JP2693877B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP2693877B2 JP3098030A JP9803091A JP2693877B2 JP 2693877 B2 JP2693877 B2 JP 2693877B2 JP 3098030 A JP3098030 A JP 3098030A JP 9803091 A JP9803091 A JP 9803091A JP 2693877 B2 JP2693877 B2 JP 2693877B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画面のアスペクト比
(縦横比)と一致しない映像信号が入力されるテレビジ
ョン受像機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビジョン受像機はその画面の
アスペクト比が4:3になっており、そのテレビジョン
受像機に入力される映像信号、例えば受信アンテナや外
部映像機器から入力される映像信号のアスペクト比も
4:3になっていた。ところが、最近アスペクト比が
4:3の映像信号を送信する従来の放送とは別に、アス
ペクト比が16:9の映像信号を送信するワイドアスペ
クト放送が提案されており、それに対応してテレビジョ
ン受像機もアスペクト比が16:9のワイド画面のもの
が提案されている。そして、テレビジョン受像機にその
画面のアスペクト比と一致しない映像信号が入力される
場合には、例えば画面のアスペクト比が16:9のテレ
ビジョン受像機でアスペクト比が4:3の映像信号を受
信する場合、或いは画面のアスペクト比が4:3のテレ
ビジョン受像機でアスペクト比が16:9の映像信号を
受信する場合には、アンダスキャンにて画面上に画像を
映し出すようにしていた。即ち、画面上の左右或いは上
下方向に画像を映し出さない画像空白部を生じさせて、
入力される映像信号を画面のアスペクト比と一致させる
ようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のテレビジョン受像機においては、画面上の左右或
いは上下方向に画像を映し出さない画像空白部を生じさ
せているため、即ち画像を映し出す画面中央の75%の
部分には電子ビ−ムがいつも当たり、その左右或いは上
下方向の残りの25%の部分には電子ビ−ムが当たらな
いようになっているため、画像を映し出す画面中央部と
その左右或いは上下方向の画像空白部との間で、時間の
経過とともに電子ビ−ムによる画面の蛍光体の変色に差
が生じて特にその境界部分が目立ち、その後画面のアス
ペクト比と一致した映像信号が入力された際にその境界
部分において画像品位を劣化させていた。本発明はこの
ような点に鑑み成されたものであって、画面のアスペク
ト比と一致しない映像信号が入力された際に、その画面
上の左右或いは上下方向に生じる画像空白部との境界部
分で蛍光体の変色の差が目立たないようにしたテレビジ
ョン受像機を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明では、画面のアスペクト比と一致しない映像信号
が入力された際に、アンダスキャンにて画面上に画像を
映し出すテレビジョン受像機において、アンダスキャン
によって生じる画像空白部との境界部分をシフトさせる
位置可変手段を設けて成り、該位置可変手段は、フライ
バックトランスの二次側に生じるフライバックパルスを
積分して鋸歯状波に整形し水平自動周波数制御回路に供
給する積分回路と、電源のオン毎に出力が反転する反転
手段と、該反転手段の出力によりオン・オフして前記積
分回路の時定数を切り換えるスイッチング手段とから成
っている
【0005】
【作用】このような構成によると、画面のアスペクト比
と一致しない映像信号をアンダスキャンにて画面上に映
し出す際に、その画面上の画像位置が、この場合水平画
像位置が水平AFC回路に要する既存の積分回路を用い
て電源のオン毎に左右に変えられ、アンダスキャンによ
って生じる画像空白部との境界部分が左右にシフトされ
ることになるので、その境界部分での蛍光体の変色の差
がぼかされて分かりにくくなる。
【0006】
