JP2672409B2 - セメント系パネル - Google Patents
セメント系パネルInfo
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- JP2672409B2 JP2672409B2 JP3110302A JP11030291A JP2672409B2 JP 2672409 B2 JP2672409 B2 JP 2672409B2 JP 3110302 A JP3110302 A JP 3110302A JP 11030291 A JP11030291 A JP 11030291A JP 2672409 B2 JP2672409 B2 JP 2672409B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は建築物の非耐力の外壁
等に使用する複数の並列する中空部があるセメント系パ
ネルに関する。
等に使用する複数の並列する中空部があるセメント系パ
ネルに関する。
【０００２】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、中空部を有するセメント系パネルは、軽量化、省材
料化を目的とするために中空部分が１段のものが多かっ
た。一部には中空部は断熱性能や耐火性能を付与するた
めの断熱材充填スペースあるいはパネルを取付けるため
のスペースとして利用されていた。
来、中空部を有するセメント系パネルは、軽量化、省材
料化を目的とするために中空部分が１段のものが多かっ
た。一部には中空部は断熱性能や耐火性能を付与するた
めの断熱材充填スペースあるいはパネルを取付けるため
のスペースとして利用されていた。
【０００３】しかし、軽量化を図るためにセメント系パ
ネルに中空部を設けると、強度不足をもたらすために、
断面に占める中空部面積は限られていた。このため、断
熱材を充填しても充分な耐火性能や断熱性能が得られな
かった。また、中空部を他の用途に利用しようとした場
合には、当該部分は断熱材を設けることができず、結露
を発生するために、中空部を積極的に利用した複合機能
を持つパネルは得られなかった。
ネルに中空部を設けると、強度不足をもたらすために、
断面に占める中空部面積は限られていた。このため、断
熱材を充填しても充分な耐火性能や断熱性能が得られな
かった。また、中空部を他の用途に利用しようとした場
合には、当該部分は断熱材を設けることができず、結露
を発生するために、中空部を積極的に利用した複合機能
を持つパネルは得られなかった。
【０００４】この発明は上記問題点に着目しなされたも
のである。その目的はパネル単体で優れた断熱性能を有
するとともに中空部を利用して配線、配管、取付け金物
等をはじめ、多様な複合機能を発現できるパネルを提案
するにある。
のである。その目的はパネル単体で優れた断熱性能を有
するとともに中空部を利用して配線、配管、取付け金物
等をはじめ、多様な複合機能を発現できるパネルを提案
するにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明のパネルは多段
の中空部を有し、屋外側の一段以上の中空部を断熱材で
充填し、屋内側を中空部として残し、この中空部を各種
用途に供し、パネル単体で複合機能を果たすものであ
る。このような多段の中空部を形成しつつ必要な強度を
確保するためには、セメント系硬化物に炭素繊維短繊維
を混入するとともに、炭素繊維連続糸条を埋設して高度
に補強することが必要である。かかる炭素繊維短繊維お
よび炭素繊維連続糸条の両者で補強され、多段の中空部
を有するセメント系硬化物は、炭素繊維連続糸条を包み
込む形で炭素繊維短繊維を含むセメントモルタルと炭素
繊維連続糸条とを合体させながら、所定の形状のダイか
ら連続的に押出しセメントモルタルを硬化させるとい
う、所謂押出成形により容易に製造することができる。
の中空部を有し、屋外側の一段以上の中空部を断熱材で
充填し、屋内側を中空部として残し、この中空部を各種
用途に供し、パネル単体で複合機能を果たすものであ
る。このような多段の中空部を形成しつつ必要な強度を
確保するためには、セメント系硬化物に炭素繊維短繊維
を混入するとともに、炭素繊維連続糸条を埋設して高度
に補強することが必要である。かかる炭素繊維短繊維お
よび炭素繊維連続糸条の両者で補強され、多段の中空部
を有するセメント系硬化物は、炭素繊維連続糸条を包み
込む形で炭素繊維短繊維を含むセメントモルタルと炭素
