JP2689529B2 - パターンの形成方法 - Google Patents

パターンの形成方法

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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 パターンの形成工程における均一なパターンを形成す
る方法の改良に関し、 冷却スピードによる感度の差を有する感光材を用い、
露光、スピン現象及びスピンエッチング等のプロセスに
おいて発生する、中心部と周辺部との寸法差が生じると
いう特性の補正を行うパターンの形成方法の提供を目的
とし、 塗布した感光材膜のプリベーク工程の冷却工程におい
て、部分的に熱容量が異なるクールプレートの表面に、
冷却スピードによる感度の差を有する感光材膜を形成し
た基板を搭載して冷却する工程を含むよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、パターンの形成工程における均一なパター
ンを形成する方法の改良に関するものである。
近年の超高集積半導体装置に用いるマスクや半導体ウ
エーハは、その寸法が大きくなり大形化して8インチに
も達するようになり、形成するパターンの高集積化・微
細化が著しく進行し、広い面積において均一な寸法精度
のパターンを形成することが必要となっている。
以上のような状況から大形化したマスクや半導体ウエ
ーハの全面に高集積化・微細化した均一な寸法精度のパ
ターンを形成することが可能なパターンの形成方法が要
望されている。
〔従来の技術〕
5インチ角の基板の表面に遮光膜を形成したマスク用
の石英製のブランクスに、感光材として東レ製のEBR−
9を用いた場合について、従来のパターンの形成方法を
第3図により工程順に説明する。
先ず、第3図(a)に示すように、感光材の塗布機の
スピンチャック12に基板2aと遮光膜2bからなるブランク
ス2を搭載し、スピンチャック12を1,000rpmで回転させ
ながら感光材滴下ノズル13から感光材を滴下し、スピン
塗布して感光材膜3を形成する。
つぎに、第3図(b)に示すように、感光材膜3を形
成したブランクス2を均熱装置14内に一定時間保持して
感光材膜3のプリベークを行う。
ついで、感光材膜3のプリベークを終わったブランク
ス2を均熱装置14から取り出し、冷却時間を短縮するた
めに、第3図(c)に示すようなクールプレート11の表
面に載置して冷却する。
通常、このクールプレート11は図示のように均一な厚
さを有しており、ブランクス2の表面に形成された感光
材膜3は、周辺部から冷却され始め順次中心部に向かっ
て冷却が進行する。
このようにしてブランクス2の表面に形成した感光材
膜3を露光し、第3図(d)に示すように、現像装置の
スピンチャック15にブランクス2を搭載し、回転数250r
pmでスピンチャック15を回転しながら、現像液滴下ノズ
ル16から現像液を滴下し、スピン現像を行って感光材膜
3のパターンを形成する。
この感光材膜3のパターンをマスクとして第3図
(e)に示すようにエッチング装置のスピンチャック17
にブランクス2を搭載し、回転数250rpmでスピンチャッ
ク17を回転しながら、エッチング液滴下ノズル18からエ
ッチング液を滴下し、スピンエッチングを行った場合、
例えば80mm角のレチクルの領域内の中心部とコーナー部
とでは、最大0.1μmの寸法差が生じた。
このような寸法差のある寸法精度では、1メガビット
DRAM用の5倍品のレチクルには使用することができな
い。
この値は、現像時の回転数を変化したり、現像液の圧
送圧力や滴下量や滴下角度などを変化することによって
異なるが、残渣が生じる黒欠陥やピンホールが生じる白
欠陥等の他の欠陥の増減に影響を及ぼすので、あまり変
化させることはできない。
〔発明が解決しようとする課題〕
以上説明した従来のパターンの形成方法におけるスピ
ン現像やスピンエッチングにおいては、ブランクスを数
百rpm〜数千rpmで回転させながら処理を行っているの
で、中心部と周辺部では線速度が著しく異なり、その差
は寸法が大きくなるほど顕著になり、5インチ角のレチ
クルの場合の角部では、中心からの距離がほぼ7インチ
とのるので、回転数が3,000rpmの場合には、周辺部の線
速度が100km/Hに達するために、現像した感光材膜のパ
ターンにおいては、中心部と周辺部とで現像後の感光材
のパターンの寸法値に差が生じ、見かけ上感度が異なっ
ているような現象が生じるという問題点があった。
本発明は以上のような状況から冷却スピードによる感
