JP2690780B2 - 手のための医療器具 - Google Patents

手のための医療器具

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JP2690780B2
JP2690780B2 JP1135683A JP13568389A JP2690780B2 JP 2690780 B2 JP2690780 B2 JP 2690780B2 JP 1135683 A JP1135683 A JP 1135683A JP 13568389 A JP13568389 A JP 13568389A JP 2690780 B2 JP2690780 B2 JP 2690780B2
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アーサー・マイクル・ニューザム・ガードナー
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ノヴァメディックス・リミテッド
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医療器具に関し、特に静脈戻り流の増進によ
って血液の循環を刺激する目的で、手の一部に局部的な
圧力を加えるための器具に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば治療すべき腕又は腓及び足といった肢に被せて
装着するよう構成された二枚壁の外装と、この外装を周
期的に膨張させまた収縮させるよう配置されたポンプ装
置からなり、かくして肢に対してポンプ作用を加えてそ
の中の静脈の血流を助ける医療器具が公知である。
かかる公知の装置の特に問題となる不利益は、治療す
べき肢にギプスもしなければならない場合には、かかる
装置を使用できないということである。また、それらは
作用が肢全体になされるように対象となる肢の表面の大
部分を覆う、本来的に崇高な容積のものである。膨張/
収縮サイクルの実行のためには大容積のポンプ装置が必
要とされ、一つより多いポンプ領域が同時に使用される
ことから、最適な静脈戻り流を達成することは阻害され
る。中では、これらの公知の装置はポンプ圧力の局部的
な印加を可能ならしめるものではない。
本出願人は米国特許第4,614,180号において、容積が
比較的小さく、足根の中間領域の下側に局限された作用
によって特に人の足における静脈戻り流を刺激するのに
適しており、かくして静脈戻り流を強制し又は戻り流の
強さを増進すべく、鬱血の主たる場所を周期的に圧搾す
る種々の膨張可能な装置を開示している。これらの膨張
可能な装置が局所的な性質を持つことは、足指の部分は
常に露出したままとし、血行、浮腫み、神経反応その他
の治療の進捗に関する徴候を検査できるようにして、こ
の装置を必要ならばギプス内に収めることを可能ならし
める。
〔発明の解決しようとする課題〕
本発明者らは、手のうちで本質的に指の基節骨及びこ
れに隣接する手の平の領域に限定された領域における静
脈ポンプ機構を見出した。この機構は生来はこぶしをき
つく握りしめることによって作用するものであり、それ
によって腕全体からの静脈戻り流が生ずる。こぶしをき
つく握ると、鬱血の主たる場所である上記の領域が圧搾
され、即ち腕を通る静脈戻り流が容易となる。また本発
明者らは、患者にこぶしを握るように要求することなし
にこの領域を周期的に圧搾することによって、即ちこの
領域に本質的に局在的な圧搾圧力を外的に加えることに
より、処置する腕の手首その他の部位において静脈閉鎖
がある程度生じている場合でさえも、静脈戻り流を効果
的に刺激することができることを明らかにした。さらに
本発明者らは、このようにして外的に加えられる圧搾圧
力が、処置する腕の動脈流の改善をも伴いうることを見
出した。
かくして本発明の課題は、人の腕における血流を刺激
する改良された方法及び手段を提供することである。
