JP2679547B2 - 耐食性に優れた深絞り用冷延鋼板及びその製造方法 - Google Patents
耐食性に優れた深絞り用冷延鋼板及びその製造方法Info
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Description
用冷延鋼板およびその製造方法に関するもので, 例え
ば、自動車の足廻り構造部材、更には自動車用の内外板
などに用いられるのに、好適な冷延鋼板、及び、その製
造方法を提供する。
り、自動車の排気ガス規制の見地から、鋼板の高強度化
による自動車車体材料の薄肉化によって自動車の燃費を
向上させようとする動きがある。一方、自動車のロアア
ーム等足廻り構造部材は、従来から熱延鋼板が用いられ
ているが、これには自動車用内外板のように亜鉛めっき
が施されることもなく、電着塗装による防錆対策のみが
施されているのが現状である。
ため安全性の点から、板厚を厚くせざるを得ない状況で
ある。このような状況の下、特開平4−141554号
公報に示されるように、鋼板そのものの耐食性を改善し
た鋼板の製造方法に関する技術も見られるが、鋼板中に
P、Cu、Niの他Mo、Crといった元素を相当量添
加するため、製造コストが高くなる上に、加工性が劣化
しやすいという欠点を有している。
鋼板の深絞り性の向上はあまり期待できない上に、固溶
Cを減ずるためにはTi添加量を多くせざるを得ず、そ
のため製造コストの上昇、あるいは、表面性状の低下に
もつながっている。
は、高成形性を有した鋼板の使用と高強度化による薄肉
化を実現することによって、燃費の向上を図るべく車体
の軽量化が最優先課題となっている。このような状況の
下、鋼板そのものの耐食性を向上させた冷延鋼板の開発
が活発に行なわれているが、深絞り性と耐食性が共に優
れた冷延鋼板は存在していない。
術の有する問題を解決するためになされたものであり、
鋼板としてIF鋼(格子間固溶元素のない鋼)をベース
とし、耐食性を向上させる元素として、P、Cu、N
i、の添加を添加し、さらに耐食性を付与する元素とし
て、特にSnに注目して、P、Cu、Ni量によって規
定されるSn量を添加した耐食性に優れた深絞り用鋼板
を開発することにある。
従来技術における課題を解決することについて検討を重
ねた結果、P、Cu、Niの添加をした鋼に、耐食性を
更に向上させる元素としてSnの有効を知見した。この
際に、近年地球環境問題から回収率が向上しているスク
ラップ缶から微量混入するSnを積極的に活用すること
により、IF鋼をベースとして耐食性及び深絞り性を十
分確保することに成功したものであり、以下の如くであ
る。
る)を有する耐食性に優れた深絞り用冷延鋼板である。 (a)C:0.002〜0.006%、 Si:1%
以下、 Mn:0.05〜1%、 P:0.02〜0.1%、 S:0.01%以下、 s
ol.Al:0.1% 以下、 N:0.004%以下、 B:0.0005〜0.00
2%、Cu:0.2〜0.5%、 Ni:0.1〜0.5%、 Sn:0.002〜0.
05% であり、更に、 (b)前記組成間に、2≦1000×Sn×(2×P+
Cu+Ni)≦20 を満足する関係を有し、 (c)Ti:0.005〜0.1%、Nb:0.002
〜0.05%の何れか一種又は二種を含有し、 (d)残部が鉄及び不可避的不純物成分からなってい
る。
た深絞り用冷延鋼板(組成はwt%である)の製造方法
である。 (a)C:0.002〜0.006%、 Si:1%
以下、 Mn:0.05〜1%、 P:0.02〜0.1%、 S:0.01%以下、
sol.Al:0.1% 以下、 N:0.004% B:0.0005〜0.002
%、Cu:0.2〜0.5%、 Ni:0.1〜0.5%、 Sn:0.002〜0.
05% であり、 更に、前記組成間に、2≦1000×Sn×(2×P+
Cu+Ni)≦20 を満足する関係を有し、 Ti:0.005〜0.1%、Nb:0.002〜0.
05%の何れか一種又は二種を含有し、残部が鉄及び不
可避的不純物成分からなっている、成分組成を有するス
ラブを用意する工程と、 (b)前記成分組成のAr3点以上で前記スラブを熱間
圧延し、巻取り温度(CT;℃)として、610−20
00×Sn≦CT(℃)≦710−2000×Snの範
囲で熱延鋼板を巻取る工程と、 (c)前記熱延鋼板を酸洗し、続いて70〜90% の
圧下率で冷間圧延する工程と、 (d)前記冷間圧延して得られた冷延鋼板を板温として
800〜880℃で連続焼鈍をおこなう工程。
述べる。以下成分組成はwt%である。 (a)C:0.002 〜0.01 %、 Si:1 % 以下、 Mn:
0.5〜1 % 、P:0.02〜0.1 % 、 S:0.01% 以下、
sol.Al:0.1 % 以下、N:0.004 % B:0.00
05〜0.002 % 、Cu:0.2〜0.5 % 、Ni:0.1〜0.5%、
Sn:0.002〜0.05 % であり、前記組成間に、2≦1000×
Sn×(2×P +Cu+Ni)≦20 を満足する関係があり、更
に、Ti:0.005〜0.1 % 、Nb:0.002〜0.05 %の何れか一種
又は二種を含有し、残部が鉄及び不可避的不純物成分か
らなっている、成分組成を有するスラブを用意し、
(b)このスラブを1200℃に加熱し、均熱後仕上げ
温度900℃、巻取り温度650℃の条件で熱間圧延を
行ない、続いて酸洗、冷間圧延を行なった後、再結晶焼
鈍(連続焼鈍サイクルは850℃で30秒、箱焼鈍サイ
クルは700℃)を行ない、最後に、0.5%の調質圧
延を行なって、供試材を採取し、その耐食性を調査し
た。
0.5%のNaCl水溶液を6時間噴霧後、温度50℃
で相対湿度80%以上の条件下で18時間湿潤雰囲気に
おいて乾燥させるという1日1サイクルの腐食試験を、
最大50サイクルまで行い、試験後の平均腐食深さを測
定する方法である。
すパラメータとして、1000×Sn×(2×P+Cu+Ni) を用
い、鋼板の平均腐食深さ及びランクフォード値(rm )
との関係を図1に示す。図1から明らかなように、耐食
性と深絞り性はSn,P,Cu,及びNiの含有量に強
く依存することが判る。
が2以上であるとき、焼鈍方法によらず耐食性が良好に
なることがわかる。しかし、20を超すとき、耐食性を
付与する元素の添加量が増えるため、ランクフォード値
が劣化する。従って、耐食性と深絞り性を共に満足させ
ることが不可能となる。このため、Sn量は2≦1000×
Sn×(2×P×Cu×Ni) ≦20で示される関係式に限定され
る。
含有量が焼鈍の種別によらず耐食性に大きく影響するこ
とから、Sn、P,Cu,及びNi含有量のバランスの
取れた適正な組み合わせが、優れた耐食性に寄与すると
の知見に基づき本発明がなされたのもである。
t%である)を上記のように限定した理由について述べ
ると以下の如くである。
高ランクフォード値を保つためには少ない方がよいが、
本発明の効果を損なわない範囲として、その上限を0.
01%に限定するが、好ましくは0.006%である。
また、下限については、過度に極低C化することは他の
元素を添加する必要があり、そのためコスト上昇を伴う
ので0.002%とする。
性を劣化させることなく、固溶強化元素として鋼板の強
化に寄与するが、1%を超えて含有すると熱間圧延の加
熱時に発生するスケール量が著しくなるばかりか、過剰
に添加すると鋼板の深絞り性を劣化させるので1%を上
限とした。
固定するため、その下限を0.05%とした。また、1
%を超えて含有するとランクフォード値を著しく劣化さ
せるので、その上限を1%とした。
安価に鋼を強化できる元素であると共に、鋼板自体の耐
食性を向上させる元素である。IF鋼をベースとして、
0.1%を超えて含有させると、結果的に高強度化する
とともに、粒界に偏析しやすくなり、2次加工劣化の問
題が顕在化するため、0.1%以下に限定した。一方、
耐食性を付与するには、0.02%の添加が必要であ
り、これを下限とした。
り低減した方が望ましい。0.01%を超えて含有する
と鋼の延性を劣化させるので、0.01%以下とした。
好ましくは0.007%以下である。
は脱酸およびNの固定のために必要であるが、多量に添
加するとコストの上昇をもたらすため0.1%以下とし
た。好ましくは0.06%以下である。
ンクフォード値を得るためには、少ない方が望ましい
が、本発明の効果を損わない範囲として、その上限を
0.004%とした。
と複合添加される場合に、鋼板自体の耐食性を向上させ
る元素であり、0.2%以上でその効果が得られる。過
剰に添加すると深絞り性を劣化させるばかりでなく、熱
延時の表面疵またはSnとの共存により、熱延時の熱間
割れが発生しやすくなるため、その上限を0.5%とす
る。
Cuが添加された場合の表面疵を減少させることに有効
である。過剰に添加すると深絞り性の劣化、コストの上
昇を招くので、その上限を0.5%とした。また、表面
疵低減のために、下限値を0.1%とする。
Bは粒界に偏析して粒界を強化する作用を有する。特
