JP2692475B2 - 映像信号伝送入力及び/又は出力装置 - Google Patents
映像信号伝送入力及び/又は出力装置Info
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- JP2692475B2 JP2692475B2 JP3360624A JP36062491A JP2692475B2 JP 2692475 B2 JP2692475 B2 JP 2692475B2 JP 3360624 A JP3360624 A JP 3360624A JP 36062491 A JP36062491 A JP 36062491A JP 2692475 B2 JP2692475 B2 JP 2692475B2
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Description
置、映像信号伝送出力装置又は映像信号伝送入出力装置
である映像信号伝送入力及び/又は出力装置に関するも
のである。
図、図5はVISS・VASS情報を有するコントロー
ル信号を説明するための図、図6は裏トラック再生防止
を説明するための図である。以下図面を参照しつつ従来
の技術を説明する。
るハイビジョン方式の普及に伴い画面のワイド化が進ん
でおり、既存の4:3のアスペクト比との互換性を維持
するため映像信号も種々の信号形態が考えられている。
6:9のアスペクト比を有する映像信号を4:3のアス
ペクト比を有する映像信号全ての有効走査線に割り当て
るスクィーズモード信号(フルモード,シュリンクモー
ド信号ともいう)、16:9のアスペクト比を維持しつ
つ4:3のアスペクト比画面の上下部分を黒部分とした
第1のレターボックス信号、及び上記上下部分に垂直解
像度補正情報等の映像付加情報が重畳されている第2の
レターボックス信号等が考えられている。
号を4:3アスペクト比画面で表示した場合を説明する
に、同図(A)には比較のために既存の4:3のアスペ
クト比を有する映像信号の画面を図示する。また、同図
(B)に図示した画面はスクィーズモード信号の場合で
あり、4:3アスペクト比画面の全ての有効走査線に割
り当てるため画面中央の円が縦長の楕円となっている。
また、同図(C)に図示した画面は第1,第2のレター
ボックス信号の場合であり、スクィーズモード信号の場
合と異なり画面中央の円は真円となっており、16:9
のアスペクト比を維持するため画面の上下部分が黒部分
となっている。尚、第2のレターボックス信号の場合は
この黒部分に相当する期間に映像付加情報が重畳されて
いる。
TRで信号形態を判別して得た識別情報をコントロール
信号のデューティ比を可変して磁気テープのコントロー
ルトラックに記録し、この識別情報をテレビジョン受信
機等の映像機器に伝送したい場合がある。
ントロール信号のデューティ比を可変してサーボ情報以
外の情報を記録する手段として番組の頭出し情報等を記
録するVISS・VASS方式がある。また、4ヘッド
270度巻き付けのカメラ一体型VTRにおいては、上
記VISS・VASS方式と互換性を維持しつつ、いわ
ゆる裏トラック再生を防止するためコントロール信号の
デューティ比を可変している。
式で用いるコントロール信号を説明するに、同図(A)
は通常のVISS・VASS情報を有さないコントロー
ル信号であり、その1周期は映像信号の1フレームに相
当する期間であって、例えばNTSC方式の場合は1/
30sec 、PAL方式の場合は1/25sec である。か
かるコントロール信号において、サーボ情報として必要
な情報は立ち上がりエッジaaのタイミングのみであ
る。
ボ情報として不要な立ち下がりエッジを用いるべくコン
トロール信号のデューティ比を可変して情報を記録して
いる。即ち、同図(B)に図示する60%デューティ比
のコントロール信号は“0”を、同図(C)に図示する
27.5%デューティ比のコントロール信号は“1”を
意味し、これら組み合わせにより番組の頭出し情報や番
地情報等を記録している。
付けのカメラ一体型VTRにおける裏トラック再生の防
止について説明する。このカメラ一体型VTRでは、同
図(A)に図示する回転ドラム上の第1,第2,第3,
第4の磁気ヘッドH1〜H4を夫々用いて同図(B)に
図示するテープパターンを得ており、第1,第2,第
3,第4のトラックT1〜T4は第1,第2,第3,第
