JP2673762B2 - ブレーキライニング摩耗検知器の取付構造 - Google Patents

ブレーキライニング摩耗検知器の取付構造

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JP2673762B2
JP2673762B2 JP4182837A JP18283792A JP2673762B2 JP 2673762 B2 JP2673762 B2 JP 2673762B2 JP 4182837 A JP4182837 A JP 4182837A JP 18283792 A JP18283792 A JP 18283792A JP 2673762 B2 JP2673762 B2 JP 2673762B2
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章 青木
重徳 神谷
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東京部品工業株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D66/00Arrangements for monitoring working conditions, e.g. wear, temperature
    • F16D66/02Apparatus for indicating wear
    • F16D66/021Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means
    • F16D66/022Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means indicating that a lining is worn to minimum allowable thickness
    • F16D66/023Apparatus for indicating wear using electrical detection or indication means indicating that a lining is worn to minimum allowable thickness directly sensing the position of braking members
    • F16D66/024Sensors mounted on braking members adapted to contact the brake disc or drum, e.g. wire loops severed on contact

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ブレーキライニング
摩耗検知器の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキ又はドラムブレーキに
は、ブレーキパッド又はブレーキライニングの摩耗限界
を運転者に知らせるためにブレーキパッド又はブレーキ
ライニングの摩耗を検知する摩耗検知器が取り付けられ
ている。通常、ドラムブレーキにおいては、摩耗検知器
は、ブレーキライニングが外周面に固定されているブレ
ーキシュー(正確にはウェブとともにブレーキシューを
構成するリム、以下同じ。)に取り付けられている。す
なわち、図5に示すように、ブレーキライニング1に穿
設された貫通孔1Aよりも小さい貫通孔2Aをブレーキ
シュー2に穿設し、円筒部3Aとフランジ部3Bとから
構成され、円筒部3Aに逆止爪3Cが形成されているチ
ューブ3を、貫通孔1Aを介して貫通孔2Aに圧入し
て、ブレーキシュー2に固定し、摩耗検出用導線4Aと
プローブ4Bとから構成された摩耗検知器4をブレーキ
シュー2側からチューブ3内に挿入し、プローブ4Bの
中間部に周設、凹設された円周溝4Cと逆止爪3Cとの
係止によって、摩耗検知器4は、チューブ3、ひいては
ブレーキシュー2に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術において
は、摩耗検知器4が動作して摩耗限界を知らせたとき、
または、車検時、摩耗限界が一杯であることを知ったと
きは、いずれも、ブレーキライニング1を交換しなけれ
ばならない。このとき、摩耗検知器4をブレーキシュー
2から取り外されなければならない。この場合、摩耗検
知器4は、円周溝4Cと逆止爪3Cとの係止によってチ
ューブ3に固定されているので、その交換時、チューブ
3からの取り外しが困難である。したがって、この場
合、チューブ3を破壊しなければならない。また、摩耗
検知器4は、摩耗限界を知らせるものであるから、ブレ
ーキライニング1の厚さが変化しても、ブレーキライニ
ング1の摩耗限界は変わらない。しかし、プローブ4B
の位置を正確に設定するためには、プローブ4Bの位置
を調整する必要がある。しかしながら、この従来技術に
おいては、プローブ4Bは、ブレーキシュー2に圧入、
固定されたチューブ3に、円周溝4Cと逆止爪3Cとの
係止によって固定されているので、その位置を調整する
ことができない。
【0004】この発明は、このような従来技術の課題を
解決する目的でなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段を、請求項1の実施例に対応する図1を用いて以
下、説明する。この発明は、ブレーキライニング1に穿
設された貫通孔1Aよりも小さいねじ孔2Bが形成され
ているブレーキシュー2に、円筒部11とフランジ部1
2とから構成され、円筒部11の外周面にねじ13が形
成されているアダプター10を、ブレーキシュー2の内
周面とフランジ部12の間にスペーサ31を介在させて
螺着し、アダプター10に、円柱部21とフランジ部2
3とから構成され、円柱部21の先端部に複数の円周溝
22が周設、凹設されている摩耗検知器20のプローブ
24を、アダプター10のフランジ部12とフランジ部
23との間にばね33を介在させて挿入し、円周溝22
の一個にアダプター10の円筒部11先端面と当接する
スナップリング32を装着したものである。
【0006】
【作用】このように構成されたものにおいては、プロー
ブ24は、容易に取り外され、かつ、容易に位置が調整
される。
【0007】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示す図であ
る。図1において、1はブレーキライニング、2はブレ
ーキシュー、10はアダプター、20は摩耗検知器、3
1はスペーサ、32はスナップリング、33はばねであ
る。
【0008】ブレーキライニング1には貫通孔1Aが穿