に、IF鋼をベースとして、Pを添加する場合、2次加
工脆化の問題を回避するために、添加は必須である。
0.0005%未満では、その効果が小さく、0.00
2%を超えて含有すると再結晶温度の上昇およびランク
フォード値の低下といった欠点が生ずるために、この範
囲に限定した。
はCの固定を行い、ランクフォード値を向上させる作用
がある。すなわち、0.005%未満ではその効果が乏
しく、一方多量に添加するとコストの上昇を招くだけで
なく、表面欠陥の原因や化成処理性を劣化させるので、
その上限を0.1%とする。
bはTiと同様にCの固定を行う性質があり、Tiとの
複合添加によりさらにランクフォード値が上昇する。す
なわち、0.002%未満ではその効果が乏しく、多量
に添加すると、コストの上昇を招くので上限を0.05
%に限定する。
つ、2≦1000×Sn×(2×P+Cu+Ni) ≦20を満たすSn
量とする。Snは、前述の通り本発明において最も重要
な元素であり、鋼板の耐食性を向上させるためには、添
加は必須である。0.05%を超えて含有させると、熱
間延性が低下するばかりか鋼板の延性および深絞り性を
も低下させるので0.05%を上限とした。また、Sn
による耐食性向上効果を得るために、0.002%を下
限とした。一方、Sn含有量は2≦1000×Sn×(2×P+
Cu+Ni) ≦20で示される関係式により限定されること
は、既に述べたとおりである。
は、熱延条件、焼鈍条件によらずその作用効果がある
が、生産性の高い連続焼鈍を用いる製造方法が請求項2
の発明である。熱間圧延工程は、連続鋳造機から直送さ
れた高温鋳片、または加熱によって得られた高温鋳片、
あるいは、鋼塊を分塊圧延して得られたスラブを、その
成分組成のAr3変態点以上の温度で熱間圧延を行う。
Ar3変態点未満では、焼鈍後のランクフォード値が劣
化するのでこの範囲に限定した。しかし、熱間潤滑が十
分に行われる等の条件の下では、フェライト域の熱間圧
延の適用も本発明鋼の特性を損なうものではない。
×Sn≦CT(℃)≦710 −2000×Snで規定される温度で巻
き取る。Snはその特性上粒界に偏析しやすい元素とし
て知られており、粒界に著しく偏析するのを抑えるため
に、Sn添加量に応じた温度で巻き取る必要がある。図2
はCT+2000×Snをパラメータとし、粒界偏析指
数との関係を調べたもので、CT+2000×Snの増
加に伴って粒界偏析指数は増加する傾向にある。
量に対して粒界に偏析しているSnの比率を表したもの
である。CT+2000×Snが610未満では粒界偏
析指数は小さく、粒界偏析は抑えられているが、逆にラ
ンクフォード値が小さくなる。また、710を越す値で
は、ランクフォード値は大きくなるが、粒界偏析指数も
増大する。上記いずれの場合でも、鋼板の特性は不適当
であり、 610−2000×Sn≦CT≦710 −2000×Snで規定さ
れる温度範囲で巻取ることが重要となる。
った後の冷間圧延は、圧下率の上昇に伴い焼鈍後のラン
クフォード値は上昇するが、圧下率70%未満では高い
ランクフォード値を得ることは難しく、圧下率90%以
上ではその効果が少ないので、この圧下範囲に限定し
た。次に、冷間圧延後における連続焼鈍条件は深絞り性
にとって重要であり、800℃未満では高いランクフォ
ード値は得られず、また880℃超える温度で焼鈍する
と、フェライト粒の粗大化により、プレス成形後、肌荒
れを起こしやすくなる。したがって、800℃以上88
0℃以下とするが、好ましくは820℃を下限とする。
の連続焼鈍をもふくむ。また、鋼板に更なる耐食性を要
求するときには、この冷延鋼板に電気亜鉛めっきを施す
ことや冷間圧延後に連続焼鈍を含む亜鉛めっきラインを
通板することにより溶融亜鉛めっきを施すことは、何ら
鋼板の特性上問題はない。
とを共に具備した冷延鋼板は、自動車車体用材料として
極めて有用な鋼板であることは明らかであって、軽量で
しかも耐用性に優れた車体材を提供する。
するが、本発明は無論この実施例に限定するものでない
ことは当然である。
加熱温度1200℃、仕上温度900℃、巻取温度65
0℃の条件下で熱間圧延により4.0mm厚の熱延板に
仕上げた。
mとしたものを、焼鈍方法として箱焼鈍は700℃、連
続焼鈍は850℃の二種類で焼鈍を行なった。次に、
0.5%の調質圧延を行った後、試験片を採取して引張
試験を行った。ここで得られた材料特性を表2に示す。
0.5%のNaCl水溶液を6時間噴霧後、温度50℃
で相対湿度80%以上の条件下で18時間湿潤雰囲気に
おいて乾燥させるという1日1サイクルの腐食試験を最
大50サイクルまで行い、試験後の平均腐食深さを測定
した。50サイクル後の耐食試験後の平均腐食深さを表
2に合わせて示す。表2から本発明の鋼(I)は、比較
鋼(C)に対してランクフォード値rm は高く、又、平
均腐食深さdは約 0.35 mm以下であり、優れた性質を
示している。
9)について、表3に示す種々の熱延巻取り温度、冷間
圧延率、焼鈍温度の条件で、製造しその鋼板の材質およ
