JP2688196B2 - 画像情報再生装置 - Google Patents

画像情報再生装置

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JP2688196B2
JP2688196B2 JP62131704A JP13170487A JP2688196B2 JP 2688196 B2 JP2688196 B2 JP 2688196B2 JP 62131704 A JP62131704 A JP 62131704A JP 13170487 A JP13170487 A JP 13170487A JP 2688196 B2 JP2688196 B2 JP 2688196B2
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アナログ画像情報を記録するアナログ画像
情報記録モードか、或はデジタル画像情報を記録するデ
ジタル画像情報記録モードかの何れかに従って画像情報
が記録されているテープ状磁気記録媒体より画像情報を
再生する画像情報再生装置に関するものである。 [従来の技術] 現在知られているアナログ方式のVTR(ビデオテープ
レコーダ)として、β方式あるいはVHS方式の1/2インチ
家庭用VTRが広く知られている。その他のVTRとして、業
務用1インチVTRが用いられているが、いずれにして
も、これらVTRは全てアナログ信号を記録するものであ
る。 また、デジタルVTRについては記録信号の形態がアナ
ログVTRと全く異っているため、アナログVTRによって記
録された磁気テープを再生することは、全く考えられて
いない。 [発明が解決しようとする問題点] ところが、家庭用の1/2インチVTRが非常に普及してい
る現状を鑑みると、遠い状来は別として、デジタルVTR
のみならずアナログVTRの併存が必要不可欠となってく
る。 換言すれば、過去に記録したアナログ画像を再生する
際にはアナログVTRを、またデジタル画像を再生する際
にはデジタルVTRをそれぞれ使い分けなければならない
という不都合が生じる。 よって本発明の目的は、アナログ画像情報を記録する
アナログ画像情報記録モードか、或はデジタル画像情報
を記録するデジタル画像情報記録モードかの何れかに従
って画像情報が記録されているテープ状磁気記録媒体よ
り、アナログ画像情報か或はデジタル画像情報かを、特
別な操作を必要とせずに、最適且つ確実な状態で再生す
ることができる画像情報再生装置を提供することにあ
る。 [問題点を解決するための手段] 本発明に係る画像情報再生装置は、アナログ画像情報
を記録するアナログ画像情報記録モードか、或はデジタ
ル画像情報を記録するデジタル画像情報記録モードの何
れかに従って画像情報が記録されているテープ状磁気記
録媒体より画像情報を再生する装置であって、互いに異
なる複数種のテープ搬送速度のうちの何れかの速度で前
記テープ状磁気記録媒体を搬送するためのテープ搬送手
段と、前記テープ状磁気記録媒体に記録されている画像
情報が前記アナログ画像情報記録モードに従って記録さ
れたアナログ画像情報であるか或は前記デジタル画像情
報記録モードに従って記録されたデジタル画像情報であ
るかを判別するための判別手段と、前記判別手段におけ
る判別結果を用いて、前記テープ搬送手段におけるテー
プ状磁気記録媒体の再生動作時のテープ搬送速度を前記
複数種のテープ搬送速度の中から決定する再生動作制御
手段とを備えたものである。 [作 用] 上述の構成により、テープ状磁気記録媒体より、アナ
ログ画像情報か或はデジタル画像情報かを、特別な操作
を必要とせずに最適且つ確実な状態で再生することがで
きる。 [実施例] 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明する。 第1図は、本発明を適用したアナログ/デジタル兼用
VTRの一実施例を示すブロック図である。本図におい
て、 2はアナログビデオ信号の入力端子、 SW1はアナログ記録モードあるいはデジタル記録モード
