JP2688699B2 - 円形緯編機 - Google Patents

円形緯編機

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、円形緯編機、特に公布されたヨーロッパ特
許願第0099269号に記載された型の円形編機のある操作
部域の改良に関する。 上記の特許願は、比較的に新しい独特の編成システム
に関するもので、このシステムは、各針部材に、編針の
接近方向と無関係かつこれまで達成されたことのない速
度で各糸送り場所でニット、タックまたはフロート操作
を行う選択的能力を与える。先に述べられた編機は、複
合針素子、独特のシンカ素子、実質的に切れ目のない連
続カム軌道、進歩した糸送りシステム、糸の消費を監視
し実際のステッチ長さの調節およびその応答を行う手
段、および独特のプロセッサ制御編成システムを利用す
る。上記特徴の総ては、ソックスおよびストッキングの
部類のメリヤス、選択的なパターンの布および同類物の
如き種々の形状および/またはパターンの管状ニットウ
エア品を経済的にかつ高速で形成するのに役立つ。 上記編装着の引き続く開発中に、或る操作部域を改良
または向上して、より簡単な構造、より経済的な形成、
向上した操作制御、向上した操作信頼性、および拡大し
た効用分野を達成できることが判明した。 一般に、有意な構造上および機能上の改変を導入した
本発明による編機の前記部域は、下記のものを含む: 1.選択工程中の針または閉鎖素子の不都合な垂直変位を
除外する複合針の針素子と閉鎖素子との対応縁に沿う補
助整合締付けバットの付加。 2.大きい範囲のステッチ長さ制御を可能にしかつ糸の弾
性の変化を補償するシンカ素子形態およびシンカ駆動シ
ステムの改変。 3.選択工程中の上方支点に隣接した複合針アセンブリの
針と閉鎖素子との積極係合。 4.中間伝達構成要素の介在なしに中空コアモータによる
編成シリンダの直接駆動。 5.選択帯域における改良されたプレッサカムアセンブ
リ。 6.独立的に操作可能なモジュール構成要素を利用するコ
ンピュータ制御操作のための改良された編機制御同期シ
ステム。 7.改良されたレーザ糸切断システム。 好適実施例の詳細な説明 以下に述べる改良された機械構造は、公布されたヨー
ロッパ特許願第0099269号に記載された第1〜36図に示
された実施例に関連して詳述されたものと実質的に同じ
態様で操作し機能する。第37図ないし第53図は、第1〜
36図に示された円形緯編機の或る操作部域のための現在
好適な構造に関する。現在好適な構造は、構造の簡単
化、製造の経済性、向上した操作制御、向上した操作信
頼性、および拡大した効用分野を目的とする構造および
関連機能の種々の改変と改良を反映する。これに鑑み、
後述の機械についての説明は改変された構成要素の構造
に、またこれに付随する機能および操作モードに向けら
れ、また明瞭性と簡潔性のために可能な程度にまで、説
明の冗長性が回避される。公布されたヨーロッパ特許願
第0099269号に記載された第1〜36図の説明はここに引
用される。しかし、開示についての法的要件を満足する
ために、発明の原理を具体化した編機の前記詳細な説明
に暗黙裡に依存する。この開示の以下の部分は、先に述
べられた円形緯編機の基本構造と操作モードを理解して
いることを前提とする。 先ず第37図に関し、現在好適な構造は、キャビネット
状ベース1902に装着された選択的に輪郭付けられた主支
持板1900を含み、このベースは主駆動モータおよびコン
ピュータの電源、ソックス送出用の真空テークダウンタ
ービン、および関連ソックス送出機構(これらはいずれ
も新規な特徴のものでなく、ここではこれ以上述べな
い)を内蔵する。主支持板1900は、垂直な縦軸線1904を
有する中央ソックス送出穴(図示せず)を有し、この縦
軸線1904は主支持板1900に装着された後述の機械の構成
要素の共通垂直軸線として役立つ。主支持板1900上には
細長い一般に筒状のモータハウジング1906が装着され、
また駆動システム付属物1910を有する編成構成要素のた
めの、および選択システム構成要素1914の或るものを装
着するための減少直径のフレームまたはハウジング区分
1908が装着されている。また上方にはシンカアセンブリ
を包囲するハウジング1916の一部が装着されている。シ
ンカアセンブリハウジング1916の上方に一対の柱1918,1
920により支持された台1922が配置され、テリーループ
形成、放射方向ダイヤル針などのための種々のダイヤル
機構1924および糸送り機構を収容している。駆動システ
ム付属物1910は、操作動力をハウジング1916内の上方に
位置する構成要素へ伝達する補助駆動軸2016の駆動部を
収容する。 第37図にはレーザ糸切断システムが模式的に示され、
これはCO2レーザ1928を含みそのビームは導管1930に通
され、鏡1932,1934により反射された後に垂直の縦軸線1
904上に位置する回転鏡に入射し、回転鏡はレーザビー
ムを糸切断のための適当な場所へ指向する。 上記の如く、現在好適な構造は、機械の或る構成要素
部域のみに関する。改変が行われたかかる部域は、以後
個々に記述されるが、これはこの明細書の最初の部分に
述べた基本構造および操作モードの補足になるものと思
われる。 基本機械構成および機械駆動システム 第38A図、第38B図、第38C図に最もよく示された如
く、現在好適な構造は、編針支持シリンダのためのおよ
び改良されたこれに関連するシンカアセンブリのための
改良簡単化された装着および駆動システムを含む。上記
目的のために、ブラシレス中空コアの電子的に整流され
る希土類マグネット型の主駆動モータ2020(好ましくは
20kwサイズ)が機械の縦軸線1904に対して同心包囲関係
に配置されている。この一般型のモータは、ペンシルバ
ニア州、フィラデルフィアのクリフトン・プレシジョン
社から、またヴァージニア州、ラッドフォードのモーシ
ョン・コントロール・システム社から商業的に入手でき
る。主駆動モータ2020は、モータロータ位置制御用の回
転変圧器位置読み取り装置2023および高精度中空コア・
レゾルバー2021に関連して利用される。主駆動モータ20
20は外方へ延びた複数の冷却フィン2026を有する筒状ハ
ウジング2024を含む。ハウジング2024内にはモータ巻線
2028を内蔵した筒状ステータ2022が配置されている。ス
テータ2022内に配置されこれと密接界面関係に位置して
いるのは、筒状ロータ素子中空コア上に装着された希土
類(Sm/Co)マグネットの筒状アセンブリ2030から構成
されたロータ素子2032である。 筒状のロータ素子2032の上端には確実に相互錠止ねじ
係合20240などにより、回転可能編針支持シリンダ2042
の下端が装着されている。編針支持シリンダ2042との筒
状のロータ素子2032の相互錠止は、ベアリング締付けリ
ング2043を介挿することにより行われ、このリングの肩
2045は、後述の如く、主シリンダベアリング2070の支持
機能をも行う。筒状のロータ素子2032と編針支持シリン
ダ2042との直接接続により、このシリンダ2042は、筒状
のロータ素子2032の制御変位に直接応答して回転変位で
きる。かかる直接駆動により、極慣性モーメントが減少
し、バックラッシュが除去され、捩剛性が実質的に増
す。更に、かかる筒状のロータ素子2032の使用により、
主駆動モータ2020を介して完成ソックスを直接送出で
き、しかも駆動システムの歯車列などを除去できる。 編針支持シリンダ2042は、最初に述べた実施例のもの
と本質的に同じ一般形態のものであり、複数の縦方向に
配置された放射方向スロット2047をその外向き面に有
し、各スロット2047は、一般に2049で示された個々に変
位可能な複合針素子の変位案内経路を含む。 リング駆動歯車2044は編針支持シリンダ2042の外面上
にこの上端の近くで包囲スプライン関係に装着される。
リング駆動歯車2044は上方に位置する台1922に関連した
機械の構成要素へ駆動力を伝達するために補助駆動軸20
16に装着されこれにキー止めされた関連歯車2046に噛合
しこれを駆動する。明らかな如く、補助駆動軸2016の変
位は、編針支持シリンダ2042の変位に常に直接一致しか
つこれと機械的に同期され、上記の利点と同様の利点が
ある。 編針支持シリンダ2042内には回転不能の静止内方カム
軌道スリーブ部材2050の外面が配置され、これと密接界
面関係に位置している。内方カム軌道スリーブ部材78に
関連して先に詳述した如く、また第38A図の右側に示し
た如く、静止内方カム軌道スリーブ部材2050は、針素子
および閉鎖素子の下端に延出バット部分を収容するため
に編成シリンダに面する外面に上方カム軌道2052および
下方カム軌道2054を含む。 静止外方フレーム部材2060に装着された回転不能の外
方カム軌道面2059の内面が編針支持シリンダ2042の外面
に対して包囲密接界面関係に配置されている。外方カム
軌道面2059は、先に開示した実施例の外方カム軌道スリ
ーブ86について先に述べたものと同様の針素子および閉
鎖素子その下端に延出バット部分を収容するために上方
カム軌道2062および下方カム軌道2064を含む。ここに開
示された実施例において、カム軌道2062,2064は静止外
方フレーム部材2060の内面に形成でき、而して支持素子
としての別個の挿入体の必要性を無くすることができ
