JPS5835241Y2 - 溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面 - Google Patents

溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面

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JPS5835241Y2
JPS5835241Y2 JP10107681U JP10107681U JPS5835241Y2 JP S5835241 Y2 JPS5835241 Y2 JP S5835241Y2 JP 10107681 U JP10107681 U JP 10107681U JP 10107681 U JP10107681 U JP 10107681U JP S5835241 Y2 JPS5835241 Y2 JP S5835241Y2
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JP
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welding
welding rod
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JP10107681U
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JPS589124U (ja
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忠 出岡
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は溶接棒収納容器本体を支持柄とし、これを溶接
用保護面に取付けることにより、溶接棒の持運びおよび
溶接棒の取出しを容易に行なえるようにした簡単な構成
の溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面に関するもので
ある。
従来、工場内での溶接作業において、溶接棒の持運び、
置き場所には何ら支障はないのであるが、現場溶接作業
などにおいて、例えば高所での短時間に完了する溶接作
業の場合、当然溶接用保護面や溶接棒ホルダーおよび溶
接棒を持運ばなくてはならず、殊に溶接棒は少量ですむ
ためにバラで持ち運ぶか、袋体に溶接棒を入れて腰に吊
下げ持ち運んでいるが、溶接棒をバラのままで持ち運ん
だ場合置場所に困り、ときには水濡れしたり誤って踏み
付はフラックスがはがれて使いものにならなくなったり
、或いは袋体に収納しているときでも狭い場所での溶接
作業を行なう場合、溶接棒は比較的長いものであるから
腰を曲げると袋体から溶接棒がはみ出し、物に当って溶
接棒を傷めるなどして作業に支障を来たすなど意外に不
便なことが多い 本考案は斯かる問題点を解決したものであり、溶接用保
護面の支持柄を溶接棒の収納容器として利用できるよう
になし、この支持柄兼用の収納容器に所要数の溶接棒を
収納して、ぬれたり損傷することもなく持運びに便利で
ある簡単な構成の溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面
を提案するものである。
即ち、本考案は溶接用保護面の表面適所に上半部を固着
して把持容易な外径寸法で内部に溶接棒を収納できる溶
接棒収納容器を支持柄として取付け、該溶接棒収納容器
の下端部には、収容した溶接棒が1本づつ取出し得る取
出し孔と、一定寸法摺動させる収納容器内と外部とが連
通して取出し孔を開口するようにした常時は閉鎖する構
造の溶接棒取出し連通孔付きシャッターとを、組込んで
なる溶接棒取出し機構を取付けてなり、かつ該収納容器
の筒内壁には前記溶接棒取出し孔に対応する縦長の案内
溝を刻設したものであり、溶接棒はその取出し出口孔か
ら若しくは蓋体を取外して容器内に入れ、取出し時には
シャッターを押し込むことで出口孔を開いて1本づつ筒
内案内溝に沿わせて取出せるようにしたもので゛ある。
次に本考案の一実施例を図面について詳述すれば第1図
乃至第4図に示すように、合成樹脂等の軽量の材料を使
用して、手のひらで把持できる範囲の外径寸法にて所要
長さの筒体上端に上蓋13を取付け、下端外周にねじ部
12を刻設し、かつ内側壁に縦長の■形状案内溝11を
刻設して溶接棒の収納容器10を形成し、該収納容器1
0は周知構造の溶接用保護面1の表面中央下部、或いは
左右の適所に、止めねじ等の締結体にて上半部固着して
、該溶接用保護面1の下方に下半部が適宜長さ突出して
当該部分が支持柄14となるようにする。
而してこの溶接棒収納容器10の下端部はそのねじ部1
2に雌ねじ部22を螺合して底蓋体を兼ねる溶接棒取出
し機構20本体21を定着し、該本体21の内部には傾
斜上部で縁よりやや内側に溶接棒40が1本通り得る取
出し孔23′を穿設してなる底板23を止めねじ37に
て筒状の本体21内に固定し、該底板23の下部には適
宜間隔の空間部をおいて前記底板23の取出し孔23′
と同寸法の取出し孔29′を穿設した底蓋29を、両取
出し孔23’、29’−泣置が合致するようにして止め
ねじ37にて本体21内に固着し、斯かる底板23と底
蓋29との間には第4図にて示す如く操作部25を本体
21側面に設けた透孔21“から外側へ空出せしめて外
脱不能な状態でシャッター24を摺動可能に介在せしめ
、該シャッター24の中央部には前記取出し孔23’、
29’とほぼ同寸法の連通取出し孔24′を穿設し、シ
ャッター24の内端突起24′と対向する本体21内壁
部に突出させたピン21′との間には圧縮ばね28を張
架して常態ではシャッター24により底板23と底蓋2
9との取出し孔23’、29’が閉じるようになし、ま
たシャッター24の操作部25には前記圧縮ばね28力
に抗して該シャッター24を押込んで連通取出し孔24
′が両取出し孔23’、29’と合致する位置でその前
進を停止するための位置決めピン26を上方に突出して
植設しである。
そして、本体21の上部には前記収納容器10に溶接棒
取出し機構20を螺合定着するに際し、取出し孔23’
