JP2697603B2 - ゲームを行う装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置 - Google Patents
ゲームを行う装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置Info
- Publication number
- JP2697603B2 JP2697603B2 JP6056475A JP5647594A JP2697603B2 JP 2697603 B2 JP2697603 B2 JP 2697603B2 JP 6056475 A JP6056475 A JP 6056475A JP 5647594 A JP5647594 A JP 5647594A JP 2697603 B2 JP2697603 B2 JP 2697603B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- game
- specific display
- display
- playing
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ゲームカートリッジや
ＣＤ−ＲＯＭ等の外部記憶装置を装着することにより、
格納されたゲームプログラム情報によるゲームを行う装
置及びゲームプログラムを格納する記憶装置に関する。
ＣＤ−ＲＯＭ等の外部記憶装置を装着することにより、
格納されたゲームプログラム情報によるゲームを行う装
置及びゲームプログラムを格納する記憶装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ゲームソフトを格納したゲームカートリ
ッジ（ＲＯＭカートリッジ）を交換してゲームを行う家
庭用のテレビゲーム装置が登場して数年が経過するが、
近年は多種多様な興趣あふれるゲームソフトが開発され
ることにより、このテレビゲーム装置を用いたゲームプ
レイは娯楽として非常に高い人気がある。とりわけ、人
気があるゲームソフトの場合、商品の供給が間に合わな
いことも希ではなく、ゲームカートリッジは高価格で取
り引きされている。このため、ゲームカートリッジの模
造品を製造するものが後を絶たず問題となっている。
ッジ（ＲＯＭカートリッジ）を交換してゲームを行う家
庭用のテレビゲーム装置が登場して数年が経過するが、
近年は多種多様な興趣あふれるゲームソフトが開発され
ることにより、このテレビゲーム装置を用いたゲームプ
レイは娯楽として非常に高い人気がある。とりわけ、人
気があるゲームソフトの場合、商品の供給が間に合わな
いことも希ではなく、ゲームカートリッジは高価格で取
り引きされている。このため、ゲームカートリッジの模
造品を製造するものが後を絶たず問題となっている。
【０００３】そこで、ゲームソフトの製造者は、多くの
人員と長い時間を必要とし多大の投資の結果開発したゲ
ームソフトの模造を防止するため、種々のセキュリティ
システムを考え出している。従来のセキュリティシステ
ムの場合、ゲームプログラム情報の中に入れた特殊なコ
ード等のデータとゲーム機本体に入力されているデータ
との一致性や、ゲームカートリッジに搭載されたカスタ
ムＩＣのデータとゲーム機本体に入力されているデータ
との一致性を判断している。
人員と長い時間を必要とし多大の投資の結果開発したゲ
ームソフトの模造を防止するため、種々のセキュリティ
システムを考え出している。従来のセキュリティシステ
ムの場合、ゲームプログラム情報の中に入れた特殊なコ
ード等のデータとゲーム機本体に入力されているデータ
との一致性や、ゲームカートリッジに搭載されたカスタ
ムＩＣのデータとゲーム機本体に入力されているデータ
との一致性を判断している。
【０００４】後者のセキュリティシステムの例として、
ゲームカートリッジ内にセキュリティシステム用のＩＣ
チップを設け、このＩＣチップ内に格納されたデータ
（例えば、製造メーカの名称やロゴ等）がゲーム機本体
に入力されているデータと一致することを条件として、
ゲームカートリッジへのアクセスを許可するというもの
がある。
ゲームカートリッジ内にセキュリティシステム用のＩＣ
チップを設け、このＩＣチップ内に格納されたデータ
（例えば、製造メーカの名称やロゴ等）がゲーム機本体
に入力されているデータと一致することを条件として、
ゲームカートリッジへのアクセスを許可するというもの
がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
セキュリティシステムにおいては、ゲームプログラム情
報とゲーム機本体との一致性を判断する場合、データの
解読によりセキュリティが解除されてしまうことが避け
られず、また、カスタムＩＣとゲーム機本体との一致性
を判断する場合、カスタムＩＣのデッドコピーによりセ
キュリティが解除されてしまうことが避けられないとい
う問題点があった。
セキュリティシステムにおいては、ゲームプログラム情
報とゲーム機本体との一致性を判断する場合、データの
解読によりセキュリティが解除されてしまうことが避け
られず、また、カスタムＩＣとゲーム機本体との一致性
を判断する場合、カスタムＩＣのデッドコピーによりセ
キュリティが解除されてしまうことが避けられないとい
う問題点があった。
【０００６】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、ゲームソフト模造品を効果的に
排除できるゲームを行う装置及びゲームプログラムを格
納する記憶装置を提供することにある。
のであり、その目的は、ゲームソフト模造品を効果的に
排除できるゲームを行う装置及びゲームプログラムを格
納する記憶装置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、外部記憶装
置を装着することにより、前記外部記憶装置に格納され
たゲームプログラム情報によるゲームを行う装置におい
て、前記外部記憶装置の所定部分に目視により認識可能
に特定の表示が形成されており、前記外部記憶装置が装
着されたとき、前記外部記憶装置の前記所定部分を読み
取る画像認識手段と、前記画像認識手段からの情報入力
により前記所定部分に前記目視認識可能に形成された特
定の表示が存在するか否かを判断し、前記特定の表示が
存在している場合、前記ゲームプログラム情報をゲーム
を行う装置本体へと伝達する画像判断手段とを有するこ
とを特徴とするゲームを行う装置により達成される。
置を装着することにより、前記外部記憶装置に格納され
たゲームプログラム情報によるゲームを行う装置におい
て、前記外部記憶装置の所定部分に目視により認識可能
に特定の表示が形成されており、前記外部記憶装置が装
着されたとき、前記外部記憶装置の前記所定部分を読み
取る画像認識手段と、前記画像認識手段からの情報入力
により前記所定部分に前記目視認識可能に形成された特
定の表示が存在するか否かを判断し、前記特定の表示が
存在している場合、前記ゲームプログラム情報をゲーム
を行う装置本体へと伝達する画像判断手段とを有するこ
とを特徴とするゲームを行う装置により達成される。
【０００８】また、前記特定の表示は、これを前記外部
記憶装置に表示する行為について正当権原を有する者以
外の者が目視認識可能に表示した場合にその表示行為を
禁止し得る表示であることを特徴とするゲームを行う装
置により達成される。
記憶装置に表示する行為について正当権原を有する者以