る。而して、これは先に述べた外方カム軌道スリーブ部
材86と同じ複合針制御機能を行う。しかし、静止外方フ
レーム部材2060は、ここでは機械のハウジングの一部を
形成し、また後述の如く、例えば、ステッチ長さ制御の
目的で、シンカアセンブリの支持とシンカアセンブリの
変位とに関して、他の機械構成要素の追加の支持機能を
行う。 第38A図の左側に示す如く、選択点の近傍の外方のカ
ム軌道2062,2064は、必要時に針および閉鎖素子のバッ
トを収容できる単に凹所として機能することができる。 後で明らかになる如く、選択点の近傍の針および閉鎖
素子の垂直場所の制御の軌跡は、針および閉鎖素子の垂
下端のカムバックから針および閉鎖素子の上端の近傍に
配置された補助カムバットの軌跡へ移動されている。こ
の目的で、現在好適な編機における選択点の近傍の針お
よび閉鎖素子の制御垂直位置は、補助チャンネル内の針
および閉鎖素子の上端の近くに配置された補助バットの
配置により主として制御される。これに応じてカム軌道
2062,2064は、垂直方向に過大寸法にでき、あるいは、
所望であれば、かかる選択点部域において完全に省略で
きる。 編針支持シリンダ2042は、支持肩2066の下端と主シリ
ンダ支持ベアリング2070の可動内方レース2068との係合
により、およびベアリング締付けリング2043に対する肩
2045の補足支持作用により内方スリーブ部材2050および
外方フレーム部材2060に関して回転可能に装着される。
主シリンダ支持ベアリング2070は、好ましは『X接触』
型のボールベアリングであるが、その固定された外方レ
ース2072が肩2073および保持リング2074を介してフレー
ム部材2060へ取り付けられている。同様の態様で、編針
支持シリンダ2042の上端部分は、内方カム軌道スリーブ
支持ベアリング2078へ、肩2080と外方の回転可能レース
2076および保持リング2082との係合により接続される。
内方カム軌道スリーブ支持ベアリング2078は、やはり好
ましくは『X接触』型ボールベアリングであるが、静止
内方カム軌道スリーブ部材2050へ、肩2084および保持リ
ング2088と内方静止レース2086との係合により接続され
る。 明らかな如く、現在好適な機械の構造は簡単化され改
良された主駆動システムを含み、編針支持シリンダ2042
の高さが固定され、また、静止内方カム軌道2052,2054
に対する、および静止外方カム軌道2062,2064に対する
その回転変位は主駆動モータ2020のロータ素子2032と直
接結合軸線方向同期関係にある。また補助駆動軸2016を
介して伝達される駆動力は、歯車の1組(2044,2046)
だけを介在させることにより編針支持シリンダ2042の回
転変位と直接同期される。 シンカアセンブリ 現在好適な実施例は、シンカアセンブリのための改良
された構造を含み、この構造は、針素子の変位に関連し
て選択的に制御されるシンカ素子の3次元変位を与える
のみならず、固定された高さの編針支持シリンダ2042に
対するシンカアセンブリの高さの変化によるステッチ長
さの制御を行い、また広範囲のステッチ長さに亙り多種
多様のノンストレッチスパーンヤーンの編成品を可能に
すべく針素子の上昇変位中にステッチループを正確に位
置制御することによりステッチながさの変動を自動的に
補償する。 第38A図ないし第43図に関し、静止外方フレーム部材2
060の頂部には一般的に2090で示されたシンカアセンブ
リが装着され、その一部は編針支持シリンダ2042と同期
して回転するが、ステッチ長さ制御の目的でこのシリン
ダ2042に対して独立的に垂直に変位可能である。上記目
的で、また第38A図ないし第41図に最もよく示された如
く、現在好適な構造は、静止外方フレーム部材2060の上
端に装着された環状盤状シンカアセンブリ支持板2092を
含む。シンカアセンブリ支持板2092は、外方フレーム部
材2060の上面の環状凹所2098内に配置された第1の垂下
筒状フランジまたはスカート部分2096を有する環状の一
般に盤状の上方体部分2094を含む。第1の垂下スカート
部分2096は、凹所2098に対してスプライン関係2097に配
置され、これにより編針支持シリンダ2042に関する回転
変位を除去し、しかも支持板2092が外方フレーム部材20
60および編針支持シリンダ2042に関してユニットとして
垂直に変位するのを許す。シンカアセンブリ支持板2092
の外方周縁に隣接して、ねじ切り面3002を有する第2の
垂下フランジ3000が配置される。ねじ切り面3002に対し
て離間対面関係に、外方フレーム部材2060の外部ねじ切
り面3004が位置する。ねじ切り面3002と3004との中間
に、ベースの一部から延びた扇形歯車3008を有するエレ
ベータレリング3006が配置されている。ねじ切り面300
2,3004は異なるねじピッチを有し、而して別個の駆動歯
車(図示せず)による扇形歯車3008の制限回転変位、お
よびフレーム部材2060に関するエレベータリング3006の
付随制限回転によりシンカアセンブリ支持板2092の増幅
された垂直変位が生じる。シンカアセンブリ支持板2092
の垂直変位は、後述の如く、これに装着されたシンカア
センブリ全体の対応垂直変位を生じる。 さて第38A図および第40図に関し、シンカアセンブリ
支持板2092は、その上方の体部分2094に周縁3010を含
む。これにはリング状のフレーム素子3012が支持され、
一方、このフレーム素子は、スペーサリング3014に関連
して、シンカアセンブリ支持ベアリング3018の外方固定
レース3016を支持する。選択的に形作られたシンカ素子
3026の体の上縁部分3024の上方に位置する垂直制御カム
面3022を有する上方の垂直エレベーションシンカムリン
グ3020は、フレーム素子3012およびスペーサリング3014
へボルト止めされている。明らかな如く、上方のシンカ
ムリング3020は回転不能であり、その高さはシンカアセ
ンブリ支持板2092の高さにより決められる。 第38A図、第43図に関し、シンカ素子3026の現在好適
な形態は、一側から延びた細長い弧状のノーズ部分3032
を有する長方形の体部分3030を含む。水平ランド3037へ
至る上向きの傾斜面またはランド3036を与えるほぼ三角
形のセグメント3034がノーズ部分3032の上端の上方に位
置している。傾斜面3036の下には、比較的に深いフック
状セグメント3038および隣接ランド3040が配置されてい
る。長方形の体部分3030の上縁部分3024は、上方のシン
カムリング3020の上方に位置する制御カム面3022とスラ
イド接触するカム従動子面を構成する。一般に長方形の
凹所3046を間に形成する1対の離間した下方に延びる脚
3042,3044が体部分3030の外側から垂下している。脚304
2,3044の垂下端は、内方に面するカム従動子突部3048,3
050および隣接扁平カム従動子面3052,3054をそれぞれ含
む。 第38A図、第40図に最もよく示された如く、シンカア
センブリ支持ベアリング3018の回転可能内方レース3070
には、シンカポットベース3076の離間外方ウエブ3074が
ねじ3075により取り付けられたシンカポットウエブ支持
リング3072が装着されている。シンカポットベース3076
は、3078において適当に穴が設けられ、複合針素子をこ
れに通す。シンカポットベースの内方部分3076Aは、離
間した内方ウエブ3080を支持し、また3081において編針
支持シリンダ2042へスプライン接続され、シンカポット
とシンカ素子とを一体的に回転させるようにしている。 第38A図、第40図に関し、シンカ素子3026は、ウエブ3
074と3080との間でスロット3079内に配置され、またシ
ンカアセンブリ支持板2092の体部分の上面の凹所3086の
両側に配置された1対の下方垂直制御カム面3082,3084
における扁平カム従動子面3052,3054の係合により支持
される。シンカポット3076に関するシンカ素子3026の制
御垂直変位は、シンカ素子3026をカム制御面により上下
で常に閉じ込めて垂直制御カム面3082,3084,3022の相補
複合輪郭により生じる。 シンカアセンブリ支持板2092の凹所3086内には放射方
向シンカ位置決めカムリング3090が配置されている。第
38A図の左側に示す如く、放射方向シンカ位置決めカム
リング3090は、上方錠止チャンネルリング3096の外方か
つ上方へ延びたボス3094へボルト3092などにより取り付
けられ、シンカアセンブリ支持板2092の上面の下方垂直
カム制御面3082,3084よりも上に上方に延びている。か
かる装着により、機械フレーム2060に関する放射方向シ
ンカ位置決めカムリング3090の高さが固定され、この高
さがシンカアセンブリの高さの変化から独立する。放射
方向シンカ位置決めカムリング3090の側壁は、編針の前
進方向に対して放射方向かつ横方向にシンカを変位させ
るためにシンカ素子3026の垂下脚部分のカム従動子突部
3048,3050と係合可能な制御カム面として役立つ。シン
カ位置決めカムリング3090の側壁は、第38A図の左側に
示す如く、平常は垂直に配置されているが、第38A図の
右側に示す如く、各糸送り場所の両側で所定の距離で選
択的に傾斜され、かかる場所において横方向放射方向変
位を更に増加させる。かかる追加の増加は、シンカアセ
