JP2677599B2 - インフオメーシヨンデバイス - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、支持体を適当に処理することにより検出可
能になる隠蔽された情報を担持する支持体の形のインフ
ォメーションデバイスに関する。
能になる隠蔽された情報を担持する支持体の形のインフ
ォメーションデバイスに関する。
発明の構成 本発明によれば、支持体を有するインフォメーション
デバイスにおいて、前記支持体に、 （ａ）スペクトルの赤外線から紫外線までの範囲内の電
磁線を吸収する第１の物質、及び （ｂ）支持体に対する第１の物質の固定を増強すること
ができる第２の物質が施されており、前記第１の物質は
物理的手段により容易に支持体から除去することがで
き、かつ、前記第２の物質は、該第２の物質が施されな
かった支持体の部分から第１の物質を選択的に除去する
ことのできる支持体の処理が行われると、検出可能にな
る不可視像を形成するために局所的方法で支持体に施さ
れていることを特徴とするインフォメーションデバイス
が提供される。
デバイスにおいて、前記支持体に、 （ａ）スペクトルの赤外線から紫外線までの範囲内の電
磁線を吸収する第１の物質、及び （ｂ）支持体に対する第１の物質の固定を増強すること
ができる第２の物質が施されており、前記第１の物質は
物理的手段により容易に支持体から除去することがで
き、かつ、前記第２の物質は、該第２の物質が施されな
かった支持体の部分から第１の物質を選択的に除去する
ことのできる支持体の処理が行われると、検出可能にな
る不可視像を形成するために局所的方法で支持体に施さ
れていることを特徴とするインフォメーションデバイス
が提供される。
本発明の１つの特徴によれば、第１の物質は可視スペ
クトル範囲内の放射線を吸収するもの、特に支持体に対
して親和性を有するが、但し第２の物質が存在しなけれ
ば支持体から、場合によりブラッシング又はラッピング
のような摩擦手段の補助下に、水性溶剤で、有利には水
で洗浄することにより即座に除去することができる不安
定な性質を有する染料である。その際、第２の物質は有
利には染料固定剤であり、その多くのものは当業界で公
知である。
クトル範囲内の放射線を吸収するもの、特に支持体に対
して親和性を有するが、但し第２の物質が存在しなけれ
ば支持体から、場合によりブラッシング又はラッピング
のような摩擦手段の補助下に、水性溶剤で、有利には水
で洗浄することにより即座に除去することができる不安
定な性質を有する染料である。その際、第２の物質は有
利には染料固定剤であり、その多くのものは当業界で公
知である。
本発明との関係において使用するために特に好適な染
料は、水溶性のアニオン性染料である。このような染料
は公知の化学的部類、例えばアゾ、アントラキノン、ト
リフェノジオキサジン及びフロシアニン部類に配属させ
ることができる。水溶性は、一般的にアニオン性基、例
えば一般に塩の形で存在するスルホン酸、カルボン酸又
はホスホン酸基が存在することによって提供される。適
当な染料は、酸性、直接及び反応性染料を包含する。
料は、水溶性のアニオン性染料である。このような染料
は公知の化学的部類、例えばアゾ、アントラキノン、ト
リフェノジオキサジン及びフロシアニン部類に配属させ
ることができる。水溶性は、一般的にアニオン性基、例
えば一般に塩の形で存在するスルホン酸、カルボン酸又
はホスホン酸基が存在することによって提供される。適
当な染料は、酸性、直接及び反応性染料を包含する。
アニオン性染料と一緒に使用することができる染料固
定剤は、当業界で公知でありかつ特に構造が重合体であ
ってもよいカチオン性化合物、例えばポリアルキレンビ
グアニド、ポリエチレンイミン及びポリ第四級アンモニ
ウム化合物を包含する。
定剤は、当業界で公知でありかつ特に構造が重合体であ
ってもよいカチオン性化合物、例えばポリアルキレンビ
グアニド、ポリエチレンイミン及びポリ第四級アンモニ
ウム化合物を包含する。
使用することができる別の染料は、例えばアゾ、トリ
フェニルメタン、フタロシアニン、キサンテン、アジ
ン、オキサジン、チアジン又はアクリジン部類に配属さ
せることができる、塩基性染料とも称される水溶性のカ
チオン性染料である。カチオン性染料と共役して使用す
ることのできる固定剤は、アニオン性重合体、例えばポ
リ（アクリル酸）及びポリ（ビニルスルホン酸）を包含
する。
フェニルメタン、フタロシアニン、キサンテン、アジ