外の者が目視認識可能に表示した場合にその表示行為を
禁止し得る表示であることを特徴とするゲームを行う装
置により達成される。
【０００９】また、前記特定の表示は、目視により認識
可能に形成された登録商標であることを特徴とするゲー
ムを行う装置により達成される。また、前記所定部分
は、前記外部記憶装置の外表面に形成されていることを
特徴とするゲームを行う装置により達成される。また、
ゲームプログラム情報が格納されたカートリッジが装着
されたとき前記カートリッジの所定表面部から画像情報
を読み取る画像認識手段と、前記画像認識手段からの入
力信号と予め入力されている特定の表示の信号とを比較
し、前記入力信号と前記特定の表示の信号が一致する場
合前記ゲームプログラム情報をゲーム制御部へ伝達する
画像判断手段とを有し、前記カートリッジの前記所定表
面部には前記特定の表示が目視により認識可能に形成さ
れており、前記特定の表示を前記画像認識手段で読み取
り、前記画像判断手段に予め記憶されている前記特定の
表示の信号と比較することにより、前記所定表面部に前
記目視認識可能に形成された特定の表示が存在するか否
かを判断することを特徴とするゲームを行う装置により
達成される。また、ゲームプログラム情報が格納された
ＣＤ−ＲＯＭが装着されたとき前記ＣＤ−ＲＯＭの所定
表面部から画像情報を読み取る画像認識手段と、前記画
像認識手段からの入力信号と予め入力されている特定の
表示の信号とを比較し、前記入力信号と前記特定の表示
の信号が一致する場合前記ゲームプログラム情報をゲー
ム制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、前記ＣＤ−
ＲＯＭの前記所定表面部には前記特定の表示が目視によ
り認識可能に形成されており、前記特定の表示を前記画
像認識手段で読み取り、前記画像判断手段に予め記憶さ
れている前記特定の表示の信号と比較することにより、
前記所定表面部に前記目視認識可能に形成された特定の
表示が存在するか否かを判断することを特徴とするゲー
ムを行う装置により達成される。また、前記特定の表示
は、前記所定表面部に目視により認識可能に形成された
登録商標等、これを表示する行為について正当権原を有
する者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止し
得る表示であることを特徴とするゲームを行う装置によ
り達成される。また、ゲームを行う装置に装着されたと
き画像認識手段によって読み取られ、ゲームを行う装置
内に予め入力されている特定の表示に対応する所定信号
との比較が行われるための特定の表示が、所定表面部に
目視により特定の表示であることが認識可能に表示され
ていることを特徴とするゲームプログラムを格納する記
憶装置により達成される。また、ゲームプログラム情報
が格納されたＲＯＭ部を内蔵するゲームカートリッジで
あって、ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手
段によって読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力
されている特定の表示に対応する所定信号との比較が行
われるための特定の表示が、前記カートリッジの所定表
面部に目視により特定の表示であることが認識可能に表
示されていることを特徴とするゲームプログラムを格納
する記憶装置により達成される。また、ゲームプログラ
ム情報が格納されたＣＤ−ＲＯＭであって、ゲームを行
う装置に装着されたとき画像認識手段によって読み取ら
れ、ゲームを行う装置内に予め入力されている特定の表
示に対応する所定信号との比較が行われるための特定の
表示が、前記ＣＤ−ＲＯＭの所定表面部に目視により特
定の表示であることが認識可能に表示されていることを
特徴とするゲームプログラムを格納する記憶装置により
達成される。更に、前記特定の表示は、前記所定表面部
に目視により認識可能に形成された登録商標等、これを
表示する行為について正当権原を有する者以外の者が使
用した場合にその表示行為を禁止し得る表示であること
を特徴とするゲームプログラムを格納する記憶装置によ
り達成される。
可能に形成された登録商標であることを特徴とするゲー
ムを行う装置により達成される。また、前記所定部分
は、前記外部記憶装置の外表面に形成されていることを
特徴とするゲームを行う装置により達成される。また、
ゲームプログラム情報が格納されたカートリッジが装着
されたとき前記カートリッジの所定表面部から画像情報
を読み取る画像認識手段と、前記画像認識手段からの入
力信号と予め入力されている特定の表示の信号とを比較
し、前記入力信号と前記特定の表示の信号が一致する場
合前記ゲームプログラム情報をゲーム制御部へ伝達する
画像判断手段とを有し、前記カートリッジの前記所定表
面部には前記特定の表示が目視により認識可能に形成さ
れており、前記特定の表示を前記画像認識手段で読み取
り、前記画像判断手段に予め記憶されている前記特定の
表示の信号と比較することにより、前記所定表面部に前
記目視認識可能に形成された特定の表示が存在するか否
かを判断することを特徴とするゲームを行う装置により
達成される。また、ゲームプログラム情報が格納された
ＣＤ−ＲＯＭが装着されたとき前記ＣＤ−ＲＯＭの所定
表面部から画像情報を読み取る画像認識手段と、前記画
像認識手段からの入力信号と予め入力されている特定の
表示の信号とを比較し、前記入力信号と前記特定の表示
の信号が一致する場合前記ゲームプログラム情報をゲー
ム制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、前記ＣＤ−
ＲＯＭの前記所定表面部には前記特定の表示が目視によ
り認識可能に形成されており、前記特定の表示を前記画
像認識手段で読み取り、前記画像判断手段に予め記憶さ
れている前記特定の表示の信号と比較することにより、
前記所定表面部に前記目視認識可能に形成された特定の
表示が存在するか否かを判断することを特徴とするゲー
ムを行う装置により達成される。また、前記特定の表示
は、前記所定表面部に目視により認識可能に形成された
登録商標等、これを表示する行為について正当権原を有
する者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止し
得る表示であることを特徴とするゲームを行う装置によ
り達成される。また、ゲームを行う装置に装着されたと
き画像認識手段によって読み取られ、ゲームを行う装置
内に予め入力されている特定の表示に対応する所定信号
との比較が行われるための特定の表示が、所定表面部に
目視により特定の表示であることが認識可能に表示され
ていることを特徴とするゲームプログラムを格納する記
憶装置により達成される。また、ゲームプログラム情報
が格納されたＲＯＭ部を内蔵するゲームカートリッジで
あって、ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手
段によって読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力
されている特定の表示に対応する所定信号との比較が行
われるための特定の表示が、前記カートリッジの所定表
面部に目視により特定の表示であることが認識可能に表
示されていることを特徴とするゲームプログラムを格納
する記憶装置により達成される。また、ゲームプログラ
ム情報が格納されたＣＤ−ＲＯＭであって、ゲームを行
う装置に装着されたとき画像認識手段によって読み取ら
れ、ゲームを行う装置内に予め入力されている特定の表
示に対応する所定信号との比較が行われるための特定の
表示が、前記ＣＤ−ＲＯＭの所定表面部に目視により特
定の表示であることが認識可能に表示されていることを
特徴とするゲームプログラムを格納する記憶装置により
達成される。更に、前記特定の表示は、前記所定表面部
に目視により認識可能に形成された登録商標等、これを
表示する行為について正当権原を有する者以外の者が使
用した場合にその表示行為を禁止し得る表示であること
を特徴とするゲームプログラムを格納する記憶装置によ
り達成される。
【００１０】
【作用】本発明によれば、外部記憶装置を装着すること
により、外部記憶装置に格納されたゲームプログラム情
報によるゲームを行う装置において、外部記憶装置の所
定部分に目視により認識可能に特定の表示が形成されて
おり、外部記憶装置が装着されたとき、外部記憶装置の
所定部分を読み取る画像認識手段と、画像認識手段から
の情報入力により所定部分に目視認識可能に形成された
特定の表示が存在するか否かを判断し、特定の表示が存
在している場合、ゲームプログラム情報をゲームを行う
装置本体へと伝達する画像判断手段とを有することによ
り、画像認識手段が読み取った所定部分に目視認識可能
に形成された特定の表示が存在していると画像判断手段
が判断した場合、セキュリティが解除されて外部記憶装
置に格納されたゲームプログラム情報がゲームを行う装
置本体へ伝達される。
により、外部記憶装置に格納されたゲームプログラム情
報によるゲームを行う装置において、外部記憶装置の所
定部分に目視により認識可能に特定の表示が形成されて
おり、外部記憶装置が装着されたとき、外部記憶装置の
所定部分を読み取る画像認識手段と、画像認識手段から
の情報入力により所定部分に目視認識可能に形成された
特定の表示が存在するか否かを判断し、特定の表示が存
在している場合、ゲームプログラム情報をゲームを行う
装置本体へと伝達する画像判断手段とを有することによ
り、画像認識手段が読み取った所定部分に目視認識可能
に形成された特定の表示が存在していると画像判断手段
が判断した場合、セキュリティが解除されて外部記憶装
置に格納されたゲームプログラム情報がゲームを行う装
置本体へ伝達される。
【００１１】また、特定の表示が、これを外部記憶装置
に表示する行為について正当権原を有する者以外の者が
目視認識可能に表示した場合にその表示行為を禁止し得
る表示であることにより、そのような表示の表示行為を
禁止することができる。
に表示する行為について正当権原を有する者以外の者が
目視認識可能に表示した場合にその表示行為を禁止し得
る表示であることにより、そのような表示の表示行為を
禁止することができる。
【００１２】また、特定の表示が、目視により認識可能
に形成された登録商標であることにより、登録商標の使
用について正当権限を有しない者の使用をその登録商標
に係る商標権に基づき禁止し得る。また、所定部分が、
外部記憶装置の外表面に形成されていることにより、目
視により判断することができ便利である。また、ゲーム
プログラム情報が格納されたカートリッジが装着された
ときカートリッジの所定表面部から画像情報を読み取る
画像認識手段と、画像認識手段からの入力信号と予め入
力されている特定の表示の信号とを比較し、入力信号と
特定の表示の信号が一致する場合ゲームプログラム情報
をゲーム制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、カー
トリッジの所定表面部には特定の表示が目視により認識
可能に形成されており、特定の表示を画像認識手段で読
み取り、画像判断手段に予め記憶されている特定の表示
の信号と比較することにより、所定表面部に目視認識可
能に形成された特定の表示が存在するか否かを判断する
ことにより、画像認識手段が読み取った所定表面部に目
視認識可能に形成された特定の表示が存在していると画
像判断手段が判断した場合、セキュリティが解除されて
カートリッジに格納されたゲームプログラム情報がゲー
ムを行う装置本体へ伝達される。また、ゲームプログラ
ム情報が格納されたＣＤ−ＲＯＭが装着されたときＣＤ
−ＲＯＭの所定表面部から画像情報を読み取る画像認識
手段と、画像認識手段からの入力信号と予め入力されて
いる特定の表示の信号とを比較し、入力信号と特定の表
示の信号が一致する場合ゲームプログラム情報をゲーム
制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、ＣＤ−ＲＯＭ
の所定表面部には特定の表示が目視により認識可能に形
成されており、特定の表示を画像認識手段で読み取り、
画像判断手段に予め記憶されている特定の表示の信号と
比較することにより、所定表面部に目視認識可能に形成
された特定の表示が存在するか否かを判断することによ
り、画像認識手段が読み取った所定表面部に目視認識可
能に形成された特定の表示が存在していると画像判断手
段が判断した場合、セキュリティが解除されてＣＤ−Ｒ
ＯＭに格納されたゲームプログラム情報がゲームを行う
装置本体へ伝達される。また、特定の表示は、所定表面
部に目視により認識可能に形成された登録商標等、これ
を表示する行為について正当権原を有する者以外の者が
使用した場合にその表示行為を禁止し得る表示であるこ
とにより、ゲームプログラムを格納する記憶装置におけ
る登録商標の使用について正当権限を有しない者の使用
を、その登録商標に係る商標権に基づき禁止し得る。ま
た、ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手段に
よって読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力され
ている特定の表示に対応する所定信号との比較が行われ
るための特定の表示が、所定表面部に目視により特定の
表示であることが認識可能に表示されていることによ
り、ゲームプログラムを格納する記憶装置の所定表面部
に特定の表示が表示されているのを目視により判断する
ことができ便利である。また、ゲームプログラム情報が
格納されたＲＯＭ部を内蔵するゲームカートリッジであ
って、ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手段
によって読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力さ
れている特定の表示に対応する所定信号との比較が行わ
れるための特定の表示が、カートリッジの所定表面部に
目視により特定の表示であることが認識可能に表示され
ていることにより、カートリッジの所定表面部に特定の
表示が表示されているのを目視により判断することがで
き便利である。また、ゲームプログラム情報が格納され
たＣＤ−ＲＯＭであって、ゲームを行う装置に装着され
たとき画像認識手段によって読み取られ、ゲームを行う
装置内に予め入力されている特定の表示に対応する所定
信号との比較が行われるための特定の表示が、ＣＤ−Ｒ
ＯＭの所定表面部に目視により特定の表示であることが
認識可能に表示されていることにより、ＣＤ−ＲＯＭの
所定表面部に特定の表示が表示されているのを目視によ
り判断することができ便利である。更に、特定の表示
は、所定表面部に目視により認識可能に形成された登録
商標等、これを表示する行為について正当権原を有する
者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止し得る
表示であることにより、ゲームプログラムを格納する記
憶装置における登録商標の使用について正当権限を有し
ない者の使用をその登録商標に係る商標権に基づき禁止
し得る。
に形成された登録商標であることにより、登録商標の使
用について正当権限を有しない者の使用をその登録商標
に係る商標権に基づき禁止し得る。また、所定部分が、
外部記憶装置の外表面に形成されていることにより、目
視により判断することができ便利である。また、ゲーム
プログラム情報が格納されたカートリッジが装着された
ときカートリッジの所定表面部から画像情報を読み取る
画像認識手段と、画像認識手段からの入力信号と予め入
力されている特定の表示の信号とを比較し、入力信号と
特定の表示の信号が一致する場合ゲームプログラム情報
をゲーム制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、カー
トリッジの所定表面部には特定の表示が目視により認識
可能に形成されており、特定の表示を画像認識手段で読
み取り、画像判断手段に予め記憶されている特定の表示
の信号と比較することにより、所定表面部に目視認識可
能に形成された特定の表示が存在するか否かを判断する
ことにより、画像認識手段が読み取った所定表面部に目
視認識可能に形成された特定の表示が存在していると画
像判断手段が判断した場合、セキュリティが解除されて
カートリッジに格納されたゲームプログラム情報がゲー
ムを行う装置本体へ伝達される。また、ゲームプログラ
ム情報が格納されたＣＤ−ＲＯＭが装着されたときＣＤ
−ＲＯＭの所定表面部から画像情報を読み取る画像認識
手段と、画像認識手段からの入力信号と予め入力されて
いる特定の表示の信号とを比較し、入力信号と特定の表
示の信号が一致する場合ゲームプログラム情報をゲーム
制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、ＣＤ−ＲＯＭ
の所定表面部には特定の表示が目視により認識可能に形
成されており、特定の表示を画像認識手段で読み取り、
画像判断手段に予め記憶されている特定の表示の信号と
比較することにより、所定表面部に目視認識可能に形成
された特定の表示が存在するか否かを判断することによ
り、画像認識手段が読み取った所定表面部に目視認識可
能に形成された特定の表示が存在していると画像判断手
段が判断した場合、セキュリティが解除されてＣＤ−Ｒ
ＯＭに格納されたゲームプログラム情報がゲームを行う
装置本体へ伝達される。また、特定の表示は、所定表面
部に目視により認識可能に形成された登録商標等、これ
を表示する行為について正当権原を有する者以外の者が
使用した場合にその表示行為を禁止し得る表示であるこ
とにより、ゲームプログラムを格納する記憶装置におけ
る登録商標の使用について正当権限を有しない者の使用
を、その登録商標に係る商標権に基づき禁止し得る。ま
た、ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手段に
よって読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力され
ている特定の表示に対応する所定信号との比較が行われ
るための特定の表示が、所定表面部に目視により特定の
表示であることが認識可能に表示されていることによ
り、ゲームプログラムを格納する記憶装置の所定表面部
に特定の表示が表示されているのを目視により判断する
ことができ便利である。また、ゲームプログラム情報が
格納されたＲＯＭ部を内蔵するゲームカートリッジであ
って、ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手段
によって読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力さ
れている特定の表示に対応する所定信号との比較が行わ
れるための特定の表示が、カートリッジの所定表面部に
目視により特定の表示であることが認識可能に表示され
ていることにより、カートリッジの所定表面部に特定の
表示が表示されているのを目視により判断することがで
き便利である。また、ゲームプログラム情報が格納され
たＣＤ−ＲＯＭであって、ゲームを行う装置に装着され
たとき画像認識手段によって読み取られ、ゲームを行う
装置内に予め入力されている特定の表示に対応する所定
信号との比較が行われるための特定の表示が、ＣＤ−Ｒ
ＯＭの所定表面部に目視により特定の表示であることが
認識可能に表示されていることにより、ＣＤ−ＲＯＭの
所定表面部に特定の表示が表示されているのを目視によ
り判断することができ便利である。更に、特定の表示
は、所定表面部に目視により認識可能に形成された登録
商標等、これを表示する行為について正当権原を有する
者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止し得る
表示であることにより、ゲームプログラムを格納する記
憶装置における登録商標の使用について正当権限を有し
ない者の使用をその登録商標に係る商標権に基づき禁止
し得る。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例によるゲームを行う
装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置を、図面
を参照して説明する。図１に示すように、ゲーム機本体
（ゲームを行う装置本体）１０内には、ゲームを制御す
るためのゲーム制御部１１と、音声信号と映像信号を出
力するための出力インターフェース１２と、操作信号を
入力させるための入力インターフェース１３ａ，１３
ｂ、ゲームのプログラムやデータを入力させ或は出力す
るための入出力インターフェース１４が設けられてい
る。これら出力インターフェース１２、入力インターフ
ェース１３ａ，１３ｂ、入出力インターフェース１４
は、それぞれゲーム制御部１１に接続されている。
装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置を、図面
を参照して説明する。図１に示すように、ゲーム機本体
（ゲームを行う装置本体）１０内には、ゲームを制御す
るためのゲーム制御部１１と、音声信号と映像信号を出
力するための出力インターフェース１２と、操作信号を
入力させるための入力インターフェース１３ａ，１３
ｂ、ゲームのプログラムやデータを入力させ或は出力す
るための入出力インターフェース１４が設けられてい
る。これら出力インターフェース１２、入力インターフ
ェース１３ａ，１３ｂ、入出力インターフェース１４
は、それぞれゲーム制御部１１に接続されている。
【００１４】このゲーム機本体１０には、出力インター
フェース１２を介して、ゲーム内容を表示する表示部と
してテレビジョン装置１５が接続されると共に、入力イ
ンターフェース１３ａ，１３ｂを介して、ゲーム進行を
操作するための各種コントローラ、例えばジョイパッド
１６ａ，１６ｂがそれぞれ接続されている。これらゲー
ム機本体１０、テレビジョン装置１５及びジョイパッド
１６ａ，１６ｂ等により、ゲームを行う装置が構成され
ている。
フェース１２を介して、ゲーム内容を表示する表示部と
