JP2685646B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2685646B2 JP2329134A JP32913490A JP2685646B2 JP 2685646 B2 JP2685646 B2 JP 2685646B2 JP 2329134 A JP2329134 A JP 2329134A JP 32913490 A JP32913490 A JP 32913490A JP 2685646 B2 JP2685646 B2 JP 2685646B2
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    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/27Relating to heating, ventilation or air conditioning [HVAC] technologies
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、冷温熱源プラント用の冷却装置に係り、特
に加熱負荷と冷却負荷が同時にかかる冷温熱源プラント
の省エネルギー化に好適な冷却装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の圧縮式冷凍機と吸収式冷凍機とを組み合わせた
冷却装置は、冷凍空調技術第16巻 第185号 第1頁に
示すごとく、蒸気を蒸気タービン,吸収式冷凍機の順に
流し、蒸気タービン出口と吸収式冷凍機の中間より他の
用途に蒸気を取り出すことは行われていない。
一方、化学プラントにおいては、ボイラで高圧蒸気を
発生させ、プラントに必要な温度レベルに合わせて蒸気
を減圧し、供給している。この減圧部に蒸気タービンを
設置し、動力を回収し、省エネルギー化を図ることが行
われて来た。この場合、蒸気タービンより取り出せる動
力は、プラントで消費する蒸気量によつて左右される。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記従来技術は、蒸気を圧縮機駆動用の蒸気タービン
で膨張させ、動力を回収した蒸気を全て吸収式冷凍機に
流入させているため、加熱用として減圧送出している蒸
気より動力が回収できず、冷温熱源プラント全体の熱効
率を高めることができなかつた。
一方、化学プラント等と同様に、第2図に示すごと
く、加熱用として蒸気を減圧送出する減圧過程に蒸気タ
ービンを設置し、動力を回収し、圧縮式冷凍機を駆動す
る場合、蒸気タービンから得られる動力が加熱負荷によ
つて変わるため、冷凍能力が安定せず、冷凍機出口冷水
温度が一定にならない。
また、地域冷暖房用冷温熱源プラントにかかる加熱負
荷と冷熱負荷は、第3図のように変化し、冷熱負荷が多
い時に冷凍能力が出せない。冷熱負荷と温熱負荷の相関
関係は少なく、それぞれ独立して変化するため、前述の
冷凍機出口冷水温度の安定は期待できない。
本発明の目的は、前記従来技術の問題を無くし、冷温
熱源プラント全体の熱効率を高めることができ、かつ加
熱負荷に冷凍能力が左右されず、安定した冷水出口温度
を保持することができる冷却装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、ボイラと高圧蒸気ヘッドと減圧装置と低
圧蒸気ヘッドとを有する加熱用蒸気供給装置と、前記高
圧、低圧蒸気ヘッド間に減圧装置と並列に接続された蒸
気タービンと、この蒸気タービンにより駆動される圧縮
式冷凍機と、冷水ポンプとを備えた冷却装置において、
駆動熱源として前記低圧蒸気ヘッドより蒸気を取り出す
