JP2697401B2 - 実行情報採取方式 - Google Patents
実行情報採取方式Info
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- JP2697401B2 JP2697401B2 JP3244612A JP24461291A JP2697401B2 JP 2697401 B2 JP2697401 B2 JP 2697401B2 JP 3244612 A JP3244612 A JP 3244612A JP 24461291 A JP24461291 A JP 24461291A JP 2697401 B2 JP2697401 B2 JP 2697401B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- section
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- program
- information table
- execution information
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- Expired - Lifetime
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- Debugging And Monitoring (AREA)
- Devices For Executing Special Programs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は実行情報採取方式に関
し、特に高級プログラミング言語で記述された原始プロ
グラムに対して動的特性解析を行う動的特性解析機構に
おける実行情報採取方式に関する。
し、特に高級プログラミング言語で記述された原始プロ
グラムに対して動的特性解析を行う動的特性解析機構に
おける実行情報採取方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の実行情報採取方式では、
実行情報の採取対象の原始プログラム中の任意の特定区
間の実行情報を採取するためには、利用者自身で測定用
プログラムを生成する必要があった。
実行情報の採取対象の原始プログラム中の任意の特定区
間の実行情報を採取するためには、利用者自身で測定用
プログラムを生成する必要があった。
【0003】なお、実行情報の採取対象の原始プログラ
ム全体の実行情報を採取するための測定用プログラムの
生成や、その原始プログラムを構成する各プログラム単
位(サブルーチン等)の実行情報を採取するための測定
用プログラムの生成については、自動的に生成すること
が可能であった。
ム全体の実行情報を採取するための測定用プログラムの
生成や、その原始プログラムを構成する各プログラム単
位(サブルーチン等)の実行情報を採取するための測定
用プログラムの生成については、自動的に生成すること
が可能であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の実行情
報採取方式では、実行情報の採取対象の原始プログラム
中の任意の特定区間の実行情報を採取するためには利用
者自身で測定用プログラムを生成する必要があるので、
そのような実行情報を採取するためには利用者にとって
多くの労力(利用者が原始プログラムの制御の流れ等を
意識して所望の測定用プログラムを生成するための手間
等)が必要になるという欠点があった。
報採取方式では、実行情報の採取対象の原始プログラム
中の任意の特定区間の実行情報を採取するためには利用
者自身で測定用プログラムを生成する必要があるので、
そのような実行情報を採取するためには利用者にとって
多くの労力(利用者が原始プログラムの制御の流れ等を
意識して所望の測定用プログラムを生成するための手間
等)が必要になるという欠点があった。
【0005】本発明の目的は、上述の点に鑑み、実行情
報の採取対象の原始プログラム中の任意の特定区間の実
行情報を採取するための利用者の労力を削減することが
できる実行情報採取方式を提供することにある。
報の採取対象の原始プログラム中の任意の特定区間の実
行情報を採取するための利用者の労力を削減することが
できる実行情報採取方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の実行情報採取方
式は、高級プログラミング言語で記述された原始プログ
ラムに対して動的特性解析を行う動的特性解析機構にお
いて、区間情報を入力しその区間情報で示される特定区
間に関して制御の飛び出しや制御の飛び込みがないかど
うかを判定する区間情報判定手段と、この区間情報判定
手段により制御の飛び出しおよび制御の飛び込みがない
ことが確認された特定区間の実行情報を採取する測定用
プログラムを生成する測定用プログラム生成手段と、こ
の測定用プログラム生成手段により生成された測定用プ
ログラムの翻訳,結合および実行を行い出力情報を出力
する実行情報出力手段とを有する。
式は、高級プログラミング言語で記述された原始プログ
ラムに対して動的特性解析を行う動的特性解析機構にお
いて、区間情報を入力しその区間情報で示される特定区
間に関して制御の飛び出しや制御の飛び込みがないかど
うかを判定する区間情報判定手段と、この区間情報判定
手段により制御の飛び出しおよび制御の飛び込みがない
ことが確認された特定区間の実行情報を採取する測定用
プログラムを生成する測定用プログラム生成手段と、こ
の測定用プログラム生成手段により生成された測定用プ
ログラムの翻訳,結合および実行を行い出力情報を出力
する実行情報出力手段とを有する。
【0007】
【作用】本発明の実行情報採取方式では、区間情報判定
手段が区間情報を入力しその区間情報で示される特定区
間に関して制御の飛び出しや制御の飛び込みがないかど
うかを判定し、測定用プログラム生成手段が区間情報判
定手段により制御の飛び出しおよび制御の飛び込みがな
いことが確認された特定区間の実行情報を採取する測定
用プログラムを生成し、実行情報出力手段が測定用プロ
グラム生成手段により生成された測定用プログラムの翻
訳,結合および実行を行い出力情報を出力する。
手段が区間情報を入力しその区間情報で示される特定区
間に関して制御の飛び出しや制御の飛び込みがないかど
うかを判定し、測定用プログラム生成手段が区間情報判
定手段により制御の飛び出しおよび制御の飛び込みがな
いことが確認された特定区間の実行情報を採取する測定
用プログラムを生成し、実行情報出力手段が測定用プロ
グラム生成手段により生成された測定用プログラムの翻
訳,結合および実行を行い出力情報を出力する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
【0009】図1は、本発明の実行情報採取方式の一実
施例の構成を示すブロック図である。本実施例の実行情
報採取方式は、動的特性解析機構1と、区間情報10
と、区間情報テーブル20と、情報テーブル30と、原
始プログラム40と、測定用プログラム50と、出力情
報60とを含んで構成されている。
施例の構成を示すブロック図である。本実施例の実行情
報採取方式は、動的特性解析機構1と、区間情報10
と、区間情報テーブル20と、情報テーブル30と、原
始プログラム40と、測定用プログラム50と、出力情
報60とを含んで構成されている。
【0010】動的特性解析機構1は、区間情報判定手段
2と、測定用プログラム生成手段3と、実行情報出力手
段4とを含んで構成されている。
2と、測定用プログラム生成手段3と、実行情報出力手
段4とを含んで構成されている。
【0011】図2は、区間情報判定手段2の処理を示す
流れ図である。この処理は、区間情報テーブル生成ステ
ップ101と、情報テーブル生成ステップ102と、区
間判定ステップ103とからなる。
流れ図である。この処理は、区間情報テーブル生成ステ
ップ101と、情報テーブル生成ステップ102と、区
間判定ステップ103とからなる。
【0012】図3(a)は、区間情報テーブル20の一
例を示す図である。
例を示す図である。
【0013】図3(b)は、情報テーブル30の一例を
示す図である。情報テーブル30は、ラベル情報テーブ
ル31(図3(b)中ではラベル情報テーブル31−1
および31−2),DO情報テーブル32およびIF情
報テーブル33を有している。
示す図である。情報テーブル30は、ラベル情報テーブ
ル31(図3(b)中ではラベル情報テーブル31−1
および31−2),DO情報テーブル32およびIF情
報テーブル33を有している。
【0014】図4は、原始プログラム40(FORTR
ANにより記述された原始プログラム40)の一例を示
す図である。
ANにより記述された原始プログラム40)の一例を示
す図である。
【0015】図5は、測定用プログラム50の一例(図
4に示す原始プログラム40に基づく測定用プログラム
50)を示す図である。
4に示す原始プログラム40に基づく測定用プログラム
50)を示す図である。
【0016】次に、このように構成された本実施例の実
行情報採取方式の動作について説明する。なお、ここで
は図3〜図5に示す具体例(以下「本例」という)を対
象とする動作について説明する。
行情報採取方式の動作について説明する。なお、ここで