を選択する切換スイッチ、 4はアナログ・ディジタル(A/D)コンバータ、 6記録用デジタル信号処理回路、 7は記録用アナログ信号処理回路、 8は信号の切換/分配器、 10A〜10Eは増幅器、 12は回転ヘッドシリンダである。 H−1〜H〜5は90゜おきに配置したビデオヘッドで
あり、各ヘッドは図示したようなアジマス角を有してい
る。これらビデオヘッドのうちH−4およびH−2は18
0゜対向した逆アジマスヘッドであり、通常のアナログ
信号を記録/再生する場合、あるいはデジタル信号を記
録/再生する際の一態様として使用する場合(第6図
(B)に関して後に詳述する)に用いる。 14はシリンダ1800rpm(標準速)もしくは3600rpm(2
倍速)で回転させるシリンダモータ、 16Aおよび16Bはローディングポスト、 17はキャプスタン、 18は磁気テープ、 19A〜19Bは増幅器、 20は信行の切換/結合器、 22は再生用デジタル信号処理回路、 24はD/Aコンバータ、 SW2は入力ビデオ信号の切換スイッチ、 26は再生用アナログ信号処理回路、 28は磁気テープに記録されている信号形態(アナログ/
デジタル)を識別するためのアナログ・デジタル判別回
路、 30はキャプスタン制御回路、 32はシリンダモータ制御回路、 34はシステムコントローラである。 第2図は、第1図に示したVTRをデジタルモードで記
録/再生する場合の動作ブロック図である。本図には、
デジタル信号処理回路6および22の構成をより詳細に示
してある。 上記デジタルモード記録/再生の動作は、次に述べる
とおりである。 記録時には、まず、入力ビデオ信号をA/Dコンバータ
4に導入してデジタルデータに交換する。この時の符号
化方式はNTSC方式に従ったコンポジット符号化であれ
ば、色副搬送波周波数(fsc)の3倍(3fsc)あるいは
4倍(4fsc)のサンプリングレートを設定し、量子化レ
ベルとして7ビットあるいは8ビットを選択するのが好
適である。 このようにして得られたデジタルデータは約100Mbps
のデータレイトを有することになるので、例えばVHS等
のカセットテープに記録するには情報の帯域が広すぎ
る。そこで、帯域圧縮器6Aを用いてデータ量を約4分の
1に削減する。具体的には、次のようにする。 今、有効画面を76%とすると、周知のサブサンプルに
より情報量を1/2に圧縮し、DPCM(差分PCM符号化)によ
り1サンプル当り7ビットの情報を4ビットに圧縮す
る。いま、次段6Bの冗長符号付加による増加率を15%と
して計算すると、 0.76×0.5×4/7×1.15≒1/4 となり、上述の方法によると全体で情報量を4分の1に
圧縮できることになる。 冗長符号付加回路6Bでは、磁気記録/再生に伴う伝送
誤り,ドロップアウト等の対策として誤り訂正符号を付
加するほか、特殊再生のためのブロックIDワードや、デ
ータ再生のための同期パルスを付加する。 次断の変調回路6Cでは、電磁変換系(ロータリートラ
ンス,アジマスヘッドなど)の特性に適したスペクトラ
ムが得られるように、低域抑圧特性を有するデジタル符
号変換を行う。具体的には、画像信号の特徴を利用した
適応型符号化や冗長符号を付加するn−m変換などを用
いるのが好適である。本実施例では、DPCM符号化を行っ
ていることから適応型符号化の手法を用いることができ
ないので、n−m(8−10や8−9など)変換方式を採
る。 そして、後に記述するトラック形成過程(第6図
(B)〜第6図(D)を参照して説明する)に従って、
デジタルデータが磁気テープ18上に記録されていく。 第3図は、磁気テープ18上に形成されたトラックパタ
ーンの一例を示している。 再生時には、復調回路22Cにおいて波形等化処理を行
い、変調時と逆の変換(逆のルックアップテーブルを用
いれば良い)を行って元の符号系列に戻す。 誤り検出・訂正回路22Bでは誤り検出を行い、訂正可
能な誤りについては誤り訂正を行う。他方、訂正能力を
越える誤りについては、他の正しいデータによりデータ
補間を行う。また、記録時の誤り訂正処理としてバース
ト誤り対策のためデータ列の組み換えを行なうインター
リーブ処理を行っている場合には、元のデータ列に復元
するデ・インターリーブ処理を行う。誤り検出および訂
正符号としては、例えばCIRS(クロスインターリーブリ
ードソロモン)符号を用いることもできる。ただし、特
殊再生や編集を考慮した場合には、全てのデータ列に対
してインターリーブ処理を行なうことができないのでイ
ンターリーブの範囲が限定される。 帯域伸長回路22Aでは、帯域圧縮器6Aと逆の変換を行
なう。すなわち、DPCM符号化された差分データからPCM
データを生成し(4ビット→7ビット)、サブサンプル
により間引かれた画素に対応するデータを他のデータに
より補間し、映像信号とするために同期信号等のブラン
キング部分を付加する。 最終段のD/Aコンバータ24では、このようにして再生
されたデジタルデータをアナログ信号に戻し、一般のモ
ニターテレビに適合する信号に変換する。 なお、これまで述べた再生時の動作説明では、アナロ
グ・デジタル判別回路28によって、磁気テープ18にデジ
タル信号が記録されていることが予め判別されているも
のとする。 第4図は、第1図に示した再生用アナログ信号処理回
路26の詳細な構成を示すブロック図である。本図中、26
A〜26Cは輝度信号を再生するためのブロックである。す
なわち、26Aは磁気テープ18に記録されているFM信号を
抽出する高域通過フィルタ(HPF)、26Bは白黒画像を復
元するためのFM復調器、26Cは色信号と時間合わせを行
うための遅延線である。他方の26D〜26Fは色信号を再生
するためのブロックである。すなわち、26Dは低域変換
色信号を抽出する低域通過フィルタ、26Eは周波数変換
(767kHz→3.58MHz)を行う周波数変換器、26Fは上記周
波数変換に伴って生じる不要な周波数成分を除去するた
めの帯域通過フィルタ(BPF)である。また、26Gは混合
器であり、複合カラーテレビ信号を復元する。 但し、第4図に示した動作モードに設定する前提とし
て、磁気テープ18にアナログ信号が記録されていること
を、アナログ・デジタル判別回路28によって予め識別し
ておく必要がある。 すなわち、アナログ・デジタル判別回路28によってア
ナログ信号が記録されているものと判別されると、回転
ヘッドシリンダ12に対向取付けされた2個のビデオヘッ
ドH−2およびH−4(互いに逆符号のアジマス角を有
している)から得られた信号は、それぞれ増幅器19Bお
よび19Dを介して高域通過フィルタ26Aおよび低域通過フ
ィルタ26Dに供給される。その後の信号処理過程は、周
知のとおりであるので、説明を省略する。 かくして、切換スイッチSW2を介して、ビデオ出力が
得られる。 第5図は、磁気テープからアナログ信号を再生するた
めの別実施例を示すブロック図である。本実施例におい
ては、第4図に関して述べたビデオヘッドH−2,H−4
ならびに増幅器19B,19Dを使用するが、再生用アナログ
信号処理回路26は使用しない。このアナログ信号処理回
路26を用いる代わりに、第5図に示す本実施例ではA/D
コンバータ4,デジタル信号処理回路22,D/Aコンバータ24
を用いてデジタル処理を行っている。すなわち、この実
施例においては、A/Dコンバータとして別個独立の回路
を用いるのではなく、デジタル信号記録用として記録側
回路に既に装備されているA/Dコンバータ4(第1図参
照)を共用している。同様に、デジタル信号再生用とし
て既に装備されている再生用デジタル信号処理回路22お
よびD/Aコンバータ24(第1図参照)をそのまま用いて
いる。 かかる共用を実現するためには、図示しない切換スイ
ッチ等により上記各ブロック図を縦続接続する必要があ
るが、通常の切換技術を用いて実現することができるの
で、詳細な説明は省略する。 このように、ビデオヘッドH−2およびH−4から得
られたアナログ信号をデジタル化して処理することによ
り、種々の画像処理(例えば、ストップモーション表
示,オーバーラップ表示,分割表示)を行うことができ
るほか、デジタルVTRとして必要なA/Dコンバータ等を共
用することができるので、製造コスト高を招来すること
もない。 第6図(A)〜(D)は、回転ヘッドシリンダ12およ
びキャプスタン17の回転速度と記録/再生トラックパタ
ーンとの関連を説明する図である。本図の右側に示した
トラックパターン中の数字“1"ないし“5"は、それぞれ
ビデオヘッドH−1ないしH−5が図示した位置に現に