ン、オキサジン、チアジン又はアクリジン部類に配属さ
せることができる、塩基性染料とも称される水溶性のカ
チオン性染料である。カチオン性染料と共役して使用す
ることのできる固定剤は、アニオン性重合体、例えばポ
リ（アクリル酸）及びポリ（ビニルスルホン酸）を包含
する。
染料は任意の常法で支持体に施すことができる。例え
ば、紙のシートのようなセルロース性支持体は、染料の
水溶液に浸漬することができる。次いで、固定剤をプリ
ント又はその他の任意の常法によって施し、不可視像を
形成させ、該像は着色された紙を洗浄し、固定されなか
った染料を除去し、固定された染料よりも大きな領域を
残すことにより可視化することができる。所望であれ
ば、画像によって形成されたパターン又はデザインは、
番号又はコードであってもよい。
ば、紙のシートのようなセルロース性支持体は、染料の
水溶液に浸漬することができる。次いで、固定剤をプリ
ント又はその他の任意の常法によって施し、不可視像を
形成させ、該像は着色された紙を洗浄し、固定されなか
った染料を除去し、固定された染料よりも大きな領域を
残すことにより可視化することができる。所望であれ
ば、画像によって形成されたパターン又はデザインは、
番号又はコードであってもよい。
使用することができる別の支持体は、繊維編織布、プ
ラスチックシート及び木材を包含する。染料は支持体の
全体に又はその選択した領域に施すことができる。固定
剤は支持体に染料の前又は後で、例えばブラッシ、ボー
ルもしくはフェルトチップペン又はインキージェットプ
リンタを用いた筆記、ペインティング又はプリンティン
グを包含する適当な塗布法に基づき施すことができる。
ラスチックシート及び木材を包含する。染料は支持体の
全体に又はその選択した領域に施すことができる。固定
剤は支持体に染料の前又は後で、例えばブラッシ、ボー
ルもしくはフェルトチップペン又はインキージェットプ
リンタを用いた筆記、ペインティング又はプリンティン
グを包含する適当な塗布法に基づき施すことができる。
染料及び固定剤は、支持体に、水だけ又は水と水に混
和可能な溶剤例えばアルコール及び／又はＮ−メチルピ
ロリドンの混合物を使用して（但し、所望であれば、非
水性溶剤も使用することができる）、水性媒体から塗布
するのが有利である。
和可能な溶剤例えばアルコール及び／又はＮ−メチルピ
ロリドンの混合物を使用して（但し、所望であれば、非
水性溶剤も使用することができる）、水性媒体から塗布
するのが有利である。
本発明によるインフォメーションデバイスは、安全目
的のために有用である。例えば、ラベル、福引券、文房
具、包装及びその他の物品に目に見えないコードを施す
ことができる。これらは又ゲーム、クイズ本及び教材で
かつ衣類において隠蔽した表章及びロゴスを設けるため
に使用することもできる。
的のために有用である。例えば、ラベル、福引券、文房
具、包装及びその他の物品に目に見えないコードを施す
ことができる。これらは又ゲーム、クイズ本及び教材で
かつ衣類において隠蔽した表章及びロゴスを設けるため
に使用することもできる。
本発明は、染料及び固定剤の使用について概略的に説
明してきたが、当業者にとっては染料の代わりにスペク
トルの赤外線又は紫外線範囲内で吸収する試薬を使用す
ることができることは自明のことである。このような試
薬は、性質がアニオン性であれば、前記のカチオン性固
定剤と組合わせて使用することができる。紫外線範囲内
で吸収する試薬の例は、蛍光増白剤を包含する。最終的
画像が可視スペクトル内で吸収されない限り、適当な検
出装置例えば紫外線ランプを使用することができる。
明してきたが、当業者にとっては染料の代わりにスペク
トルの赤外線又は紫外線範囲内で吸収する試薬を使用す
ることができることは自明のことである。このような試
薬は、性質がアニオン性であれば、前記のカチオン性固
定剤と組合わせて使用することができる。紫外線範囲内
で吸収する試薬の例は、蛍光増白剤を包含する。最終的
画像が可視スペクトル内で吸収されない限り、適当な検
出装置例えば紫外線ランプを使用することができる。
実施例 次に、実施例により本発明を詳細に説明するが、但し
本発明を限定するものではない。
本発明を限定するものではない。
実施例１ インキの製造 アシッドレッド249の２％インキ 100％の濃度の染料0.4gを、水：ジエチレングリコー
ル:N−メチルピロリドン（6:3:1）の溶剤混合物20g中に
溶解させる。
ル:N−メチルピロリドン（6:3:1）の溶剤混合物20g中に
溶解させる。