び耐食性を調べた。その結果を表4に示す。表4から本
発明の製造方法で製造された鋼板はいずれもランクフォ
ード値rm は1.6以上でまた平均腐食深さdは約 0.3
1 mm以下であって優れた特性を示している。
は、焼鈍後に深絞り用軟鋼板なみの成形性を有し、しか
も鋼板自体の耐食性が優れた冷延鋼板であり、自動車車
体の軽量化を有効に達成し、工業的にその効果の大きい
発明である。
板の平均腐食深さおよび、ランクフォード値(rm )と
の関係を示す図である。
およびランクフォード値(r m )との関係を示す図で
ある。
Claims (2)
- 【請求項1】 下記の組成(組成はwt%である)を有
する耐食性に優れた深絞り用冷延鋼板。 (a)C:0.002〜0.006%、 Si:1%
以下、 Mn:0.05〜1%、 P:0.02〜0.1%、 S:0.01%以下、
sol.Al:0.1% 以下、 N:0.004%以下、 B:0.0005〜0.00
2%、Cu:0.2〜0.5%、 Ni:0.1〜0.5%、 Sn:0.002〜0.
05% であり、更に、 (b)前記組成間に、2≦1000×Sn×(2×P+
Cu+Ni)≦20 を満足する関係を有し、 (c)Ti:0.005〜0.1%、Nb:0.002
〜0.05%の何れか一種又は二種を含有し、 (d)残部が鉄及び不可避的不純物成分からなってい
る。 - 【請求項2】 下記の工程からなる耐食性に優れた深絞
り用冷延鋼板(組成はwt%である)の製造方法。 (a)C:0.002〜0.006%、 Si:1%
以下、 Mn:0.05〜1%、 P:0.02〜0.1%、 S:0.01%以下、 s
ol.Al:0.1% 以下、 N:0.004% B:0.0005〜0.00
2%、Cu:0.2〜0.5%、 Ni:0.1〜0.5%、 Sn:0.002〜0.0
5% であり、更に、前記組成間に、2≦1000×S
n×(2×P+Cu+Ni)≦20を満足する関係を有
し、 Ti:0.005〜0.1%、Nb:0.002〜0.
05%の何れか一種又は二種を含有し、残部が鉄及び不
可避的不純物成分からなっている、 成分組成を有するスラブを用意する工程と、 (b)前記成分組成のAr3点以上で前記スラブを熱間
圧延し、巻取り温度(CT;℃)として、610−20
00×Sn≦CT(℃)≦710−2000×Snの範
囲で熱延鋼板を巻取る工程と、 (c)前記熱延鋼板を酸洗し、続いて70〜90% の
圧下率で冷間圧延する工程と、 (d)前記冷間圧延して得られた冷延鋼板を板温として
800〜880℃で連続焼鈍をおこなう工程。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP4266094A JP2679547B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 耐食性に優れた深絞り用冷延鋼板及びその製造方法 |
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JP4266094A JP2679547B2 (ja) | 1992-10-05 | 1992-10-05 | 耐食性に優れた深絞り用冷延鋼板及びその製造方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH06116680A JPH06116680A (ja) | 1994-04-26 |
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CN110026433A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-07-19 | 首钢集团有限公司 | 一种提高含p高强if钢连退板表面质量的方法 |
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JPH04141554A (ja) * | 1990-10-01 | 1992-05-15 | Kawasaki Steel Corp | 耐食性に優れる深絞り用高張力冷延鋼板及びその製造方法 |
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1992
- 1992-10-05 JP JP4266094A patent/JP2679547B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN110026433A (zh) * | 2019-03-20 | 2019-07-19 | 首钢集团有限公司 | 一种提高含p高强if钢连退板表面质量的方法 |
CN110026433B (zh) * | 2019-03-20 | 2021-07-23 | 首钢集团有限公司 | 一种提高含p高强if钢连退板表面质量的方法 |
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