JP2689028B2 - 風呂用電気温水器 - Google Patents

風呂用電気温水器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は風呂用電気温水器、さら
に詳しくは電気温水器を用いて浴槽内の湯の温度を自動
的に一定に保つ技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図は、従来の電気温水器を風呂に使用
した例を示すブロック図で、図において、1は貯湯タン
クで、この貯湯タンク1の下部には発熱体2が装着され
ている。3はサーミスタ等で構成され貯湯タンク1内の
湯温を測定する湯温測定手段、4は沸き上げ湯温を設定
する湯温設定手段、5は演算手段で、湯温設定手段4で
設定された湯温と湯温測定手段3で測定したタンク1内
の湯温とから沸き上げ温度と通電開始時間を演算する。
6は発熱体制御手段で、演算手段5の演算結果および湯
温測定手段3で測定したタンク1内の湯温に基づいて発
熱体2のON/OFFを制御する。7は深夜電力用電
源、8は深夜電力の供給の有無を検出する深夜電力検出
手段、9は浴槽、10は貯湯タンク1内の湯を浴槽9へ
給湯する蛇口10を示す。なお、湯温設定手段4,演算
手段5,発熱体制御手段6,深夜電力検出手段8は、1
つの制御回路100内に構成されている。
【0003】図は図の主要部の回路構成を示す回路
図で、図において、図と同一符号は同一または相当部
分を示し、11は制御回路100内のマイクロコンピュ
ータであり、このマイクロコンピュータ11は、CPU
12、メモリ13、入力回路14、出力回路15、A/
D変換器16、およびアナログマルチプレクサ17から
形成されている。
【0004】18は制御回路100内で図に示す発熱
体制御手段6を構成する発熱体制御回路で、抵抗19,
20、トランジスタ21、リレー22,23、およびダ
イオード24,25から形成されている。リレー22の
励磁コイルは、一端が正極端子+Vと接続され、他端が
トランジスタ21を介してGNDと接続され、トランジ
スタ21のベースは抵抗19を介してマイクロコンピュ
ータ11内の出力回路15と接続されており、抵抗20
はトランジスタ21のベースとエミッタとの間に接続さ
れている。
【0005】リレー22の接点は、一端が正極端子+V
aと接続され、他端がリレー23の励磁コイルを介して
GNDと接続されており、リレー22およびリレー23
の各励磁コイルの両端にはダイオード24,25が接続
されている。リレー23の接点は、発熱体2と深夜電力
電源7に対し直列に接続されている。
【0006】抵抗26は可変抵抗からなる湯温設定手段
4と直列に接続され、その両端が正極端子+VとGND
とに接続され、抵抗26と湯温設定手段4との接続部が
マイクロコンピュータ11内のアナログマルチプレクサ
17に接続されている。抵抗27はサーミスタからなる
湯温測定手段3と直列に接続され、その両端は正極端子
+VとGNDとに接続され、抵抗27と湯温測定手段3
との接続部がマイクロコンピュータ11内のアナログマ
ルチプレクサ17に接続されている。
【0007】28は図に示す深夜電力検出手段8を構
成する深夜電力検出回路であり、抵抗29,30、ダイ
オード31、ホトトランジスタ32から形成されてお
り、ホトトランジスタ32の発光側は抵抗29を介して
電源7に直列に接続され、ホトトランジスタ32の発光
側の両端にはダイオード31が並列に接続されている。
また、ホトトランジスタ32の受光側の一端は、抵抗3
0を介して正極端子+Vに、他端はGNDに接続され、
抵抗30とホトトランジスタ32の受光側との接続部
が、マイクロコンピュータ11内の入力回路14に接続
されている。
【0008】次に動作について説明する。図は従来の
装置の動作を示すフローチャートで、図において、33
〜42はそれぞれ各ステップを示す。スイッチ(図示せ
ず)が入れられることにより、制御回路100が動作
し、ステップ33で深夜電力の有無が検出される。そし
て深夜電力が供給されている場合にはテップ34でタン
ク1内の湯温を測定し、ステップ35で設定湯温を読み
取り、ステップ35でタンク1内の湯を設定湯温まで沸
き上げるために必要な正味通電時間を演算し、ステップ
37で深夜電力供給時間帯のどの時刻から通電を開始す