アシッドレッド249は、ナトリウム塩の形のアニオン
性モノアゾ染料である。
性モノアゾ染料である。
固定剤、ポリヘキサメチレンビグアニドの３％インキ 20％の水溶液としてのポリヘキサメチレンビグアニド
3gを、水9.6g、ジエチレングリコール6g及びＮ−メチル
ピロリドン2gに加える。該混合物を清澄な溶液が生じる
まで撹拌しかつ0.45μｍのナイロンフィルタを通して濾
過する。
3gを、水9.6g、ジエチレングリコール6g及びＮ−メチル
ピロリドン2gに加える。該混合物を清澄な溶液が生じる
まで撹拌しかつ0.45μｍのナイロンフィルタを通して濾
過する。
プリント／洗浄 染料アシッドレッド249のインキを、ピエゾ−ジェッ
トインキ−ジェットプリンタ例えばカラージェット（Co
lour Jet）132 ex又はPJ 1210 ex.Canonを使用して平坦
な紙にプリントする。カラーはブロック形でプリントす
る。
トインキ−ジェットプリンタ例えばカラージェット（Co
lour Jet）132 ex又はPJ 1210 ex.Canonを使用して平坦
な紙にプリントする。カラーはブロック形でプリントす
る。
引き続き、固定剤のインキを所望の画像でカラーの前
記ブロックの上にオーバプリントする。該画像は検出不
可能である。
記ブロックの上にオーバプリントする。該画像は検出不
可能である。
形成された画像は、水又は水性ベースの溶剤系を用い
て例えば洗浄又はブラッシングによって、前記プリント
を処理することにより再生することができる。洗浄処理
は固定されなかった染料を除去し、固定された画像を後
に残す。
て例えば洗浄又はブラッシングによって、前記プリント
を処理することにより再生することができる。洗浄処理
は固定されなかった染料を除去し、固定された画像を後
に残す。
もう１つの選択的方法は、平坦な紙に所望の画像で固
定剤のインキでプリントすることである。該画像は即座
には検出されない。
定剤のインキでプリントすることである。該画像は即座
には検出されない。
着色した画像は、引き続き該プリントをアシッドレッ
ド249中に、次いで水中に浸漬して固定されなかった染
料を除去することにより形成させることができる。染料
は固定剤によって保留せしめられ、着色された画像を形
成する。
ド249中に、次いで水中に浸漬して固定されなかった染
料を除去することにより形成させることができる。染料
は固定剤によって保留せしめられ、着色された画像を形
成する。
例２ インキの製造 C.I.フッドブラック２の３％インキ 100％の濃度の染料0.4gを、水：ジエチレングリコー
ル（9:1）の溶剤混合物19.4g中に溶解する。次いで、該
溶液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過する。
ル（9:1）の溶剤混合物19.4g中に溶解する。次いで、該
溶液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過する。
C.I.フッドブラック２は、以下の構造式を有する： 固定剤、３−３−イオネンブロミドの３％インキ 数平均分子量15000を有するポリ第四級アンモニウム
試薬、３−３−イオネンブロミド0.6gを水：ジエチレン
グリコール（9:1）19.4g中に溶かす。該溶液を0.45μｍ
のナイロンフィルタを通して濾過する。
試薬、３−３−イオネンブロミド0.6gを水：ジエチレン
グリコール（9:1）19.4g中に溶かす。該溶液を0.45μｍ
のナイロンフィルタを通して濾過する。
プリント／洗浄 染料C.I.フッドブラック２のインキを、ピエゾ−ジェ
ットインキ−ジェットプリンタ又は熱インキ−ジェット
プリンタを用いて平坦な紙にプリントする。カラーはブ
ロック形でプリントする。
ットインキ−ジェットプリンタ又は熱インキ−ジェット
プリンタを用いて平坦な紙にプリントする。カラーはブ
ロック形でプリントする。
引き続き、固定剤のインキを所望の画像の形状の染料
を除き総ての染料が固定されるようにカラーの前記ブロ
ックの上にオーバプリントする。該画像は検出不可能で
ある。
を除き総ての染料が固定されるようにカラーの前記ブロ
ックの上にオーバプリントする。該画像は検出不可能で
ある。
該画像は、所望により、プリントしたパターンを熱水
中に２〜３分間浸漬しかつ熱水で濯ぐことにより固定さ
れなかった染料を総て完全に除去することによって再生
することができる。該画像は黒色の背景上の白色であ
る。
中に２〜３分間浸漬しかつ熱水で濯ぐことにより固定さ