ンブリ支持板2092の高さにより与えられるスイッチ長さ
の変動を補償する。 複合編針部材 第37図およびこれに続く図に示された現在好適な機械
構造に採用される複合編針部材を構成する針および閉鎖
素子の構成と形態は、一つは追加の特徴以外は第9図お
よび第12図に示された前述のものと同じであり、ここで
は再び詳述しない。基本針素子構造に先に採用されたの
と同じ参照数字を付された第44図、第45図に最もよく示
された如く、細長い針素子290には、上方の二股部分294
の壁の周縁から延びた1対の長方形カムバット3100,310
2が取り付けられている。同様に、第46図に示す如く、
細長い閉鎖素子310には、上方中間部分324から延びた追
加の長方形カムバット3104が取り付けられている。バッ
ト3104は、針および閉鎖素子が選択点の近傍の閉鎖位置
にあるときにバット3100と3102との間に配置されるよう
に閉鎖素子上に位置している。 複合針選択および変位システム 現在好適な機械構造に採用された複合針変位および選
択システムは、親出願に記載されたものと本質的に同じ
であり、ここでは詳述しない。各変位点の両側で所定の
距離に亙る各複合針の縦方向変位を阻止しこれにより選
択工程中に針および閉鎖素子の垂直位置を錠止する補助
手段を設けたことにおいて改変が導入されている。現在
好適な構造により導入された第2に改変は、針および閉
鎖素子の下方部分を選択帯域全体に亙り内方へ偏倚させ
るために編針支持シリンダスロット82内に支点に関して
針および閉鎖素子を積極的に変位させる進歩した手段を
設けたことにある。第3の改変は、可撓性シャンク針お
よび閉鎖素子の下方部分を選択点において選択ヘッドの
方へ積極的に変位させる進歩したプレッサカムアセンブ
リを設けたことにある。 第1および第2の改変例について、まず第38A図およ
び第41図に関し、編針支持シリンダ2042の上端を包囲し
ボルト3110により外方フレーム部材2060の上面へ取り付
けられた回転不能の上方錠止チャンネルリング3096が設
けられている。ローラリングアセンブリ3112がチャンネ
ルリング3096の真下に配置されこれにより垂直に保持さ
れている。ローラリングアセンブリ3112は、ケージリン
グ3114の上方部分、複数の個々に放射方向に変位可能な
ローラ3116およびリング耳2044により支持されたケージ
リング3114の下方部分により構成されている。ローラ31
16、ケージリング3114および圧縮バンド3122は、カム軌
道3120内で針及び針シリンダの運動に応答して周方向
(垂直方向ではない)に可動である。ローラ3116は、外
方フレーム2060の隣接壁の一部を選択的に輪郭付けるこ
とにより形成された針素子圧縮カム軌道3120に乗る。針
素子圧縮カム軌道3120は、編針支持シリンダ2042を包囲
する可撓性針部材圧縮バンド3122へローラ3116を内方に
変位させ、かかるバンドを撓ませて選択点の両側に所定
の距離に亙り第38A図の左側に示された如く、針素子お
よび閉鎖素子の隣接露出面に圧縮係合させる。僅かに深
くされた針案内スロット82(第47図参照)に関連した針
および閉鎖素子との圧縮バンド3122の係合により、針お
よび閉鎖素子が支点場所3108に関して局部的に撓み、こ
れに付随して針および閉鎖素子の下端が内方により大き
く撓む。 上方チャンネルリング3096の内向き面の直径方向の領
域は、第38A図の左側に最もよく示された如く選択帯域
の各々においてバット収容チャンネルセグメント3126を
圧縮バンド3122の上縁に関連して形成するように選択的
に輪郭付けられる。図示の如く、チャンネルセグメント
3126は針素子のカムバット3100,3102および閉鎖素子の
カムバット3104を選択点の両側で所定の距離亙りかつ選
択点を通じて収容しきっちり入れるような寸法である。
バット3100,3102,3104をチャンネルセグメント3126内に
配置することは、各複合針部材の針および閉鎖素子を所
定の高さに確実に錠止するのに役立ち、またその下方部
分が各選択点に接近、離間するときにその垂直変位を阻
止する。選択点におけるおよびその近傍での垂直変位を
阻止するかかる積極的錠止は、選択工程中に下端カムバ
ット302,304,318,320を種々の内方および外方カム軌道
に関して適正な高さに位置決めするのを保証し、選択工
程中にまた針および閉鎖素子の磁気封じ込めパッド288,
330を適当な磁性面にたいして適正に位置決めするのを
保証する。 なお、針部材のかかる錠止は、十分に引っ張られたス
テッチを維持し、また引き続く針が選択帯域に近寄るこ
とにより形成中のステッチへの糸のロビングバック(ro
bbing back)を阻止する。 明らかな如く、チャンネルセグメント31262内のカム
バット3100,3102,3104の配置による垂直変位を阻止する
針および閉鎖素子の錠止は、ローラ3116により針圧縮バ
ンド3122の局部的内向き変位による針および閉鎖素子と
の係合および内向き変位と同時に生起する。かかる係合
および局部的変位は、深いスロット82および編針支持シ
リンダ2042内で係合した針および閉鎖素子を効果的に動
かし、また針および閉鎖素子の上方部分が枢動する上方
支点場所3108と協動して、この明細書の最初の部分で述
べた如く、選択工程中にその下方部分の撓曲および内向
き変位を生じる。 別々のバット収容チャンネルセグメント3126を選択帯
域で形成する上方チャンネルリング3096の上記内向き延
長部と対比して、チャンネルリング3096はかかる内向き
に延出して上方に位置する周縁部分3124を選択帯域以外
の総ての場所で不連続にするよう選択的に輪郭付けら
れ、而して、第38A図の右側および第39図に示す如く、
針および閉鎖素子はかかる他の場所において邪魔されず
に垂直に変位でき、選択されたニット、タックまたはフ
ロート操作を行うことができる。これと同時に、針素子
圧縮カム軌道3120は、かかる場所におけるローラ3116の
外向き運動、したがってまた、針圧縮バンド3122におけ
る放射方向内方の圧力の解放を許す。 上述の如く、円形緯編機の現在好適な構造に含まれた
第3の改変は、各選択帯域における改変されたプレッサ
カムアセンブリである。概論として、後で詳述する如
く、現在好適な構造は針および閉鎖素子のカムバット支
持下端部分の予選択プレッサカム導入撓みを選択点のご
く近傍に位置させ、さもなければ編成シリンダの回転方
向の変化をもたらす選択点の両側の針部材のデッドバン
ド(dead bands)を除去する。 第38A図の左側および第48図ないし第51図に最もよく
示された如く、内方カム軌道スリーブ部材2050は、3130
における如く選択帯域で垂直にスロット形成され、2対
の垂直に配置されたプレッサカムを収容し、上方の対は
3132で一般的に示され、下方の対は3136で一般的に示さ
れている。回転不能であるが垂直に変位可能なプレッサ
カムスリーブ部材3134が静止内方カム軌道スリーブ2050
部材内に配置され、このスリーブ部材は前記各スロット
3130の壁として役立つ。 上方プレッサカムアセンブリ対3132は、第50図に3138
で示す閉鎖素子の下端の撓みを生じさせるための上方の
並置プレッサカム3140,3142を含む。下方プレッサカム
アセンブリ対3136は、第51図に3139で示す針素子の下端
の撓みを生じさせるための下方の並置プレッサカム314
4,3146を含む。 第38A図および第49〜51図に関し、上方の並置プレッ
サカム3140,3142を典型例として利用し、またプレッサ
カム3140,3142は互いに鏡像関係にあるという理解のも
とに、各プレッサカムは内面の内方に延びた1対の末端
配置されたカム従動子突部3170,3172を含む。対におけ
る各プレッサカムは共通枢動軸線3174に装着され、この
軸線の回りに個々に独立的に回転変位する。上方対3132
の各プレッサカムの上方延出端部分3176は、3178におい
て縦方向にスロットが形成されて1対の二股の細長い弾
性腕3180,3182を形成し、腕3180はその内向き面の末端
にカム従動子突部3170を有する。上方部分が二股である
ことにより、腕3180,3182は幾分弾性的になり、かかる
弾性は機械の構成要素の交差と摩耗を吸収し、プレッサ
カムの操作寿命を長くする。 対3132の各カム3140,3042の腕3182の外向き面の端に
は、閉鎖素子の底端の延出バットに係合しこれを撓ませ
る選択的に輪郭付けられたカム面3178が装着されてい
る。第50図から明らかな如く、プレッサカム3142は、そ
の輪郭付けられたカム面3184が編成シリンダの両方向変
位を吸収するようカム面3178の鏡像であること以外はプ
レッサカム3140と同様の形態である。 図面から明らかな如く、下方対3136の並置プレッサカ
ム3144,3146は、上方対3132のプレッサカム3140,3142と
同じ構造のものである。 第38A図、第38B図、第49図に関し、プレッサカムスリ
ーブ部材3134は、第1の共役対のプレッサカム部材シフ
トカム3190Aと3190Bおよび3192Aと3192Bおよび下方対の
プレッサカム3136のための第2の同じ対の共役プレッサ
カムシフトカムを含む。かかるシフトカムは、プレッサ
カムスリーブ部材3134が上方位置と下方位置との間で垂
直に往復運動するときに関連プレッサカムの枢動変位を
生じさせる。かかる垂直往復運動は、第38B図に示す如