より特定的な課題は、手の比較的限られた局部的な領
域に対する圧力の周期的な印加が、処置する腕の静脈戻
り流を効果的に刺激し又は補助するようにできる手段を
提供することである。
別の特定的な課題は、圧力の周期的な印加に関連する
治療を妨害したり邪魔したりすることなしに、処置する
手の指の先端を絶えず露出していることができるように
する構造によって、上記の課題を解決することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、圧搾力の周期的な印加を、指の節骨及びこ
れに隣接する手の平の領域に本質的に限定して局在化す
ることにより、上記の課題を達成するものである。この
ために、実施例においても記載することであるが、膨張
可能なミットが上記の基節骨及びその隣接領域にあてが
われ、5本の指の先端はこのミットよりも突き出してい
るようにされる。このミットは例えば外科用ガーゼやモ
スリンといった適当な布で包んで、膨張可能な幾つかの
領域の周囲を括ることができ、この括りは圧搾圧力の内
向きの印加/解除サイクルについてのフープ応力規準を
もたらす。また圧搾は、基節骨の領域において、個々の
指のそれぞれの周囲に一斉に加えられる。或いはまた膨
張可能な器具はバッグであり、これは隣接する手の指の
基節骨に近い手の平の領域とほぼ一致する作用表面を有
し、バッグの膨張は本質的にこの領域のみを周縁的に包
囲する周囲の括りによって制限される。さらに、膨張可
能なミット又はバッグ器具は、上記の領域に対する限定
的な脈動する圧力の印加を損なうことなしに、整形用ギ
プスに埋設することができる。その場合、周囲の括りは
ギプスによってもたらされる。
〔実施例〕
以下に本発明を、添付図面を参照して各種の実施例に
ついて詳細な説明する。
先ず第1図から第3図を参照すると、本発明は膨張可
能なミット10に適用されたものとして示されており、こ
のミットは可撓性の材料からなり幾つかの点のみにおい
て相互に固定された二枚の同様な膨張可能なバッグ11−
12からなり、これらのバッグの各々はそれぞれの管即ち
供給接続チューブ13−14によって給送を受けている。こ
れらの接続チューブ13−14は、第7図に関連してより詳
しく論ずるように、2秒以内、好ましくは1秒またはそ
れ以下において、手の静脈ポンプ領域へと圧搾圧力を完
全に加えるように圧力流体を給送する十分な能力を持つ
制御された単一のポンプ装置15によって、順次に調和的
に供給を受けている。圧力流体は好ましくは空気であ
る。
バッグ11−12は相互の像の複製である。図示されてい
るように、バッグ11は周縁が連続的に結合されまた圧力
流体の接続チューブ13に結合された、同様の周縁形状の
内側及び外側パネル16−17からなる。結合をさらに強化
するために局部的な圧縮により凹まされた連続的な熱シ
ールが周縁の経路18に沿って設けられているが、これは
図面では点彩によって示されている。
パネル16−17の各々が切り出されてなる素材は、第一
基節骨に重なるようにデザインされた前方の部分即ち先
端形状19に従うものであり、一般的に言うと、開いた手
の第一及び第二の指節骨の間の関節の並びによる列と一
致していて、パネル16−17の両方が手の指の趾骨(即ち
全部の指の第一指節骨)を覆うようになっている。先端
形状19は、親指の二つの趾骨の間の関節に重なって横切
る親指側の側部形状20と融合している。先端形状19は他
方の端では、基部側方における接続チューブ13との接合
位置へと延びる反対側の側部形状21と融合している。そ
して両方の側部形状20−21は、やはり接続チューブ13と
の接合位置へと延びる基部横断形状22と融合している。
図示されているように、パネル16−17の結合タブ23−24
が、側部形状20−21の基部領域から両側へと延びてい
る。
パネル16−17の連続的な強化シールである周縁経路18
は、Aにおける接続チューブ13との限られた長手方向隣
接(第2図)、Bにおけるタブ23の截断、親指及び人指
し指の位置の間でのCにおける第一の内向き湾曲、隣り
合う指の間でのD−E−Fにおける同様のしかしより幅
の狭い湾曲、Gにおけるタブ24の截断、そしてHにおけ
る接続チューブ13との限られた長手方向隣接によって特
徴付けられる。領域Aの近くの経路18と基部横断形状22
の間、及び湾曲Cと側部形状20の間にある小さな三角形
の面取り領域25−26は、開口27−28と共に示されている
が、これらは結合及びシールといった製造段階に先立
ち、またその間に、パネル16−17の製造組立のためのジ
グピン(図示せず)による整列整合をもたらすためのも
のである。
内側パネル16は多孔質材料からなるか、或いは穿孔さ
れて、律動する膨張の間のインターバルに際して膨張用
の流体が限定的に逃げるようになっており、かくして隣
接する皮膚に対して冷却作用をもたらす。そして患者に
対してさらなる安心感を与えるために、皮膚と接触して
いるパネル16の表面は、第2A図の29で点彩により示され
ている如く、植毛コーティングしたものであることが好
ましい。
前述したように、もう一方のバッグ12もまたバッグ11
と同じ構造のものである。しかしながら、バッグ12の植
毛コーティングした皮膚接触表面29′については、構造
の同一性は鏡像的な同一性となる。バッグ12のバッグ11
に対応する部分は、ダッシュ符号を付けて同一の参照符
号により示してある。
ミット10は、バッグ11−12の両方を鏡像的に隣接させ
てそれぞれのバッグの位置決め開口27−28を整合するこ
とにより、一体の物品となる。こうして整列したなら
ば、圧縮加熱シールがシール経路18の外側の縁において
局部的にB′,C′、D′、E′、F′及びG′のところ
で行われて、間に未シールの周縁方向間隔を残すが(バ
ッグ11−12の間に)、これらの間隔は親指その他の指を
個々に通すことを可能ならしめて、第1図の手が入れら
れた状態を作り出すものである。シールB′−C′の隣
り合った先端の間の広がりは親指のぐるりを囲むのに十
分なものでなければならず、他方、シールC′−D′、
D′−E′、E′−F′及びF′−G′の隣り合った先
端の間の広がりもまた、それぞれを個々に挿通する指の
ぐるりを囲むのに十分でなければならないことが理解さ
れよう。
使用に当たり、第1図から第3図のミットは患者の手
の大きさ及び手の状態に合ったサイズのものが選ばれ
る。例えばひどく浮腫んだ手は、そうでない場合にその
患者が必要とするよりも大きなサイズのミットを必要と
するであろう。手を挿通すると、外観上は第1図に描写
したようになり、シールした列部分C′−D′−E′−
F′は親指と人指し指の間など、隣り合った指の間のま
たの部分の各々の中側において延びている。次に、バッ
グ11のタブ23−24がお互いの方向に向かって引っ張ら
れ、最初に端部の保護片23″−24″を剥がしてその端部
の感圧性接着剤コーティングを露出させ、ついでタブを
内側へと引き寄せて、ミットの基部即ち手首側の開口を
事実上狭めることなどによって、パネル17に接着固定さ
れる。バッグ12の対応するタブ23′−24′をバッグ12の
外側パネル17′へと同様にして局部的に固定すること
は、手首開口を患者に合わせるのを助ける。次いで整形
外科用ギプスの技術を用いて、必要ならばミットの全周
又は一部について周囲の括りが行われ、膨張用の律動を
与える手段であるポンプ装置15へと供給用接続を行うた
めに、接続チューブ13−14が外側からアクセス可能とな
ることを確実なものとしておく。しかしながら図示の例
において少なくともミットの領域においてはギプスは必
要でなく、また第3図においては、外科用ガーゼ又はモ
スリン30が手の平及び甲の周りで指の趾骨の部位の周り
に巻かれ、かくして手ポンプの領域の回りに周囲方向の
括を設けることが示されている。或いはまた、バッグ11
−12の外側パネル17−17′が比較的非伸長性の材料から
なる場合には、これらのパネル17−17′が十分な周囲方
向の括りを提供する場合もある。