吸収式冷却機を設けるとともに、前記吸収式冷凍機と圧
縮式冷凍機とに冷水をシリーズに流して順次冷却する構
成とし、さらに、減圧送出する蒸気と前記圧縮式冷凍機
と吸収式冷凍機とを制御する制御装置を設けるととも
に、この制御装置を加熱負荷が多く減圧送出する蒸気量
が多い時には吸収式冷凍機に流入する蒸気量を減らし、
加熱負荷が少なく減圧送出する蒸気量が少ない時には吸
収式冷凍機に流入する蒸気量を増やすように制御する構
成とする、ことによって達成される。
〔作用〕
本発明では、蒸気タービンの通気可能な蒸気量を吸収
式冷凍機の最大蒸気消費量よりも大きくしている。
そして、蒸気タービンにより駆動する圧縮式冷凍機
と、吸収式冷凍機とに冷水をシリーズに流し、2台の冷
凍機の全負荷冷凍能力の合計より、常に少ない冷却負荷
で使用することにより、周辺条件によりそれぞれの冷凍
機に対する負荷配分を変えても、全体として所定の冷凍
能力を発揮することができる。
例えば、加熱負荷が多く、減圧送出する蒸気量が多い
時は、蒸気タービンに通気する蒸気量を増やせるため、
吸収式冷凍機に流入する蒸気量を減らし、冷凍能力を絞
り、圧縮式冷凍機に負荷をかけ、減圧工程の動力回収を
多くして、大幅な省エネルギーを図ることができる。
具体的には、高圧蒸気のインタルピーをiH,蒸気ター
ビン出口蒸気インタルピーiTOとすると、冷凍機の成績
係数COPTBは、 となる。
蒸気タービン出口蒸気のインタルピーiTOからドレー
ンになるまでの熱は、加熱用に使用される。
従来の復水タービン駆動圧縮式冷凍機では、 COPTS=1.0〜1.3 であり、熱効率が4倍以上になる。
加熱負荷が少なく、減圧送出する蒸気量が少ない時
は、吸収式冷凍機に流入する蒸気量を増加させると、吸
収式冷凍機の冷凍能力を増加し、圧縮式冷凍機の冷凍能
力の減少分を補うとともに、吸収式冷凍機に流入する蒸
気が減圧工程を通るため、蒸気タービンに通気する蒸気
量が吸収式冷凍機で増加した分だけ増加し、蒸気タービ
ンの出力が加熱負荷に比例して減らず、圧縮式冷凍機の
冷凍能力の低下も少なくなる。したがつて、加熱負荷が
減少しても、所要の冷凍能力を維持でき、冷水出口温度
も安定する。
なお、加熱負荷が少ない時の圧縮式冷凍機と吸収式冷
凍機の組み合わせ冷却装置は、一般の復水タービン駆動
ターボ冷凍機や吸収式冷凍機より熱効率が20〜30%高
く、常に高効率の運転を行うことができる。
これら低圧蒸気ヘツダ側から減圧送出する蒸気量と、
圧縮式冷凍機と、吸収式冷凍機とを制御装置により制御
する。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図により説明する。
この第1図に示す実施例の冷却装置は、加熱用蒸気供
給装置Aと、蒸気タービン9と、圧縮式冷凍機Bと、吸
収式冷凍機Cと、圧送用冷水ポンプ16と、制御装置D
と、ホツトウエルタンク22と、ボイラ給水ポンプ23とを
備えて構成されている。
そして、前記加熱用蒸気供給装置Aの低圧蒸気系と、
圧縮式冷凍機Bと、圧送用冷水ポンプ16と、吸収式冷凍
機Cと、ホツトウエルタンク22とは、配線を通じて熱需
要家26に連結されている。
前記加熱蒸気供給装置Aは、ボイラ1と、蒸気配管2
を介してボイラ1に接続された高圧蒸気ヘツダ3と、こ
れに低圧蒸気配管5を介して接続された減圧装置4およ
び低圧蒸気ヘツダ6とを有している。
前記蒸気タービン9は、高圧蒸気配管10と低圧蒸気配
管11とを介して、前記高圧蒸気ヘツダ3と低圧蒸気ヘツ
ダ6間に、前記減圧装置4と並列に接続されている。前
記高圧蒸気配管10には、蒸気タービン用の蒸気調節弁8
が設けられている。前記蒸気タービン9には、ガバナ27
が設けられている。このガバナ27は、前記蒸気調節弁8
