JP2696208B2 - シリンダ型エアダンパー - Google Patents

シリンダ型エアダンパー

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JP2696208B2
JP2696208B2 JP62020375A JP2037587A JP2696208B2 JP 2696208 B2 JP2696208 B2 JP 2696208B2 JP 62020375 A JP62020375 A JP 62020375A JP 2037587 A JP2037587 A JP 2037587A JP 2696208 B2 JP2696208 B2 JP 2696208B2
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/02Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
    • F16F9/0209Telescopic
    • F16F9/0227Telescopic characterised by the piston construction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、シリンダ型エアダンパーの改良に関し、
特にそのオリフィスをピストンの軸方向に貫通して設け
ることにより、防塵効果に優れたエアダンパーを提供す
るものである。 〈従来の技術〉 この種のエアダンパーとしては、実公昭45−22600号
公報により、シリンダの加圧底部に切欠溝を有する絞り
ねじを螺合し、この絞りねじにカバー兼用の固定ナット
を螺合して塵芥の侵入を防止する様にしたものが従来公
知である。 〈発明が解決しようとする問題点〉 しかし、従来のエアダンパーは、カバーを兼ねた構造
のナットを使用することにより、この固定ナットと絞り
ねじとの隙間に塵が溜ることを防止できたが、シリンダ
内に外気を取り入れる構造となっていたゝめ、外気に含
まれている微細な塵や埃等が絞りねじの周囲からシリン
ダ内に侵入することは阻止できなかった。 〈問題点を解決するための手段〉 そこで本発明は前記従来の欠点を解決するものであっ
て、以下にその内容を第1図に示した実施例に基づいて
説明する。 本発明は、一端が閉塞され、開放端側に複数の係止孔
14が設けられ、この複数の係止孔14を含んだ環状凹部17
が外周に設けられたシリンダ4と、挿通孔12が設けら
れ、複数の係止孔14にシリンダ4の内側から係合する複
数の弾性爪15が設けられてシリンダ4の開放端を閉塞す
るキャップ10と、環状凹部17に嵌着され、複数の係止孔
14を閉塞する環状の弾性キャップ(ゴムキャップ16)
と、シリンダ4内に挿通孔12から進退可能に挿入された
ロッド6と、このロッド6の先端に設けられ、シリンダ
4内を軸方向の前後の室a,bに区劃するとともに、軸方
向に貫通させて設けたオリフィス7、通気孔9によりシ
リンダ4の軸方向への動きに応じて両室a,bの空気を相
互に交流させるピストン5と、このピストン5の軸方向
の一方向への動きにより通気孔9を閉塞する逆止弁8
と、キャップ10の内側に着脱可能に取り付けられ、ロッ
ド6の周囲に接するフィルタ(フィルタシート18)を備
えて成ることを特徴とするものである。 〈作用〉 従って本発明によれば、ピストン5がその軸方向の一
方向に動く際には、逆止弁8が閉じて通気孔9が閉塞さ
れ、両室a,bはオリフィス7だけにより貫通される。こ
のため、オリフィス7を介して一方の室bから他方の室
aに空気が移動し、ピストン5の一方向の動きに対して
は制動力が働く。 又、ピストン5が逆方向に動く際には、逆止弁8が開
いて通気孔9が開放されるので、ピストン5が逆方向に
動く際には制動力が緩和される。 〈実施例〉 以下に本発明を図面に示した一実施例に基づき説明す
る。 図中、1はシリンダ型のエアダンパーを示し、車室内
物品収納筐、例えば第2図に示す様に車室内のインスト
ルメントパネル2に開閉可能に枢着されたグローブボッ
クス3の開閉の一方の動きを制動する緩衝装置に使用さ
れる。 上記エアダンパー1は、第3図に示す様に、一端が閉
塞され、開放端側に複数の係止孔14が設けられ、この複
数の係止孔14を含んだ環状凹部17が外周に設けられたシ
リンダ4と、挿通孔12が設けられ、複数の係止孔14にシ
リンダ4の内側から係合する複数の弾性爪15が設けられ
てシリンダ4の開放端を閉塞するキャップ10と、環状凹
部17に嵌着され、複数の係止孔14を閉塞する環状のゴム
キャップ16と、シリンダ4内に挿通孔12から進退可能に
挿入されたロッド6と、このロッド6の先端に設けら
れ、シリンダ4内を軸方向の前後の室a,bに区劃すると
ともに、軸方向に貫通させて設けたオリフィス7、通気
孔9によりシリンダ4の軸方向への動きに応じて両室a,
bの空気を相互に交流させるピストン5と、このピスト
ン5の軸方向の一方向への動きにより通気孔9を閉塞す
る逆止弁8と、キャップ10の内側に着脱可能に取り付け
られ、ロッド6の周囲に接するフィルタシート18から成
る。 上記シリンダ4は、第1図及び第6図に示す様に、一
端が開放した円筒形を成し、その開口端にキャップ10を
嵌着して成り、シリンダ4及びキャップ10はプラスチッ
クにより夫々が成形されて成る。 上記キャップ10は、第3図及び第4図に示す様に、一
端が閉じた円筒形を成し、その中心には両側に切欠き11
を備えた円筒形に延びる挿通孔12を開設し、ロッド6は
上記切欠き11に合せて通し、その後、1/4回転して使用
する。又、キャップ10の環状縁部13の外径をシリンダ4
の内径にほゞ一致させ、この環状縁部13とシリンダ4の
開口縁部との間には互いに係合する凹凸部を設けてい
る。こゝでは、第3図及び第6図に示す様に、シリンダ
4の開口縁部に、方形の係止孔14,14を開設すると共
に、キャップ10の環状縁部13には、上記係止孔14に逆止
的に嵌り込む一対の弾性爪15,15を設け、キャップ10を
ワンタッチで装着できる様にしている。 又、第3図中、16はシリンダ4の開口端部の外周面に
嵌着され、上記係止孔14を塞ぐゴムキャップを示し、こ
ゝではシリンダ4の開口端部の周囲にゴムキャップ16の
厚みにほゞ等しい深さの環状凹部17を設け、この環状凹
部17にゴムキャップ16を嵌着している(第6図)。 更に、第3図中、18はキャップ10の内側に内装するフ
ィルタシートを示し、このフィルタシート18には前記ロ
ッド6が通る一文字の長孔19を開設している。このフィ
ルタシート18により、キャップ10の挿通孔12及び切欠き
11とロッド6の隙間からシリンダ4内に侵入する空気中
の塵や埃等を過するのである。 又、キャップ10の内側面からは、第1図に示す様に、
フィルタシート18の長孔19の両端に引っ掛かる一対の腕
部20を突設すると共に、環状縁部13の内周面には、フィ
ルタシート18の厚さにほゞ等しい間隔で上記内側面に相
対向した環状隆起部21を突設し、フィルタシート18をキ
ャップ10の内側に保持できる様にしている。 前記ピストン5は、第5図に示す様に、その軸心に対
して偏心した位置に上記両室a,bに連通する一つ微細な
オリフィス7を開設すると共に、他の片側に偏心させ
て、逆止弁8の取付孔22を貫通状に開設し、この取付孔
22を中心にその周囲に複数個の通気孔9…を円周方向に
間隔を保って開設している。上記逆止弁8は、ゴム製で
ほゞ傘型を成し、その柄23の長さ途中には上記取付板22
より径大な抜止め用の膨出部24を設けている。又、第3
図中、25はピストン5の外周面に形成した環状溝26に嵌
装するOリングを示す。 前記ロッド6は、その先端から斜め前方に延びる複数
の放射状の脚部27…で該先端から離して螺筒28を一体的
に支持し、この螺筒28の内周は前記脚部27の間隔で外に
開通している。そして、この螺筒28をピストン5の環状
後端部29の内周のねじ部30にねじ込んで一体に連結でき
る様にしている。尚、ロッド6とピストン5をプラスチ
ックにより別成形したが、勿論、ピストン5の後端から
ロッド6を一体的に突設する様にしてもよい。 次に、上記構成による組立て状態のエアダンパー1の
動作を説明すると、ピストン5が伸長方向、即ち第1図
の右方向に移動する際には、ピストン5内の左側の前室
aが減圧状態となるので、逆止弁8が閉じ、両室a,bは
オリフィス7だけにより連通される。このため、右側の
後室bの空気は、微細なオリフィス7及びピストン5と
螺筒28の各内部を通って反対側の前室aに流入するの
で、ピストン5の伸長方向の動きに対しては制動力が働
く。 これに対して、ピストン5が縮小方向、即ち第1図の
左方向に移動する際には、ピストン5内の前室aが昇圧
状態となるので、逆止弁8が開いて、両室a,bは通気孔
9によっても連通される。このため、前室a内の空気
は、オリフィス7と通気孔9、並びにピストン5と螺筒
28の各内部を通って反対側の後室bに一気に排出され、
ピストン5の縮小方向の動きに対しては制動力が緩和さ
れる。 一方、第2図は、上記構成によるエアダンパー1を、
グローブボックス3の開閉装置に利用した実施例を示
す。グローブボックス3は、車室内のインストルメント
パネル2に開閉可能に枢着され、グローブボックス3が
開く際にはその自重で開き、閉じた位置には施錠装置
(図示せず)で係止できる様になっている。そして、エ
アダンパー1のシリンダ4の後端から突出する取付片31
をインストルメントパネル2の側壁に枢着すると共に、
ロッド6の後端の環状リング部32をグローブボックス3
の側面に枢着する。 従って、グローブボックス3が開く際には、ピストン
5が伸長方向に移動するため、その制動力が働き、グロ
ーブボックス3がその自重で静粛に開く。 又、グローブボックス3が閉じる際には、ピストン5
が縮小方向に移動するため、その制動力が緩和され、グ
ローブボックス3を手で押し上げるだけで、軽快に且つ
スピーディに閉じることができる。 尚、ピストン5の右側の後室bの密閉性を高くし、逆
止弁8の取付け方向を逆にすることにより、ピストン5
が縮小方向に移動する際に逆に制動力をはたらせること
もできる。 〈発明の効果〉 以上説明した様に本発明によれば、シリンダ4内の両
室a,bの間で空気が相互に交流するため、外気に含まれ
ている塵や埃等がシリンダ4内に浸入し難く、また、キ
ャップ10の挿入孔12からシリンダ4内に外気が入ったと
しても、フィルタ(18)で塵や埃等を除去するため、シ
リンダ4内に塵や埃等が浸入し難く、防塵効果に優れて
いる。 さらに、弾性爪15を係止孔12に係合させることによっ
てキャップ10をシリンダ4に取り付けることができる構
成にしたので、キャップ10の着脱が簡単かつ容易に行
え、フィルタ(18)の交換または清掃、すなわち除塵が
簡単かつ容易に行えるエアダンパー1を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は一半を
断面にした正面図、第2図はその使用状態の断面図、第
3図は分解斜視図、第4図は第1図の側面図、第5図は
第1図のV−V線に沿う断面図、第6図は一半を断面に
した平面図である。 同図中、1はエアダンパー、2はインストルメントパネ
ル、3はグローブボックス、4はシリンダ、aは前室、
bは後室、5はピストン、6はピストンロッド、7はオ
リフィス、8は逆止弁、9は通気孔を夫々示す。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.一端が閉塞され、開放端側に複数の係止孔が設けら
    れ、この複数の係止孔を含んだ環状凹部が外周に設けら
    れたシリンダと、挿通孔が設けられ、前記複数の係止孔
    に前記シリンダの内側から係合する複数の弾性爪が設け
    られて前記シリンダの開放端を閉塞するキャップと、前
    記環状凹部に嵌着され、前記複数の係止孔を閉塞する環
    状の弾性キャップと、前記シリンダ内に前記挿通孔から
    進退可能に挿入されたロッドと、このロッドの先端に設
    けられ、前記シリンダ内を軸方向の前後の室に区劃する
    とともに、軸方向に貫通させて設けたオリフィス、通気
    孔により前記シリンダの軸方向への動きに応じて前記両
    室の空気を相互に交流させるピストンと、このピストン
    の軸方向の一方向への動きにより前記通気孔を閉塞する
    逆止弁と、前記キャップの内側に着脱可能に取り付けら
    れ、前記ロッドの周囲に接するフィルタを備えたシリン
    ダ型エアダンパー。
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