上記の周囲方向の括りは、膨張/収縮サイクルにおい
てパネル16−17が外側へと膨張しないように実質上制限
することが理解されよう。そして同時に、膨張/収縮サ
イクルにおける圧力流体の循環的供給のための容積的な
条件を実質的に限定するものである。実用上の事項とし
て、趾骨の部分での圧搾圧力は、親指の周囲及び他の指
の各々の周囲、並びに手の平及び甲においてこれらに隣
接する領域へと効果的に局限され、同時にこの限定され
た(趾骨及び隣接する手の平の)領域内におけるすべて
の静脈の鬱血は、手ポンプの握り締めたげんこつの動作
に倣って締めつけられる。重要なことは、血液循環の定
期的な検査、神経反応のテスト、及び浮腫みを減らす治
療の進捗の検査などのために親指及び他の4指が露出さ
れたままであることである。
第4図及び第5図は別の実施例を示しているが、そこ
では一つの膨張可能なバッグ40が、先に示した趾骨及び
これに隣接する手の平及び甲の領域において膨張/収縮
動作をもたらすように形成されている。即ちバッグ40は
ほぼ矩形の輪郭を有する二枚の同様なパネル41−42から
なり、パネルには四つの指用開口43−44−45−46がその
矩形輪郭の縦方向中央を横断する間隔を置いた列として
配置されている。この開口43〜46の列から縦方向及び横
方向にずれて対称に配置されているのはさらに二つの開
口47−48であり、これらはそれぞれ親指を収容するよう
に寸法取りされている。結合シールの経路49が矩形の周
縁全体にわたって延びており、膨張用接続チューブ50の
ところで終わっている。このシールの経路は、周方向に
完結している親指及び他の4指用の開口43〜48の各々の
ぐるりにおけるパネル41−42相互のシールと同様に点彩
で示してある。好ましくは、皮膚に接するようあてがわ
れるパネル41は肌触りを良くするため植毛コーティング
され、このパネルはまた多孔性のもの、有孔とされ又は
穿孔されたものであることができ、これにより律動する
バッグの膨張の間のインターバルに圧力流体を抜気す
る。
第4図の器具によって右手を治療する場合には、親指
を開口47に収容するようにして、他の4指を開口43〜46
に通す。また左手を治療する場合には、4指は同じ開口
によって処置されるが、親指は開口48を通される。手を
通したならば、指によって分けられたバッグの半分ずつ
が折り曲げられて、親指及び他の4指の趾骨に隣接する
手の平及び甲の領域に重ねられる。次いで、第5図にお
いて左手を例にとって示すように、バッグの側端51−52
が重ね合わせられる。整形外科用ギプスを用いることも
できるが、接着テープによってこの包み込み状態を維持
することもできる。或いは第3図に関して説明したよう
にして、ガーゼ又はモスリンの巻きつけによって周囲方
向の括りを行うこともできる。膨張/収縮作用は、圧搾
的な静脈圧縮を行う局部的な力を趾骨及び隣接する手の
平の領域において親指及び他の4指の周囲に同時に集中
させることが看取されよう。
第6図の実施例は、第4図及び第5図の実施例によっ
てもたらされるのに類似した刺激作用を提供するが、し
かしこの場合はパネルのシール材料について経済性があ
る。即ち第6図の膨張可能なバッグ60は、相互にシール
され且つ圧力流体の接続チューブ63に対してシールされ
ている、周囲が結合された可撓性シート材料からなる二
枚の同様なパネル61−62からなるものであり、周囲のシ
ールの経路は点彩によって示してある。4指のための開
口64−65−66−67が間隔を置いた僅かに弧状の列に配置
されており、親指の開口68はそこからずらされている。
そしてこれらの開口の各々は、点彩で示されているよう
に、パネル61−62が相互に局部的に円形にシールされる
個所となっている。周縁形状は、ほぼ真っ直ぐな基部縁
部Lと、指用開口の向こう側で両端に沿って分岐するロ
ーブ即ちタブ形状M−Nによって特徴付けられている。
好ましくは、パネル61−62は両方とも植毛コーティン
グされた外側表面を有し、右手の場合にはバッグのパネ
