JP2686601B2 - 機械装置用書類格納筒 - Google Patents

機械装置用書類格納筒

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JP2686601B2
JP2686601B2 JP21676895A JP21676895A JP2686601B2 JP 2686601 B2 JP2686601 B2 JP 2686601B2 JP 21676895 A JP21676895 A JP 21676895A JP 21676895 A JP21676895 A JP 21676895A JP 2686601 B2 JP2686601 B2 JP 2686601B2
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Inventor
▲たかし▼ 松岡
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マツオカ建機株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場内に定置する機械
装置や、屋外を移動して所定の工事等を行う建設機械等
の各種機械装置に装着して、その機械装置のそれぞれの
取扱い説明書や取扱い注意書等の必要書類を格納し、必
要なときに随時取り出して使用するのに用いる機械装置
用書類格納筒に関するものである。
【0002】
【従来の技術】機械装置は、それぞれの装置の構造説明
や取扱い方法・取扱い上の注意をまとめた書類・図面が
準備されており、それぞれの機械装置の使用者が安全に
して正しく操作するように配慮されている。しかし、各
種機械装置には、その書類を収納保管する専用の書類ポ
ケット等が設定されていないので、使用者が機械装置か
ら離れた適当な保管場所に収納して必要なときに取り出
して使用したり、機械装置に吊り下げておいて、必要な
ときに使用する方法が一般に定着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の取扱い説
明書類等の保管方法によると、保管場所が定常化されて
おらず、使用者個々の意志による適宜保管となるので、
書類の散逸・紛失を生じたり、或は、汚損して読みづら
くなることがあり、特に、使用者が変ったときや不在の
ときは、その書類さがしに無駄な時間と手数を要するこ
とがあり、機械装置を安全にして性能良く操作するため
の必要書類の利用性・活用性に欠ける不具合がある。そ
して、特に屋外を移動する建設機械類においては、その
不具合が顕著になる。
【0004】一方、製造物責任法(PL法)の施行によ
って、特に機械装置の使用上の安全確保の観点から、必
要なときに前記書類を的確に取り出して即時有効に利用
できる書類保管システムの開発が当該分野において強く
求められている。
【0005】本発明は、以上の従来技術の難点を解消
し、併せて、当該分野の技術要求に応える機械装置用書
類格納筒を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上の技術課題を解決す
る本発明の機械装置用書類格納筒は、「機械装置の取り
扱い説明書・取り扱い注意書等の使用上の必要書類を、
筒端の出入口から出し入れ自在に収納する格納筒主部
と、前記格納筒主部を保持して前記機械装置に取着固定
する保持ブラケットからなり、前記格納筒主部は、少く
とも一側の筒端を前記出入口に形成して、脱着自在の出
入口蓋を備えた両端閉鎖筒体からなる構造」になってい
る。
【0007】即ち、本発明の書類格納筒は、機械装置の
フレームの任意箇所に定設して、当該機械装置の使用上
の必要書類を丸めたり折たたみ収納して定置保管し、誰
しもが必要なときに的確かつ迅速に取り出して利用でき
るようにしたもので、その格納筒主部は、収納書類の先
端を撮んで簡便に取り出せるように、出入口から書類頭
部の若干を突き出して、深底キヤップで覆蓋閉鎖する頭
出し収納構造、または、他側筒端から収納書類を出入口
側へ押し出す書類押し出し機構を有する態様が採択さ
れ、さらに、前記保持ブラケットは、収納筒主部と別体
にして取着ボルトで機械装置に取着固定する単一部材構
造のもの、または、収納筒主部の外周の任意位置に任意
スパンで嵌める2個一組にして、機械装置のフレームに
取着固定する構造のものが用いられる。
【0008】
【作用】以上の構成の本発明の機械装置用書類格納筒
は、機械装置ごとの所定位置に設定された「必要書類の
専用収納部」として機能するので、その書類の散逸・喪
失或は汚損が防止されると共に、定常使用者以外の関係
者の誰しもが、いつでも必要に応じて簡便迅速に取り出
して利用することができる。そして、その書類格納筒は
それぞれの機械装置のフレームに取着されるので、屋外
を移動する建設機械等の移動機械装置の場合でも、必要
書類の安定した格納保管ができる。
【0009】
【実施例】以下、実施例に基づいて詳しく説明する。ま
ず、本発明の第一実施例を示す図1を参照して、この実
施例の書類格納筒1は、規格化量産されている金属管を
所要長に切断した両端開口円筒の格納筒主部2と、この
格納筒主部2の外周に嵌めて機械装置12のフレーム1
3に、ボルト締め固定して書類格納筒1を機械装置12
の所定位置へ取着固定する保持ブラケット3によって構
成されている。
【0010】そして、格納筒主部2の一側筒端が出入口
4に形成され、この出入口4から機械装置12の取扱い
説明書・取扱い注意書・構造説明図面等の使用上の必要
書類10を丸めて入れて(或は折りたたんで入れて)取
り出し自在に収納格納するようになっている。
【0011】詳しくは、格納筒主部2の一端の出入口4
には、同じく規格化量産されている金属管用の金属製キ
ヤップ体の出入口蓋5が着脱自在に設けられ、この出入
口蓋5は格納筒主部2の筒端にねじ込み覆着すると共
に、指先で廻して外せる径サイズと深底形状を有し、格
