JP2697761B2 - ガス圧力制御弁カートリッジ - Google Patents

ガス圧力制御弁カートリッジ

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JP2697761B2
JP2697761B2 JP3194015A JP19401591A JP2697761B2 JP 2697761 B2 JP2697761 B2 JP 2697761B2 JP 3194015 A JP3194015 A JP 3194015A JP 19401591 A JP19401591 A JP 19401591A JP 2697761 B2 JP2697761 B2 JP 2697761B2
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ロバート ウッド ケニス
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    • G05D16/163Control of fluid pressure with auxiliary non-electric power derived from the controlled fluid using membranes within the main valve
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス圧力制御弁カート
リッジに関する。
【0002】
【従来の技術】カートリッジは使用時にケーシング内に
嵌装される。カートリッジ及びケーシング(これらの両
者は、ガス圧力制御モジュールとして知られている)
は、ガス圧力本管のラインに取り付けられ、好ましくは
地中に埋入される。本件出願人に係る英国特許明細書GB
-B-2091849号に開示されたガス圧力制御弁では、該弁の
本体に、流体が流れる通路が形成されており、該通路に
は入口開口及び出口開口が連結されている。また、前記
本体内の弁部材は弁作動手段に連結されており、これに
より、該弁作動手段により移動されて、本体内の特定位
置において前記通路内での流体の流れを制限できるよう
になっている。前記弁部材は流体の流れが制限される前
記特定位置において、流体の流れ方向に対して実質的に
横方向に移動することができる。また、前記特定位置の
上流側に配置された遮蔽部材により、前記移動可能な弁
部材が上流側の流れから遮蔽される。ピストン状の弁ヘ
ッドをもつ前記弁部材は、遮蔽部材と協働して、前記特
定位置の下流側に流体の流路を形成する。更に、前記弁
ヘッドと前記遮蔽部材との間にはシール手段が設けられ
ており、弁が閉じられたときに、補償チャンバを前記上
流側の流れから隔絶するようになっている。
【0003】この弁では、ガスの流れは最初に遮蔽部材
の周囲に生じ、次に制限部を通る。ここで制限部とは、
弁部材等から構成されてガスの流れを所定の条件によっ
て調整するためのものである。上記技術の制限部では、
ガスが半径方向内方に流れる。弁部材は、ガス流の全方
向において全体として弁を閉じる方向に移動する。すな
わち、全体的なガス流の方向は上向きでありかつ弁の閉
鎖運動も同じ方向で行われる。
【0004】本発明の目的は、ガスが、入口部から入っ
て制限部を通過して出口部に進んだ後、出口部の気圧が
高くなっても制限部が閉じて、出口部に進んだガスが制
限部を逆流して入口部に戻ることがない弁機構を提供す
ることを目的とする。
【0005】本発明は、隔壁と、中空ハウジングであっ
て、該中空ハウジングは前記隔壁によって該中空ハウジ
ングを支持する第1端部及び該中空ハウジングと整列し
端部が開放の入口部材の一方の端部を支持する第2端部
を有し、該中空ハウジングは前記隔壁を抜けて延びた弁
作動ロッドに取り付けられた弁部材を収容し、該弁部材
は前記中空ハウジングの第2端部から少なくとも一部分
において間隔をおいて前記入口部材の一方の端部に設け
られた弁座と協働して前記入口部材の内部から通じる出
口を形成するように配置され、前記弁部材は該弁部材が
前記中空ハウジング及び隔壁から前記弁座への移動が出
口を閉塞するように配置され、前記弁作動ロッドに取り
