JP3144159U - 野生動物の捕獲装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の設定時の形態を、動物が警戒心を持たずに侵入し得るような開放状の形態とするとともに、装置の開閉構造が簡易で、安価に製造可能な野生動物の捕獲装置を提供する。
【解決手段】下かご体2の開口部28に上かご体3を開閉自在に覆設する形状の装置本体と、下かご体2の内部に配置された踏み板5および作動機構部6と、自動ロック部4A,4Bとを備えて成る捕獲装置であって、作動機構部6を、横長帯状の作動杆に設けた係止溝に、上かご体3を係止するための帯板片が挿脱可能に形成し、作動杆に固着された引張棒を用いて行う前方への引っ張りと、動物に踏まれた踏み板5の後方への傾斜動作によって、作動杆が所定の範囲を前後方向へ移動することにより、上かご体3を開状態で係止し、且つ開状態の係止を解除するように構成する。
【選択図】図2

Description

本考案は、熊や猪、猿などのような山野に棲息する動物を、傷つけずに捕獲するための捕獲装置に関するものである。
従来、野生動物を傷つけずに捕獲する装置としては、ほぼ長方形の箱状に形成された檻の一方の扉を開けて係止しておき、餌を求めて侵入した動物が踏み板を踏むと、踏み板と扉とを連結するロッドが扉を係止する引掛けバネを牽引して、扉の係止状態を解除するように構成した捕獲器がある(特許文献1)。また動物の侵入を、檻の中に置いた餌の近くに炭酸ガス検出器を設けて判定し、この動物判定器からの出力信号が扉開閉機構のソレノイドに入力されて檻の扉が閉じられるように構成した動物捕獲機も提案されている(特許文献2)。
実用新案登録第3133079号 実開平5−2687号公報
上記した特許文献1の捕獲器は、箱状に形成された檻の中に動物を誘導しようとするものであるが、このような開口部の小さい箱状の檻は、動物が警戒してあまり近づがないので、捕獲効率が悪いという問題点があった。
また上記した特許文献2の動物捕獲機は、センサー等の電子機器を用いて動物を捕獲するようになっているので、コスト高のために製品が高額となり、広く普及し難いという欠点があるばかりでなく、山野や畑のような屋外に長時間置かれて風雨に晒されることにより、電子部品等に不具合を生じ易いという欠点もある。
そこで本考案は、装置の設定時における形態を、動物が警戒心を持たずに安易に侵入するような開放状の形態とするとともに、装置の開閉構造が簡易で、安価に製造可能な野生動物の捕獲装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するため、本考案は以下のような技術的手段を講じるものである。
すなわち請求項1に記載の本考案は、下かご体の開口部に上かご体を開閉自在に覆設する形状の装置本体と、下かご体の内部に配置された踏み板と、踏み板と相互に連動して上かご体を開状態で係止し、且つ開状態の係止を解除する働きを成す作動機構部と、下かご体に付設した下側ロック体と上かご体に付設した上側ロック体とを組み合わせて成る自動ロック部とを備えた捕獲装置であって、前記下かご体の上部形状を、閉鎖側端部に近い一部上面を残し、その上面から侵入側端部に向けて傾斜する開口部を設けた形状とし、また前記上かご体を、下かご体の上面に取付けられた回動軸を支点として上下方向に回動可能とするとともに、該上かご体の前部に、前記作動機構部に係止するためのコ字型アームを突設して設け、さらに前記自動ロック部の下側ロック体を、平板状の基盤に矢印形状のロック棒を立設して形成し、また上側ロック体を、前記ロック棒の形状に対応して揺動する揺動片が方形枠内で相対向状に配置された構成としたことを特徴とする野生動物の捕獲装置である。
また請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の野生動物の捕獲装置において、上記した作動機構部を、踏み板と作動機構部の間に介在する連結枠に固着された支持杆に、その先端側に係止溝を形成した横長帯状の作動杆を取付け、また下かご体の底部に固着された基板から閉鎖側端部の外方に延設された帯板片を、前記作動杆の係止溝に挿脱可能に形成し、その帯板片で上かご体のコ字型アームを係止するようにするとともに、その作動杆に固着された引張棒を用いて行う前方への引っ張りと、動物に踏まれた踏み板の後方への傾斜動作によって、前記作動杆が所定の範囲を前後方向へ移動可能に構成したことを特徴とするものである。
さらに請求項3に記載の本考案は、請求項1に記載の野生動物の捕獲装置において、上記した下かご体の一側部に、開閉扉付きの作業窓を設けたことを特徴とするものである。
本考案に成る野生動物の捕獲装置は、下かご体と上かご体を用いてワニ口型と称される形状に形成し、使用状態に設定した場合に、侵入口周辺が広く開放された形態となっているので、捕獲対象の動物が警戒心を抱かずに侵入し易いという極めて重要な効果を奏するとともに、上かご体の開状態での係止とその係止状態の解除を、踏み板と作動機構部の相互の働きで行うようになっているので、非常に操作性に優れており、且つ低コストで製造された廉価な製品を提供することができるという顕著な効果もある。また動物の侵入に対応して装置を閉じる場合に、上かご体が下降した瞬間に自動ロックされるようになっているので、捕獲した動物を取り逃がすことがないという構造上の特長を保有しており、さらには下かご体の側部に作業窓を形成してあるので、その作業窓を利用して様々な作業を行うことができ、また捕獲した動物を他の容器に容易に移し替えることもできるという利点がある。
以下に、本考案における最良の実施形態を図面に基いて説明するが、図1は本考案に成る野生動物の捕獲装置(以下、単に捕獲装置と称する)を示す側面図であり、図2はその捕獲装置の使用状態を示す側面図であり、図3は捕獲装置の前半部分の構造を示す要部拡大斜視図である。また図4は自動ロック部の作用を説明する拡大断面図であるが、この場合において、(イ)はロック前の状態、(ロ)はロック動作中の状態、(ハ)はロック後の状態をそれぞれ示している。さらに図5は作業窓の構造を示す要部拡大斜視図である。
本考案の捕獲装置は、下かご体2の傾斜状の開口部に、一般的にワニ口型と称されるような形態で上かご体3を覆設するようにした装置本体1と、下かご体の内部に設置する踏み板5と、装置本体1を閉状態でロックするための自動ロック部4と、踏み板5と相互に連動して上かご体3を開状態で係止または係止解除をする働きを成す作動機構部6と、上かご体3を瞬時に降下させるためのスプリング7と、上かご体3の上下方向への回動を可能とする回動軸8を主たる構成材とするものであり、次にそれらの各構成材について順次説明する。
なお上記した装置本体1の下かご体2および上かご体3は、鉄筋その他の金属製線材を縦横に網目状に掛け渡して形成されたもので、その骨格を成す主要部は、太い線材や2本重ねの線材によって堅牢に形成されるものである。
その底部が長方形状に設けられた下かご体2は、閉鎖された前方の端部(これを閉鎖側端部29と称する)に近い一部上面を残し、野生動物を侵入させるための後方の端部(これを侵入側端部35と称する)の最下位、すなわち下かご体2の底部の後端に向けて傾斜状に切断した形状に形成されたもので、その傾斜状に切断した部分が開口部28となっている。またこの下かご体2の一側面には、図5に示すように、開閉扉22を付設した作業窓21が設けられている。
この作業窓21は、使用者が内部に手を差し入れて作業をしたり、捕獲した野生動物を他の捕獲器に移したりする場合に利用されるもので、線材を縦横に掛け渡して形成された開閉扉22が、2個の開閉リング26を介して作業窓21の一端部(閉鎖側端部29を兼ねる)の縦状の線材に取付けられている。またこの作業窓21の他端部に、別形状の開閉リング26を介して閉止棒27が回動自在に取付けられており、その閉止棒27を固定する開閉リング26が、同じく作業窓21の他端部の縦状の線材に上下移動自在に遊挿されている。このように設けられた開閉扉22を閉じる場合は、まず上下移動自在に遊挿された他端部の開閉リング26を上方に引き上げた後、開閉扉22を閉止状態に設定し、その開閉扉22を外側から挟むようにして閉止棒27を立設させる。次に他端部の開閉リング26を降下させて、その開閉リング内に縦状の線材と閉止棒27が遊挿された形態にすれば、開閉扉22を閉じることができるようになっている。
また下かご体2の上面には、図3に示すように、捕獲した野生動物から使用者の手を保護するための保護板23と後述する回動軸8が取付けられており、さらに回動軸8を介して回動自在に設けた持ち手24も取付けられている。さらにまた下かご体2の上面に掛け渡した線材を、下かご体2の上面端部から上かご体3の方向へほぼ水平状に延長することにより、上かご体3を閉止位置で受け止める働きをする衝止部25が設けられている。
上かご体3は、一般的にワニ口型と称される形態で下かご体2の開口部28を覆設するように形成されたもので、側面視が大略三角形状で平面視が大略長方形状に形成されており、その下面が開口部34となっている。このような形状の上かご体3を下かご体2に覆設した場合に、その全体形状が直方体状となるのではなく、図1に示すように、侵入側端部35に向けて徐々に傾斜するように形成されている。また上かご体3の上面には、上かご体を横断するように3本の固着棒31が固着されており、その3本の固着棒31間の大部分(すなわち上かご体3の上面中央部分)は平面状となっているが、両端の固着棒31から左右の側端部に向けては直線状に傾斜した形状に設けられるとともに、3本の固着棒31の後部分から侵入側端部35に向けては、円弧状に傾斜した形状に設けられている。
前記上かご体3の前部には、ほぼコ字状に形成されたコ字型アーム32が、図1に示すように、閉鎖側端部29の前方に向けて傾斜状に突設されており、そのコ字型アーム32と上かご体3の左右の側端部の間に、補強棒33が差し渡されている。このコ字型アーム32は、太い鉄の棒を用いて頑強に形成されたもので、後述する作動機構部6を介して、上かご体3を開閉する役目を担うようになっている。
また下かご体2の上面に取付けられた回動軸8は、図3に示すように、下かご体2の上面両脇から突設された正方形状の座板81の間に軸棒83が差し渡され、その軸棒83に外套管82が外装された構造となっており、その外套管82に、前記上かご体3の固着棒31の先端が固着されている。したがって上かご体3は、この回動軸8を支点として、上下方向に回動可能となっているのである。
なお上かご体3のほぼ上面中央に固着された棒体の両端部と下かご体2の左右下端部の間には、図1および図2に示すように、それぞれスプリング7が取付けられている。したがってスプリング7を引張しながら上かご体3を開状態に設定した後、上かご体3が閉方向へ作動する場合は、スプリング7の付勢力が働いて、上かご体3を瞬時に下降させることができるようになっている。
次に、上かご体3が閉状態になると同時に作動するように構成した自動ロック部4について説明するが、この自動ロック部4は、下かご体2の侵入側端部(底部の後端)の中央に付設された下側ロック体4Aと、上かご体3の侵入側端部における最下位中央に付設された上側ロック体4Bとに分離されており、該両ロック体が組み合わされて成るものである。この下側ロック体4Aは、平板状に形成された基盤41の中央部に、ほぼ矢印状に形成されたロック棒42が立設された形状のものである。また上側ロック体4Bは、上下が開放された方形枠43の左右下部が切欠されていて、その切欠部に支軸45が取付けられており、その支軸45を介して、相対向状に取付けられた揺動片44が方形枠43の内部に配置された形状となっている。なお前記方形枠43の後部から内側に向けて、揺動片の揺動範囲を規制するための制御ピン46が突設されている。
前述のような構造の自動ロック部4の作用を、図4に基いて説明する。図4(イ)は、上かご体3が開状態から閉状態に移行し、それに伴って上側ロック体4Bが下側ロック体4Aに向けて下降している状態を示すものである。この場合の揺動片44は、その上面同士がほぼ接触した形態である。
図4(ロ)は、揺動片44がロック棒42の形状に合わせたハ字状に開き、ロック棒42の外周を摺動しながら下降する状態を示すものであり、また図4(ハ)は、上側ロック体4Bが所定位置に到達して装置本体1がロックされた状態を示すものである。この場合は、揺動片44がロック棒42の頭部の根元に誘導され、その頭部によって再度の上昇を阻止されるので、両ロック体が自動的にロックされた形態となるのである。なおロックを解除する場合は、使用者の手で揺動片44をそれぞれ左右に開いて、両ロック体を分離させるようにする。
続いて、図3を参照しながら踏み板5および踏み板と相互に連動する構造の作動機構部6について説明する。踏み板5は、下かご体2の底面よりもやや上方に位置するように取付けられた方形状の金属板であり、捕獲装置の設置時にはほぼ水平状に設定されていて、野生動物がその踏み板5を踏むと後方へ傾斜するように設計されている。またその踏み板5の底部と前部には、踏み板5と作動機構部6の相互の動作を伝える役目を担う連結枠51が固着されている。
作動機構部6は、下かご体2の底面に固着された長方形状の基板61と、後述する帯板片67を挿入可能な係止溝68を設けた形状の横長帯状の作動杆62と、基板61の短手方向の内側端部を切欠して立設され、且つ遊嵌状の支軸を介して前記作動杆62を支持して成る支持杆63と、基板61の短手方向の外側端部寄りに立設されたU字棒64と、基板61の前端から閉鎖側端部29の外方へ延設されたU字枠65と、U字枠65に回動自在に取付けられた円弧状の帯板片67と、その後部が作動杆62の上面に固着され、その中間部がU字棒64の上方を通過し、その前部がL字状に折り曲げられた形状の引張棒66等を備えて成るものである。なお作動杆62の上方への跳ね上げを防止するために、作動杆62の前端側がU字棒64の内側を通るように配慮されている。
このような構造の作動機構部6において、支持杆63が立設される部分の基板61はほぼコ字状に切欠されているが、前記連結枠51の横棒は、基板61の切欠されていない部分を支点として回動可能で、且つ基板61が切欠されて連結枠51が露出した部分に支持杆63を固着した構造となっている。したがって踏み板5が後方へ傾斜した場合は、この支持杆63がやや後方へ傾くように設けられているので、支持杆63に支持されている作動杆62も、踏み板5の後方傾斜動作に伴って所定の距離だけ後方へ移動するようになっているのである。
また逆に、引張棒66を下かご体2の閉鎖側端部29より外方へ引っ張り出すと、引張棒66を固着している作動杆62が、支持杆63の前傾を伴いながら所定の距離だけ前方へ移動するので、踏み板5も同時に引っ張られて水平状に設定できるようになっている。したがってこの作動杆62は、引張棒66を用いて行う前方への引っ張りと、動物に踏まれた踏み板5の後方への傾斜動作によって、所定の範囲を前後方向へ移動可能に構成されているのである。
さらに下かご体2の外方に配置された帯板片67は、その根元部がリング状に形成されているので、U字枠65を支点として回動自在となっているが、前記引張棒66を前方へ引き出しながらこの帯板片67を下かご体2の内方に向けて回動させると、帯板片67の先端が作動杆62の係止溝68に挿入できるようになっている。なお引張棒66および帯板片67の操作を容易とすべく、閉鎖側端部29におけるこの部分には、線材が差し渡されていないものとする。
以上のように構成された本考案に成る捕獲装置を、山野や畑等で使用する場合には、次のような操作を行うものである。まず自動ロック装置のロック状態を解除した後、上かご体3のコ字型アーム32を下方に向けて押し下げると、上かご体3は、回動軸8を支点として上方へ回動していくので、図2および図3に示すように、コ字型アーム32の水平棒が下かご体2の閉鎖側端部29に接触する位置まで押し下げる。それと同時に引張棒66を閉鎖側端部29の外方へ引っ張り出し、その動作に連動する踏み板5をほぼ水平状に設定するとともに、コ字型アーム32の水平棒を内側に巻き込むような形態で外側から帯板片67を回動させ、その帯板片67の先端を係止溝68に挿入すれば、コ字型アーム32をその位置で係止することができる。
上述のような操作で開状態に設定された装置本体の内部に、捕獲対象動物が好む餌を置き、餌を求めて侵入した野生動物が踏み板5を踏むと、踏み板5が後方へ傾斜し、その動作が連結枠51を介して作動機構部6に伝達されるので、作動杆62が後方へ移動して係止溝68から帯板片67が外れ、係止状態が解除される。その係止解除に伴って、上かご体3は瞬時に元位置に復帰するのであるが、上かご体3が閉止位置に到達すると同時に自動ロック部4が作動するので、野生動物を傷つけることなく捕獲することができるのである。
本考案に成る野生動物の捕獲装置を示す側面図である。 本考案に成る野生動物の捕獲装置の使用状態を示す側面図である。 捕獲装置の前半部分の構造を示す要部拡大斜視図である。 自動ロック部の作用を説明する拡大断面図であり、(イ)はロック前の状態、(ロ)はロック動作中の状態、(ハ)はロック後の状態をそれぞれ示している。 作業窓の構造を示す要部拡大斜視図である。
符号の説明
1 装置本体
2 下かご体
3 上かご体
4 自動ロック部
4A 下側ロック体
4B 上側ロック体
5 踏み板
6 作動機構部
7 スプリング
8 回動軸
21 作業窓
22 開閉扉
28 下かご体の開口部
29 閉鎖側端部
31 固着棒
32 コ字型アーム
34 上かご体の開口部
35 侵入側端部
41 基盤
42 ロック棒
43 方形枠
44 揺動片
45 支軸
46 制御ピン
51 連結枠
61 基板
62 作動杆
63 支持杆
64 U字棒
65 U字枠
66 引張棒
67 帯板片
68 係止溝
81 座板
82 外套管
83 軸棒

Claims (3)

  1. 下かご体の開口部に上かご体を開閉自在に覆設する形状の装置本体と、下かご体の内部に配置された踏み板と、踏み板と相互に連動して上かご体を開状態で係止し、且つ開状態の係止を解除する働きを成す作動機構部と、下かご体に付設した下側ロック体と上かご体に付設した上側ロック体とを組み合わせて成る自動ロック部とを備えて成る捕獲装置であって、前記下かご体の上部形状を、閉鎖側端部に近い一部上面を残し、その上面から侵入側端部に向けて傾斜する開口部を設けた形状とし、また前記上かご体を、下かご体の上面に取付けられた回動軸を支点として上下方向に回動可能とするとともに、該上かご体の前部に、前記作動機構部に係止するためのコ字型アームを突設して設け、さらに前記自動ロック部の下側ロック体を、平板状の基盤に矢印形状のロック棒を立設して形成し、また上側ロック体を、前記ロック棒の形状に対応して揺動する揺動片が方形枠内で相対向状に配置された構成としたことを特徴とする野生動物の捕獲装置。
  2. 上記した作動機構部を、踏み板と作動機構部の間に介在する連結枠に固着された支持杆に、その先端側に係止溝を形成した横長帯状の作動杆を取付け、また下かご体の底部に固着された基板から閉鎖側端部の外方に延設された帯板片を、前記作動杆の係止溝に挿脱可能に形成し、その帯板片で上かご体のコ字型アームを係止するようにするとともに、その作動杆に固着された引張棒を用いて行う前方への引っ張りと、動物に踏まれた踏み板の後方への傾斜動作によって、前記作動杆が所定の範囲を前後方向へ移動可能に構成したことを特徴とする請求項1に記載の野生動物の捕獲装置。
  3. 上記した下かご体の一側部に、開閉扉付きの作業窓を設けたことを特徴とする請求項1に記載の野生動物の捕獲装置。
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