4の磁気ヘッドH1〜H4に夫々対応し、4トラックシ
ーケンスで記録していくこととなる。尚、第1,第2の
トラックT1,T2を第1のフレームトラック、第3,
第4のトラックT3,T4を第2フレームトラックと呼
ぶこととする。
に、即ち2トラックシーケンス毎に記録されるため、再
生時に第1のフレームトラックを第3,第4の磁気ヘッ
ドT3,T4が、第2のフレームトラックを第1,第2
の磁気ヘッドT1,T2が再生する裏トラック再生が生
ずる場合がある。係る場合、記録に用いた磁気ヘッドと
異なる磁気ヘッドを用いて再生することとなるので、個
々の磁気ヘッドに特有のトラックパターンの曲りに追従
できず再生信号のS/Nが劣化してしまう。
情報を、コントロール信号のデューティ比を可変し、第
1,第2のフレームトラックに対応させて記録し、再生
時これを検出して磁気ヘッドの位相を制御することとし
ている。
との互換性を維持するため、可変されたコントロール信
号のデューティ比は、VISS・VASS方式のそれと
判別可能なものでなければならない。
同図(C),(D)に図示する62.5%,30%デュ
ーティ比のコントロール信号を夫々“L”と、同図
(E),(F)に図示する57.5%,25%デューテ
ィ比のコントロール信号を夫々“S”とし、これらの繰
り返しを記録し、VISS・VASS方式で用いる
“0”と“1”との判別を可能にしている。即ち、コン
トロール信号のデューティ比が62.5%である場合は
“0”且つ“L”を、30%である場合は“1”且つ
“L”を、57.5%である場合は“0”且つ“S”
を、25%である場合は“1”且つ“S”を夫々意味す
ることとしている。
レームトラックに対応させて記録していくこととするの
で、裏トラック再生防止に必要な4トラックシーケンス
情報を記録することができる。
S・VASS方式と互換性のある裏トラック再生防止を
コントロール信号のデューティ比を可変することにより
実現している。
技術では、信号形態を判別して得た識別情報を他の映像
機器に伝送する信号形態について述べられているもの無
かった。
ためになされたものである。
するため以下(1)〜(3)の構成を提供するものであ
る。(1) 映像信号に係る輝度信号と色信号とが夫々分離
されて伝送される映像信号伝送出力装置において、該映
像信号に係る輝度信号の垂直ブランキング期間内に立ち
上がりエッジ又は立ち下がりエッジを有すると共に比較
的低域周波数成分を有する識別情報信号を判別し出力す
る識別情報判別手段(以下、コントロール信号判別回路
という)12と、コントロール信号判別回路21からの
識別情報信号を高インピーダンスで伝送し、比較的高域
周波数成分を有する該映像信号に係る色信号を低インピ
ーダンスで伝送するよう、該識別情報信号を該色信号に
重畳して伝送出力する出力手段(抵抗R4,抵抗R3/
コンデンサC2,接続点X1)とを備えたことを特徴と
する映像信号伝送出力装置。
送出力装置より夫々伝送出力される映像信号に係る輝度
信号と色信号とが夫々入力される映像信号伝送入力装置
において、入力された該色信号を高インピーダンスの終
端を介して伝送することにより該色信号に重畳された、
該映像信号に係る輝度信号の垂直ブランキング期間内に
立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを有すると共に
比較的低域周波数成分を有する識別情報信号を分離し、
入力された該色信号を低インピーダンスの終端を介して
伝送することにより該色信号を分離する分離手段(抵抗
R1,コンデンサC1/抵抗R2)と、分離手段(抵抗
R1,コンデンサC1/抵抗R2)からの識別情報信号
から識別情報ワードを判別する識別情報判別手段(コン
トロール信号判別回路)21とを備えることを特徴とす
る映像信号伝送入力装置。
とが夫々分離されて伝送される映像信号伝送入出力装置
において、入力された該色信号を高インピーダンスの終
端を介して伝送することにより該色信号に重畳された、
該映像信号に係る輝度信号の垂直ブランキング期間内に
立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを有すると共に
比較的低域周波数成分を有する識別情報信号を分離し、
入力された該色信号を低インピーダンスの終端を介して
伝送することにより該色信号を分離する分離手段(抵抗
R1,コンデンサC1/抵抗R2)と、分離手段(抵抗