れなかった染料を総て完全に除去することによって再生
することができる。該画像は黒色の背景上の白色であ
る。
例３ インキの製造 C.I.ダイレクトブルー87の２％インキ 100％の濃度の染料0.4gを、水：イソプロパノール（8
0:20）の溶剤混合物19.6g中に溶解する。次いで、該溶
液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過する。
0:20）の溶剤混合物19.6g中に溶解する。次いで、該溶
液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過する。
C.I.ダイレクトブルー87は、三スルホン化された銅フ
タロシアニンのナトリウム塩である。
タロシアニンのナトリウム塩である。
固定剤、塩化ポリ（1,1−ジメチル−3,5−ジメチレン−
ピペリジニウム）の３％インキ水中の20％の溶液として
の固定剤2gを水14.1g及びイソプロパノール3.9gを加え
る。該混合物を撹拌しかつ得られた溶液を0.45μｍのナ
イロンフィルタを通して濾過する。
ピペリジニウム）の３％インキ水中の20％の溶液として
の固定剤2gを水14.1g及びイソプロパノール3.9gを加え
る。該混合物を撹拌しかつ得られた溶液を0.45μｍのナ
イロンフィルタを通して濾過する。
プリント／洗浄 前記染料のインキを、ピエゾ−ジェットインキ−ジェ
ットプリンタ又はシルクスクリン印刷により綿編織布に
プリントする。カラーはブロック形でプリントする。
ットプリンタ又はシルクスクリン印刷により綿編織布に
プリントする。カラーはブロック形でプリントする。
次いで、固定剤のインキを所望の画像の形状でカラー
の前記ブロックの上にオーバプリントする。該画像は見
ることはできない。
の前記ブロックの上にオーバプリントする。該画像は見
ることはできない。
形成された画像は、プリントした綿を水又は水／アル
コール混合物（水＞70％）で処理することによって再生
することができる。この処理は洗浄媒体中でのブラッシ
ング、ワイピング又は浸漬によって実施することができ
る。
コール混合物（水＞70％）で処理することによって再生
することができる。この処理は洗浄媒体中でのブラッシ
ング、ワイピング又は浸漬によって実施することができ
る。
該画像は編織布の白色の背景上に青色に着色されてい
る。
る。
例４ インキの製造 C.I.蛍光増白剤28の２％インキ 100％の濃度の蛍光増白剤0.4gを、水：ジエチレング
リコール（80:20）の溶剤混合物19.6g中に溶解する。次
いで、該溶液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過す
る。
リコール（80:20）の溶剤混合物19.6g中に溶解する。次
いで、該溶液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過す
る。
C.I.蛍光増白剤28は、以下の構造式を有する： 式中、Ｒはフェニル基であり、Ｑは２−ヒドロキシエ
チル基でありかつＴは−SO3Naである。
チル基でありかつＴは−SO3Naである。
固定剤、ボリヘキサメチレンビグアニド（PHMB）の２％
インキ 20％の水溶液としてのPHMB2gを、水17g及びジエチレ
ングリコール1gに加える。該混合物を均質に撹拌しかつ
得られた溶液を0.45μｍのナイロンフィルタを通して濾
過する。
インキ 20％の水溶液としてのPHMB2gを、水17g及びジエチレ
ングリコール1gに加える。該混合物を均質に撹拌しかつ
得られた溶液を0.45μｍのナイロンフィルタを通して濾
過する。
プリント／洗浄 FBAのインキを、ピエゾ又は熱インキ−ジェットプリ
ンタを用いて平坦な紙にブロックの形でプリントする。
ンタを用いて平坦な紙にブロックの形でプリントする。
次いで、固定剤のインキを所望の画像でカラーの前記
ブロックの上にオーバプリントする。
ブロックの上にオーバプリントする。
プリントした紙のブロックは、紫外線下で見る際にの
み明らかに識別可能でありかつかつ該画像は識別不能で
ある。
み明らかに識別可能でありかつかつ該画像は識別不能で
ある。
隠蔽された画像は、該プリントを水で洗浄した固定さ
れなかったFBAを除去することによって再生することが
できる。その際、画像は紫外線の下で再生される。
れなかったFBAを除去することによって再生することが
できる。その際、画像は紫外線の下で再生される。
例１〜３で使用した染料の任意のものの代わりに使用
することができる別のアニオン性染料の例は、以下の構
造を有し、それらの染料は一般にそれらののアルカリ金
属塩の形、例えばナトリウム塩の形で使用することがで
きる。
することができる別のアニオン性染料の例は、以下の構
造を有し、それらの染料は一般にそれらののアルカリ金
属塩の形、例えばナトリウム塩の形で使用することがで
きる。
C.I.ダイレクトブッラク51 C.I.ダイレクトブッラク168 上記式中、Ｙは−NH2、Ｘは−SO3H及びＺはフェニル
アゾ基である。
アゾ基である。
C.I.ダイレクトブルー199 CuPc（SO3H）２（SO2NH2） C.I.アシッドブルー249 CuPC（SO3H）４ C.I.アシッドレッド35 C.I.アシッドレッド37 C.I.ダイレクトイエロー84 C.I.ダイレクトイエロー50 上記式中、Ｘは4,8−ジスルホナフチ−２−イル基で
ある。
ある。
C.I.レアクチブオレンジ88 例４におけるC.I.蛍光増白剤28の代わりに使用するこ
とができる別の蛍光増白剤の例は、以下のもを包含す
る： C.I.蛍光増白剤34 例１〜４で使用した固定剤の任意のものの代わりに使
用することができる別の固定剤の例は、構造式： ［式中、ｎは25〜300である］を有するポリ（エチレン
イミン）,3−３−イオネンクロリド、及びジオシアンジ
アミド／ナフタリン縮合物を包含する。
とができる別の蛍光増白剤の例は、以下のもを包含す
る： C.I.蛍光増白剤34 例１〜４で使用した固定剤の任意のものの代わりに使
用することができる別の固定剤の例は、構造式： ［式中、ｎは25〜300である］を有するポリ（エチレン
イミン）,3−３−イオネンクロリド、及びジオシアンジ
アミド／ナフタリン縮合物を包含する。
例１〜４で使用した溶剤の任意のものの代わりに使用
することができる別の溶剤の例は、ジエチレングリコー
ル５〜40％を含有する水／ジエチレングリコール混合
物、水60〜80％、ジエチレングリコール10〜35％及びＮ
−メチルピロリドン１〜10％を含有する水／ジエチレン
グリコール/N−メチルピロリドン混合物、80/20水／イ
ソプロパノール混合物のような水／アルコール混合物を
包含する。
することができる別の溶剤の例は、ジエチレングリコー
ル５〜40％を含有する水／ジエチレングリコール混合
物、水60〜80％、ジエチレングリコール10〜35％及びＮ
−メチルピロリドン１〜10％を含有する水／ジエチレン
グリコール/N−メチルピロリドン混合物、80/20水／イ
ソプロパノール混合物のような水／アルコール混合物を
包含する。
例１〜４で使用した支持体の任意のものの代わりに使
用することができる別の支持体の例は、綿、綿／ポリエ
ステルブレンド、ナイロン、ナイロン／ウールブレン
ド、アセテートレーヨン、ウール又はウールブレンドか
ら成る編織布を包含する。ウールベースのラミネートを
使用することもできる。
用することができる別の支持体の例は、綿、綿／ポリエ
ステルブレンド、ナイロン、ナイロン／ウールブレン
ド、アセテートレーヨン、ウール又はウールブレンドか
ら成る編織布を包含する。ウールベースのラミネートを
使用することもできる。
例５ インキの製造 C.I.ベーシックオレンジ１の２％インキ 100％の濃度の染料0.4gを、水：ジエチレングリコー
ル（0.95:0.5）の溶剤混合物19.6g中に溶解する。次い
で、該溶液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過する。
ル（0.95:0.5）の溶剤混合物19.6g中に溶解する。次い
で、該溶液を0.5μｍのナイロンフィルタで濾過する。
C.I.ベーシックオレンジ１は、以下の構造式を有す
る： 固定剤、ポリ（アクリル酸）の３％インキ 20％の水溶液としてのポリ（アクリル酸）（平均分子
量90000）3gを、水16.2g及びジエチレングリコール1g混
合物に加える。得られた混合物を均質に撹拌しかつ該溶
液を0.5μｍのナイロンフィルタを通して濾過する。
る： 固定剤、ポリ（アクリル酸）の３％インキ 20％の水溶液としてのポリ（アクリル酸）（平均分子
量90000）3gを、水16.2g及びジエチレングリコール1g混
合物に加える。得られた混合物を均質に撹拌しかつ該溶
液を0.5μｍのナイロンフィルタを通して濾過する。
プリント／洗浄 染料C.I.ベーシックオレンジ１のインキをインキ−ジ
ェットプリンタを用いてポリエステル／綿ブレンド（6
