JP2684530B2 - 表示パネルの照明構造 - Google Patents

表示パネルの照明構造

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JP2684530B2 JP10819495A JP10819495A JP2684530B2 JP 2684530 B2 JP2684530 B2 JP 2684530B2 JP 10819495 A JP10819495 A JP 10819495A JP 10819495 A JP10819495 A JP 10819495A JP 2684530 B2 JP2684530 B2 JP 2684530B2
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宏 石川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子機器等に用いられ
る表示装置の表示パネルに表示された文字、記号、図形
等を照明する表示パネルの照明構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子機器等の表示装置において、
表示パネルに表示された文字等を見易くするために表示
パネルの裏面にランプ等の光源を設け、その光源から発
する光を透明板により導いて文字等を明くする表示パネ
ルの照明構造が一般的に用いられている。
【0003】以下、従来の表示パネルの照明構造につい
て説明する。図5は従来の表示パネルの照明構造の部分
断面図、図6は従来の表示パネルの光の反射を説明する
ための説明図である。
【0004】図5に示す従来の表示パネルの照明構造
は、基板3と、基板3に固定したソケット4と、そのソ
ケット4に装着したランプ等による光源7と、この光源
7に対応する部分に貫通孔12を開孔し、前記基板3の
表面3aに重ねて固着した透明板5と、その透明板5の
表面5aに重ねて固着した半透明板9とにより構成され
る。
【0005】透明板5は、例えば、アクリル樹脂等の透
明な板で形成され、半透明板9は乳白色の光を透過する
ことができるアクリル樹脂等で形成される。固着した透
明板5及び半透明板9の外表面に反射塗料13が塗布さ
れ、さらに遮光塗料14が塗布されている。
【0006】その半透明板9の表面に文字、記号、図形
等の表示文字15を半透明板9に食い込む深さまで彫刻
しその文字部分に光が透過するように形成する。
【0007】以上のように構成した従来の表示パネルの
照明構造では、光源7が発する光は以下に説明するよう
に反射して表示文字15を照明する。
【0008】すなわち、図6に示す光源7が発する光
は、矢印AB方向、すなわち、透明板5の長手方向に導
かれる。一方、貫通孔12の内側面に斜めに入射する矢
印AC方向の光はその内側面でD方向に反射し、その残
りがE方向に導かれる。
【0009】この透明板5により導かれた光(AB方向
の光)と、E方向に導かれた光は、表示パネル6に表さ
れた表示文字15を透過し、その文字等を照明すること
となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表示パネルの照明構造では、図6に示すように、光源7
が発する光が矢印AB方向の場合には貫通孔12の内側
面での反射光量が極めて微小であるため、そのAB方向
の光の大部分は透明板5に導かれる。しかし、その場合
は光源7の円周方向だけであり、透明板5に導かれる光
は極めて微小な光量でしかない。一方、矢印AC方向で
は入射角が大きくなるほど貫通孔12の内側面での反射
量も大きくなるため、透明板5に導かれる光量は減少し
伝達効率が悪い。このため、表示パネル6の表示文字1
5を十分に明るくするには、多数の光源7を設けて、透
明板5に導かれる光量の増加を図らなければならないと
いう課題がある。
【0011】本発明は、上記の課題に鑑み、光源が発す
る光を効率良く透明板に導くことができる表示パネルの
照明構造を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
克服するため、文字等を表示する表示装置において、基
板に設けた光源と、この光源の中心軸を回転の中心とす
る回転放物面形状の貫通孔を具備した中間基板を前記基
板に重ねる。
【0013】前記貫通孔と対応するように該貫通孔と同
一径の貫通孔を設けた透明板と、前記貫通孔と対応する
部分に円錐の頂点が前記光源と対向するように円錐反射
部を設けた半透明板とを重ねる。その重ね合わせた透明
板及び半透明板の上下左右の外表面に反射剤及びその外
側に遮光剤を塗布し一体化し、その半透明板側の表面に
文字等を所定の深さに彫刻する。
【0014】以上のように形成した表示パネルを前記中
間基板に重ねることにより本発明の照明構造が構成され
る。以上の構造により、光源から発する光は円錐反射部
の方向へ反射し、この円錐反射部によりさらに透明板の
長手方向に反射させて、光源からの光を効率良く透明板
及び半透明板に導いて表示パネルに表示された文字等を
明るく照明するようにした。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。図1は本発明の表示パネルの照明構造の分
解斜視図、図2は本発明の表示パネルの遮光塗料等の一
部を切り欠いた部分斜視図、図3は本発明の表示パネル
の照明構造の部分断面図、図4は本発明の表示パネルの
照明構造における光の反射を説明するための説明図であ
る。なお、図5、図6に示される従来例と同様の構成に
は同一の符号を付し説明を省略する。
【0016】本発明の表示パネルの照明構造の主な構成
は、図1に示すように、本発明の対象となる表示装置1
8に組み込まれ、電源の供給を受ける基板3と、中間基
板8と、表示パネル6である。
【0017】本発明は従来の表示パネルの照明構造にお
いて中間基板8と、表示パネル6内に円錐反射部10を
新たに設け、光を効率良く反射させて透明板5に導入
し、表示パネルの外表面からの光漏れを防止し、光エネ
ルギーの蓄積と維持を図ったことに特徴がある。
【0018】図3に示すように、この中間基板8には底
部が回転放物面形状の貫通孔11を光源7に対応する位
置に設ける。この回転放物面形状の焦点の位置は光源7
の中心の位置と一致するように形成されている。
【0019】この回転放物面には効率良く光を反射させ
るように鏡面仕上げが施され反射剤が塗布されている。
この中間基板8は基板3の表面3aに重ねて固定され
る。
【0020】次に表示パネル6について説明する。図2
に示すように、表示パネル6はアクリル樹脂等の透明板
5とその表面に固着した乳白色の半透明板9により形成
される。この半透明板9は表示文字15が照明された際
に長時間でも目の疲れを少なくするよう見やすくするた
めに設けられたものである。
【0021】図3に示す透明板5には前記貫通孔11に
対向する位置にその貫通孔11と同一径の貫通孔16を
設ける。一方、半透明板9の裏面の前記貫通孔16と対
応する部分に円錐反射部10を設ける。
【0022】この円錐反射部10は貫通孔11の内面で
反射した光をさらに直角に反射させるため、円錐の傾斜
角をほぼ直角をなし、その円錐の頂点が光源7と対向す
るよう形成される。この円錐反射部10の反射面には効
率良く光を反射させるために鏡面仕上げが施され反射剤
が塗布されている。
【0023】このように形成される透明板板及び半透明
板9を貫通孔16内に円錐反射部10が入り込むように
重ね合わせ、貫通孔16及び円錐反射部10を除く表
面、左右両端面に反射塗料13を塗布し、さらにその上
面に遮光塗料14を塗布することにより一体化した表示
パネルを形成する。半透明板9側の表面の所定の位置に
文字、記号等の表示文字15を半透明板9に食い込むよ
うな一定の深さに彫刻する。この表示パネル6は中間基
板8に重ねて固定される。
【0024】次に、本発明の表示パネルの照明構造にお
ける光の反射について具体的に説明する。
【0025】図4に示すように、光源7が発する光は矢
印OPQR、矢印O’P’Q’R’で示す様に光源7を
中心として放射状に反射する。従って、透明板5の貫通
孔16の内側面では反射することなく光のほとんどが透
過して、透明板5の内部に導かれる。透過した光は、反
射塗料で塗布された内壁で入反射を繰り返し、エネルギ
ーが持続でき、すべての箇所を均等に陰や干渉縞を発生
することなく、半透明板9に刻まれた表示文字15が表
面から明るく見える。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の表示パネルの照明構造は、光源の周辺に回転放物面
形状の反射部を設け、その光源から発する光を円錐反射
部により垂直に反射させ、その光を表示パネル内部に極
めて効率良く透過させ、内面反射が光エネルギーを持続
するようにしたことにより、明るく見易い表示パネルを
得ることができる。従って、従来と同一の大きさの表示
パネルと比較すると光源の数を削減できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示パネルの照明構造の分解斜視図で
ある。
【図2】本発明の表示パネルの遮光塗料の一部を切り欠
いた部分斜視図である。
【図3】本発明の表示パネルの照明構造の部分断面図で
ある。
【図4】本発明の表示パネルの照明構造の光の反射を説
明するための説明図である。
【図5】従来の表示パネルの照明構造の部分断面図であ
る。
【図6】従来の表示パネルの照明構造における光の反射
を説明するための説明図である。
【符号の説明】
3 基板 4 ソケット 5 透明板 6 表示パネル 7 光源 8 中間基板 9 半透明板 10 円錐反射部 11 貫通孔 12 貫通孔 13 反射塗料 14 遮光塗料 15 表示文字 16 貫通孔 18 表示装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字等を表示した半透明板と貫通孔を有
    する透明板とを貼り合わせた表示パネルと、前記貫通孔
    に挿入して前記透明板内に光を投射する光源を搭載した
    基板とで構成して、前記透明板内に拡散する光により前
    記表示パネルを照明する表示パネルの照明構造におい
    て、 前記透明板の貫通孔に連なる同径の貫通孔とこの貫通孔
    に連結して前記光源を焦点とする回転放物面の反射面と
    を有して前記透明板と前記基板との間に挟んだ中間基板
    と、前記光源方向を頂点として前記半透明板側を底面と
    して前記透明板の貫通孔内に形成された円錐反射部とを
    備えて 、前記回転放物面の反射面で反射した前記光源の
    光を前記円錐反射部により前記透明板内に導くことを特
    徴とする表示パネルの照明構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の表示パネルの照明構造
    において、前記表示パネルは、前記半透明板の表面に反
    射材を塗布した上に遮光材を塗布し、反射材と遮光材と
    を彫刻することにより文字等を表示したことを特徴とす
    る表示パネルの照明構造。
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