JP2674739B2 - プラズマトーチ電極 - Google Patents

プラズマトーチ電極

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JP2674739B2
JP2674739B2 JP7264342A JP26434295A JP2674739B2 JP 2674739 B2 JP2674739 B2 JP 2674739B2 JP 7264342 A JP7264342 A JP 7264342A JP 26434295 A JP26434295 A JP 26434295A JP 2674739 B2 JP2674739 B2 JP 2674739B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、概してプラズマト
ーチに関し、特に、プラズマトーチ用のプレート状の冷
却された電極に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】プラズマトー
チは、一般に、毒性廃棄物、金属処理及び灰ガラス状化
等の多数の適用において、ワークピースの切断、溶接及
びスプレー接合のために用いられている。プラズマトー
チは、概して、イオン化されたガス粒子からなるプラズ
マをワークピースに向けることにより、作用する。イオ
ン化されるべきガスは、一対の電極の間でチャンネル
(連通)化され、トーチの前方端にてオリフィスを通し
て向けられる。電極に高電圧が印加されると、アークが
電極間のギャップを飛び越し、こうしてガスを加熱して
イオン化させる。イオン化されたガスは、オリフィスを
貫通して流れ、アークすなわち炎として現出する。別の
適用において、単一の電極だけが用いられ、移動したす
なわち切断アークが、電極から直接ワークピースにジャ
ンプする。
【0003】慣用のプラズマトーチの作用中、トーチ、
特にプラズマアークに直接暴露されている電極の表面は
非常に熱くなる。これらの電極表面の溶融若しくは早過
ぎる劣化を防止するために、十分な冷却が通常の操作中
になされなければならない。電極を冷却するために、水
又はガス等の流体冷媒が電極内のチャンネル又は通路を
通して向けられ、対流を介して熱を熱い電極表面から離
して転移させる。典型的には、電極が1ピース内に製造
され、次いで慣用の技術を用いて、冷媒チャンネルを最
終的な電極に機械加工する。
【0004】慣用のプラズマトーチでの欠点は、冷媒チ
ャンネルを電極に機械加工する工程が制限されているこ
とである。冷媒チャンネルを精確に機械加工することは
極めて難しいので、熱いプラズマガスに暴露されている
電極表面とチャンネルとの間に有効な熱転移域が存在す
る。したがって、これらの表面は、使用によって過熱さ
れて、迅速に劣化する。
【0005】慣用のプラズマトーチの別の欠点は、電極
を貫通するプラズマアークが暴露された表面に当接し、
これらの表面を迅速に侵食することである。プラズマア
ークがこれらの表面の特定の局地化された領域にのみ当
接し、該表面領域を迅速に過熱して侵食し、電極の寿命
を大幅に減少させることは、しばしば見られることであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術の問
題点及び欠点を排除するプラズマトーチに向けられてい
る。
【0007】本発明によれば、多重プレートを備えるプ
ラズマトーチ電極であって、該多重プレートは一緒に結
合されてその間に電気的接続を形成し、各プレートは周
側面と該面から半径方向内方に離隔された第1の開口と
を有し、該開口が整合されて該電極を貫通するボアを形
成するように該プレートが配列されており、複数のプレ
ートはチャンネルを形成するように整合されている孔を
有し、該チャンネルは冷媒源と結合するためのインレッ
トを有することを特徴とするプラズマトーチ電極が提供
される。
【0008】前記チャンネルの大部分は、前記ボアの大
部分とほぼ平行であることが好ましい。
【0009】前記孔は、多重チャンネルを形成するため
に整合されており、前記ボアは該多重チャンネル内に同
軸的に位置付けられていることが好ましい。
【0010】また、前記ボア及び前記チャンネルは、
0.03〜0.05インチ離れていることが好ましい。
【0011】前記多重プレートは、端部プレートを含
み、前記チャンネルは該端部プレートまで電極を介して
延びていることが好ましい。
【0012】さらに前記チャンネルは、基本的に直線で
ある内壁によって境界づけられていることが好ましい。
【0013】また前記プレートは、約0.001〜0.