は図3〜図5に示す具体例(以下「本例」という)を対
象とする動作について説明する。
【0017】動的特性解析機構1は、利用者により指定
された区間情報10を入力する。ここで、「区間情報」
とは、原始プログラム(本実施例では原始プログラム4
0)中の特定区間の実行情報を採取することを指示する
情報をいい、本実施例では実行情報の採取対象の原始プ
ログラム40中のプログラム単位のプログラム単位名,
特定区間の区間開始行番号および特定区間の区間終了行
番号等からなる情報をいう。
された区間情報10を入力する。ここで、「区間情報」
とは、原始プログラム(本実施例では原始プログラム4
0)中の特定区間の実行情報を採取することを指示する
情報をいい、本実施例では実行情報の採取対象の原始プ
ログラム40中のプログラム単位のプログラム単位名,
特定区間の区間開始行番号および特定区間の区間終了行
番号等からなる情報をいう。
【0018】動的特性解析機構1内の区間情報判定手段
2は、次のような処理を行う(図2参照)。
2は、次のような処理を行う(図2参照)。
【0019】 区間情報10を入力し、区間情報テー
ブル20を生成する(ステップ101)。すなわち、区
間情報テーブル20中のプログラム単位名,区間開始行
番号および区間終了行番号の各項目に区間情報10中の
対応する情報(例えば、「MAIN」,「59」および
「87」)を格納する。
ブル20を生成する(ステップ101)。すなわち、区
間情報テーブル20中のプログラム単位名,区間開始行
番号および区間終了行番号の各項目に区間情報10中の
対応する情報(例えば、「MAIN」,「59」および
「87」)を格納する。
【0020】 区間情報テーブル20および原始プロ
グラム40に基づいて、情報テーブル30を生成する
(ステップ102)。すなわち、区間情報テーブル20
および原始プログラム40を入力し、入力した原始プロ
グラム40内のプログラム単位のプログラム単位名が区
間情報テーブル20に存在するか否かを検索し、存在す
る場合にはそのプログラム単位を解析して情報テーブル
30を構成するラベル情報テーブル31,DO情報テー
ブル32およびIF情報テーブル33を生成する。
グラム40に基づいて、情報テーブル30を生成する
(ステップ102)。すなわち、区間情報テーブル20
および原始プログラム40を入力し、入力した原始プロ
グラム40内のプログラム単位のプログラム単位名が区
間情報テーブル20に存在するか否かを検索し、存在す
る場合にはそのプログラム単位を解析して情報テーブル
30を構成するラベル情報テーブル31,DO情報テー
ブル32およびIF情報テーブル33を生成する。
【0021】本例においては、図4に示す原始プログラ
ム40中の行番号「1」の文に記述されているプログラ
ム単位名「MAIN」が区間情報テーブル20内の区間
エントリ21に存在するので、プログラム単位MAIN
を解析して次のように情報テーブル30内の各テーブル
の生成を行う。 a.行番号「60」の文はDO文であるのでDO情報テ
ーブル32を生成し、そのDO情報テーブル32中のプ
ログラム単位名,DOラベルおよび先頭行番号の各項目
に「MAIN」,「10」および「60」の各値を格納
する。 b.ラベル情報テーブル31を1つ生成し(そのラベル
情報テーブル31をラベル情報テーブル31−1とす
る)、そのラベル情報テーブル31−1中のプログラム
単位名,ラベル,参照行番号および種別の各項目に「M
AIN」,「10」,「60」および「DO」の各値を
格納する。 c.行番号「71」の文にはDOラベルの定義があるの
で、すでに生成されているラベル情報テーブル31(ラ
ベル情報テーブル31−1)内のラベルの項目にそのD
Oラベルの値「10」が格納されているか否かを判定
し、格納されているのでそのラベルの項目(「10」が
格納されている項目)に対応する定義行番号の項目に
「71」を格納する。 d.ラベルの項目に「10」が格納されたラベル情報テ
ーブル31−1内のエントリ中の種別の項目に「DO」
が格納されているので、DOラベルの項目に「10」が
格納されているDO情報テーブル32内のエントリ中の
終了行番号の項目に「71」を格納する。
ム40中の行番号「1」の文に記述されているプログラ
ム単位名「MAIN」が区間情報テーブル20内の区間
エントリ21に存在するので、プログラム単位MAIN
を解析して次のように情報テーブル30内の各テーブル
の生成を行う。 a.行番号「60」の文はDO文であるのでDO情報テ
ーブル32を生成し、そのDO情報テーブル32中のプ
ログラム単位名,DOラベルおよび先頭行番号の各項目
に「MAIN」,「10」および「60」の各値を格納