を制御し、蒸気タービン9の回転数を一定するようにな
つている。
前記圧縮式冷凍機Bは、圧縮機13と、蒸発器14と、凝
縮器15とを有している。前記圧縮器13は、蒸気タービン
9に駆動連結されている。前記蒸発器14は、吸収式冷凍
機Cと冷水配管18により連結され、また熱需要家26とは
冷水往き配管19により連結されている。前記蒸発器14と
圧縮機13とを結ぶ配管には、圧縮機吸込容量を制御する
ベーン30が設けられている。このベーン30には、制御装
置Dにより制御されるベーン駆動用アクチユエータ31が
連結されている。前記凝縮器15は、蒸発器14で冷水から
奪つた熱を凝縮器冷却水25に伝えるようになつている。
前記圧送用冷水ポンプ16は、蒸発器14と熱需要家26と
を結ぶ冷水往き配管19に設けられている。
前記吸収式冷凍機Cは、低圧蒸気配管12を通じ加熱用
蒸気供給装置Aの低圧蒸気ヘツダ6に接続され、また冷
水戻り配管17を通じて熱需要家26に接続され、さらに冷
水配管18を通じて圧縮式冷凍機Bに蒸発器14と接続され
ている。また、この吸収式冷凍機Cには、吸収式冷凍機
用冷却水24が挿入されている。そして、前記低圧蒸気配
管12には蒸気制御弁36が設けられている。
前記制御装置Dは、低圧蒸気ヘツダ6と熱需要家26と
を結ぶ蒸気配管7に設けられた圧力検出器28と、これに
接続された圧力調節計29と、ローセレクタ32と、前記冷
水往き配管19に挿入された冷水出口温度検出端35と、こ
れに接続された温度調節計34と、この温度調節計に接続
されたスプリツト制御用演算器33とを有して構成されて
いる。前記スプリツト制御用演算器33は、前記ローセレ
クタ32と、低圧蒸気配管12に設けられた蒸気制御弁36と
に接続されている。前記ローセレクタ32は、圧力調節計
29と、温度調節計34に接続されたスプリツト制御用演算
器33と、ベーン駆動用アクチユエータ31とに接続され、
圧力調節計29と温度調節計34のいずれか小さい信号値に
より動作し、ベーン駆動用アクチユエータ31に信号を送
るようになつている。
前記ホツトウエルタンク22は、ドレーン配管20を介し
て吸収式冷凍機Cの出口に接続され、またドレーン配管
21を通じて熱需要家26に接続されている。そして、この
ホツトウエルタンク22は配管を介してボイラ1に接続さ
れており、この配管にはボイラ給水ポンプ23が設けられ
ている。
前記実施例の冷却装置は、次のように運転され、作用
する。
熱需要家26の加熱用熱源として、高圧の蒸気を減圧装
置4で所定の圧力(5〜10kg/cm2G)に減圧して送気さ
れる。この減圧装置4と並列に蒸気タービン9を接続
し、蒸気を優先的に流すことにより、減圧過程の動力を
回収する。熱需要家26の加熱需要が多い場合は、減圧装
置4からも蒸気を供給し、加熱需要に対処する。
蒸気タービン9で発生した動力により、圧縮式冷凍機
Bの圧縮機13を駆動し、蒸発器14で冷水を冷却する。冷
水から奪つた熱は、凝縮器15で冷却水25に伝えられる。
一方、吸収式冷凍機Cは低圧蒸気配管12を介して低圧
蒸気ヘツダ6より駆動用蒸気を取り込み、冷水を冷却す
る。冷水より奪つた熱は、冷却水24に伝えられる。駆動
用蒸気は、吸収式冷凍機Cを熱に与え、ドレーンとなつ
てホツトウエルタンク22に流入する。
冷水は、熱需要家26の冷却用熱源として使用され、昇
温して冷水戻り配管17を通り、先ず吸収式冷凍機Cに流
入し、中間温度まで冷却され、冷水配管18を通つて圧縮
式冷凍機Bの蒸発器14でさらに冷却され、所定の温度に
冷却された後、冷水往き配管19を通り、圧送用ポンプ16
により熱需要家26まで圧送される。
加熱用蒸気供給装置Aのボイラ1は、ボイラ給水ポン
プ23より供給された水を、燃料を燃焼させて加熱し、高
温,高圧の蒸気とし、この蒸気を蒸気配管2を通じて高
圧蒸気ヘツダ3に送る。
そして、蒸気タービン9側から通気可能な蒸気量を、
吸収式冷凍機Cの最大蒸気消費量よりも大きくしてお
く。
熱需要家26の加熱負荷が大きく、加熱用蒸気の送気量
が蒸気タービン9の必要蒸気量より十分多い場合、低圧
蒸気ヘツダ6の蒸気圧は減圧装置4で決定される。その
時の蒸気圧力は、制御装置Dの圧力調節計29のセツト値
より低くなるように、予め調整しておく。圧力調節計29
は、圧力検出器28で検出した圧力が所定の圧力より低い
場合、ベーン30を全開にする信号を出し、所定の圧力よ
り高い場合、所定の圧力との偏差に比例してベーン30を
閉じるような信号を出すようにしておく。
以上のように、減圧装置4を圧力調節計29を調整して
おくことにより、加熱用送気量が多い場合、圧縮式冷凍
機Bは、圧力調節計29からの信号ではベーン30の開度が
制御されないため、温度調節計34の信号によりベーン30
が開閉され、冷水出口温度が所定の温度になるように制
御される。
加熱負荷が少なく、蒸気の送気量が少ない場合、減圧
装置4の通過蒸気量を0にしても、蒸気タービン9の必
要蒸気量が多いと低圧蒸気ヘツダ6内の圧力が上昇す
る。低圧蒸気ヘツダ6内の圧力が所定の圧力より上昇す
ると、圧力調節計29はベーン30に閉信号を出す。ベーン
30が閉じると、蒸気タービン9の負荷が減り、回転数が
上昇する。回転数が上昇すると、ガバナ27が回転数を一
定に制御するよう、蒸気タービン用の蒸気調節弁8を閉
じる信号を出し、回転数を一定範囲に制御する。つま
り、ベーン30を開閉し、圧縮機13の負荷を軽減させる
と、蒸気タービン9の出力が変わり、蒸気タービン9の
通過蒸気量が変わるので、低圧蒸気ヘツダ6内の圧力を
制御することができる。
低圧蒸気ヘツダ6の圧力制御のため、圧縮機13のベー
ン30を閉じると、圧縮式冷凍機Bの能力が減り、冷水出
口温度が上昇する。冷水出口温度が上昇すると、温度調
節計34は冷凍容量を増加させるように信号を出す。その
信号をスプリツト制御用演算器33が受け、圧縮機13のベ
ーン30を開く信号を発するとともに、吸収式冷凍機Cの
蒸気制御弁36を開く信号を発する。圧縮機13のベーン30
は、ローセレクタ32により、圧縮調節計29と温度調節計
34のどちらか小さい信号により動くため、加熱負荷が少
ないときは圧縮調節計29の信号により開閉することにな
る。したがつて、圧縮式冷凍機Bの冷凍能力が制限され
た分、吸収式冷凍機Cがカバーするように蒸気制御弁36
が開き、冷凍能力をカバーし、冷水出口温度を一定に保
持することになる。
前記蒸気制御弁36が開くことにより、高圧蒸気ヘツダ
3より低圧蒸気ヘツダ6に流れる蒸気量が増加するた
め、蒸気タービン9に流せる蒸気量も増加し、タービン
出力の増加→圧縮式冷凍機の冷凍能力増加となる。
スプリツト制御用演算器33は、冷却負荷が少ない時、
吸収式冷凍機Cに優先して圧縮式冷凍機Bに負荷をか
け、蒸気の減圧工程の回収動力を有効に利用し、熱効率
が高くなるようにするとともに、高負荷時には吸収式冷
凍機Cにも負荷をかけ、冷凍能力の増加を図ることによ
つて冷水出口温度の安定化を図るようにしている。
以上述べた作用により、加熱負荷の増減による蒸気の
送気量の変化にも対応でき、かつ冷却負荷側の変化にも
対応できる。また、蒸気の送気量が多く、冷却負荷が少
ない時は、主として圧縮機冷凍機Bに負荷がかかり、高
い熱効率が得られる。
〔発明の効果〕 以上説明した本発明の請求項1に記載の発明によれ
ば、駆動熱源として加熱用蒸気供給装置の低圧蒸気ヘツ
ダより蒸気を取り出す吸収式冷凍機を設けるとともに、
前記吸収式冷凍機と圧縮式冷凍機とに、冷水をシリーズ
に流して順次冷却可能に構成しており、加熱負荷の変化
