JP2688654B2 - サーフィンボード、浮袋型ボード等の波乗りボート用推進装置 - Google Patents
サーフィンボード、浮袋型ボード等の波乗りボート用推進装置Info
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- JP2688654B2 JP2688654B2 JP63143232A JP14323288A JP2688654B2 JP 2688654 B2 JP2688654 B2 JP 2688654B2 JP 63143232 A JP63143232 A JP 63143232A JP 14323288 A JP14323288 A JP 14323288A JP 2688654 B2 JP2688654 B2 JP 2688654B2
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- pipe
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- standing plate
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、水上娯楽用具であるサーフィンボードあ
るいは長方形の浮袋型ボードに取りつけて、人力で推進
できるようにした装置に関するものである。
るいは長方形の浮袋型ボードに取りつけて、人力で推進
できるようにした装置に関するものである。
上記サーフィンボードや浮袋型ボード等の波乗りボー
ドのうち、サーフィンボードは発泡樹脂で作られ、これ
にマストを立てて帆を張り水面を航走するもの(いわゆ
るウィンドサーフィンボード)があるが、一般には、こ
れら波乗りボードは推進機能を持たず単に浮力を利用し
て遠浅の海岸で波や波がしらに乗って遊ぶものが多く用
いられている。
ドのうち、サーフィンボードは発泡樹脂で作られ、これ
にマストを立てて帆を張り水面を航走するもの(いわゆ
るウィンドサーフィンボード)があるが、一般には、こ
れら波乗りボードは推進機能を持たず単に浮力を利用し
て遠浅の海岸で波や波がしらに乗って遊ぶものが多く用
いられている。
ところで、帆走の装置を備えず、単に波乗りとして用
いられる上記のものに、なんらかの推進機能を設けれ
ば、興味を大幅に増加させることができるわけである
が、この場合の推進装置としては機械的動力を用いるこ
とは取扱上不利であるから人力に限られ、また構造上か
らは、側方に突出するオールのようなものでは他者に障
害となり、さらに操作姿勢が限られることなどから、効
率的な装置の実現は困難とされていた。
いられる上記のものに、なんらかの推進機能を設けれ
ば、興味を大幅に増加させることができるわけである
が、この場合の推進装置としては機械的動力を用いるこ
とは取扱上不利であるから人力に限られ、また構造上か
らは、側方に突出するオールのようなものでは他者に障
害となり、さらに操作姿勢が限られることなどから、効
率的な装置の実現は困難とされていた。
これに対し、この発明は側方に突出することなく、か
つ足を使って本来の姿勢のままで使用できる装置として
は、和船のろ(艪)と同様に構成することが最も好適で
ある点に着目して開発したものである。すなわち、ろは
へら状に作られ、その下部を船尾に取りつけたろべそに
はめ、上部を綱で船床につないで押引きすることにより
所要範囲の回動と同時にろ自体の傾斜動が行われるもの
であって、運動範囲が狭く、しかもその操作具合により
随時、推進方向を左右に変えることができる利点があ
る。この発明はこの作用を単に足による回動運動で行え
るようにするとともに、任意のサーフィンボードあるい
は浮袋型ボードに容易に取付できるようにしたものであ
る。
つ足を使って本来の姿勢のままで使用できる装置として
は、和船のろ(艪)と同様に構成することが最も好適で
ある点に着目して開発したものである。すなわち、ろは
へら状に作られ、その下部を船尾に取りつけたろべそに
はめ、上部を綱で船床につないで押引きすることにより
所要範囲の回動と同時にろ自体の傾斜動が行われるもの
であって、運動範囲が狭く、しかもその操作具合により
随時、推進方向を左右に変えることができる利点があ
る。この発明はこの作用を単に足による回動運動で行え
るようにするとともに、任意のサーフィンボードあるい
は浮袋型ボードに容易に取付できるようにしたものであ
る。
本発明は、立軸に立管を嵌装し、立管の上部に回動杆
を立管と若干の遊動を許す状態で支架接続し、回動杆の
両端にはペタルを軸着させ、ペタルが連杆により結ばれ
ており、ペタルに力を作用させる事により、立管が回動