ル61の側から指を通すことによって処置され、左手の場
合にはバッグのパネル62の側から同様に処置されうるよ
うになっている。手を通したならば、タブ形状M−Nが
手の甲側へと折り返されて、ガーゼ、モスリン及び/又
は整形外科用ギプスの形成による周囲方向の括りを行う
までの間、接着テープによって一時的にこの包み込みに
よる本発明器具の適用状態を保持することができる。
上記した実施例に関して説明した膨張可能な器具の性
質は、その周囲方向の括りに関し、膨張/収縮サイクル
を進めるにあたって大きな容積変化を必要とすることは
ない。膨張した最大の容積は200cc程度であり、収縮し
たならばこの膨張容積は75から100ccに減少すると予想
できる。従って、圧力流体供給装置即ちポンプ装置15は
比較的小さくてよく、可撓性のホース及び接続チューブ
(13−14,50,63)に対する取り外し可能な継手と共に机
上や棚に設置するのに便利である。これは、供給及び制
御を行うポンプ装置15がその場所にあるタンクから例え
ば酸素のような流体の圧力パルスのプログラム的給送を
行うように単に計時的に弁動作される場合、或いは必要
な圧力流体を供給するためにポンプ装置15がそれ自体に
給送及び/又はアキュームレータ機構を組み込んでいる
場合の何れであっても同様である。どちらの場合であっ
ても、時間遅延装置及びその調整性能は周知であるか
ら、ポンプ装置15は種々の物理的実施形態を取ることが
できる。しかしながら重要なことは、入口即ち接続チュ
ーブ(13−14,50,63)への圧力流体の給送、並びに収縮
段階における多孔及び/又は開口を介しての流体の漏
出、及び/又は弁動作が特定の規準に合致することであ
る。現在のところ好ましい規準は第7図に関連して記述
するが、それは膨張段階aにおいて圧力Pが迅速に上昇
し、収縮段階bにおいてはある程度指数的に消散するこ
とを示すものである。
膨張可能な器具は1秒またはそれ以下の時間で膨張す
ることが好ましいことを前述したが、より正確には次の
ように言えるであろう。即ち今日までの本発明者らの実
験によれば、拳骨を素早く握り締める場合に静脈が圧縮
的に圧搾される速度に倣って、膨張はできる限り迅速に
行われるべきである。そのような迅速な膨張は戻り血流
に急激な即ち激しく律動する作用を与え、かかる作用が
浮腫み及び痛みを減少させるのに役立つと考えられる。
最大の速度というものは律動により刺激された際の一時
的なものであるけれども、血流の全量よりも重要なもの
であると考えられる。静脈は逆止弁の構成を有し、各々
のかかる逆止弁の下流側にはトラップ状をなす位置があ
って固形物質や凝固物質の望ましくない蓄積が行われる
が、これらは他の場合には静脈戻り系統を介して流去す
ることのできないものである。バッグの膨張ができる限
り迅速に行われたならば、各々の逆止弁の開放段階もこ
れに対応して迅速となり、かくしてトラップされている
戻り血流を局部的に掻き混ぜて、戻り流の通路において
凝固構造が生ずる機会を減らすものと思われる。
給送されるどの膨張パルスについても、最大圧力P
は、適当な静脈衝撃を与えると共に治療を受ける患者に
不快すぎないものとすべきである。これは勿論、個々の
患者及びその症状に応じて異なる種々の最大圧力Pがあ
ることを意味している。しかしながら今日までの本発明
者らの実験によれば、膨張可能な器具内において、200
から220−mmHgの最大圧力が十分なものであると言うこ
とができる。ポンプ装置15が圧縮タンクから計時的にス
イッチングされた酸素給送を行う場合、或いはポンプ装
置15自体がその場所で空気の圧縮パルスを発生給送する
場合の両者について、このような最大圧力は患者の手ポ
ンプの快適な作動をもたらし、膨張時間aはほぼ0.4秒
であった。
膨張/収縮の合計時間(a+b)もまたそのとき直面
している病理学的状態に応じて、特に静脈の閉塞の程度
及び生理的な静脈ポンプがどの程度の速さで満たされる
かに応じて異なりうる。大雑把に言うならば、肢が目立
って浮腫んでいる場合のように静脈の閉塞がひどい場合
には、サイクルの周期は10秒毎の頻度としうる。中程度
の浮腫みの場合には30秒が恐らく適当であり、さらに現
場維持の目的のためには60秒サイクルが十分なものであ
ろう。サイクルの周波数は、ドップラーモニターによっ
て橈骨又は尺骨の後部の静脈における血流を聴くこと
で、臨床医が聴覚モニタリングすることができる。
膨張パルス間のインターバルは上述した迅速な膨張時
間aに比べれば非常に長いが、本発明者らのさらなる実
験によれば、予定した最大圧力に達したならば収縮が自
動的に開始するようにして、収縮時間はできるだけ短く
すべきである。従って現在本発明者らは、例えば最大圧
力Pが210−mmHgの場合について30−mmHgまでの収縮は
約1秒で行われ、また20−mmHgまでへの収縮は約1.9秒
で行われるような程度でもって、バッグからの漏出又は
その他の膨張の緩和を行うことを推奨している。ポンプ
装置15内のタイマーは、予定の休止時間であるインター
バルbが経過するとサイクルを再開する。
上述した手ポンプ作動はインターバルaにおいて、手
の平/基部の趾骨複合体が圧縮されて静脈ポンプ作用が
生ずるという、静脈圧縮段階を含むことがわかる。同時
に、この複合体中へと流れている動脈毛細血管もまた圧
縮され、僅かの間、動脈流の律動的な局部的閉塞又は減
少をもたらす。静脈戻り作用に対する必要性が基本的な
ものである場合には、第7図のa+bサイクルにおける
ようにこの律動的な局部的閉塞又は減少は非常に短くさ
れて、意味が余りないようである。だが実際にはその後
に、ある正味の測定可能な一時的な動脈流の改善が生ず
ることがわかった。しかし本発明者らはさらに、第7A図
のサイクルa+c+b′の保持インターバルcによって
示されるようにして、もしもこの局部的な圧縮を約5秒
程度までに長引かせたならば、アテローム性動脈硬化症
といった種々の原因による虚血、四肢に動脈閉塞症を生
ずる糖尿病などを含めて、腕の動脈の疾患に対して治療
法的に有用な結果が得られることを見出したのである。
特に本発明者らは、約3秒の保持期間cの後の圧力解除
が最もよい動脈流の増進を生ずることを見出したが、こ
れは改良のなされた「効果」として記述するのに適当な
事項と思われる。この増進効果は最大圧力Pが最低50−
mmHgのところから認識可能であり、この効果は患者の収
縮期血圧には無関係のようである。この効果は局部的な
毛細血管圧力に対してより関係しているようであるが、
今のところこれを評価できるまでには至っていない。し
かし、患者が楽に受け入れることができる最大圧力Pを
選択することにより、どのような患者についてもこの効
果を最大にすることができる。
いずれにしても、迅速な上昇期間a、それと関連した
保持期間c、期間cを実質的に上回る(迅速上昇期間a
と一緒に考えた場合でも)その後の弛緩期間b′が静脈
戻り作用をもたらし、またこれが動脈流の増進と交錯し
て協働してこれを助けることが観察される。これに関し
て、弛緩期間b′は10から60秒の範囲にあるべきであ
り、好ましくは20秒であるべきである。
第8図の実施例において、膨張可能なミットは外側グ
ラブ81内の内側グラブ80によって提供されており、これ
ら二つのグラブの指の先端は截頭されていて、ミットを
使用する際にこれらに対応する手の指が露出するよう装
着されるようになっている。これらのグラブは親指及び
他の4指用の開口のそれぞれの縁の周縁方向に連続する
シール82−83−84−85−86と、及び手首用開口の周縁の
別のシール87によって、相互にシールされている。シー
ルされたグラブ80−81の間に画定されたバッグ領域に対
して膨張用の接続チューブ89が入り込む個所を保護す
る、強化用パッチ88が示されている。内側グラブ80が比
較的可撓性で伸長性の性質を持つのに対して、外側グラ
ブ81が比較的非伸長性の材料からなる場合には、外側グ
ラブ81は場合によっては適度な周囲方向の括りをもたら
す。しかしながら一般的には、必要となる膨張容積をよ
り限定するために、第3図のようなガーゼの包み込みが
好ましい。
第9図の実施例は第8図の実施例と類似していること
が理解されよう。従って、妥当な部位については同じ参
照番号が使用されている。第9図における違いは、周囲
方向に連続するシール90が、本器具の所要の膨張をさら
に限定するために、グラブ80−81の手の平及び甲のまわ
りに設けられていることである。シール90の基部即ち手
首側において、グラブ80−81は単に相互に重ねられてい
るだけである。第8図及び第9図の何れにおいても、膨
張/収縮の手順は他の実施例について記載したのと同様
である。
これまで本発明を図示の実施例に関連して詳細に説明
したが、本発明から逸脱することなしに設計変更を加え
得ることは理解されよう。例えば第6図の場合、パネル
61−62はタブ構造M−Nの全領域内、即ち指用の開口64
〜67から僅かに間隔を置き隣接している点線により示さ
れた経路70を通るシールされた膨張境界の外側におい
て、相互に結合することができる。この場合には、タブ
構造M−Nは膨張可能な容積の一部とはならず、手の甲
側に折り返されて接着その他の方法により、周囲方向の
括りの形成と一体化することができる。この場合、律動
する圧力は親指及び他の4指の基節骨の周囲に対して個
々に、またこれらに隣接する手の平の領域へと少なくと
も同じ有効性をもって加えられることが銘記されよう。
この効果は、手の甲に対して膨張圧力を直接加えること
なしに達成されるが、しかし手の平の領域にわたる直接
的な膨張圧力の生成に応じ、手の甲側は周囲方向の括り
における輪状の張力を介して間接的な圧力の印加を受け
る。
本発明の上述した使用は、生体の腕における静脈ポン
プ動作の促進及び/又は動脈流量の増進のための方法及
び器具を含むものである。そして一つの側面から見れ
ば、この方法の手順は(a)本質的に手の指の趾骨の近
く又はこれに重なる手の平及び甲の領域のみに対する周
囲方向の括りの適用、(b)前記領域及び周囲方向の括
りの間におけるバッグ膨張圧力の印加、(c)圧力の印
加時間より長い時間にわたる印加圧力の弛緩、及び
(d)前記領域の局部的な静脈の内部断面が急激に減少
してその結果腕全体にわたって静脈ポンプ作用が生ずる
よう、力の印加が比較的迅速となるパターンにおける圧
力印加−弛緩段階の周期的な繰り返しからなる。そして
上記の段階(b)が圧力の弛緩に先立って印加圧力を予
定した時間だけ維持することを特徴とする場合には、動
脈疾患の治療学的に有用な処置である動脈流の増進が達
成される。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、手の趾骨及びこれ
に隣接する領域を圧搾することによって静脈のポンプ作
用を促進し、鬱血の除去などの種々の効果をもたらす器
具が、コンパクトで場合によってはギプス内に装着する
ことも可能な大きさでもって提供される。また圧搾処理
を暫く維持する場合には、動脈流の改善ももたらされ
る。また本発明の器具は指の先端を露出したままで、し
たがって血行や浮腫み、神経反応などの検査を可能とし
ながら基節骨の領域に局所的な圧力の印加を可能として
いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の膨張可能なミット内へと挿入された手
を手の平側から見た平面図; 第2図は手を入れる前の平たい状態を示す第1図のミッ
トの平面図; 第2A図はミットの膨張した状態について第2図のA−A
線に沿って取った部分断面図; 第3図はガーゼ又はモスリンでくるんで治療用に用いる
準備ができた後の、第1図に類似の平面図; 第4図は別の膨張可能な実施形態を使用前の平たい状態
で示す平面図; 第5図は第4図の実施形態のものに手を入れた状態を示
すための、第1図に類似の平面図; 第6図はさらに別の膨張可能な実施例を平たい状態で示
す平面図; 第7図及び第7A図は本発明の用途の議論の一助として示
す、時間の関数としての圧力の簡単なグラフ;及び 第8図及び第9図は本発明のさらに二つの膨張可能な実
施例の平面図である。 10……ミット、11,12,40,60……バッグ 15……ポンプ装置 16,17,41,42,61,62……パネル 27,28,43〜48,64〜68……開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭47−20993(JP,A) 実開 昭47−9290(JP,U)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】実質的に手の平の領域においてのみ人の手
    だけと半径方向内方に能動的な係合を行うよう形成され
    周囲が括られている膨張可能なバッグと、以下の規準: (a) 2秒より短い時間内における220−mmHg又はそ
    れ以下の予定最大値への圧力上昇; (b) 圧力降下の前における5秒までの長さにわたる
    前記最大値の保持;及び (c) 60秒までの範囲内の周期的なインターバルにお
    ける規準(a)及び(b)に従う圧力給送の繰り返し に従って前記バッグ内へと流体圧力を給送すべく周期的
    に作動可能な自動的手段とからなる医療器具。
  2. 【請求項2】規準(a)についての時間の長さが1秒よ
    り短い、請求項1記載の器具。
  3. 【請求項3】規準(a)についての時間の長さが0.25か
    ら1.0秒の範囲にある、請求項1記載の器具。
  4. 【請求項4】前記圧力の予定最大値が50から200−mmHg
    の範囲にある、請求項1記載の器具。
  5. 【請求項5】前記最大値からの圧力降下が実質的に前記
    最大値の10分の1までである、請求項1記載の器具。
  6. 【請求項6】圧力給送の繰り返しの前の降下した圧力の
    期間が大体20秒である、請求項1記載の器具。
  7. 【請求項7】前記バッグが相互に周縁でシールされたほ
    ぼ矩形の周縁形状の二枚の同様なパネルを有し、前記形
    状が手の全部の指の基節骨の領域において人の手の両側
    部の間にわたるよう構成された少なくとも一つの広がり
    を有し、前記バッグが前記シールされた周縁から内側に
    間隔を置いてほぼ前記一つの広がりに沿って配分された
    個別の5つの一連の開口を有し、前記二枚のパネルが前
    記開口の各々の周囲において連続的に相互にシールされ
    ており、前記開口が個別の開口を通して全部の指を挿通
    せしめる寸法であり、及び前記バッグが前記開口からず
    れた位置において膨張用圧力流体の選択的な進入及び放
    出のための手段を有する、請求項1記載の医療器具。
  8. 【請求項8】前記バッグが、相互に周縁でシールされ且
    つ手の全部の指の基節骨並びに手の平及び甲の隣接する
    領域とのみ本質的に重なり合って人の手の両側部の間に
    わたるよう構成された周縁形状の二枚の同様なパネル
    と、手の全部の指の基節骨及び前記隣接する領域と重な
    り合って手の両側部の間にわたるよう構成された同様の
    周縁形状の可撓性材料の別のパネルとを有し、かくして
    重ねられる手の領域は前記バッグと前記別のパネルの間
    に挟まれるようになり、前記バッグと前記別のパネルは
    (1)親指との重なり位置及び他の指との重なり位置の
    間及び(2)前記両側部において相互に局部的に固定さ
    れており、かくして膨張に際して本質的に前記基節骨及
    び隣接する領域の静脈に限定して局部的な圧搾作用を加
    える膨張可能なミットを画定し、前記バッグが圧力流体
    の選択的な進入及び放出のための手段を有する、請求項
    1記載の医療器具。
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