してテレビジョン装置１５が接続されると共に、入力イ
ンターフェース１３ａ，１３ｂを介して、ゲーム進行を
操作するための各種コントローラ、例えばジョイパッド
１６ａ，１６ｂがそれぞれ接続されている。これらゲー
ム機本体１０、テレビジョン装置１５及びジョイパッド
１６ａ，１６ｂ等により、ゲームを行う装置が構成され
ている。
【００１５】また、ゲーム機本体１０には、図２に示す
ように、外部記憶装置であるコネクタ式のゲームカート
リッジ（ゲームプログラムを格納する記憶装置）１８が
装着される。このゲームカートリッジ１８には、ゲーム
プログラム情報等が格納されたＲＯＭ部１７が内蔵され
ており、ゲームカートリッジ１８を、例えばゲーム機本
体１０外表面に形成された溝状のカートリッジ装着部１
９に挿入状態に装着することにより、ＲＯＭ部１７はゲ
ーム機本体１０の入出力インターフェース１４に接続さ
れる。
ように、外部記憶装置であるコネクタ式のゲームカート
リッジ（ゲームプログラムを格納する記憶装置）１８が
装着される。このゲームカートリッジ１８には、ゲーム
プログラム情報等が格納されたＲＯＭ部１７が内蔵され
ており、ゲームカートリッジ１８を、例えばゲーム機本
体１０外表面に形成された溝状のカートリッジ装着部１
９に挿入状態に装着することにより、ＲＯＭ部１７はゲ
ーム機本体１０の入出力インターフェース１４に接続さ
れる。
【００１６】このゲームカートリッジ１８の装着によ
り、ゲームカートリッジ１８に格納されたゲームプログ
ラム情報がゲーム機本体１０に伝達されて、テレビジョ
ン装置１５の画面上でゲームを行うことができる。ゲー
ムカートリッジ１８は、引き抜いてカートリッジ装着部
１９から離脱させることができ、異なったゲームプログ
ラム情報を内蔵した他のゲームカートリッジ１８に交換
することにより、様々なゲームを行うことができる。
り、ゲームカートリッジ１８に格納されたゲームプログ
ラム情報がゲーム機本体１０に伝達されて、テレビジョ
ン装置１５の画面上でゲームを行うことができる。ゲー
ムカートリッジ１８は、引き抜いてカートリッジ装着部
１９から離脱させることができ、異なったゲームプログ
ラム情報を内蔵した他のゲームカートリッジ１８に交換
することにより、様々なゲームを行うことができる。
【００１７】また、図３に示すように、何れのゲームカ
ートリッジ１８にも、カートリッジ装着部１９に入り込
んだゲームカートリッジ１８の外表面の所定部分（所定
表面部）２０には、特定の表示Ｍが付されている。特定
の表示Ｍは、目視により認識することができる表示であ
り、この特定の表示Ｍがゲームカートリッジ１８に存在
していることにより、ゲームカートリッジ１８若しくは
ゲームカートリッジ１８に格納されたゲームプログラム
が、その特定の表示Ｍに基づく正当性を有しているもの
と確認することができる。
ートリッジ１８にも、カートリッジ装着部１９に入り込
んだゲームカートリッジ１８の外表面の所定部分（所定
表面部）２０には、特定の表示Ｍが付されている。特定
の表示Ｍは、目視により認識することができる表示であ
り、この特定の表示Ｍがゲームカートリッジ１８に存在
していることにより、ゲームカートリッジ１８若しくは
ゲームカートリッジ１８に格納されたゲームプログラム
が、その特定の表示Ｍに基づく正当性を有しているもの
と確認することができる。
【００１８】従って、この特定の表示Ｍは、これをゲー
ムカートリッジ１８に表示する行為について正当権原を
有する者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止
し得る表示である。このような特定の表示Ｍとしては、
例えば、「ＳＥＧＡ」等の登録商標があり、更には、
「ＰＲＯＤＵＣＥＤ ＢＹ ＳＥＧＡ」或は「ＵＮＤＥ
Ｒ ＬＩＣＥＮＳＥ ＦＲＯＭ ＳＥＧＡ」等の表示も
含まれる。
ムカートリッジ１８に表示する行為について正当権原を
有する者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止
し得る表示である。このような特定の表示Ｍとしては、
例えば、「ＳＥＧＡ」等の登録商標があり、更には、
「ＰＲＯＤＵＣＥＤ ＢＹ ＳＥＧＡ」或は「ＵＮＤＥ
Ｒ ＬＩＣＥＮＳＥ ＦＲＯＭ ＳＥＧＡ」等の表示も
含まれる。
【００１９】そして、ゲーム機本体１０内には、カメラ
等の画像認識センサ（画像認識手段）２１と画像判断部
（画像判断手段）２２が設けられている（図１参照）。
画像認識センサ２１は、受光部をカートリッジ装着部１
９に対面させて、カートリッジ装着部１９に装着された
ゲームカートリッジ１８の所定部分２０がその認識可能
範囲内に位置するように、位置決め設定されている（図
２参照）。この認識可能範囲は、図示しない照明手段に
より照明されている。
等の画像認識センサ（画像認識手段）２１と画像判断部
（画像判断手段）２２が設けられている（図１参照）。
画像認識センサ２１は、受光部をカートリッジ装着部１
９に対面させて、カートリッジ装着部１９に装着された
ゲームカートリッジ１８の所定部分２０がその認識可能
範囲内に位置するように、位置決め設定されている（図
２参照）。この認識可能範囲は、図示しない照明手段に
より照明されている。
【００２０】従って、ゲームカートリッジ１８をカート
リッジ装着部１９に装着することにより、画像認識セン
サ２１は、ゲームカートリッジ１８の所定部分２０を読
み取ることができる。画像認識センサ２１に読み取られ
た所定部分２０の情報は、画像判断部２２に出力され
る。このため、所定部分２０に特定の表示Ｍが存在して
いる場合、画像認識センサ２１はその特定の表示Ｍを読
み取って画像として認識し、その画像情報を画像判断部
２２に出力する。
リッジ装着部１９に装着することにより、画像認識セン
サ２１は、ゲームカートリッジ１８の所定部分２０を読
み取ることができる。画像認識センサ２１に読み取られ
た所定部分２０の情報は、画像判断部２２に出力され
る。このため、所定部分２０に特定の表示Ｍが存在して
いる場合、画像認識センサ２１はその特定の表示Ｍを読
み取って画像として認識し、その画像情報を画像判断部
２２に出力する。
【００２１】そして、画像情報が画像判断部２２に出力
されることにより、画像判断部２２はその画像情報と予
め入力されている特定の表示Ｍとを比較検討し、入力さ
れている特定の表示Ｍと同一か否かを判断する。その結
果、画像情報と特定の表示Ｍとが一致する場合一致信号
を出力し、画像情報と特定の表示Ｍとが一致しない場合
不一致信号を出力する。
されることにより、画像判断部２２はその画像情報と予
め入力されている特定の表示Ｍとを比較検討し、入力さ
れている特定の表示Ｍと同一か否かを判断する。その結
果、画像情報と特定の表示Ｍとが一致する場合一致信号
を出力し、画像情報と特定の表示Ｍとが一致しない場合
不一致信号を出力する。
【００２２】なお、画像判断部２２に予め入力されてい
る特定の表示Ｍの情報は、一つに限らず例えば業務契約
等により許可を得た複数種類でもよく、特定の表示Ｍに
準じて当該ゲームを行う装置での使用が許容される対象
となるものであればよい。画像判断部２２の判断情報で
ある一致信号或は不一致信号は、ゲーム制御部１１に伝
えられ、ゲーム制御部１１への一致信号入力の場合、セ
キュリティが解除されてゲームカートリッジ１８のプロ
グラム情報がゲーム制御部１１へと伝達される。一方、
ゲーム制御部１１への不一致信号入力の場合、セキュリ