可能となる状態とし、翼板に繋がる立板を、立板の中間
部に設けられている軸孔に嵌装されている水平杆によ
り、立管の下部において立管に係合させ、立板が軸孔を
軸として左右に傾動できるようにし、また、立板の上部
に設けられている長孔に嵌装されているピンにより、立
板を回動杆に係合させている推進装置を、波乗り用ボー
ドの端に取り付けたことを特徴とする波乗り用ボードで
ある。
を立管と若干の遊動を許す状態で支架接続し、回動杆の
両端にはペタルを軸着させ、ペタルが連杆により結ばれ
ており、ペタルに力を作用させる事により、立管が回動
可能となる状態とし、翼板に繋がる立板を、立板の中間
部に設けられている軸孔に嵌装されている水平杆によ
り、立管の下部において立管に係合させ、立板が軸孔を
軸として左右に傾動できるようにし、また、立板の上部
に設けられている長孔に嵌装されているピンにより、立
板を回動杆に係合させている推進装置を、波乗り用ボー
ドの端に取り付けたことを特徴とする波乗り用ボードで
ある。
この発明の実施例を図面について説明すると、第1
図、第2図、第3図において1は取付台であって所要の
波乗りボード例えばサーフィンボードの後端上面にボル
トナットあるいはクランプを介して締付固定される。2
は立軸であって、下端を取付台1に立設され、上端を取
付台1に設けた支持金具3に挿通して固定されている。
この立軸2には取付台1上に位置して立管4ならびにそ
の上方にペダル付き回動杆5が挿通され、ペダル付き回
動杆5を回動すると立管4も回動するようになっている
が、このペダル付き回動杆5は立管4上端の切欠部内を
若干遊動できる状態に嵌合取付されている。このペダル
付き回動杆5の両端にはペダル6,6が軸着され、かつこ
れらペダル6,6を結んで連杆7が設けられ、両方のペダ
ル6,6が常に同一方向に向くようになっている。
図、第2図、第3図において1は取付台であって所要の
波乗りボード例えばサーフィンボードの後端上面にボル
トナットあるいはクランプを介して締付固定される。2
は立軸であって、下端を取付台1に立設され、上端を取
付台1に設けた支持金具3に挿通して固定されている。
この立軸2には取付台1上に位置して立管4ならびにそ
の上方にペダル付き回動杆5が挿通され、ペダル付き回
動杆5を回動すると立管4も回動するようになっている
が、このペダル付き回動杆5は立管4上端の切欠部内を
若干遊動できる状態に嵌合取付されている。このペダル
付き回動杆5の両端にはペダル6,6が軸着され、かつこ
れらペダル6,6を結んで連杆7が設けられ、両方のペダ
ル6,6が常に同一方向に向くようになっている。
次に、8は翼板であって、この翼板8は、基端に固着
した立板9の中間部に設けた軸孔10を、予め立管4周面
に後方に向けて突成された水平杆11の先端に係合すると
ともに同じく立板9の上端部に設けた縦長孔12をペダル
付き回動杆5の後面に突成したピン13に係合して取付保
持されている。
した立板9の中間部に設けた軸孔10を、予め立管4周面
に後方に向けて突成された水平杆11の先端に係合すると
ともに同じく立板9の上端部に設けた縦長孔12をペダル
付き回動杆5の後面に突成したピン13に係合して取付保
持されている。
この発明は上記の構成であって、前記したように取付
台1を取付ボルトあるいはクランプ等により第4図のよ
うにサーフィンボード、あるいは第5図のように浮袋型
ボードの後端上面に固定するとともに、これら第4図、
第5図に明らかなように使用者はペダル6,6に係止した
両足を交互に動かすことにより翼板8を左右に振って前
進することができる。
台1を取付ボルトあるいはクランプ等により第4図のよ
うにサーフィンボード、あるいは第5図のように浮袋型
ボードの後端上面に固定するとともに、これら第4図、
第5図に明らかなように使用者はペダル6,6に係止した
両足を交互に動かすことにより翼板8を左右に振って前
進することができる。
この場合、ペダル付き回動杆5と立管4とは相互に若
干遊動することができるから、立管4の回動角つまり翼
板8の回動角はペダル付き回動杆5の回動角より若干小
さく、このため第6図に明らかなように立板9は軸孔10
を軸として左右に傾動し、この立板9に連なる翼板8は
左右に傾斜して、常に回動方向に向う一側縁が下方にな
る状態で動かされ、前記和船における「ろ」と同様の作
動が繰り返される。
干遊動することができるから、立管4の回動角つまり翼
板8の回動角はペダル付き回動杆5の回動角より若干小
さく、このため第6図に明らかなように立板9は軸孔10
を軸として左右に傾動し、この立板9に連なる翼板8は
左右に傾斜して、常に回動方向に向う一側縁が下方にな
る状態で動かされ、前記和船における「ろ」と同様の作