繊維連続糸条とを合体させながら、所定の形状のダイか
ら連続的に押出しセメントモルタルを硬化させるとい
う、所謂押出成形により容易に製造することができる。
【０００６】炭素繊維連続糸条は、連続糸条、連続糸条
を束ねた糸条束、連続糸条をメッシュ状に織った織物な
どの形で使用される。この連続糸条、糸条束、メッシュ
状織物などは特に処理を施していないものをその儘使用
してもよいが、連続糸条、糸条束、メッシュ状織物など
を樹脂に含浸し硬化させたものを使用するのが押出成形
の操作上好ましい。
を束ねた糸条束、連続糸条をメッシュ状に織った織物な
どの形で使用される。この連続糸条、糸条束、メッシュ
状織物などは特に処理を施していないものをその儘使用
してもよいが、連続糸条、糸条束、メッシュ状織物など
を樹脂に含浸し硬化させたものを使用するのが押出成形
の操作上好ましい。
【０００７】炭素繊維連続糸条を埋設する際の配列方法
としては、図１のように両表層部に炭素繊維メッシュ状
織物３を埋め込む方法の他、図４のごとく、両表層部お
よび断面三角形の中空部４−１，４−２間に炭素繊維メ
ッシュ状織物３を立体的に配置する方法、両表層部に適
宜のピッチで糸条束を配置する方法など、押出成形に適
した種々の態様が採られる。
としては、図１のように両表層部に炭素繊維メッシュ状
織物３を埋め込む方法の他、図４のごとく、両表層部お
よび断面三角形の中空部４−１，４−２間に炭素繊維メ
ッシュ状織物３を立体的に配置する方法、両表層部に適
宜のピッチで糸条束を配置する方法など、押出成形に適
した種々の態様が採られる。
【０００８】押出成形されたセメント系硬化物の多段の
中空部には屋内側の１段を除いて断熱材が充填される。
即ち、中空部が２段の場合の屋外側の１段に断熱材が充
填され、中空部が３段の場合の屋外側の２段に断熱材が
充填される。そして、屋内側の１段が中空部として残さ
れる。
中空部には屋内側の１段を除いて断熱材が充填される。
即ち、中空部が２段の場合の屋外側の１段に断熱材が充
填され、中空部が３段の場合の屋外側の２段に断熱材が
充填される。そして、屋内側の１段が中空部として残さ
れる。
【０００９】残された中空部は屋外側の中空部に充填さ
れた１層以上の断熱材によって保護されているので、あ
らゆる用途に供することが可能である。従来の１段の中
空部を持つパネル単体では、結露の問題から適用不可能
であった各種用途に適用可能となる。かかる用途の例と
しては、配線、配管の埋め込み、取付け金物の隠蔽、暖
冷房負荷の平準化のための蓄熱材、蓄冷材の収納、湿度
調整のための調湿材の収納、電波吸収体の収納などが挙
げられる。また、それら以外にも音場の調整のために吸
音材、遮音材を充填することもできる。
れた１層以上の断熱材によって保護されているので、あ
らゆる用途に供することが可能である。従来の１段の中
空部を持つパネル単体では、結露の問題から適用不可能
であった各種用途に適用可能となる。かかる用途の例と
しては、配線、配管の埋め込み、取付け金物の隠蔽、暖
冷房負荷の平準化のための蓄熱材、蓄冷材の収納、湿度
調整のための調湿材の収納、電波吸収体の収納などが挙
げられる。また、それら以外にも音場の調整のために吸
音材、遮音材を充填することもできる。
【００１０】中空部に充填される断熱材としては、発泡
ウレタン、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンのよう
な合成樹脂発泡材料の他、岩綿、ガラス繊維などの無機
繊維材料、パーライト、シラスバルーンなどのガラス質
発泡体粒、気泡コンクリート、発泡ガラス、さらには木
材、紙よりなるハニカム材料などを目的に応じて使うこ
とができる。
ウレタン、発泡ポリスチレン、発泡ポリエチレンのよう
な合成樹脂発泡材料の他、岩綿、ガラス繊維などの無機
繊維材料、パーライト、シラスバルーンなどのガラス質
発泡体粒、気泡コンクリート、発泡ガラス、さらには木
材、紙よりなるハニカム材料などを目的に応じて使うこ
とができる。
【００１１】また、仕上げ材料としては任意の物が使用
できる。例えば、パネル屋外面は、石、タイルなどの乾
式工法あるいは塗装などの湿式工法が可能であり、パネ
ル屋内面は断熱材、下地ボードなどを必要とせず、ビニ
ルクロス、布クロス、布クロス塗装などの直接仕上げが
可能である。
できる。例えば、パネル屋外面は、石、タイルなどの乾
式工法あるいは塗装などの湿式工法が可能であり、パネ
ル屋内面は断熱材、下地ボードなどを必要とせず、ビニ