くスリーブ部材3134の下端に位置するソレノイド3198,3
200により達成される。 明らかな如く、プレッサカムスリーブ部材3134がその
上方位置へ移動すると、シフトカム3190Aがカム従動子
突部3170と係合してプレッサカム3140と関連し、輪郭付
けられたプレッサカム面3178を閉鎖素子のバットに係合
させてその積極的変位を生じさせる。しかし、同時に、
共通駆動軸線3174に装着された隣接プレッサカム3142が
後退し、輪郭付けられたカム面3184を閉鎖素子バットの
と係合から離脱させる。 プレッサカムスリーブ部材3134が第49図に示すその下
方位置にあると、プレッサカム3142の輪郭付けられたカ
ム面3184がその前進位置にあり、カム従動子突部3191の
変位を伴うシフトカム突部3192Aの係合に起因して閉鎖
素子バットと係合する。同様に明らかな如く、針素子の
バットに係合する下方対のプレッサカム3136についても
同様モードの操作が同時に生じる。 レーザ糸切断システム 従来の編機は回転鋸または鋏型の機械的剪断機構を用
いて糸の切断を行っている。かかる機械的剪断機構は、
摩耗を受け、有効操作寿命が予想外に制限される。 この問題を緩和するために、現在好適な構造は、糸の
繊維を2ないし8ミリ秒で切断するレーザビーム糸切断
アセンブリを含む。第37図、第53図に関し、かかる糸切
断アセンブリは、キャビネット1902内に配置された6な
いし10ワットのCO2ガスレーザ1928を含む。かかる型の
レーザは従来の構造のものであり、カリフォルニア州の
サン・ジュアン・キャピストラノのラックマン・エレク
トローオプティクス・インコーポレーテッドから入手で
きる。レーザビーム3500は支持柱1918および導管区分19
30aを通って上方へ指向される。ビーム3500は水平導管
区分1930bを通って鏡1932により反射され、縦軸線1904
上の導管区分1930cを通って第2の鏡1934により下方へ
指向される。 一体的レゾルバー3508を含む位置決めモータ3506の軸
線3504に装着された第3の鏡3502がダイアル機構1924の
下に装着され、これから懸架されている。鏡3502は縦軸
線1904に対して所定の角度で傾斜し、光ビーム3500を針
移行の最高点の上方の特定場所へ指向し、故に、回転鏡
から反射したビームが横切る円形リングが糸切断帯域を
形成する。この糸切断帯域は、レーザ1928をオンとオフ
の状態間で変調することにより操作糸切断区分に効果的
に分割される。最後の針とのプログラムされた係合後に
糸を切断帯域へそして光ビーム3500の経路へ上昇させる
補助手段が設けられている。かかる補助手段はまた切断
帯域に位置する糸を周方向経路でシリンダの進行と同じ
速度で案内、搬送する。これにより、糸繊維を蒸発し切
断するのに十分な時間に亙り回転光ビーム3500を移動中
の糸の特定のスポットと同期させることができる。 システム制御 ここに述べる円形緯編機の機械的および電気機械的構
成要素は、多数の異なる糸およびソックススタイルに関
連した特定の編成要件を経済的に満足する多数の方法で
寸法決めできる。例えば、或る情況では、太糸でスキー
ソックスを編むのに60本以下の針を有する5インチピッ
チ直径の編成シリンダが必要である。これに対比して、
細デニールのファンシードレスソックスを編むことは、
これと正反対であって8.89cm(3.5インチ)ピッチ直径
の編成シリンダに装着された240本の針を必要とする。
同様に、特定のソックススタイル要件に応じて、機械
は、僅か4個の選択ヘッドおよび4個の糸供給部を必要
とし、あるいは8個もの糸供給部および同数の選択ヘッ
ドを必要とする。編機構成要素およびソックススタイル
のかかる変化を受け入れるには、その操作を効率的かつ
経済的に制御するに当たり大きい問題が生じる。事実、
ソックススタイルおよび機械構成要素のかかる変化を受
け入れることは、簡単なマイクロプロセッサまたは制御
システムの容量を遥かに越える。後述の現在好適な編機
制御システムは、情報の流れを実時間で処理し制御する
特定のモードまたは方法を実施し、またこのシステム
は、針番手、糸送り部及びソックススタイルの総ての組
み合わせに対するディジタル情報を処理するために単一
プログラミングコンパイラおよび同じ基本コンピュータ
を使用できるような性質のものである。 従来の編機と対比し、この発明の原理を取り入れた機
械は、編成システムおよびこれに関連した編成素子の回
転を急激に加速、減速することにより生産を実質的に増
し、プログラミングに融通性を持たせることができる。
ここに開示する機械は、従来の編機における50ないし10
0ラヂアン/秒2程度の加速度に比べて4000ないし8000ラ
ヂアン/秒2程度の角加速度を採用するから、変位中常
に編成シリンダの正確な位置および速度に基づくモヂュ
ラ変位応答操作制御システムがここに開示される。かか
るシステムには機能を分離するモヂュラアーキテクチュ
アの利用、作用の同期化およびモヂュラソフトウエアの
独立が含まれる。特定の機械により特定の物品を製造す
るために下記の処理ステップおよびディジタルデータの
流れが後述のシステムの基本となる。 (a)前記物品の製造のための命令ステップの単調増加
(決して減少しない)スケジュールを示すディジタルデ
ータを特別な通信バスへ導入する; (b)複数のステッチ形成素子を装着された編針支持シ
リンダの瞬間位置および速度を表すディジタルデータを
前記特別な通信バスへ導入する; (c)前記特別な通信バスの複合ディジタルデータに応
答する選択的に発生する指令の第1のセットおよび前記
物品の製造に一意的に関連する記憶命令の第1のセット
に従ってニット、タック、またはフロートするよう前記
ステッチ形成素子の操作を制御する; (d)前記特別な通信バスの複合ディジタルデータに応
答する選択的に発生する指令の第2のセットおよび前記
物品の製造に一意的に関連する記憶命令の第2のセット
に従って前記ステッチ形成素子と糸との係合を制御す
る; (e)前記特別な通信バスに存在する前記命令ステップ
のディジタルデータに応答する選択的に発生する指令の
第3のセットおよび前記物品に製造に一意的に関連する
記憶命令の第3のセットに従って前記編針支持シリンダ
の変位と速度を制御する; (f)前記特別な通信バスにおける前記編成シリンダ位
置情報の存在および前記物品の製造に一意的に関連する
記憶命令の第4のセットに応答して命令ステップの前記
単調増加スケジュールの個々のステップを選択的に解放
する。 編機制御システムはシンカおよび針の如き回転素子の
相対位置と正確に同期せねばならないから、このシステ
ムは機械制御システムに含まれた制御モジュール内に位
置する総てのマイクロプロセッサがそれらの種々の機能
を参照し時間同期させることができ実時間でそのように
操作できるようにするための特別な通信バスを含む。第
52図に関し、ここではK−バスと称される48ラインの読
取専用平行データバスであるこの特別な通信バス3800
は、サーボモータ制御モジュール3802、一つまたはそれ
以上の補助制御モジュール3804、一つまたはそれ以上の
針制御モジュール3806、一つまたはそれ以上の糸制御モ
ジュール3808および機械管理モジュール3810と通信す
る。 これら制御モジュールの各々は、モジュール間の情報
の転送および通信に用いられる両方向非同期バスである
VME−バス3814へ接続されている。 サーボモータ制御モジュール3802は、K−モジュール
と称される特別なインターフェース3812を含み、このイ
ンターフェースは、1メガバイトのデュアルポートRA
M、2個の高速ハードウエア比較器、VEMバスマスタイン
タフェースおよび総称マイクロプロセッサロジックイン
ターフェースを含み、これら総ては標準構造のものであ
り、ここでは説明または図示しない。またサーボモータ
制御モジュール3802には、適当にはインテル80186、編
成シリンダの瞬間位置および速度整数を書き出すK−バ
ス3800のドライバ、汎用運動制御集積回路で適当にはヒ
ューレット・パッカードのHCTL−1000、モータ増幅器31
86、レゾルバー3188、主駆動モータ2020との通信のため
の回転のディジタルコンバータおよび適当なI/O回路が
含まれる。 補助機能制御モジュール3804は、上記と同じ構成要素
を有するK−モジュール3812を含む。また補助機能制御
モジュール3804には、やはり適当にはインテル80186で
あるマイクロプロセッサ、光アイソレータ、適当にはサ
イバネティックマイクロシステムCY512であるステッピ
ングモータ制御装置、シリアルMUX通信システム、およ
びI/Oポートが含まれる。このモジュール3804により制
御される機能としては、プレッサカム作動スリーブ3134
のシフト、糸切断手段の位置決め、ステッピングモータ
(図示せず)による扇形歯車3008の制御を介するステッ
チ制御の長さ、テリーカム位相調節、真空テークダウン
制御などがある。 針制御モジュール3806は、上述した標準K−モジュー
ル3812を含む。また、やはり適当にはインテル80186で
あるマイクロプロセッサ、現在パルス値を確立するため
のディジタルアナログ変換器、およびバイポーラ選択ヘ
ッド駆動回路とインターフェースする適当なI/O回路も
含まれる。このモジュール3806により制御される機能
は、各針選択操作の調時作動のためのパルス遅延、パル
ス幅およびパルス高さを設定し、而して各針により行わ
