JP2699884B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2699884B2
JP2699884B2 JP6207338A JP20733894A JP2699884B2 JP 2699884 B2 JP2699884 B2 JP 2699884B2 JP 6207338 A JP6207338 A JP 6207338A JP 20733894 A JP20733894 A JP 20733894A JP 2699884 B2 JP2699884 B2 JP 2699884B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に係り、
とくにインクリボンを押圧して記録媒体に画像を形成す
る画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワイヤドットによるインパクト方
式が騒音を避けられないことから、記録媒体に液滴を直
接吐出してドットを形成するいわゆるノンインパクト方
式の画像形成装置が主流をなしている。このようなノン
インパクト方式では、例えば図5及び図6に示すよう
に、キャビティ50にポンプ52等の加圧手段でオリフ
ィス54から吐出しない程度の圧力で液状の記録体56
を供給し、キャビティ50の上部に設けられたピエゾ振
動子58の振動作用でオリフィス54からドット形成に
必要な記録体56を吐出させる構成が採用されている。
【0003】しかしながら、このような方式では、記録
体56の液滴の吐出量を任意に変更することは難しく、
図5に示すように、画像形成に必要な液滴F1 とともに
不必要な液滴F2 ,F3 が吐出され易く、この場合、い
わゆるサテライトドットが形成されて画像品質の低下を
招いている。
【0004】これに対処すべく、例えば特開平2−16
9253号公報には、インクジェットプリンタにおける
サテライトドットの抑制を目的とした画像形成方法が提
案されている。これは、上述の従来構成において、オリ
フィス近傍に電極を配設して電界を印加し、液滴の粘度
を変化させて不必要な液滴の追従吐出を防止しようとす
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な電界印加による粘度変化方式では、不必要な液滴の吐
出抑制の向上は見られるものの、1ドット対応の液滴自
体の粘度変化が均一ではなく、このためドット毎の液滴
の吐出量の変化を招いており、良質な画像形成は困難な
現状にある。
【0006】本発明は、サテライトドットの発生を防止
できるとともに騒音の問題をも解消でき、もって画像品
質の向上並びに汎用化を図れる画像形成装置の提供を、
その目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、プラテンに沿って配設さ
れたインクリボンと、このインクリボンを介してプラテ
ンに対向して設けられたリボンインパクト手段とを備え
ている。また、このリボンインパクト手段が、インクリ
ボンの背面に臨むノズルを有し且つ常時加圧された流体
が収容されるアキュムレータと、画像信号に応じてノズ
ルからの流体の吐出を制御するノズル開閉機構とを備え
ている。このうち、ノズル開閉機構には、ノズル開閉弁
と、画像信 号に応じてノズル開閉弁を駆動する圧電素子
とが備えられている、という構成を採っている。
【0008】また、請求項2記載の発明では、上記ノズ
ルには、ノズル開閉弁とインクリボンとの間に流体の圧
力を低下させる減圧バルブ機構が設けられている、とい
う構成を採っている。
【0009】(削除)
【0010】(削除)
【0011】
【作用】本発明によれば、画像信号を受けてノズル開閉
機構が動作し、アキュムレータのノズルが開かれて所望
のドット形成に応じた適正量の加圧された流体が吐出さ
れる。吐出された流体はインクリボンの背面を叩き、こ
れによってプラテン上に配設された用紙上へインクが転
写され、画像形成が行われる。流体が吐出された後はノ
ズル開閉機構の逆動作でノズルが閉じられる。ノズル開
閉機構によって流体の吐出量を任意に設定できるので、
サテライトドットを生じない適正量の流体が吐出され
る。
【0012】(削除)
【0013】より具体的には、画像信号を受けて圧電素
子が動作し、ノズル開閉弁が同期駆動されてノズルが開
き、加圧された流体が吐出される。流体が吐出された後
は圧電素子の逆動作でノズルが閉じられる。
【0014】また、請求項に係る発明によれば、ノズ
ル開閉弁とインクリボンとの間に設けられた減圧バルブ
機構によって、吐出された流体の圧力が低下する。これ
によって弾性力を持つインクリボンの固有振動が抑制さ
れ、固有振動による必要以上のドット形成が防止され
る。
【0015】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例を示す。図
1に示すように、画像形成装置2には、記録媒体として
の用紙4が配されるプラテン6と、このプラテン6にイ
ンクリボン8を介して対向配置されたリボンインパクト
手段10とが備えられている。
【0016】リボンインパクト手段10には、プラテン
6の軸心位置をもってインクリボン8の背面に臨むノズ
ル14を有するアキュムレータ12と、画像信号に応じ
てノズル14を開閉するノズル開閉機構16とが備えら
れている。
【0017】アキュムレータ12には、圧縮空気等の加
圧流体を供給ないし生成する加圧流体生成手段18が内
蔵されており、内部は常時加圧された流体で満たされる
ようになっている。ここで、加圧流体生成手段18は、
加圧流体をアキュムレータに供給するもの、即ち、従来
の技術に「加圧手段」として示したポンプ52等であ
る。また、アキュムレータ12の内面は、加圧流体生成
