JP2692179B2 - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2692179B2
JP2692179B2 JP26313188A JP26313188A JP2692179B2 JP 2692179 B2 JP2692179 B2 JP 2692179B2 JP 26313188 A JP26313188 A JP 26313188A JP 26313188 A JP26313188 A JP 26313188A JP 2692179 B2 JP2692179 B2 JP 2692179B2
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は基板処理装置に関し、特にウェハ上に塗布及
び選択露光されたフォトレジストパターンを現像する現
像装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の現像は以下のようにして行われる。す
なわち、第5図において、カップ3内に設置したチャッ
ク2上にウェハ1を取付け、スピンモータ4の回転を回
転軸4aを介して該チャック2に伝え、前記ウェハ1を回
転させながら、薬液ノズル5より該ウェハ1の表面へ現
像用の薬液を供給する。ところで、前記薬液ノズル5及
びスピンモータ4は、薬液の供給量及びウェハ1の回転
数を制御する演算制御部27に接続され、該演算制御部27
には現像の進行状態を露光部分のレジストの膜減り量と
してモニターする膜厚測定器26が接続されている。演算
制御部27は、該膜厚測定器26によりレジスト膜が現像に
より完全に溶解して下地が露出するまでの現像時間(ブ
レークスルータイム:BTT)を検出し、このブレークスル
ータイムに追加現像の比率K値を乗じた時間K×BTTを
最適な現像時間として決定し、その間のウェハ1上への
薬液の供給量及び該ウェハ1の回転数を制御して処理を
終了させる。
上述した従来技術の装置においては、例えばOFPR800C
のレジストを用いたウェハの現像を行う際に、そのレジ
スト膜厚がレンジで約0.13μm変化した場合に、レジス
トパターン線巾の変動は約0.2μm程度に制御されてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
一般に同一の加工線巾のパターンでも、抜きパターン
部と残しパターン部の面積比が異なれば、供給させる現
像液の感度劣化の速度に差が生じ、抜きパターン部のレ
ジストが完全に現像されるまでのブレークスルータイム
は大きく変化する。
一方、実際の加工線巾を決定する横方向の現像速度は
非露光部のレジストの膜減り速度と密接な関係にある
が、これは現像液の感度劣化の影響を受けにくいため
に、マスクパターンの面積比が変化しても大きく変動し
ない。
すなわち、同一加工線巾のパターンでもマスクパター
ンの面積比が異なれば、抜きパターン部分の縦方向の現
像速度と横方向の現像速度の比が変化するため、ブレー
クスルータイム以後の追加現像時間の比率は変化する。
ところが、上述した従来技術の装置では、抜きパター
ン部と残しパターン部の膜減り量の差については考慮せ
ず、両者の信号を一括してサンプリングするため、非露
光部分のレジストの膜減り量を単独でモニターする手段
を持たず、横方向の現像速度の変化量を推定することが
できないために追加現像の比率K値を自動的に変化させ
ることができなかった。以上の理由から、同一加工線巾
でもマスクパターンの面積比が異なる製品の現像を行う
際には得られる現像線巾が大きく変動するという問題が
発生していた。
本発明の目的は上記課題を解消した基板処理装置を提
供することにある。
〔発明の従来技術に対する相違点〕
従来技術の現像装置では最終的な加工線巾と密接な相
関を有する非露光部分のレジストの膜厚変化を単独で測
定する手段を持たず、マスクパターンの面積比に対応し
て、レジストのブレークスルーポイントからの追加現像
の比率を変化させることができなかったのに対し、本発
明では従来技術に加えて比露光部のレジストの膜減り量
を単独で測定する手段を付加し、露光パターン部と非露
光パターン部の膜厚測定結果を比較演算することにより
ブレークスルータイム後の追加現像時間の比率を最適化
できるという相違点を有する。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明は選択露光された膜
を表面に有するウェハを高速回転させながら該ウェハ上
に薬液を供給して現像処理を行う基板処理装置におい
て、ウェハ上のパターンニングされた部分の膜厚を測定
する第1の膜厚測定器と、露光処理のされていない部分
の膜厚を測定する第2の膜厚測定器と、前記第1及び第
2の膜厚測定器からそれぞれ出力される測定結果を比
較、演算して両者の比を出力する比較回路と、該比較回
路から出力される信号に基づいて現像処理時間、薬液の
供給量及びウェハの回転数を制御する演算制御部とを有
するものである。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
(実施例1) 第1図は本発明の第1の実施例を示す縦断面図、第2
図は第1図のウェハ上の膜厚のモニター状態を示す平面
図である。
第1図において、カップ3内に設置したチャック2上
にウェハ1が取付けられ、該チャック2はスピンモータ
4の回転軸4aに直結されている。カップ3は、ウェハ1
が出し入れできる開口3aを有し、該開口3aの中央に薬液
ノズル5が前記ウェハ1の回転中心へ向けて設置され、
該薬液ノズル5の右側に第1の膜厚測定器6と第2の膜
厚測定器7とが配置されている。
第1の膜厚測定器6は前記ウェハ1上のパターンニン
グされた部分へ向けて固定して設置され、第2の膜厚測
定器7は、ガイド15に沿って移動可能に取付けられてい
る。該ガイド15には、第2の膜厚測定器7を移動させる
駆動モータ8が取付けられている。
該駆動モータ8と前記スピンモータ4及び薬液ノズル
5は演算制御部10に接続され、該演算制御部10は比較回
路9を介して前記第1,第2の膜厚測定器6,7に接続され
ている。3b,3bは処理後の薬液を排出する排液口であ
る。
ウェハ1がチャック2上に載置されると、演算制御部
10にメモリーされているパターン配列のデータにより駆
動モータ8を制御して第2図に示すように第2の膜厚測
定器7をパターンのない部分、すなわち非露光部A上に
移動させる。チャック2はウェハ1を真空吸着にて固定
し、スピンモータ4によりウェハ1を低速から高速回転
まで(例えば0〜6000ppm)シーケンシャルに回転させ
る。薬液ノズル5は回転している上記ウェハ1上に現像
液を供給する。
薬液ノズル5による現像液の供給開始と共に、第1の
膜厚測定器6が露光部Bの膜厚のモニターを開始し、第
2の膜厚測定器7が非露光部Aの膜厚のモニターを開始
して各時刻における各々の膜厚変化データを比較回路9
に入力する。
比較回路9では、前記第1,第2の膜厚測定器6,7の膜
厚測定結果に基づいて露光部Bの抜きパターン部の現像
速度と非露光部Aのレジストの現像速度及びその比を演
算し、その結果を演算制御部10に出力する。
この演算は露光部Bの抜きパターンが完全に現像され
るブレークスルーポイントまで継続され、演算制御部10
ではブレークスルーポイントを検出した時点で、比較回
路9からの出力データを積分し、露光部Bと非露光部A
の現像速度データに基づいて追加現像時間の比率K値を
演算し、ブレークスルータイム(BTT)に比率K値を乗
じた時間K×BTTを最適な全現像時間として決定し、全
現像時間の処理を終了した時点で、スピンモータ4及び
薬液ノズル5へフィードバック制御を行い、現像液供給
の停止及びスピンモータの回転数のシーケンス変更を指
示し、現像シーケンスの全てを終了させる。
以上本発明の装置を用いることにより、例えばOFPR80
0Cのレジストを用いた場合で、マスクパターンの面積比
が異なることによるプロセス条件の変更に際して、例え
ば塗布膜厚がレンジで約0.13μm変化した場合でも、線
巾の変動を0.1μm程度に制御することが可能となる。
(実施例2) 第3図は本発明の第2の実施例を示す縦断面図、第4
図はその説明図である。
非露光部Aの現像進行状態をモニターする場合、その
モニターポイントはウェハ1のジョットレイアウトの制
約を受けるため、ウェハ外周付近でモニターせざるを得
ない。しかし、ウェハの半径方向での現像バラツキが著
しいウェハでは、ウェハ外周部に位置する非露光部Aの
モニターポイントとそれよりウェハ中心よりに位置する
露光部Bのモニターポイントでは現像バラツキの影響の
ため、実施例1の方法では正確な相関が得られず、高制
度の制御ができないことがある。
本実施例は、上述のような問題点に対応すべく、ウェ
ハ面内の現像バラツキに起因するモニター信号の相関ず
れを補正する機能を第1の実施例の装置に付加したもの
である。すなわち、第3図に示すように、前記第1,第2
の膜厚測定器6,7から出力された信号を前記比較回路12
に伝える信号経路とは別に、該第1,第2の膜厚測定器6,
7と該比較回路12間に両測定信号の相関ずれを補正する
補正用比較回路11が接続されている。
本実施例においては、ウェハ1がチャック2上に載置
されると、第4図に示すように第2の膜厚測定器7は矢
印13の方向に駆動モータ8により移動し、露光部B上で
第1の膜厚測定器6と同一のウェハ1の径方向上に停止
される。
続いて現像処理が開始されると、第1の膜厚測定器6
はウェハ1の中心より露光部Bを、第2の膜厚測定器7
はウェハ1の外周よりの露光部Bをモニターする。補正
用比較回路11は両膜厚測定器6,7のモニター信号を一定
時間入力し、ウェハ面内の現像バラツキに起因するモニ
ター信号の相関ずれを補正する。
補正用比較回路11によるモニター信号の相関ずれ補正
が終了すると、第2の膜厚測定器7は矢印14の方向に駆
動され、非露光部A内のモニターポイントに移動し、第
1の膜厚測定器6によりブレークスルーポイントが検出
されるまで非露光部Aの膜厚変化量をモニターし、第1,
第2の膜厚測定器6,7及び補正用比較回路11にメモリー
されたデータを比較回路12により演算し、補正後の現像
速度及びその比を演算制御部10に出力する。
ブレークスルーポイント検出後は、実施例1と同様に
演算制御部10からの制御信号により決定される最適な現
像時間分だけ追加処理が施されたのを、すべての現像シ
ーケンスが終了される。
本実施例に示すように、補正後の現像速度及びその比
を演算制御部10に出力することにより、より最適な現像
時間を決定することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は最終的なパターン線巾を
決定する非露光部のレジストの現像速度をモニターする
手段と、露光パターン部分のレジストの現像速度をモニ
ターする手段の両方を有し、この速度比を演算する比較
回路と、比較回路の出力に応じてレジストのブレークス
ルータイム以後の追加現像時間の比率を最適値に自動設
定することができるため、所要とするマスクパターンの
抜きパターン部の面積と残しパターン部の面積比が大き
く異なる製品に対しても現像時間をそれぞれ最適化する
ことができ、現像線巾の変動を小さくする効果がある。
また今後の少量多品種化に対しても条件出し工数の低
減等が十分に期待でき、現像工程の能力を大巾に改善で
きる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す縦断面図、第2図
は第1図のウェハ上の膜厚のモニター状態を示す平面
図、第3図は本発明の第2の実施例を示す縦断面図、第
4図は第3図のウェハ上の膜厚のモニター状態を示す平
面図、第5図は従来例を示す縦断面図である。 1…ウェハ、2…チャック 3…カップ、4…スピンモータ 4a…回転軸、5…薬液ノズル 6…第1の膜厚測定器、7…第2の膜厚測定器 8…駆動モータ、9,12…比較回路 10…演算制御部、11…補正用比較回路 15…ガイド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択露光された膜を表面に有するウェハを
    高速回転させながら該ウェハ上に薬液を供給して現像処
    理を行う基板処理装置において、ウェハ上のパターンニ
    ングされた部分の膜厚を測定する第1の膜厚測定器と、
    露光処理のされていない部分の膜厚を測定する第2の膜
    厚測定器と、前記第1及び第2の膜厚測定器からそれぞ
    れ出力される測定結果を比較、演算して両者の比を出力
    する比較回路と、該比較回路から出力される信号に基づ
    いて現像処理時間、薬液の供給量及びウェハの回転数を
    制御する演算制御部とを有することを特徴とする基板処
    理装置。
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SG93901A1 (en) * 1999-10-25 2003-01-21 Tokyo Electron Ltd Substrate processing system and substrate processing method
JP3672529B2 (ja) * 2001-12-25 2005-07-20 東京エレクトロン株式会社 膜質評価方法及びその装置、線幅変動評価方法及びその装置並びに線幅変動評価機能を有する処理方法及びその装置
JP5175696B2 (ja) * 2008-11-25 2013-04-03 株式会社東芝 現像方法、及びフォトマスクの製造方法

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