JP2688465B2 - 貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置 - Google Patents
貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置Info
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- JP2688465B2 JP2688465B2 JP4245176A JP24517692A JP2688465B2 JP 2688465 B2 JP2688465 B2 JP 2688465B2 JP 4245176 A JP4245176 A JP 4245176A JP 24517692 A JP24517692 A JP 24517692A JP 2688465 B2 JP2688465 B2 JP 2688465B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、センサ出力の調整を短
時間で行うことができる、貨幣処理機におけるセンサ出
力調整装置に関する。
時間で行うことができる、貨幣処理機におけるセンサ出
力調整装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】貨幣処理機には、通過する貨幣の鑑別、
計数および通過確認等処理を行うため、出力側および入
力側の一対からなる構成の光学方式および磁気方式等の
各種センサが設けられており、これら各種センサは、そ
の入力レベル（光学方式においては受光レベル、磁気方
式においては受信レベル）を常に一定に維持しなければ
貨幣を正確に検知することができない。センサの入力レ
ベルは、温度、埃、さらにはセンサ自体の出力変動等の
影響により、常に変動するようになっているため、入力
レベルを一定レベルに維持するよう調整する調整装置
が、例えば特開平１−２１９９８９号公報に開示されて
いる。このセンサ出力調整装置は、入力レベルを予め設
定された基準値と比較し、両者の間に差があった場合に
は、出力レベルを１レベルずつ補正して入力レベルと基
準値との差が所定の範囲内に入るように調整するように
なっている。
計数および通過確認等処理を行うため、出力側および入
力側の一対からなる構成の光学方式および磁気方式等の
各種センサが設けられており、これら各種センサは、そ
の入力レベル（光学方式においては受光レベル、磁気方
式においては受信レベル）を常に一定に維持しなければ
貨幣を正確に検知することができない。センサの入力レ
ベルは、温度、埃、さらにはセンサ自体の出力変動等の
影響により、常に変動するようになっているため、入力
レベルを一定レベルに維持するよう調整する調整装置
が、例えば特開平１−２１９９８９号公報に開示されて
いる。このセンサ出力調整装置は、入力レベルを予め設
定された基準値と比較し、両者の間に差があった場合に
は、出力レベルを１レベルずつ補正して入力レベルと基
準値との差が所定の範囲内に入るように調整するように
なっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の貨幣処理機にお
けるセンサ出力調整装置は、上述したように、出力レベ
ルを１レベルずつ補正するように調整しているため、調
整に時間がかかり、その結果貨幣処理に悪影響をおよぼ
すことが予想された。したがって、本発明の目的は、調
整時間を短縮することができ、良好な貨幣処理を行うこ
とができる貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置を提
供することである。
けるセンサ出力調整装置は、上述したように、出力レベ
ルを１レベルずつ補正するように調整しているため、調
整に時間がかかり、その結果貨幣処理に悪影響をおよぼ
すことが予想された。したがって、本発明の目的は、調
整時間を短縮することができ、良好な貨幣処理を行うこ
とができる貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置を提
供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置
は、貨幣処理機に設けられ、通過する貨幣の鑑別、計数
および通過確認の少なくとも一つの処理を行い、出力側
および入力側の一対からなるセンサと、該センサの出力
を調整する制御装置とを具備するものであって、前記制
御装置は、前記センサの入力側の入力レベルから予め設
定された入力レベルの基準値を減じた後これを２で除し