れる操作、即ちニット、タック、またはフロートを制御
することである。 糸制御モジュール3808は、上述の如く、標準K−モジ
ュール3812を含む。また、適当にはインテル80186であ
るマイクロプロセッサ、追加のRAMメモリ、音声コイル
糸位置決め装置のバイポーラ操作のためのI/Oドライバ
ー、糸張力制御装置、糸結束制御装置、静電糸使用検出
器、糸切れ検出器なども含まれる。この制御モジュール
およびその関連作動器により行われる機能は、一般にこ
れら付属の糸選択及び糸送り、ステッチ長さ測定、およ
び糸消費ログ(記録)である。 機械管理モジュール3810は、上述の標準K−モジュー
ル3812を含む。またこれには、適当にはここではインテ
ル80286であるマイクロプロセッサ、および特定物品の
製造のための命令の単調増加スケジュールを書き出すK
−バス3800のためのドライバーも含まれる。かかる命令
データのスケジュールは、整数の形態であって、以後
『ソックスステータス番号』と称される。 明らかな如く、各主要制御モジュールに標準K−モジ
ュール3812を採用することにより、個々の制御モジュー
ルハードウエアまたはソフトウエアの改変が可能にな
り、しかも残りのモジュールのハードウエアまたはプロ
グラミングを必要としないシステムアーキテクチュアが
確立される。また、既存の制御システムを改変すること
なく、例えば、デュアルシリンダ編機を使用するようシ
ステムを将来拡張するのが容易になり、システムの維持
が簡単になる。 機械管理モジュール3810により発せられるソックスス
テータス番号情報ストリーム、および全モジュールのた
めのサーボモータ制御モジュール3802により発せられる
編成シリンダ位置および速度情報ストリームは、並列に
K−バス3800へ導入されてこれに運ばれ、またこれらの
ストリームは24ビットのソックスステータス情報、8ビ
ットの速度情報および16ビットのシリンダ位置情報を含
む。 このシステムに関連した電子ハードウエアの標準化に
加えるに、上記システムアーキテクチュアは、全編機機
能の下記基本操作モードを含む進歩した全操作機能モー
ドを可能にする。 第1の予操作モードは『パワーアップ』モードであ
る。個々の編機が最初にオンされると、編機が機能する
態勢にあるか否かを決めるために、上記各制御モジュー
ルがそれ自体の回路およびその関連I/O装置の回路の内
部試験を行う。例えば、針制御モジュール3806は、その
各選択ヘッドドライバを試験してコイルの開回路または
コイル駆動増幅器の誤動作がないことを確認する。次い
で各モジュールは、そのK−モジュールデュアルポート
RAMにおける所定の場所に『実行可能』ステータスメッ
セージを記録し、この記録は、機械管理モジュール3810
が各制御モジュールを与えられた順序でポーリングして
総てが継続操作の態勢にあることを確認できるような態
様で行われる。 次の予操作モードは初期設定モードである。この予操
作モードにおいて、機械管理モジュール3810は、バス拡
張コンピュータ3830から直接に、または『通信』モジュ
ール3832を介して、所望のソックススタイルを作るのに
必要な全メモリユニットのための他の場所に記憶された
予めコンパイルされた命令を受け取る。機械管理モジュ
ール3810は、これらの命令の一部を、与えられた編機に
おける他の各制御モジュールへVME−バス3814を通じて
送る。そのように送られた全命令が各制御モジュールに
おいて使用できる態勢にあることを検査した後に、機械
管理モジュール3810は、初期化モードから実行モードへ
シフトする。 実行モードにおいて、機械管理モジュール3810は、動
作を開始するがそれには新しいソックスステータス番号
をK−バス3800へ書き出し、ここでかかるソックスステ
ータス番号が制御モジュール3802,3804,3806および3808
の各々におけるK−モジュール比較器により読み取られ
る。形成中のソックスに対するソックスステータス番号
およびその順序は、初期化モード中に機械管理モジュー
ル3810に記憶される。かかるソックスステータス番号は
外部コンパイラ(図示せず)で発生するものであり、特
定物品の製造における任意の与えられた瞬間の編成シリ
ンダの回転量の累積絶対値を表す単調増加整数から成
る。編成シリンダの回転量のかかる累積絶対値は、編成
シリンダが操作サイクルの任意の点で休止していると
き、例えば、編成シリンダがその回転方向を逆にすると
き、動作を開始するためにコンパイラにより挿入される
補足の整数に関連したシステム操作の実時間ベースとし
て役立つ。コンパイラから発する、製造される物品のソ
ックスステータス番号は、工場生産コンピュータ3834に
記憶され、通信モジュール3832を介してMAPスタンダー
ドに一致する高速シリアルネットワーク3836を経て機械
管理モジュール3810へ転送される。編針支持シリンダ20
42が駆動モータによりいずれかの方向に例えば1/512回
転すると、ソックスステータス番号の値は1だけ正に増
加する。それで、もし編成シリンダがその回転方向を反
対にすることを見越して休止させられると、プレッサカ
ムは編成シリンダの次の運動に先立ってシフトされなけ
ればならない。故に、機械管理モジュール3810は、編成
シリンダが実際に休止していたことを確認するためにサ
ーボモータ制御モジュール3802から出るK−バス速度お
よび位置信号を読み取る。そうした後に、管理モジュー
ル3810は、補助機能制御モジュール3804にプレッサカム
をシフトしても安全であることを告げるために、たとえ
シリンダの運動がない場合でも、ソックスステータス番
号を正に増加させる。プレッサカムが完全にシフトした
という通信を補助機能制御モジュールからVME−バスを
通じて受信した後に、機械管理モジュールは再びソック
スステータス番号を増加させ、システムが編成シリンダ
の次の計画された運動に備えた態勢にあったことをサー
ボモータ制御モジュールに告げる。サーボシステムのエ
ラーによる過大移行距離は、ソックスステータス番号の
値を増加させることができない。 針選択ヘッドと編成シリンダ位置との正確な同期を必
要とする場合、機械管理モジュール3810は、かかる指令
が実行される時期に先立って、ソックスステータス番号
を正に増加させる。針制御モジュール3806のK−モジュ
ール部分におけるソックスステータス比較器は、次の針
指令の時期が近づいていることを表す特定のソックスス
テータス番号の存在を探してK−バス3800を連続的に監
視する。ソックスステータス番号比較器は、有効なソッ
クスステータス番号を知ると、それ自体のメモリから次
の動作に対するソックスステータス番号を検索し、これ
をK−モジュール比較器にロードする。これと同時に、
現在の針選択が生起するシリンダ位置が、現在の針選択
動作を生起される命令と共に、メモリから戻され、かか
る命令は、かかる送りで実行されるニット、タック、お
よびフロート指令の特定の組み合わせを含む。 広範囲のシリンダ操作速度を受け入れるために、メモ
リから検索される情報の選択ヘッドへの付与のタイミン
グはこれに応じて変更されねばならない。かかる目的の
ために、針制御モジュールマイクロプロセッサは、現在
の編成シリンダ速度情報をK−バス3800から読み取り、
有効位置比較信号と現在パルスの前縁との間のタイミン
グの遅れをモジュールメモリの検索表に記憶された速度
値に応じて選択ヘッドに合わせて調節する。同じ態様で
選択ヘッドパルスの振幅と持続時間が編成シリンダ速度
に従って調節される。 補助機能制御モジュール3807および糸制御モジュール
3808の操作は、実行モード中は上述したのと本質的に同
じ性質のものである。即ち、どのような動作を取るべき
かを決めるためにK−モジュール比較器によりK−バス
3800上のソックスステータス番号との比較が行われる。
その後に、有効比較時に、モジュールメモリから命令が
戻され、シリンダ位置比較およびその速度変更に応じて
実行される。 サーボモータ制御モジュール3802から出るシリンダ位
置信号は、機械管理モジュール3810から出るソックスス
テータス番号よりも頻繁にK−バス3800においてアップ
グレードされる。シリンダ位置信号は、1/4096回転また
は約1/10度までの精度である。かかる位置情報はシリン
ダの回転につれて何度も何度も更新され、機械に関連し
た所定の機械的ゼロ点からの編成シリンダの角位置を与
える。上述の如く、針制御モジュール3806に関連して、
機能データと所望の動作位置とを内部モジュールメモリ
から読み出した後に、各操作モジュールは、明確な一致
が得られるまでK−バス3800上の編成シリンダ角位置デ
ータとメモリから検索された位置値とを比較し、この一
致が得られた時点で所望の動作が開始される。また上記
の如く、各制御モジュールは、現在シリンダ速度に従っ
て、行われる動作のタイミングを遅らせることができ
る。このようにして、各操作モジュールは、実行モード
で機械管理モジュールから独立して個々に機能してソッ
クスを形成するのに必要な一連の動作を順次実行し、こ
の間総ての他のモードの動作およびシステムの機械的機
能と同期状態に留まる。 操作の正常実行モードにおいて、最小量の情報がVME
−バス3814を通じて送られ、かかるバスを補助通信チャ
ンネルとして利用できるようにして糸切れ、電子装置の
誤動作、モータの過熱などの如き起こりうるシステムの
故障を伝送する。故障が生じると、各操作制御モジュー