度の差を有する感光材を用いて、露光、スピン現像及び
スピンエッチングのプロセスにおいて発生するこのよう
な中心部と周辺部との寸法差が生じるという特性の補正
を行うパターンの形成方法の提供を目的としたものであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のパターンの形成方法は、塗布した感光材膜の
プリベーク工程後の冷却工程において、部分適に熱容量
が異なるクールプレートの表面に、冷却スピードによる
感度の差を有する感光材膜を形成した基板を搭載して冷
却する工程を含むよう構成される。
〔作用〕
即ち本発明においては、ブランクスの表面に冷却スピ
ードによる感度の差を有するか光材膜を形成し、部分適
に熱容量が異なるクールプレートの表面にプリベークを
終わったブランクスを搭載するから、クールプレートに
部分的な熱容量の差があるので、冷却スピードが場所に
よって異なり、感光材膜に感光の差が生じる。
したがって、スピン現像やスピンエッチングのプロセ
スの特性の補正が行えるようにクールプレートに熱容量
の差を設けると、寸法差の小さなパターンの形成を行う
ことが可能となる。
〔実施例〕
以下5インチ角のマスク用の石英製のブランクスに、
感光材として東レ製のEBR−9を用いた場合の本発明の
一実施例について、第1図〜第2図により説明する。
本実施例の東レ製のEBR−9の感光材は冷却スピード
が速い程、感度が高くなる性質を有している。
EBR−9を180〜200℃でプリベークした後、第2図に
示すような直径が200mm,周囲の最大厚みが10mmで、連続
適に厚みが変化し中心では厚さが_mmのアルミニウム製
のクールプレート1の表面に、プリベーク処理を終わっ
たブランクス2を搭載して冷却すると、周囲の熱容量が
大きいので第1図(a)に示すようにブランクス2の中
心部の冷却スピードが周辺部の冷却スピードよりも速く
なり、このため第1図(b)に示すように中心部の感度
が高くなる。
したがって、250〜300rpmでスピンチャックを回転さ
せて現像を行うスピン現像においては、第1図(c)に
示すように周辺部の現像スピードが中心部の現像スピー
ドより速くなるので、この現像スピードに補正が加わる
ことになり、従来は80mmの角のレチクルの中心部とコー
ナー部にあった0.1μmの寸法差が0.03〜0.05μmに減
少させることが可能となり、4メガビットDRAM用のレチ
クルとして用いることができるようになる。
このようなクールプレート1を用いることにより、冷
却スピードを変化させてブランクス2の表面に感度の差
を有する感光材膜を形成するので、中心部と周辺部の現
像スピードに差が生じるスピン現像を行った場合におい
ても、現像のスピードの差によって発生する寸法差を補
正することができ、寸法差の少ないパターンを形成する
ことが可能となる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように本発明によれば冷却ス
ピードによる感度の差を有する感光材を用いることによ
り、スピンプロセスにおいて発生している中心部と周辺
部との現像スピード或いはエッチングスピードの差を補
正することが可能となる等の利点があり、著しい経済適
及び、信頼性向上の効果が期待できるパターンの形成方
法の提供が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は本発明による一実施例を示す図、 第3図は従来のパターンの形成方法を工程順に示す図、 である。 図において、 1はクールプレート、 2はブランクス、 2aは基板、 2bは遮光膜、 3は感光材膜、 を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−184330(JP,A) 特開 昭61−142743(JP,A) 特開 平1−262968(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】塗布した感光材膜のプリベーク工程後の冷
    却工程において、部分的に熱容量が異なるクールプレー
    ト(1)の表面に、冷却スピードによる感度の差を有す
    る感光材膜(3)を形成した基板(2a)を搭載して冷却
    する工程を含むことを特徴とするパターンの形成方法。
JP25442788A 1988-10-07 1988-10-07 パターンの形成方法 Expired - Lifetime JP2689529B2 (ja)

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