JP2673096B2 - 液化天然ガスの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置 - Google Patents

液化天然ガスの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置

Info

Publication number
JP2673096B2
JP2673096B2 JP1150994A JP1150994A JP2673096B2 JP 2673096 B2 JP2673096 B2 JP 2673096B2 JP 1150994 A JP1150994 A JP 1150994A JP 1150994 A JP1150994 A JP 1150994A JP 2673096 B2 JP2673096 B2 JP 2673096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
natural gas
storage
liquefied natural
ethanol
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1150994A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07218078A (ja
Inventor
尾 茂 文 西
久 保 英 敏 大
景 一 進
Original Assignee
静岡ガス株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 静岡ガス株式会社 filed Critical 静岡ガス株式会社
Priority to JP1150994A priority Critical patent/JP2673096B2/ja
Publication of JPH07218078A publication Critical patent/JPH07218078A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2673096B2 publication Critical patent/JP2673096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液化天然ガスの熱交換
方法及び液化天然ガス熱交換装置に係り、特に、液化天
然ガスを気化する際の冷熱をエタノールと水の混合液の
一部を固化させて蓄冷材とし、しかも、該蓄冷材の流動
性を利用し輸送を容易にした液化天然ガスの熱交換方法
及び液化天然ガス熱交換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天然ガスは、クリーンなエネルギーであ
ることから、近年需要が伸びつつある。この天然ガス
は、液化天然ガスを気化させて製造されるが、該液化天
然ガスは大気圧のもとでは、沸点が約−160℃の極低
温の液体で、1Kg当たり約200kcalの冷熱を有してい
る。
【0003】この冷熱の有効利用を図るために、最近液
化天然ガスを貯留する第1の貯留部と、エタノールと水
の混合液を貯留する第2の貯留部とを並設して熱接触さ
せる液化天然ガス熱交換装置が試みられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この液
化天然ガス熱交換装置においては、液化天然ガスの熱が
第2の貯留部のエタノールと水の混合液に急激に伝達さ
れ、第2の貯留部の壁面に混合液の一部がガラス状のブ
ロックとなった氷が密着して形成される。
【0005】そのため、該氷を取り除いて他の部所へ運
搬することは容易にできず、液化天然ガスの冷熱の有効
利用を図ることができないという欠点があった。
【0006】又、上記ガラス状のブロックとなった氷は
逐次成長を続けていくため、該氷が所定量を越えると、
装置を一旦停止させて、該氷を取り除く作業が必要とな
り、装置の稼働効率が低下するという欠点もあった。
【0007】本発明は、上記欠点を除去した液化天然ガ
スの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の液化天然ガスの熱交換方法は、液化天然ガ
スを貯留する第1の貯留部と、エタノールと水の混合液
を貯留する第2の貯留部と、この第2の貯留部と前記第
1の貯留部との間にエタノールを貯留する第3の貯留部
とを備え、前記第3の貯留部の前記エタノールを介在さ
せて前記第1の貯留部の液化天然ガスと前記第2の貯留
部のエタノールと水の混合液とを熱交換させるものであ
る。
【0009】又、本発明の液化天然ガス熱交換装置は、
密閉された本体と、この本体内に設けられ液化天然ガス
を貯留する第1の収納部と、前記本体内に設けられエタ
ノールと水の混合液を貯留する第2の収納部と、前記本
体内であって前記第2の収納部と前記第1の収納部との
間に設けられたエタノールを収納する第3の収納部と、
前記第1の収納部へ連通して前記第1の収納部へ液化天
然ガスを供給する液化天然ガス供給通路と、前記第2の
収納部へ連通して前記第2の収納部の被収納体を前記本
体外へ排出する第1の排出通路と、前記第1の収納部の
上方部に臨んで前記本体内の天然ガスを前記本体外へ排
出する第2の排出通路とを備えたものである。
【0010】又、本発明の液化天然ガス熱交換装置は、
密閉された本体と、この本体内に設けられ液化天然ガス
を貯留する立設した第1の収納部と、前記本体内に設け
られエタノールーと水の混合液を貯留する立設した第2
の収納部と、この第2の収納部の底部に設けられた第2
の収納部断熱壁と、この第2の収納部内の前記混合液を
撹拌する撹拌手段と、前記本体内であって前記第2の収
納部と前記第1の収納部との間に設けられたエタノール
を収納する立設した第3の収納部と、前記第1の収納部
へ連通して前記第1の収納部へ液化天然ガスを供給する
液化天然ガス供給通路と、前記第2の収納部断熱壁を貫
通して前記第2の収納部へ臨んで前記第2の収納部に連
通して前記第2の収納部の被収納体を前記本体外へ排出
する第1の排出通路と、前記第1の収納部の上方部に臨
んで前記本体内の天然ガスを前記本体外へ排出する第2
の排出通路とを備えたものである。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1においては、1は、液化天然ガス熱交換装置
で、液化天然ガス熱交換装置1は、液化天然ガスを外部
から本体2内に導入して、該液化天然ガスをエタノール
を介在させてエタノールと水の混合液と熱交換させて液
化天然ガスを気化させると共に気化する際に生じる冷熱
を利用して、該混合液の一部を固化させて蓄冷材として
固体と液体の混合物を形成するものである。
【0012】エタノールを介在させたのは、エタノール
を介在せず液化天然ガスとエタノールと水の混合液を壁
を介して直接熱接触させると、急激に熱が伝達され、液
化天然ガスが接触する壁面に対応する混合物側の壁面に
凍結物が付着するため、本実施例においては、エタノー
ルを介在させて液化天然ガス側から混合物側への熱伝達
を和らげて壁面へ凍結物の付着を防ぐためである。又、
エタノール自体融点が−114.5 ℃と低く、熱伝達係数も
良好のためである。
【0013】このようにして形成された固体と液体の混
合物は、冷熱源として利用することができ、しかも、排
出通路を介して本体2外から所定の部所へ容易に移動さ
せることができる。
【0014】断熱材で形成されて密閉された本体2内に
は、液化天然ガスを貯留する第1の収納部A、エタノー
ルと水の混合液を貯留する第2の収納部B、第2の収納
部Bと第1の収納部Aとの間に設けられてエタノールを
収納する第3の収納部Cがそれぞれ立設されている。
【0015】なお、冷熱源の媒体としてエタノールと水
の混合液が選定されたのは、エタノール(エチルアルコ
ール)が広く利用されていて比較的安価であること、エ
タノールの融点が低く(−114.5 ℃)、エタノールと水
の混合比を変えることにより、希望する温度に設定する
ことができるからである。例えば、エタノール濃度が5.
0wt%で融点が−2.0 ℃、エタノール濃度が 100wt%で
−114.5 ℃である。
【0016】第1の収納部Aと第3の収納部Cとは、例
えば、極低温に強いステンレスで形成された第1の仕切
壁3、第2の収納部Bと第3の収納部Cとは、例えば、
極低温に強いステンレスで形成された第2の仕切壁4に
よりそれぞれ区画されている。
【0017】第2の収納部Bには、エタノールと水の混
合液を撹拌する撹拌手段Dが設けられている。撹拌手段
Dは、例えば、モータMによって回転する軸5の先端に
設けられた羽根6によって混合液が撹拌される。(な
お、撹拌手段Dは、望ましくは設けた方が良いが、必ず
しも必要ではない。)又、第2の収納部Bの底部には、
断熱材で形成された第2の収納部断熱壁7が設けられ、
その先端は、第3の収納部Cの底部の一部にまで及んで
いる。
【0018】図1では、第2の収納部断熱壁7が第3の
収納部Cの底部の一部にまで及んでいるが、第2の収納
部断熱壁7を第3の収納部Cの底部の一部にまで及ば
ず、第2の収納部Bの底部まででも良い。(なお、第2
の収納部断熱壁7は、望ましくは設けた方が良いが、必
ずしも必要ではない。)この第2の収納部断熱壁7に
は、第2の収納部断熱壁7を貫通して第2の収納部Bへ
臨んで第2の収納部Bに連通して第2の収納部Bの混合
液を本体2外へ排出する第1の排出通路Xが設けられて
いる。
【0019】このように第1の排出通路Xは、第2の収
納部断熱壁7を貫通して第2の収納部Bへ臨んでいるた
め、底部からの冷熱の侵入を防ぎ、排出部付近の混合液
が固化するのを防いで排出部が固化したもので塞がれる
のを防止して固体と液体との混合液の排出を容易とする
ことができるYは、液化天然ガス供給通路で、液化天然
ガス供給通路Yは、第1の収納部Aへ連通して第1の収
納部Aへ液化天然ガスを供給するものである。11は、液
化天然ガス供給通路Yを開閉する開閉弁である。
【0020】Zは、第2の排出通路で、第2の排出通路
Zは、第1の収納部Aの上方部に臨んで本体2内の天然
ガスを本体2外へ排出するものである。12は、液化天然
ガス供給通路Zを開閉する開閉弁である。
【0021】従って、この本体2内の第2の収納部Bに
エタノールと水の混合液が、第3の収納部Cにエタノー
ルがそれぞれ貯留されている状態で、開閉弁11を開とし
て液化天然ガス供給通路Yを介して第1の収納部Aに液
化天然ガスを貯留して第1の仕切壁3、第2の仕切壁4
を介して熱交換させる。
【0022】すなわち、第3の貯留部Cのエタノールを
介在させて第1の貯留部Aの液化天然ガスと第2の貯留
部Bのエタノールと水の混合液とを熱交換させるため、
該混合液を急激に冷却せず、従来のように貯留部に接す
る混合液が凍結して、壁面に固化したものが付着するの
を防止して、該混合液の一部を固化した固体と液体の混
合物を形成することができる。
【0023】その結果、従来のように装置を停止して固
化したものを取り除くことがなく装置の連続運転が可能
で、しかも、該混合物は、固体と液体とが混合されてい
るから、利用したい部所へ第1の排出通路Xを介して容
易に輸送することができ、液化天然ガスを気化する際の
冷熱を有効に利用することができる。
【0024】そして、第1の収納部Aの液化天然ガス
は、吸熱して気化し、気化した天然ガスは、第2の排出
通路Zに導かれる。第2の排出通路Zの開閉は、開閉弁
12により行なわれる。
【0025】なお、本実施例においては、図1に示すよ
うに、密閉された本体2内を区画して形成したが、本発
明にあっては、これに限らず、例えば、図2に記載した
ように、液化天然ガスを貯留する第1の貯留部Aと、エ
タノールと水の混合液を貯留する第2の貯留部Bと、こ
の第2の貯留部Bと第1の貯留部Aとの間にエタノール
を貯留する第3の貯留部Cとをパイプで形成しても良
い。
【0026】すなわち、図2において、第1の収納部A
は、例えば、ステンレスで形成された第1のパイプ20と
例えば、ステンレスで形成された第2のパイプ21との間
で形成された空間で、第3の収納部Cは、第2のパイプ
21と第3のパイプ22との間で形成された空間で、第2の
収納部Bは、第3のパイプ22で形成された空間でそれぞ
れ形成することができる。23は、第3のパイプ22を被覆
して熱を外部と遮断するための断熱体23である。
【0027】第1のパイプ20、第2のパイプ21、第3の
パイプ22を流れる流体の方向は、いずれも図2記載の矢
印方向であるが、その方向は適宜任意に選定することが
できる(図3記載の矢印方向についても同様)。
【0028】なお、図2においては、第2の貯留部Bを
中央部に位置させたが、図3に示すように、第1の収納
部Aを中央部に位置させても良い。
【0029】又、図2及び図3においては、第1のパイ
プ20、第2のパイプ21、第3のパイプ22をいずれも直管
としたが、図示しないが、第1のパイプ20、第2のパイ
プ21、第3のパイプ22を螺旋状に捩って形成しその外周
を断熱材で覆っても良い。
【0030】いずれにしても、図1、図2及び図3に記
載したように、液化天然ガスを貯留する第1の貯留部A
と、エタノールと水の混合液を貯留する第2の貯留部B
と、この第2の貯留部Bと第1の貯留部Aとの間にエタ
ノールを貯留する第3の貯留部Cとを備え、第3の貯留
部Cのエタノールを介在させて第1の貯留部Aの液化天
然ガスと第2の貯留部Bのエタノールと水の混合液とを
熱交換させるものであるから、第1の貯留部Aの液化天
然ガスを第3の貯留部Cのエタノールを介在させて第2
の貯留部Bのエタノールと水の混合液と熱交換させるこ
とにより、該混合液を急激に冷却せず、従来のように貯
留部に接する混合液が凍結した凍結層を形成するのを防
止して、該混合液の一部を固化した固体と液体の混合物
を形成することができる。
【0031】即ち、液化天然ガスを気化する際の冷熱を
エタノールと水の混合液の一部を固化させて蓄冷材と
し、しかも、該蓄冷材の流動性を利用し輸送を容易にし
て冷熱の有効利用を図ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明の液化天然ガスの熱交換方法は、
液化天然ガスを貯留する第1の貯留部と、エタノールと
水の混合液を貯留する第2の貯留部と、この第2の貯留
部と前記第1の貯留部との間にエタノールを貯留する第
3の貯留部とを備え、前記第3の貯留部の前記エタノー
ルを介在させて前記第1の貯留部の液化天然ガスと前記
第2の貯留部のエタノールと水の混合液とを熱交換させ
るものであるから、第1の貯留部の液化天然ガスを第3
の貯留部のエタノールを介在させて第2の貯留部のエタ
ノールと水の混合液と熱交換させることにより、該混合
液を急激に冷却せず、従来のように第3の貯留部に接す
る混合液が凍結した凍結層を形成するのを防止して、該
混合液の一部を固化した固体と液体の混合物を形成する
ことができ、該混合物は、固体と液体とが混合されてい
るから、利用したい部所へ容易に輸送することができ、
液化天然ガスを気化する際の冷熱の有効利用を図ること
ができる。
【0033】又、本発明の液化天然ガス熱交換装置は、
密閉された本体と、この本体内に設けられ液化天然ガス
を貯留する第1の収納部と、前記本体内に設けられエタ
ノールと水の混合液を貯留する第2の収納部と、前記本
体内であって前記第2の収納部と前記第1の収納部との
間に設けられたエタノールを収納する第3の収納部と、
前記第1の収納部へ連通して前記第1の収納部へ液化天
然ガスを供給する液化天然ガス供給通路と、前記第2の
収納部へ連通して前記第2の収納部の被収納体を前記本
体外へ排出する第1の排出通路と、前記第1の収納部の
上方部に臨んで前記本体内の天然ガスを前記本体外へ排
出する第2の排出通路とを備えたから、第1の貯留部の
液化天然ガスを第3の貯留部のエタノールを介在させて
第2の貯留部のエタノールと水の混合液と熱交換させる
ことにより、該混合液を急激に冷却せず、従来のように
第3の貯留部に接する混合液が凍結した凍結層を形成す
るのを防止して、該混合液の一部を固化した固体と液体
の混合物を形成することができ、該混合物は、固体と液
体とが混合されているから、利用したい部所へ容易に輸
送することができ、液化天然ガスを気化する際の冷熱の
有効利用を図ることができる。
【0034】又、本発明の液化天然ガス熱交換装置は、
密閉された本体と、この本体内に設けられ液化天然ガス
を貯留する立設した第1の収納部と、前記本体内に設け
られエタノールと水の混合液を貯留する立設した第2の
収納部と、この第2の収納部の底部に設けられた第2の
収納部断熱壁と、この第2の収納部内の前記混合液を撹
拌する撹拌手段と、前記本体内であって前記第2の収納
部と前記第1の収納部との間に設けられたエタノールを
収納する立設した第3の収納部と、前記第1の収納部へ
連通して前記第1の収納部へ液化天然ガスを供給する液
化天然ガス供給通路と、前記第2の収納部断熱壁を貫通
して前記第2の収納部へ臨んで前記第2の収納部に連通
して前記第2の収納部の被収納体を前記本体外へ排出す
る第1の排出通路と、前記第1の収納部の上方部に臨ん
で前記本体内の天然ガスを前記本体外へ排出する第2の
排出通路とを備えたから、第1の貯留部の液化天然ガス
を第3の貯留部のエタノールを介在させて第2の貯留部
のエタノールと水の混合液と熱交換させることにより、
該混合液を急激に冷却せず、従来のように第3の貯留部
に接する混合液が凍結した凍結層を形成するのを防止し
て、該混合液の一部を固化した固体と液体の混合物を形
成することができ、該混合物は、固体と液体とが混合さ
れているから、利用したい部所へ容易に輸送することが
でき、液化天然ガスを気化する際の冷熱の有効利用を図
ることができ、又、撹拌手段により第2の収納部内の前
記混合液を撹拌するため、第1の貯留部の液化天然ガス
の冷熱を混合液に均一に伝達することができると共に混
合液全体を固体と液体の混合物にでき、従来のように第
3の貯留部に接する混合液が凍結した凍結層を形成する
のを更に防止することができる。又、第1の排出通路の
排出部を第2の収納部断熱壁を貫通して第2の収納部へ
臨むように形成したから、排出部付近の混合液が固化す
るのを防ぎ排出部が固化したもので塞がれるのを防止し
て固体と液体の混合液の排出を容易とすることができる
等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の液化天然ガス熱交
換装置の概略的断面図である。
【図2】図2は、本発明の他の実施例の液化天然ガス熱
交換装置の概略的断面図である。
【図3】図3は、本発明の他の実施例の液化天然ガス熱
交換装置の概略的断面図である。
【符号の説明】
A・・・第1の収納部 B・・・第2の収納部 C・・・第3の収納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−263998(JP,A) 特開 平2−136687(JP,A) 特開 昭63−31503(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液化天然ガスを貯留する第1の貯留部と、 エタノールと水の混合液を貯留する第2の貯留部と、 この第2の貯留部と前記第1の貯留部との間にエタノー
    ルを貯留する第3の貯留部とを備え、 前記第3の貯留部の前記エタノールを介在させて前記第
    1の貯留部の液化天然ガスと前記第2の貯留部のエタノ
    ールと水の混合液とを熱交換させることを特徴とする液
    化天然ガスの熱交換方法。
  2. 【請求項2】密閉された本体と、 この本体内に設けられ液化天然ガスを貯留する第1の収
    納部と、 前記本体内に設けられエタノールと水の混合液を貯留す
    る第2の収納部と、 前記本体内であって前記第2の収納部と前記第1の収納
    部との間に設けられたエタノールを収納する第3の収納
    部と前記第1の収納部へ連通して前記第1の収納部へ液
    化天然ガスを供給する液化天然ガス供給通路と、 前記第2の収納部へ連通して前記第2の収納部の被収納
    体を前記本体外へ排出する第1の排出通路と、 前記第1の収納部の上方部に臨んで前記本体内の天然ガ
    スを前記本体外へ排出する第2の排出通路とを備えたこ
    とを特徴とする液化天然ガス熱交換装置。
  3. 【請求項3】密閉された本体と、 この本体内に設けられ液化天然ガスを貯留する立設した
    第1の収納部と、 前記本体内に設けられエタノールーと水の混合液を貯留
    する立設した第2の収納部と、 この第2の収納部の底部に設けられた第2の収納部断熱
    壁と、 この第2の収納部内の前記混合液を撹拌する撹拌手段
    と、 前記本体内であって前記第2の収納部と前記第1の収納
    部との間に設けられたエタノールを収納する立設した第
    3の収納部と、 前記第1の収納部へ連通して前記第1の収納部へ液化天
    然ガスを供給する液化天然ガス供給通路と、 前記第2の収納部断熱壁を貫通して前記第2の収納部へ
    臨んで前記第2の収納部に連通して前記第2の収納部の
    被収納体を前記本体外へ排出する第1の排出通路と、 前記第1の収納部の上方部に臨んで前記本体内の天然ガ
    スを前記本体外へ排出する第2の排出通路とを備えたこ
    とを特徴とする液化天然ガス熱交換装置。
JP1150994A 1994-02-03 1994-02-03 液化天然ガスの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置 Expired - Fee Related JP2673096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1150994A JP2673096B2 (ja) 1994-02-03 1994-02-03 液化天然ガスの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1150994A JP2673096B2 (ja) 1994-02-03 1994-02-03 液化天然ガスの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07218078A JPH07218078A (ja) 1995-08-18
JP2673096B2 true JP2673096B2 (ja) 1997-11-05

Family

ID=11779993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1150994A Expired - Fee Related JP2673096B2 (ja) 1994-02-03 1994-02-03 液化天然ガスの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2673096B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07218078A (ja) 1995-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3950958A (en) Refrigerated underground storage and tempering system for compressed gas received as a cryogenic liquid
US7591138B2 (en) Process for producing slush fluid and apparatus therefor
US4894077A (en) Method of accumulating and restituting cold and device for implementing such method
JPS61500036A (ja) 加圧式氷貯蔵冷水装置
EP0423975B1 (en) Cooling liquids
JP2002504217A (ja) ベッセル内の収容物を冷却する方法及びそのための装置
US5737928A (en) Process fluid cooling means and apparatus
FR2785034B1 (fr) Procede pour eliminer l'evaporation d'un gaz liquefie stocke dans une cuve etanche et isotherme, et dispositif pour sa mise en oeuvre
JPH02133309A (ja) 液体二酸化炭素を分配するシステム及び方法
JP2673096B2 (ja) 液化天然ガスの熱交換方法及び液化天然ガス熱交換装置
JP2001010990A (ja) メタンハイドレートの製造装置および製造方法
US6260361B1 (en) Combination low temperature liquid or slush carbon dioxide ground support system
US7293417B2 (en) Methods and apparatus for processing, transporting and/or storing cryogenic fluids
US5878581A (en) Closed multi-loop water-to-water heat exchanger system and method
EP0162095B1 (en) Method and equipment for utilization of the freezing heat of water as a source of heat of a heat pump
JPH08128596A (ja) ガス蒸発装置及びガス供給方法
JPS6354960B2 (ja)
JP3534587B2 (ja) 蓄冷剤、蓄冷剤を含む蓄冷体、蓄冷体を使用した蓄冷装置、蓄冷方法及びbogの再液化方法
JPH11277523A (ja) ミキサー車の冷却方法及びそのミキサー車
JPH10196895A (ja) 天然ガスのハイドレートによるガス貯蔵設備
SU885691A1 (ru) Испаритель-газификатор
RU2220386C2 (ru) Емкость для хранения продуктов
JP4964462B2 (ja) 高圧ガス供給装置および高圧ガス供給方法
RU2171950C1 (ru) Устройство для хранения и подачи криогенных продуктов
JPS61229509A (ja) コンクリ−ト混合用水の冷却装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

S633 Written request for registration of reclamation of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313633

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees