JP2685761B2 - 接続ケーブル - Google Patents
接続ケーブルInfo
- Publication number
- JP2685761B2 JP2685761B2 JP62247503A JP24750387A JP2685761B2 JP 2685761 B2 JP2685761 B2 JP 2685761B2 JP 62247503 A JP62247503 A JP 62247503A JP 24750387 A JP24750387 A JP 24750387A JP 2685761 B2 JP2685761 B2 JP 2685761B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- power supply
- connection cable
- devices
- voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Power Sources (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、たとえばパーソナルコンピュータと外部記
憶装置との間でデータの転送を行うために使用される接
続ケーブルに関する。 （従来の技術） 一般に、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に
おいては、記憶容量を増大させるため、CD−ROM装置、
フロッピィディスクドライブ装置等の外部記憶装置が接
続される。 このような機器間でデータの転送を行うためには、た
とえば第２図に示すような接続ケーブルが使用される。 同図において、符号１、２は上述した情報処理装置、
外部記憶装置等の機器を示し、これら機器１、２のデー
タ入出力端子に、この接続ケーブル３の終端に設けられ
たコネクタがそれぞれ接続される。 接続ケーブル３は、機器１、２のデータ入出力端子か
ら出力されたデータを伝送する複数のバスライン４…
と、これらバスライン４の終端近傍に設けられこれらバ
スライン４を所定の値の電圧に保持するための終端抵抗
器５、５とから構成される。 ここで、終端抵抗器５は、機器１、２から電源電圧の
供給を受け上述の如くバスライン４を所定の値の電圧に
保持しているのであるが、機器１、２のいずれからの電
源電圧の供給が停止された場合においてもこの電圧値保
持機能を維持するため、機器１および機器２の両方から
電源電圧の供給を受けている。また、各機器１、２は、
終端抵抗器５に電源電圧を供給するラインとグランドラ
インとがコネクタ内で容易に短絡することがあるためヒ
ューズＦを介し、また機器32の電源電圧間の短絡を防止
するためダイオードＤを介し、電源電圧を終端抵抗器５
に供給している。 （発明が解決しようとする問題点） ところで、このような接続ケーブル３において、終端
抵抗器５に機器１、２のいずれからも電源電圧の供給が
停止された場合、バスライン４の電圧が降下し機器１、
２が正常に作動しなくなる。 ここで、一般的に、機器に異常が生じた場合は機器自
体に異常の原因があると考え、接続ケーブルに異常が生
じていると考えることは稀である。 このため、接続ケーブル３に起因するシステムの異常
を発見することは非常に困難である。 また、特に、このような接続ケーブル３においては、
上述したように、終端抵抗器５に電源電圧を供給するラ
インとグランドラインとがコネクタ内で短絡することが
あり、この場合は全ての機器のヒューズが切断し終端抵
抗器５に機器１、２のいずれからも電源電圧の供給が停
止されることが多い。 本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、
終端抵抗器に対し機器のいずれからも電源電圧の供給が
停止されたときこのことが容易に発見される接続ケーブ
ルを提供することを目的としている。 （問題点を解決するための手段） すなわち本発明の接続ケーブルは、機器間でデータの
転送を行うためのデータ転送ラインと、前記各機器から
同電位の電源が供給される電源ラインと、接地されたグ
ランドラインと、前記データ転送ライン、前記電源ライ
ン及び前記グランドラインを各機器に接続するために各
機器毎に挿抜自在に設けられた終端コネクタ部と、前記
終端コネクタ部毎に、前記データ転送ラインを所定の値
の電圧が印加された状態に保持するために前記電源ライ
ンと前記データ転送ライン間に介挿して設けられた電圧
変換手段と、前記各終端コネクタ部毎に、前記終端コネ
クタ部が接続された機器からの電源供給を受けて通電状
態を報知するよう前記電源ラインと前記グランドライン
間に介挿して設けられた電源状態報知手段とを具備した
ものである。 （作 用） 本発明では、データの転送を行う全ての機器から電源
電圧の供給を受けることができなくなったとき、表示手
段によって所定の表示が行われるので、終端抵抗器に対
し機器のいずれからも電源電圧の供給が停止されたこと
が容易に発見される。 （実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第１図は本発明の一実施例に係る接続ケーブルの構成
を示す回路図である。 同図において、符号11、12はデータの転送が行われる
情報処理装置、外部記憶装置等の機器を示し、これら機
器11、12のデータ入出力端子に、この接続ケーブル13の
終端に設けられたコネクタがそれぞれ接続される。 接続ケーブル13は、機器11、12のデータ入出力端子か
ら出力されたデータを伝送する複数のバスライン14…
と、これらバスライン14の終端近傍に設けられこれらバ
スライン14を所定の値の電圧に保持するための終端抵抗
器15、15と、機器11、12の両方の電源電圧端子に接続さ
れ終端抵抗器15に電源電圧を供給する電源ライン16と、
機器11、12の両方のグランド端子に接続された複数のグ
ランドライン17…とから構成される。 ここで、バスライン14は、終端抵抗器15内で抵抗R1を
介して電源ライン16に接続され、抵抗R2を介してグラン
ドライン17に接続されている。 また、電源ライン16は、終端抵抗器15内で抵抗R3およ
び発光部が外部に露出された発光ダイオードD1を介して