るかを算出する。
【0009】ここで、タンク内の湯温をTw(℃)、設
定湯温をT(℃)、発熱体2の容量をP(kw)とすれ
ば、正味通電時間H(hr)は、 H=V×(T−Tw)/860×P×0.9となる。 (但し、Vは貯湯タンク1の容量,860は1kwの発
熱量,0.9は効率を表す)また、深夜電力供給時間は
一般に23時から翌朝7時までの8時間であり、通電開
始時刻Hpは、Hp=23時+(8−H)で算出でき
る。
【0010】マイクロコンピュータ11内のタイマ(図
示せず)では時刻を計測しており、通電開始時刻になる
と(ステップ38)、次のステップ39へ移り、発熱体
2へ通電を開始する。ステップ39で発熱体2へ通電が
行われ、タンク1内の湯が加熱されると、ステップ40
でタンク1内の湯温が測定され(この測定値をTm
(℃)とする)、次のステップ41で設定湯温T(℃)
と測定湯温Tm(℃)とが比較され、Tm(℃)がT
(℃)に到達した時点で発熱体2への通電を遮断し(ス
テップ42)、安い深夜電力を使った一日の沸き上げを
終了する。そして翌日は再びステップ33〜42で沸き
上げが行われる。そして入浴時には、蛇口10を開いて
貯湯タンク1内に沸き上げられた湯を浴槽9内に張って
入浴が行われる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記のような従来の風呂用電気温水器では、複数
人が入浴しようとする場合に浴槽内の湯温を一定に保つ
ことが難しく、そのため熱や水の無駄が生じるという点
にある。
【0012】すなわち、浴槽内に湯を張る時には、貯湯
タンクからの高温の湯と冷水とで浴槽内の湯を入浴に適
する温度にすることができ、この点では無駄は生じない
が、入力が繰り返し行われると浴槽内の湯温が冷えてし
まうため、途中で浴槽内の湯の温度を高めてやる必要が
ある。浴槽内の湯の温度を高めるためには、蛇口からタ
ンク内の高温の湯を補給してやれば良いが、浴槽内は既
に所定量の冷えた湯が満たされているため、冷えた湯を
浴槽内から排水しなければならず、この排水のため熱お
よび水の無駄が生じる。また、蛇口から出る湯の温度は
高温のため、入浴に適する状態にするには浴槽内を良く
掻き混ぜたり、後から水を補給したりする操作を伴い、
この操作が煩わしいという問題点があった。
【0013】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたもので、熱や水の無駄を防ぎ、且つ貯湯タンク内の
湯を設定された湯温に維持しながら、入浴が繰り返し行
われる場合も浴槽内の湯温を自動的に一定に保つ風呂用
電気温水器を得ることを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の風呂用電気温水
器は、貯湯タンク内に、浴槽内に張られた湯の追い焚き
が可能な熱量の湯が貯められている場合に限り、貯湯タ
ンク内の高温の湯を浴槽内へ循環させ、浴槽内で熱交換
を行い浴槽内の湯の追い焚きを行うことを最も主要な特
徴としている。
【0015】
【作用】従って、浴槽内の湯が冷えた場合でも排湯を行
うことなく湯温の調整が可能となり、更に各種の設定手
段,測定手段,制御手段を付加することにより、更に熱
効率良く自動運転が行える装置とすることができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面について説明
する。図1は本発明の一実施例を示す風呂用電気温水器
の構成を示すブロック図で、図において、図と同一符
号は同一又は相当部分を示し、51は貯湯タンク1内の
残湯量を検出する残湯量検出手段、53は現在時刻を設
定する現在時刻設定手段、54は浴槽内の追い焚きを設
定する追い焚き設定手段、55は浴槽内の湯温を設定す
る浴槽内湯温設定手段、56は通電制御手段、57は浴
槽内に取り付けられた熱交換器、58は貯湯タンク1内
の湯を強制的に循環させる循環ポンプ、59は浴槽内に
設置された浴槽内水位検出手段、60は浴槽内の湯温を
検出する浴槽内湯温測定手段、61は仕切り板を示す。
【0017】なお、通電制御手段56は、湯温設定手段
4と現在時刻設定手段53と湯温測定手段3からの情報
に基づいて、上述した正味通電時間H(hr)および通
電開始時刻Hpを算出し、この算出結果と、水位検出手
