JP2671850B2 - 第2世代クリアビジョン復号回路 - Google Patents

第2世代クリアビジョン復号回路

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JP2671850B2
JP2671850B2 JP7021884A JP2188495A JP2671850B2 JP 2671850 B2 JP2671850 B2 JP 2671850B2 JP 7021884 A JP7021884 A JP 7021884A JP 2188495 A JP2188495 A JP 2188495A JP 2671850 B2 JP2671850 B2 JP 2671850B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現行NTSC信号と互
換性を持ちながら映像補助信号が多重されたレターボッ
クス形式で伝送される第2世代クリアビジョン方式の信
号の復号回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大型テレビジョンの普及にともな
い高細密な映像の提供が必須のものとなり、送信側と受
信側の双方において高画質処理をするEDTV(Enhanc
ed Definition Television)が研究されている。
【0003】現在では、更に16:9への画面のワイド
化へ対応した第2世代EDTV、つまり第2世代クリア
ビジョンが95年からの放送開始を予定している。
【0004】第2世代クリアビジョン信号は、レターボ
ックス形式の映像信号の他に映像信号に水平輝度高域信
号(HH)が、また、上下無画部に垂直時間高域信号
(VT)及び垂直輝度高域信号(VH)の補強信号成分
が多重されている。第2世代クリアビジョン復号回路は
先の3つの補強信号を映像信号に付加してアスペクト比
16:9の画面に表示する。
【0005】そして、第2世代クリアビジョン復号回路
の構成は広くテレビジョン学会誌等で記載されているが
図7を用いてその一従来例を説明する。
【0006】図7は第2世代クリアビジョンの従来の復
号回路のブロック図であり、47は複合映像入力端子、
48,51はA/D変換器、50,53はD/A変換
器、49はカラーバースト信号に同期したクロックで動
作する第1の信号処理回路、54はカラーバースト信号
に同期したクロックを発生する第1のクロック発生回
路、52は水平同期信号に同期したクロックで動作する
第2の信号処理回路、55は水平同期信号に同期したク
ロックを発生する第2のクロック発生回路、56は倍速
変換された輝度信号出力端子、57,58は倍速変換さ
れた色差(57はI、58はQ)信号出力端子である。
【0007】このように構成された第2世代クリアビジ
ョン復号回路について説明する。複合映像信号は入力端
子47から入力されると、A/D変換器48によりカラ
ーバーストに同期したクロックでディジタル信号に変換
され、カラーバースト信号に同期したクロック信号で動
作をし、3次元Y/C分離回路、色復調回路、水平高域
補強信号分離回路(F/C分離回路)、水平高域補助信
号の副搬送波発生回路、水平高域信号復調回路、上下無
画部補助信号復調回路を有する第1の信号処理回路49
により輝度信号・色差信号に変換されて出力され、第1
のクロック発生回路54で発生したカラーバーストに同
期したクロックで一旦アナログ化される。そして、再び
第2のクロック発生回路55で発生した水平同期信号に
同期したクロックで動作する第2のA/D変換器でディ
ジタル化され、上下無画部の補強信号の再生、ライン補
間処理、拡大処理、水平周波数の倍速変換回路を有する
第2の信号処理回路52に入力される。第2の信号処理
回路52で処理された映像信号は第2のD/A変換器5
3によって水平同期信号に同期したクロックでアナログ
化され輝度信号出力端子56及び色差信号出力端子5
7,58から出力される。
【0008】また、バースト信号に同期したクロックと
水平信号に同期したクロックをさきのA/D変換器とD
/A変換器を介さずに行う方法が考えられてきている。
これを以下に示す。
【0009】順次走査方式のテレビジョン受像機は通常
の同期信号の半分の周期の同期信号を再生し水平偏向を
行うために、現行のテレビジョン受像機に比べて同期性
能が劣る点が指摘されている。また、VTRで用いられ
ているTBC(Time Base Corrector)は高画質、高機
能化の1つの手段として研究されている。
【0010】TBC回路の構成はテレビジョン学会技術
報告書Vol.13,No.18,PP.13−PP.
18,VR′89−8(Mar.1989)に示される
通りである。以下、図8を用いてその一例を説明する。
【0011】図8において、72は色信号入力端子、7
3は輝度信号入力端子、60はA/D変換器、61はラ
インメモリ、62はS/N改善に用いるCNR(Color
Noise Reducer)、63はD/A変換器、64はカラー
バースト信号に同期したクロックを発生するPBPL
L、66は水平同期信号に同期したクロックを発生する
RefPLL、65はラインメモリをカラーバースト信
号に同期したクロックで書き込み、水平同期信号に同期
したクロックで読み出すためのメモリコントローラ、6
7,68はディジタル処理を行わない場合の色及び輝度
信号のアナログ処理切り換えスイッチ、69は色信号出
力端子、70は輝度信号出力端子、71は水平同期信号
入力端子である。
【0012】色信号入力端子72から入力された色信号
と輝度信号入力端子73から入力された輝度信号はそれ
ぞれ、A/D変換器60によりPBPLL64から発生
するバースト信号に同期したクロックでディジタル信号
に変換されたのちにラインメモリ61に書き込まれる。
これを、RefPLL66から発生する水平同期信号に
同期したクロックでメモリコントローラ65を動作させ
ラインメモリ61から読み出すことによってTBC処理
を行う。特に、色信号ではCNR62でフィールドCN
R処理を行った後、D/A変換器63で色信号と輝度信
号はアナログ信号に変換される。そして、色信号のアナ
ログ信号切り換えスイッチ67と輝度信号のアナログ信
号切り換えスイッチ68によって、ディジタル処理を必
要としない場合には切り換えを行い、色信号出力端子6
9より色信号が、また、輝度信号出力端子70より輝度
信号が出力される。
【0013】第2世代クリアビジョン信号は、レターボ
ックス形式の映像信号の他に映像信号に水平輝度高域信
号(HH)が、また、上下無画部に垂直時間高域信号
(VT)及び垂直輝度高域信号の補強信号成分(VH)
が多重されている。第2世代クリアビジョン復号回路は
先の3つの補強信号を映像信号に付加してアスペクト比
16:9の画面に表示する。この補強信号を復号処理す
る場合に、放送局側から送られてくる第2世代クリアビ
ジョン信号の補強信号はカラーバーストで変調されてい
るために、復調処理はカラーバーストに同期したクロッ
クで行い、またVT/VH信号処理等の垂直方向の演算
処理は水平同期信号に同期したクロックで行えばより忠
実に、かつVTR等の非標準な信号を受信した場合に同
期信号の乱れなく映像を再現できる。
【0014】しかしながら上記従来の構成では、2つの
別々のクロックを介してディジタル信号処理を行う場合
に、2つのクロック発生回路が必要等の回路量の増加が
必然である。
【0015】また、従来の構成ではカラーバーストに同
期したクロックでのディジタル信号処理した後、1度ア
ナログ信号に変換して再びディジタル信号に変換するこ
とを行ってきた。これは、画質の劣化もさることながら
アナログによる調整箇所が多くなり量産等で難しいこと
から、通常はどちらか一方のクロックのみで復号処理を
行ってきた。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み、第2世代クリアビジョン復号回路においてカラーバ
ーストに同期したクロックで動作する信号処理回路と、
水平同期信号に同期したクロックで動作する信号処理回
路に分離して、これらをアナログ処理を介さずにライン
メモリを用いることでディジタル信号処理で直結するこ
とと、更に、VT/VH信号を輝度信号に多重すること
で先のラインメモリを削減する第2世代クリアビジョン
復号回路を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の第2世代クリアビジョン復号回路は、第1の
信号処理回路と第2の信号処理回路とをディジタルで直
結した構成を有している。
【0018】
【作用】この構成により、3次元Y/C分離処理、水平
輝度高域信号/色(F/C)分離処理、水平高域信号復
調処理、輝度の復元処理、色復調処理、上下無画部に伝
送される補強信号復調処理をカラーバーストに同期した
クロックで処理を行い、上下無画部に伝送される復調後
の垂直時間高域信号(VT)及び垂直輝度高域信号(V
H)の3倍伸長処理、VT/VH分離処理、走査線補間
処理、上下無画部で伝送された補強信号の付加処理、垂
直拡大処理、倍速変換処理を水平同期信号に同期したク
ロックで処理する。
【0019】ここで、カラーバーストに同期した処理と
水平同期に同期した処理とをディジタル信号により結合
させるためにラインメモリを用いたTBC(Time Base
Corrector)処理によってディジタル直結を行うことが
できる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第2世代クリアビジョン復
号回路の第1の実施例を図1から図3を用いて説明す
る。図1は第2世代クリアビジョン復号回路のブロック
図であり、1は複合映像入力端子、2はA/D変換回
路、8はD/A変換回路、3はカラーバースト信号に同
期したクロックを発生する第1のクロック発生回路、4
は水平同期信号に同期したクロックを発生する第2のク
ロック発生回路、5はカラバースト信号に同期したクロ
ックで動作する第1の信号処理回路、7は水平同期信号
に同期したクロックで動作する第2の信号処理回路、9
は倍速変換された輝度信号出力端子、10,11は倍速
変換された色差信号出力端子である。
【0021】このように構成された第2世代クリアビジ
ョン復号回路について説明する。複合映像入力端子1か
ら複合映像信号が入力されると、第1のクロック発生回
路3は入力された複合映像信号のカラーバースト信号に
同期したカラーバースト信号の4倍の周波数のクロック
を発生する。A/D変換回路2では入力した複合映像信
号を、第1のクロック発生回路3で発生した第1のクロ
ックに同期してディジタル信号に変換する。ディジタル
化された複合映像信号は第1の信号処理手段に入力され
て、輝度信号(Y)に水平輝度高域信号(HH)が付加
された信号(Y+HH)と、垂直時間高域信号(VT)
と垂直輝度高域信号(VH)の復調された信号(VT/
VH)と、色差信号(I及びQ)に変換されて出力され
る。
【0022】D−D変換回路6では、書き込みには第1
のクロックを、また読み出しには第2のクロック発生回
路4で発生した水平同期信号に同期した第2のクロック
を用いることでラインメモリを動作させ、クロック変換
処理すなわちD−D変換をする。
【0023】第2の信号処理回路7では、上下無画部に
多重されている再生・ライン補間処理、垂直拡大処理、
水平周波数を2倍にする倍速変換を行う。第2の信号処
理回路7で処理された輝度・色差信号はD/A変換回路
8によって第2のクロックでD/A変換され、輝度信号
出力端子9、色差信号出力端子10,11から出力され
る。
【0024】このように構成された第2世代クリアビジ
ョン復号回路においてカラーバースト信号に同期したク
ロックで動作する第1の信号処理回路5の具体的構成例
を図2、また水平同期信号で動作する第2の信号処理回
路7の具体的構成例を図3を用いて説明する。
【0025】図2は本発明の一実施例における第1の信
号処理回路5を示すブロック図であり、14は第2世代
クリアビジョン識別信号を判別し制御信号を発生する識
別信号判別回路、12は動き検出回路、13は3次元Y
/C分離回路、16は水平高域信号と色信号を分離する
F/C分離回路、15は色信号復調回路、18は水平高
域補強信号の搬送波を発生する水平高域補強信号復調副
搬送波発生回路、17は水平高域補強信号復調回路、1
9は輝度信号に水平高域補強信号を加算する加算器、2
0は上下無画部の補強信号であるVT/VHの復調回
路、21はVT/VH信号に識別信号を付加するための
切り換えスイッチ、22,23は色差信号出力端子、2
4は水平高域補強信号が加算された輝度信号出力端子、
25は識別信号が付加されたVT/VH出力端子であ
る。
【0026】以上のように構成された第1の信号処理回
路5の動作を説明する。複合映像入力端子1より入力さ
れ第2世代クリアビジョン信号はA/D変換器2でA/
D変換される。入力された複合映像信号は識別信号判別
回路14に入力される。ここでは映像信号の特定のライ
ンに多重されている識別信号を判別し、識別付加切り換
えスイッチ21の切り換え、及び水平輝度高域信号(H
H)復調のためのクロック発生の基準信号を発生する。
この信号を受けて水平高域信号(HH)復調副搬送波発
生回路18で水平高域信号(HH)復調の為の副搬送波
を発生する。
【0027】次に、複合映像信号は3次元Y/C分離回
路13で動き検出回路12の動き検出信号によりフレー
ム櫛とライン櫛を切り換える3次元Y/C分離を行う。
また、複合映像信号からVT/VH復調回路20でVT
/VHの復調を行い、D−D変換回路6へ出力する。
【0028】図3は本発明の一実施例における第2の信
号処理回路7を示すブロック図であり、27は輝度信号
入力端子、28はVT/VH入力端子、29,30は色
差信号入力端子、31,39は走査線補間回路、32は
動き検出回路、33はVT/VHの水平伸長を行う3倍
伸長回路、34はVT/VH分離回路、35は極性反転
を行うSSKF処理回路、36,40は垂直拡大回路、
37はフィールド間補間を行うVH処理回路、38,4
1は倍速変換回路、43は輝度信号出力端子、44,4
5は色差信号出力端子である。
【0029】以上のように構成された第2の信号処理回
路7の動作を説明する。D−D変換された輝度信号が輝
度信号入力端子27から入力されて、走査線補間回路3
1で動き検出回路32の動き検出信号によって補間量を
調節しながら走査線補間を行う、VT/VH信号がVT
/VH入力端子28から入力され、3倍伸長回路33で
水平伸長されて、VT/VH分離回路34で分離され
る。VTはSSKF処理回路35で極性反転された後、
加算器19で輝度信号に加算されて垂直拡大回路36で
垂直拡大される。VHはVH処理回路37でフィールド
補間を行い、加算器19で輝度信号に加算される。そし
て、倍速変換回路38で水平周波数の2倍に変換され、
輝度信号出力端子43より全ての補強信号(Y+HH+
VT+VH)が加算された輝度信号がD/A変換器8へ
出力される。
【0030】以上のように本実施例によれば、アナログ
処理をすることなく全てディジタル信号処理することが
できる。
【0031】(実施例2)次に、第1信号処理回路5が
VT/VH復調信号を輝度信号に多重した場合の信号を
第2世代クリアビジョン復号回路の第2の実施例を図4
から図6を用いて説明する。図4は本発明の第2の実施
例を示すブロック図であり、101は複合映像入力端
子、102はA/D変換回路、108はD/A変換回
路、103はカラーバースト信号に同期したクロックを
発生する第1のクロック発生回路、104は水平同期信
号に同期したクロックを発生する第2のクロック発生回
路、105はカラーバースト信号に同期したクロックで
動作する第1の信号処理回路、107は水平同期信号に
同期したクロックで動作する第2の信号処理回路、10
9は倍速変換された輝度信号出力端子、110,111
は倍速変換された色差信号出力端子である。
【0032】このように構成された第2世代クリアビジ
ョン復号回路の動作について説明する。複合映像入力端
子101から複合映像信号が入力されると、第1のクロ
ック発生回路103で入力された複合映像信号のカラー
バースト信号に同期したカラーバースト信号の4倍の周
波数のクロックを発生する。A/D変換回路102では
入力した複合映像信号を第1のクロック発生回路103
より出力されたクロック信号に同期してディジタル信号
に変換する。
【0033】ディジタル化された複合映像信号は第1の
信号処理回路105に入力されて、輝度信号(Y)に水
平輝度高域信号(HH)と垂直時間高域信号(VT)と
垂直輝度高域信号(VH)の復調された信号が多重した
信号(Y+HH+VT/VH)と色差信号(I及びQ)
に変換されて出力される。
【0034】D−D変換回路106では書き込みには第
1のクロックを、また読み出しには第2のクロック発生
回路104で発生した水平同期信号に同期した第2のク
ロックを用いてラインメモリを動作させてD−D変換を
する。
【0035】第2の信号処理回路107では、上下無画
部に多重されている再生・ライン補間処理、垂直拡大処
理、水平周波数を2倍にする倍速変換を行う。第2の信
号処理回路107で処理された輝度・色差信号はD/A
変換回路108によって第2のクロックでD/A変換さ
れ、輝度信号出力端子109、色差信号出力端子11
0,111から出力される。
【0036】このように構成された第2世代クリアビジ
ョン復号回路においてカラーバースト信号に同期したク
ロックで動作する第1の信号処理回路105の具体的構
成例を図5、また水平同期信号で動作する第2の信号処
理回路107の具体的構成例を図6を用いて説明する。
【0037】図5は本発明の第2の実施例における第1
の信号処理回路105を示すブロック図であり、114
は第2世代クリアビジョン識別信号を判別し制御信号を
発生する識別信号判別回路、112は動き検出回路、1
13は3次元Y/C分離回路、116は水平高域信号と
色信号を分離するF/C分離回路、115は色信号復調
回路、118は水平高域補強信号の搬送波を発生する水
平高域補強信号復調副搬送波発生回路、117は水平高
域補強信号復調回路、119は輝度信号に水平高域補強
信号を加算する加算器、120は上下無画部の補強信号
であるVT/VHの復調回路、121はVT/VH信号
に識別信号を付加するための切り換えスイッチ、126
は輝度信号のVT/VH多重切り換えスイッチ、12
2,123は色差信号出力端子、124は水平高域補強
信号が加算された輝度信号出力端子、125は識別信号
が付加されたVT/VH出力端子である。
【0038】以上のように構成された第1の信号処理回
路105の動作を説明する。第2世代クリアビジョン信
号を複合映像入力端子101に入力する。入力された複
合映像信号は識別信号判別回路114に入力される。こ
こでは映像信号の特定のラインに多重されている識別信
号を判別し、識別付加切り換えスイッチ121の切り換
え、及び水平高域補強信号(HH)復調のためのクロッ
ク発生の基準信号を発生する。この信号を受けて水平高
域補強信号(HH)復調副搬送波発生回路118で水平
高域補強信号(HH)復調の為の副搬送波を発生する。
【0039】次に、複合映像信号は3次元Y/C分離回
路113で動き検出回路112の動き検出信号によりフ
レーム櫛とライン櫛を切り換える3次元Y/C分離を行
う。また、複合映像信号からVT/VH復調回路120
でVT/VHの復調を行う。この復調したVT/VHを
再びVT/VH多重切り換えスイッチ126で輝度信号
に多重する。
【0040】図6は本発明の第2の実施例における第2
の信号処理回路107を示すブロック図であり、127
は輝度信号入力端子、128はVT/VH入力端子、1
29,130は色差信号入力端子、131,139は走
査線補間回路、132は動き検出回路、133はVT/
VHの水平伸長を行う3倍伸長回路、134はVT/V
H分離回路、135は極性反転を行うSSKF処理回
路、136,140は垂直拡大回路、137はフィール
ド間補間を行うVH処理回路、138,141は倍速変
換回路、146は輝度信号に多重されたVT/VH信号
の分離のためのVT/VH分離切り換えスイッチ、14
3は輝度信号出力端子、144,145は色差信号出力
端子である。
【0041】以上のように構成された第2の信号処理回
路107の動作を説明する。D−D変換されてVT/V
Hが多重された輝度信号が輝度信号入力端子127から
入力されて、VT/VH分離切り換えスイッチ146で
上下無画部と主画部で切り換えて3倍伸長回路133と
走査線補間回路131に輝度信号とVT/VH信号に分
離される。そして、走査線補間回路131で動き検出回
路132の動き検出信号によって補間量を調節しながら
走査線補間を行う、VT/VH信号がVT/VH入力端
子128から入力され、3倍伸長回路133で水平伸長
されて、VT/VH分離回路134で分離される。
【0042】VTはSSKF処理回路135で極性反転
された後、加算器119で輝度信号に加算されて垂直拡
大回路136で垂直拡大される。VHはVH処理回路1
37でフィールド補間を行い、加算器119で輝度信号
に加算される。そして、倍速変換回路138で水平周波
数の2倍に変換され、輝度信号出力端子143より全て
の補強信号が加算された輝度信号が出力される。
【0043】以上のように本実施例によればアナログ処
理をすることなく全てディジタル信号処理を行うことが
でき、垂直時間高域信号(VT)と垂直輝度高域信号
(VH)を伸長する場合のジッタを軽減することができ
る。
【0044】
【発明の効果】以上のような第2世代クリアビジョン復
号回路により、第2世代クリアビジョン復号処理の際に
カラーバーストに同期したクロック信号に基づくものと
水平同期信号に同期したクロックに基づくものに分ける
場合に1度アナログ処理を介すこと無くラインメモリを
用いることで、全てディジタル信号処理することがで
き、また、1/3に圧縮されて送られてきている垂直時
間高域信号(VT)と垂直輝度高域信号(VH)を伸長
する場合のジッタを軽減することができる。更に、D−
D変換回路のラインメモリが削減された第2世代クリア
ビジョン復号回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるブロック図
【図2】本発明の一実施例における第1の信号処理回路
を示すブロック図
【図3】本発明の一実施例における第2の信号処理回路
を示すブロック図
【図4】本発明の他の実施例におけるブロック図
【図5】本発明の他の実施例における第1の信号処理回
路を示すブロック図
【図6】本発明の他の実施例における第2の信号処理回
路を示すブロック図
【図7】EDTV2復号回路の従来実施例を示すブロッ
ク図
【図8】従来のTBC回路の一実施例を示すブロック図
【符号の説明】
1 複合映像入力端子 3 第1のクロック発生回路 4 第2のクロック発生回路 5 第1の信号処理回路 7 第2の信号処理回路 9 輝度信号出力端子 10,11 色差信号出力端子 19 加算器 21 識別付加切り換えスイッチ 22,23 色差信号出力端子 24 輝度信号出力端子 25 VT/VH出力端子 26 VT/VH多重切り換えスイッチ 27 輝度信号入力端子 28 VT/VH入力端子 29,30 色差信号入力端子 43 輝度信号出力端子 44,45 色差信号出力端子 46 VT/VH分離切り換えスイッチ 47 複合映像入力端子 56 輝度信号出力端子 57,58 色差信号出力端子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号をカラーバースト信号に同期し
    たディジタル信号に変換するA/D変換器と、 3次元Y/C分離回路と、色復調回路と、第2世代クリ
    アビジョン識別信号判別回路と、水平輝度高域信号分離
    回路と、水平輝度高域信号の副搬送波発生回路と、水平
    輝度高域信号復調回路と、上下無画部に多重されている
    垂直輝度高域信号(VH)と垂直時間高域信号(VT)
    のVT/VH復調回路と、復調されたVT/VHに第2
    世代クリアビジョン識別信号を付加する切り換えスイッ
    チを備え、カラーバースト信号に同期したクロック信号
    で動作する第1の信号処理回路と、 カラーバースト信号に同期したクロック信号を発生する
    第1のクロック発生回路と、 前記第1の信号処理回路から出力される輝度信号、色差
    信号、水平輝度高域信号、垂直輝度高域信号、垂直時間
    高域信号を書き込みにカラーバースト信号に同期したク
    ロック信号、読み出しに水平同期信号に同期したクロッ
    ク信号を用いるラインメモリを有するD−D(ディジタ
    ル−ディジタル)変換回路と、 上下無画部の垂直時間高域信号(VT)と垂直輝度高域
    信号(VH)の伸長回路と、VT/VH分離回路と、走
    査線補間回路と、垂直拡大処理回路と、倍速変換処理回
    路を備え、水平同期信号に同期したクロックで動作する
    第2の信号処理回路と、 水平同期信号に同期したクロック信号を発生する第2の
    クロック発生回路と、 第2の信号処理回路から出力される輝度信号、色差信号
    をアナログ変換するD/A変換器とを具備することを特
    徴とする第2世代クリアビジョン復号回路。
  2. 【請求項2】 第1の信号処理回路で主画部輝度信号の
    VT/VH多重切り換えスイッチと第2の信号処理回路
    で多重した輝度信号のVT/VH分離切り換えスイッチ
    を具備することを特徴とする請求項1記載の第2世代ク
    リアビジョン復号回路。
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