ルクロス、布クロス、布クロス塗装などの直接仕上げが
可能である。
【００１２】
【作用】この発明のパネルは炭素繊維短繊維を含み、か
つ、炭素繊維連続糸条を埋設したセメント系硬化物から
なるので、強度が高く、パネル断面に占める中空部断
面積を大とすることができ、屋外側中空部に断熱材を充
填することにより高い断熱性能を付与することができ
る。従って、屋内側中空部には結露が生じにくいた
め、配線、配管用の空間として有効に活用ができ、他に
も、蓄熱材、蓄冷材、吸音材、遮音材、調湿材、電波吸
収体などを適宜配置することによって、複合機能を発揮
できる。薄肉、高強度の中空材であるため、軽量で強
度が高く、このパネルのみで非耐力の外壁を構成するこ
とができ、内部仕上げは直仕上げが可能で断熱材や下地
板の配置が不要であるなど、施工性が優れている。多
段をなし長手方向に並列する中空部があるこのパネルは
押出成形により精度よく量産することができる。
つ、炭素繊維連続糸条を埋設したセメント系硬化物から
なるので、強度が高く、パネル断面に占める中空部断
面積を大とすることができ、屋外側中空部に断熱材を充
填することにより高い断熱性能を付与することができ
る。従って、屋内側中空部には結露が生じにくいた
め、配線、配管用の空間として有効に活用ができ、他に
も、蓄熱材、蓄冷材、吸音材、遮音材、調湿材、電波吸
収体などを適宜配置することによって、複合機能を発揮
できる。薄肉、高強度の中空材であるため、軽量で強
度が高く、このパネルのみで非耐力の外壁を構成するこ
とができ、内部仕上げは直仕上げが可能で断熱材や下地
板の配置が不要であるなど、施工性が優れている。多
段をなし長手方向に並列する中空部があるこのパネルは
押出成形により精度よく量産することができる。
【００１３】
【実施例】図１はこの発明になるセメント系パネル１で
ある。パネル１は炭素繊維短繊維を混入したセメントモ
ルタル２と炭素繊維メッシュ状織物３とを所定のダイか
ら連続的に押出し、炭素繊維メッシュ状織物３を両表層
部に埋設させる方法で押出成形により、幅６００mm、厚
さ１００mmに成形され、長手方向に並列し、厚み方向に
２段をなす、複数の四角形断面の中空部４−１、４−２
を有する。押出成形後、屋外側の中空部４−１にはウレ
タン発泡体からなる断熱材５が充填され、屋内側の中空
部４−２は配線、配管用のスペースとして残されてい
る。
ある。パネル１は炭素繊維短繊維を混入したセメントモ
ルタル２と炭素繊維メッシュ状織物３とを所定のダイか
ら連続的に押出し、炭素繊維メッシュ状織物３を両表層
部に埋設させる方法で押出成形により、幅６００mm、厚
さ１００mmに成形され、長手方向に並列し、厚み方向に
２段をなす、複数の四角形断面の中空部４−１、４−２
を有する。押出成形後、屋外側の中空部４−１にはウレ
タン発泡体からなる断熱材５が充填され、屋内側の中空
部４−２は配線、配管用のスペースとして残されてい
る。
【００１４】このほか、パネル１端面の中空部４−２の
両端部分には取付け金物用スペースとなる取付け孔６が
穿孔してある。また、パネル１の長手方向に沿う両端部
にはそれぞれ相互に嵌合する凹溝７−１、凸条７−２、
長手方向に沿う屋内側表面縁部には直仕上げ用テーパー
８が形成されている。
両端部分には取付け金物用スペースとなる取付け孔６が
穿孔してある。また、パネル１の長手方向に沿う両端部
にはそれぞれ相互に嵌合する凹溝７−１、凸条７−２、
長手方向に沿う屋内側表面縁部には直仕上げ用テーパー
８が形成されている。
【００１５】図２はこのパネル１を外壁に取付けた集合
住宅である。パネル１は断熱材５を充填した中空部４−
１側の面を屋外側とし、両側端面の凹溝７−１、凸条７
−２を嵌合し、パネル両端面の取付け孔６に螺着した取
付け金物９を介して建物躯体に取付けられている。な
お、金物９はパネルの厚みの中、または幅木、カーテン
ボックスの下に隠されている。配線、配管はパネル１の
屋内側の中空部４−２内に床あるい天井から挿入し、壁
面に取付けたコンセント１０、スイッチ１１あるいは温
調装置１２に連結されている。
住宅である。パネル１は断熱材５を充填した中空部４−
１側の面を屋外側とし、両側端面の凹溝７−１、凸条７
−２を嵌合し、パネル両端面の取付け孔６に螺着した取
付け金物９を介して建物躯体に取付けられている。な
お、金物９はパネルの厚みの中、または幅木、カーテン
ボックスの下に隠されている。配線、配管はパネル１の
屋内側の中空部４−２内に床あるい天井から挿入し、壁
面に取付けたコンセント１０、スイッチ１１あるいは温
調装置１２に連結されている。
【００１６】図１には厚み方向に２段に四角形断面の中
空部を有するパネル１を図示したが、中空部は２段以上
であればよく、断面形状は四角でなくてもよい。かかる
変形例を図３に示す。（図３には図面の複雑を避けるた
めパネル１に埋設した炭素繊維連続糸条を図示してない
が、炭素繊維連続糸条が糸条束の形かメッシュ状織物の
形で押出成形時に埋設されている。）図３（ａ）は四角
形断面の中空部を厚み方向に３段に設け、屋外側の２段
の中空部４−１、４−１に断熱材５を充填し、屋内側の
１段の中空部４−２を配線、配管用のスペースとして残
した例であり、図３（ｂ）は円形断面３段、四角形断面
１段の計４段の中空部を設け、屋外側の３段の円形断面
中空部４−１に断熱材５を充填し、屋内側の１段の四角
形断面中空部４−２を配線、配管用のスペースとして残
した例であり、図３（ｃ）は直角二等辺三角形断面の中
空部を２段に設け、屋外側の中空部４−１に断熱材５を
充填し、屋内側の中空部４−２を配線、配管用のスペー
スとして残した例である。
空部を有するパネル１を図示したが、中空部は２段以上
であればよく、断面形状は四角でなくてもよい。かかる
変形例を図３に示す。（図３には図面の複雑を避けるた
めパネル１に埋設した炭素繊維連続糸条を図示してない
が、炭素繊維連続糸条が糸条束の形かメッシュ状織物の
形で押出成形時に埋設されている。）図３（ａ）は四角
形断面の中空部を厚み方向に３段に設け、屋外側の２段
の中空部４−１、４−１に断熱材５を充填し、屋内側の
１段の中空部４−２を配線、配管用のスペースとして残
した例であり、図３（ｂ）は円形断面３段、四角形断面
１段の計４段の中空部を設け、屋外側の３段の円形断面
中空部４−１に断熱材５を充填し、屋内側の１段の四角
形断面中空部４−２を配線、配管用のスペースとして残
した例であり、図３（ｃ）は直角二等辺三角形断面の中
空部を２段に設け、屋外側の中空部４−１に断熱材５を
充填し、屋内側の中空部４−２を配線、配管用のスペー
スとして残した例である。
【００１７】
【発明の効果】この発明のパネルは次のような効果を奏
する。
する。
【００１８】 外壁などに用い、断熱性能のほか、中
空部に電気、通信、暖冷房などの配線、配管を挿通する
ことができ、また、蓄熱材、蓄冷材、吸音材、遮音材、
調湿材を充填することにより所期の複合機能を付与する
ことができる。
空部に電気、通信、暖冷房などの配線、配管を挿通する
ことができ、また、蓄熱材、蓄冷材、吸音材、遮音材、
調湿材を充填することにより所期の複合機能を付与する
ことができる。
【００１９】 非耐力の外壁として用い、充分な強度
を有し、建物躯体への取付けや内外装の仕上げなどの施
工性が優れている。
を有し、建物躯体への取付けや内外装の仕上げなどの施
工性が優れている。
【００２０】 押出成形により高品質のものを安価、
多量に供給できる。
多量に供給できる。
【図１】実施例のパネルの斜視図である。
【図２】実施例のパネルを外壁に取付けた集合住宅の一
部断面で示す斜視図である。
部断面で示す斜視図である。
【図３】（ａ）、（ｂ）、（ｃ）はそれぞれパネルの変
形例を示す断面図である。
形例を示す断面図である。
【図４】炭素繊維メッシュ状織物の埋設方法の変形例を
示す断面図である。
示す断面図である。
１…セメント系パネル、２…セメントモルタル、３…炭
素繊維メッシュ状織物、４−１，４−２…中空部、５…
断熱材、６…取付け金物取付け孔、７−１…凹溝、７−
２…凸条、８…直仕上げ用テーパー、９…取付け金物、
１０…コンセント、１１…スイッチ、１２…温調装置。
素繊維メッシュ状織物、４−１，４−２…中空部、５…
断熱材、６…取付け金物取付け孔、７−１…凹溝、７−
２…凸条、８…直仕上げ用テーパー、９…取付け金物、
１０…コンセント、１１…スイッチ、１２…温調装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加瀬 善弥 東京都港区元赤坂１丁目２番７号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 山田 寛次 神奈川県川崎市中原区井田1618番地 新 日本製鐵株式会社第１技術研究所内 (72)発明者 中沢 好夫 東京都千代田区大手町二丁目６番３号 新日本製鐵株式会社内 (72)発明者 対馬 孝 福岡県北九州市八幡東区枝光１−１−１ 新日本製鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 若林 英彦 東京都千代田区大手町二丁目６番３号 新日本製鐵株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−53810（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−19504（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭58−9699（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】 炭素繊維短繊維を含むセメント系硬化物
を炭素繊維連続糸条とともに連続的に押出し、該炭素繊
維連続糸条を埋設しながら押出成形したセメント系硬化
物からなり、パネル厚み方向に多段をなし、パネル長手
方向に沿い並列する複数の中空部を有するパネルの屋内
側の１段の中空部を除く中空部に断熱材を充填したこと
を特徴とするセメント系パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3110302A JP2672409B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | セメント系パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3110302A JP2672409B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | セメント系パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04339947A JPH04339947A (ja) | 1992-11-26 |
| JP2672409B2 true JP2672409B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=14532256
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3110302A Expired - Fee Related JP2672409B2 (ja) | 1991-05-15 | 1991-05-15 | セメント系パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2672409B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| ES2611928T3 (es) * | 2006-05-15 | 2017-05-11 | Chen-Yin Lu | Estructura de pared de tipo ensamblaje |
| JP2015010317A (ja) * | 2013-06-26 | 2015-01-19 | 三菱マテリアル株式会社 | 押出成形セメント板 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51135131A (en) * | 1975-05-19 | 1976-11-24 | Kubota Ltd | Plate material for construction |
| JPS589699U (ja) * | 1981-07-11 | 1983-01-21 | カワサキ機工株式会社 | 製茶乾燥機における熱風供給装置 |
| JPS6453810A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Kubota Ltd | Production of reinforced extrusion building material |
| JPH0219504U (ja) * | 1988-07-26 | 1990-02-08 |
-
1991
- 1991-05-15 JP JP3110302A patent/JP2672409B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04339947A (ja) | 1992-11-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970617 |
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