【実施例】以下、本発明のテレビジョン受像機の一実施
例について図面と共に説明する。本実施例では、画面の
アスペクト比と一致しない映像信号をアンダスキャンに
て画面上に映し出す際に、その画面上の画像位置を所定
の期間毎に変えて、アンダスキャンによって生じる画像
空白部との境界部分をシフトさせる位置可変手段を設け
ることで、その境界部分での蛍光体の変色の差をぼかし
て分かりにくくするようにしたものである。例えば、画
面のアスペクト比が16:9のテレビジョン受像機にお
いて、そのアスペクト比と一致した映像信号以外に、
4:3のアスペクト比の映像信号が入力された場合、ア
ンダスキャンによってその画面上の左右方向に画像を映
し出さない画像空白部を生じることになるが、その画面
上の画像位置、この場合水平画像位置を電源のオン毎に
左右に振らせて変えることで、画面空白部との境界部分
が左右にズレて、その境界部分での蛍光体の変色の差が
ぼかされて分かりにくくなる。
【0007】図1はその画面上の画像位置を左右に振ら
せて変える位置可変手段の具体的な回路構成例を示し、
同図においてフライバックトランス1に設けられた二次
側のコイルL2に生じたフライバックパルスFP1は抵
抗2,3とコンデンサ4,5で構成された積分回路6で
積分して鋸歯状波に整形された後に結合コンデンサ7を
通して水平AFC回路8に供給され、ここで入力信号の
水平同期パルスHPと位相比較されることになる。そし
て、その比較結果に基いて水平発振回路9の発振周波数
が制御され、その水平発振回路9の発振出力に基いて水
平出力回路10が水平偏向コイル(図示せず)に偏向電
流を供給すると共にフライバックトランス1を駆動(そ
の一次側のコイルL1に帰線期間パルスを供給)するこ
とになる。また、前記フライバックトランス1の二次側
には検知用のコイルL3が設けられており、このコイル
L3に得られたフライバックパルスFP2はダイオ−ド
11とコンデンサ12よりなる整流平滑回路13を通し
てフリップフロップ回路14へ印加されることになる。
このフリップフロップ回路14は直流電源15に接続さ
れており、そのQ出力はスイッチング素子として働くF
ETトランジスタ16のゲ−トに接続されている。ここ
で、直流電源15はテレビジョン受像機が不動作状態
(即ち、メインの電源がオフ状態)であっても、作動す
るものとする。そして、FETトランジスタ16のソ−
スは接地点に接続されドレインは前記積分回路6を構成
するコンデンサ4,5の中点に接続されており、該FE
Tトランジスタ16がオフの時は積分回路6のコンデン
サ4,5は直列接続(コンデンサ5が開放)されてとも
に働き(図2(d)はコンデンサ5の状態を示す)、FE
Tトランジスタ16がオンの時は一方のコンデンサ5が
短絡されて働かなくなり、積分回路6は他方のコンデン
サ4のみが働く状態となる。
【0008】このように、積分回路6のコンデンサ5が
働くか否かによって、アンダスキャンにて映し出される
画面上の水平画像位置が変わることになり、次にその動
作を説明する。今、テレビジョン受像機の図示していな
い電源スイッチ(メインスイッチ)を投入して電源をオ
ン(図2(a)参照)にすると、フライバックトランス1
のコイルL3からフライバックパルスFP2が得られ、
このフライバックパルスFP2は整流平滑回路13で整
流平滑されることになる。その結果、ハイレベルの電圧
がフリップフロップ回路14に供給(図2(b)参照)さ
れて、フリップフロップ回路14のQ出力が反転するこ
とになる。例えば、電源スイッチが投入される前のQ出
力がロ−レベルであったとすると、そのQ出力は電源ス
イッチの投入によりハイレベル(図2(c)参照)となっ
て、FETトランジスタ16をオン状態にする。そのた
め、積分回路6のコンデンサ5が働かなくなり、積分回
路6の時定数(積分定数)は大きな値に切り換えられる
ことになる。その結果、積分回路6から水平AFC回路
8に供給される鋸歯状波の位相が遅れて、画面上の水平
画像位置が右に振れて図3の実線位置から点線位置に変
わることになり、左右画像空白部S1,S2との境界部
分が右にシフトされることになる。この状態は電源スイ
ッチをオフにしない限り継続され、ここで前記電源スイ
ッチをオフにするとテレビジョン受像機は不動作になり