付けられた弁作動ピストンと、前記中空ハウジングにお
いて前記隔壁の反対側に取り付けられたパイロット制御
装置であって、該パイロット制御装置は前記出口の上流
側及び下流側のガス圧力を受け前記ピストンの出力を可
変にするために該ピストンへ可変のガス圧力を供給し、
該ピストンは前記可変の出力が弾性部材によって前記弁
作動ロッド及びピストンに加えられる力より大きいか小
さいかによって前記弁部材による前記出口の開閉をさせ
ることができ、前記パイロット制御手段は、前記隔壁を
抜けて前記入口部材の内部に連通して前記上流側の圧力
を受ける入口チューブと、前記隔壁を抜けて前記中空ハ
ウジング及び入口部材の外側に開放され前記下流側の圧
力を受ける出口チューブとを包含することを特徴とする
ガス圧力制御弁カートリッジである。
【0006】好ましくは、前記ハウジングがデフレクタ
を支持しており、該デフレクタが前記ハウジングの隣接
部分と協働してギャップを形成しており、該ギャップの
口が前記弁座の方に向いており、前記弁部材が、カップ
状をなしておりかつ前記ギャップを通って前記弁座に近
づく方向及び離れる方向に移動できるスカートに終端す
るように構成する。
【0007】また、好ましくは、前記弁部材に作用する
ガス圧力による力が実質的に釣り合うように構成する。
【0008】
【実施例】以下、添付図面に関連して本発明の一実施例
を説明する。図1には、ケーシング12内に嵌入された
ガス圧力制御弁カートリッジ10が示されており、これ
らのカートリッジ10及びケーシング12の両者は、い
わゆるガス圧力制御モジュールを形成している。カート
リッジ10は、次のような主要部品、すなわち、隔壁
(バルクヘッド)14と、該隔壁14により第1端部1
8が支持された中空ハウジング16と、該ハウジング1
6の第2端部22に支持された開端形の管状入口部材2
0と、ハウジング16内に収容されておりかつ隔壁14
を貫通している弁作動ロッド26に取り付けられた弁部
材(主弁部材)24と、入口部材20により形成された
弁座28と、ハウジング16及び入口部材20により形
成された出口30とを有している。
【0009】入口部材20は、パタンと閉じる形式の弁
部材32( slam-shut valve member)が閉じられるとき
に完全に閉鎖される。弁部材32はベーン34を有して
おり、該ベーン34は入口部材20の内面に対して摺動
関係をなしている。弁部材32は環状シール36を有し
ており、該環状シール36は、弁が閉じたときに、入口
部材20の環状肩部38をシールする。弁部材32は、
圧縮ばね40により閉鎖方向に押圧されている。弁部材
32はケーブル42により開放位置に保持される。ケー
ブル42は、弁部材32から下方に延びており、次にプ
ーリ44の周囲を通ってアクチュエータ機構46まで上
方に延びている。弁部材32は、アクチュエータ機構4
6のトリップ作動(掛け外し作動)後に、リセットハン
ドル48により再開放することができる。
【0010】主弁部材24はカップ状をなしておりかつ
スカート50に終端している。スカート50は、ハウジ
ング16の壁と固定デフレクタ54との間のギャップ5
2を通って移動する。デフレクタ54は、ハウジング1
6に固定された3本の支柱56に固定されている。各支
柱56は、弁部材(主弁部材)24の基壁に設けられた
孔58を貫通している。
【0011】環状の第1ダイアフラム60は、ハウジン
グ16に連結された環状外縁部と、弁部材24に連結さ
れた環状内縁部とを有している。環状の第2ダイアフラ
ム62は、ハウジング16に連結された環状外縁部と、
弁作動ロッド26に連結された環状内縁部とを有してい
る。弁作動ロッド26は、弁作動ピストン70を貫通し
ておりかつ該弁作動ピストン70に固定されている。弁
作動ピストン70はハウジング16内に収容されてい
て、その一部は隔壁14の凹部内に収容されている。環
状の弁作動ダイアフラム72は、弁ハウジング16に連
結された環状外縁部と、弁作動ピストン70に連結され
た環状内縁部とを有している。
【0012】環状のシールダイアフラム74は、隔壁1
4に連結された環状外縁部と、弁作動ピストン70に連
結された環状内縁部とを有している。弁作動ダイアフラ