1インチの幅を有することが好ましい。
【0014】さらに、本発明によれば、多重プレートを
備えるプラズマトーチ電極であって、該多重プレートは
一緒に結合されてその間に電気的接続を形成し、各プレ
ートは周側面と該面から半径方向内方に離隔された第1
の開口とを有し、該第1の開口が整合されて該電極を貫
通して延びる第1の通路を形成するように該プレートが
配列されており、該第1の通路は該第1の通路内にアー
クを発生するようにされており、プレートの一群は、該
プレートの一群を貫通して延びる第2の通路を形成する
ように整合されている第2の開口を有し、該第2の通路
は冷媒源と結合するためのインレットを有することを特
徴とするプラズマトーチ電極が提供される。
【0015】前記プレートの第2群は、第3の開口を有
し、該第3の開口は、前記第2の開口から離隔しており
且つ該プレートの第2群を貫通して延びる第3の通路を
形成するように整合されていて、該第3の通路はガス源
に結合するようにされたインレットを有することが好ま
しい。
【0016】また上記第3の開口は、上記第2の開口か
ら半径方向外方向に離隔し、上記第2の通路の軸方向延
長部を形成するように整合されていることが好ましい。
該軸方向延長部は、冷媒を排出するためのアウトレット
を有することが好ましい。
【0017】さらに、本発明の電極は、上記プレートの
第2群内に位置付けられた複数の環状インサートを含む
ことが好ましい。該インサートは、上記第1の通路内に
延び、上記アークから電極を保護するようにされている
ことが好ましい。
【0018】またさらに本発明によれば、ハウジング
と、第1の電極と、第2の電極と、ガスラインとを備
え、該第1の電極は、該ハウジング内に位置づけられて
おり、互いに接触して電気的接合を形成する多重プレー
トを有し、各プレートは周側面と該周側面から半径方向
内方に離隔した第1の開口とを有し、該第1の開口が整
合されて該電極を貫通して延びる第1の通路を形成する
ように該プレートが配列されており、プレートの一群
は、該プレートの一群を貫通して延びる第2の通路を形
成するように整合されている第2の開口を有し、該第2
の通路はインレット及びアウトレットを有し、該第2の
電極は、電源と結合するようにされている第1の部分
と、前記第1の通路内に延びる第2の部分と、を有し、
該ガスラインは、前記第1の通路と連結された第1の端
部と、前記第1の通路にガスを導入するためのガス源と
連結されるための第2の端部と、を有することを特徴と
するプラズマトーチが提供される。
【0019】本発明は、電極の熱転移特性を顕著に改良
すべく構成された1列の冷媒チャンネルを有するプラズ
マトーチ電極を提供することによって、達成される。本
発明によれば、該チャンネル列は、プレート構造を用い
て提供される。特に、好ましい実施形態において、プラ
ズマトーチ電極は、一緒にスタックされた多重プレート
を備える。該プレートは、プラズマアークを発生するよ
うにされたボアを形成するために方向づけられた開口を
有する。さらに、該プレートは、冷媒を受け入れるため
のチャンネルを形成するべく配列された孔を有する。こ
のプレートは、冷媒チャンネルの精確な組立を可能とす
る利点を有するので、冷媒チャンネルとボアの内壁面と
の間に有効な熱転移領域を作ることができる。
【0020】ボアの内壁面と冷媒チャンネルとの間の距
離が非常に小さく、冷媒とこの加熱された表面との間の
熱転移を改良するように、冷媒チャンネルは形成される
ことが好ましい。さらに、冷媒チャンネルは、ボアの全
長にほぼ沿って延びて、冷媒とボア表面との間の熱転移
領域を増加させる。この構造は、プラズマトーチの作用
中に、この表面の温度を低下させるので、侵食を減少さ
せ、電極の寿命を増加させる。プレート構造によって、
冷媒チャンネル壁は、基本的に直線である。よって、湾
曲したチャンネルにおいて発生し、液体冷媒を煮沸する
であろう流れが滞留する域を効果的に排除することがで
きる。
【0021】第1の実施形態において、孔は、電極ボア
の周囲に配列されている複数の冷媒チャンネルを形成す
るように方向づけられることが好ましい。これらのチャ
ンネルは、ボアの周囲に同軸的に位置付けられて、該チ
ャンネルを流れる冷媒とボアの内壁面との間の均一な熱
転移を促進することが好ましい。
【0022】第2の実施形態において、前述の装置が改
変されて、プレートは、ガス源に結合するようにされた
インレットを有するガスチャンネルを形成するために整
合された追加の開口を含む。さらに、プレートはスロッ
トを有していてもよく、ガスチャンネルを電極のボアと
流体的に結合する。ガスは、ボアの内壁面を化学酸化か
ら保護し、この表面に沿って冷ガスバリアを作り出すこ
とで冷却を促進する。ガスがボアに向かって半径方向で
ない方向に流れるように、スロットは方向づけられる。
こうして、ガスをボア表面周囲に渦巻かせて、この表面
のガス到達範囲を増加させる。加えて、渦巻くガスバリ
アは、プラズマアークを均一にボア表面に当接させ、プ
ラズマアークの局地的領域当接を最小化させ又は排除す
る。
【0023】第3の実施形態において、上記構造は、金
属ワッシャ等の複数の環状インサートが上記プレートの
うちいくつかの内に位置づけられるように改変されてい
る。該インサートは、電極のボア内に延びて、プラズマ
アーク当接側として作用するので、アークから熱の大部
分を吸収する。インサートは、高い融点、低い蒸気圧及
び良好な酸化抵抗を有するジルコニウム又はタングクテ
ン等の金属から作られていることが好ましい。この実施
形態は、電極の主本体として銅を維持しながら、熱いボ
ア表面にて、最も必要とされる高温材料を提供する。
【0024】以上は、従来技術における幾つかの欠点の
簡単な記載と、本発明の利点の記載である。本発明の他
の特徴、利点及び実施形態は、添付図面を参照する以下
の記載により明らかとなるであろう。
【0025】
【実施形態】図1は、本発明の原理に従って構築された
プラズマトーチシステムの概略図である。ここで、プラ
ズマアークトーチは、縦断面として示される。図2A
は、図1に示したプラズマアークトーチ電極の拡大図で
あり、図2Bは、図2Aの線2B−2Bに沿って切り取
った断面図である。図3Aは、本発明による図1のプラ
ズマトーチ電極の別の実施形態の縦断面図であり、図3
Bは、図3Aの線3B−3Bに沿って切り取った断面図
である。図4Aは、本発明による図1のプラズマトーチ
電極の別の実施形態の縦断面図であり、図4Bは、図4
Aの線4B−4Bに沿って切り取った断面図である。な
お、図面において同様の参照番号は、同様の構成要素を
示す。
【0026】さて、図面を詳細に参照すれば、本発明の
原理にしたがって構築されたプラズマトーチ電極6が示
されている。プラズマトーチ電極6を特定のプラズマト
ーチシステム1の一部として図示し説明するが、このよ
うな態様に限定されるものではない。すなわち、電極6
は、他のトーチあるいはプラズマトーチシステムに用い
ることもできる。
【0027】さて、図1を参照すれば、プラズマトーチ
システム1は、プラズマトーチ2、電源36、ガス源1
8及び冷媒源22を備える。電源、ガス源及び冷媒源
は、慣用の構造のものを用いることができる。例えば、
電源36は、当該技術分野で慣用であるように電源に連
結されたプラズマトーチ2を有するプラズマ溶接に適当
なDC電源あるいはAC/DC電源とすることもでき
る。図1に概略的に示すように、電源36は、ライン3
0及び32によって、それぞれ電極8及び電極6に連結
されて、電極6及び8の間に高周波電圧を印加してアー
クを発生させる。あるいは、電源36をライン32及び
34によって、電極6及びワークピース12に連結し
て、転移された(transferred)アークを発生させること
もできる。
【0028】ガス源及び冷媒源について述べれば、ガス
源18は、プラズマガス発生させるに適当な圧縮空気の
供給源等としてガスを提供する。さらにガス源18は、
プラズマアークによって引き起こされる電極6の化学的
酸化を防止するため、アルゴン等の不活性ガスを提供し
てもよい。この詳細は後述する。冷媒源22は、水等の
液体冷媒を冷媒ライン20を介して電極6まで送るため
の慣用のポンプ(図示せず)に連結された液体リザーバ
であることが好ましい。あるいは、冷媒源22は、電極
6を冷却するために圧縮ガスの形態で冷媒を供給しても
よい。
【0029】図1を参照すれば、プラズマトーチ2は、
概して、ハウジング4と電極6及び8とを含む。該電極
6及び8は、アークを発生させるため電極8が電極6内
に延びるように、ハウジング4内に位置付けられてい
る。より詳細には、ハウジング4は、ワークピース12
近傍に位置付けられて示されている作業端部10を有す
る。ハウジング4は、チャンバ14を形成し、該チャン
バ14内に電極6及び8は位置づけられている。ガスラ
イン16は、チャンバ14をガス源18に結合させ、冷
媒ライン20は、電極6を冷媒源22と結合させる。冷
媒及びプラズマガスを取り巻くために他の形状を用いる
こともできる。
【0030】図1、図2A及び図2Bを参照すれば、電
極6の好ましい構造が示されている。電極6は、本体6
0を有する。該本体60は、本体60を貫通して形成さ
れた穴を有し、該穴は電極8を受け入れるための中心ボ
アすなわち通路42と、該ボア42を冷却するための冷
媒チャンネル44と、を形成するように配列されてい
る。さらに電極6は、作業端部10近傍のチャンバ14
内のハウジング4に電極6を取り付けるための部材40
を含む。好ましい実施形態において、部材40は、円錐
台形表面41を含む。該表面41は、電極8に面し、環
状開口すなわち電極8と部材40との間の通路を形成す
る。該環状開口は、アークがボア42の内面43に当接
するように、トーチガスをボア42内に通す。
【0031】ボア42は、端部が解放されており、プラ
ズマアークを電極8からワークピース12まで運ぶこと
ができる。ボア42は、電極6の内面43を形成する。
該内面43は、プラズマトーチ2の作動中、プラズマア
ークに暴露される。冷媒チャンネル44は、ボア42周
囲に同軸的に配列されていることが好ましく、暴露され
た表面43に均一な熱転移を与える。冷媒チャンネル4
4は、冷媒ライン20に結合されているインレット46
から、電極6を介して、冷媒を排出するため排出ライン
50に結合されているアウトレット48まで、延びる。
【0032】電極8は、電極6のボア42内に延びてい
る第1の端部52と、ライン30によって電源36に連
結されている第2の端部54と、を有する。電極8は、
産業上慣用であるように好ましくはトリエーテッドタン
グステンから作られたカソードであるが、当業者に明ら
かであるように、種々の慣用の材料から構築されていて
もよい。
【0033】操作において、電源36は、電極6及び8
の間にDC電圧を与えて、ボア42内にアークを作り出
す。同時に、ガス源18からの圧縮ガスが、ガスライン
16を介してボア42内に流入して、アークによってイ
オン化される。これは、電極6の開口端部を介して放出
されて、ワークピース12に向けられて、切断、溶接も
しくはスプレイ接合の作用をするプラズマAを発生させ
る。転移されたアーク形状において、電源36は、電極
6及びワークピース12の間にDC電圧を与える。ワー
クピース12の加熱は、プラズマの衝撃並びにワークピ
ース12を流れる電流から生じる熱抵抗の両者により起
こる。
【0034】プラズマアークは、典型的には、電極6の
暴露表面43を溶融もしくは迅速に浸食する約4000
℃〜25000℃の間の温度を有する。トーチの作動中
に電極6を冷却するために、冷媒源22は、電極6のイ
ンレット46まで冷媒ライン20を介して水を汲み上げ
る。水は、冷媒チャンネル44を貫通して流れ、暴露表
面43からの熱を抽出するので、この表面を冷却して水
を加熱する。次いで温かい水は、アウトレット48を通
して電極6に現れ、排出ライン50を通して排出され
る。
【0035】さて、図1、図2A及び図2Bを参照すれ
ば、電極6が詳細に説明されている。電極6は、冷媒チ
ャンネル44からの熱転移を最大化するためにボア42
に隣接して設けられ、概して長手方向にボア42の暴露
表面43まで延びる複数の冷媒チャンネル44を含む。
これらのチャンネルの製造を促進するために、電極6
は、プレート構造を用いて形成されていることが好まし
い。好ましい実施形態において、電極6は、一般に、プ
レート61のスタックを備える。該プレート61は、拡
散接合又は半田付け等の種々の方法の一つによって、一
緒に結合される。拡散接合は、上昇温度にて、プレート
61を一緒にホットプレスすることを含む。拡散接合
は、プレート61の間のグレイン成長を引き起こすの
で、母材の特性を有するモノリシック(集積)構造を作
り出す。プレート61は、銅もしくは銅合金等の薄い金
属シートである。銅は、非常に延性を有し、且つ高い熱
伝導性を有するので、電極6として好ましい特性を有す
る。好ましくは、プレート61は、ほぼ円形であり、
0.001〜0.1インチの幅を有する。しかしなが
ら、プレート61は、他の材料を含んでもよいし、例え
ば矩形又は三角形等の他の形状を有していてもよい。
【0036】図2Bを参照すれば、各プレート61は、
その中心近傍にて開口62を、また該開口62から半径
方向外方向に配設された複数の冷媒開口64を有する。
上述したように、プレート61は、開口62がボア42
を形成し且つ冷媒開口64が冷媒チャンネル44を形成
するように配列されている。例えば、図2Aは、図2B
における冷媒開口64a及び64bに対応する相互に1
80度に方向付けられた2つの冷媒チャンネル44を示
す。ボア42を完全に取り囲む単一環状冷媒チャンネル
等の他の形状であってもよい。
【0037】開口62及び冷媒開口64は、プレートが
一緒に接合される前に、各プレートに型抜き、化学エッ
チング、あるいはレーザーカットすることで得られる。
開口62、64は、隣接するプレート61上に重ね合わ
せられて、所望のネットワーク又はスタックを貫通する
流路を作り出す。この構造は、チャンネル44及びボア
42の正確な組立を可能とする。適当な化学エッチング
法は、本願に参照として取り込まれている米国特許第
3,413,704号に記載されている。
【0038】図2Aに示すように、プレート61aの一
つは、電極6の外面70まで半径方向に延びている冷媒
開口64cを有する。これらのより大きな冷媒開口64
cは、冷媒チャンネル44及びインレット46を流体的
に結合させる作用をする。冷媒ライン20に比べて小さ
なサイズのインレット46(すなわち、一つのプレート
の幅)は、冷媒流の効果的な計量供給を与えて、各冷媒
チャンネル44への均一な分配を確保する。インレット
46は、オリフィスと同じ態様にて計量供給を達成し、
流体圧力が貫通する際に圧力降下を作り出す。インレッ
ト46を横断する圧力降下は、チャンネル44内の圧力
降下と比較して大きい。したがって、流速は、アーク加
熱効果によって引き起こされたチャンネル44内の摂動
に感応しない。
【0039】プレート61bの一群は、冷媒開口64か
ら半径方向外方向に配設されている孔72を有する。孔
72(図2Bに図示せず)は、冷媒チャンネル44をア
ウトレット48に流体的に結合する冷媒チャンネル44
の軸方向延長部74を形成するように整合される。延長
部74は、流れを上流に向けて、冷媒がアウトレット4
8から出る前に、ワークピース12から離隔するように
向ける作用をする。インレット46と同様に、アウトレ
ット48は、プレート61bのひとつのより大きな冷媒
開口64cによって、延長部74に流体的に結合され
る。
【0040】本発明は、図2A及び図2Bに示された上
述の冷媒チャンネル形状に制限されるものではない。例
えば、冷媒チャンネル44は、軸方向延長部74なし
に、半径方向に電極6を出てもよいので、冷媒は、ハウ
ジング4の下流端部10近傍に出る。加えて、1以上の
プレート61が、電極6の外面70を半径方向に出て、
アウトレット48及び/又はインレット46の幅を増加
させ、あるいは各冷媒チャンネル44用の1以上のアウ
トレット48又はインレット46を作り出す冷媒開口6
4cを有していてもよい。
【0041】冷媒開口64は、エッチングされるので、
冷媒チャンネル44はボア42の直近に形成される。こ
うして、ボア43内の熱いプラズマアークと液体冷媒と
の間の距離を減少さる。プレート形状によって、この距
離は0.03インチぐらいであり、好ましくは約0.0
3〜0.05インチである。これは、電極6の内壁の温
度を低下させて、暴露表面43の周りに均一な温度を与
える熱転移を促進する。加えて、冷媒開口64は、基本
的に同じサイズであるので、冷媒チャンネル44は基本
的に直線である。これは、不均一な壁を有する湾曲した
チャンネルを与え、水を沸点まで迅速に加熱するであろ
うよどんだ(滞留)流れ域を効果的に排除する。
【0042】冷媒チャンネル44は、ボア42に対して
概して平行であり、ボア42のほぼ全長に沿って延び
る。好ましい実施形態において、端部プレート76を除
いて全てのプレート61は、冷媒開口64を有する。こ
の態様において、冷媒チャンネル44は、端部プレート
76まで下流に延びるので、冷媒は、ほぼ完全にボア4
2に沿って流れることができる。これは、ボア42及び
冷媒チャンネル44の間の表面積を増加させ、冷媒及び
ボア42の暴露表面43の間の熱転移を促進する。
【0043】図3A及び図3Bは、電極6の別の実施形
態を示す。この実施形態において、各プレート61’は
さらに、開口62から半径方向外方向に配設された複数
のガス開口100を含む。ガス開口は、電極6’を貫通
する複数のガスチャンネル102を形成するために整合
されている。ガスチャンネル102は、ガスライン(図
示せず)を介してガス源に結合されたインレット104
を有する。プレート61’のいくつかは、さらに、ガス
開口100を開口62に相互連結するスロット106を
含むので、ガスチャンネル102はボア42と流体的に
結合される。
【0044】この形状で、ガスは、スロット106を介
してボア42内に注入されて、電極6の表面43を保護
することができる。注入されたガスは、主要なトーチガ
スと同じものでも異なるものでもよい。該ガスは、化学
酸化から表面を保護するアルゴン等の不活性ガスであっ
てもよい。スロット106は、好ましくは開口62に向
かって非半径方向に延びるので、ガスは、電極6’の暴
露表面43周りに渦巻くであろう。これは、アーク足部
(arc foot)回転を促進するので、アークが非常にゆっ
くりと回転するか又は全く回転しない場合に起こる浸食
を排除する。加えて、該ガスは、冷媒チャンネル44を
貫通して流れる液体冷媒を補足するであろう冷バリアを
与える。
【0045】図3Bに示すように、ガス開口100は、
好ましくは軸方向開口62の周りに同軸的に位置づけら
れており、表面43周りに均一なガスバリアを与える。
スロット106を通して注入するガスは、ガス開口10
0をボア42から、好ましくは約0.1〜0.2インチ
の距離に離隔して、位置づけることができる。この比較
的大きな距離は、電極6’のボア42内でのプラズマ圧
力又は温度変化によって、ガスチャンネル102を貫通
してスロット106内に至るガス流速に顕著な影響が与
えられないことを確実にする。
【0046】図4A及び図4Bは、電極6’’の第4の
実施形態を示す。この実施形態は、前述の実施形態と同
じガスチャンネル102及び冷媒チャンネル44を含
む。さらに電極6’’を保護するために、環状インサー
ト110が、プレート61’’のいくつかの開口62内
に位置づけられている。図4Aに示すように。インサー
ト110は、好ましくは互い違いに(一つおきに)プレ
ート61’’内に位置づけられているが、別の形状でも
よいことは当業者に明らかであろう。環状インサート1
10は、ボア42内に延びるので、該インサート110
は、電極6’’の暴露表面43よりもプラズマアークに
より近接する。したがって、プラズマアークは、電極
6’’よりもむしろインサート110に当接し、インサ
ート110は、プラズマアークから熱の大部分を吸収す
るであろう。
【0047】インサート110は、高い融点、低い蒸気
圧及び良好な酸化抵抗を有する材料から作られているこ
とが好ましい。好ましくは、この材料は、酸化雰囲気中
ではジルコニウム、イリジウム、又はプラチナあるいは
不活性雰囲気中ではタングステン等の高温材料である。
典型的には、これらの高温材料は加工が難しいので、こ
れらの高温材料から電極全体を製造することは困難であ
る。必要とされる場所(すなわち、熱いガス表面)での
み、ジルコニウム又はタングステン等の材料を設けて浸
食を減少させ、こうして電極本体として銅を維持しなが
ら電極の寿命を増加させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の原理に従って構築されたプラ
ズマトーチシステムの概略図である。ここで、プラズマ
アークトーチは、縦断面として示される。
【図2】図2Aは、図1に示したプラズマアークトーチ
電極の拡大図であり、図2Bは、図2Aの線2B−2B
に沿って切り取った断面図である。
【図3】図3Aは、本発明による図1のプラズマトーチ
電極の別の実施形態の縦断面図であり、図3Bは、図3
Aの線3B−3Bに沿って切り取った断面図である。
【図4】図4Aは、本発明による図1のプラズマトーチ
電極の別の実施形態の縦断面図であり、図4Bは、図4
Aの線4B−4Bに沿って切り取った断面図である。
【符号の説明】
4:ハウジング 6,8:電極 16:ガスライン 42:ボア 43:暴露表面 44:冷媒チャンネル 46:インレット 61:プレート 62:開口 64:冷媒開口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 595144628 P.O.Box 13222,Sacram ento,California 95813,United States of America (72)発明者 ブラッド・ジェイ・アンダーソン アメリカ合衆国カリフォルニア州95682, カメロン・パーク,アルハンブラ・ドラ イブ 2880 (72)発明者 スコット・エヌ・シーガー アメリカ合衆国カリフォルニア州95628, フェアー・オークス,ウィンディング・ オーク・ドライブ 9193 (56)参考文献 特開 昭63−40300(JP,A) 米国特許3360988(US,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重プレートを備えるプラズマトーチ電
    極であって、該多重プレートは一緒に結合されてその間
    に電気的接続を形成し、各プレートは周側面と該面から
    半径方向内方に離隔された第1の開口とを有し、該開口
    が整合されて該電極を貫通するボアを形成するように該
    プレートが配列されており、複数のプレートはチャンネ
    ルを形成するように整合されている孔を有し、該チャン
    ネルは冷媒源と結合するためのインレットを有すること
    を特徴とするプラズマトーチ電極。
  2. 【請求項2】 多重プレートを備えるプラズマトーチ電
    極であって、該多重プレートは一緒に結合されてその間
    に電気的接続を形成し、各プレートは周側面と該面から
    半径方向内方に離隔された第1の開口とを有し、該第1
    の開口が整合されて該電極を貫通して延びる第1の通路
    を形成するように該プレートが配列されており、該第1
    の通路は該第1の通路内にアークを発生するようにされ
    ており、プレートの一群は、該プレートの一群を貫通し
    て延びる第2の通路を形成するように整合されている第
    2の開口を有し、該第2の通路は冷媒源と結合するため
    のインレットを有することを特徴とするプラズマトーチ
    電極。
  3. 【請求項3】 ハウジングと、第1の電極と、第2の電
    極と、ガスラインとを備え、 該第1の電極は、該ハウジング内に位置づけられてお
    り、互いに接触して電気的接合を形成する多重プレート
    を有し、各プレートは周側面と該周側面から半径方向内
    方に離隔した第1の開口とを有し、該第1の開口が整合
    されて該電極を貫通して延びる第1の通路を形成するよ
    うに該プレートが配列されており、プレートの一群は、
    該プレートの一群を貫通して延びる第2の通路を形成す
    るように整合されている第2の開口を有し、該第2の通
    路はインレット及びアウトレットを有し、 該第2の電極は、電源と結合するようにされている第1
    の部分と、前記第1の通路内に延びる第2の部分と、を
    有し、 該ガスラインは、前記第1の通路と連結された第1の端
    部と、前記第1の通路にガスを導入するためのガス源と
    連結されるための第2の端部と、を有することを特徴と
    するプラズマトーチ。
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