ティが解除されずゲームカートリッジ１８のプログラム
情報のゲーム制御部１１への伝達が拒絶される。
る特定の表示Ｍの情報は、一つに限らず例えば業務契約
等により許可を得た複数種類でもよく、特定の表示Ｍに
準じて当該ゲームを行う装置での使用が許容される対象
となるものであればよい。画像判断部２２の判断情報で
ある一致信号或は不一致信号は、ゲーム制御部１１に伝
えられ、ゲーム制御部１１への一致信号入力の場合、セ
キュリティが解除されてゲームカートリッジ１８のプロ
グラム情報がゲーム制御部１１へと伝達される。一方、
ゲーム制御部１１への不一致信号入力の場合、セキュリ
ティが解除されずゲームカートリッジ１８のプログラム
情報のゲーム制御部１１への伝達が拒絶される。
【００２３】同時にゲーム制御部１１は、不一致信号の
入力時、例えば、テレビジョン装置１５の画面上に「こ
のゲームカートリッジは使用することができません。」
等の警告表示を行う警告信号を出力し、或はゲーム機本
体１０を作動停止状態にする停止信号を出力する、エラ
ー処理を行う。このようなエラー処理がなされることに
より、ゲームを行う装置にゲームカートリッジを装着し
てゲームをプレイしようとする者は、当該ゲームカート
リッジが使用不可能であることを知る。
入力時、例えば、テレビジョン装置１５の画面上に「こ
のゲームカートリッジは使用することができません。」
等の警告表示を行う警告信号を出力し、或はゲーム機本
体１０を作動停止状態にする停止信号を出力する、エラ
ー処理を行う。このようなエラー処理がなされることに
より、ゲームを行う装置にゲームカートリッジを装着し
てゲームをプレイしようとする者は、当該ゲームカート
リッジが使用不可能であることを知る。
【００２４】即ち、画像判断部２２は、画像認識センサ
２１からの情報入力により所定部分２０に特定の表示Ｍ
が表示されているか否かを判断し、特定の表示Ｍが表示
されている場合、ゲームプログラム情報をゲーム機本体
１０へと伝達する画像判断手段として機能する。次に、
ゲームを行う装置の作用を、図４に示すフローチャート
に基づき説明する。
２１からの情報入力により所定部分２０に特定の表示Ｍ
が表示されているか否かを判断し、特定の表示Ｍが表示
されている場合、ゲームプログラム情報をゲーム機本体
１０へと伝達する画像判断手段として機能する。次に、
ゲームを行う装置の作用を、図４に示すフローチャート
に基づき説明する。
【００２５】先ず、ゲームカートリッジ１８をゲーム機
本体１０に装着することにより、画像認識センサ２１が
ゲームカートリッジ１８の所定部分２０を画像として読
み取る（ステップＳ１）。読み取られた画像情報は、画
像判断部２２へと送られ、画像判断部２２は、予め入力
されている特定の表示Ｍの情報に基づき、読み取った画
像が特定の表示Ｍであるか否かを比較判断する（ステッ
プＳ２）。
本体１０に装着することにより、画像認識センサ２１が
ゲームカートリッジ１８の所定部分２０を画像として読
み取る（ステップＳ１）。読み取られた画像情報は、画
像判断部２２へと送られ、画像判断部２２は、予め入力
されている特定の表示Ｍの情報に基づき、読み取った画
像が特定の表示Ｍであるか否かを比較判断する（ステッ
プＳ２）。
【００２６】特定の表示Ｍであると認識された場合、セ
キュリティを解除する（ステップＳ３）。セキュリティ
が解除されることにより、ゲームカートリッジ１８のプ
ログラム情報がゲーム制御部１１へと伝達され（ステッ
プＳ４）、ゲーム処理が行われる（ステップＳ５）。一
方、特定の表示Ｍ以外であると認識された場合、セキュ
リティを解除せずに警告表示等のエラー処理を行う（ス
テップＳ６）。
キュリティを解除する（ステップＳ３）。セキュリティ
が解除されることにより、ゲームカートリッジ１８のプ
ログラム情報がゲーム制御部１１へと伝達され（ステッ
プＳ４）、ゲーム処理が行われる（ステップＳ５）。一
方、特定の表示Ｍ以外であると認識された場合、セキュ
リティを解除せずに警告表示等のエラー処理を行う（ス
テップＳ６）。
【００２７】このように、従来のセキュリティシステム
が、特殊なコードや専用のＩＣチップ等との一致性を判
断する技術的手段によるものであったのに対し、本発明
のゲームを行う装置及びゲームカートリッジ１８は、ゲ
ームカートリッジ１８に表示する行為について正当権原
を有する者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁
止し得る特定の表示Ｍを対象として、その一致性を判断
することにより、セキュリティの確保を確実に行ってゲ
ームソフト模造品を効果的に排除することができる。
が、特殊なコードや専用のＩＣチップ等との一致性を判
断する技術的手段によるものであったのに対し、本発明
のゲームを行う装置及びゲームカートリッジ１８は、ゲ
ームカートリッジ１８に表示する行為について正当権原
を有する者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁
止し得る特定の表示Ｍを対象として、その一致性を判断
することにより、セキュリティの確保を確実に行ってゲ
ームソフト模造品を効果的に排除することができる。
【００２８】即ち、特定の表示Ｍは、これをゲームカー
トリッジ１８に表示する行為について正当権原を有する
者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止し得る
表示であることから、それが一致することにより正当権
原を有することが確認されセキュリティが確保される。
また、特定の表示Ｍが目視により認識することができる
表示である場合、画像認識センサ２１及び画像判断部２
２によらなくても、目視によりゲームカートリッジ１８
の正当性を判断することができることから、便利であ
る。
トリッジ１８に表示する行為について正当権原を有する
者以外の者が使用した場合にその表示行為を禁止し得る
表示であることから、それが一致することにより正当権
原を有することが確認されセキュリティが確保される。
また、特定の表示Ｍが目視により認識することができる
表示である場合、画像認識センサ２１及び画像判断部２
２によらなくても、目視によりゲームカートリッジ１８
の正当性を判断することができることから、便利であ
る。
【００２９】とりわけ、特定の表示Ｍが登録商標である
場合は、登録商標が、ゲームカートリッジに必然的に付
されていると共に社会的に独自性が認識されて模倣の排
除を効果的にすることができることから、その一致性を
判断することによってセキュリティの確保を確実に行っ
てゲームソフト模造品を効果的に排除することができ
る。また、所定部分２０が、ゲームカートリッジ１８の
外表面に形成されていれば、目視により一見して判断す
ることができることから便利である。
場合は、登録商標が、ゲームカートリッジに必然的に付
されていると共に社会的に独自性が認識されて模倣の排
除を効果的にすることができることから、その一致性を
判断することによってセキュリティの確保を確実に行っ
てゲームソフト模造品を効果的に排除することができ
る。また、所定部分２０が、ゲームカートリッジ１８の
外表面に形成されていれば、目視により一見して判断す
ることができることから便利である。
【００３０】なお、本発明は上記実施例に限らず種々の
変形が可能であり、画像判断部２２が判断する画像とし
ての特定の表示Ｍは、例えば業界団体で決めた表示マー
ク等、社会的に独自性が認識されて模倣の排除が効果的