画面上に画像は映し出されなくなるが、フリップフロッ
プ回路14は直流電源15によりバックアップされてい
るので、そのQ出力はハイレベルの状態に保持されるこ
とになる。
【0009】従って、次に再び電源スイッチを投入して
電源をオン(図2(a)参照)にすると、上述した場合と
同様にフライバックトランス1のコイルL3からのフラ
イバックパルスFP2の整流平滑出力によりフリップフ
ロップ回路14にハイレベルの電圧が供給(図2(b)参
照)されることになるので、フリップフロップ回路14
のQ出力は再びロ−レベル(図2(c)参照)に反転し、
FETトランジスタ16をオフ状態にする。これによっ
て、今度はコンデンサ5も働くことになり、積分回路6
の時定数は小さな値に切り換えられることになる。その
結果、積分回路6から水平AFC回路8に供給される鋸
歯状波の位相が進んで、画面上の水平画像位置が左に振
れて図3の点線位置から実線位置に変わることになり、
左右画像空白部S1,S2との境界部分が左にシフトさ
れることになる。尚、電源スイッチが投入されたテレビ
ジョン受像機の動作中、フライバックトランス1のコイ
ルL3からはフライバックパルスFP2が次々と得られ
るが、これらは整流平滑回路13の出力をハイレベルの
電圧に保つだけであり、フリップフロップ回路14の出
力状態を変えるものではない。このように、本実施例で
はテレビジョン受像機の電源のオン毎に画面上の水平画
像位置が左右に振れて変わり、その画像空白部との境界
部分が左右にシフトされることになるので、その境界部
分での蛍光体の変色の差がぼかされて分かりにくくな
る。以上、本実施例では画面上の水平画像位置を電源の
オン毎に左右に振らせて変えるようにしたが、時計数手
段を用いて所定の使用時間毎に変えるようにしても良
く、また水平AFC回路に要する既存の積分回路を用い
て、即ちその時定数を切り換えて変えるようにしている
が、水平偏向コイルに流す直流電流を切り換えることで
変えるようにしても良い。更に、本実施例では画面のア
スペクト比が16:9のテレビジョン受像機の場合につ
いて述べたが、画面のアスペクト比が4:3のテレビジ
ョン受像機で16:9の映像信号を受信する場合でも同
様で、その場合には垂直偏向コイルに流す直流電流を切
り換えることで画面上の垂直画像位置が上下に変えられ
ることになる。
【0010】
【発明の効果】上述したように本発明のテレビジョン受
像機に依れば、画面のアスペクト比と一致しない映像信
号をアンダスキャンにて画面上に映し出す際に、その画
面上に生じる画像空白部との境界部分での蛍光体の変色
の差を、ぼかして分かりにくくすることができるので、
その後画面のアスペクト比と一致した映像信号が入力さ
れた際にその境界部分における画像品位を良好に保つこ
とができる。しかも、このような手当を既存の水平AF
C回路に存する積分回路の時定数を電源のオン毎に切り
換えるという簡単な構成によって実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す図。
【図2】 その動作を説明するための波形図。
【図3】 アスペクト比が一致しない映像信号の画面表
示例を示す図。
【符号の説明】
1 フライバックトランス 6 積分回路 8 水平AFC回路 14 フリップフロップ回路 16 FETトランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画面のアスペクト比と一致しない映像信号
    が入力された際に、アンダスキャンにて画面上に画像を
    映し出すテレビジョン受像機において、アンダスキャン
    によって生じる画像空白部との境界部分をシフトさせる
    位置可変手段を設けて成り、該位置可変手段は、フライ
    バックトランスの二次側に生じるフライバックパルスを
    積分して鋸歯状波に整形し水平自動周波数制御回路に供
    給する積分回路と、電源のオン毎に出力が反転する反転
    手段と、該反転手段の出力によりオン・オフして前記積
    分回路の時定数を切り換えるスイッチング手段とから成
    っていることを特徴とするテレビジョン受像機。
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