JP2700266B2 - 天 窓 - Google Patents

天 窓

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JP2700266B2
JP2700266B2 JP3537789A JP3537789A JP2700266B2 JP 2700266 B2 JP2700266 B2 JP 2700266B2 JP 3537789 A JP3537789 A JP 3537789A JP 3537789 A JP3537789 A JP 3537789A JP 2700266 B2 JP2700266 B2 JP 2700266B2
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達雄 萩原
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、屋上等の歩行面に開閉し得るように設けた
天窓に関する。
従来の技術及び発明が解決しようとする問題点 屋上等の歩行面に設ける天窓の一つとして、歩行面に
透設した窓孔に固設した窓枠に、支持枠にガラス板を嵌
着した障子を開閉可能に支持し、開窓することによつて
屋内の換気を行うことができるようにしたものがある
が、従来の天窓は、開窓時に歩行面上の雨水や埃、ごみ
等が窓枠の開口から屋内に流れ込んだり舞い込むのを防
止するために窓枠の周縁部が歩行面よりも高くなつてい
て、障子を下動させて閉窓した状態においても障子の上
面と歩行面との間に段差が生じるため、障子の耐荷重性
を高めたとしてもその上を歩行するのには適さず、この
ような天窓を設けると歩行面の有効面積が狭くなるとい
う欠点があつた。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するための手段として、第1発明
は、屋上、ベランダ等の建物の上面の歩行面に屋内に連
通して透設した窓孔に、窓枠を歩行面より上方に突出さ
せずに固設し、その窓枠に、透光性を有する耐荷重性に
優れた障子を、開閉可能に、かつ、閉窓状態においてそ
の障子の上面が歩行面と略同一面となるように支持し、
窓枠にその窓枠の周縁に沿つて排水溝を形成するととも
に、その排水溝を建物に設けた排水路に連通させる排水
孔を形成した構成とし、また、第2発明は、屋上、ベラ
ンダ等の建物の上面の歩行面に屋内に連通して透設した
窓孔に、窓枠を歩行面より上方に突出させずに固設し、
その窓枠に、透光性を有する耐荷重性に優れた障子を、
開閉可能に、かつ、閉窓状態においてその障子の上面が
歩行面と略同一面となるように支持し、窓枠と障子との
間に、閉窓状態において窓枠内に収容され、かつ、開窓
状態において障子の周縁部と窓枠の周縁部との間を覆う
遮蔽板を装着した構成とした。
発明の作用及び効果 本発明は上記構成になり、屋内には障子を通して光が
採り入れられ、閉窓状態においては、耐荷重性に優れる
障子の上面が躯体の歩行面と略同一面となつてこれらの
間には段差がないことから、障子の上面を歩行面と同様
に安全に歩行することができるのであり、また、開窓す
ることによつて窓枠と障子の間隙から屋内の換気を行う
ことができ、開窓状態においては、第1発明によれば、
歩行面上の雨水は、排水溝で受け止められて排水孔から
排水路を通つて建物の外部に排出されるため、屋内へ流
れ落ちるのが防止され、第2発明によれば、歩行面上の
埃やごみ等は、風に吹かれても窓枠の周縁部において遮
蔽板で遮られるため、屋内に舞い落ちるのが防止され
る。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
図において、1は、躯体2に設けた屋上面であつて、
この屋上面1に屋内に連通して形成した方形の窓孔3に
は、鋳鉄製の窓枠5が、その周縁部を窓孔3に形成した
段部3aに係止することにより、屋上面1の匂配に従つて
僅かに傾斜し、かつ、屋上面1よりも上方に突出しない
状態で固設され、この窓枠5には、鋳鉄製の支持枠8に
複数の肉厚のプリズムガラス9を嵌着してなる耐荷重性
に優れた障子7が、後述する開閉駆動機構により水平姿
勢のままで昇降し得るように支持されていて、障子7が
下降して閉窓した状態においては、障子7の上面が段差
を生じることなく屋上面1とほぼ同一の高さとなるよう
になつている。
障子7を開閉駆動する機構について説明すると、窓枠
5に底の深い装置溝10が全周にわたつて形成されて、そ
の互いに平行に対応する二辺の一端部には、夫々、一定
の狭い間隔を空けた互いに平行な2枚の支持板11、11が
立設されて、第4図及び第5図に示すように、両支持板
11、11に、駆動軸12がその一部の径を大きくすることに
より形成した円形の偏心軸部13を両支持板11、11の間に
挟んだ状態で回転自由に支持され、駆動軸12の偏心軸部
13に同心かつ回転自由に嵌装した外歯歯車14が、一方の
支持板11に駆動軸12と同心に固定した内歯歯車15に噛み
合わされて、外歯歯車14に一体に半径方向に突成した揺
動アーム16が斜め上方に突出しており、装置溝10の支持
板11が立設された辺と直交する辺に固着した電動モータ
20を駆動すると、その両端から突出した長尺の出力軸2
1、21の回転力が、その先端に固着した小径歯車22と駆
動軸12の一端に固着した大径歯車23との噛み合いを介し
て駆動軸12に伝達され、この駆動軸12とともにその偏心
軸部13が一体的に回転するのにともない、外歯歯車14が
内歯歯車15と噛み合いながら駆動軸12の軸心Oを中心に
公転するとともに偏心軸部13の軸心Pを中心に逆方向に
自転することにより、揺動アーム16が駆動軸12を略中心
として駆動軸12と逆方向に低速度で揺動し、電動モータ
20の駆動を停止して駆動軸12の回転を停止させると、外
歯歯車14の回転が内歯歯車15との噛み合いによりロツク
されて、揺動アーム16に外力が作用しても揺動アーム16
が一定の傾き姿勢に保持されるようになつている。
両揺動アーム16、16の揺動端部には、夫々、2本のリ
ンクアーム31、32をX字形に連結し駆動リンク30の一方
のリンクアーム31の下端部が一体的に固着されて、その
一方のリンクアーム31の上端部が、障子7の支持枠8に
固定した水平方向の摺動案内36に嵌装したローラ37に軸
支され、他方のリンクアーム32の上端部が障子7に軸支
されているとともに、その下端部が装置溝10に固定した
水平方向の摺動案内40に嵌装したローラ41に軸支されて
いる。また、各駆動リンク30の側方位置には、夫々、2
本のリンクアーム46、47をX字形に連結した従動リンク
45が、その一方のリンクアーム46の下端部を窓枠5に、
上端部を障子7の摺動案内36に嵌装したローラ52に、夫
々、軸支するとともに、他方のリンクアーム47の上端部
を障子7に、下端部を窓枠7の摺動案内40に嵌装したロ
ーラ56に、夫々、軸支することによつて装着され、各従
動リンク45の一方のリンクアーム46に、捩り部61の一端
を窓枠5に掛止して捩り弾力の蓄勢されたトーシヨンバ
ー60のアーム部62の先端が掛止されて、これにより、従
動リンク45が起立方向に付勢されて、障子7がその従動
リンク45側に片下がりになることなく水平姿勢に保持さ
れているのであつて、電動モータ20の駆動により両揺動
アーム16、16を起立方向または傾倒方向に揺動させる
と、駆動リンク30とともに従動リンク45が揺動して障子
7が上昇または下降するようになつている。
窓枠5には、装置溝10の外周に沿い、かつ、装置溝10
よりも高い位置に排水溝66が窓枠5の全周にわたつて形
成され、窓枠5が屋上面1の匂配に従つて僅かに傾斜し
て取り付けられていることから、排水溝66の底面66aに
は緩やかな匂配が形成されており、その最も低い位置に
おける排水溝66の内周壁67には、排水溝66の底面から装
置溝10に開口する排水孔68が形成されているとともに、
排水孔68の下方位置における装置溝10の底面には、連通
孔69が、躯体2内に埋設されて図示しない流出口を建物
の外部に臨ませた排水パイプ70の流入口71に整合して形
成されている。
また、障子7には、その支持枠8の周縁部の下面に複
数本のねじ棒73が螺合されてロツクナツト74により鉛直
方向下向きに固定されて、これらのねじ棒73には、4枚
の平薄板を窓枠5の装置溝10の外周壁10aに沿うように
方形に結合してなる遮蔽板75が、その上端縁に沿つて内
向きに形成した係止鍔76にねじ棒73を貫通させることに
よつて相対的上下動自由に装着されているとともに、係
止鍔76よりも下側の位置に係止鍔76の下面に係止する支
持ナツト77が所定の高さに調節されて螺合されており、
閉窓状態において、遮蔽板75は、その係止鍔76を支持ナ
ツト77から上方に離間させて装置溝10の底面に固着した
複数のゴム製当接板80上に載置された状態で、装置溝10
内に収容されるようになつている。
本実施例は上記構成になり、常には、障子7を下降さ
せてその周縁部をパツキン78a、78bを介して窓枠5の排
水溝66の底面66aと内周壁67の上面67aとに当接させるこ
とによつて閉窓状態に保持しておくと、障子7の上面が
屋上面1とほぼ同一高さになることから、障子7の上面
をつまずくことなく屋上面1と同様に歩行することがで
きるのであり、また、屋内には、障子7に嵌着されたプ
リズムガラス9を通して屋外の光が採り入れられる。
換気を行う際には、障子7を上昇させると、閉窓状態
から少し上昇したところでねじ棒73の支持ナツト77が遮
蔽板75の係止鍔76に当接することにより、当接板80上に
載置されていた遮蔽板75が装置溝10の外周壁10aに沿つ
て持ち上げられて、屋上面1よりも高く上昇して窓枠5
の周縁部と障子7の周縁部との間の間隙を覆い、屋内の
空気は遮蔽板75と障子7及び窓枠5の間の狭い間隙を通
つて屋外に排出されるのであり、このときに、屋上面1
の埃やごみ等が風に吹かれて天窓の方に移動したり雨が
降つていても、これらの埃、ごみ等や雨は遮蔽板75によ
つて遮断されるため、屋内に舞い落ちたり吹き込んだり
することがなく、また、屋上面1の窓枠5の周縁部に溜
まつていた雨水や屋上面1上を窓枠5に向かつて流れる
雨水は、屋内に流れ落ちることなく窓枠5の排水溝66で
受け止められてその匂配に従つて流れ、排水孔68から一
旦装置溝10内に流れ落ちてその底面の連通孔69から排水
パイプ70を通ることによつて建物の外部に排出される。
本発明は、上記実施例で説明したような障子7が水平
姿勢のままで平行に昇降することによつて開閉する天窓
に限らず、障子の一辺を窓枠に軸支して障子の揺動運動
によつて開閉するようにしたものなど他の形式の天窓に
も適用することができ、また、天窓を、屋上面に限ら
ず、例えば、住宅において居間の上に設けたベランダの
ような他の歩行面に設けた場合にも適用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示し、第1図は一部切欠
平面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は第
1図のB−B線断面図、第4図は開閉駆動機構の一部切
欠部分拡大平面図、第5図はその一部切欠正面図であ
る。 1:屋上面(歩行面)、3:窓孔、5:窓枠、7:障子、66:排
水溝、68:排水孔、70:排水パイプ(排水路)、75:遮蔽

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋上、ベランダ等の建物の上面の歩行面に
    屋内に連通して透設した窓孔に、窓枠を前記歩行面より
    上方に突出させずに固設し、該窓枠に、透光性を有する
    耐荷重性に優れた障子を、開閉可能に、かつ、閉窓状態
    において該障子の上面が前記歩行面と略同一面となるよ
    うに支持し、前記窓枠に該窓枠の周縁に沿つて排水溝を
    形成するとともに、該排水溝を前記建物に設けた排水路
    に連通させる排水孔を形成したことを特徴とする天窓
  2. 【請求項2】屋上、ベランダ等の建物の上面の歩行面に
    屋内に連通して透設した窓孔に、窓枠を前記歩行面より
    上方に突出させずに固設し、該窓枠に、透光性を有する
    耐荷重性に優れた障子を、開閉可能に、かつ、閉窓状態
    において該障子の上面が前記歩行面と略同一面となるよ
    うに支持し、前記窓枠と前記障子との間に、閉窓状態に
    おいて前記窓枠内に収容され、かつ、開窓状態において
    前記障子の周縁部と前記窓枠の周縁部との間を覆う遮蔽
    板を装着したことを特徴とする天窓
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