JP2674324B2 - 放電灯点灯装置 - Google Patents

放電灯点灯装置

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JP2674324B2 JP1538391A JP1538391A JP2674324B2 JP 2674324 B2 JP2674324 B2 JP 2674324B2 JP 1538391 A JP1538391 A JP 1538391A JP 1538391 A JP1538391 A JP 1538391A JP 2674324 B2 JP2674324 B2 JP 2674324B2
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謙二 中村
一史 種子島
孝 大沢
広義 山崎
敏 永井
広康 私市
洋俟 大塚
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  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、特に車両のヘッドラ
イトとして使用する放電灯の始動に適した放電灯点灯装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】HIDランプなどの放電灯を点灯させる
際、消灯時間の長短により放電灯の点灯過渡特性が異な
ることが知られている。このため従来では、特開平2−
68889号公報,特開平2−136342号公報等に
示すように、放電灯の始動時に最適な光量の立ち上がり
特性を得るために消灯時間を監視し、この消灯時間によ
り放電灯に加えるエネルギー量を変化させている。
【0003】この放電灯に加えるエネルギー量のパラメ
ータとしては、放電灯のランプ電圧、ランプ電流および
ランプ電力がある。また、上記の放電灯の点灯過渡特性
を変化させるパラメータとしては、ランプ自体の性能
(内部要因)により上述の消灯時間が挙げられるが、車
両用として用いる場合には周囲の環境変化(外的要因)
の影響も考慮する必要がある。
【0004】例えば−40℃〜+100℃の周囲温度の
変化、+8V〜+16Vの電源電圧の変動等が放電灯の
点灯過渡特性及び定常特性に何らかの影響を与えること
が知られている。このような変化の大きい非常に厳しい
環境のもとでは、消灯時間だけを最適な点灯制御のパラ
メータとすることは本質的に無理があり、周囲環境に応
じたリアルタイム処理ができない。
【0005】また、放電灯のもつ光量は、該放電灯に加
えられるエネルギー量が等しくても個々のバラツキが大
きい。このため、車両のヘッドライトとして左右に取り
付けて使用する場合は、人の目が左右同じ明るさとして
認識できるように、光量の近い放電灯を製造工程で選別
して取り付ける必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の放電灯点灯装置
は以上のように構成されており、消灯時間により放電灯
に加えるエネルギー量を変化させているため、周囲の環
境変化に応じたリアルタイムな制御ができず、ユーザ本
位に立った適切な制御ができないという問題点があっ
た。また、車両用として使用する場合など、放電灯の特
性にバラツキがあるので左右の放電灯の明るさの違いに
よる違和感が生じ、したがって製造工程で選別して取り
付けなければならないという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、周囲の環境変化に応じたリアル
タイムな制御ができ、ユーザ本位に立った制御が可能と
なり、また、双方の放電灯の明るさの違いによる違和感
を解消し、製造工程での選別を不要とする放電灯点灯装
置を得ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放電灯点
灯装置は、次のように構成したものである。
【0009】(1)放電灯の光量を測定する光量測定
部と、これらの交流測定部の測定値の差に基づいて前記
放電灯に加えるエネルギー量を制御する制御部とを備
えた。
【0010】
【作用】この発明の放電灯点灯装置においては、光量測
定部がそれぞれ放電灯の光量を測定し、制御部はその光
量測定値の差に基づいて放電灯に加えるエネルギー量
を制御する。
【0011】
【実施例】図1はこの発明の一実施例による放電灯点灯
装置の構成図であり、自動車など車両の左右のヘッドラ
イトに適用した場合を示している。図において、1は車
両の直流電源であるバッテリ、2,2はヘッドライトリ
フレクタ3,3を有したランプユニット内のHIDラン
プ(放電灯)4,4の点灯回路で、DC−DCコンバー
タ、インバータ等から構成されている。
【0012】5,5は昇圧パルストランスT,Tから成
る昇圧回路、6,6はインダクタL,L及びコンデンサ
,Cからなる共振回路、7,7は上記HIDランプ
,4の光量を測定する光量測定部で、ランプユニット
内に配置した光センサ8,8と光ファイバ9,9で接続
されている。なお、光センサ8,8は光量測定部7,7
内に設け、HIDランプ4,4からの光を光ファイバ
,9を通して光量測定部7,7内の光センサ8,8
受光するようにしても良い。
【0013】10は光量測定部7,7の測定値の差に基
づいてHIDランプ4,4に加えるエネルギー量を制御
する制御部で、点灯回路2,2を介してHIDランプ
,4のランプ電圧、ランプ電流、ランプ電力等を変化
させる。
【0014】11は各光量測定部7,7の測定値の差を
検出する光量差検出部、12はその測定値の差に基づい
て各HIDランプ4,4の制御量を補正する補正部で、
制御部10はその補正値に従ってHIDランプ4,4に
加えるエネルギー量を制御する。
【0015】上記のように構成された点灯装置におい
て、HIDランプ4,4の点灯スイッチが操作される
と、不図示の高圧発生回路が動作してHIDランプ4
に高電圧が印加される。そして、HIDランプ4,4
が放電を開始すると昇圧回路5 によって昇圧された
点灯回路2,2の出力(高周波電力)がHIDランプ
,4に供給され、HIDランプ4,4は点灯し続け
る。
【0016】その際、光量測定部7,7はHIDランプ
,4の光量を監視しており、その測定値に基づいて制
御部10はHIDランプ4,4に加えるエネルギー量を
制御し、最適な光量立ち上りが得られるようにしてい
る。したがって、周囲温度の変化、電源電圧変動等の周
囲の環境変化に応じたリアルタイムな制御ができ、ユー
ザ本位に立った適切な制御が可能となる。
【0017】なおこの時、HIDランプ4,4のエネル
ギー量の制御のパラメータとして前述の消灯時間を考慮
することも可能であり、より適切な制御を行うことがで
きる。
【0018】また、左右のHIDランプ4,4が上述の
ようにして点灯されると、光量差検出部11は各々の光
量測定部7,7の測定値の差を検出し、左右のHIDラ
ンプ4,4の光量差を判別する。この判別結果(検出
値)は補正部12に送られ、ここでHIDランプ4,4
の光量差がなくなるようにHIDランプ4,4の定格内
でエネルギー量の補正値が決定される。
【0019】そして、制御部10はその補正値に従って
HIDランプ4,4に加えるエネルギー量を変化させ
る。これにより、左右の双方のHIDランプ4,4の光
量が等しくなり、同じ明るさとなる。したがって、運転
者が感じる明るさの違いによる違和感が解消されると共
に、製造工程で選別して取り付ける必要がなくなり、低
コスト化を図ることができる。
【0020】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、
電灯の光量を測定し、その測定値の差に基づいて放電
灯に加えるエネルギー量を補正するようにしたため、周
囲の環境変化に応じたリアルタイムな制御ができ、ユー
ザ本位に立った制御が可能になり、最適な光量立ち上が
りを得ることができるという効果がある。また、双方の
放電灯の明るさの違いによる違和感が解消され、製造工
程で選別する必要がなくなり、低コスト化を図ることが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す構成図
【符号の説明】 1 点灯回路 4 HIDランプ(放電灯) 7 光量測定部 8 光センサ 9 光ファイバ 10 制御部 11 光量差検出部 12 補正部 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 山崎 広義 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 永井 敏 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 私市 広康 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (72)発明者 大塚 洋俟 神奈川県鎌倉市大船二丁目14番40号 三 菱電機株式会社 生活システム研究所内 (56)参考文献 特開 昭58−211751(JP,A) 特開 昭63−110594(JP,A) 特開 昭59−128798(JP,A) 実開 昭49−93675(JP,U) 実開 昭54−7082(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の放電灯を点灯する放電灯点灯装置
    において、各放電灯の光量を測定する光量測定部と、こ
    れらの光量測定部の測定値の差に基づいて前記放電灯
    に加えるエネルギー量を制御する制御部とを備えたこと
    を特徴とする放電灯点灯装置。
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DE102010041830A1 (de) 2010-09-30 2012-04-05 Automotive Lighting Reutlingen Gmbh Steuer- und Regeleinrichtung für eine Gasentladungslampe eines Kraftfahrzeugscheinwerfers

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