置かれていることを示す。さらに、トラック中の斜線部
分は既にトレースが終了していることを示す。 第6図(A)は、アナログ信号を記録/再生するため
の動作説明図である。ここでは、回転ヘッドシリンダを
1800rpm(標準速:X1)とし、かつ、キャプスタンを標準
速(X1)で回転させる。また、ビデオヘッドとして、18
0゜対向している逆アジマスヘッドH−2およびH−4
を用いる。ここで、回転ヘッドシリンダおよびキャプス
タンの回転速度は、システムコントローラ34(第1図参
照)によって制御される。 第6図(B)は、デジタル信号を記録/再生するため
の動作態様を説明する図である。本図に示す記録/再生
の態様では、回転ヘッドシリンダおよびキャプスタンが
共に標準速(X1)となるよう、システムコントローラ34
(第1図参照)によって制御される。また、本図に示す
記録/再生の態様は、デジタルモードとして記録/再生
する場合の最長時間モードとなる。なお、ビデオヘッド
としてはアナログ記録/再生時に用いた180゜対向の逆
アジマスヘッドH−2およびH−4を用いる。 第6図(C)は、90゜ずつ離れて配置された4個のビ
デオヘッドH−4,H−5,H−1,H−3を用いてデジタル信
号を記録/再生する場合の動作態様を示す図である。本
態様では、システムコントローラ34により、回転ヘッド
シリンダが標準速(X1)に、キャプスタンが2倍速(X
2)に設定される。 この時のヘッド位置は、図の右側に示すとおりであ
る。例えば、ヘッドH−3のトレースが完了した時点で
は、ヘッドH−1のトレースも半分完了している。それ
と同時に、ヘッドH−5のトレースが新たに開始され
る。なお、これら4個のビデオヘッドは、先に述べたと
おり、互いに逆方向のアジマス角を有している。 第6図(D)は、最も解像度の高いデジタル画像を記
録する場合の動作態様を示す図である。本態様では、シ
ステムコントローラ34により、回転ヘッドシリンダが2
倍速(X2)に、キャプスタンが4倍速(X4)に設定され
る。なお、本図の右側に示したトレース済み完了部分
(斜線部分)のうち、“(5)”および“(4)”と示
した部分は、それぞれヘッドH−5およびH−4によっ
てトレースが完了していることを表わしている。 上述した第6図(B)〜(D)のデジタル記録/再生
モードでは記録/再生される情報量がそれぞれ異るた
め、帯域圧縮器6Aにおける符号化および帯域伸長器22A
における復元処理の内容(量子化レベル数,ビットレー
ト等)を適宜変更する必要がある。 また、第6図(A)〜(D)に示した各トラックの幅
は全て同じである。換言すれば、本実施例ではヘッドH
−1〜H−5の物理的形状を均一にして、アナログ/デ
ジタル方式のいずれにも適用し得るものとしてある。 第6図(A)〜(D)については、ビデオヘッドを90
゜おきに配置した4ヘッドタイプを用いて説明したが、
第7図に示すような180゜対向2ヘッドを高速回転させ
ることにより、種々のトラックを形成することもでき
る。 第7図は、アジマス角が±6゜である180゜対向のヘ
ッドA,Bを示す図である。いま、回転ヘッドシリンダ40
の回転数を標準速(1800rpm)とし、かつキャプスタン
についても標準速に設定することにより、第6図(A)
および(B)に示すトラックを形成することができる。 また、回転ヘッドシリンダおよびキャプスタンを共に
2倍速で回転させることにより、第6図(C)に示すト
ラックを形成することができる。 更に、回転ヘッドシリンダおよびキャプスタンを共に
4倍速で回転させることにより、第6図(D)に示すト
ラックを形成することができる。 次に、第8図〜第12図を参照して、アナログ・デジタ
ル判別回路28(第1図参照)の種々な回路構成を説明す
る。 第8図に示す回路は、磁気テープ18にカラーバースト
信号が記録されているか否かを識別することにより、ア
ナログ記録あるいはデジタル記録の判別を行うものであ
る。すなわち、デジタル記録時には低域抑圧変調方式が
採られているため低域周波数成分が少ないのに対して、
アナログ記録時にはカラーバースト信号が含まれている
ため、当該低域成分のレベル差に差異が生じる。そこ
で、かかるレベル差を検出するために本図に構成を採
