JP2692579B2 - 空き缶圧縮機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、フレーム上部に配設さ
れたホッパーから投入されたジュース缶、ビール缶等の
金属製の空き缶を、押圧板と受圧板との間で圧縮処理し
て排出口より排出する空き缶圧縮機に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来この種のものとして、実公平５−２
７２７６号公報の空き缶圧縮機が公知である。この空き
缶圧縮機は箱体上部に配設されたホッパーの傾斜底板の
下端前方に形成される排出口を介して落下する空き缶
を、下部を支点として揺動駆動される押圧板と、該押圧
板に対向して配設された受圧板との間で圧縮処理する空
き缶圧縮機において、前記ホッパーの傾斜底板の全部ま
たは一部を可動底板とし、該可動底板の下部と前記押圧
板の上部とを回動自在に連結したものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】前記従来技術において
は、可動底板の下部と押圧板の上部とを回動自在に連結
し、押圧板の揺動に伴って上下及び水平方向の成分を含
んだ複合的な運動を繰返すことにより、可動底板上に滞
留する空き缶どうしの絡み合いによるブリッジ形成等の
不都合を回避するものであるが、前記上下及び水平方向
の成分を含んだ複合的な運動は比較的弱いものであり、
この結果空き缶どうしの絡み合いによるブリッジ形成を
一掃できない虞があった。すなわち、従来技術において
は、可動底板の運動は連続的なものであるために、絡み
合った空き缶を除去できず、この結果、空き缶圧縮機が
作動中でも空き缶を圧縮することができない虞があっ
た。

【０００４】そこで、本発明はホッパーに投入されて滞
留した空き缶どうしの絡み合いによるブリッジ形成等の
不都合を振動により確実に回避すると共に、傾斜面に沿
ったスムースな送り出しが促進される空き缶圧縮機を提
供することを目的とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】本発明は、フレーム上部
に配設されたホッパーの傾斜底板の下端前方に形成され
る排出口を介して落下する空き缶を、下部を支点として
揺動駆動装置により揺動される押圧板と、該押圧板に対
向して配設された受圧板との間で圧縮処理する空き缶圧
縮機において、前記ホッパーの傾斜底板の全部または一
部を後部側を前記フレームに回動自在に連結して振動自
在な振動底板とし、前記押圧板の上部には前記振動底板
に対向して該振動底板が摺動する振動駆動用の摺動案内
部材を設けると共に、該摺動案内部材には突部が設けら
れている空き缶圧縮機である。

【０００６】また、本発明は、フレーム上部に配設され
たホッパーの傾斜底板の下端前方に形成される排出口を
介して落下する空き缶を、下部を支点として揺動駆動装
置により揺動される押圧板と、該押圧板に対向して配設
された受圧板との間で圧縮処理する空き缶圧縮機におい
て、前記ホッパーの傾斜底板の全部または一部を後部側
を前記フレームに回動自在に連結して振動する振動底板
とし、該振動底板には前記押圧板に対向して該押圧板が
摺動する振動駆動用の摺動案内部材を設けると共に、該
摺動案内部材には突部が前記押圧板の揺動方向に沿って
複数間隔をおいて設けられている空き缶圧縮機である。

【０００７】

【作用】前記構成により、押圧板が摺動案内部材と共に
揺動すると、該摺動案内部材を摺動する振動底板が突部
によって持上げられて、振動底板は振動状態となる。そ
して空き缶をホッパーに投入すると、該空き缶は振動状
態の振動底板により順次排出口へ送出される。この送出
された空き缶は落下すると共に、受圧板と押圧板により
挟まれて圧縮される。

【０００８】また、前記構成により、押圧板が揺動する
と、該押圧板が摺動案内部材に摺動し、振動底板が突部
を摺動すると振動底板は持上げられて、振動底板は振動
状態となる。そして空き缶をホッパーに投入すると、該
空き缶は振動状態の振動底板により順次排出口へ送出さ
れる。この送出された空き缶は落下すると共に、受圧板
と押圧板により挟まれて圧縮される。

【０００９】

【実施例】以下、本発明の第１実施例を図１乃至第４図
を参照して説明する。下部に車輪１を設けた箱形状のフ
レーム２の上面にはホッパー枠３Ａを有するホッパー３
が設けられている。前記前記フレーム２内にはサブフレ
ーム４が設けられている。このサブフレーム４は側面が
逆Ｌ形を成しており、その下端を軸受５を介して前方へ
引出し可能に設けられている。前記サブフレーム４の上
部杆４Ａには断面コ形のガイドレール６が形成され、該
ガイドレール６間には前記ホッパー３の傾斜底板の全部
をなし下端前方に排出口７が設けられる振動底板８が設
けられている。該振動底板８はその両側後部を軸９を介
して前記上部杆４Ａに回動自在に連結されており、また
振動底板８の両側前部には前記ガイドレール６に緩かに
挿入するローラ10が軸着して、前記軸９を回転中心とし
て振動底板８の前部がガイドレール６高さの範囲内で上
下振動できるようになっている。尚、10Ａは前記サブフ
レーム４を前記フレーム１に固定するための固定用金具
であり、該固定用金具10をフレーム１側に設けられた受
け部11から引抜くことによりロック状態を解除して、サ
ブフレーム４を前記軸受５を回転中心として前方へ引出
すことができる。

【００１０】12は前記サブフレーム４の縦杆４Ｂと一体
な受圧板である。13は揺動駆動装置14により揺動される
押圧板である。該押圧板13は前記受圧板12に対して前記
排出口７と連通する空き缶圧縮用の空間部Ｓを介してそ
の下部を前記縦杆４Ｂに軸受け15により回動自在に連結
されている。前記押圧板13を前後方向に揺動するための
揺動駆動装置14は、前記押圧板13の後面に固定され減速
機16を備えたモータ17と、前記減速機16の出力軸16Ａに
連結したクランク状の回転アーム18と、端部20Ａ，20Ｂ
を前記回転アーム18と前記縦杆４Ｂに固定されたブラケ
ット19とに夫々回動自在に連結した連結ロッド20により
形成される。19Ａは前記左右ー対設けられたブラケット
19の支持軸である。前記連結ロッド20の一端20Ａは前記
減速機16の出力軸16Ａと偏心した状態で回転アーム18に
連結されている。したがって、モータ17を作動すると出
力軸16Ａによりクランク状の回転アーム18が回転し、こ
の作動により前記押圧板13が前記軸受け15を回転中心と
して揺動駆動装置14と共に前後方向Ｘに揺動するように
なっている。

【００１１】さらに、前記押圧板13の上端には前記振動
底板８の下面に対向する振動駆動用の平板状摺動案内部
材21が設けられている。この摺動案内部材21には複数の
突部22が前記押圧板の揺動方向（前後方向Ｘ）に沿って
複数間隔をおいて設けられている。前記突部22は帯体23
と一体に設けられたものであり、該帯体23は前記摺動案
内部材21の全幅に渡り複数列間隔をおいて固着されてい
る。一方、前記振動底板８の前側下面には前記帯体23上
を摺動する板状の摺動部24が該振動底板８の全幅に渡り
一体に設けられている。したがって、摺動案内部材21が
押圧板13と共に前後方向Ｘに移動すると、摺動案内部材
21に設けられた突部22が摺動部24を一時的に持上げ、こ
の結果、振動底板８は軸９を回転中心として連続して上
下振動できるようになっている。

【００１２】25は前記排出口７の下方に設けられ、鉄製
の空き缶Ａとアルミニウム製の空き缶Ｂを分別するため
の分別板であり、該分別板25はそのほぼ中央部が軸26に
より回動自在に設けられていると共に、該中央部は排出
口７のほぼ真下に位置している。そして前記分別板25と
前記回転アーム18との間には、分別板揺動用の連結ロッ
ド27が連結されていると共に連結ロッド27の途中にはば
ね27Ａが連結され、長さ調節ができるようになってい
る。さらに、前記分別板25のー側下面たる後部下面には
孔28が形成されており、さらに、前記分別板25の後部の
やや下方には、前記孔28に挿入可能な永久磁石29が前記
サブフレーム４と一体に固定されている。