する。 b.ラベル情報テーブル31を1つ生成し(そのラベル
情報テーブル31をラベル情報テーブル31−1とす
る)、そのラベル情報テーブル31−1中のプログラム
単位名,ラベル,参照行番号および種別の各項目に「M
AIN」,「10」,「60」および「DO」の各値を
格納する。 c.行番号「71」の文にはDOラベルの定義があるの
で、すでに生成されているラベル情報テーブル31(ラ
ベル情報テーブル31−1)内のラベルの項目にそのD
Oラベルの値「10」が格納されているか否かを判定
し、格納されているのでそのラベルの項目(「10」が
格納されている項目)に対応する定義行番号の項目に
「71」を格納する。 d.ラベルの項目に「10」が格納されたラベル情報テ
ーブル31−1内のエントリ中の種別の項目に「DO」
が格納されているので、DOラベルの項目に「10」が
格納されているDO情報テーブル32内のエントリ中の
終了行番号の項目に「71」を格納する。
【0022】また、本例においては、図4に示す原始プ
ログラム40中の行番号「91」の文に記述されている
プログラム単位名「SUB5」が区間情報テーブル20
内の区間エントリ22に存在するので、プログラム単位
SUB5を上述のプログラム単位MAINの解析と同様
に解析して、図3(b)に示すラベル情報テーブル31
−2およびIF情報テーブル33を生成する。
ログラム40中の行番号「91」の文に記述されている
プログラム単位名「SUB5」が区間情報テーブル20
内の区間エントリ22に存在するので、プログラム単位
SUB5を上述のプログラム単位MAINの解析と同様
に解析して、図3(b)に示すラベル情報テーブル31
−2およびIF情報テーブル33を生成する。
【0023】 区間情報テーブル20,情報テーブル
30および原始プログラム40に基づいて、原始プログ
ラム40中の特定区間(区間情報10で指定されている
特定区間)に関して制御の飛び出しや制御の飛び込みが
ないかどうかを判定し、判定結果を区間情報テーブル2
0中の判定結果の項目に格納する(ステップ103)。
30および原始プログラム40に基づいて、原始プログ
ラム40中の特定区間(区間情報10で指定されている
特定区間)に関して制御の飛び出しや制御の飛び込みが
ないかどうかを判定し、判定結果を区間情報テーブル2
0中の判定結果の項目に格納する(ステップ103)。
【0024】本例においては、区間情報テーブル20内
の区間エントリ21中の情報(「MAIN」,「59」
および「87」)により、原始プログラム40中のプロ
グラム単位名が「MAIN」のプログラム単位内の行番
号「59」から行番号「87」までの特定区間に関し
て、制御の飛び出しや制御の飛び込みがないかどうかを
次のように判定し、その判定結果を区間情報テーブル2
0に格納する。 a.上記特定区間にラベルの定義または参照があるか否
かを情報テーブル30に基づいて判定し、ラベル情報テ
ーブル31−1の存在により「ある」ことを確認する。 b.次の2点(「イ」および「ロ」)から、上記特定区
間(区間エントリ21に係る特定区間)に関しては制御
の飛び出しや制御の飛び込みがないことを確認する。 イ.上述の「a」の判定に係るラベル情報テーブル31
−1内の定義行番号「71」および参照行番号「60」
が、区間情報テーブル20内の区間エントリ21中の区
間開始行番号「59」と区間終了行番号「87」との間
に存在する。 ロ.DO情報テーブル32およびIF情報テーブル33
中の先頭行番号および終了行番号の項目の値が、区間情
報テーブル20内の区間エントリ21中の区間開始行番
号および区間終了行番号の項目の値と交差していない。 c.以上の判定に基づき、区間情報テーブル20内の区
間エントリ21中の判定結果の項目に「OK」を格納す
る。
の区間エントリ21中の情報(「MAIN」,「59」
および「87」)により、原始プログラム40中のプロ
グラム単位名が「MAIN」のプログラム単位内の行番
号「59」から行番号「87」までの特定区間に関し
て、制御の飛び出しや制御の飛び込みがないかどうかを
次のように判定し、その判定結果を区間情報テーブル2
0に格納する。 a.上記特定区間にラベルの定義または参照があるか否
かを情報テーブル30に基づいて判定し、ラベル情報テ
ーブル31−1の存在により「ある」ことを確認する。 b.次の2点(「イ」および「ロ」)から、上記特定区
間(区間エントリ21に係る特定区間)に関しては制御
の飛び出しや制御の飛び込みがないことを確認する。 イ.上述の「a」の判定に係るラベル情報テーブル31
−1内の定義行番号「71」および参照行番号「60」
が、区間情報テーブル20内の区間エントリ21中の区
