JP2682300B2 - ホイールの回転周期計測回路 - Google Patents

ホイールの回転周期計測回路

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JP2682300B2
JP2682300B2 JP3254634A JP25463491A JP2682300B2 JP 2682300 B2 JP2682300 B2 JP 2682300B2 JP 3254634 A JP3254634 A JP 3254634A JP 25463491 A JP25463491 A JP 25463491A JP 2682300 B2 JP2682300 B2 JP 2682300B2
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tacho
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豊彦 山脇
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人工衛星の姿勢制御用
アクチュエータに用いられホイールの回転周期計測回路
に係り、特にホイールが複数ある場合の回転周期計測方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】人工衛星の姿勢制御用アクチュエータに
用いられるホイールは、当初1台であったが、近年、2
〜4台のホイールを用いた制御方式が検討されている。
この場合、ホイールが複数となっても制御は別個独立に
行うことから、従来では、例えば図2に示すように、回
転周期計測回路をホイール毎に別個独立に設ける回転周
期計測方式が採用されていた。
【0003】図2は、ホイールが4台の場合の回転周期
計測方式を示す。4個の回転周期計測回路は、それぞ
れ、タイミング発生回路20とカウンタ21とラッチ回
路22とCPUバスインタフェース23とテレメトリバ
スインタフェース24とを備える。
【0004】4個の回転周期計測回路のタイミング発生
回路20は、共通に、4台のホイールをそれぞれ独立に
制御するCPUでの制御則計算に必要なサンプルタイミ
ング信号7と、テレメトリ出力に必要なサンプルタイミ
ング信号8と、周期計測用クロック9とが与えられ、カ
ウンタ21にリセット信号を、ラッチ回路22にラッチ
信号をそれぞれ出力する。一方、タコパルス(1〜4)
は、ホイールが出力する回転周期を示すパルス信号であ
るが、対応する回転周期計測回路のカウンタ21に入力
する。
【0005】カウンタ21は、タイミング発生回路20
からのリセット信号間に入力するタコパルスの間隔を計
測しその計測値を20数ビットのカウント値の形式で出
力する。このカウンタ21の出力カウント値は、ラッチ
回路22にて保持され、CPUバスインタフェース23
及びテレメトリバスインタフェース24を介して図外の
CPUバス及びテレメトリバスへ送出される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ホイール毎に
独立して並列的に計測する従来の回転周期計測方式で
は、ホイールの台数が2台程度なら1つの回路基板に形
成しても問題は少ないが、4台等台数が増えた場合には
部品点数の増大が顕著となり、1つの回路基板に形成す
ると広い実装面積を要し、製品の形状増大と重量増加を
招き、また、部品点数の増大に伴い部品費及び製造検査
工数が増加するという問題がある。さらに、カウンタ
は、高速クロックで動作させる場合、消費電流は増加傾
向にある。従って、高分解で測定するためカウンタ長を
増加すると、カウンタの個数が多いので、消費電力が増
大するという問題もある。
【0007】本発明の目的は、複数のホイールそれぞれ
の回転周期を1系統の回路で支障なく計測し得るホイー
ルの回転周期計測回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のホイールの回転周期計測回路は次の如き構
成を有する。即ち、本発明のホイールの回転周期計測回
路は、人工衛星の姿勢制御用アクチュエータに用いられ
る複数のホイールそれぞれからのタコパルスの中の1つ
のタコパルスを選択信号に従って選択出力する回路と;
前記選択されたタコパルスの間隔を第1タイミング信
号に従ってカウントするカウンタと; 前記カウンタの
出力カウント値が何れのタコパルスについてのものかを
示す識別コードを付加する回路と; 前記カウンタの出
力カウント値が規定範囲内の値でないときフラグ信号を
出力する回路と; 前記カウンタの出力カウント値と前
記識別コードと前記フラグ信号とを第2タイミング信号
に従って保持し計測データとして出力する回路と; 前
記複数のホイールをそれぞれ独立に制御するCPUでの
制御則計算に必要なサンプルタイミングとテレメトリ出
力に必要なサンプルタイミングの各信号を受けて前記選
択信号、前記識別コード、前記第1及び第2のタイミン
グ信号を出力する回路と; 前記計測データをCPUバ
ス及びテレメトリバスへ送出するCPUバスインタフェ
ース及びテレメトリバスインタフェースと; を備えた
ことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】次に、前記の如く構成される本発明のホイール
の回転周期計測回路の作用を説明する。本発明では、複
数のホイールそれぞれからのタコパルスの中の1つのタ
コパルスを選択し、その選択したタコパルスの間隔を計
測し所定ビット数のカウント値を形成する。そして、こ
のカウント値に識別コードとフラグ信号を付加した計測
データをCPUバス及びテレメトリバスへ保持出力す
る。以上の動作を全てのタコパルスについて時分割的に
行う。このとき、選択信号、識別コード、第1及び第2
のタイミング信号は、複数のホイールをそれぞれ独立に
制御するCPUでの制御則計算に必要なサンプルタイミ
ングとテレメトリ出力に必要なサンプルタイミングの各