【００１３】尚、30，31は、フレーム１の下部の後方及
び前部に置かれたアルミニウム製空き缶回収箱、鉄製空
き缶回収箱である。32は前記サブフレーム４に固定した
前面パネルであり、ヒンジ33により開閉できるようにな
っている。

【００１４】次に前記構成についてその作用を説明す
る。モータ17を作動すると、出力軸16Ａは時計方向回り
Ｙに回動すると共に、押圧板13、分別板25は前後方向Ｘ
に揺動し、斜設された振動底板８は振動状態となる。そ
して空き缶Ａ，Ｂをホッパー３に投入すると、該空き缶
Ａ，Ｂは、振動状態の振動底板８により順次排出口７へ
送出される。この送出された空き缶Ａ，Ｂは、空間部Ｓ
に落下すると共に、押圧板13の前進作動により受圧板12
と押圧板13により挟まれて圧縮される。尚、図１は押圧
板13が後退している状態を示している。この圧縮された
空き缶Ａ，Ｂは受圧板12と押圧板13の下端から落下し
て、やや後端が下方に向いた状態の分別板25上に落下し
て載置され、この載置された空き缶Ａ，Ｂは分別板25の
傾斜により後方へ滑る。この際、アルミニウム製の空き
缶Ｂはそのままフレーム１の下部後方に置かれたアルミ
ニウム製空き缶回収箱30に収容されるが、鉄製の空き缶
Ａは分別板25の傾斜により後方へ滑る際、孔28から臨ん
だ永久磁石29により固定される。この後に、前記分別板
25が、モータ17、ひいては押圧板13に応動して揺動して
前端が斜め下方に傾斜するようになると、前記分別板25
が永久磁石29より離れるように揺動し、この結果鉄製の
空き缶Ａは分別板25を滑り、フレーム１の下部前方に置
かれた鉄製空き缶回収箱31に収容される。

【００１５】さらに、点検の時などにおいては、まず、
ホッパー枠３Ａを取外し、前面パネル32を開いた後、固
定用金具10を抜いてサブフレーム４の固定状態を解除
し、この後に軸受５を回転中心として一点鎖線に示すよ
うに引出し、ストッパー34に係止した状態で点検を行う
ものである。

【００１６】以上のように、本発明の実施例では、ホッ
パー３の傾斜底板の全部を後部側を軸９を介してサブフ
レーム４に回動自在に連結して振動自在な振動底板８と
し、押圧板13の上部には前記振動底板８に対向して該振
動底板８が摺動する振動駆動用の摺動案内部材21を設け
ると共に、該摺動案内部材21には突部22が設けられてい
ることにより、押圧板13が揺動することにより、摺動案
内部材21も前後方向に移動する。このために、摺動案内
部材21に接する振動底板８は突部22によりやや持上げら
れ、その後多少落下するように振動する。この結果、空
き缶Ａ，Ｂどうしの絡み合いによるブリッジが形成され
ても、前記振動による衝撃により前記ブリッジは確実に
一掃される。しかも、突部22を有する摺動案内部材21と
振動底板８は連結されおらず、切離されているので、ジ
ュース等が付着しても、簡単に拭き取りなどにより除去
することができる。

【００１７】また、本発明の実施例では、摺動案内部材
21は前記振動底板８に対向して平板状に設けられ、該平
板状摺動案内部材21に設けられる前記突部22は前記押圧
板13の揺動方向（前後方向Ｘ）に沿って複数間隔をおい
て設けられ、かつ前記振動底板８の下面には前記摺動案
内部材21に接触する摺動部24が設けられたことにより、
前記押圧板13の１回の揺動当りの振動底板８の振動数を
大きくでき、直ちに前記ブリッジは直ちに一掃できる。