になされるものであればよい。また、画像情報を得る外
部記憶装置としては、ゲームカートリッジの他にＣＤ−
ＲＯＭ（ゲームプログラムを格納する記憶装置）でもよ
く、この場合、ＣＤ−ＲＯＭの所定部分に付された特定
の表示を、画像認識センサによりゲームを行う装置に装
着されたＣＤ−ＲＯＭから読み取る。
変形が可能であり、画像判断部２２が判断する画像とし
ての特定の表示Ｍは、例えば業界団体で決めた表示マー
ク等、社会的に独自性が認識されて模倣の排除が効果的
になされるものであればよい。また、画像情報を得る外
部記憶装置としては、ゲームカートリッジの他にＣＤ−
ＲＯＭ（ゲームプログラムを格納する記憶装置）でもよ
く、この場合、ＣＤ−ＲＯＭの所定部分に付された特定
の表示を、画像認識センサによりゲームを行う装置に装
着されたＣＤ−ＲＯＭから読み取る。
【００３１】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、特殊なデ
ータや専用のＩＣチップ等との一致性を判断するのでは
なく、社会的に独自性が認識されて他者との識別が効果
的になされる目視認識可能に形成された特定の表示との
一致性を判断することにより、セキュリティを確保して
ゲームソフト模造品を効果的に排除することができる。
ータや専用のＩＣチップ等との一致性を判断するのでは
なく、社会的に独自性が認識されて他者との識別が効果
的になされる目視認識可能に形成された特定の表示との
一致性を判断することにより、セキュリティを確保して
ゲームソフト模造品を効果的に排除することができる。
【図１】本発明の一実施例によるゲームを行う装置を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図２】図１に示すゲーム機本体の説明図である。
【図３】図２に示すゲームカートリッジの概略斜視図で
ある。
ある。
【図４】ゲームを行う装置の作用を示すフローチャート
である。
である。
１０…ゲーム機本体（ゲームを行う装置本体） １１…ゲーム制御部 １２…出力インターフェース １３ａ，１３ｂ…入力インターフェース １４…入出力インターフェース １５…テレビジョン装置 １６ａ，１６ｂ…ジョイパッド １７…ＲＯＭ部 １８…ゲームカートリッジ（ゲームプログラムを格納す
る記憶装置） １９…カートリッジ装着部 ２０…所定部分（所定表面部） ２１…画像認識センサ（画像認識手段） ２２…画像判断部（画像判断手段） Ｍ…特定の表示
る記憶装置） １９…カートリッジ装着部 ２０…所定部分（所定表面部） ２１…画像認識センサ（画像認識手段） ２２…画像判断部（画像判断手段） Ｍ…特定の表示
Claims (11)
- 【請求項１】 外部記憶装置を装着することにより、前
記外部記憶装置に格納されたゲームプログラム情報によ
るゲームを行う装置において、前記外部記憶装置の所定部分に目視により認識可能に特
定の表示が形成されており、前記外部記憶装置が 装着さ
れたとき、前記外部記憶装置の前記所定部分を読み取る
画像認識手段と、 前記画像認識手段からの情報入力により前記所定部分に
前記目視認識可能に形成された特定の表示が存在するか
否かを判断し、前記特定の表示が存在している場合、前
記ゲームプログラム情報をゲームを行う装置本体へと伝
達する画像判断手段とを有することを特徴とするゲーム
を行う装置。 - 【請求項２】 請求項１記載のゲームを行う装置におい
て、 前記特定の表示は、これを前記外部記憶装置に表示する
行為について正当権原を有する者以外の者が目視認識可
能に表示した場合にその表示行為を禁止し得る表示であ
ることを特徴とするゲームを行う装置。 - 【請求項３】 請求項１又は２記載のゲームを行う装置
において、 前記特定の表示は、目視により認識可能に形成された登
録商標であることを特徴とするゲームを行う装置。 - 【請求項４】 請求項１乃至３の何れかに記載のゲーム
を行う装置において、 前記所定部分は、前記外部記憶装置の外表面に形成され
ていることを特徴とするゲームを行う装置。 - 【請求項５】 ゲームプログラム情報が格納されたカー
トリッジが装着されたとき前記カートリッジの所定表面
部から画像情報を読み取る画像認識手段と、 前記画像認識手段からの入力信号と予め入力されている
特定の表示の信号とを比較し、前記入力信号と前記特定
の表示の信号が一致する場合前記ゲームプログラム情報
をゲーム制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、 前記カートリッジの前記所定表面部には前記特定の表示
が目視により認識可能に形成されており、前記特定の表
示を前記画像認識手段で読み取り、前記画像判断手段に
予め記憶されている前記特定の表示の信号と比較するこ
とにより、前記所定表面部に前記目視認識可能に形成さ
れた特定の表示が存在するか否かを判断 することを特徴
とするゲームを行う装置。 - 【請求項６】 ゲームプログラム情報が格納されたＣＤ
−ＲＯＭが装着されたとき前記ＣＤ−ＲＯＭの所定表面
部から画像情報を読み取る画像認識手段と、 前記画像認識手段からの入力信号と予め入力されている
特定の表示の信号とを比較し、前記入力信号と前記特定
の表示の信号が一致する場合前記ゲームプログラム情報
をゲーム制御部へ伝達する画像判断手段とを有し、 前記ＣＤ−ＲＯＭの前記所定表面部には前記特定の表示
が目視により認識可能に形成されており、前記特定の表
示を前記画像認識手段で読み取り、前記画像判断手段に
予め記憶されている前記特定の表示の信号と比較するこ
とにより、前記所定表面部に前記目視認識可能に形成さ
れた特定の表示が存在するか否かを判断 することを特徴
とするゲームを行う装置。 - 【請求項７】 請求項５又は６記載のゲームを行う装置
において、 前記特定の表示は、前記所定表面部に目視により認識可
能に形成された登録商標等、これを表示する行為につい
て正当権原を有する者以外の者が使用した場合にその表
示行為を禁止し得る表示であることを特徴とするゲーム
を行う装置。 - 【請求項８】 ゲームを行う装置に装着されたとき画像
認識手段によって読み取られ、ゲームを行う装置内に予
め入力されている特定の表示に対応する所定信号との比
較が行われるための特定の表示が、所定表面部に目視に
より特定の表示であることが認識可能に表示されている
ことを特徴とするゲームプログラムを格納する記憶装
置。 - 【請求項９】 ゲームプログラム情報が格納されたＲＯ
Ｍ部を内蔵するゲームカートリッジであって、 ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手段によっ
て読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力されてい
る特定の表示に対応する所定信号との比較が行われるた
めの特定の表示が、前記カートリッジの所定表面部に目
視により特定の表示であることが認識可能に表示されて
いることを特徴とするゲームプログラムを格納する記憶
装置。 - 【請求項１０】 ゲームプログラム情報が格納されたＣ
Ｄ−ＲＯＭであって、 ゲームを行う装置に装着されたとき画像認識手段によっ
て読み取られ、ゲームを行う装置内に予め入力されてい
る特定の表示に対応する所定信号との比較が行われるた
めの特定の表示が、前記ＣＤ−ＲＯＭの所定表面部に目
視により特定の表示であることが認識可能に表示されて
いることを特徴とするゲームプログラムを格納する記憶
装置。 - 【請求項１１】 請求項８乃至１０の何れかに記載のゲ
ームプログラムを格納する記憶装置において、 前記特定の表示は、前記所定表面部に目視により認識可
能に形成された登録商標等、これを表示する行為につい
て正当権原を有する者以外の者が使用した場合にその表
示行為を禁止し得る表示であることを特徴とするゲーム
プログラムを格納する記憶装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6056475A JP2697603B2 (ja) | 1993-03-31 | 1994-03-28 | ゲームを行う装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置 |
| TW085204223U TW361294U (en) | 1993-03-31 | 1994-03-31 | Game device |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-74571 | 1993-03-31 | ||
| JP7457193 | 1993-03-31 | ||
| JP6056475A JP2697603B2 (ja) | 1993-03-31 | 1994-03-28 | ゲームを行う装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07171269A JPH07171269A (ja) | 1995-07-11 |
| JP2697603B2 true JP2697603B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=26397428
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6056475A Expired - Fee Related JP2697603B2 (ja) | 1993-03-31 | 1994-03-28 | ゲームを行う装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2697603B2 (ja) |
| TW (1) | TW361294U (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0344792A (ja) * | 1989-07-12 | 1991-02-26 | Omron Corp | 画像データの読取り方法 |
| JP2560124B2 (ja) * | 1990-03-16 | 1996-12-04 | 株式会社セガ・エンタープライゼス | ビデオゲームシステム及び情報処理装置 |
-
1994
- 1994-03-28 JP JP6056475A patent/JP2697603B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-03-31 TW TW085204223U patent/TW361294U/zh unknown
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07171269A (ja) | 1995-07-11 |
| TW361294U (en) | 1999-06-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0447043B1 (en) | Security system for software | |
| US6034930A (en) | Information storage medium and electronic device using the same for authentication purposes | |
| US4454594A (en) | Method and apparatus to secure proprietary operation of computer equipment | |
| KR100271243B1 (ko) | 정보 기억 장치를 이용하는 전자 장치 | |
| EP0718838B1 (en) | Security check method for a game device | |
| US4442486A (en) | Protected programmable apparatus | |
| US4467424A (en) | Remote gaming system | |
| US4339798A (en) | Remote gaming system | |
| AU662791B2 (en) | Data processing system | |
| JP5144204B2 (ja) | 遊技機用セキュリティチップ及び遊技機用照合機 | |
| US6519412B1 (en) | Apparatus and method for changing viewing restriction level in a parental control system for digital versatile disc player | |
| US5688173A (en) | Information storage medium and electronic device using the same | |
| US5460374A (en) | Game device | |
| JP2697603B2 (ja) | ゲームを行う装置及びゲームプログラムを格納する記憶装置 | |
| JPH1153504A (ja) | 電子ｉｄカードを用いた使用者確認方法 | |
| JP2000116845A (ja) | ゲーム装置 | |
| JP4435505B2 (ja) | 遊技場システム | |
| RU2105586C1 (ru) | Способ проведения электронной игры и система для его осуществления | |
| KR101968454B1 (ko) | 게임 장치 및 프로그램 | |
| JP2008086437A (ja) | 遊技媒体情報管理システム | |
| JP2006280817A (ja) | 不正行為監視システム | |
| JP2006141754A (ja) | 遊技機及び遊技機検査システム | |
| JP5377681B2 (ja) | 遊技機及び電子機器の認証方法 | |
| JP2003135819A (ja) | 遊技制御用チップの真偽判定システム、真偽判定方法および真偽判定装置、ならびに中継装置 | |
| JPH1051760A (ja) | 駐車場の監視装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970819 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080919 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090919 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100919 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |