JP2690789B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、インクジェット記録装置およびインクジェ
ット記録方法に関し、特に、インクに熱エネルギーを作
用させてインク液滴を吐出する方式のインクジェット記
録装置およびインクジェット記録方法に関する。
〔従来の技術〕
インクジェット記録方式は、ノンインパクト記録方式
であるため記録時における静粛性に優れ、また、高速記
録が可能である点、品位の高いカラー画像が得られると
いう点等で近年注目を集めている記録方式である。
また、インクジェット記録方式の中でも熱エネルギー
を利用した記録方式用いた記録ヘッドは、半導体ディバ
イスと同様の製造工程で製造することができるため記録
ヘッドのコンパクト化、吐出口のマルチ化および高密度
化等が可能である。
ところで、一般にインクジェット記録方式では、吐出
されたインク液滴によって記録紙等の記録媒体に形成さ
れるドットの大きさや濃度は、主に吐出されるインク液
滴の量に依存する。そして、この吐出インク液滴の量
は、インクに加えられる吐出エネルギーが一定であれば
吐出されるインクの温度によって主に定まる。
このインク温度は、主に吐出エネルギーの加えられる
頻度、すなわち記録画像データの記録量ないしは記録密
度に応じた蓄熱によって変化する。特に、熱エネルギー
を利用してインクを吐出する記録方式は、インクに直接
熱を作用させる方式であるためインク温度の変化が顕著
である。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明したように、所定の画像品位を得るために
は、被記録媒体に形成されるドットの大きさや濃度、す
なわちインク温度を記録条件にかかわらず一定にするこ
とが望ましい。
このため、特に熱エネルギーを利用してインクを吐出
する記録方式では、熱エネルギーを発生するための電気
熱変換素子や吐出されるインクが熱的にほぼ同一の状態
にあることが、所定の記録画像を安定的に得る上で必須
である。
しかしながら、従来のインクジェット記録方式では、
記録動作を続けるに従って上述した様な熱的な状態が変
化してしまうため記録画像の濃度や解像度が変化し、画
像品位を低下させる場合があった。
そこで、本発明では上述したた従来の問題点を解決
し、記録の進行や記録条件によって電気熱変換素子やイ
ンクの熱的状態が変化しても、それに応じてインク吐出
量が変化しないようにし、所定の濃度の記録画像を得る
ことができるインクジェット記録装置およびインクジェ
ット記録方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明では電気熱変換素子に画像情報に応
じて電気パルスを印加し、当該電気パルスの印加によっ
て、前記電気熱変換素子が発生する熱を利用してインク
を吐出し、記録媒体に画像を記録するインクジェット記
録装置において、画像情報を記憶する画像情報記憶手段
と、前記電気熱変換素子およびその周辺の蓄熱の指標と
なる蓄熱値を記憶する蓄熱値記憶手段と、前記画像情報
記憶手段が記憶する画像情報および前記蓄熱値記憶手段
が記憶する蓄熱値に基づいて新たな蓄熱値を演算する蓄
熱値演算手段と、該蓄熱値演算手段が演算し蓄熱値およ
び前記画像情報記憶手段が記憶する画像情報に基づい
て、吐出されるインクの量を規定する前記電気パルスの
形状を定めるパルス演算手段と、を具えたことを特徴と
する。
また、電気熱変換素子に画像情報に応じて電気パルス
を印加し、当該電気パルスの印加によって、前記電気熱
変換素子が発生する熱を利用してインクを吐出し、記録
媒体に画像を記録するインクジェット記録方法におい
て、少なくとも過去のインク吐出にかかる画像情報に基
づき、前記電気熱変換素子およびその周辺の蓄熱の指標
となる蓄熱値を演算し、当該演算によって求められた蓄
熱値および画像情報に基づいて、吐出されるインクの量
を規定する前記電気パルスの形状を定めることを特徴と
する。
〔作用〕
以上の構成によれば、画像情報と蓄熱値記憶手段が記
憶する蓄熱値に基づいて新たな蓄熱値を演算し、この新
たな蓄熱値と記録される画像情報に基づいて、電気熱変
換素子に即加する電気パルスの形状を定めるので、その
電気熱変換素子およびその周辺の蓄熱の状態にかかわら
ずインク吐出量をほぼ一定とすることが可能となる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例に関する記録ヘッド駆動
回路の構成を示すブロック図である。図において、ホス
ト装置等から転送される画像情報としての記録画像信号
はバッファ101にて蓄積され、この蓄積された信号に基
づき、駆動パルス演算部102は発熱抵抗体からなる電気
熱変換素子を駆動するための駆動条件を演算する。駆動
パルス印加回路103は、この演算結果に応じて、記録ヘ
ッドのインク吐出口の各々に対応して設けられた電気熱
変換素子をパルスを印加することによって駆動する。
次に、駆動パルス演算部102における駆動条件の演算
例について述べる。記録画像を記録するに際して、その
初期に於いては電気熱変換素子、及びインクを含んだそ
の周辺は、例えば雰囲気温度とほぼ等しいような比較的
低い温度状態にあり、画像データ力に応じ電気熱変換素
子が駆動され発熱が連続すると、この発熱による蓄熱に
よって電気熱変換素子およびその周辺のインク温度が上
昇する。
従って、駆動条件を固定したまま電気熱変換素子を連
続的に駆動すると、吐出されるインク温度が上昇し、結
果として吐出されるインク液滴の体積が増大するため、
画像濃度が最初低く徐々に高くなる様な不均一が生じた
り、記録される線の太りを生じ解像性を悪化させたりす
る。
従って、駆動条件の演算において、最初は駆動パルス
幅を大きくし、記録の進行に伴なった蓄熱によるインク
の温度上昇に応じて駆動パルス幅を小さくしてゆく方式
や、あるいは吐出パルスの直前、すなわち数μSec.程度
前に、インクが吐出されない程度のパルスを予め与える
事で吐出量を変化させる事ができることを利用し、記録
動作初期では、この吐出しない程度の予備パルスのパル
ス幅を例えばと5μSec.とし、インクの蓄熱による温度
上昇に応じて小さくしてゆくかあるいは予備パルスを与
えないようにする等の駆動を行なう。
いずれにせよ、駆動条件によってある程度記録ドット
のサイズが変化するから、インク温度等の熱的な状態が
変化しても記録ドットサイズが一定である様に駆動条件
を設定してやればよい。すなわち、熱的な状態変化を生
む大きな要因である記録画像信号から熱的状態を演算的
に予測し駆動条件を記録ドットサイズが一定となる様に
決定して駆動すれば、従来生じていた記録動作の進行に
つれて生じすることがあった画像濃度ムラを生ずること
なく記録品位の一定した画像を得ることができる。
第2図は第1図に示した駆動パルス演算部102の一実
施例を詳細に示すブロック図である。ここで記録ヘッド
104は、吐出口を1個有し、記録画像信号の1ドット分
のインク吐出を行なう構成とする。
バッファ101から所定のタイミングで転送される記録
画像信号は2ビットからなる第1シフトレジスタ102Aに
入力する。
今、i番目の記録信号Diのパルス幅τiを決定して記
録する場合で説明すると、第1シフトレジスタ102Aに
は、1つ前の記録画像信号Di-1と記録にかかる画像信号
Diとが蓄積されており、一方第2シフトレジスタ102Bに
は蓄熱値(以下、蓄熱係数ともいう)Hi-2とHi-1が蓄積
されている。i番目の記録を行なう際の蓄熱係数Hiは、
3つの値Di-1,Hi-2,Hi-1によって決定される。
すなわち、ここでは、係数Hiは4ビットで表わされる
ものであり、蓄熱係数演算ROM102Cでは、画像信号Di-1,
蓄熱係数Hi-1,Hi-2の入力計9ビットで構成されるアド
レスによって第3図に示すROM102Cのテーブルを参照し
て蓄熱係数Hiが呼び出される。例えば、第3図において
Hi−2の値が“3"、Hi-1の値が“5"のとき、1つ前の画
像信号Di-1がインク吐出を意味する“1"の場合はHiは
“6"、インクを吐出しない“0"の場合はHiは“4"とな
る。
こうして得られたHiと、第1シフトレジスタ102Aから
出力されるDiとから駆動パルス幅演算ROM102Dの第4図
に示されるテーブルを参照して、パルス幅τiが呼び出
されこのパルス幅によって記録ヘッドが駆動される。
第5図は、第1図に示した駆動パルス演算部102の他
の実施例を示すブロック図である。この実施例は、3328
個の吐出口が1mm当り16個の密度で配列される記録ヘッ
ドであって、記録紙幅に対応して吐出口が配列されたい
わゆるフルマルチタイブの記録ヘッドを用いて記録を行
なう場合を示す。図中、Dijはi番目のラインのi番目
のドットに対応する記録データを、Hijはi番目のライ
ンのj番目のドットの蓄熱係数を、τijはi番目のライ
ンのj番目のドットに印加するパルス条件をそれぞれ示
す。
同図に示すように、Hijは、Hij演算器102Eにおいて1
ライン前のj番目のドットの蓄熱係数Hi-1,jと、今記録
しようとするラインのj番目のドットとその隣接ドット
の記録データDi,j-1,Di,j,Di−1,j,Di+1とから演算さ
れる。また、τi,jは、τi,j演算器102GにおいてHi,jと
Di,j-1,Di,j,Di,j+1,Di-1,j-1,Di-1,J,Di−1,j+1,Di-
2,jとから決定される。
これら演算を概念的に第6図に示す。上述のτi,j
は、第7図に示す様な分割パルスの休止時間τoffを制
御するものである。
第5図および第6図に示した演算の詳細を以下に説明
する。
Hi,j演算器に102Eに於いて、Di,j-1,Di,j,Di,j+1及
びHi-1,jよりHijを決定するには、第8図に示すテーブ
ルを予め設定しておき、このテーブルを参照することに
よってHi,jを決定した。このテーブルの内容は予め実験
的に求めた。
次に、τij演算器102Gにおけるτij演算は9図に示す
テーブルを参照することによって行った。
先ず、第9図に示す様に、Di-2,j,Di-1,j-1,Di-1,j,D
i-1,j+1からD′を求め、D′,Di,j-1,Di,j,Di,j+1
とHi,jより第10図のテーブルを参照してτoffの値を求
める様にした。尚、第10図中N,Dは、Di,jが“0"の場
合、すなわちパルスを印加せずインクを吐出しない場合
を示すブランクを意味している。
第11図は、第7図においてτs=3μSec.,τM=4
μSec.としたとき、上述のようにして得られるτoffと
ドット径との関係を示す線図である。
第11図において、例えば画素ドット径を110μmに制
御する場合、蓄熱が余り進んでいないH=“1"の時はτ
offは2.6μSec.、蓄熱が中程度でH=3の時はτoffは
2.0μSec.、蓄熱量が大きいH=6の時はτoffは0μSe
c.となる。
上記した実施例では、記録画像から蓄熱係数Hを求め
パルス幅や分割パルスの休止時間を決定したが、環境温
度やヘッド固有のバラツキ等をも考慮する事でより安定
に高画質が得られる。
(その他) なお、本発明は、特にインクジェット記録方式の中で
もバブルジェット方式の記録ヘッド、記録装置において
優れた効果をもたらすものである。かかる方式によれば
記録の高密度化,高精細化が達成できるからであり、記
録パターンによって一層定着の遅速が生じることが予測
されるからである。
その代表的な構成や原理については、例えば、米国特
許第4723129号明細書,同第4740796号明細書に開示され
ている基本的な原理を用いて行うものが好ましい。この
方式は所謂オンデマンド型,コンティニュアス型のいず
れにも適用可能であるが、特に、オンデマンド型の場合
には、液体(インク)が保持されているシートや液路に
対応して配置されている電気熱変換体に、記録情報に対
応していて核沸騰を越える急速な温度上昇を与える少な
くとも1つの駆動信号を印加することによって、電気熱
変換体に熱エネルギを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用
面に膜沸騰を生じさせて、結果的にこの駆動信号に一対
一対応した液体(インク)内の気泡を形成できるので有
効である。この気泡の成長,収縮により吐出用開口を介
して液体(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴
を形成する。この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた液体(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。
このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第446335
9号明細書,同第4345262号明細書に記載されているよう
なものが適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率
に関する発明の米国特許第4313124号明細書に記載され
ている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこと
ができる。
記録ヘッドの構成としては、上述の各明細書に開示さ
れているような吐出口,液路,電気熱変換体の組合せ構
成(直線状液流路または直角液流路)の他に熱作用部が
屈曲する領域に配置されている構成を開示する米国特許
第4558333号明細書,米国特許第4459600号明細書を用い
た構成も本発明に含まれるものである。加えて、複数の
電気熱変換体に対して、共通するスリットを電気熱変換
体の吐出部とする構成を開示する特開昭59−123670号公
報や熱エネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応
させる構成を開示する特開昭59−138461号公報に基いた
構成としても本発明の効果は有効である。すなわち、記
録ヘッドの形態がどのようなものであっても、記録を確
実に効率よく行いうるからである。
さらに、実施例において記述したように、記録装置が
記録できる記録媒体の最大幅に対応した長さを有するフ
ルラインタイプの記録ヘッドに対しても本発明は有効に
適用できる。そのような記録ヘッドとしては、複数記録
ヘッドの組合せによってその長さを満たす構成や、一体
的に形成された1個の記録ヘッドとしての構成のいずれ
でもよい。加えて、上例のようなシリアルタイプのもの
でも装置本体に装着されることで、装置本体との電気的
な接続や装置本体からのインクの供給が可能になる交換
自在のチップタイプのヘッド、あるいは記録ヘッド自体
に一体的に設けられたカートリッジタイプの記録ヘッド
を用いた場合にも本発明は有効である。
また、搭載される記録ヘッドの種類ないし個数について
も、例えば単色のインクに対応して1個のみが設けられ
たものの他、記録色や濃度を異にする複数のインクに対
応して複数個数設けられるものであってもよい。
さらに加えて、本発明インクジェット記録装置の形態
としては、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端
末として用いられるものの他、リーダ等と組合せた複写
装置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の
形態を採るものであってもよい。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば画像
情報と蓄熱値記憶手段が記憶する蓄熱値に基づいて新た
な蓄熱値を演算し、この新たな蓄熱値と記録される画像
情報に基づいて、電気熱変換素子に即加する電気パルス
の形状を定めるので、その電気熱変換素子およびその周
辺の蓄熱の状態にかかわらずインク吐出量をほぼ一定と
することが可能となる。
この結果、記録の進行や記録条件によって濃度が変化
せず画像品位の一定した記録画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に関する記録ヘッド駆動回
路の構成を示すブロック図、 第2図は、第1図に示した駆動パルス演算部の一実施例
を詳細に示すブロック図、 第3図および第4図は、第2図に示したそれぞれ蓄熱係
数演算ROMおよび駆動パルス幅演算ROMの内容を示す概念
図、 第5図は、第1図に示した駆動パルス演算部の他の実施
例を詳細に示すブロック図、 第6図は、第5図に示す演算部において行なわれる演算
の概念図、 第7図は、第5図に示す演算部によって得られるパルス
休止時間を含んだ駆動パルスの波形図、 第8〜第10図は、それぞれ第6図に示す演算において参
照されるテーブルの概念図、 第11図は、第5図に示した演算部によって得られるパル
ス休止時間と画素ドット径との関係を示す線図である。 101…バッファ、102…駆動パルス演算部、102A…第1シ
フトレジスタ、102B…第2シフトレジスタ、102C…蓄熱
係数演算ROM、102D…駆動パルス幅演算ROM、102E…Hij
演算器、102F…Hi-1jメモリ、102Gτij演算器、103…駆
動パルス印加回路、104…記録ヘッド、105…電源。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電気熱変換素子に画像情報に応じて電気パ
    ルスを印加し、当該電気パルスの印加によって、前記電
    気熱変換素子が発生する熱を利用してインクを吐出し、
    記録媒体に画像を記録するインクジェット記録装置にお
    いて、 画像情報を記憶する画像情報記憶手段と、 前記電気熱変換素子およびその周辺の蓄熱の指標となる
    蓄熱値を記憶する蓄熱値記憶手段と、 前記画像情報記憶手段が記憶する画像情報および前記蓄
    熱値記憶手段が記憶する蓄熱値に基づいて新たな蓄熱値
    を演算する蓄熱値演算手段と、 該蓄熱値演算手段が演算した蓄熱値および前記画像情報
    記憶手段が記憶する画像情報に基づいて、吐出されるイ
    ンクの量を規定する前記電気パルスの形状を定めるパル
    ス演算手段と、 を具えたことを特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】前記パルス演算手段が定める形状は、前記
    電気パルスのパルス幅であることを特徴とする請求項1
    に記載のインクジェット記録装置。
  3. 【請求項3】前記パルス演算手段が定める形状は、前記
    電気パルスを複数のパルスで構成したときの夫々のパル
    ス幅であることを特徴とする請求項1に記載のインクジ
    ェット記録装置。
  4. 【請求項4】電気熱変換素子に画像情報に応じて電気パ
    ルスを印加し、当該電気パルスの印加によって、前記電
    気熱変換素子が発生する熱を利用してインクを吐出し、
    記録媒体に画像を記録するインクジェット記録方法にお
    いて、 少なくとも過去のインク吐出にかかる画像情報に基づ
    き、前記電気熱変換素子およびその周辺の蓄熱の指標と
    なる蓄熱値を演算し、 当該演算によって求められた蓄熱値および画像情報に基
    づいて、吐出されるインクの量を規定する前記電気パル
    スの形状を定めることを特徴とするインクジェット記録
    方法。
  5. 【請求項5】前記電気パルスの形状は、前記電気パルス
    のパルス幅であることを特徴とする請求項4に記載のイ
    ンクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】前記電気パルスの形状は、前記電気パルス
    を複数のパルスで構成したときの夫々のパルス幅である
    ことを特徴とする請求項4に記載のインクジェット記録
    方法。
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