納筒主部2への覆着状態において、格納筒主部2の筒端
と出入口蓋5の底との間に、書類10の頭部11が収納
できる書類収納空間9が生ずるようになっている。な
お、格納筒主部2の他側筒端は、同じく金属製のキヤッ
プ6が嵌着セットされ、格納筒主部2は両端閉鎖筒体に
なっている。
【0012】一方、保持ブラケット3は、フレーム13
への取付孔15を上端に有して、格納筒主部2をがたつ
きなく受け入れるU字状の保持部7と、その保持部7の
対向片間を連結して保持部7内の格納筒主部2を押え付
ける押えボルト8からなる構造を有し、一対の保持ブラ
ケット3を格納筒主部2の任意位置に嵌めて、フレーム
13に対応したスパンに調整してセットし、フレーム1
3にボルト締め固定して、格納筒主部2を機械装置12
の所定位置へ取着保持するようになっている。
【0013】そして、フレーム13に固定した格納筒主
部2の出入口4から、書類10を丸めて入れ、書類10
の頭部11が、出入口4の端部から突き出す頭出し状態
に収納して出入口蓋5を嵌めて密閉格納する。そして、
書類10が必要なときは、出入口蓋5を外して頭出し姿
勢の頭部11を指先で撮んで取り出すようになってい
る。なお、図中の14は、書類10の長さが不足して、
書類10の頭出し収納保持ができないとき、格納筒主部
2に入れて底上げする底上げピースである。そして、格
納筒主部2の外周には、書類10の格納在中を示す「取
扱い説明所在中」等の表示が施される。
【0014】以上の図1実施例のものは前記の作用があ
り、工場内に定設する機械装置、および、建設機械等の
移動構造のいずれの機械装置の場合でも、書類10の収
納場所が定位置されて有効に保管されるので、書類10
の散逸・紛失・汚損のおそれがなく、当該機械装置の関
係者の誰しもが、必要なときいつでも簡便かつ迅速に有
効利用することができる。
【0015】続いて、図2・図3を参照して、本発明の
書類格納筒1の他の実施例を説明する。即ち、格納筒主
部2を主要部になすものにおいて、図2のものは、保持
ブラケット3が、前記実施例の一対のU字状保持部7の
上端を連結ブリッジ片16で連結して一体となした構造
を有し、この連結ブリッジ片16の中央一箇所でフレー
ム13に取着固定するようになっている。この図2のも
のはフレーム13へ一点固定となるので、フレーム13
への取着がし易くなる。
【0016】一方、図3のものは、格納筒主部2の他端
に、筒外の押し出しボルト17によって筒内の押し出し
板18が進退する書類押し出し機構19を設けた構造を
有し、格納筒主部2に完全収納(頭出ししないで収納)
した書類10を、押し出し機構19によって、出入口4
から押し出すようになっている。この実施例によると前
記の底上げピース14が無用になる。
【0017】なお、本発明の書類格納筒1は、前記の実
施例に限定されず、格納筒主部2と保持ブラケット3を
一体構造にしたり、或は、樹脂製の格納筒主部2にした
り、保持ブラケット3を慣用手段による他の形状にした
り、さらに、屋外用の機械装置のものには、格納筒主部
2を防水状にするシールパッキング装着等の防水対策を
施すことがある。さらに、書類10の格納存否が外部か
ら視認できるよう、格納筒主部2の全体または一部を透
明にしたり、出入口蓋5の全体または一部を透明にする
ことがある。
【0018】
【発明の効果】以上の説明のとおり、本発明の機械装置
用書類格納筒は、機械装置の使用上の安全性・用法等に
関する取扱い説明書・取扱い注意書・構造説明図等の必
要書類を一括して定位置に収納保管し、その書類の散逸
・紛失・汚損を防止すると共に、当該機械装置の関係者
の誰しもが、その必要書類を簡便かつ迅速に有効利用で
きるので、当該機械装置の使用上の安全性・使用効果等
が一段と向上し、併せて、その必要書類の有効利用性の
向上によって、製造物責任法(PL法)に基づく機械装
置メーカーとしてのユーザーに対する安全注意を一段と
有効にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例の機械装置用書類格納筒を示
し、(A)はその構造説明の斜視図、(B)はその横断
面図、(C)はその使用状態を説明する正面断面図
【図2】本発明の他の実施例の機械装置用書類格納筒を
示し、(A)はその部分正面図、(B)はその使用状態
の横断面図
【図3】本発明の他の実施例の機械装置用書類格納装置
の正面断面図
【符号の説明】
1 機械装置用書類格納筒 2 格納筒主部 3 保持ブラケット 4 出入口 5 出入口蓋 6 キヤップ 7 保持部 8 押えボルト 9 書類収納空間 10 書類 11 書類頭部 12 機械装置 13 フレーム 14 底上げピース 16 連結ブリッジ片 17 押し出しボルト 18 押し出し板 19 押し出し機構

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械装置の取り扱い説明書・取り扱い注
    意書等の使用上の必要書類を、筒端の出入口から出し入
    れ自在に収納する格納筒主部と、前記格納筒主部を保持
    して前記機械装置に取着固定する保持ブラケットからな
    り、前記格納筒主部は、少くとも一側の筒端を前記出入
    口に形成して、脱着自在の出入口蓋を備えた両端閉鎖筒
    体からなる構造を特徴とする機械装置用書類格納筒。
  2. 【請求項2】 出入口蓋を深底キヤップ体になし、格納
    筒主部への覆着状態において、前記格納筒主部の筒端と
    前記出入口蓋の底板間に、前記格納筒主部に、頭出し状
    態に収納した必要書類の書類頭部用の収納空間を設けた
    請求項1の機械装置用書類格納筒。
JP21676895A 1995-08-01 1995-08-01 機械装置用書類格納筒 Expired - Lifetime JP2686601B2 (ja)

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