7:33）にプリントする。該カラーはブロックの形でプリ
ントする。
ェットプリンタを用いてポリエステル／綿ブレンド（6
7:33）にプリントする。該カラーはブロックの形でプリ
ントする。
引き続き、固定剤のインキを所望の情報の形でカラー
の前記ブロックの上にオーバプリントする。該情報は可
視光線又は紫外線内では検出不能である。
の前記ブロックの上にオーバプリントする。該情報は可
視光線又は紫外線内では検出不能である。
該情報はプリントを熱い流動水中に役30秒間浸漬する
ことにより再生することができる。
ことにより再生することができる。
例５におけるC.I.ベーシックオレンジ１の代わりに使
用することができる別のカチオン性染料の例は、以下の
構造式： CuPc−［CH2N（C2H5）２］3.HCl を有するC.I.ベーシックブルー33.1を包含する。
用することができる別のカチオン性染料の例は、以下の
構造式： CuPc−［CH2N（C2H5）２］3.HCl を有するC.I.ベーシックブルー33.1を包含する。
例５におけるポリ（アクリル酸）の代わりに使用する
ことができる別のアニオン性試薬の例は、ナトリウム塩
としてポリ（ビニルスルホン酸）を包含する。
ことができる別のアニオン性試薬の例は、ナトリウム塩
としてポリ（ビニルスルホン酸）を包含する。
Claims (5)
- 【請求項１】支持体を有するインフォメーションデバイ
スにおいて、前記支持体に、 （ａ）スペクトルの赤外線から紫外線までの範囲内の電
磁線を吸収する第１の物質、及び （ｂ）支持体に対する第１の物質の固定を増強すること
ができる第２の物質が施されており、前記第１の物質は
物理的手段により容易に支持体から除去することがで
き、かつ、前記第２の物質は、該第２の物質が施されな
かった支持体の部分から第１の物質を選択的に除去する
ことのできる支持体の処理が行われると、検出可能にな
る不可視像を形成するために局所的方法で支持体に施さ
れていることを特徴とするインフォメーションデバイ
ス。 - 【請求項２】電磁線を吸収する物質が、支持体に対して
親和性を有するが、但し第２の物質が存在しなければ支
持体から即座に除去することができる染料である請求項
１記載のインフォメーションデバイス。 - 【請求項３】染料が水溶性のアニオン性染料でありかつ
第２の物質がカチオン性固定剤であり、かつ、支持体
が、アニオン性染料と即時除去できる程度の親和性を有
するが、カチオン性固定剤を施すことにより前記アニオ
ン性染料が固定される性質を有する、請求項２記載のイ
ンフォメーションデバイス。 - 【請求項４】染料が水溶性のカチオン性染料でありかつ
第２の物質がアニオン性固定剤であり、かつ、支持体
が、カチオン性染料と即時除去できる程度の親和性を有
するが、アニオン性固定剤を施すことにより前記カチオ
ン性染料が固定される性質を有する、請求項２記載のイ
ンフォメーションデバイス。 - 【請求項５】電磁線を吸収する物質が蛍光増白剤である
請求項１記載のインフォメーションデバイス。
Applications Claiming Priority (2)
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|---|---|---|---|
| GB8711105 | 1987-05-11 | ||
| GB878711105A GB8711105D0 (en) | 1987-05-11 | 1987-05-11 | Information device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63286391A JPS63286391A (ja) | 1988-11-24 |
| JP2677599B2 true JP2677599B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=10617139
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP63112694A Expired - Lifetime JP2677599B2 (ja) | 1987-05-11 | 1988-05-11 | インフオメーシヨンデバイス |
Country Status (7)
| Country | Link |
|---|---|
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| EP (1) | EP0291214B1 (ja) |
| JP (1) | JP2677599B2 (ja) |
| AT (1) | ATE79424T1 (ja) |
| DE (1) | DE3873605T2 (ja) |
| ES (1) | ES2042740T3 (ja) |
| GB (1) | GB8711105D0 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| GB9827884D0 (en) | 1998-12-18 | 1999-02-10 | Zeneca Ltd | Process |
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| US7129284B2 (en) | 2002-12-03 | 2006-10-31 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Fluorosurfactant packages for use in inkjet printing and methods of controlling puddling in inkjet pens |
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| JP2008502018A (ja) * | 2004-06-08 | 2008-01-24 | スマート ホログラムズ リミテッド | ホログラフィー又は回折図案 |
| EP1859096A2 (en) * | 2005-02-18 | 2007-11-28 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | System and method for identifying a garment |
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|---|---|---|---|---|
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-
1987
- 1987-05-11 GB GB878711105A patent/GB8711105D0/en active Pending
-
1988
- 1988-04-29 DE DE8888303954T patent/DE3873605T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-29 ES ES88303954T patent/ES2042740T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1988-04-29 AT AT88303954T patent/ATE79424T1/de not_active IP Right Cessation
- 1988-04-29 EP EP88303954A patent/EP0291214B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-05-09 US US07/191,972 patent/US4904507A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-05-11 JP JP63112694A patent/JP2677599B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| EP0291214A3 (en) | 1991-04-24 |
| DE3873605T2 (de) | 1992-12-03 |
| EP0291214A2 (en) | 1988-11-17 |
| DE3873605D1 (de) | 1992-09-17 |
| JPS63286391A (ja) | 1988-11-24 |
| EP0291214B1 (en) | 1992-08-12 |
| US4904507A (en) | 1990-02-27 |
| ES2042740T3 (es) | 1993-12-16 |
| GB8711105D0 (en) | 1987-06-17 |
| ATE79424T1 (de) | 1992-08-15 |
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