ルはK−モジュール3812のデュアルポートRAMに通知さ
れる記述故障信号を発生するようにプログラムされる。
機械管理モジュール3810は、VME−バス3814を用いて、
かかる信号から各デュアルポートRAMをポーリングす
る。信号が感知されると、機械管理モジュール3810は、
内部探索表により、適当なエラーサービスルーチンを検
索し開始する。
【図面の簡単な説明】 第1図は主構成要素の或るものの相対位置および一般的
な構造上の相互関係を示すために一部切除した組み立て
られた編機を概略的に示す斜視図、 第2図は下方部分を第3図の2−2線でとり上方部分を
第4図の2A−2A線でとった垂直断面図、 第2a図は第2図に示した編機の中央部分の拡大断面図、 第3図は第2図の3−3線でとった水平断面図、 第4図は第2図の4−4線でとった水平断面図、 第5a図は第1図のものを上から見下ろして一部を破断除
去した頂面図、 第5b図は第5a図の5b−5b線(一部を曲折した)に沿って
とった垂直断面図、 第6図は編針支持シリンダの現在好適な形態の立面図、 第7図は第8図のスロットの拡大図、 第8図は第6図の8−8線でとった断面図、 第9図は複合針の針素子の現在好適な構造の部分断面側
面図、 第10図は第9図に示す針素子の平面図、 第11図は複合針の前記第9図及び第10図に示す針素子の
ための現在好適な閉鎖素子の側面図、 第12図は第11図に示す閉鎖素子の平面図、 第13図AおよびBはカム軌道制御経路の形状を示す模式
図であり、第13図Aの上部曲線は、隣接給糸場所間の60
°操作セクタに対する複合垂直及び垂直針素子変位の二
つの利用可能モードのための現在好適なカム軌道制御経
路の形状を、下部曲線は、隣接給糸場所間の60°操作セ
クタに対するシンカ素子の複合垂直および水平変位のた
めの現在好適なカム軌道制御経路を、それぞれ模式的に
示す。第13図Bの上部曲線は、隣接給糸場所間の60°操
作セクタに対するテリーインストルメント(terry inst
rument)の複合垂直および水平変位のための現在好適な
カム軌道制御経路の形状を、中央部曲線は、隣接給糸場
所間の60°操作セクタに対する複合垂直および水平閉鎖
素子変位の二つの利用可能モードのための現在好適なカ
ム軌道制御経路の形状を、また、下部曲線は隣接給糸場
所間の60°操作セクタに対するレーキ(rake)素子の複
合垂直および水平変位のための現在好適なカム軌道制御
経路の形状をそれぞれ模式的に示す。 第13図cは垂直に分割し水平に広げた模式垂直断面図で
あり合わせると隣接糸送り場所の間で第13図Aの上部曲
線および第13図Bの上部曲線にて示す制御カム軌道経路
から生じる複合垂直および水平変位中の針素子、閉鎖素
子、シンカ素子、テリーインストルメントおよびレーキ
素子の相対垂直位置を示す図、 第13図Dは編成シリンダ素子が隣接給糸場所間で回転す
るときにレーキ素子、シリンダ素子、テリーインストル
メントおよびシエツダ(shedder)の相対放射(水平)
方向位置を示す模式水平図、 第14図は第13図A乃至Dに示す制御回路に応じる60°操
作セクタでの相次いで示された角位置における糸係合素
子の相対位置を順次示す簡単化した模式図、 第15a図は磁気保持アセンブリの現在好適な構造を示す
一部断面の平面図、 第15b図は第15a図の15b−15b線でとった立面図、 第15c図は第15a図の15c−15c線でとった部分拡大垂直断
面図、 第15d図は第15a図の15d−15d線における断面図、 第16a図はプレッサカムの現在好適な形態の斜視図、 第16b図は第16a図に示したプレッサカムの平面図、 第16c図は第16a図に示したプレッサカムの側面図、 第17図はシンカ素子の現在好適な形態の平面図、 第18a図はレーキ素子の現在好適な形態の側面図、 第18b図は第18a図に示すレーキ側面図の平面図、 第18c図は外方レーキカムスリーブ部材におけるレーキ
アセンブリの装着を示す拡大断面図、 第19図はテリーインストルメントの現在好適な形態の側
面図、 第20図は糸送りアセンブリの現在好適な構造を示す一部
断面の側面図、 第21図は第20図に示す糸送りアセンブリ構成要素を示す
一部断面の平面図、 第22図は第21図の22−22線でとった断面図、 第22a図は第22図の22a−22a線でとった典型的な断面
図、 第23図は第21図の23−23線でとった断面図、 第24図は第21図の24−24線でとった軌道制御カムの展開
図、 第25図は第21図の25−25線でとった断面図、 第26a図は糸送りアセンブリに含まれた糸締付け部材の
模式断面図、 第26b図は第26a図の26b−26b線から見た糸送りアセンブ
リに含まれる可動顎部材支持素子の模式立面図、 第26C図は締付け部材の表面形態を示す第26a図の26c−2
6c線から見た模式平面図、 第27図はボディー糸使用監視アセンブリの一部断面頂面
図、 第28図は第21図の2−2線でとった断面図、 第29図は第21図の29−29線でとった図、 第29a図は図を明瞭にするために第29図から省略された
詳細を示す糸選択キャリア腕の平面図、 第29b図は第29図の29b−29b線でとった断面図、 第29C図は糸選択キャリア腕の端の糸係合顎構成要素の
一部断面拡大図、 第29d図は第29C図の29d−29d線でとった一部断面拡大立
面図、 第29e図および第29f図は顎の位置決めのための二つの位
置戻り止め制御素子を示す詳細図、 第29g図は第29a図の29g−29g線でとった詳細図、 第30図は複数の編機ユニットが中央システムコンピュー
タから制御される編成システムの簡単化したブロック
図、 第31a図および第31b図は第30図の編機ユニットの簡単化
された複合ブロック図、 第32図は第31a図のバイポーラコイルドライバの模式
図、 第33A,33Bおよび33C図は第31a図の波形整形器を述べる
際に参照される電圧および電流カーブを示す図、 第34図は第31b図の主モータ制御装置のブロック図、 第35a図ないし第35c図は第34図の主モータ制御装置の操
作を述べる際に参照されるカーブを示す図、 第36図は第31a図の正−逆デコーダの論理図、 第37図はこの発明の原理を取り入れた円形緯編機の現在
好適な幾分改変された構造を模式的に示す斜視図、 第38A図および第38B図は第37図に示された編機の上方部
分および下方部分の垂直断面図であって1対の糸送り場
所の間の選択点に位置した構成要素を左側にまた糸送り
場所に位置した構成要素を右側に示す図、 第38C図は第38B図のC−C線でとった水平断面図、 第39図は第38A図の39−39線でとった扇形水平断面図、 第40図は第38A図の40−40線でとった扇形水平断面図、 第41図は第38A図の41−41線でとった扇形水平断面図、 第42図は第41図の42−42線でとった展開図、 第43図は改良されたシンカ素子の形態の側面図、 第44図は可撓性シャンク針素子の現在好適な形態の一部
断面した側面図、 第45図は第44図に示した針素子の平面図、 第46図は第44図および第45図に示した針素子のための可
撓性シャンク閉鎖素子の現在好適な形態の側面図、 第47図は編成シリンダを通る部分垂直断面図、 第48図は編成シリンダを除去したプレッサカムアセンブ
リの部分側面図、 第49図は第48図の49−49線でとった部分垂直断面図、 第50図は第49図の50−50線でとった部分水平断面図、 第51図は第49図の51−51線でとった部分水平断面図、 第52図はこの発明の原理を取り入れた編機制御システム
の模式ブロック図、 第53図はレーザ糸切断アセンブリの模式側面図である。 2020……主駆動モータ、2090……シンカアセンブリ、19
24……ダイアル機構、1928……レーザ、1932,1934,3502
……鏡、3802,3804,3806,3807,3808,3810,3812,3832…
…モジュール、3800,3814……バス。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.特定性質の部品を編むために複数のステッチ形成素
    子を装着した回転可能な編針支持シリンダを含む円形緯
    編機の操作を制御する方法において、 (a)前記特定物品の製造のための命令ステップの単調
    増加スケジュールを表すディジタルデータを特別な通信
    バスへ間隔をおいて導入するステップ; (b)編針支持シリンダの現在位置および速度を表すデ
    ィジタルデータを前記特別な通信バスへ連続的に導入す
    るステップ; (c)前記特別な通信バスの複合ディジタルデータに応
    答する局部的に発生する指令の第1のセットおよび前記
    特定物品の製造に一意的に関連する記憶命令の第1セッ
    トに従ってニット、タック、またはフロートするよう前
    記ステッチ形成素子の操作を制御するステップ; (d)前記特別な通信バスの複合ディジタルデータに応
    答する局部的に発生する指令の第2のセットおよび前記
    特定物品の製造に一意的に関連する記憶命令の第2のセ
    ットに従って前記ステッチ形成素子と糸との係合を制御
    するステップ; (e)前記特別な通信バスに存在する前記命令ステップ
    のディジタルデータに応答する局部的に発生する指令の
    第3のセットおよび前記特定物品に製造に一意的に関連
    する記憶命令の第3のセットに従って前記編針支持シリ