ム72の下の空間は、大気に通気している(図2参
照)。第1ダイアフラム60の上の空間は、ハウジング
16を通るポート(図示せず)を介して、第2ダイアフ
ラム62の下の空間と連通している。このポートは、弁
作動ロッド26が通っている中央通路に近接しかつ該通
路に対して平行に形成されている。
【0013】弁作動ロッド26は、弁作動ピストン70
の上端部から出ていて、引っ張りばね76の下端部に固
定されている。引っ張りばね76の上端部は、隔壁14
に取り付けられた中空支柱80内のアンカ78に係止さ
れている。支柱80は、互いに並べて配置された2つの
ハンドルを有しており、それらの1つが番号82で示さ
れている。これらのハンドル82により、カートリッジ
10の全体をモジュールのケーシング12から引き出す
ことができる。
【0014】カートリッジ10は、隔壁14の下面に設
けられた環状シール90と、管状入口部材20の外面に
設けられた別の環状シール92とを有している。使用に
際し、ガスは、ガス本管(図2)の入口部分からケーシ
ング12内に入れられる。ガスは、ケーシング12の入
口100から円筒状のガスフィルタ102に通される。
ガスは、フィルタ102内を下向きに通って該フィルタ
を出た後、ケーシング12の下部104に入る。ガスは
上向きに流れてガス入口部材(管状入口部材)20内に
入り、出口30を通ってガス入口部材20の上端部から
出る。最後に、ガスは出口106を通ってケーシング1
2から出て、ガス本管(図2)の出口部分に入る。
【0015】ケーシング12は、カートリッジ収容空間
用の着脱自在のキャップ108及びフィルタ収容空間用
の別のキャップ110を有している。ガス圧力により弁
部材24に作用する力は、実質的に釣合い(バランス)
がとられるようになっている。入口部材20内のガス圧
力はカップ状弁部材24の内側の全体にわたって上向き
に作用する。なぜならば、弁部材24のスカート50と
固定デフレクタ54との間には小さなギャップがあるか
らである。この入口圧力は、孔58を介して、弁部材2
4の後ろ側にも到達し、第1ダイアフラム60に対して
下向きに作用する。更に、入口圧力は、前述のように形
成されたポート(図示せず)を介して第2ダイアフラム
62にも到達し、該第2ダイアフラム62に対して上向
きに作用する。
【0016】出口圧力(すなわち、スカート50の下流
側の出口30内の圧力)は、第1ダイアフラム60に対
して上向きに作用する。この出口圧力は、スカート50
とハウジング16の隣接壁との間の小さなギャップを介
して第1ダイアフラム60に到達する。この構成によ
り、圧力が弁部材24に作用する力は実質的に釣合いが
とられる。デフレクタ54は、弁部材24に衝突するガ
スにより弁部材24が影響を受けることを防止する。
【0017】図2は、ケーシング12内のガス圧力制御
弁カートリッジ10を概略的に示すものである(ケーシ
ング12及びガス圧力制御弁カートリッジ10の両者は
モジュールを形成する)。図2では、第1ダイアフラム
60及びデフレクタ54は省略されており、また、弁部
材24はデフレクタのような構造を有するものとして示
されている。ケーシング12の入口開口100はガスパ
イプすなわちガス本管の入口部分120に連結されてお
り、ケーシング12の出口開口106はガス本管の出口
部分122に連結されている。図面を簡素化する観点か
ら、フィルタ102及びパタンと閉じる形式の弁部材3
2は省略されている。
【0018】図2は、隔壁14の上面に取り付けられた
パイロット制御装置が、弁部材24及び弁座28からな
る弁に連結されている態様を示している。モジュールか
ら幾分隔てた箇所でガス本管の出口部分122に開口し
ているパイプ146の連結部を除き、パイロット制御装
置の種々の部品への連結パイプが、全体としてガス圧力
制御弁カートリッジ10内に収容されていることは理解
されよう。従って、ケーシング12は別として、ガス本
管の入口部分120及び出口部分122、パイプ146
の端部、及びクロック弁150(これらは全て図2に示
されている)は、ガス圧力制御弁カートリッジ10の一
部を構成する。
【0019】弁座28を通るガス経路と並列に、制御パ
イプループ124が連結されている。この制御パイプル
ープ124は、弁座28の上流側で入口部材20内から
スタートし、隔壁14に通されている。制御パイプルー
プ124は、ケーシング12の内部ではあるが、ハウジ
ング16及び入口部材20の外部に終端している。この
制御パイプループ124には、予調整弁126、絞り弁
128、制御パイロット弁130、及びオプションとし
てのクロックパイロット弁132が設けられている。予
調整弁126の下流側は大気への通気(ベント)134
がなされている。この通気134は、逃し弁136によ
り制御される。図1に示す実際のガス圧力制御弁カート
リッジ10においては、逃し弁136は予調整弁126
内に組み込まれている。
【0020】制御パイプループ124は分岐パイプ13
8を有している。この分岐パイプ138は、絞り弁12
8の下流側から出発して、隔壁14を通って下降した
後、弁制御ピストン(弁作動ピストン)70の上方の空
間内に開口している。ピストン70の下の空間は、大気
への通気140に連結されている。予調整弁126のダ
イアフラム(すなわち、予調整弁126の制御ダイアフ
ラム)の下側は、該予調整弁126の下流側において、
パイプ142を介して制御パイプループ124に連結さ
れている。逃し弁136のダイアフラムの下側は、該逃
し弁136の上流側において、パイプ144を介して制
御パイプループ124に連結されている。パイロット弁
(制御パイロット弁)130のダイアフラムの下側は、
パイプ146を介してガス本管の出口部分122に連結
されている。この場合には、クロックパイロット弁13
2のダイアフラムの下側をパイプ146に連結する。
【0021】図2に示す装置では、簡単化のため、図1
に示した安全逃し弁152及びパタンと閉じる形式の弁
32が省略されている。図2に示す装置は次のように作
動する。ガス本管の入口部分120から出口部分122
へとガスの定常流が流れており、該定常流の一部が制御
パイプループ124を通って流れるものと考える。予調
整弁126と絞り弁128との間の制御パイプループ1
24内の圧力は、予調整弁126により一定値に維持さ
れる。絞り弁128の前後には圧力降下が生じ、絞り弁
128の下流側の圧力は、分岐パイプ138を介して制
御ピストン70の上方の空間に連通している。制御ピス
トン70に作用する合力は、引っ張りばね76の張力と
釣り合う。
【0022】ガスの需要の増大又は入口圧力の低下のい
ずれかにより、ガス本管の出口部分122内の圧力が低
下するようなことがあると、制御パイロット弁130が
開く方向に移動し、これにより制御パイプループ124
を通る流量が増大する。この流量の増大により、絞り弁
128の前後の圧力降下が増大される。従って制御ピス
トン70の上方の圧力が低下されるため、制御ピストン
70は引っ張りばね76の張力下に上方に移動される。
これにより、弁入口30が開かれ、弁部材24のスカー
ト50が弁座28から離れる方向に移動する。従って、
ガス本管の入口部分120から出口部分122への流量
が増大し、ガス圧力はその元の値に復帰する。
【0023】制御パイロット弁130のダイアフラムの
下側の圧力もその元の値に復帰される。これにより、制
御パイロット弁130が閉鎖方向に移動され、制御パイ
プループ124及び分岐パイプ138内の圧力は、弁部
材24の新しい位置に対応して、それらのほぼ元の値に
復帰される。ガスの需要の低下又は入口圧力の増大のい
ずれかにより、ガス本管の出口部分122内の圧力が上
昇するようなことがあると、制御パイロット弁130が
閉じる方向に移動し、これにより制御パイプループ12
4を通る流量が減少する。この流量の減少により、絞り
弁128の前後の圧力降下が減少される。従って制御ピ
ストン70の上方の圧力が上昇するため、制御ピストン
70は引っ張りばね76の張力下に下方に移動される。
これにより、弁入口30が閉じられ、弁部材24のスカ
ート50が弁座28に向かって移動する。従って、ガス
本管の入口部分120から出口部分122への流量が減
少し、ガス圧力はその元の値に復帰する。
【0024】制御パイロット弁130のダイアフラムの
下側の圧力もその元の値に復帰される。これにより、制
御パイロット弁130が開放方向に移動され、制御パイ
プループ124及び分岐パイプ138内の圧力は、弁部
材24の新しい位置に対応して、それらのほぼ元の値に
復帰される。ガスの需要が無い場合には、制御パイロッ
ト弁130が完全に閉鎖され、制御パイプループ124
を通る流れが停止する。絞り弁128の前後の圧力が等
しくなり、予調整弁126の出口圧力設定値まで上昇す
る。この結果、制御ピストン70の上方の増大した圧力
が、制御弁(弁部材)24のスカート50を弁座28に
対して押圧するように作用するため、制御弁24の漏洩
のない遮断が助けられる。
【0025】クロックパイロット弁132が設けられて
いる場合には、その作動モードは次の通りである。クロ
ックパイロット弁132は、制御パイロット弁130よ
り低い圧力で作動するように設定される。クロック弁1
50が開くと夜間制御が行われ、ガス本管の出口部分1
22の圧力がクロックパイロット弁132のダイアフラ
ムに到達できるものと仮定すると、クロックパイロット
弁132は徐々に閉じられる。これにより、主弁(主弁
部材)24がその弁座28の方向に移動され、同時に、
制御パイロット弁130が徐々に開放する。制御パイプ
ループ124内の圧力は絞り弁128の右側の圧力まで
上昇し、主弁24の閉鎖運動が引き起こされる。結局
は、全ての制御がクロックパイロット弁132により行
われ、装置は前述のように作動する。夜間制御中は、制
御パイロット弁130は全開状態に維持される。
【0026】本発明のガス圧力制御弁カートリッジ10
は、パタンと閉じる形式の弁32、逃し弁(図示せ
ず)、クロックパイロット弁132及びそのクロック弁
150が設けられていないベーシックな形態に製造する
ことができる(これらの全ては、オプショナルな部品で
あると考えることができる)。
【図面の簡単な説明】
【図1】ケーシング内のガス圧力制御弁カートリッジ
(該カートリッジ及びケーシングの両者はモジュールを
形成する)を通る断面図である。
【図2】制御回路を備えた図1のモジュールをガス本管
に取り付けたところを示す概略図である。
【符号の説明】
10 ガス圧力制御弁カートリッジ 12 ケーシング 14 隔壁 16 ハウジング 20 管状入口部材 24 弁部材(主弁部材、主弁) 26 弁作動ロッド 28 弁座 32 パタンと閉じる形式の弁部材 46 アクチュエータ機構 48 リセットハンドル 50 スカート 52 ギャップ 54 デフレクタ 60 第1ダイアフラム 62 第2ダイアフラム 70 弁作動ピストン 72 弁作動ダイアフラム 74 シールダイアフラム 76 引っ張りばね 80 中空支柱 102 ガスフィルタ 108 キャップ 110 キャップ 120 ガス本管の入口部分 122 ガス本管の出口部分 124 制御パイプループ 126 予調整弁 128 絞り弁 130 制御パイロット弁 132 クロックパイロット弁 136 逃し弁 138 分岐パイプ 150 クロック弁

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隔壁と、 中空ハウジングであって、該中空ハウジングは前記隔壁
    によって該中空ハウジングを支持する第1端部及び該中
    空ハウジングと整列し端部が開放の入口部材の一方の端
    部を支持する第2端部を有し、該中空ハウジングは前記
    隔壁を抜けて延びた弁作動ロッドに取り付けられた弁部
    材を収容し、該弁部材は前記中空ハウジングの第2端部
    から少なくとも一部分において間隔をおいて前記入口部
    材の一方の端部に設けられた弁座と協働して前記入口部
    材の内部から通じる出口を形成するように配置され、前
    記弁部材は該弁部材が前記中空ハウジング及び隔壁から
    前記弁座への移動が出口を閉塞するように配置され、 前記弁作動ロッドに取り付けられた弁作動ピストンと、 前記中空ハウジングにおいて前記隔壁の反対側に取り付
    けられたパイロット制御装置であって、該パイロット制
    御装置は前記出口の上流側及び下流側のガス圧力を受け
    前記ピストンの出力を可変にするために該ピストンへ可
    変のガス圧力を供給し、該ピストンは前記可変の出力が
    弾性部材によって前記弁作動ロッド及びピストンに加え