これに前記入力レベルに対する前記センサの出力側の出
力レベルの割合を掛けてこれを前記出力レベルから減じ
て出力レベルの補正値を演算する処理を繰り返す２分法
処理を行うことにより、前記入力レベルが前記基準値に
対して所定の範囲内に収束するレベルに前記出力レベル
を調整することを特徴としている。
に、本発明の貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置
は、貨幣処理機に設けられ、通過する貨幣の鑑別、計数
および通過確認の少なくとも一つの処理を行い、出力側
および入力側の一対からなるセンサと、該センサの出力
を調整する制御装置とを具備するものであって、前記制
御装置は、前記センサの入力側の入力レベルから予め設
定された入力レベルの基準値を減じた後これを２で除し
これに前記入力レベルに対する前記センサの出力側の出
力レベルの割合を掛けてこれを前記出力レベルから減じ
て出力レベルの補正値を演算する処理を繰り返す２分法
処理を行うことにより、前記入力レベルが前記基準値に
対して所定の範囲内に収束するレベルに前記出力レベル
を調整することを特徴としている。
【０００５】
【作用】本発明の貨幣処理機におけるセンサ出力調整装
置によれば、制御装置が、センサの入力側の入力レベル
から予め設定された入力レベルの基準値を減じた後これ
を２で除し、これに入力レベルに対するセンサの出力側
の出力レベルの割合を掛けて、これを出力レベルから減
じて出力レベルの補正値を演算する処理を繰り返す２分
法処理を行うことにより、入力レベルが基準値に対して
所定の範囲内に収束するレベルに出力レベルを調整する
ことになる。したがって、入力レベルと基準値との差が
大きい場合には補正値を大きくし、入力レベルと基準値
との差が小さくなるにつれてその補正値を小さくするこ
とになるため、１レベルずつ出力レベルを調整するもの
に比して、入力レベルと基準値との差が大きい場合の不
要な細かい調整を省略できるため、調整時間を短縮する
ことができる。
置によれば、制御装置が、センサの入力側の入力レベル
から予め設定された入力レベルの基準値を減じた後これ
を２で除し、これに入力レベルに対するセンサの出力側
の出力レベルの割合を掛けて、これを出力レベルから減
じて出力レベルの補正値を演算する処理を繰り返す２分
法処理を行うことにより、入力レベルが基準値に対して
所定の範囲内に収束するレベルに出力レベルを調整する
ことになる。したがって、入力レベルと基準値との差が
大きい場合には補正値を大きくし、入力レベルと基準値
との差が小さくなるにつれてその補正値を小さくするこ
とになるため、１レベルずつ出力レベルを調整するもの
に比して、入力レベルと基準値との差が大きい場合の不
要な細かい調整を省略できるため、調整時間を短縮する
ことができる。
【０００６】
【実施例】本発明の一実施例による貨幣処理機における
センサ出力調整装置を以下に説明する。
センサ出力調整装置を以下に説明する。
【０００７】本実施例のセンサ出力調整装置１は、従来
周知の種々の貨幣処理機（硬貨処理機および紙幣処理機
等、図示略）に設けられ、通過する貨幣の鑑別、計数お
よび通過確認の少なくとも一つの処理を行うセンサ２
と、該センサ２の出力を調整する制御装置３とを具備す
るものである。なお、上記センサ２としては、発光器と
受光器とからなりこれらの間を貨幣を通過させる光学方
式のセンサ、あるいは発信器と受信器とからなりこれら
の間を貨幣を通過させる磁気方式のセンサ等、貨幣処理
機に採用されるもので、出力側の出力器４（光学方式に
おいては発光器、磁気方式においては発信器）および入
力側の入力器５（光学方式においては受光器、磁気方式
においては受信器）の一対からなるものであれば、従来
周知の種々のものが採用できる。
周知の種々の貨幣処理機（硬貨処理機および紙幣処理機
等、図示略）に設けられ、通過する貨幣の鑑別、計数お
よび通過確認の少なくとも一つの処理を行うセンサ２
と、該センサ２の出力を調整する制御装置３とを具備す
るものである。なお、上記センサ２としては、発光器と
受光器とからなりこれらの間を貨幣を通過させる光学方
式のセンサ、あるいは発信器と受信器とからなりこれら
の間を貨幣を通過させる磁気方式のセンサ等、貨幣処理
機に採用されるもので、出力側の出力器４（光学方式に
おいては発光器、磁気方式においては発信器）および入
力側の入力器５（光学方式においては受光器、磁気方式
においては受信器）の一対からなるものであれば、従来
周知の種々のものが採用できる。