信号に基づき、テレメトリ転送レートの変化に対応し、
且つ、姿勢制御に必要な各ホイール間の同時性を考慮し
た時分割計測タイミングで発生する。
【0010】斯くして、本発明によれば、複数のホイー
ルそれぞれの回転周期を時分割的に計測できるので、ホ
イールが複数となっても1系統の回路で計測でき、部品
点数を大幅に削減できる。従って、回路の小型軽量化と
消費電力の低減が図れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るホイールの回転
周期計測回路を示す。本実施例では、従来例と同様、ホ
イールが4台搭載されるとして説明する。構成要素の比
較をすれば、従来例回路(1回路)に、タコパルス選択
回路11、選択信号付加回路14及びオーバーフロー処
理回路15を追加したものとなっている。
【0012】但し、タイミング調整回路10は、入力信
号は従来のタイミング発生回路20と同様、CPU制御
に必要なサンプルタイミング信号7とテレメトリ出力に
必要なサンプルタイミング信号8と周期計測用クロック
9とであるが、本実施例では、テレメトリ転送レートの
変化に対応し、且つ、姿勢制御に必要な各ホイール間の
同時性を考慮した時分割計測タイミングで、タコパルス
選択回路11と選択信号付加回路とに対する選択信号
(4ビット)と、カウンタ12に対するリセット信号
(第1タイミング信号)と、ラッチ回路13に対するラ
ッチ信号(第2タイミング信号)とをそれぞれ発生す
る。なお、本実施例では、識別コードには選択信号を用
いたが、独立したコード信号としても良い。
【0013】図1において、4台のホイールから出力さ
れるタコパルス1〜同4はタコパルス選択回路11に与
えられる。タコパルス選択回路11は、タイミング調整
回路10からの選択信号に従い計測すべきタコパルスを
選択し、カウンタ12へ出力する。
【0014】カウンタ12は、タイミング調整回路10
からのリセット信号間の計測期間中に入力される2発以
上のタコパルスの間隔を計測クロックに従って計測し、
それを24ビットのカウント値の形式でラッチ回路13
と選択信号付加回路14とオーバーフロー処理回路15
とに出力する。
【0015】このとき、選択信号付加回路14は、選択
信号がどのホイールを選択しているかの情報(識別コー
ド)としてその選択信号をラッチ回路13に出力する。
一方、オーバーフロー処理回路15は、計測レンジの最
大周期の2倍以上を1系統の計測期間とし、その計測期
間中においてタコパルスが1発しか入力されない場合、
或は、全く入力されない場合をカウンタ12の出力カウ
ント値に基づき判定し、斯かる場合が検出されるとフラ
グ信号をラッチ回路13に出力する。
【0016】その結果、ラッチ回路13は、カウント値
と選択信号とフラグ信号とを1つのホイールについての
計測データとして保持出力する。この計測データはCP
Uバスインタフェース16及びテレメトリバスインタフ
ェース17を介してCPUバス18及びテレメトリバス
19に送出される。
【0017】以上のように、4台のホイールについて計
測を1系統の計測回路で時分割的に繰り返し実行する。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のホイール
の回転周期計測回路によれば、複数のホイールそれぞれ
の回転周期を時分割的に計測できるので、ホイールが複
数となっても1系統の回路で計測でき、部品点数を大幅
に削減できる。従って、回路の小型軽量化と消費電力の
低減が図れる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るホイールの回転周期計
測回路の構成ブロック図である。
【図2】従来のホイールの回転周期計測回路の構成ブロ
ック図である。
【符号の説明】
10 タイミング調整回路 11 タコパルス選択回路 12 カウンタ 13 ラッチ回路 14 選択信号付加回路 15 オーバーフロー処理回路 16 CPUバスインタフェース 17 テレメトリバスインタフェース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工衛星の姿勢制御用アクチュエータに
    用いられる複数のホイールそれぞれからのタコパルスの
    中の1つのタコパルスを選択信号に従って選択出力する
    回路と; 前記選択されたタコパルスの間隔を第1タイ
    ミング信号に従ってカウントするカウンタと; 前記カ
    ウンタの出力カウント値が何れのタコパルスについての
    ものかを示す識別コードを付加する回路と; 前記カウ
    ンタの出力カウント値が規定範囲内の値でないときフラ
    グ信号を出力する回路と; 前記カウンタの出力カウン
    ト値と前記識別コードと前記フラグ信号とを第2タイミ
    ング信号に従って保持し計測データとして出力する回路
    と; 前記複数のホイールをそれぞれ独立に制御するC
    PUでの制御則計算に必要なサンプルタイミングとテレ
    メトリ出力に必要なサンプルタイミングの各信号を受け
    て前記選択信号、前記識別コード、前記第1及び第2の
    タイミング信号を出力する回路と; 前記計測データを
    CPUバス及びテレメトリバスへ送出するCPUバスイ
    ンタフェース及びテレメトリバスインタフェースと;
    を備えたことを特徴とするホイールの回転周期計測回
    路。
JP3254634A 1991-09-05 1991-09-05 ホイールの回転周期計測回路 Expired - Lifetime JP2682300B2 (ja)

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JPH0558399A JPH0558399A (ja) 1993-03-09
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