    ンダの変位と速度を制御するステップ;および (f)前記特別な通信バスにおける前記編成シリンダ位
    置情報の存在および前記特定の物品に一意的に関連する
    記憶命令の第4のセットに応答して命令ステップの前記
    単調増加スケジュールの個々のステップを選択的に解放
    するステップを含むことを特徴とする円形緯編機の操作
    を制御する方法。 2.前記特定物品の製造に一意的に関連する記憶命令の
    前記第1、第2、第3および第4のセットを、前記特定
    物品を製造する操作の開始に先立って、その遠隔源から
    別個の両方向一般通信バスを通じて編機のメモリ構成要
    素へ導入するステップを更に含む特許請求の範囲第1項
    記載の円形緯編機の操作を制御する方法。 3.機械の構成要素を走査して、前記特別な通信バスへ
    の前記別々の命令ステップの各々の導入の間で構成要素
    の誤動作を表す内部発生故障信号があるかを調べるステ
    ップを更に含む特許請求の範囲第1項記載の円形緯編機
    の操作を制御する方法。 4.前記特別な通信バスへの各命令ステップの導入の前
    に満足させられるべき故障修正ルーチンを行うステップ
    を更に含む特許請求の範囲第3項記載の円形緯編機の操
    作を制御する方法。 5.特定性質の物品を編む複数のステッチ形成素子を装
    着した回転可能な編針支持シリンダを含む型の高速円形
    緯編機の操作制御システムであって、前記支持シリンダ
    の正確な位置および速度に応答して作動する操作制御シ
    ステムにおいて: (a)多重回線通信バス; (b)前記特定物品の製造のための命令ステップの単調
    増加スケジュールを表すディジタルデータを通信バスへ
    間隔をおいて導入する機械管理モジュール; (c)編針支持シリンダの現在位置および速度を表すデ
    ィジタルデータを前記通信バスへ連続的に導入するモー
    タ制御モジュール; (d)前記通信バスの複合ディジタルデータに応答する
    局部的に発生する選択指令の第1のセットおよび前記特
    定物品の製造に一意的に関連する記憶命令セットに従っ
    てニット、タック、またはフロートするよう前記ステッ
    チ形成素子の操作を制御する針制御モジュールを具備
    し; (e)前記機械管理モジュールは、前記通信バスにおけ
    る前記編成シリンダ位置情報の存在および前記特定物品
    に一意的に関連する記憶命令の前記セットに応答して命
    令ステップの前記単調増加スケジュールの個々のステッ
    プを更に解放すること を特徴とする高速円形緯編機の操作制御システム。 6.前記通信バスの複合ディジタルデータに応答する局
    部的に発生する選択指令の第2のセットおよび前記特定
    物品の製造に一意的に関連する記憶命令の前記セットに
    従って前記ステッチ形成素子と糸との係合を制御する糸
    制御モジュールを更に含む特許請求の範囲第5項記載の
    高速円形緯編機の操作制御システム。 7.前記モータ制御モジュールは、前記通信バスに存在
    する前記命令ステップのディジタルデータに応答する局
    部的に発生する選択指令の第3のセットおよび前記特定
    物品の製造に一意的に関連する記憶命令の前記セットに
    従って前記編針支持シリンダの変位および速度を制御す
    る特許請求の範囲第5項記載の高速円形緯編機の操作制
    御システム。 8.前記特定物品の製造に一意的に関連する記憶命令の
    前記セットを、前記特定物品を製造する操作の開始に先
    立って、その遠隔源から別個の両方向一般通信バスを通
    じて編機のメモリ構成要素へ導入する手段を更に含む特
    許請求の範囲第1項記載の高速円形緯編機の操作制御方
    法。 9.前記機械管理モジュールは、前記通信バスへの各命
    令ステップの導入の前に満足させられるべき故障修正ル
    ーチンを行う特許請求の範囲第5項記載の高速円形緯編
    機の操作制御システム。 10.円形編機の複合針アセンブリであって、針素子お
    よびこれに関して縦方向に変位可能な閉鎖素子を備え、 前記閉鎖素子はテーパ先端をその第1の末端に、また1
    対の外方に延びて離間した同一平面上のカムバットをそ
    の第2の末端に有し、 前記針素子はその第1の末端に糸係合フック部材を、ま
    た第2の末端に1対の外方へ延びて離間した同一平面上
    のカムバットを備えた細長い体部分、および前記閉鎖素
    子の上方部分をスライド可能に含むようかつその先端部
    分の変位経路を案内してフック部材と閉鎖係合させたり
    これから離脱させたりするように寸法決めされた一般に
    U字形の直線チャンネルを形成する中間の二股部分を有
    する複合針アセンブリにおいて、 前記針素子の前記U字形チャンネルの形成壁から外方へ
    延びた第3の対の整合したカムバット;および 中間体部分から外方へ延び、かつ前記閉鎖素子のテーパ
    先端が前記フック部材と閉鎖係合しているときに前記針
    素子の前記U字形チャンネルの形成壁から外方へ延びた
    カムバット間に整合関係に位置する第3のカムバットを
    含む ことを特徴とする円形編機の複合針アセンブリ。 11.前記針素子の一つの体部分および閉鎖素子から延
    びた前記カムバットは、同様の寸法、形態である特許請
    求の範囲第10項記載の円形編機の複合針アセンブリ。 12.前記第3のカムバット部分と各第2の末端との間
    の前記針および閉鎖素子の下方部分は、第1の末端に関
    する第2の末端の独立的な弾性撓みを許すよう寸法決め
    された横方向の大きさを持つ特許請求の範囲第10項記載
    の円形編機の複合針アセンブリ。 13.複合編み針部材の針素子であって、 編成フック手段を一末端に、横方向延出カムバット手段
    を第2の末端に有する細長い体部分を含み、 前記体部分は編成素子の変位経路を前記フック手段に関
    して案内するチャンネルを形成する上方の二股セグメン
    トを含むように前記末端の間で選択的に形作られたもの
    において、 前記針素子は 前記チャンネルの形状壁から外方へ延びた1対の整合カ
    ムバットを含む ことを特徴とする複合編針部材の針素子。 14.下方部分は第1の末端を収容した前記フック部材
    に関して前記第2の末端部分の弾性撓みを許すよう寸法
    決めされた減少断面のものである特許請求の範囲第13項
    記載の複合編針部材の針素子。 15.複合編針部材の閉鎖素子であって、 テーパフック部材係合先端を第1の末端に、また横方向
    延出カムバット手段を第2の末端に有する細長い体部分
    を含むものにおいて、 前記閉鎖素子は 末端の間で体から外方へ延びたカムバット を含むことを特徴とする複合編針部材の閉鎖素子。 16.下方部分は横方向の大きさが減少し、また前記第
    1の末端に関して第2の末端の弾性撓みを許すように寸
    法決めされた特許請求の範囲第15項記載の複合編針部材
    の閉鎖素子。 17.円形緯編機における2次元変位のためのシンカ素
    子であって、 1対の離間した上隅および1対の離間した下隅を有する
    長方形の同一面上の体部分、 下隅から下方へ延びて間に凹所を形成する1対の脚部材
    および前記長方形体部分の一上隅に隣接してこれから延
    びた選択的に形作られたマルチランデッドポイントセグ
    メントを含み、 前記選択的に形作られたマルチデッドポイントセグメン
    トは、第1の本質的に真直な傾斜縁セグメント、および
    第2のランドセグメントに対して離間関係に配置されか
    つ間に配置された糸収容フック状凹所を形成する下方ポ
    イント形成セグメントにより形成されること を特徴とする円形緯編機における2次元変位のためのシ
    ンカ素子。 18.前記第1の本質的に真直な傾斜縁セグメントは、
    そのポイント形成端から遠隔の第3の本質的に水平なラ
    ンドセグメントと合体した特許請求の範囲第17項記載の
    円形緯編機における2次元変位のためのシンカ素子。 19.前記脚の垂下端は、内方に指向したカム突部を各
    々含む特許請求の範囲第17項記載の円形緯編機における
    2次元変位のためのシンカ素子。 20.前記垂下脚部分の下面は、カム従動子面として役
    立つ特許請求の範囲第17項記載の円形緯編機における2
    次元変位のためのシンカ素子。 21.前記第2のランドセグメントは、細長く延びたソ
    ックス案内ノーズ素子の端に配置された特許請求の範囲
    第17項記載の円形緯編機における2次元変位のためのシ
    ンカ素子。 22.静止外方フレーム部材内に回転可能な編成シリン
    ダを有し、複数の縦方向に変位可能な細長い可撓性シャ
    ンクの複合針部材を編成シリンダの外面の個々の針スロ
    ットに滑動可能に収容した型の円形緯編機において、 前記各複合編針部材は、フック状端付き針素子およびス
    ライド可能に収容された閉鎖素子を含み、前記フック状
    端付き針素子および前記閉鎖素子は中間体部分から外方
    へ延びた上方カムバットを各々有し、前記カムバット
    は、閉鎖素子の先端が針素子のフックに係合する針シリ
    ンダの回転中に前記針素子および前記閉鎖素子が選択点
