JP2688873B2 - 動物捕獲装置 - Google Patents

動物捕獲装置

Info

Publication number
JP2688873B2
JP2688873B2 JP4852293A JP4852293A JP2688873B2 JP 2688873 B2 JP2688873 B2 JP 2688873B2 JP 4852293 A JP4852293 A JP 4852293A JP 4852293 A JP4852293 A JP 4852293A JP 2688873 B2 JP2688873 B2 JP 2688873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
floor plate
locking piece
operating rod
animal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4852293A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06217673A (ja
Inventor
暉美 長見
Original Assignee
暉美 長見
長見 憲一
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 暉美 長見, 長見 憲一 filed Critical 暉美 長見
Priority to JP4852293A priority Critical patent/JP2688873B2/ja
Publication of JPH06217673A publication Critical patent/JPH06217673A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2688873B2 publication Critical patent/JP2688873B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば野良犬等の動物
が檻内に侵入すると、床板の傾動と共に回動する係止部
材の係止片が落下式扉から外れて落下式扉を落下させる
ことにより、動物を捕獲するようにした動物捕獲装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、床板の傾動により落下式扉を落下
させる動物捕獲装置においては、床板の一部をシーソー
機構とし、該シーソー部材に操作杆の下端を取り付け、
該操作杆上端部は天井パネルより突出させると共にリン
ク機構を設け、前記天井パネルには係止環を取り付け、
該係止環と落下式扉との間にワイヤを張設し、前記操作
杆が上昇すると落下扉が落下するように構成されたもの
が存在する(例えば、実開昭62−164779号公報
参照)。
【0003】又、床板長手方向略中央部に支軸を架設
し、該支軸を中心として傾動自在に床板を取り付け、該
床板左右両側縁には支柱を対設し、該支柱の上端部間に
は係止片を、該係止片が落下扉の落下通路に位置するよ
うに取り付け、ガイドに沿って引き上げられた落下扉
は、係止片に引っ掛って係止片が落下扉を支持して出入
口を開口保持し、動物が檻内に侵入し、床板後方部に加
重されると、支軸を中心として床板前方部が下降し、こ
れに伴って係止片が落下扉から外れて落下扉が落下する
ように構成されたものが存在する(例えば、実開昭62
−17882号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術で述べ
たもののうち実開昭62−164779号公報に開示さ
れたものは、分割された床板のうち最奥部の底板がシー
ソー機構に構成されているので、動物が檻内の傾動自在
な床板迄侵入しなければ落下扉が落下しないという問題
点があった。又、床板を傾動自在に支持する支軸と床板
後端縁迄の長さが著しく短いため、てこの原理により体
重の軽量な中小動物は容易に床板を作動できず、作用線
の長さをより長くするために動物はより奥深くシーソー
状の床板後端縁近傍迄侵入しなければ落下扉は落下せ
ず、動物の捕獲率が低いという問題点があった。更に、
複雑な装置を必要とするため、不経済であるという欠点
もあった。
【0005】実開昭62−178882号公報に開示さ
れている考案は、係止片で落下扉の下端縁を支持し、傾
動自在な床板の傾動により係止片を回動させて扉を落下
させるので、係止片が係止片の幅分移動するように床板
を傾動しなければならず、軽量な動物の捕獲装置として
は不向きであるという問題点があった。
【0006】そこで本発明は前記従来の技術の有する欠
点を除去するために、傾動自在な床板の出入口近傍に操
作杆を立設し、操作杆の上下動により落下扉を係脱し得
るようにすることにより、動物が檻内の奥深くまで侵入
しなくても落下扉が落下し、捕獲率の高い動物捕獲装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明動物捕獲装置は、傾動自在に床板を取り付け、一
側部に出入口を開口し、該出入口に落下扉を上下方向に
摺動自在に取り付け、床板の傾動により落下扉が落下し
て出入口を閉じるように構成された動物捕獲装置におい
て、床板前端縁の近傍に操作杆を立設し、該操作杆の上
端部には、下端に係止片を取り付けたクランクを枢着
し、前記操作杆の上下動により、前記係止片が前記出入
口上側枠体の上側方と内側方との間を回動し、前記落下
扉を係脱自在に構成したものである。
【0008】
【作用】床板が後傾すると、操作杆を上昇移動させ、ク
ランク基部も上昇する。クランク屈曲部の位置は固定さ
れているため、屈曲部より下方に延びる節は、内側方に
回動し、係止片は落下扉の落下通路よりも内側方に移動
する。
【0009】床板が前傾すると、操作杆を下降させ、ク
ランク基部も下降する。クランク先端に設けられた係止
片は前方に移動し、落下扉の落下通路に位置する。
【0010】
【実施例】以下、図を参照にして本発明動物捕獲装置の
好適な実施例について説明する。
【0011】 図1は本発明装置の1実施例の断面側面
図、図2は要部を示す説明図であって、これらの図にお
いて、1は箱型檻で一側部を開口して出入口2を形成し
ている。出入口2の左右両側枠体3、3には、ガイド溝
4、4を相対向させると共に上方に延長させて取り付け
ている。ガイド溝4、4内には、落下扉5を摺動可能に
取り付けている。床面の左右両側枠体6、6間には、軸
7を長手方向中心部よりも前側方に架設し、該軸7によ
り床板8を前記枠体6、6間に傾動自在に取り付けてい
る。床板8の前端縁近傍には操作杆9の下端を取り付
け、操作杆9の上端は天井10より突出させて把手11
を取り付けている。覆体12は枠体13の前端部に固着
し、平面14及び底面15には突孔を設け、該突孔に操
作杆9を上下動自在に挿通している。クランク16の基
端部と屈曲部はピン17、18により操作杆9及びクラ
ンクケース19に枢着されている。クランク16の下端
部には係止片20を設けている。21はスプリング、2
2は留め具、23は餌入れ、24は車輪である。図3は
クランク16の他の実施例を示す図で、その作用は前述
に説明をした実施例と同一である。
【0012】以下に本実施例の作用について説明する。
【0013】本実施例においては、出入口2を開口保持
し、動物が檻1内に侵入してくると、落下扉5が落下
し、動物を捕獲するものである。把手11を引き上げる
と、係止片20は内側方へ移動し、落下扉5を引き上げ
ることが可能になる。落下扉5を上昇移動後、把手11
より手を離すと、スプリング21の弾発力により、操作
杆9は下降して床板8に加圧し、床板8を前傾させると
共に、係止片20は落下通路に移動して落下扉5を係止
する。動物が檻1内に侵入すると動物の体重により床板
8は軸7を中心として後傾し、操作杆9を上昇させる。
操作杆9が上昇すると係止片20は内側方へ移動し、落
下扉5より外れて落下扉5はガイド溝4に沿って落下す
る。本実施例においては、軸7が檻1の長手方向中心部
より前方に設けられているので、動物が檻1内の奥深く
まで侵入しなくても、落下扉5を落下させることができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明にしたように本発明の動物捕獲
装置は、床板の前端方に立設した操作杆の上下動によ
り、係止片を回動させるように構成しているので、複雑
な機構を必要とせず、簡単な機構で装置を提供し得るた
め、経済的であるという効果がある。又、偏心位置に架
設した軸により、床板を傾動自在に取り付けているので
動物が奥深く侵入しなくても落下扉が落下し、捕獲率が
高いという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明動物捕獲装置の1実施例の断面側面図で
ある。
【図2】本発明動物捕獲装置の要部の作動状態を示す説
明図である。
【図3】 クランクの他の実施例を示す図
である。
【符号の説明】
2 出入口 5 落下扉 8 床板 9 操作杆 16 クランク 20 係止片

