JP2675235B2 - 田植機の苗残量検出部 - Google Patents

田植機の苗残量検出部

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JP2675235B2 JP14608892A JP14608892A JP2675235B2 JP 2675235 B2 JP2675235 B2 JP 2675235B2 JP 14608892 A JP14608892 A JP 14608892A JP 14608892 A JP14608892 A JP 14608892A JP 2675235 B2 JP2675235 B2 JP 2675235B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、苗載せ台上の苗の残量
が少なくなったことをセンサーで検出して報知し、苗補
給を適切な時期に実行できるように、しかも、センサー
出退用の開口部が苗送りに障害にならないようにするた
め、苗載せ台の載置面側に突設した仕切壁に開口部を形
成し、苗載せ台上の苗に対して接触する苗残量検出用セ
ンサーを開口部に対して出退自在に、かつ突出付勢した
状態で設けた田植機の苗残量検出部に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記苗残量検出部としては、図9
に示すように、仕切壁25に形成した開口部24の載置
面26側の縁部27を載置面26から離れた位置に配置
し,その縁部27に対して接近した状態でセンサー28
を出退するように構成したものが知られている〔例えば
実開昭56−104316号公報参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
では、マット苗の床土や苗の根屑などが載置面26と仕
切壁25の隅部に溜まって、土や根屑がセンサー28の
下縁部と仕切壁25との間に噛み込み、センサー28の
動作不良を生じるおそれがあり、苗残量検出の信頼性向
上の面から改良の余地があった。本発明の目的は、製作
コストにおいて有利な手段によって、土や根屑の噛み込
みによる苗残量検出用センサーの動作不良を効果的に防
止できるようにし、苗残量検出の信頼性を十分に向上す
る点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、苗
載せ台の載置面側に突設した仕切壁に開口部を形成し、
苗載せ台上の苗に対して接触する苗残量検出用センサー
を開口部に対して出退自在にかつ突出付勢した状態で設
けた田植機において、開口部の載置面側の縁部を載置面
に隣接する状態に配置したことにある。
【0005】
【作用】つまり、例えば図7に示すように、開口部16
の載置面4a側の縁部21を載置面4aに隣接する状態
に配置すると、センサーと載置面との間に仕切壁を無く
すことができ、図9の従来技術のようにマット苗の床土
や苗の根屑などが載置面26と仕切壁25の隅部に溜ま
って、土や根屑がセンサー28の下縁部と仕切壁25と
の間に噛み込むという不都合な事態を無くせ、土や根屑
の噛み込みによる苗残量検出用センサーの動作不良を効
果的に防止できる。しかも、単に開口部の載置面側の縁
部の配置を変更するだけの極めて簡単な改良で済むか
ら、改良コスト面で有利である。その上、図7に示すよ
うに、開口部16の載置面4a側の縁部21を載置面4
aに隣接させることによって、苗載せ台の射出成型にお
いて二種類の金型22,23で安価に製造できる。ちな
みに、図9に示す従来構成では開口部24を形成する金
形の抜きの技術的制約から射出成型に際して少なくとも
三種類の金型が必要であり、高価な金型を少なくできる
ことは実利が極めて大きい。
【0006】
【発明の効果】その結果、苗残量検出の信頼性において
優れ、製作コストが安価で実用価値が高い、一段と優れ
た田植機の苗残量検出部を提供できるようになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、乗用田植機本体1に苗植
付け装置2をリンク装置3により昇降操作自在に連結
し、一定ストロークで左右に往復移動される苗載せ台
4、苗載せ台4の下端部から一株分の苗を取り出して植
付ける複数条のロータリー式の植付け爪5、植付け地面
を整地する接地フロート6などを前記苗植付け装置2に
設けてある。図2及び図3に示すように、苗載せ台4が