R1,コンデンサC1/抵抗R2)からの識別情報信号
から識別情報ワードを判別する識別情報判別手段(コン
トロール信号判別回路)21と、コントロール信号判別
回路21からの識別情報信号を高インピーダンスで伝送
し、比較的高域周波数成分を有する該映像信号に係る色
信号を低インピーダンスで伝送するよう、該識別情報信
号を該色信号に重畳して伝送出力する出力手段(抵抗R
4,抵抗R3/コンデンサC2,接続点X1)とを備え
ることを特徴とする映像信号伝送入出力装置。
ドを説明するための概念図、図2は本発明に係る一実施
例の磁気記録及び/又は再生装置の主要部を説明するた
めのブロック図、図3は本発明に係る一実施例の磁気記
録及び/又は再生装置の主要部を説明するためのタイミ
ングチャートである。以下図面を参照しつつ本発明に係
る一実施例を説明する。
S方式と互換を維持するため、上述した裏トラック再生
防止において用いた62.5%,30%デューティ比の
コントロール信号“L”と57.5%,25%デューテ
ィ比のコントロール信号“S”とを利用し、これらを組
み合わせて複数のビットを有する識別情報ワードを生成
し、この識別情報ワードを用いて信号形態を判別して得
た識別情報を裏トラック再生防止情報と共に記録し、こ
れを再生して、識別情報を他の映像機器に伝送するもの
でり、特に識別情報を有する識別情報信号に特徴があ
る。
数のビットを有する識別情報ワードについて一般的に説
明するに、この識別情報ワードに求められる基本的な条
件は、判別可能な複数の識別情報を有するという第1の
条件と、4トラックシーケンスを判別して裏トラック再
生防止情報を検出できるという第2の条件を具備するこ
とが必要である。
ックシーケンスの開始をワードの最初のビットと対応さ
せ、これを判別することにより4トラックシーケンスの
開始を判別することとする。また、ある状態(例えばス
クィーズモード信号を記録する場合)が継続している期
間は同一のワードを連続して記録することとし、1識別
情報ワード当たりのビット数を2N(Nは自然数)と設
定する。
らその最初のビットを判別するためには、最終のビット
の符号と最初のビットの符号が反転していることが少な
くとも必要である。以上の第2の条件を満たす識別情報
ワードを図1(A),(B)に夫々図示する。即ち、最
初のビットが“L(S)”であって最終のビットが“S
(L)”であり、且つ、2Nビットよりなる識別情報ワ
ードである。
り判別可能でなければならないが、同一の識別情報ワー
ドを連続して記録するため、1識別情報ワード中の最初
のビットと最終のビットを除いた中間のビット列に“L
(S)”から“S(L)”への反転が存在すると識別情
報ワードの開始を混同して判別不能となる場合がある。
(C)を用いて説明する。“LLLSLS”なる識別情
報ワードは第5ビット目より始まる“LSLLLS”な
る識別情報ワードと、“LLSLSS”なる識別情報ワ
ードは第4ビット目より始まる“LSSLLS”なる識
別情報ワードと、“LLSSLS”なる識別情報ワード
は第5ビット目より始まる“LSLLSS”なる識別情
報ワードと、“LSLSSS”なる識別情報ワードは第
3ビット目より始まる“LSSSLS”なる識別情報ワ
ードと夫々判別不能である。これらの判別不能な識別情
報ワードはいずれか一方のみを使用することとすれば判
別可能な情報は減少するものの使用できるものである。
ドを除去するには、最初のビットと最終のビットとを固
定した22(N−2)の識別情報ワードの組み合わせか
ら1つの識別情報ワードを定めこの識別情報ワードの第
2番目より始まる識別情報ワードを作り、これが他の識
別情報ワードと一致するかを順次第N−1番目より始ま
る識別情報ワードまで判別し、以上の判別を他の識別情
報ワードについてもすべて行うことにより可能である。
S”なるN(=3)ビットの周期性を有する識別情報ワ
ードは、識別情報ワードの開始が最初のビット(第1ビ
ット)か第3ビットかが判別不能であるため、上述した
第2の条件である2トラックシーケンスの開始を誤って
判別した際2トラックシーケンスがずれることになるの
で使用することができない。但し、Nが偶数の場合はた
とえ2/Nビット目より識別情報ワードが開始すると判
別したとしても2トラックシーケンスは判別可能である
ので係る場合はその識別情報ワードも使用することとす
る。即ち、Mビット(Mは奇数であって2≦M<N)の
周期性を有する識別情報ワードは除外することとする。
有効な識別情報ワードの組み合わせは、例えば、同図
(C)中、星印を付した“LLLLLS”,“LLLL
SS”,“LLLSLS”,“LLLSSS”,“LL
SLSS”,“LLSSLS”,“LLSSSS”,
“LSLSLS”,“LSLSSS”,“LSSSS
S”となり、記録できる識別情報の数は「10」とな
る。また、同様の作業をN=2として行った場合の使用
できる有効な識別情報ワードの組み合わせは、例えば
“LLLS”,“LLSS”,“LSLS”,“LSS
S”となり、記録できる識別情報の数は「4」となる。
の条件を整理すると、(1)2N(Nは2以上の整数)
ビットのビット列よりなること、(2)ワードの最初の
ビットと最終のビットの符号は反転していること、
(3)最初のビットと最終のビットとを固定した2
2(N−2)の識別情報ワードの組み合わせから1つの
ワードを定めこの識別情報ワードの第2番目より始まる
識別情報ワードを作り、これが他の識別情報ワードと一
致するかを順次第N−1番目より始まる識別情報ワード
まで判別し、以上の判別を他の識別情報ワードについて
も全て行い判別不能な識別情報ワードの一方を除去する
こと、(4)Mビット(Mは奇数であって2≦M<N)
の周期性を有する識別情報ワードは除外することとな
る。
よりなるワードの最初のビットを“L”又は“S”のい
ずれか一方に固定し、該最初のビットと最終のビットと
の符号を反転せしめた22(N−2)種類のワードか
ら、一つのワードが連続した場合他のワードと判別不能
となる該他のワードを該一つのワードを除いて除去する
と共に、Mビット(Mは奇数であって2≦M<N)の周
期性を有するワードを該22(N−2)2(N−2)種
類のワードから除去して得たビット列が有効な識別情報
ワード足り得る。
備する使用できる有効な識別情報ワードの組み合わせを
用いて識別情報を記録再生すると共に他の映像機器に識
別情報を伝送し得るVTRについて説明する。ここで、
識別情報の一例として通常の映像信号、スクィーズモー
ド信号、第1,第2ののレターボックス信号の4種類の
識別情報を想定し、上述したN=2の識別情報ワードを
用いることとする。
離伝送に用いられるいわゆるS端子中の色信号端子を介
して伝送するものであり、低域周波数成分を有さないカ
ラーサブキャリア周波数で変調されている色信号にこれ
と周波数分離可能な高域周波数成分を有さない識別情報
信号を重畳して伝送するものである。
いわゆるS端子を介して当該VTRに映像信号が入力さ
れる。即ち、端子YINはS入力端子中の輝度信号入力
端子であって、これを介して入力映像信号に係る入力輝
度信号Yaが輝度信号記録再生系1と垂直同期分離回路
2(SS)とに供給される。一方、端子CINはS入力
端子中の色信号入力端子であって、これを介して入力映
像信号に係る入力色信号Caが一端が接地された抵抗R
1の他端に供給される。
抵抗R4(10kΩ)と同一の直流出力インピーダンス
で且つ抵抗R3(75Ω)と同一の交流出力インピーダ
ンスで供給されるものであって、当該VTRの直流入力
インピーダンスの等価抵抗である抵抗R1(100k
Ω)で直流的に終端され、この抵抗R1の他端よりコン
デンサC1を介して交流的には抵抗R2(75Ω)で終
端されている。
における波形を図3(A)に図示する。この波形は同図
(C)に図示する色信号に同図(B)に図示する識別情
報信号が重畳したものであり、この識別情報信号の立ち
上がりエッジEU及び立ち下がりエッジEDは、入力色
信号Caから周波数分離した色信号の有効期間CCに悪
影響を及ぼさないよう、後述する垂直同期信号分離回路
5(SS)の出力であって、垂直ブランキング期間VT
である同図(D)に図示するハイレベルの期間中に発生
するよう設定されている。また、この識別情報信号は1
/30SEC (1フレーム)で1ビットを表す4ビットで
1ワードを構成しており、通常の映像信号の場合は“L
LLL”に、スクィーズモード信号の場合は“HHH
H”に、第1のレターボックス信号の場合は“HHH
L”(同図(B)に図示)に、第1のレターボックス信
号の場合は“HLLL”に夫々対応するものとする。
色信号Caは、識別情報判別回路8(DSDET)に供
給されると共にコンデンサC1を介して一端が接地され
た抵抗R2の他端と接続された後、色信号記録再生系1
3に供給される。
示した波形を図中に示すリファレンス電圧(3.75
V)を用いてコンパレートして上記“LLLL”“HH