１組のグランドライン17に接続されている。 一方、機器11、12は一般的な構成を有する。 すなわち、接続ケーブル13のバスライン14に接続され
るデータ入力ライン18にはデータ入力用のバッファ19が
介挿され、同くバスライン14に接続されるデータ出力ラ
イン20にはデータ出力用のバッファ21が介挿されてい
る。また、接続ケーブル13の電源ライン16に接続される
機器側の電源ライン22にはヒューズＦおよびダイオード
Ｄが介挿されている。 以上の構成を有する接続ケーブル13では、電源ライン
16に機器11、12の少なくともいずれか一方から電源電圧
の供給を受けているときは、電流が電源ライン16、抵抗
R3、発光ダイオードD1、グランドライン17の経路で流
れ、発光ダイオードD1が点灯するが、電源ライン16に機
器11、12のいずれからも電源電圧の供給を受けることが
できなくなったときは、上述した経路には電流が流れ
ず、発光ダイオードD1は消灯する。 すなわち、この接続ケーブル13では、発光ダイオード
D1の点灯／消灯を確認することにより、バスライン14に
所定の値の電圧が正常に印加されているか否かを確認す
ることができる。 なお、上述した実施例では、機器が２台からなるシス
テムに使用される接続ケーブルにおいて本発明を適用さ
せたものであったが、本発明はこれに限定されず、３台
以上の機器からなるシステムにおいても同様に適用でき
る。 ［発明の効果］ 以上説明したように本発明の接続ケーブルでは、表示
手段によって所定の表示が行われるので、終端抵抗器に
対し機器のいずれからも電源電圧の供給が停止されたこ
とが容易に発見される。
憶装置との間でデータの転送を行うために使用される接
続ケーブルに関する。 （従来の技術） 一般に、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置に
おいては、記憶容量を増大させるため、CD−ROM装置、
フロッピィディスクドライブ装置等の外部記憶装置が接
続される。 このような機器間でデータの転送を行うためには、た
とえば第２図に示すような接続ケーブルが使用される。 同図において、符号１、２は上述した情報処理装置、
外部記憶装置等の機器を示し、これら機器１、２のデー
タ入出力端子に、この接続ケーブル３の終端に設けられ
たコネクタがそれぞれ接続される。 接続ケーブル３は、機器１、２のデータ入出力端子か
ら出力されたデータを伝送する複数のバスライン４…
と、これらバスライン４の終端近傍に設けられこれらバ
スライン４を所定の値の電圧に保持するための終端抵抗
器５、５とから構成される。 ここで、終端抵抗器５は、機器１、２から電源電圧の
供給を受け上述の如くバスライン４を所定の値の電圧に
保持しているのであるが、機器１、２のいずれからの電
源電圧の供給が停止された場合においてもこの電圧値保
持機能を維持するため、機器１および機器２の両方から
電源電圧の供給を受けている。また、各機器１、２は、
終端抵抗器５に電源電圧を供給するラインとグランドラ
インとがコネクタ内で容易に短絡することがあるためヒ
ューズＦを介し、また機器32の電源電圧間の短絡を防止
するためダイオードＤを介し、電源電圧を終端抵抗器５
に供給している。 （発明が解決しようとする問題点） ところで、このような接続ケーブル３において、終端
抵抗器５に機器１、２のいずれからも電源電圧の供給が
停止された場合、バスライン４の電圧が降下し機器１、
２が正常に作動しなくなる。 ここで、一般的に、機器に異常が生じた場合は機器自
体に異常の原因があると考え、接続ケーブルに異常が生
じていると考えることは稀である。 このため、接続ケーブル３に起因するシステムの異常
を発見することは非常に困難である。 また、特に、このような接続ケーブル３においては、
上述したように、終端抵抗器５に電源電圧を供給するラ
インとグランドラインとがコネクタ内で短絡することが
あり、この場合は全ての機器のヒューズが切断し終端抵
抗器５に機器１、２のいずれからも電源電圧の供給が停
止されることが多い。 本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、
終端抵抗器に対し機器のいずれからも電源電圧の供給が
停止されたときこのことが容易に発見される接続ケーブ
ルを提供することを目的としている。 （問題点を解決するための手段） すなわち本発明の接続ケーブルは、機器間でデータの
転送を行うためのデータ転送ラインと、前記各機器から
同電位の電源が供給される電源ラインと、接地されたグ
ランドラインと、前記データ転送ライン、前記電源ライ
ン及び前記グランドラインを各機器に接続するために各
機器毎に挿抜自在に設けられた終端コネクタ部と、前記
終端コネクタ部毎に、前記データ転送ラインを所定の値
の電圧が印加された状態に保持するために前記電源ライ
ンと前記データ転送ライン間に介挿して設けられた電圧
変換手段と、前記各終端コネクタ部毎に、前記終端コネ
クタ部が接続された機器からの電源供給を受けて通電状
態を報知するよう前記電源ラインと前記グランドライン
間に介挿して設けられた電源状態報知手段とを具備した
ものである。 （作 用） 本発明では、データの転送を行う全ての機器から電源
電圧の供給を受けることができなくなったとき、表示手
段によって所定の表示が行われるので、終端抵抗器に対
し機器のいずれからも電源電圧の供給が停止されたこと
が容易に発見される。 （実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第１図は本発明の一実施例に係る接続ケーブルの構成
を示す回路図である。 同図において、符号11、12はデータの転送が行われる
情報処理装置、外部記憶装置等の機器を示し、これら機
器11、12のデータ入出力端子に、この接続ケーブル13の
終端に設けられたコネクタがそれぞれ接続される。 接続ケーブル13は、機器11、12のデータ入出力端子か
ら出力されたデータを伝送する複数のバスライン14…
と、これらバスライン14の終端近傍に設けられこれらバ
スライン14を所定の値の電圧に保持するための終端抵抗
器15、15と、機器11、12の両方の電源電圧端子に接続さ
れ終端抵抗器15に電源電圧を供給する電源ライン16と、