【００１８】さらに、本発明の実施例では、前記排出口
７の下方には前記押圧板13と応動してほぼ水平に揺動す
る分別板25が横向きに設けられ、かつ該分別板25のー側
下面に対向して前記サブフレーム４側に永久磁石29を固
定したことにより、圧縮されたアルミニウム製の空き缶
Ｂはそのまま分別板25の傾斜により滑らせて排出し、一
方鉄製の空き缶Ａは永久磁石29によりいったん固定した
後に反対に傾斜した分別板25により滑らせて排出するこ
とができ、自動的に空き缶Ａ，Ｂを分別することができ
る。

【００１９】また、本発明の実施例では、前記ホッパー
３の振動底板８、揺動駆動装置14、押圧板13、受圧板12
は、前記フレーム１に対して前方へ引出し可能なサブフ
レーム４に設けられたことにより、点検時などを簡単に
行うことができる。

【００２０】図５は本発明の第２実施例を示したもので
あり、前記第１実施例と同一部分には同一符号を付しそ
の詳細な説明を省略する。

【００２１】図５に示す第２実施例では、ホッパー３の
傾斜底板の全部を後部側を軸９を介してサブフレーム４
に回動自在に連結して振動する振動底板８Ａとし、該振
動底板８Ａには押圧板13に対向して該押圧板13の摺動部
24Ａが摺動する振動駆動用の摺動案内部材21Ａを設ける
と共に、該摺動案内部材21Ａには突部22Ａが前記押圧板
13の揺動方向（前後方向Ｘ）に沿って複数間隔をおいて
設けられているものである。また、分別板25の下方に位
置する永久磁石29Ａは分別板25の下面に接するようにな
っている。

【００２２】したがって、摺動部24Ａが振動底板８Ａ押
圧板13と共に前後方向Ｘに移動すると、該摺動部24Ａは
摺動案内部材21Ａに設けられた突部22Ａを一時的に持上
げ、この結果、振動底板８Ａは軸９を回転中心として連
続して上下振動できるようになっている。

【００２３】以上のように、第２実施例では、ホッパー
３の傾斜底板の全部を後部側を軸９を介してサブフレー
ム４に回動自在に連結して振動する振動底板８Ａとし、
該振動底板８Ａには押圧板13に対向して該押圧板13の摺
動部24Ａが摺動する振動駆動用の摺動案内部材21Ａを設
けると共に、該摺動案内部材21Ａには突部22Ａが前記押
圧板13の揺動方向（前後方向Ｘ）に沿って複数間隔をお
いて設けたことにより、空き缶Ａ，Ｂどうしの絡み合い
によるブリッジが形成されても、前記振動による衝撃に
より前記ブリッジは確実に一掃される。

【００２４】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば第１実施例の摺動案内部材21の突部22
は、図６乃至図９に示すように金属製の摺動案内部材21
自体をプレス加工して形成することにより、耐久性に優
れるものを提供できるようにしてもよい。すなわち図６
に示すように突部22Ｂの断面を角形として、振動底板８
に急激な衝撃がある振動を与えてもよく、図７に示すよ
うに摺動案内部材21自体を突部22Ｃを連続して形成して
もよい。この場合には振動数を多くすることができる。
また図８に示すように摺動案内部材21自体を断続した波
板状に形成して突部22Ｄを形成してもよく、この場合に
は振動数を調節することができる。図９に示すように摺
動案内部材21自体に球面状の突部22Ｅを形成してもよ
い。この場合衝撃が少なく振動させることができる。さ
らに、実施例ではホッパーの傾斜底板の全部を振動底板
としたが、一部でもよい。