間開始行番号「59」と区間終了行番号「87」との間
に存在する。 ロ.DO情報テーブル32およびIF情報テーブル33
中の先頭行番号および終了行番号の項目の値が、区間情
報テーブル20内の区間エントリ21中の区間開始行番
号および区間終了行番号の項目の値と交差していない。 c.以上の判定に基づき、区間情報テーブル20内の区
間エントリ21中の判定結果の項目に「OK」を格納す
る。
【0025】また、本例においては、区間情報テーブル
20内の区間エントリ22中の情報(「SUB5」,
「100」および「230」)により、原始プログラム
40中のプログラム単位名が「SUB5」のプログラム
単位内の行番号「100」から行番号「230」までの
特定区間に関して、制御の飛び出しや制御の飛び込みが
ないかどうかを次のように判定し、その判定結果を区間
情報テーブル20に格納する。 a.上記特定区間にラベルの定義または参照があるか否
かを情報テーブル30に基づいて判定し、ラベル情報テ
ーブル31−2の存在により「ある」ことを確認する。 b.上述の「a」の判定に係るラベル情報テーブル31
−2内の定義行番号「231」が区間情報テーブル20
内の区間エントリ22中の区間終了行番号「230」よ
りも後であることと、ラベル情報テーブル31−2内の
参照行番号「101」が上記特定区間(区間エントリ2
2に係る特定区間)内にあることとから、区間エントリ
22に係る特定区間に関しては制御の飛び出しがあるこ
とを確認する。 c.以上の判定に基づき、区間情報テーブル20内の区
間エントリ22中の判定結果の項目に「NG」を格納す
る。
20内の区間エントリ22中の情報(「SUB5」,
「100」および「230」)により、原始プログラム
40中のプログラム単位名が「SUB5」のプログラム
単位内の行番号「100」から行番号「230」までの
特定区間に関して、制御の飛び出しや制御の飛び込みが
ないかどうかを次のように判定し、その判定結果を区間
情報テーブル20に格納する。 a.上記特定区間にラベルの定義または参照があるか否
かを情報テーブル30に基づいて判定し、ラベル情報テ
ーブル31−2の存在により「ある」ことを確認する。 b.上述の「a」の判定に係るラベル情報テーブル31
−2内の定義行番号「231」が区間情報テーブル20
内の区間エントリ22中の区間終了行番号「230」よ
りも後であることと、ラベル情報テーブル31−2内の
参照行番号「101」が上記特定区間(区間エントリ2
2に係る特定区間)内にあることとから、区間エントリ
22に係る特定区間に関しては制御の飛び出しがあるこ
とを確認する。 c.以上の判定に基づき、区間情報テーブル20内の区
間エントリ22中の判定結果の項目に「NG」を格納す
る。
【0026】測定用プログラム生成手段3は、区間情報
判定手段2によって生成された区間情報テーブル20と
原始プログラム40とを入力し、区間情報テーブル20
において判定結果の項目に「OK」が格納されている区
間エントリに係る特定区間に対して測定文(測定用の
文)を生成し、その測定文を原始プログラム40に挿入
して測定用プログラム50を生成する。
判定手段2によって生成された区間情報テーブル20と
原始プログラム40とを入力し、区間情報テーブル20
において判定結果の項目に「OK」が格納されている区
間エントリに係る特定区間に対して測定文(測定用の
文)を生成し、その測定文を原始プログラム40に挿入
して測定用プログラム50を生成する。
【0027】本例においては、区間エントリ21に係る
特定区間(原始プログラム40内の行番号「59」から
行番号「87」までの特定区間)に対して、行番号「5
9」の文の直前に第1の測定文を挿入し、行番号「8
7」の文の直後に第2の測定文を挿入し、測定用プログ
ラム50を生成する。
特定区間(原始プログラム40内の行番号「59」から
行番号「87」までの特定区間)に対して、行番号「5
9」の文の直前に第1の測定文を挿入し、行番号「8
7」の文の直後に第2の測定文を挿入し、測定用プログ
ラム50を生成する。
【0028】実行情報出力手段4は、測定用プログラム
生成手段3により生成された測定用プログラム50を入
力し、その翻訳,結合(測定用プログラム50に基づく
目的プログラと他の目的プログラムとの結合等)および
実行を行うことにより出力情報60(区間情報判定手段
2で制御の飛び出しや制御の飛び込みがないと判定され
た特定区間における実行情報)を出力する。
生成手段3により生成された測定用プログラム50を入
力し、その翻訳,結合(測定用プログラム50に基づく
目的プログラと他の目的プログラムとの結合等)および
実行を行うことにより出力情報60(区間情報判定手段
2で制御の飛び出しや制御の飛び込みがないと判定され
た特定区間における実行情報)を出力する。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、区間情報
判定手段,測定用プログラム生成手段および実行情報出
力手段を設けることにより、原始プログラム中の任意の
特定区間の実行情報を採取するための利用者の労力(原
始プログラムの制御の流れ等を意識して所望の測定用プ
ログラムを生成するための手間等)を削減することがで
きるという効果がある。
判定手段,測定用プログラム生成手段および実行情報出
力手段を設けることにより、原始プログラム中の任意の
特定区間の実行情報を採取するための利用者の労力(原
始プログラムの制御の流れ等を意識して所望の測定用プ
ログラムを生成するための手間等)を削減することがで
きるという効果がある。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】図1中の区間情報判定手段の処理を示す流れ図
である。
である。
【図3】(a)は図1中の区間情報テーブルの一例を示
す図であり、(b)は図1中の情報テーブルの一例を示
す図である。
す図であり、(b)は図1中の情報テーブルの一例を示
す図である。
【図4】図1中の原始プログラムの一例を示す図であ
る。
る。
【図5】図1中の測定用プログラムの一例を示す図であ
る。
る。
1 動的特性解析機構 2 区間情報判定手段 3 測定用プログラム生成手段 4 実行情報出力手段 10 区間情報 20 区間情報テーブル 21,22 区間エントリ 30 情報テーブル 31−1,31−2 ラベル情報テーブル 32 DO情報テーブル 33 IF情報テーブル 40 原始プログラム 50 測定用プログラム 60 出力情報
Claims (1)
- 【請求項1】 高級プログラミング言語で記述された原
始プログラムに対して動的特性解析を行う動的特性解析
機構において、 区間情報を入力しその区間情報で示される特定区間に関
して制御の飛び出しや制御の飛び込みがないかどうかを
判定する区間情報判定手段と、 この区間情報判定手段により制御の飛び出しおよび制御
の飛び込みがないことが確認された特定区間の実行情報
を採取する測定用プログラムを生成する測定用プログラ
ム生成手段と、 この測定用プログラム生成手段により生成された測定用
プログラムの翻訳,結合および実行を行い出力情報を出
力する実行情報出力手段とを有することを特徴とする実
行情報採取方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244612A JP2697401B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 実行情報採取方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3244612A JP2697401B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 実行情報採取方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0553871A JPH0553871A (ja) | 1993-03-05 |
JP2697401B2 true JP2697401B2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=17121328
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3244612A Expired - Lifetime JP2697401B2 (ja) | 1991-08-29 | 1991-08-29 | 実行情報採取方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2697401B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4194143B2 (ja) | 1998-10-09 | 2008-12-10 | 株式会社神戸製鋼所 | ガス耐食性とプラズマ耐食性に優れたアルミニウム合金材 |
-
1991
- 1991-08-29 JP JP3244612A patent/JP2697401B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0553871A (ja) | 1993-03-05 |
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