HH”“HHHL”“HLLL”等の情報を得てこれを
デューティ比制御信号発生回路7に供給する。尚、識別
情報信号が重畳されていない入力色信号Caが供給され
た場合やS端子出力を有さない映像機器より映像信号が
図示せぬ入力端子に供給された場合を考慮して、VTR
の使用者が識別情報を記録できるよう第3,第4のスイ
ッチ回路SW3,SW4が設けられている。即ち、第3
のスイッチ回路SW3は手動入力であることを判別する
ためのものであり、閉じた状態では手動入力であること
を示している。係る状態では第4のスイッチ回路SW4
が有効となり、第3,第4のスイッチ回路SW3,SW
4を介して識別情報判別回路8の所定の端子が接地さ
れ、これにより映像信号の形態の種別が識別情報判別回
路8に供給される。一方、第3のスイッチ回路SW3が
解放された状態では第4のスイッチ回路SW4は無視さ
れる。
生回路7には識別情報判別回路8の出力が供給され、こ
れに基づいてコントロールパルスのデューティ比を決定
する。即ち、通常の映像信号を表す“LLLL”は“L
SLS”に、スクィーズモード信号を表す“HHHH”
は“LLSS”に、第1のレターボックス信号を表す
“HHHL”は“LLLS”に、第2のレターボックス
信号の場合を表す“HLLL”は“LSSS”に夫々対
応する電圧を発生して第1のデューティ比制御信号7a
を得ている。尚、識別情報信号の1ビット期間と識別情
報ワードの1ビット期間とを同一の時間に設定したの
で、デューティ比制御信号発生回路7の構成を簡易にで
き、更に、入力色信号に重畳する識別情報信号“LLL
L”,“HHHH”の代わりに“HLHL”,“HHL
L”とすることにより、識別情報信号を構成する
“H”,“L”が夫々“L”,“S”に対応することが
でき、デューティ比制御信号発生回路7の構成を簡易に
できるという利点がある。
を第2のモノマルチ回路4に供給すると共にワードの開
始を表す裏トラック制御信号7bをサーボ系11に供給
し、これに基づいて図示せぬ回転ドラムの位相を上述し
た4トラックシーケンスが判別可能となるよう制御して
いる。
に供給される第1のモノマルチ回路出力信号3aは、以
下のようにして生成される。即ち、垂直同期分離回路2
にて入力輝度信号Yaから分離すると共に波形整形して
得た1フィールド周期の垂直同期分離回路出力信号2a
(同図(D)に図示)が、第1のモノマルチ回路3(M
M1)に供給され、ここで、垂直同期分離回路出力信号
2aの立ち上がりエッジに同期して立ち上がり、1フィ
ールド以上1フレーム未満の期間ハイレベルを維持した
後立ち下がり、次の垂直同期分離回路出力信号2aの立
ち上がりエッジが入来するまでローレベルを維持する同
図(E)に図示する第1のモノマルチ回路出力信号3a
を得ている。
4(MM1)に供給され、ここで、第1のモノマルチ回
路出力信号3aの立ち上がりエッジに同期して立ち上が
るコントロール信号4aが生成される。
て詳述するに、この信号のハイレベルである時間は、上
述した第1のデューティ比制御信号7aと図示せぬVI
SS・VASS信号発生回路より供給される第2のデュ
ーティ比制御信号4bとを第2のモノマルチ回路4中で
加算して得た電圧により決定される。例えば、第1のデ
ューティ比制御信号7aが“LLLS”なる情報を有し
ており、同時に第2のデューティ比制御信号4bが“0
101”なる情報を有している場合を考えるに、これら
第1,第2のデューティ比制御信号7a,4bを同図
(F),(G)に図示する。ここで、同図(F)中に図
示した電位差E1はコントロール信号4aの1周期の5
%(=62.5-57.5=30-25)の時間に相当する電位差であ
り、同図(G)中の電位差F1,F2は上記1周期の夫
々57.5%,25%の時間に相当する電位差である。
そして、係る場合のコントロール信号4aを同図(H)
に図示する。
ハイレベル期間とローレベル期間との割合を第1,第2
のデューティ比制御信号7a,4bを用いて変調するこ
とにより、識別情報とVISS・VASS情報とを記録
でき、更に、識別情報ワードの開始は裏トラック防止の
ための2トラックシーケンスの開始と一致するため、実
質的に裏トラック防止情報も記録できる。
幅回路5(RECAMP)にて所定レベルに増幅された
後、第1のスイッチ回路SW1(図示する状態)を介し
てコントロールヘッド6に供給され磁気テープTTの長
手方向に形成されるコントロールトラックに記録され
る。また、再生時は第1のスイッチ回路SW1中の可動
片が記録側(REC)より再生側(PB)に切り換え接
続され、再生されたコントロール信号4aが第1のスイ
ッチ回路SW1を介して再生増幅回路10(PBAM
P)に供給され、ここで所定レベルに増幅されると共に
波形整形が施された後、サーボ系11と第2のスイッチ
回路SW2中の再生側(PB)に供給され、可動片が図
示する記録側(REC)より再生側(PB)に切り換え
接続されて、コントロール信号判別回路12(CTLD
ET)に供給される。また、記録時にはコントロール信
号4aが第2のスイッチ回路SW2中の記録側(RE
C)に供給され可動片を介してコントロール信号判別回
路12に供給される。
2はコントロール信号4aより識別情報ワードを夫々判
別して、上述した識別情報信号を生成する。即ち、識別
情報ワード“LSLS”“LLSS”“LLLS”“L
SSS”が入力すると識別情報信号“LLLL”“HH
HH”“HHHL”“HLLL”“LSSS”を夫々生
成して、これを抵抗R4を介し、色信号記録再生系13
の出力を抵抗R3とコンデンサC2とを介して得た信号
と接続点X1で混合して識別情報信号が重畳された出力
色信号Cbを得ている。そして、この出力色信号Cbを
輝度信号記録再生系より出力される出力輝度信号Ybと
共に、出力S端子中の色出力端子COUT,輝度出力端
子YOUTを夫々介して図示せぬTV受像機等の映像機
器に伝送出力する。
情報とVISS・VASS情報とを記録再生でき、更
に、識別情報ワードの開始は裏トラック防止のための2
トラックシーケンスの開始と一致するため、実質的に裏
トラック防止情報も記録再生できる。そして、これらの
情報が記録された磁気テープを提供することができる。
号Cbを他の映像機器に伝送出力することができるの
で、複数の映像信号の種別を表す識別情報を新たな伝送
路を設けることなく伝送することができる。
号Caが伝送入力されので、複数の映像信号の種別を表
す識別情報を識別情報判別回路を用いて判別できる。
映像信号の種別に限定されることはなく、どのような情
報であっても良いことは勿論である。
号が重畳された出力色信号Cbの伝送という点に着目の
すれば、VTRは、識別情報信号が重畳された出力色信
号Cbを入出力する映像信号伝送入出力装置であっても
良く、また、この入力系のみを有する記録専用VTR、
テレビジョン受像機等の映像信号伝送入力装置であって
も良く、更に、この出力系のみを有する再生専用VT
R、映像信号発生装置等の映像信号伝送出力装置であっ
ても良いことは勿論である。
のモノマルチ回路3,4をカウンタ等を主要部とするデ
ジタル回路で構成した場合は、第1,第2のデューティ
比制御信号7a,4bをデジタル信号で供給しても良い
ことは勿論である。
映像信号に係る輝度信号の垂直ブランキング期間内に立
ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを有すると共に比
較的低域周波数成分を有する識別情報信号と比較的高域
周波数成分を有する映像信号に係る色信号とを混合して
得た出力色信号を伝送出力するので、新たな伝送路を設
けることなく識別情報信号を伝送することができるとい
う効果がある。
号を分離する際に周波数分離を行うことができ、特に識
別情報信号は垂直ブランキング期間内に立ち上がりエッ
ジ又は立ち下がりエッジを有するので分離後の色信号の
品質を劣化させることなく分離できる出力色信号を伝送
出力できるという効果がある。
ば、出力色信号を、高インピーダンスで終端した後、識
別情報判別回路に供給すると共に低インピーダンスの終
端を介して色信号処理回路に供給するので、識別情報信
号と色信号とを劣化させることなく入力できるという効
果がある。
するための概念図である。
生装置の主要部を説明するためのブロック図である。
生装置の主要部を説明するためのタイミングチャートで
ある。
信号を説明するための図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】映像信号に係る輝度信号と色信号とが夫々
分離されて伝送される映像信号伝送出力装置において、 該映像信号に係る輝度信号の垂直ブランキング期間内に
立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジを有すると共に
比較的低域周波数成分を有する識別情報信号を判別し出
力する識別情報判別手段と、 前記識別情報判別手段からの識別情報信号を高インピー
ダンスで伝送し、比較的高域周波数成分を有する該映像
信号に係る色信号を低インピーダンスで伝送するよう、
該識別情報信号を該色信号に重畳して伝送出力する出力
手段とを備えた ことを特徴とする映像信号伝送出力装
置。 - 【請求項2】請求項1に記載した映像信号伝送出力装置
より夫々伝送出力される映像信号に係る輝度信号と色信
号とが夫々入力される映像信号伝送入力装置において、 入力された該色信号を高インピーダンスの終端を介して
伝送することにより該色信号に重畳された、該映像信号
に係る輝度信号の垂直ブランキング期間内に立ち上がり
エッジ又は立ち下がりエッジを有すると共に比較的低域
周波数成分を有する識別情報信号を分離し、入力された
該色信号を低インピーダンスの終端を介して伝送するこ
とにより該色信号を分離する分離手段と、 前記分離手段からの識別情報信号から識別情報ワードを
判別する識別情報判別手段とを備えることを特徴とする
映像信号伝送入力装置。 - 【請求項3】映像信号に係る輝度信号と色信号とが夫々
分離されて伝送される映像信号伝送入出力装置におい
て、 入力された該色信号を高インピーダンスの終端を介して
伝送することにより該色信号に重畳された、該映像信号
に係る輝度信号の垂直ブランキング期間内に立ち上がり
エッジ又は立ち下がりエッジを有すると共に比較的低域
周波数成分を有する識別情報信号を分離し、入力された
該色信号を低インピーダンスの終端を介して伝送するこ
とにより該色信号を分離する分離手段と、 前記分離手段からの識別情報信号から識別情報ワードを
判別する識別情報判別手段と、 前記識別情報判別手段からの識別情報信号を高インピー
ダンスで伝送し、比較的高域周波数成分を有する該映像
信号に係る色信号を低インピーダンスで伝送するよう、
該識別情報信号を該色信号に重畳して伝送出力する出力
手段とを備えることを特徴とする映像信号伝送入出力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3360624A JP2692475B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 映像信号伝送入力及び/又は出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3360624A JP2692475B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 映像信号伝送入力及び/又は出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183934A JPH05183934A (ja) | 1993-07-23 |
JP2692475B2 true JP2692475B2 (ja) | 1997-12-17 |
Family
ID=18470213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3360624A Expired - Lifetime JP2692475B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 映像信号伝送入力及び/又は出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2692475B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2727839B2 (ja) * | 1991-12-27 | 1998-03-18 | 日本ビクター株式会社 | 磁気記録及び/又は再生装置及び磁気記録方法 |
-
1991
- 1991-12-27 JP JP3360624A patent/JP2692475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05183934A (ja) | 1993-07-23 |
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JPH051674B2 (ja) |
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