    に位置するとき整合し、 前記針部材が選択点の方へ移動するときにシャンク部分
    の撓みによる変位を許すために前記針素子の上端の近く
    に支点場所を形成するための手段を前記針シリンダに関
    連させ、 各選択点に隣接して前記静止外方フレーム部材の内面に
    チャンネルセグメントを形成し、前記チャンネル部材
    は、前記針素子および閉鎖素子の前記上方カムバットを
    収容し、保持しその相対回転を阻止し、各複合針部材の
    針および閉鎖素子を前記選択点に隣接して所定の高さで
    錠止して選択工程で複合針部材の適正な位置決めを保証
    するような寸法、形状とした、円形緯編機。 23.前記チャンネル部材は、前記フレーム部材の上面
    へ取り付けたリングにより形成され、前記リングは、選
    択工程中に前記上方カムバットの上方に位置するがステ
    ッチ形成および引張り工程中に前記針素子および閉鎖素
    子の相対垂直変位を許すよう前記選択点に隣接して減少
    直径の輪郭付けられた内方に向く面を含む特許請求の範
    囲第22項記載の円形緯編機。 24.円形緯編機であって、 回転変位可能な編成シリンダを含み、複数の縦方向に変
    位可能な細長い可撓性シャンクの編針部材を編成シリン
    ダの外面の個々の案内チャンネルにスライド可能に収容
    し、 シャンク部分の撓みによる変位を許すために前記針素子
    の上端の近くで支点場所を形成する手段を含むものにお
    いて、 前記円形緯編機は 前記回転変位可能な編成シリンダの上方部分に対して密
    接包囲関係に、かつ前記案内チャンネルにスライダ可能
    に収容された前記細長い編針部材と内部係合して前記支
    点場所の下に配置された一体的に回転可能な可撓性バン
    ド、および 回転軌跡の選択された場所における前記一体的に回転可
    能な可撓性バンドの部分を選択的に撓ませてこれと係合
    した針部材の部分を前記支点に対して内方に変位させ下
    方シャンク部分の寸法的に促進された変位を生ぜしめる
    ローラ手段を含む ことを特徴とする円形緯編機。 25.前記ローラ手段は、前記可撓性バンドの外面と転
    動係合して配置された複数の個々に放射方向に変位可能
    なローラ素子、および前記選択された場所における前記
    可撓性バントの部分を内方に変位させるよう前記編成シ
    リンダの放射方向に前記ローラを選択的に変位させるカ
    ムを含む特許請求の範囲第24項記載の円形緯編機。 26.前記編成シリンダの放射方向に前記ローラを変位
    させる前記カムは、前記可撓性バンドに対して離間包囲
    関係に配置された固定カム軌道を含む特許請求の範囲第
    25項記載の円形緯編機。 27.円形緯編機であって、 回転変位可能な編針支持シリンダを備え、複数の細長い
    編針部材変位案内チャンネルを前記シリンダの外面にシ
    リンダの縦軸線と平行に配置し、 フック状端、放射方向に可撓性の中間体部分、および横
    方向に延びたカムバットを有する放射方向に変位可能な
    垂下端部分を有する各かかる案内チャンネル内に配置さ
    れた針部材を備え、 中間体部分の弾性可撓性により前記針部材の垂下端部の
    独立的変位を選択的に生ぜしめる手段を備えた型の円形
    緯編機において、 前記円形緯編機は 前記編成シリンダ内に配置された第1の回転不能スリー
    ブ、 前記第1の回転不能スリーブ内に配置された第2の回転
    不能でかつ縦方向に変位可能なスリーブ、 前記回転不能スリーブへの前記編針支持シリンダの回転
    変位に応答して前記針部分の垂下端部分を機械的に放射
    方向に変位させるための前記第1の回転不能スリーブに
    装着した個々に操作可能なカム手段を含む ことを特徴とする円形緯編機。 28.前記針部分は、フック状端付き針素子および独立
    的に変位可能な閉鎖素子を含み、前記カム手段は、前記
    第1のスリーブに関する前記第2のスリーブの縦方向変
    位に応答して選択的に変位可能な離間した上方および下
    方の対のカムを含む特許請求の範囲第27項記載の円形緯
    編機。 29.編針部材の変位方向および前記各カムに対して直
    角な軸線に回転可能に装着された前記上方および下方の
    対における各カムは、個々に選択的に枢動可能であり、
    前記第2のスリーブの内面の共役カム対との係合により
    個々に選択的枢動可能変位させられる特許請求の範囲第
    28項記載の円形緯編機。 30.円形緯編機であって、 回転変位可能な編針支持シリンダを備え、複数の細長い
    編針部材変位案内チャンネルを前記シリンダの外面にシ
    リンダの縦軸線と平行に配置し、 前記案内チャンネル内に配置された往復運動する針部材
    の移行経路へ糸繊維を導入する手段を備えた型の円形緯
    編機において、 前記円形緯編機は 前記シリンダの縦軸線を一致したコヒーレントな光ビー
    ムを指向するレーザ手段、 前記往復運動可能な針部材の移行経路の上限の上方に位
    置する糸切断帯域を形成する円形リング状経路で前記コ
    ヒーレントな光ビームを回転変位させるために前記シリ
    ンダの縦軸線上に配置された回転可能鏡、 前記糸切断帯域を複数の操作離間糸切断セクタに分割す
    るよう前記コヒーレントな光ビームを変調する手段、 切断すべき糸を前記操作糸切断セクタへ第1の所定の速
    度で変位させるよう導入する手段、 糸切断セクタ内の切断すべき前記運動中の糸と前記コヒ
    ーレントな運動中の光ビームとの衝突点を固定して前記
    ビーム衝突点で前記糸の蒸発を生ぜしめるように回転可
    能鏡を第2の所定の速度で回転変位させる手段を含む ことを特徴とする円形緯編機。 31.円形緯編機であって、 回転変位可能な編針支持シリンダを備え、複数の細長い
    編針部材変位案内チャンネルを前記シリンダの外面にシ
    リンダの縦軸線と平行にその一端に隣接して配置した型
    のものにおいて、 前記円形緯編機は 前記編成シリンダの縦軸線に対して同心関係に配置され
    た中空ステータを有する中空コア永久磁石直流モータ、
    および 一端が前記編成シリンダの他端へ操作接続された前記ス
    テータ内に配置された中空ロータを含み、 この中空ロータはその回転変位に応答して前記編成シリ
    ンダを直接駆動すること を特徴とする円形緯編機。 32.円形緯編機において 回転変位可能な編針支持シリンダを具備し、このシリン
    ダの外面に複数の細長い編針部材変位案内チャンネルを
    シリンダの縦軸線と平行にその一端に隣接して有し、 前記各針案内チャンネル内にスライド可能に配置された
    編針部材、 前記編成シリンダの回転変位に応答して前記編針部材を
    垂直に変位させる手段、 前記編針支持シリンダを包囲する回転不能フレーム素
    子、 前記フレームに装着された垂直に変位可能なシンカアセ
    ンブリ支持台、 前記編針支持シリンダの針案内チャンネルに対して所定
    の関係で配置された複数の案内チャンネルを有し前記台
    に装着したシンカ素子案内ハウジング、および 前記支持シリンダの案内チャンネル内で個々に変位可能
    な前記編針部材の前進経路に対して操作近接関係に配置
    された露出糸係合端部分を与えるように形作られた前記
    各シンカ素子案内チャンネルに変位可能に収容されたシ
    ンカ素子を具備し、 前記各シンカ素子は1対の延出脚部分を含み、これらの
    延出脚部分はその間に凹所を形成し前記案内ハウジング
    を貫通して前記上昇可能支持台の上面の一部とその上昇
    に無関係にスライド係合して配置され、 前記回転不能フレームに装着され前記上昇可能支持台の
    上方で延びた環状カムリングを具備し、このカムリング
    の上方部分は、前記シンカ素子の延出脚部分の間で前記
    凹所に収容されるように寸法決めされその放射方向位置
    を前記支持台の上昇から独立した編針部材の変位の経路
    に関して制御する ことを特徴とする円形緯編機。 33.シンカ部材を閉じ込めるために前記上昇可能支持
    台のシンカ係合部分に対して上方位置関係に位置した環
    状カム面を有する前記シンカアセンブリ支持台に装着さ
    れた補助カムリングを含む特許請求の範囲第32項記載の
    円形緯編機。 34.前記シンカ素子の垂下脚部分は、前記シンカ部材
    の前記放射方向変位を制御するために環状カムリングの
    上方部分の側壁に係合するように離間した内面にカム突
    部を有する特許請求の範囲第32項記載の円形緯編機。 35.前記カムリングの前記側壁部分は、糸送り部材の
    前記編針部材の変位経路に関して傾斜し、編針部分の変
    位の大きさに関して前記シンカアセンブリ支持台の垂直
    位置に応じて放射方向シンカ素子変位の大きさを変化す
    るようにした特許請求の範囲第34項記載の円形緯編機。
JP62214950A 1986-08-28 1987-08-28 円形緯編機 Expired - Lifetime JP2688699B2 (ja)

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