設され、ブレーキシュー2には貫通孔1Aよりも小さい
ねじ孔2Bが形成されている。貫通孔1Aとねじ孔2B
の中心は一致している。
【0009】アダプター10は、ブレーキシュー2の厚
さより大きい長さを有し、外周面にねじ孔2Bと螺合す
るねじ13が形成されている円筒部11と、円筒部11
の一端に設けられたフランジ部12とから構成されてい
る。フランジ部12には図2に示すように、アダプター
10をブレーキシュー2に螺着する際に使用するスリッ
ト14が掘設されている。
【0010】摩耗検知器20のプローブ24は、アダプ
ター10の円筒部11の内経よりやや小さい経を有し、
かつアダプター10の長さより大きい長さを有し、先端
部に複数の円周溝22が周設、凹設されている円柱部2
1と、円柱部21の一端に設けられたフランジ部23と
から構成されている。円周溝22は、1条が図示されて
いるが、複数である。複数にすると、アダプター10と
は無関係に、プローブ24の位置を単独で調整すること
ができる。
【0011】スペーサ31は、ブレーキシュー2の内周
面とフランジ部12との間に配置されて、一個又は複数
個の使用により、アダプター10の円筒部11の先端の
位置を調整する。これにより、プローブ24の位置を単
独で調整することができる。スペーサ31として平ワッ
シャーを用いる。
【0012】スナップリング32は、その外径がアダプ
ター10の円筒部11の外径より小さく、プローブ24
の円周溝22に装着され、アダプター10の円筒部11
の先端面に接してプローブ24のブレーキシュー2(図
上、右方向)側への移動を阻止する。スナップリング3
2として、C形軸用を用いる。
【0013】ばね33は、アダプター10のフランジ部
12とプローブ24のフランジ部23との間に配置され
て、プローブ24をブレーキシュー2(図上、右方向)
側に付勢する。ばね33として、波ワッシャーを用い
る。
【0014】プローブ24のブレーキシュー2への固定
は、まず、アダプター10を、スリット14を利用して
ブレーキシュー2に螺着する。この際に、スペーサ31
を使用して、アダプター10の円筒部11の先端面を調
整する。すなわち。円筒部11の先端面がブレーキシュ
ー2の外周面と一致させるか、外周面から突出させる否
か等である。
【0015】アダプター10の固定後、プローブ24に
ばね33は挿入し、ブレーキシュー2(図上、右方向)
側からプローブ24をアダプター10に挿入する。そし
て、ブレーキライニング1の貫通孔1Aを介して、スナ
ップリング32をプローブ24の円周溝22に装着す
る。プローブ24は、スナップリング32とばね33と
によってアダプター10に固定される。
【0016】プローブ24は、スナップリング32を取
り外すことによってアダプター10から容易に取り外さ
れるので、アダプター10を破壊することなくプローブ
24を交換することができる。また、プローブ24のブ
レーキシュー2に対する位置は、アダプター10の位置
調整及びプローブ24の円周溝22の位置選択によって
容易に調整される。
【0017】請求項1の実施例に対応する図1において
は、プローブ24は、ばね33によってブレーキシュー
2(図上、右方向)側に付勢され、アダプター10に固
定されているが、図3に示すように、プローブ24の円
柱部21の後端部に円周溝22と同様の円周溝25を周
設、凹設し、スナップリング32と同様のスナップリン
グ34によって、プローブ24をアダプター10に固定
してもよい。円周溝25は、1条が図示されているが、
これに限定されるものではなく、複数設けてもよい。こ
のようにすると、アダプター10とは無関係に、複数設
けられている円周溝22及び円周溝25の位置選択によ
ってプローブ24を単独で調整することができる。図3
において、プローブ24にフランジ部23があるが、フ
ランジ部23があると、請求項1の発明にも利用するこ
とができる。図3において、図1と同一部分については
同一番号を付してこれを表わしている。
【0018】請求項1の実施例に対応する図1及び図3
においては、プローブ24は、アダプター10と分離さ
れているが、図4に示すように、プローブ24の円柱部
21を、アダプター10の円筒部11の内周面に一体に
形成固定してもよい。図4において、図1と同一部分に
ついては同一番号を付してこれを表わしている。
【0019】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明は、
ブレーキライニングに穿設された貫通孔よりも小さいね
じ孔が形成されているブレーキシューに、円筒部とフラ
ンジ部とから構成され、前記円筒部の外周面にねじが形
成されているアダプターを、前記ブレーキシューの内周
面と前記フランジ部との間にスペーサを介在させて螺着
し、前記アダプターに、円柱部とフランジ部とから構成
され、前記円柱部の先端部に複数の円周溝が周設、凹設
されている摩耗検知器のプローブを、前記アダプターの
フランジ部と前記フランジ部との間にばねを介在させて
挿入し、前記円周溝の一個にアダプターの円筒部先端面
と当接するスナップリングを装着したものである。それ
ゆえ、プローブは、容易に取り外され、かつ容易に位置
が調整される。したがって、この発明によれば、アダプ
ターを破壊することなくプローブを交換することがで
き、プローブの位置を正確に設定することができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す断面図である。
【図2】この発明を構成するアダプターの斜視図であ
る。
【図3】この発明と関連する発明を示す断面図である。
【図4】この発明と関連する発明を示す断面図である。
【図5】従来技術を示す断面図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキライニングに穿設された貫通孔
    よりも小さいねじ孔が形成されているブレーキシュー
    に、円筒部とフランジ部とから構成され、前記円筒部の
    外周面にねじが形成されているアダプターを、前記ブレ
    ーキシューの内周面と前記フランジ部との間にスペーサ
    を介在させて螺着し、前記アダプターに、円柱部とフラ
    ンジ部とから構成され、前記円柱部の先端部に複数の円
    周溝が周設、凹設されている摩耗検知器のプローブを、
    前記アダプターのフランジ部と前記フランジ部との間に
    ばねを介在させて挿入し、前記円周溝の一個にアダプタ
    ーの円筒部先端面と当接するスナップリングを装着した
    ブレーキライニング摩耗検知器の取付構造
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