左右移動のストロークエンドに到達する毎に一定距離だ
け苗を苗受け用レール7の取り出し口8側へ送る縦送り
装置9を、各条ごとに左右一対づつ苗載せ台4に付設
し、縦送り装置9の駆動輪9aを図1の伝動ケース10
からの駆動手段に連動させ、縦送り装置9の遊転輪 9
bを支持ブラケット11に摺動自在に取付け、ベルト9
cを緊張すべく遊転輪9bを引っ張るバネ12の一端を
固定ブラケット13に連結してある。樹脂製の苗載せ台
4に支持ブラケット11と固定ブラケット13を一体成
形して、苗載せ台4の軽量化とコストダウンを図ってあ
る。図2に示すように、苗載せ台4の載置面4a側に複
数の仕切壁14を下向き開口した中空状に形成して突設
し、各条ごとの苗載置部を区画形成し、苗載せ台4上の
苗の床土部に対して横側方から接触する苗残量検出用セ
ンサー15を、各条ごとに、かつ、取り出し口8の近く
に配置した状態で仕切壁14に取付けてある。
【0008】図4ないし図7に示すように、仕切壁14
に開口部16を形成し、支軸17周りで揺動自在なセン
サー15を開口部16に対して出退自在に設け、センサ
ー15を樹脂材で屈曲形状に形成し、センサー15の遊
端部15aを仕切壁 14の側壁のうち開口部16とは
反対側のものに接当させ、センサー15をその屈曲形状
への弾性復元力で開口部16から突出するように付勢し
〔図4参照〕、苗載置部のマット苗の床土18による押
圧力でセンサー15が弾性的に伸長されて仕切壁14内
に引退するように構成してある〔図5参照〕。スイッチ
19に対する操作片20をセンサー15と一体回動自在
に設け、センサー15に苗が押圧作用している状態では
スイッチ19が切れ、苗が少なくなってセンサー15が
開口部16から突出する状態ではスイッチ19が入っ
て、ブザーやランプなどの警報装置が作動するように構
成してある。突出状態のセンサー15の形状を、供給マ
ット苗の床土で押圧される斜面15bと、引き上げられ
るマット苗の床土で押圧される斜面15cを有するよう
に形成して、マット苗の供給時及び引き上げ時にセンサ
ー15が円滑に引退するように構成してある。開口部1
6の載置面4a側の縁部21を載置面4aと仕切壁14
の隅部に配置して載置面4aに隣接させ、センサー15
の下縁部と載置面4aとの間を通って土や根屑などが落
下排出されやすいように構成し、土や根屑などの噛み込
みによりセンサー15の作動不良が生じることを防止で
きるようにしてある。苗載せ台4は仕切壁14の頂部で
分割して成形されており、開口部16の載置面4a側の
縁部21を載置面4aに隣接させることによって、図8
に示すように、苗載せ台4の射出成型において二種類の
金型22,23で安価に製造できるように構成してあ
る。
【0009】〔別実施例〕苗残量検出用センサー15の
材質、構造、突出付勢構成は適宜変更自在であり、公知
の技術を適当に選択利用すればよい。開口部16の載置
面4a側の縁部21を載置面4aに隣接する状態に配置
するに、開口部16を載置面4aにまで及ぶ状態で形成
してもよい。本発明の苗残量検出部は各種形式の田植機
に適用できる。
【0010】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植機の全体側面図
【図2】苗載せ台の平面図
【図3】苗載せ台の部分側面図
【図4】苗残量検出部の苗非検出状態の一部切り欠き平
面図
【図5】苗残量検出部の苗検出状態の一部切り欠き平面
【図6】図4のA−A矢視図
【図7】苗載せ台の部分斜視図
【図8】苗載せ台の成型状態の説明図
【図9】従来例の要部斜視図
【符号の説明】
4 苗載せ台 4a 載置面 14 仕切壁 15 センサー 16 開口部 21 縁部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 苗載せ台(4)の載置面(4a)側に突
    設した仕切壁(14)に開口部(16)を形成し、前記
    苗載せ台(4)上の苗に対して接触する苗残量検出用セ
    ンサー(15)を前記開口部(16)に対して出退自在
    にかつ突出付勢した状態で設けた田植機において、前記
    開口部(16)の前記載置面(4a)側の縁部(21)
    を前記載置面(4a)に隣接する状態に配置してある田
    植機の苗残量検出部。
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