【０００８】図１に示すように、本実施例のセンサ出力
調整装置１は、センサ２の入力器５に接続され、該入力
器５から出力される入力レベル（光学方式においては受
光レベル、磁気方式においては受信レベル）のアナログ
信号を増幅する増幅器６と、該増幅器６に接続され該増
幅器６により増幅された入力レベルのアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器７とを有しており、
また、該Ａ／Ｄ変換器７に接続され、該Ａ／Ｄ変換器７
により変換された入力レベルのデジタル信号が入力され
るとともに、予め設定された入力レベルの基準値が記憶
されている基準値記憶部８に接続され、該基準値記憶部
８から読み込まれた基準値と入力レベルとを比較して後
述する所定の処理を行って出力レベル（光学方式におい
ては発光レベル、磁気方式においては発信レベル）の設
定値のデジタル信号を出力する出力レベル制御部９と、
該出力レベル制御部９に接続され、設定値のデジタル信
号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器１０と、この
Ｄ／Ａ変換器１０に接続され、デジタル変換された設定
値により出力器４を駆動する駆動信号を出力する出力器
駆動部１１と、該出力器駆動部１１から出力された駆動
信号により出力を行う、センサ２の出力器４とを有して
いる。なお、本実施例においては、上記増幅器６、Ａ／
Ｄ変換器７、基準値記憶部８、出力レベル制御部９、Ｄ
／Ａ変換器１０および出力器駆動部１１が制御装置３を
構成するものである。
調整装置１は、センサ２の入力器５に接続され、該入力
器５から出力される入力レベル（光学方式においては受
光レベル、磁気方式においては受信レベル）のアナログ
信号を増幅する増幅器６と、該増幅器６に接続され該増
幅器６により増幅された入力レベルのアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するＡ／Ｄ変換器７とを有しており、
また、該Ａ／Ｄ変換器７に接続され、該Ａ／Ｄ変換器７
により変換された入力レベルのデジタル信号が入力され
るとともに、予め設定された入力レベルの基準値が記憶
されている基準値記憶部８に接続され、該基準値記憶部
８から読み込まれた基準値と入力レベルとを比較して後
述する所定の処理を行って出力レベル（光学方式におい
ては発光レベル、磁気方式においては発信レベル）の設
定値のデジタル信号を出力する出力レベル制御部９と、
該出力レベル制御部９に接続され、設定値のデジタル信
号をアナログ信号に変換するＤ／Ａ変換器１０と、この
Ｄ／Ａ変換器１０に接続され、デジタル変換された設定
値により出力器４を駆動する駆動信号を出力する出力器
駆動部１１と、該出力器駆動部１１から出力された駆動
信号により出力を行う、センサ２の出力器４とを有して
いる。なお、本実施例においては、上記増幅器６、Ａ／
Ｄ変換器７、基準値記憶部８、出力レベル制御部９、Ｄ
／Ａ変換器１０および出力器駆動部１１が制御装置３を
構成するものである。
【０００９】次に、上記制御装置３の調整処理につい
て、図２に示すフローチャートを参照して、ステップ毎
に説明する。
て、図２に示すフローチャートを参照して、ステップ毎
に説明する。
【００１０】〔ステップＳＰ１〕まず、本実施例のセン
サ出力調整装置１は、貨幣処理機が貨幣の鑑別、計数お
よび通過確認のいずれの処理を行っていない場合すなわ
ち貨幣が搬送されていない状態においてセンサ２の出力
調整を行うため、貨幣の搬送が行われているか否かを所
定時間のセンサ２からの信号の有無等により判定し、貨
幣の搬送が行われている場合には〔ステップＳＰ２〕に
進み、そうでない場合には、〔ステップＳＰ３〕進む。
なお、貨幣処理機が始動された直後は貨幣の搬送が行わ
れていないため、必ず出力調整が行われることになる。
サ出力調整装置１は、貨幣処理機が貨幣の鑑別、計数お
よび通過確認のいずれの処理を行っていない場合すなわ
ち貨幣が搬送されていない状態においてセンサ２の出力
調整を行うため、貨幣の搬送が行われているか否かを所
定時間のセンサ２からの信号の有無等により判定し、貨
幣の搬送が行われている場合には〔ステップＳＰ２〕に
進み、そうでない場合には、〔ステップＳＰ３〕進む。
なお、貨幣処理機が始動された直後は貨幣の搬送が行わ
れていないため、必ず出力調整が行われることになる。
【００１１】〔ステップＳＰ２〕出力器４による出力レ
ベルを固定して〔ステップＳＰ１〕に戻る。すなわち、
貨幣の搬送が行われている間は、出力器４の出力をその
まま維持する。 〔ステップＳＰ３〕出力調整を行うため、まず出力器４
によりそのまま出力を行わせ〔ステップＳＰ４〕に進
む。 〔ステップＳＰ４〕入力器５により前記出力器４の出力
を受け、入力レベルのアナログ信号を増幅器６に出力し
て増幅処理を行わせ〔ステップＳＰ５〕に進む。
ベルを固定して〔ステップＳＰ１〕に戻る。すなわち、
貨幣の搬送が行われている間は、出力器４の出力をその
まま維持する。 〔ステップＳＰ３〕出力調整を行うため、まず出力器４
によりそのまま出力を行わせ〔ステップＳＰ４〕に進
む。 〔ステップＳＰ４〕入力器５により前記出力器４の出力
を受け、入力レベルのアナログ信号を増幅器６に出力し
て増幅処理を行わせ〔ステップＳＰ５〕に進む。
【００１２】〔ステップＳＰ５〕増幅器６により増幅さ
れた入力レベルのアナログ信号をＡ／Ｄ変換器７におい
てデジタル信号に変換し〔ステップＳＰ６〕に進む。 〔ステップＳＰ６〕出力レベル制御部９が、基準値記憶
部８から予め設定された入力レベルの基準値Ｃを読み込
み、実際の入力レベルＢと基準値Ｃとの差を判定する。
そしてＢ−Ｃが所定の許容範囲内にある場合には、Ｂ−
Ｃ＝０であり入力レベルが良好であると判定して〔ステ
ップＳＰ１〕に戻り、Ｂ−Ｃ＝０でない場合には、調整
が必要であるとして〔ステップＳＰ７〕に進む。
れた入力レベルのアナログ信号をＡ／Ｄ変換器７におい
てデジタル信号に変換し〔ステップＳＰ６〕に進む。 〔ステップＳＰ６〕出力レベル制御部９が、基準値記憶
部８から予め設定された入力レベルの基準値Ｃを読み込
み、実際の入力レベルＢと基準値Ｃとの差を判定する。
そしてＢ−Ｃが所定の許容範囲内にある場合には、Ｂ−
Ｃ＝０であり入力レベルが良好であると判定して〔ステ
ップＳＰ１〕に戻り、Ｂ−Ｃ＝０でない場合には、調整
が必要であるとして〔ステップＳＰ７〕に進む。
【００１３】〔ステップＳＰ７〕出力レベル制御部９で
は、センサ２の入力器５からの入力レベルＢから予め設
定された入力レベルの基準値Ｃを減じた値を２で除し、
これに入力レベルＢに対するセンサ２の〔ステップＳＰ
３〕において出力された出力レベルＡの割合Ｄ（Ｄ＝Ａ
／Ｂ）を掛けて、これを出力レベルＡから減じることに
より、補正値Ｅを演算する。すなわち、 Ｅ＝Ａ−Ｄ｛（Ｂ−Ｃ）／２｝ そして、〔ステップＳＰ８〕に進む。 〔ステップＳＰ８〕上記補正値Ｅにしたがって出力器４
の出力を補正し〔ステップＳＰ３〕に戻る。
は、センサ２の入力器５からの入力レベルＢから予め設
定された入力レベルの基準値Ｃを減じた値を２で除し、
これに入力レベルＢに対するセンサ２の〔ステップＳＰ
３〕において出力された出力レベルＡの割合Ｄ（Ｄ＝Ａ
／Ｂ）を掛けて、これを出力レベルＡから減じることに
より、補正値Ｅを演算する。すなわち、 Ｅ＝Ａ−Ｄ｛（Ｂ−Ｃ）／２｝ そして、〔ステップＳＰ８〕に進む。 〔ステップＳＰ８〕上記補正値Ｅにしたがって出力器４
の出力を補正し〔ステップＳＰ３〕に戻る。
【００１４】以上〔ステップＳＰ３〕〜〔ステップＳＰ
８〕の２分法処理を、Ｂ−Ｃ＝０と判定されるまで繰り
返すことになる。したがって、本実施例においては、上
記２分法処理の繰り返しにより入力レベルＢが基準値Ｃ
に対して所定の範囲内に収束するレベルに出力レベルＡ
を調整することになり、よって、入力レベルＢと基準値
Ｃとの差が大きい場合には補正値Ｅを大きくし、入力レ
ベルＢと基準値Ｃとの差が小さくなるにつれてその補正
値Ｅを小さくすることになるため、１レベルずつ出力レ
ベルを調整するものに比して、入力レベルＢと基準値Ｃ
との差が大きい場合の不要な細かい調整を省略できるた
め、調整時間を短縮することができ、良好な貨幣処理を
行うことができる。
８〕の２分法処理を、Ｂ−Ｃ＝０と判定されるまで繰り
返すことになる。したがって、本実施例においては、上
記２分法処理の繰り返しにより入力レベルＢが基準値Ｃ
に対して所定の範囲内に収束するレベルに出力レベルＡ
を調整することになり、よって、入力レベルＢと基準値
Ｃとの差が大きい場合には補正値Ｅを大きくし、入力レ
ベルＢと基準値Ｃとの差が小さくなるにつれてその補正
値Ｅを小さくすることになるため、１レベルずつ出力レ
ベルを調整するものに比して、入力レベルＢと基準値Ｃ
との差が大きい場合の不要な細かい調整を省略できるた
め、調整時間を短縮することができ、良好な貨幣処理を
行うことができる。
【００１５】なお、出力レベルＡ、入力レベルＢ、入力
レベルの基準値Ｃ、補正値Ｅは、例えば電圧の大きさで
ある。
レベルの基準値Ｃ、補正値Ｅは、例えば電圧の大きさで
ある。
【００１６】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の貨幣処理
機におけるセンサ出力調整装置によれば、２分法処理の
繰り返しにより入力レベルが基準値に対して所定の範囲
内に収束するレベルに出力レベルを調整することにな
り、よって、入力レベルと基準値との差が大きい場合に
は補正値を大きくし、入力レベルと基準値との差が小さ
くなるにつれてその補正値を小さくすることになるた
め、１レベルずつ出力レベルを調整するものに比して、
入力レベルと基準値との差が大きい場合の不要な細かい
調整を省略できるため、調整時間を短縮することがで
き、良好な貨幣処理を行うことができる。
機におけるセンサ出力調整装置によれば、２分法処理の
繰り返しにより入力レベルが基準値に対して所定の範囲
内に収束するレベルに出力レベルを調整することにな
り、よって、入力レベルと基準値との差が大きい場合に
は補正値を大きくし、入力レベルと基準値との差が小さ
くなるにつれてその補正値を小さくすることになるた
め、１レベルずつ出力レベルを調整するものに比して、
入力レベルと基準値との差が大きい場合の不要な細かい
調整を省略できるため、調整時間を短縮することがで
き、良好な貨幣処理を行うことができる。
【図１】本発明の一実施例による貨幣処理機におけるセ
ンサ出力調整装置を示すブロック図である。
ンサ出力調整装置を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例による貨幣処理機におけるセ
ンサ出力調整装置の制御装置の制御内容を示すフローチ
ャートである。
ンサ出力調整装置の制御装置の制御内容を示すフローチ
ャートである。
１ センサ出力調整装置 ２ センサ ３ 制御装置 Ａ 出力レベル Ｂ 入力レベル Ｃ 基準値 Ｄ 割合 Ｅ 補正値
Claims (1)
- 【請求項１】 貨幣処理機に設けられ、通過する貨幣の
鑑別、計数および通過確認の少なくとも一つの処理を行
い、出力側および入力側の一対からなるセンサと、該セ
ンサの出力を調整する制御装置とを具備するセンサ出力
調整装置において、 前記制御装置は、前記センサの入力側の入力レベルから
予め設定された入力レベルの基準値を減じた後これを２
で除しこれに前記入力レベルに対する前記センサの出力
側の出力レベルの割合を掛けてこれを前記出力レベルか
ら減じて出力レベルの補正値を演算する処理を繰り返す
２分法処理を行うことにより、前記入力レベルが前記基
準値に対して所定の範囲内に収束するレベルに前記出力
レベルを調整することを特徴とする貨幣処理機における
センサ出力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4245176A JP2688465B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4245176A JP2688465B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0696333A JPH0696333A (ja) | 1994-04-08 |
| JP2688465B2 true JP2688465B2 (ja) | 1997-12-10 |
Family
ID=17129744
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4245176A Expired - Fee Related JP2688465B2 (ja) | 1992-09-14 | 1992-09-14 | 貨幣処理機におけるセンサ出力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2688465B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101388050B1 (ko) * | 2007-12-24 | 2014-04-23 | 노틸러스효성 주식회사 | 센서 자동 보정 방법 |
-
1992
- 1992-09-14 JP JP4245176A patent/JP2688465B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0696333A (ja) | 1994-04-08 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970729 |
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