る。 第8図において、42はビデオヘッドを介して得られる
RF入力信号を入力し、低域変換色信号のキャリア周波数
を中心にして所定の低域(700kHz以下)信号を通過させ
る帯域通過フィルタ(BPF)である。44はレベル検出
器、46はしきい値Thと比較してH(ハイ)レベルまたは
L(ロー)レベルの信号を送出する比較器である。 その結果、比較器46からHレベルの信号が出力されて
いるときにはアナログ記録が、他方、Lレベルの信号が
出力されているときにはデジタル記録がなされているも
のと判別する。 第9図に示す回路は、復調された輝度(Y)信号中に
水平同期信号Hsyncが含まれているか否かにより、アナ
ログ記録/デジタル記録の判別を行うものである。本図
において、26Bは第4図において示したFM復調器であ
り、復調された輝度信号を送出する。50は水平同期信号
抽出回路であり、同期パルスaを出力する。52は同期パ
ルスaを計数するカウンタ、54は上記カウンタ52に対し
てリセットパルスbを出力する1/N分周器、56はカウン
タの出力が“N"であるか否かを識別する比較器である。 本回路によれば、比較器56の出力が =Nのときアナログ記録 ≠Nのときデジタル記録 がなされているものと判別することができる。 第10図に示す回路は、デジタル画像データに付随して
記録されている“クロックランイン”(プリアンブル)
信号や“同期パルス”が検出されるか否かによって、ア
ナログ記録/デジタル記録の判別を行うものである。な
お、ここでいう“クロックランイン”とはVTR内部の発
振器とテープ上のクロックとの同期を採るための信号
を、また“同期パルス”とはデジタル画像データの記録
開始点を表わす信号である。 第10図において、58はビデオヘッドからの出力信号を
入力する前置増幅器、60は波形等化器、62は位相ロック
回路、64はゲート回路、66は同期信号発生回路、68はデ
ータ処理回路である。また、aはPLLロックフラグ、b
は同期パルス(sync)検出信号である。上記位相ロック
回路62は、図の下方に示すように、位相比較器62A,電圧
制御型発振器62Bおよび比較器62を含んでいる。 そして、PLLロックフラグaあるいはsync検出信号b
の有無により、アナログ記録/デジタル記録を判別する
ことができる。 第11図に示す回路は、再生用デジタル信号プロセッサ
22に含まれている誤り検出・訂正回路22B(第1図,第
2図参照)からエラーフラグが送出される回数を計数す
ることにより、デジタル信号であるか否かを判別するも
のである。すなわち、アナログ信号を誤り検出・訂正回
路22Bに供給した場合には、連続的に誤り検出がなされ
ることから、アナログ信号が記録されているものと判断
する。 第11図において、22Bは誤り検出がなされる度にエラ
ーフラグを出力する誤り検出・訂正回路、70はエラーフ
ラグの個数を計数するカウンタ、72は比較器である。そ
の結果、カウンタ70のカウント値がN(しきい値)より
大であるときにはアナログ記録、その他のときにはデジ
タル記録がなされているものと判別する。 なお、本実施例においてこれまで述べてきたコントロ
ールトラック(CTL)サーボ方式の他に、各トラック毎
にサーボ用パイロット信号を重畳させる方式を採ること
も可能である。 また、従来から知られているサーボ用パイロット信号
方式では、低域変換色信号より更に低い周波数領域に、
所定周波数のパイロット信号f1〜f4がトラック毎に順次
書き込まれていた。他方、デジタル記録されたデータは
低域抑圧されていることから、かかるパイロット信号の
周波数領域には低レベルの信号成分が存在しないことに
なる。 そこで、本発明の一実施例においては、第12図に示す
ように4種類のパイロット信号f1〜f4の他に“デジタル
記録”されていることを表わす信号“f0"を予め記録し
ておく。このときの周波数スペクトルは、第13図に示す
とおりとなる。また、前記4種類のパイロット信号f1
f4を用いてビデオヘッドをトラックに追従させ動かすDT
F(ダイナミック・トラック・フォローイング)制御を
行う場合については、従来から知られている方式を採れ
ばよいので、説明は省略する。 第14図は、上記パイロット信号f0を検出してアナログ
記録/デジタル記録の判別を行うための回路図である。
本図において、74はパイロット信号f0の有無を検出する
f0検出器、76はクロック周波数近傍の信号を通過させる
帯域通過フィルタ、78はf0検出器74によって検出された
信号がしきい値Th1以上のレベルを有するときに論理
“1"の信号を出力する比較器、80は帯域通過フィルタ76
の出力レベルがしきい値Th2以上のときに論理“1"の信
号を出力する比較器、82はアンドゲートである。そし
て、アンドゲート82から論理“1"の信号が出力されたと
き、磁気テープ18にはデジタル記録がなされているもの
と判別することができる。 [発明の効果] 以上説明してきたように、本発明により、アナログ画
像情報を記録するアナログ画像情報記録モードか、或は
デジタル画像情報を記録するデジタル画像情報記録モー
ドかの何れかに従って画像情報が記録されているテープ
状磁気記録媒体より、アナログ画像情報か或はデジタル
画像情報かを、特別な操作を必要とせずに、最適且つ確
実な状態で再生することができる画像情報再生装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例全体を示すブロック図、 第2図はデジタル記録/デジタル再生モード時の動作を
示すブロック図、 第3図はデジタル記録されたビデオトラックの一例を示
す図、 第4図はアナログ再生モード時の動作を示すブロック
図、 第5図はアナログ再生モード時のその他の動作を示すブ
ロック図、 第6図(A)〜(D)は第1図に示した実施例によって
形成されたビデオトラックを示す図、 第7図は180゜対向の逆アジマスヘッドを示す図、 第8図はカラーバーストの有無によってアナログ・デジ
タル判別を行うためのブロック図、 第9図は水平同期信号の有無によってアナログ・デジタ
ル判別を行うためのブロック図、 第10図はプリアングルあるいは同期パルスの有無によっ
てアナログ・デジタル判別を行うためのブロック図、 第11図はエラーレートの大小によってアナログ・デジタ
ル判別を行うためのブロック図、 第12図はビデオトラックに記録されたパイロット信号f0
〜f4を示す図、 第13図はパイロット信号を映像信号との関係を示すスペ
クトル図、 第14図はパイロット信号f0の有無に基づいてアナログ・
デジタル判別を行うためのブロック図である。 4……A/Dコンバータ、 6……記録用デジタル信号処理回路、 8……切換/分配器、 12……回転ヘッドシリンダ、 16A,16B……ローディング・ポスト、 18……磁気テープ、 20……切換/結合器、 22……再生用デジタル信号処理回路、 24……D/Aコンバータ、 26……再生用アナログ信号処理回路、 28……アナログ・デジタル判別回路、 30……キャプスタン制御回路、 32……シリンダモータ制御回路、 34……システムコントローラ。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.アナログ画像情報を記録するアナログ画像情報記録
    モードか、或はデジタル画像情報を記録するデジタル画
    像情報記録モードの何れかに従って画像情報が記録され
    ているテープ状磁気記録媒体より画像情報を再生する装
    置であって、 互いに異なる複数種のテープ搬送速度のうちの何れかの
    速度で前記テープ状磁気記録媒体を搬送するためのテー
    プ搬送手段と、 前記テープ状磁気記録媒体に記録されている画像情報が
    前記アナログ画像情報記録モードに従って記録されたア
    ナログ画像情報であるか或は前記デジタル画像情報記録
    モードに従って記録されたデジタル画像情報であるかを
    判別するための判別手段と、 前記判別手段における判別結果を用いて、前記テープ搬
    送手段におけるテープ状磁気記録媒体の再生動作時のテ
    ープ搬送速度を前記複数種のテープ搬送速度の中から決
    定する再生動作制御手段とを備えたことを特徴とする画
    像情報再生装置。
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