手段18による流体振動を抑制する形状に形成されてい
る。
【0018】ノズル開閉機構16は、ノズル14に形成
された溝14aを上下方向に摺動する開閉弁20と、こ
の開閉弁20を駆動する圧電素子22とから構成されて
いる。本例における開閉弁20は、図2に示すように、
流体の流出孔20aを有する平板状に形成されている。
【0019】次に画像形成装置2による画像形成動作を
説明する。任意の画像信号に応じて圧電素子22に電圧
印加すると、図3に示すように、圧電素子22と同期し
て開閉弁20がノズル14が開くように駆動される。開
閉弁20の流出孔20aがノズル14の孔に位置する
と、ノズル14は開状態となり、加圧された流体Pが吐
出する。吐出した流体Pは、インクリボン8の背面を叩
き、これによって用紙4にインクが転写されてドット形
成、すなわち画像形成が行われる。
【0020】このような流体制御によるインパクト構成
とすることにより、ワイヤインパクトのような騒音の発
生を抑制することができるとともに、ノズル開閉機構1
6によるノズル14の開き時間を制御することにより、
流体Pの吐出量を無段階に調整できるので、ドット形成
に不要な量を完全に断ち切ることができ、サテライトド
ットのない良質な画像を得ることができる。
【0021】次に図4は他の実施例を示すもので、弾性
力を持つインクリボン8の固有振動による弊害への対処
例である。ノズル14には開閉弁20より先端側の位置
をもって減圧バルブ機構23が設けられており、この減
圧バルブ機構23は、ノズル14の孔に交差する逃げ孔
24と、この逃げ孔24に設置されたバルブ26とか構
成されている。
【0022】ドット形成のためのインパクトによってイ
ンクリボン8の固有振動が生じた場合、これによって必
要以外のドット形成が行われる懸念があるが、例えばノ
ズル開閉機構16との連動制御によってバルブ26が開
かれると、インクリボン8と開閉弁20との間における
流体Pの圧力が低下する。これによってインクリボン8
の固有振動が抑制され、必要以外のドット形成が防止さ
れる。
【0023】ここで、上記各例では各構成要素を特定の
形状で示したが、これに限定されるものではなく、上記
流体によるドット形成機能を満足する範囲で適宜に設計
変更できるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、液滴を記録媒体に直接
吐出しない、流体制御によるリボンインパクト構成であ
るので、サテライトドットを防止することができるとと
もに、ノンインパクト方式と同等の騒音改善を得ること
ができる。また、インパクト源としての加圧流体の吐出
量を任意に調整できるのでドット形成の最適化を図るこ
とができ、よって画像の品質向上並びに汎用化を図るこ
とができる。
【0025】また、減圧バルブ機構を設ける構成によれ
ば、弾性力を有するインクリボンの固有振動による不要
なドット形成を防止することができ、良質な画像を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る画像形成装置の一実施例を示す
概要断面図である。
【図2】開閉弁の斜視図である。
【図3】流体吐出によるドット形成動作を示す要部断面
図である。
【図4】他の例を示す要部断面図である。
【図5】従来例を示す概要横断面図である。
【図6】一部省略の同縦断面図である。
【符号の説明】
6 プラテン 8 インクリボン 10 リボンインパクト手段 12 アキュムレータ 14 ノズル 16 ノズル開閉機構 18 加圧流体生成手段 20 ノズル開閉弁 22 圧電素子 23 減圧バルブ機構 P 流体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−129316(JP,A) 特開 昭56−62160(JP,A) 実開 平6−748(JP,U) 特公 昭35−17787(JP,B1) 特公 昭40−10824(JP,B1) 特公 昭42−9282(JP,B1) 特公 昭47−15767(JP,B1) 特公 昭40−778(JP,B1) 特公 平5−14859(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラテンに沿って配設されたインクリボ
    ンと、このインクリボンを介して前記プラテンに対向し
    て設けられたリボンインパクト手段とを備え、このリボ
    ンインパクト手段が、前記インクリボンの背面に臨むノ
    ズルを有し且つ常時加圧された流体が収容されるアキュ
    ムレータと、画像信号に応じて前記ノズルからの流体の
    吐出を制御するノズル開閉機構とを備え 前記ノズル開閉機構には、ノズル開閉弁と、画像信号に
    応じて前記ノズル開閉弁を駆動する圧電素子とが備えら
    れている ことを特徴とした画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記ノズルには、前記ノズル開閉弁とイ
    ンクリボンとの間に前記流体の圧力を低下させる減圧バ
    ルブ機構が設けられていることを特徴とした請求項1記
    載の画像形成装置。
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JPH0872269A JPH0872269A (ja) 1996-03-19
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US4128345A (en) * 1975-03-28 1978-12-05 Universal Technology, Inc. Fluid impulse matrix printer

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