリジニル]−2−ニトロ−3,6−ジメト
キシベンズアミド・塩酸塩1.98gを得た。
冷却下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加
え、析出物を濾取して、N−[1−(4−クロロベンジ
ル)−4−ピペリジニル]−2−ニトロ−3,6−ジメト
キシベンズアミド・塩酸塩1.98gを得た。
mp・217〜218℃(エタノール) IR(Nujol)cm-1: 3400,2500,1670,1555,1380 NMR(DMSO-d6)δ(TMS,ppm): 11.4 (broad) 8.73(broad d) 7.77(d) 7.49(d) 7.33(s) 4.5〜4.0(m) 3.86(s) 3.80(s) 3.6〜2.6(m) 2.4〜1.6(m) アポモルヒネ嘔吐に対する制吐作用: − 無麻酔下犬の胃腸運動に対する作用: ++ モルモット摘出胃標本に対する作用: 弛緩 Balloon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用: 1.0 実施例8 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15mlに溶解させ、氷水冷却下、1−ヒドロ
キシ−1H−ベンゾトリアゾール1.06g、N,N′−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド1.46g、1−ベンジル−4−ア
ミノピペリジン1.36gを順次加え、室温で14時間撹拌し
た。
用: 1.0 実施例8 2−ニトロ−3,6−ジメトキシ安息香酸1.50gをテトラ
ヒドロフラン15mlに溶解させ、氷水冷却下、1−ヒドロ
キシ−1H−ベンゾトリアゾール1.06g、N,N′−ジシクロ
ヘキシルカルボジイミド1.46g、1−ベンジル−4−ア
ミノピペリジン1.36gを順次加え、室温で14時間撹拌し
た。
不溶物を濾別後、濾液を濃縮し、残渣にクロロホルム
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置してクロロホルム層を分離し、10%炭酸カリウム水
溶液で中和した。
と水を加え、塩酸酸性にして析出物を濾別した。濾液を
静置してクロロホルム層を分離し、10%炭酸カリウム水
溶液で中和した。
クロロホルム層からN−(1−ベンジル−4−ピペリ
ジニル)−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド
1.50gを得た。
ジニル)−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド
1.50gを得た。
得られた化合物1.50gをクロロホルム8mlに溶解し、冷却
下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加え、
析出物を濾取して、N−(1−ベンジル−4−ピペリジ
ニル)−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド・
塩酸塩1.05gを得た。
下16%塩化水素イソプロピルエーテル溶液2mlを加え、
析出物を濾取して、N−(1−ベンジル−4−ピペリジ
ニル)−2−ニトロ−3,6−ジメトキシベンズアミド・
塩酸塩1.05gを得た。
mp・218〜222℃(イソプロパノール) IR(Nujol)cm-1: 3250,2300,1660,1550,1380 NMR(DMSO-d6)δ(TMS,ppm): 11.4 (broad) 8.71(broad d) 7.9〜7.1(m) 4.5〜3.9(m) 3.83(s) 3.77(s) 3.6〜2.6(m) 2.6〜1.6(m) Ballon法による無麻酔下でのラット胃運動に対する作
用:2.1(2mg/kg s.c.)
用:2.1(2mg/kg s.c.)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田上 広幸 兵庫県伊丹市千僧5丁目41番地 帝国化 学産業株式会社伊丹工場内 (72)発明者 高瀬 大道 兵庫県伊丹市千僧5丁目41番地 帝国化 学産業株式会社伊丹工場内 (72)発明者 西岡 敬三 兵庫県伊丹市千僧5丁目41番地 帝国化 学産業株式会社伊丹工場内 審査官 佐藤 修 (56)参考文献 特開 平2−207065(JP,A) 特開 昭63−313757(JP,A) 特開 昭52−31041(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】式 (式中AはOCH3又はハロゲン原子を,BはH,OCH3,又はハ
ロゲン原子を示す。ただし、同時に同じ基であることは
ない。YはCH2CH2N(C2H5)2, (XはH又はハロゲン原子), から選ばれた基を示す。) で表わされるベンズアミド化合物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17453189A JP2700923B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | ベンズアミド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17453189A JP2700923B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | ベンズアミド誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0338555A JPH0338555A (ja) | 1991-02-19 |
JP2700923B2 true JP2700923B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=15980160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17453189A Expired - Fee Related JP2700923B2 (ja) | 1989-07-06 | 1989-07-06 | ベンズアミド誘導体 |
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---|---|---|---|---|
KR101633843B1 (ko) * | 2015-02-12 | 2016-06-28 | 디에스에너텍 주식회사 | 기밀 부재 일체형 브이 밴드클램프 및 브이 밴드클램프용 기밀 부재 코킹장치 |
-
1989
- 1989-07-06 JP JP17453189A patent/JP2700923B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0338555A (ja) | 1991-02-19 |
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