段59と追い焚き設定手段54と浴槽内湯温設定手段5
5と浴槽内湯温測定手段60からの情報により、発熱体
制御手段6と循環ポンプ58とを制御するように構成さ
れている。
【0018】図2は図1に示す実施例における主要部の
回路構成を示す回路図で、図において、図1,図と同
一符号は同一又は相当部分を示し、62はマイクロコン
ピュータ11内の出力回路15からの出力信号を増幅す
る表示用回路、63は表示用回路62の出力と出力回路
15の出力に基づいて動作状態を表示する表示手段であ
る。
【0019】71は発熱体制御回路で、図に示す発熱
体制御回路18に相当する回路であり、リレー23の接
点は発熱体2と時間帯別電灯の電源70と直列に接続さ
れている。
【0020】72は循環ポンプ58の制御用回路で、抵
抗73,74、トランジスタ75、リレー76、ダイオ
ード77から形成されており、トランジスタ75のベー
スは抵抗73を介してマイクロコンピュータ11の出力
回路15と接続され、抵抗74はトランジスタ75のベ
ースとエミッタとの間に接続されている。トランジスタ
75のエミッタはGNDに、コレクタはリレー76の励
磁コイルを介して正極端子+Vに接続されており、リレ
ー76の励磁コイルの両端にはダイオード77が並列に
接続されている。また、リレー76の接点は循環ポンプ
58と時間帯別電灯の電源70と直列に接続されてい
る。
【0021】78,80,81,82,83は抵抗で、
それぞれ湯温測定手段3、浴槽内湯温測定手段60、可
変抵抗器からなる湯温設定手段4、浴槽内湯温設定手段
55、浴槽内水位検出手段59と直列に、正極端子+V
とGNDとの間に接続され、各手段3,4,51,5
5,59,60と各抵抗78,80〜83との間の接続
部は、マイクロコンピュータ11のアナログマルチプレ
クサ17に接続されている。
【0022】また、84,85,86は抵抗で、それぞ
れスイッチからなる追い焚き設定手段54および現在時
刻設定手段53と直列に正極端子+VとGNDに接続さ
れ、各スイッチと抵抗との接続部は、マイクロコンピュ
ータ11内の入力回路14に接続されている。
【0023】図3は本実施例の操作部と表示部とを示す
正面図で、図において、87,88はそれぞれ現在時刻
設定手段53を構成するスイッチで、87は時間を設定
するためのスイッチ、88は分を設定するためのスイッ
チである。89は追焚きを設定するためのスイッチを示
す。また、90は貯湯タンク1内の沸き上げ湯温を設定
する湯温設定手段4を構成している可変抵抗器、91は
浴槽9内の湯温を設定する浴槽内湯温設定手段55を構
成する可変抵抗器、92は現在時刻を表示する表示灯を
示す。
【0024】なお、表示灯92に現在時刻の設定を行う
には、スイッチ(図示せず)が入れられて電源が投入さ
れると、表示灯92が「00:00」を表示するので、
スイッチ87を押して表示灯92の上位の桁(時間)を
「00」から「01」,「02」,「03」・・・と変
化させ、さらにスイッチ88を押して表示灯92の下位
の桁(分)を「00」から「01」,「02」,「0
3」・・・と変化させて現在時刻を設定する。
【0025】次に動作について説明する。図4はマイク
ロコンピュータ11のメモリ13に記憶された、発熱体
2の制御と、浴槽9の追い焚き制御とを示すフローチャ
ートで、図に示す番号はそれぞれ各ステップを示し、図
と同一番号は同一または相当ステップを示す。
【0026】スイッチ(図示せず)が入れられることに
より、制御回路101が動作し、表示灯92が「00:
00」を表示するので、ステップ120で現在時刻を設
定する。次に湯温設定手段4で設定された貯湯タンク1
内の沸き上げの設定湯温(T1)を読み取り(ステップ
35)、次のステップ93で浴槽内湯温設定手段55で
設定された浴槽内の追い焚きの設定湯温(T2)を読み
取る。そしてステップ94で追い焚き設定手段54によ
り追い焚きが設定されているか否かを調べ、追い焚きが
設定されてない場合ステップ95に移り、現在時刻がマ
イクロコンピュータ11内のメモリ13に記憶されてい
る主通電時間帯(例えば、時間帯別電灯の電気料金が安
い23時から翌朝の7時まで)か否かを判断し、主通電
時間帯と判断された場合には、上述したステップ34,
36,37,38を実行する。また、主通電時間帯でな
ければ、ステップ94,95を繰り返し、追い焚きが設
定されるのを待つ。
【0027】そしてステップ38では通電開始時刻を待
ち、通電開始時刻になった場合、ステップ100で発熱
体2への通電を開始する。発熱体2への通電が開始され
貯湯タンク1内の湯が加熱されると、次のステップ10
1で湯温測定手段4により湯温Tm1を測定し、貯湯タ
ンク1内の湯温が浴槽内設定湯温T1より高くなったか
否かを比較し(ステップ102)、Tm1の方が高けれ
ばステップ103で発熱体2への通電を停止する。
【0028】また、ステップ94で追い焚きの設定があ
れば、ステップ104へ移り、水位検出手段59で浴槽
9内の水位を読み取り、次のステップ105で読み取っ
た水位が所定量以上あるか否かを判断し、水位が所定値
以上であれば次のステップ121で残湯量測定を行い、
次のステップ122で残湯量が水槽9の追い焚きを行っ
ても充分な熱量の湯があるかどうかを判定し、充分な湯
がある場合は次のステップ106で循環ポンプ58を動
作させる。ステップ122で貯湯タンク1内に充分な湯
が残っていない場合は循環ポンプ58の運転は行わず、
ステップ35に戻る。
【0029】次にステップ107で浴槽内湯温測定手段
60により浴槽9内の湯温Tm2を測定し、ステップ1
08でTm2がT2以下ならばステップ109で貯湯タ
ンク1内の湯温Tm1を湯温測定手段3で測定し、ステ
ップ110で湯温Tm1が設定湯温T1以下であればス
テップ111で発熱体2への通電を開始する。また、ス
テップ110で湯温Tm1が設定湯温T1以上と判断さ
れた場合には、ステップ112へ移り発熱体2への通電
を停止する。そしてステップ111,112を実施後は
ステップ107へ戻り、上述の動作を繰り返す。
【0030】また、ステップ108で浴槽内測定湯温T
m2が設定湯温T2より高い場合にはステップ113へ
移り、循環ポンプ58を停止し、次のステップ114で
発熱体2への通電を停止し、ステップ35へ戻り、設定
湯温の読み取りから繰り返す。
【0031】また、ステップ105で浴槽内に一定量の
水位がない場合には、貯湯タンク1内の高温の湯の循環
による熱損出を防止するため、循環ポンプ58は動作さ
せず、ステップ35へ戻り設定湯温の読み取りから繰り
返す。
【0032】本実施例における風呂用電気温水器は以上
のように構成され、貯湯タンク1内の湯温を設定湯温に
維持しながら、浴槽9内の湯温を設定湯温に保つことが
できる。また、浴槽9内の水位の検出を行い、一定量以
上の水位がなければ循環ポンプ58を停止させるように
して無駄な熱損失を防いでいる。
【0033】また、貯湯タンク1内の残湯量を検出する
残湯量検出手段51を設けているので浴槽9内に水位
が所定値以上ある場合でも、残湯量検出手段51により
貯湯タンク1内の残湯の有無(すなわち、浴槽9の追い
焚きを行っても充分な熱量の湯)がある場合に限り、次
のステップ106で循環ポンプ58を動作させ、もし残
湯がなければ循環ポンプ58を動作させず、浴槽9内の
湯の温度をタンク1からの冷えた湯でさらに冷やしてし
まうという事態を防止できる
【0034】図,図は本発明の第の実施例を示す
図で、この実施例は図に示すように、タンク1に設けら
れる発熱体を、従来の位置にある発熱体2を下部発熱体
とし、この発熱体の上部に上部発熱体50を設け、制御
回路102内に下部発熱体制御手段6と上部発熱体制御
手段52とを設けたもので、熱交換により失われた熱を
上部発熱体50を用いて上部だけ加熱して、短時間にタ
ンク1内の湯温の回復を図るものであり、これはタンク
1内の湯を他の用途、例えば台所で使用するような場合
でも、タンク1全体を下部発熱体2で沸き上げるより短
時間で必要な熱量を沸き上げることができる。
【0035】なお上記第1,第2の実施例の構成は、各
種の機器を備え多種の機能を付加して高率および使い勝
手のよい風呂用電気温水器を実現しているが、使用目的
によっては上述の実施例から各種の機器および機能を外
しても良く、これらの場合にも本願発明の成立を妨げる
ものではない。以下、各種の機器および機能を外した場
合について具体的に述べる。
【0036】上記各実施例から湯温設定手段4を外した
場合。この場合は図2に示すメモリ13に固定した沸き
上げ温度を設定しておくことで上記実施例と同様の効果
を奏する。
【0037】上記各実施例から浴槽内水位検出手段59
を外した場合。この場合は入浴者が浴槽内の水位を判断
して追い焚きを行うか否かを決定することで上記実施例
と同様の効果を奏する。
【0038】上記各実施例から湯温検出手段4を外した
場合。この場合にはタンク1の沸き上げ温度が一定温度
に固定されるだけで上記実施例と同様の効果を奏する。
【0039】上記各実施例から浴槽内湯温設定手段55
を外した場合。この場合メモリ13に浴槽内の追い焚き
開始温度を記憶させておくことで、上記実施例と同様の
効果を奏する。
【0040】上記各実施例から浴槽内湯温測定手段60
を外した場合。この場合には入浴者が湯温を確認して追
い焚きを行うか否かを決定することで、上記実施例と同
様の効果を奏する。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明の風呂用電気
温水器は、貯湯タンク内に、浴槽内に張られた湯の追い
焚きが可能な熱量の湯が貯められている場合に限り、
湯タンク内の高温の湯を浴槽内へ循環させ、浴槽内で熱
交換を行い浴槽内の湯の追い焚きを行うことで、熱や水
の無駄を防ぎ入浴が繰り返し行われる場合でも浴槽内の
湯温を一定に保つことができる。また、各種の設定手
段,測定手段,制御手段を付加することにより、更に熱
効率良く自動運転が行える装置とできる等の利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1に示す実施例の主要部の回路構成を示す回
路図である。
【図3】図1に示す実施例の操作部および表示部を示す
正面図である。
【図4】図1に示す実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図6】図5に示す第2の実施例の主要部の回路構成を
示す回路図である。
【図7】従来の電気温水器の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】従来の電気温水器の主要部の回路構成を示す回
路図である。
【図9】従来の電気温水器の動作を示すフローチャート
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松山 哲也 群馬県新田郡尾島町大字岩松800番地 三菱電機株式会社 群馬製作所内 (56)参考文献 特開 昭62−73033(JP,A) 実開 平1−131941(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱体制御手段により制御される発熱体
    で貯湯タンク内の水を加熱して高温の湯を貯湯タンク内
    に貯め、入浴時には上記貯湯タンク内の湯を浴槽内に放
    出して湯を張る風呂用電気温水器において、 コンピュータ制御により上記貯湯タンク内に貯められた
    湯を上記浴槽内へ循環させる手段、 上記浴槽内に熱交換器を設け上記手段により循環させた
    湯の熱を利用して熱交換を行い上記浴槽内に張られた湯
    の追い焚きを行う手段、上記浴槽内の水位を検出する水位検出手段、 上記貯湯タンク内の残湯量を検出する残湯量検出手段を
    備え、上記水位検出手段及び残湯量検出手段により、上記浴槽
    内に一定量以上の水位があり、かつ 上記貯湯タンク内
    に、上記浴槽内に張られた湯の追い焚きが可能な熱量の
    以上ある場合に限り、上記追い焚きを実行することを
    特徴とする風呂用電気温水器。
  2. 【請求項2】 上記貯湯タンクの上部に上部発熱体,下
    部に下部発熱体を設け、上部発熱体と下部発熱体とを個
    別に制御しながら上記貯湯タンクを加熱することを特徴
    とする請求項1または請求項2の風呂用電気温水器。
  3. 【請求項3】 各種の設定手段,測定手段,制御手段を
    付加することにより、自動運転により随時追い焚きを実
    行し、浴槽内の湯の温度を所望温度に保つことを特徴と
    する請求項1,請求項2または請求項3の風呂用電気温
    水器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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