機器11、12の両方のグランド端子に接続された複数のグ
ランドライン17…とから構成される。 ここで、バスライン14は、終端抵抗器15内で抵抗R1を
介して電源ライン16に接続され、抵抗R2を介してグラン
ドライン17に接続されている。 また、電源ライン16は、終端抵抗器15内で抵抗R3およ
び発光部が外部に露出された発光ダイオードD1を介して
１組のグランドライン17に接続されている。 一方、機器11、12は一般的な構成を有する。 すなわち、接続ケーブル13のバスライン14に接続され
るデータ入力ライン18にはデータ入力用のバッファ19が
介挿され、同くバスライン14に接続されるデータ出力ラ
イン20にはデータ出力用のバッファ21が介挿されてい
る。また、接続ケーブル13の電源ライン16に接続される
機器側の電源ライン22にはヒューズＦおよびダイオード
Ｄが介挿されている。 以上の構成を有する接続ケーブル13では、電源ライン
16に機器11、12の少なくともいずれか一方から電源電圧
の供給を受けているときは、電流が電源ライン16、抵抗
R3、発光ダイオードD1、グランドライン17の経路で流
れ、発光ダイオードD1が点灯するが、電源ライン16に機
器11、12のいずれからも電源電圧の供給を受けることが
できなくなったときは、上述した経路には電流が流れ
ず、発光ダイオードD1は消灯する。 すなわち、この接続ケーブル13では、発光ダイオード
D1の点灯／消灯を確認することにより、バスライン14に
所定の値の電圧が正常に印加されているか否かを確認す
ることができる。 なお、上述した実施例では、機器が２台からなるシス
テムに使用される接続ケーブルにおいて本発明を適用さ
せたものであったが、本発明はこれに限定されず、３台
以上の機器からなるシステムにおいても同様に適用でき
る。 ［発明の効果］ 以上説明したように本発明の接続ケーブルでは、表示
手段によって所定の表示が行われるので、終端抵抗器に
対し機器のいずれからも電源電圧の供給が停止されたこ
とが容易に発見される。
【図面の簡単な説明】
第１図は本発明の一実施例に係る接続ケーブルの構成を
示す回路図、第２図は従来の接続ケーブルの構成を示す
回路図である。 11、12……機器、13……接続ケーブル、14……バスライ
ン、15……終端抵抗器、16……電源ライン、17……グラ
ンドライン、R1、R2、R3……抵抗、D1……発光ダイオー
ド。
示す回路図、第２図は従来の接続ケーブルの構成を示す
回路図である。 11、12……機器、13……接続ケーブル、14……バスライ
ン、15……終端抵抗器、16……電源ライン、17……グラ
ンドライン、R1、R2、R3……抵抗、D1……発光ダイオー
ド。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 １．機器間でデータの転送を行うためのデータ転送ライ
ンと、 前記各機器から同電位の電源が供給される電源ライン
と、 接地されたグランドラインと、 前記データ転送ライン、前記電源ライン及び前記グラン
ドラインを各機器に接続するために各機器毎に挿抜自在
に設けられた終端コネクタ部と、 前記終端コネクタ部毎に、前記データ転送ラインを所定
の値の電圧が印加された状態に保持するために前記電源
ラインと前記データ転送ライン間に介挿して設けられた
電圧変換手段と、 前記各終端コネクタ部毎に、前記終端コネクタ部が接続
された機器からの電源供給を受けて通電状態を報知する
よう前記電源ラインと前記グランドライン間に介挿して
設けられた電源状態報知手段と を具備したことを特徴とする接続ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62247503A JP2685761B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 接続ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62247503A JP2685761B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 接続ケーブル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6491220A JPS6491220A (en) | 1989-04-10 |
| JP2685761B2 true JP2685761B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=17164440
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62247503A Expired - Lifetime JP2685761B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 接続ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2685761B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51147125A (en) * | 1975-06-13 | 1976-12-17 | Hitachi Ltd | Power signal monitor between two devices |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP62247503A patent/JP2685761B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6491220A (en) | 1989-04-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070815 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 11 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080815 Year of fee payment: 11 |