【００２５】

【発明の効果】本発明は、フレーム上部に配設されたホ
ッパーの傾斜底板の下端前方に形成される排出口を介し
て落下する空き缶を、下部を支点として揺動駆動装置に
より揺動される押圧板と、該押圧板に対向して配設され
た受圧板との間で圧縮処理する空き缶圧縮機において、
前記ホッパーの傾斜底板の全部または一部を後部側を前
記フレームに回動自在に連結して振動自在な振動底板と
し、前記押圧板の上部には前記振動底板に対向して該振
動底板が摺動する振動駆動用の摺動案内部材を設けると
共に、該摺動案内部材には突部が設けられていることに
より、ホッパーに投入されて滞留した空き缶どうしの絡
み合いによるブリッジ形成等の不都合を振動により確実
に回避すると共に、傾斜面に沿ったスムースな送り出し
が促進される空き缶圧縮機を提供できる。

【００２６】また本発明は、フレーム上部に配設された
ホッパーの傾斜底板の下端前方に形成される排出口を介
して落下する空き缶を、下部を支点として揺動駆動装置
により揺動される押圧板と、該押圧板に対向して配設さ
れた受圧板との間で圧縮処理する空き缶圧縮機におい
て、前記ホッパーの傾斜底板の全部または一部を後部側
を前記フレームに回動自在に連結して振動する振動底板
とし、該振動底板には前記押圧板に対向して該押圧板が
摺動する振動駆動用の摺動案内部材を設けると共に、該
摺動案内部材には突部が前記押圧板の揺動方向に沿って
複数間隔をおいて設けられていることによりホッパーに
投入されて滞留した空き缶どうしの絡み合いによるブリ
ッジ形成等の不都合を振動により確実に回避すると共
に、傾斜面に沿ったスムースな送り出しが促進される空
き缶圧縮機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第１実施例を示す断面図である。

【図２】本発明の第１実施例を示すホッパーの斜視図で
ある

【図３】本発明の第１実施例を示す全体斜視図である。

【図４】本発明の第１実施例を示す分別板を示す斜視図
である。

【図５】本発明の第２実施例を示す断面図である。

【図６】本発明の第３実施例の突部を示し、図６（Ａ）
は断面図、図６（Ｂ）は斜視図である。

【図７】本発明の第４実施例の突部を示し、図７（Ａ）
は断面図、図７（Ｂ）は斜視図である。

【図８】本発明の第５実施例の突部を示した斜視図であ
る。

【図９】本発明の第６実施例の突部を示し、図９（Ａ）
は断面図、図９（Ｂ）は斜視図である。

【符号の説明】

２ フレーム ３ ホッパー ４ サブフレーム ７ 排出口 ８ 振動底板 12 受圧板 13 押圧板 14 揺動駆動装置 21 摺動案内部材 22 突部

Claims (2)

(57)【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 フレーム上部に配設されたホッパーの傾
   斜底板の下端前方に形成される排出口を介して落下する
   空き缶を、下部を支点として揺動駆動装置により揺動さ
   れる押圧板と、該押圧板に対向して配設された受圧板と
   の間で圧縮処理する空き缶圧縮機において、前記ホッパ
   ーの傾斜底板の全部または一部を後部側を前記フレーム
   に回動自在に連結して振動自在な振動底板とし、前記押
   圧板の上部には前記振動底板に対向して該振動底板が摺
   動する振動駆動用の摺動案内部材を設けると共に、該摺
   動案内部材には突部が設けられていることを特徴とする
   空き缶圧縮機。
2. 【請求項２】 フレーム上部に配設されたホッパーの傾
   斜底板の下端前方に形成される排出口を介して落下する
   空き缶を、下部を支点として揺動駆動装置により揺動さ
   れる押圧板と、該押圧板に対向して配設された受圧板と
   の間で圧縮処理する空き缶圧縮機において、前記ホッパ
   ーの傾斜底板の全部または一部を後部側を前記フレーム
   に回動自在に連結して振動する振動底板とし、該振動底
   板には前記押圧板に対向して該押圧板が摺動する振動駆
   動用の摺動案内部材を設けると共に、該摺動案内部材に
   は突部が前記押圧板の揺動方向に沿って複数間隔をおい
   て設けられていることを特徴とする空き缶圧縮機。