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傾動自在に床板8を取り付け、一側部に
    出入口2を開口し、該出入口2に落下扉5を上下方向に
    摺動自在に取り付け、床板8の傾動により落下扉5が落
    下して出入口2を閉じるように構成された動物捕獲装置
    において、床板前端縁の近傍に操作杆9を立設し、該操
    作杆9の上端部には、下端に係止片20を取り付けたク
    ランク16を枢着し、前記操作杆9の上下動により、前
    記係止片20が前後方向に回動して前記出入口2を出入
    し、前記係止片20が前記出入口2より前方に出た状態
    で前記落下扉5を係止し、前記出入口2より後方に入っ
    た状態で前記落下扉5により前記出入口2を閉じるよう
    構成したことを特徴とする動物捕獲装置。
JP4852293A 1993-01-27 1993-01-27 動物捕獲装置 Expired - Fee Related JP2688873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4852293A JP2688873B2 (ja) 1993-01-27 1993-01-27 動物捕獲装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4852293A JP2688873B2 (ja) 1993-01-27 1993-01-27 動物捕獲装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06217673A JPH06217673A (ja) 1994-08-09
JP2688873B2 true JP2688873B2 (ja) 1997-12-10

Family

ID=12805696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4852293A Expired - Fee Related JP2688873B2 (ja) 1993-01-27 1993-01-27 動物捕獲装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2688873B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101384212B1 (ko) * 2013-01-24 2014-04-10 서울대학교산학협력단 동물 포획틀
KR20200055569A (ko) * 2018-11-13 2020-05-21 제일레스텍 주식회사 동물 포획 장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0856550A (ja) * 1994-08-26 1996-03-05 Toyoki Shigemi 動物捕獲用檻

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101384212B1 (ko) * 2013-01-24 2014-04-10 서울대학교산학협력단 동물 포획틀
KR20200055569A (ko) * 2018-11-13 2020-05-21 제일레스텍 주식회사 동물 포획 장치
KR102330973B1 (ko) * 2018-11-13 2021-11-25 제일레스텍 주식회사 동물 포획 장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06217673A (ja) 1994-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10455827B2 (en) Cage trap with easy set and release mechanism
US8646204B2 (en) Capture cage
US5345710A (en) Trap for small animals
US7370451B2 (en) Cage trap with easy set and release mechanism
US5615514A (en) Animal trap
US8096078B2 (en) Live animal trap
US6543179B1 (en) Animal trap
JP2688873B2 (ja) 動物捕獲装置
US4109410A (en) Toy motor car circuit
JP5943493B2 (ja) 小動物捕獲器
US4707943A (en) Apparatus for entrapping and restraining a game farm bird
US3043592A (en) Table tennis practice device
CN111685098A (zh) 一种基于电机驱动的自动投食捕鼠器
JP2002272352A (ja) 動物捕獲装置
US3200534A (en) Animal and wild game trap
JP2006149357A (ja) 蓋付き捕獲器
JP4362547B1 (ja) 獣捕獲用箱罠
KR102239929B1 (ko) 동물 포획장치
CN108419793B (zh) 防逃脱老鼠笼
JP3604011B2 (ja) 動物の捕獲檻
JP2015014419A (ja) 貯蔵庫の扉開閉構造
KR100631074B1 (ko) 조립식 동물 사육용 케이지
JP7291827B1 (ja) 小動物捕獲器
JP3144159U (ja) 野生動物の捕獲装置
JP5431834B2 (ja) 小動物捕獲器

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees