JP2682810B2 - 厚い超伝導のチャンネル層を具備した高温の超伝導の電界効果トランジスターの製造方法 - Google Patents

厚い超伝導のチャンネル層を具備した高温の超伝導の電界効果トランジスターの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超伝導素子の製造方法に
関するもので、より具体的には厚い超伝導のチャンネル
層を具備した高温の超伝導の電界効果トランジスター
(a hightemperature superc
onducting field−effect tr
ansistor)を製造する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、超伝導トランジスターは高速
演算、高速データ処理および低消費電力の特性をもつ能
動素子として広く使用されてきており、ビデオ信号処理
システム、高性能のワークステーションシステム、衛星
信号処理システム、スーパーコンピューター等の信号処
理システムに主に適用されている。
【0003】図1は極めて小さい超伝導のチャンネルを
もつ従来の超伝導の電界効果トランジスター(以下、
“超伝導FET”と称する)の構成を示している。図1
で、前記超伝導FETはYBa2Cu37-xからなった
基板11と、前記基板11の主面上に酸化物の超伝導体
の薄膜によって形成された極めて薄い超伝導のチャンネ
ル12と、前記超伝導のチャンネル12上に形成された
絶縁層13と、を具備している。
【0004】また前記FETは前記構成以外に、前記超
伝導のチャンネル層12の両端に、金属で形成されたソ
ース/ドレイン電極15,16と、前記絶縁層13上に
形成された、金属となっているゲート電極14と、を付
加されている。
【0005】このようなFET構成における、前記絶縁
層13はSrTiO3で形成されており、そして前記超
伝導のチャンネル層12は高温の超伝導体で形成されて
いる。このような超伝導FETは、前記基板11上に順
に形成されている金属−絶縁層−高温の超伝導層とから
なっている3層構造で構成されている。このような技術
については、そしてヨーロッパの特許公告(Europ
ean Patent)No.0 533519A2に
開示されている。
【0006】図2は逆伝導された3層構造を具備した従
来の超伝導FETの構成を示している。
【0007】図2の超伝導FETはNbでドープされた
SrTiO3基板21と、この基板21の主面上に形成
された白金層22と、絶縁層23を間に挟んで前記白金
層22上に形成された超伝導のチャンネル層24と、を
具備している。また、図2の超伝導FETは、相互に電
気的に絶縁されており、前記超伝導のチャンネル層24
上に形成された金属のソース/ドレイン電極25,26
と、そして前記基板21の表面上に形成されたゲート電
極27と、を付加されている。
【0008】前記超伝導FETは図1の超伝導FETと
比較して、逆伝導の3層構造を具備している。このよう
な技術については、米国の特許No.5,278,13
8に開示されている。しかし、このような超伝導FET
においては、高温の超伝導膜をゲートとして利用してい
るので、電界効果が数%以下に低下するという深刻な問
題が発生する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の超伝導FE
Tにおいて高い電界効果を得ることができない理由の一
つは、100Å以下の厚さの超薄膜がそのFETの高温
の超伝導のチャンネル層として利用されるという点であ
る。
【0010】そのような高温の超伝導のチャンネル層を
製造することにおいて、いろんな問題点が発生される。
【0011】第一に、極めて薄い膜を有するYBa2
37-x超伝導層を製造する場合に、その超伝導層が空
気の中水分と化学的に反応して他の物質に大変迅速な速
度で分解されてしまうので、結局超伝導の特性を喪失し
てしまう。
【0012】第二に、前記超伝導トランジスターの製造
時に、いろいろの段階のエッチング工程が遂行されなけ
ればならないので、極めて薄い超伝導層の化学的な安定
性が大幅的に不安定になる場合もある。
【0013】また終りに、極めて薄い超伝導層の厚さが
もっと薄くなると、そのような超伝導層の再現性は膜の
形成条件の最適の範囲の制限のため大幅的に低下されて
しまうのである。
【0014】したがって、本発明は超伝導のチャンネル
層の厚さが従来の超伝導FET内の超伝導のチャンネル
層より約6倍程厚いながらもチャンネルとして利用され
ることができる高温の超伝導の電界効果トランジスター
の製造方法を提供することにその目的がある。
【0015】本発明の他の目的は従来のものより相対的
に厚い超伝導のチャンネル層を具備してその生産性を改
善させた高温の超伝導の電界効果トランジスターの製造
方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めの本発明の一つの特徴によると、厚い超伝導のチャン
ネルを具備した高温の超伝導の電界効果トランジスター
を製造する方法において、パルスレーザー蒸着装置を用
いて、酸化物の結晶基板の表面上にテンプレートレーヤ
ーを形成する工程と、前記テンプレートレーヤー上にY
Ba2Cu37- x層を形成する工程と、前記YBa2Cu
37-x層をパターニングすることで、前記テンプレート
レーヤーの一部の表面の部分を露出させる工程と(以
下、該露出された領域を”開口部領域”と呼ぶ)、前記
YBa2Cu37-x層、および、前記露出されたテンプ
レートレーヤーの表面上に、YBa2Cu37-xからな
る厚さ60〜100nmのチャンネル層を形成する工程
と、前記チャンネル層上にSrTiO3からなる保護層
を、さらに、該保護層の上にSrTiO3からなる絶縁
層を、形成する工程と、ドライエッチングによって前記
絶縁層および保護層の一部を除去することで、上記チャ
ンネル層の一部を露出させる工程と、前記チャンネル層
の前記ドライエッチングによって露出された部分に、ソ
ース/ドレイン電極を形成するとともに、前記絶縁層の
前記開口部領域に対応する部分にゲート電極を形成する
工程と、を包含することを特徴とする高温の超伝導の電
界効果トランジスターの製造方法が提供される。
【0017】前記酸化物の結晶基板は、酸化物系の超伝
導体からなるものを用いることができる
【0018】前記酸化物の結晶基板は、SrTiO3
LaAlO3,MgO,NdGaO3,LaSrAl
4,またはLaSrGaO4からなるものを用いること
ができる
【0019】前記テンプレートレーヤーは、PrBa2
Cu37-xで構成されることが好ましい。
【0020】前記パルスレーザ蒸着装置の基板の加熱板
への前記酸化物の結晶基板の付着は、銀接着剤を使用し
て行うことが好ましい。
【0021】前記テンプレートレーヤーの形成工程は、
温度600℃〜650℃、酸素圧力約100nTorr
の条件下、上記テンプレートレーヤを50〜200nm
の厚さで形成するものであることが好ましい。
【0022】前記YBa2Cu37-x層を形成する工程
は、温度720℃〜780℃、酸素圧力約100mTo
rrの条件下、前記YBa2Cu37-x層を約500n
mの厚さで形成するものであることが好ましい。
【0023】前記チャンネル層を形成する工程は、温度
720℃〜780℃、酸素圧力100mTorrの条件
下で実行されるものであり、前記絶縁層の形成工程は、
温度650℃〜750℃の条件下で、前記絶縁層を10
0〜500nmの厚さで形成するものであり、前記保護
層の厚さは、10〜50nmであることが好ましい。
【0024】前記YBa2Cu37-x層を形成する工程
は、前記YBa2Cu37-x層のa−軸が前記基板に垂
直となるように行なうことが好ましい。
【0025】
【作用】本発明の製造方法によって製造された超伝導F
ETは60nm以上の大変厚いYBa2Cu37-x層を
チャンネル層として使用することができるので、従来の
超伝導FETと比較して見るとき、生産ラインにおける
超伝導FETの生産性を向上させることができ、そして
これによってその超伝導FETの特性が改善される。
【0026】
【実施例】以下、本発明の実施例に対して添付の図面に
基づいて詳細に説明する。
【0027】図3(a)〜図3(d)は、本発明の高温
の超伝導の電界効果トランジスターの製造方法を示して
いる工程図である。
【0028】図3(a)で、酸化物の結晶基板30上に
テンプレートレーヤー32とYBa2Cu37-x層34
が順に形成され、次にパターニング工程が遂行される。
【0029】前記テンプレートレーヤー32とYBa2
Cu37-x層34の形成工程はこの技術の分野ではよく
知られているパルスレーザーの蒸着装置内で実行され
る。
【0030】即ち、前記酸化物の結晶基板30を前記パ
ルスレーザーの蒸着装置内の基板の加熱板に付着させ
る。このとき、前記付着材料としては銀接着剤を使用す
る。
【0031】このような状態で、前記テンプレートレー
ヤー32を、前記酸化物の結晶基板30の主面上に形成
する。この場合の形成条件は、約100mTorrの酸
素圧力の下で、そして600℃〜650℃の範囲内の温
度とする。その結果、前記テンプレートレーヤー32は
50〜200nmの厚さをもつ。
【0032】前記酸化物の結晶基板30は、SrTiO
3,LaAlO3,MgO,NdGaO3,LaSrAl
4等の酸化物系列の材料のうちの一つで構成されてい
る。
【0033】このテンプレートレーヤー32はまたPr
Ba2Cu37-xで構成されている。
【0034】前記YBa2Cu37-x層34の形成工程
は、720℃〜780℃の範囲内で、そして100mT
orrの酸素圧力の下で実行される。前記YBa2Cu3
7-x層34は約500nmの厚さをもつ。
【0035】このとき、エッチング工程によって、開口
部35をもっているパターン化されたYBa2Cu3
7-x層34が、前記テンプレートレーヤー32上に形成
される(図3(a)参照)。
【0036】この開口部35は、前記テンプレートレー
ヤー32の露出された表面上に形成される。
【0037】この実施例においては、前記テンプレート
レーヤー32は、a−軸が前記基板3に垂直に前記YB
2Cu37-x層を成長させるために提供されたもので
ある。
【0038】続いて、図3(b)に図示のように、前記
パターン化されたYBa2Cu37- x層34が形成され
た構造物上に、YBa2Cu37-xチャンネル層36、
SrTiO3保護層38およびSrTiO3絶縁層40の
蒸着工程が順に実行される。
【0039】前記YBa2Cu37-xチャンネル層36
の蒸着工程が先に実行されて、60〜100nmの厚さ
をもつ前記YBa2Cu37-xチャンネル層36が形成
される。
【0040】この蒸着工程は、720℃〜780℃の温
度で、そして100mTorrの酸素圧力の下で実行さ
れる。
【0041】続いて、前記YBa2Cu37-xチャンネ
ル層36上に、SrTiO3保護層38が約10〜50
nmの厚さで形成される。
【0042】前記SrTiO3絶縁層40の蒸着工程
は、650℃〜750℃の範囲内の温度、100mTo
rrの酸素圧力の下で実行される。これにより、約10
0〜500nmの厚さをもつSrTiO3絶縁層40が
形成される。
【0043】その結果、図3(b)の構造が形成され
る。
【0044】この実施例における、前記SrTiO3
護層38の蒸着工程の実行の中で、前記SrTiO3
護層38と、前記テンプレートレーヤー32の表面部
と、の間の界面に形成されたYBa2Cu37-xチャン
ネル層は、その応力が変化されて応力変形層36aとし
て変化される。
【0045】さらに、ドライエッチング工程が実行され
て、前記絶縁層40と保護層38の一部分が図3(c)
に図示のように除去される。
【0046】例えば、エッチング用のマスクを使用し
て、前記絶縁層40および保護層38が選択的に除去さ
れる。
【0047】その結果、前記YBa2Cu37-xチャン
ネル層36の表面の部分が露出される。
【0048】最終的に図3(d)に図示のように、ソー
ス/ドレイン電極44,46が前記YBa2Cu37-x
チャンネル層36の露出された表面の部分の両側上に各
々塗布され、これと同時にゲート電極42は前記開口部
35内にある前記SrTiO3絶縁層40上に塗布され
る。
【0049】以上で、高温の超伝導FETを製造する工
程がすべて完了される。
【0050】前記超伝導FETのYBa2Cu37-x
は、その結晶の構造のため、その属性が結晶軸に沿って
大幅に変化する超伝導の特性をもっている。そして前記
超伝導の特性による応力変形の依存性が、前記結晶軸の
方向により結晶される特性をもっている。
【0051】このように、YBa2Cu37-x層のa−
軸が基板の表面に対して垂直となるように前記YBa2
Cu37-x層を前記基板上に成長させる場合には、引張
応力が、それらの間の熱膨張計数とそれらの間の格子の
不整合のため、それらの間の界面付近の領域に影響を及
ぶ。それによって、たくさんの点欠陥が前記界面付近の
領域内から発生されてしまう。
【0052】このような点欠陥は、散乱点として作用す
るので、超伝導の電子対は前記点欠陥と衝突するように
なる。これによってその超伝導の特性が前記YBa2
37-x層内で喪失されてしまう。
【0053】したがって、前記引張応力が、前記YBa
2Cu37-x層内で影響を及ぶことができる表面から約
25nmの深さまでの領域内では、そのような超伝導の
特性が発生されない。
【0054】
【発明の効果】上述した本発明の工程によって製造され
る前記超伝導FETでは、a−軸が基板の表面に垂直で
ある前記YBa2Cu37-x層と前記基板の間の界面か
ら発生する応力の変形効果は、前記YBa2Cu37-x
チャンネル層の両側の表面の付近の領域からも発生す
る。そのため、応力変形されたYBa2Cu37-xチャ
ンネル層は、応力の変形が完全に除去された10〜50
nmの厚さの中央部分をもつようになる。
【0055】具体的に、発明の超伝導FETにおいて
は、YBa2Cu37-xチャンネル層が基板とSrTi
3層との間で60〜100nmの厚さに形成されてい
る。
【0056】YBa2Cu37-xチャンネル層がその表
面から約25nmの深さまで応力の変形による影響を受
けるようになっても、YBa2Cu37-xチャンネル層
から応力変形の影響を受ける表面の部分の総ての深さは
約50nmになるので、YBa2Cu37-xチャンネル
層は応力の変形が完全に除去された10〜50nmの厚
さをもつ超伝導の特性が現わす中央部分をもつようにな
る。
【0057】したがって、本発明の製造方法によって製
造された超伝導FETは60nm以上の大変厚いYBa
2Cu37-x層をチャンネル層として使用することがで
きる。そのため、従来の超伝導FETと比較して、生産
ラインからの超伝導FETの生産性を向上させることが
できる。そして、これによってその超伝導FETの特性
が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】金属−絶縁層−超伝導層の3層の構造となって
いる従来の超伝導の電界効果トランジスターの構成を示
す断面図である。
【図2】逆伝導された3層構造となっている他の従来の
超伝導の電界効果トランジスターの構成を示している断
面図である。
【図3】本発明の実施例である高温の超伝導の電界効果
トランジスターの製造方法を模式的な断面図である。
【符号の説明】
30 : 酸化物の単結晶基板 32 : テンプレートレーヤー(template
layer) 34 : 超伝導層 35 : 開口部 36 : 超伝導のチャンネル層 38 : 保護膜 40 : 絶縁層 42 : ゲート電極 44 : ソース電極 46 : ドレイン電極

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】厚い超伝導のチャンネルを具備した高温の
    超伝導の電界効果トランジスターを製造する方法におい
    て、 パルスレーザー蒸着装置を用いて、酸化物の結晶基板の
    表面上にテンプレートレーヤーを形成する工程と、 前記テンプレートレーヤー上にYBa2Cu37-x層を
    形成する工程と 前記YBa2Cu37-x層をパターニングすることで、
    前記テンプレートレーヤーの一部の表面の部分を露出さ
    せる工程と(以下、該露出された領域を”開口部領域”
    と呼ぶ)、 前記YBa2Cu37-xの表面上、および、前記露出
    されたテンプレートレーヤーの表面上にわたって、YB
    2Cu37-xからなる厚さ60〜100nmのチャン
    ネル層を形成する工程と、 前記チャンネル層上にSrTiO3からなる保護層を、
    さらに、該保護層の上にSrTiO3からなる絶縁層
    を、形成する工程と、 ドライエッチングによって前記絶縁層および保護層の一
    部を除去することで、上記チャンネル層の一部を露出さ
    せる工程と、 前記チャンネル層の前記ドライエッチングによって露出
    された部分に、ソース/ドレイン電極を形成するととも
    に、前記絶縁層の前記開口部領域に対応する部分にゲー
    ト電極を形成する工程と、 を包含することを特徴とする高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
  2. 【請求項2】前記酸化物の結晶基板は、酸化物系の超伝
    導体からなること、 を特徴とする請求項1記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
  3. 【請求項3】前記酸化物の結晶基板は、SrTiO3
    LaAlO3,MgO,NdGaO3,LaSrAl
    4,またはLaSrGaO4からなること、 を特徴とする請求項記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法
  4. 【請求項4】前記テンプレートレーヤーは、PrBa2
    Cu37-xで構成されること、 を特徴とする請求項1記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
  5. 【請求項5】前記パルスレーザ蒸着装置の基板の加熱板
    への前記酸化物の結晶基板の付着は、銀接着剤を使用し
    て行うこと、 を特徴とする請求項1記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
  6. 【請求項6】前記テンプレートレーヤーの形成工程は、
    温度600℃〜650℃、酸素圧力約100nTorr
    の条件下、上記テンプレートレーヤを50〜200nm
    の厚さで形成するものであること、 を特徴とする請求項1記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
  7. 【請求項7】前記YBa2Cu37-x層を形成する工程
    は、温度720℃〜780℃、酸素圧力約100mTo
    rrの条件下、前記YBa2Cu37-x層を約500n
    mの厚さで形成するものであること、 を特徴とする請求項1記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
  8. 【請求項8】前記チャンネル層を形成する工程は、温度
    720℃〜780℃、酸素圧力100mTorrの条件
    下で実行されるものであり、 前記絶縁層の形成工程は、温度650℃〜750℃の条
    件下で、前記絶縁層を100〜500nmの厚さで形成
    するものであり、 前記保護層の厚さは、10〜50nmであること、 を特徴とする請求項1記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
  9. 【請求項9】前記YBa2Cu37-x層を形成する工程
    は、前記YBa2Cu37-x層のa−軸が前記基板に垂
    直となるように行なうこと、 を特徴とする請求項1記載の高温の超伝導の電界効果ト
    ランジスターの製造方法。
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