    られる力より大きいか小さいかによって前記弁部材によ
    る前記出口の開閉をさせることができ、前記パイロット
    制御手段は、前記隔壁を抜けて前記入口部材の内部に連
    通して前記上流側の圧力を受ける入口チューブと、前記
    隔壁を抜けて前記中空ハウジング及び入口部材の外側に
    開放され前記下流側の圧力を受ける出口チューブとを包
    含することを特徴とするガス圧力制御弁カートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記中空ハウジングがデフレクタを支持
    し、該デフレクタがハウジングの隣接する部分によって
    間隙を形成し、該間隙は前記弁座の方向を向いた口部を
    有しており、前記弁部材がカップ形状であり、前記弁座
    の方向を向いたスカートによって終端し、該スカートは
    前記間隙を抜け前記弁座に近づいたり離れたりする方向
    に可動である請求項1に記載のガス圧力制御弁カートリ
    ッジ。
  3. 【請求項3】 前記弁部材に作用するガス圧力による力
    が実質的に釣り合っていることを特徴とする請求項1又
    は2のいずれか1項に記載のガス圧力制御弁カートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 環状の第1ダイアフラムの外縁部が前記
    中空ハウジングに固定されておりかつ内縁部が前記弁部
    材に固定されており、第2ダイアフラムの外縁部が前記
    中空ハウジングに固定されておりかつ内縁部が前記弁部
    材に固定された前記弁作動ロッドに固定されており、前
    記弁部材が通孔を備えており、該通孔にはデフレクタが
    取り付けられた支柱が通され、入口圧力ガスが、入口に
    向いている弁部材の前面に到達し、前記通孔を介して弁
    部材の後面及び前記第1ダイアフラムの後面に到達し、
    更に前記第2ダイアフラムにも到達し、出口圧力ガスが
    前記第1ダイアフラムの前面に到達し、前記入口圧力ガ
    ス及び前記出口圧力ガスは、前記弁部材が弁座に接近す
    る箇所で該弁部材により分離され、前記ガス圧力により
    弁部材に作用する力が実質的に釣り合うように構成した
    ことを特徴とする請求項3に記載のガス圧力制御弁カー
    トリッジ。
  5. 【請求項5】 前記弁作動ロッドに連結された単一の弁
    作動ピストンをさらに有し、該弁作動ピストンが前記中
    空ハウジング内に収容され、該弁作動ピストンが環状の
    弁作動ダイアフラムを備えており、該弁作動ダイアフラ
    ムは、その外縁部が前記中空ハウジングに取り付けられ
    ておりかつその内縁部が前記弁作動ピストンに取り付け
    られていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか
    1項に記載のガス圧力制御弁カートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記弁作動ロッドが引っ張りばねに取り
    付けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載のガス圧力制御弁カートリッジ。
  7. 【請求項7】 ガス入口開口及びガス出口開口を備えた
    ケーシング内に収容されており、前記隔壁が前記ハウジ
    ングの周囲の上方位置で前記ケーシングの壁とシール係
    合しており、前記入口部材が下方位置で前記ケーシング
    の壁とシール係合しており、前記ケーシングが、入口フ
    ィルタの設置場所と、前記ガス入口開口から前記入口フ
    ィルタ、前記入口部材、及び前記弁部材の出口を通って
    前記ガス出口開口から出るガス通路とを形成しているこ
    とを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の
    ガス圧力制御弁カートリッジ。
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