によつて蒸気の送気量が変化しても、冷凍能力が変化し
ないため、加熱用蒸気の減圧工程のエネルギーを利用で
きるので、冷温熱源プラント全体の熱効率を高め得る効
果があり、また加熱負荷に冷凍能力が左右されず、安定
した冷水出口温度を保持し得る効果がある。
また、本発明の請求項2に記載の発明によれば、減圧
送出する蒸気と、圧縮式冷凍機と、吸収式冷速機とを制
御する制御装置を設けるとともに、前記制御装置を、加
熱負荷が多く、減圧送出する蒸気量が多い時には吸収式
冷凍機に流入する蒸気量を減らし、加熱負荷が少なく、
減圧送出する蒸気量が少ない時には吸収式冷凍機に流入
する蒸気量を増やすように、制御可能に構成しているの
で、各部の制御をより一層的確に行い得る効果がある。
さらに、本発明の請求項3に記載の発明によれば、蒸
気タービンの通気可能な蒸気量を、吸収式冷凍機の最大
蒸気消費量よりも大きくしているので、冷温熱源プラン
ト全体の熱効率の向上と、冷水出口温度を安定,保持と
を、より一層確実に達成し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す系統図、第2図は従来
技術を示す系統図、第3図は熱負荷の説明図である。 A……加熱用蒸気供給装置、B……圧縮式冷凍機、C…
…吸収式冷凍機、D……制御装置、1……ボイラ、3…
…高圧蒸気ヘツダ、4……減圧装置、6……低圧蒸気ヘ
ツダ、8……蒸気調節弁、9……蒸気タービン、13……
圧縮機、14……蒸発器、15……凝縮器、16……圧送用冷
水ポンプ、22……ホツトウエルタンク、23……ボイラ給
水ポンプ、26……熱需要家、27……蒸気タービンのガバ
ナ、28……圧力検出器、29……圧力調節計、30……圧縮
機のベーン、31……ベーン駆動用アクチュエータ、32…
…ローセレクタ、33……スプリツト制御用演算器、34…
…温度調節計、35……冷水出口温度検出端、36……蒸気
制御弁。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中山 義彦 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所土浦工場内 (72)発明者 酒井 正士 茨城県土浦市神立町603番地 株式会社 日立製作所土浦工場内 (72)発明者 坂内 正明 東京都千代田区神田駿河台4丁目6番地 株式会社日立製作所内 (56)参考文献 特開 昭55−46352(JP,A) 特開 昭49−39842(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボイラと高圧蒸気ヘッドと減圧装置と低圧
    蒸気ヘッドとを有する加熱用蒸気供給装置と、前記高
    圧、低圧蒸気ヘッド間に減圧装置と並列に接続された蒸
    気タービンと、この蒸気タービンにより駆動される圧縮
    式冷凍機と、冷水ポンプとを備えた冷却装置において、
    駆動熱源として前記低圧蒸気ヘッドより蒸気を取り出す
    吸収式冷凍機を設けるとともに、前記吸収式冷凍機と圧
    縮式冷凍機とに冷水をシリーズに流して順次冷却する構
    成とし、さらに、減圧送出する蒸気と前記圧縮式冷凍機
    と吸収式冷凍機とを制御する制御装置を設けるととも
    に、この制御装置を加熱負荷が多く減圧送出する蒸気量
    が多い時には吸収式冷凍機に流入する蒸気量を減らし、
    加熱負荷が少なく減圧送出する蒸気量が少ない時には吸
    収式冷凍機に流入する蒸気量を増やすように制御する構
    成とすることを特徴とする冷却装置。
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