JP2692634B2 - 無線ローカルエリアネットワークにおけるネットワークid自動設定方法 - Google Patents

無線ローカルエリアネットワークにおけるネットワークid自動設定方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、無線ローカルエリアネ
ットワーク(LAN)における機器間のネットワークI
D取得に関する。
【0002】
【従来の技術】従来いくつかのサブネットワークを構成
している有線LANなどで新たにサブネットワークを構
築する場合には、既存サブネットワークに影響を及ぼす
ことがなくローカルに構築することが可能である。ま
た、他のサブネットワークと接続する場合にはブリッジ
装置やルーター装置を用いて接続することにより、既存
ネットワークに及ぼす影響を最小限にすることが可能で
ある。
【0003】図2のネットワーク構成を例にして説明す
る。図2ではAというネットワークが稼動中で今度新た
にBというネットワークを追加する例を示す。
【0004】ネットワークAとBは相互にアクセスを可
能にするが、ネットワークA、Bそれぞれの内部でのデ
ータ転送においては、お互いのネットワークにデータパ
ケットを送出しないようにするためにブリッジ装置を入
れて接続する。
【0005】ブリッジ装置により、たとえばネットワー
クAにある端末a1とa2の間でデータ転送を行う場合
には、ネットワークBにデータパケットが送出されるこ
とはない。また、ネットワークBにある端末b1とb2
の間でデータ転送を行う場合には、ネットワークAにデ
ータパケットが送出されることもない。
【0006】最近、新たなLAN製品として脚光を浴び
ている無線LANは配線工事が不要なために設置場所の
レイアウト変更が容易にできる。
【0007】無線LANにおいてネットワークを構成す
る場合には、電波を使っているため、有線LANのよう
に物理的にネットワークを分けることができない。
【0008】したがってネットワークを分割してサブネ
ットワーク化する場合には、ネットワークIDを各ネッ
トワークに持たせるようにして、データパケット毎にそ
れらを認識する必要がある。
【0009】新たなネットワークを構築する場合には、
ネットワークIDを新たに取得する必要があるが、従来
の無線LANにおいては設置担当者が他のネットワーク
で使用していないネットワークIDを調べて、各端末に
設定する必要があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】無線LANにおける従
来のネットワーク構築方法では、設置担当者が新しいネ
ットワークに属する端末に設定するネットワークID
を、他のネットワークで使用しているものと重ならない
ように調べて、設置する台数分個々に設定する必要が合
ったために、ネットワークの構築に手間がかかった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、他で使
用しているネットワークIDを無線LAN端末上で自動
的に認識して、空いているネットワークIDを設定する
ことによって、設置担当者の手間を省くことにある。こ
のため本発明のネットワークID自動設定方法において
は、設置する各無線LAN端末が一定時間他のネットワ
ークのネットワークIDを蓄積することにより空いてい
るIDを探し、自ら設定することにより上記目的を達成
している。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は本実施例を示す無線LAN端末のブ
ロック図であり、図は本実施例を示す説明図であり、図
4は本実施例におけるネットワークID設定のシーケン
ス図である。
【0014】いま図3に示すようにA,B,Cという3
つの無線LANサブネットワークが存在している環境
に、サブネットワークDを新たに構築する場合の動作を
説明する。ただし、A,B,Cそれぞれに属する端末は
相互のネットワークを移動しないものとする。サブネッ
トワークDにはD1,D2,D3という3台の端末が属
するものとする。3台は既存ネットワークのIDを同じ
条件で受信できない場合もありうるものとする。
【0015】端末の内部構成は図1に示すように無線の
変復調を行う無線モデム25とデータパケットを制御す
るLANコントローラ24とそれらを制御するCPU2
1が中心となって構成されている。ROM22はCPU
21を制御するプログラムなどが格納されており、RA
M23は送受信データパケットのバッファやネットワー
クIDのテーブルとなっている。またネットワークID
検出回路26では、受信データパケットよりネットワー
クIDを検出し、RAM23のIDメモリテーブルに転
送する処理を行っている。外部I/O27は外部とのイ
ンタフェースとなっている。
【0016】無線モデムでデータパケットを受信する
と、通常モードの場合にはLANコントロール24にパ
ケットが伝えられる。ネットワークID設定モードの場
合にはLANコントローラ24ではなくて、ネットワー
クID検出回路26に伝えられ、ネットワークIDがR
AM23に書き込まれる。
【0017】図4のシーケンス図で一連の動作を説明す
る。
【0018】新たに設置する端末が同じ条件で既存ネッ
トワークのIDを受信できない場合には、それぞれの端
末で受信したIDを総合的に判断して決定する必要があ
る。
【0019】そこでお互いに受信したネットワークID
を知らせるためのすなわち、ネットワークID設定モー
ド専用のIDを設ける。本実施例においてはID=0と
する。さらに各端末で受信したIDから空きIDを決定
する端末を親とする。この実施例では親となる端末は前
もって定められている。本実施例では、D1を親とす
る。
【0020】まずサブネットワークDに所属する端末
(D1,D2,D3)の端末モードをすべてネットワー
クID設定モードにする。これによってネットワークI
D検出回路26が機能するようになる。
【0021】ここで親となった端末D1は他の端末に取
り込み開始を指示するパケットをネットワークID=0
で送信する。このパケットを受信した端末はここでタイ
マを起動して他のネットワークのネットワークIDの蓄
積をRAM23に設定されているメモリテーブルに始め
る。
【0022】メモリテーブルの内容は常に検索し、以前
に蓄積したIDはメモリテーブルには書き込みは行わな
い。
【0023】タイマの設定値は、既存のネットワークが
すべて稼働状態になるまでの時間を設定する。タイマが
タイムアウトすると各端末はネットワークID=0でメ
モリテーブルのデータ、端末の識別コードを親端末D1
に送信する。
【0024】端末D1は自らが受信したIDの格納され
ているメモリテーブルに他の端末(D2,D3)から受
信したテーブルデータを追加する。
【0025】すべて受信が終わった時点で、空いている
ネットワークIDを数字の昇順に検索して決定する。図
3の例ではIDが01から03が使用中であるため、ネ
ットワークDのネットワークIDは04となる。
【0026】その後、決定したネットワークIDをネッ
トワークID=0で他の端末に通知する。
【0027】他端末は通知されたネットワークIDに設
定する。ネットワークIDの設定が終了したら、各端末
の端末モードを通常状態に切り替える。D1,D2,D
3の3台がすべて設定を終了すると設定動作が終了し
て、ネットワークDの構築が完了する。
【0028】以下にネットワーク接続の端末に親子関係
を持たせる動作を示す。図5は親端末を通知するシーケ
ンス図を示す。
【0029】まずネットワークに接続予定の端末の中か
ら一番早く電源を立ち上げた端末を親として決定する。
親となった端末はネットワークID=0の親通知パケッ
トを送信する。この親通知パケットを受信した端末は、
親となることはできず、したがって親通知パケットを発
信することはない。図3及び図5の例ではD1を親端末
とする。
【0030】端末D1は電源を立ち上げた後に他端末か
ら親通知パケットが送信されていないことを確認した後
にネットワークID=0の親通知パケットを一定時間送
信を続ける。端末D2および端末D3で端末D1からの
親通知パケットを受信すると、それぞれ自端末のIDを
付加した受信確認のためのACKパケットを送信する。
【0031】接続予定の全端末からACKフレームを受
信した後、親端末D1は他ネットワークのID取り込み
開始指示パケットを送信する。以下、実施例1に示すと
おりに動作する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるネッ
トワークID自動設定方法は無線LAN端末自身が他の
ネットワークIDを蓄積し、空いているネットワークI
Dを探し出すために、端末設置担当者がネットワークI
Dの設定をする必要がなくなるため、無線LANのネッ
トワークが複数存在する場合に設置作業の効率化を図る
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の端末のブロック図である。
【図2】本発明の従来例を示した説明図である。
【図3】本発明の実施例の動作を説明する説明図であ
る。
【図4】本発明の第1の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【図5】本発明の第2の実施例の動作を示すシーケンス
図である。
【符号の説明】
21 CPU 22 ROM 23 RAM 24 LANコントローラ 25 無線モデム 26 ネットワークID検出回路 27 外部I/O

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一無線チャネルを共用し、ネットワー
    クIDによってグループ化され、それぞれサブネットワ
    ークとして孤立し、かつ構成している端末が稼働中に移
    動しない複数のネットワークのネットワークIDを検出
    し、蓄積することができる無線LAN装置のネットワー
    クID設定方法であり、 前記端末の各々は他のサブネットワークのネットワーク
    IDを検出し、検出した該ネットワークIDをメモリテ
    ーブルに蓄積し、前記端末は、該メモリテーブルの内容を一時的に親と指
    定された端末に送信し、 該一時的なネットワークの親となった端末が、そのメモ
    リテーブルに蓄積したネットワークID及び他の端末か
    ら送信されたメモリテーブルの内容を検索し、登録され
    ていないものをネットワークIDとして決定し、決定さ
    れたネットワークIDを他の構成端末に一斉に通知し、 他の構成端末が該通知されたネットワークIDを自端末
    のネットワークIDとして設定することを特徴とする無
    線ローカルエリアネットワークのネットワークID自動
    設定方法。
  2. 【請求項2】 前記親となる端末は前もって定められて
    いることを特徴とすることを特徴とする請求項1記載の
    ネットワークID自動設定方法。
  3. 【請求項3】 端末の中で電源立上げ後最初に親通知パ
    ケットを発信した端末が前記親と指定されることを特徴
    とする請求項1記載のネットワークID自動設定方法。
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