、 29’と収納容器10内のV型梁内溝11とが合致
した位置で係止出来るようにした位置決めストッパー3
0とその支持手段とが付設してあり、収納容器10の外
周にはストッパー30の先端が嵌合する係止穴36を設
けて溶接棒取出し機構20の着脱が容易な構成となって
いる。
このストッパー30の支持手段としては溶接棒取出し機
構20の筒状本体21上部、好ましくは収納容器10と
の螺合部よりも上方に、段付き孔35を穿ち、ストッパ
ー30の軸部31に装着したスナップリング34と段付
き孔35の外側を覆って本体21に固着する取付板32
との間に、段付き孔35の内部で軸部31に対して係止
方向の推力がスナップリング34を介して作用するよう
巻ばね33が介挿されている。
斯くのごとく構成した本考案溶接棒収納容器を備えた溶
接用保護面1は使用に際して第2図に示すように収納容
器10内部に溶接棒40の保持部41が下側に向くよう
にして所要本数収納し、保護面1より下方に突出した支
持柄14部分を握って従来の保護面と同様に使用するの
であり、溶接棒40を取出すときは収納容器10の案内
溝11側をやや下向きにして適度に揺することにより、
溶接棒40一本が該溝部11に沿い、同時に底板23の
取出し孔23′に保持部端が入り取出し可能な状態とな
る。
そこでシャッター24の操作部25を位置決めピン26
が本体21に当接するまで押込むと、シャッター24に
設けた連通取出し孔24′が取出し孔23’、29’と
合致し、底板23の取出し孔23′に入り込んでいる溶
接棒40は取出し孔23’、24’、29’を通って一
本ずつスムーズに取出せるのであり、取出した後は操作
部25に加えた推力を除くと圧縮ばね28の反発力によ
ってシャッター24が復帰し、溶接棒40の取出し部は
閉鎖する。
なお底板23の上面は案内溝11の刻設側より反対方向
に下を勾配で傾斜させであるので、溶接棒40は第3図
に示すように普段取出し側と反対の位置に片寄っており
、取出すときは溶接棒40どうしが突張り合うこともな
く、一本ずつ容易に取出せるのである。
而して溶接棒40の収納容器10内への収納については
、例えば上蓋13を取外し可能にしてこの上部から挿入
するようにするほか、収納容器10の下部に取付けた溶
接棒取出し機構20を取外して(この場合上蓋13は固
定しである)溶接様の収納を行なえばよく、斯くするに
は収納容器10のねじ部13に溶接棒取出し機構20の
本体21雌ねじ部22を螺合すれば、その速時ストッパ
ー30の軸部31先端が容器外周に接してばね33力に
抗し押し戻されているも、係止穴36に軸部31先端が
合致した時点でストッパー30により回動を阻止されて
案内溝11と取出し孔23′との位置が合致した状態で
装着される。
なお取外しの際はストッパー30を引き、係止穴36と
の係合を断って本体21を逆転させればよい。
このように本考案溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面
は既設の柄の替わりに、把持できる外径寸法の筒体で形
成した収納容器を溶接用保護面に取付けて支持柄兼用と
することにより、溶接棒の持運びが便利となり、溶接棒
を損傷させることなしに、高所や狭い場所での溶接作業
を能率よく行なえるようにし、溶接棒の取出しも容易で
、構造簡単であるため安価に提供できる等実用的効果大
なるものである。
なお、本考案における溶接棒収納容器と取出し機構は前
記した合成樹脂製に限らず電気絶縁処理をしたアルミニ
ウム等の軽金属製にても任意なし得るものであり、また
支持柄を兼ねる溶接棒収納容器は第1図ア、イで示す如
く保護面1に取付るほか、その他の位置に取付けること
が可能であることは謂うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面の一実
施例を示すもので、第1図ア、イは全体正面図、第2図
は溶接棒取出し機構の拡大した中央縦断面図、第3図は
第2図のIII−III視断面図、第4図は第2図のI
■−IV視断面図である。 1・・・・・・溶接用保護面、10・・・・・・溶接棒
の収納容器、11・・・・・・案内溝、14・・・・・
・支持柄、20・・・・・・溶接棒取出し機構、21・
・・・・・本体、23・・・・・・底板、24・・・・
・・シャッター、25・・・・・・シャッターの操作部
、23’、24’、29’・・・・・・取出し孔、29
・・・・・・底蓋、30・・・・・・ストッパー、40
・・・・・・溶接棒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 溶接用保護面の表面適所に上半部を固着して把持容易な
    外径寸法で内部に溶接棒を収納できる溶接棒収納容器を
    支持柄として取付け、該溶接棒収納容器の下端部には、
    収容した溶接棒が1本づつ取出し得る取出し孔と、一定
    寸法摺動させると容器内と外部とが連通して取出し孔を
    開口するようにした常時は閉鎖する構造の溶接棒取出し
    連通孔付きシャッターとを、組込んでなる溶接棒取出し
    機構を付設してなり、かつ該収納容器の筒内壁には前記
    溶接棒取出し孔に対応する縦長の案内溝を刻設したこと
    を特徴とする溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面。
JP10107681U 1981-07-06 1981-07-06 溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面 Expired JPS5835241Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS589124U JPS589124U (ja) 1983-01-21
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JP10107681U Expired JPS5835241Y2 (ja) 1981-07-06 1981-07-06 溶接棒収納容器を備えた溶接用保護面

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