動が繰り返される。
この発明は、操作的には単に両足を介し、ペダル付き
回動杆5を左右に回動するだけでよく、この回動角を随
時調節することにより進行方向を自由に変えることもで
き、かつ翼板8の回動は低速度であるため、第三者に触
れることがあっても負傷等のおそれがなく、極めて効率
的である。また、本発明の推進装置はサーフィンボー
ド、浮袋型ボードに限らず、小型のボート等にも適用す
ることができる。
回動杆5を左右に回動するだけでよく、この回動角を随
時調節することにより進行方向を自由に変えることもで
き、かつ翼板8の回動は低速度であるため、第三者に触
れることがあっても負傷等のおそれがなく、極めて効率
的である。また、本発明の推進装置はサーフィンボー
ド、浮袋型ボードに限らず、小型のボート等にも適用す
ることができる。
図面はこの発明の実施例を示し、第1図は側面図、第2
図は平面図、第3図は後方よりみた斜面図、第4図、第
5図はそれぞれサーフィンボード、浮袋型ボードに取り
つけて使用状態を示す側面図、第6図は立板の動きを示
す説明図である。 1……取付台、2……立軸、4……立管、5……ペダル
付き回動杆、6……ペダル、8……翼板、9……立板、
11……水平杆、13……ピン。
図は平面図、第3図は後方よりみた斜面図、第4図、第
5図はそれぞれサーフィンボード、浮袋型ボードに取り
つけて使用状態を示す側面図、第6図は立板の動きを示
す説明図である。 1……取付台、2……立軸、4……立管、5……ペダル
付き回動杆、6……ペダル、8……翼板、9……立板、
11……水平杆、13……ピン。
Claims (1)
- 【請求項1】立軸に立管を嵌装し、立管の上部に回動杆
を立管と若干の遊動を許す状態で支架接続し、回動杆の
両端にはペタルを軸着させ、ペタルが連杆により結ばれ
ており、ペタルに力を作用させる事により、立管が回動
可能となる状態とし、翼板に繋がる立板を、立板の中間
部に設けられている軸孔に嵌装されている水平杆によ
り、立管の下部において立管に係合させ、立板が軸孔を
軸として左右に傾動できるようにし、また、立板の上部
に設けられている長孔に嵌装されているピンにより、立
板を回動杆に係合させている推進装置を、波乗り用ボー
ドの端に取り付けたことを特徴とする波乗り用ボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143232A JP2688654B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | サーフィンボード、浮袋型ボード等の波乗りボート用推進装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63143232A JP2688654B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | サーフィンボード、浮袋型ボード等の波乗りボート用推進装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH023595A JPH023595A (ja) | 1990-01-09 |
JP2688654B2 true JP2688654B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=15333974
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63143232A Expired - Fee Related JP2688654B2 (ja) | 1988-06-10 | 1988-06-10 | サーフィンボード、浮袋型ボード等の波乗りボート用推進装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2688654B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5014198U (ja) * | 1973-06-07 | 1975-02-14 | ||
JPS51140996U (ja) * | 1975-05-08 | 1976-11-13 |
-
1988
- 1988-06-10 JP JP63143232A patent/JP2688654B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH023595A (ja) | 1990-01-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |