JP2671652B2 - ３次元形状モデリング装置 - Google Patents
３次元形状モデリング装置Info
- Publication number
- JP2671652B2 JP2671652B2 JP3180680A JP18068091A JP2671652B2 JP 2671652 B2 JP2671652 B2 JP 2671652B2 JP 3180680 A JP3180680 A JP 3180680A JP 18068091 A JP18068091 A JP 18068091A JP 2671652 B2 JP2671652 B2 JP 2671652B2
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- dimensional shape
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- Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は板金構造体における３次
元形状モデリング装置に関する。
元形状モデリング装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の３次元形状モデリング装置は、ワ
イヤーフレーム・モデル，サーフィスモデル，ソリッド
モデルの３種類のモデルに分けることができる。ワイヤ
ーフレーム・モデルでは、稜リストである線の情報とそ
の線の頂点リストである両端の点の座標で表現される。
一方、サーフィスモデルは、ワイヤーフレーム・モデル
に面の情報を付加したものであり、さらに、ソリッド・
モデルにおいては、サーフィスモデルにおける面に方向
を持たせる境界表現と“ＣＵＢＥ”，“ＷＥＤＧＥ”，
“ＣＹＬＩＮＤＥＲ”，“ＴＥＴＲＡＨＥＤＲＯＮ”，
“ＳＥＧＭＥＮＴ”，“ＦＩＬＥＴ”と言った基本立体
（プリミティブ）の回転，移動，和，差，積，アセンブ
ルの組み合せによる形状表現が可能である。
イヤーフレーム・モデル，サーフィスモデル，ソリッド
モデルの３種類のモデルに分けることができる。ワイヤ
ーフレーム・モデルでは、稜リストである線の情報とそ
の線の頂点リストである両端の点の座標で表現される。
一方、サーフィスモデルは、ワイヤーフレーム・モデル
に面の情報を付加したものであり、さらに、ソリッド・
モデルにおいては、サーフィスモデルにおける面に方向
を持たせる境界表現と“ＣＵＢＥ”，“ＷＥＤＧＥ”，
“ＣＹＬＩＮＤＥＲ”，“ＴＥＴＲＡＨＥＤＲＯＮ”，
“ＳＥＧＭＥＮＴ”，“ＦＩＬＥＴ”と言った基本立体
（プリミティブ）の回転，移動，和，差，積，アセンブ
ルの組み合せによる形状表現が可能である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の３種類
の形状モデリング装置において、ワイヤーフレームモデ
ルは、表現の簡潔さと処理の簡便さがあるが、立体を表
現するには情報不足であり、隠線消去処理を施した図形
を作り出したり、重量，重心等のいわゆるマスプロパテ
ィを求めることができないという欠点がある。又、サー
フィスモデルは、隠線消去した図形を表示したり、面と
面の交線を求めたり、表面積などの面に関する幾何学的
な性質を解析することができるが、重量，重心等のマス
プロパティを求めることができない。また、ソリッドモ
デルにおいては、サーフェース・モデルでは不可能だっ
た重量・重心などのマスプロパティを求めたり、断面図
を作ること、ＦＥＭのためのメッシュ分割等の応用分野
が広いが、データ構造の複雑さとデータサイズが大きく
なり過ぎ大型コンピュータでないと処理できない等の欠
点がある。
の形状モデリング装置において、ワイヤーフレームモデ
ルは、表現の簡潔さと処理の簡便さがあるが、立体を表
現するには情報不足であり、隠線消去処理を施した図形
を作り出したり、重量，重心等のいわゆるマスプロパテ
ィを求めることができないという欠点がある。又、サー
フィスモデルは、隠線消去した図形を表示したり、面と
面の交線を求めたり、表面積などの面に関する幾何学的
な性質を解析することができるが、重量，重心等のマス
プロパティを求めることができない。また、ソリッドモ
デルにおいては、サーフェース・モデルでは不可能だっ
た重量・重心などのマスプロパティを求めたり、断面図
を作ること、ＦＥＭのためのメッシュ分割等の応用分野
が広いが、データ構造の複雑さとデータサイズが大きく
なり過ぎ大型コンピュータでないと処理できない等の欠
点がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の３次元形状モデ
ルリング装置は、Ｘ座標，Ｙ座標，属性からなる輪郭デ
ータ及び形状コード，形状角度，形状パラメータ，配置
コード，配置パラメータからなる内形データから構成さ
れる平面情報と、平面同士を接続する曲げ種，曲げ角
度，曲げ半径，曲げ方向からなる接続情報とを有する２
次元形状データファイルと、この２次元形状データファ
イルから記憶・処理装置内に取り込む入力手段と、この
入力手段により記憶・処理装置内に取り込まれた２次元
形状データを輪郭内円弧を多角形演算する近似処理部
と、３次元形状データ及び平面と輪郭内形基準点の関係
情報を生成する輪郭内形基準点の３次元変換処理部と、
この３次元変換処理部のデータを情報として記憶する３
次元形状モデルファイルと、この３次元形状モデルファ
イルのデータをＣＲＴに出力する出力手段とを備えてい
る。
ルリング装置は、Ｘ座標，Ｙ座標，属性からなる輪郭デ
ータ及び形状コード，形状角度，形状パラメータ，配置
コード，配置パラメータからなる内形データから構成さ
れる平面情報と、平面同士を接続する曲げ種，曲げ角
度，曲げ半径，曲げ方向からなる接続情報とを有する２
次元形状データファイルと、この２次元形状データファ
イルから記憶・処理装置内に取り込む入力手段と、この
入力手段により記憶・処理装置内に取り込まれた２次元
形状データを輪郭内円弧を多角形演算する近似処理部
と、３次元形状データ及び平面と輪郭内形基準点の関係
情報を生成する輪郭内形基準点の３次元変換処理部と、
この３次元変換処理部のデータを情報として記憶する３
次元形状モデルファイルと、この３次元形状モデルファ
イルのデータをＣＲＴに出力する出力手段とを備えてい
る。
【０００５】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【０００６】図１は本発明の一実施例の３次元形状モデ
リング装置のブロック図である。図２（ａ）〜（ｅ）お
よび図３（ａ），（ｂ）は板金構造体を例とした各デー
タの説明図である。図１の実施例はＣＲＴ１，キーボー
ド２，マウス３の周辺装置と、本実施例のデータファイ
ルを収納したディスク部４、２次元データを読み込み３
次元変換処理を行って３次元データファイルに書き込む
記憶・処理部５から構成される。
リング装置のブロック図である。図２（ａ）〜（ｅ）お
よび図３（ａ），（ｂ）は板金構造体を例とした各デー
タの説明図である。図１の実施例はＣＲＴ１，キーボー
ド２，マウス３の周辺装置と、本実施例のデータファイ
ルを収納したディスク部４、２次元データを読み込み３
次元変換処理を行って３次元データファイルに書き込む
記憶・処理部５から構成される。
【０００７】まず、ディスク部４は輪郭データ及び内形
データからなる平面情報と平面同志の接続情報を記録し
た２次元形状データファイル５１、出力データの３次元
形状モデルファイル５２を格納している。また、記憶・
処理部４は、２次元形状データ読み込み部４１、輪郭内
円弧の多角形近似処理部４２、輪郭・内形基準点の３次
元変換処理部４３、３次元形状モデルの書き込み部４４
から構成される。
データからなる平面情報と平面同志の接続情報を記録し
た２次元形状データファイル５１、出力データの３次元
形状モデルファイル５２を格納している。また、記憶・
処理部４は、２次元形状データ読み込み部４１、輪郭内
円弧の多角形近似処理部４２、輪郭・内形基準点の３次
元変換処理部４３、３次元形状モデルの書き込み部４４
から構成される。
【０００８】次に本実施例の動作を図２（ａ）に示すプ
レーンＡ，プレーンＢが直角に接続された板金構造体を
例にとり説明する。２次元形状データファイル５１から
２次元形状データ読み込み部４１に読み込まれたデータ
は、ＣＲＴ１上に表現される。図２（ｂ）はプレーンＡ
の図形を表わし、ポイント１〜９がＸ−Ｙ座標により表
示される。この輪郭データは図２（ｃ）に示すようにポ
イントＮＯ．Ｘ座標、Ｙ座標の数値およびポイントの属
する線型を直線，円弧（１），円弧（２）、中心の４属
性に分け、それぞれ、０，１，２，３で表現している。
したがってプレーンＡの場合は図２（ｃ）に示すよう
に、ポイント１〜４は直線０であり、５，７は円弧２で
あり、６は中心となる。図２（ｄ）のプレーンＢの輪郭
データについても、同様に図２（ｅ）に示すように、ポ
イント１〜４がＸ，Ｙ座標と属性で表現され、この場合
のポイント１〜４はすべて直線０で表現される。またプ
レーンＢの内形データとなる中の四角穴は図２（ｅ）に
示すように、内形データとして表現される。すなわち８
項目で表現する。ここで形状コードは四角（２０２）か
丸か等によりコードを付与している。配置コードも１個
のみの一点配置（３０１）か、２個か３個かによりコー
ドを付与している。次に３次元図形のデータとして曲げ
データがあり、図３（ａ）のように曲げ種、曲げ角度、
曲げ半径の３種類を指定する。図２（ａ）の場合は、Ｒ
なしの曲げ、角度９０度曲げ半径０である。次にプレー
ンＡとプレーンＢとを接続する接続データの指定を例え
ば図３（ｂ）のように指定する。ＰＬＡＮＥ・ＮＯはプ
レーンの数、Ｎ・ＰＯＩＮＴは各プレーンのポイントの
数、Ｎ・ＬＩＮＫは各プレーンの接続部となるリンクの
数、ＬＩＮＫ・ＤＰはデータの格納開始アドレスを示し
ている。なお、曲げにＲ部がある場合にも多角形近似処
理により、Ｒ面を生成してプレーンＡ，Ｂを３次元展開
し、ＣＲＴ上に出力すると図２（ａ）のようになる。太
線部分は３次元モデリング内のデータを表わし、輪郭デ
ータは、板厚面の中心値で表現される。又点線部分は、
太線部分のプレーンに対して±１／２板厚分の補正を実
施することによって生成される。すなわち太線部分のみ
の情報により、板金構造体の立体情報を表現できる。
レーンＡ，プレーンＢが直角に接続された板金構造体を
例にとり説明する。２次元形状データファイル５１から
２次元形状データ読み込み部４１に読み込まれたデータ
は、ＣＲＴ１上に表現される。図２（ｂ）はプレーンＡ
の図形を表わし、ポイント１〜９がＸ−Ｙ座標により表
示される。この輪郭データは図２（ｃ）に示すようにポ
イントＮＯ．Ｘ座標、Ｙ座標の数値およびポイントの属
する線型を直線，円弧（１），円弧（２）、中心の４属
性に分け、それぞれ、０，１，２，３で表現している。
したがってプレーンＡの場合は図２（ｃ）に示すよう
に、ポイント１〜４は直線０であり、５，７は円弧２で
あり、６は中心となる。図２（ｄ）のプレーンＢの輪郭
データについても、同様に図２（ｅ）に示すように、ポ
イント１〜４がＸ，Ｙ座標と属性で表現され、この場合
のポイント１〜４はすべて直線０で表現される。またプ
レーンＢの内形データとなる中の四角穴は図２（ｅ）に
示すように、内形データとして表現される。すなわち８
項目で表現する。ここで形状コードは四角（２０２）か
丸か等によりコードを付与している。配置コードも１個
のみの一点配置（３０１）か、２個か３個かによりコー
ドを付与している。次に３次元図形のデータとして曲げ
データがあり、図３（ａ）のように曲げ種、曲げ角度、
曲げ半径の３種類を指定する。図２（ａ）の場合は、Ｒ
なしの曲げ、角度９０度曲げ半径０である。次にプレー
ンＡとプレーンＢとを接続する接続データの指定を例え
ば図３（ｂ）のように指定する。ＰＬＡＮＥ・ＮＯはプ
レーンの数、Ｎ・ＰＯＩＮＴは各プレーンのポイントの
数、Ｎ・ＬＩＮＫは各プレーンの接続部となるリンクの
数、ＬＩＮＫ・ＤＰはデータの格納開始アドレスを示し
ている。なお、曲げにＲ部がある場合にも多角形近似処
理により、Ｒ面を生成してプレーンＡ，Ｂを３次元展開
し、ＣＲＴ上に出力すると図２（ａ）のようになる。太
線部分は３次元モデリング内のデータを表わし、輪郭デ
ータは、板厚面の中心値で表現される。又点線部分は、
太線部分のプレーンに対して±１／２板厚分の補正を実
施することによって生成される。すなわち太線部分のみ
の情報により、板金構造体の立体情報を表現できる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、板厚面の
中心値による３次元形状モデルにおいて、輪郭データ、
内形基準点の３次データ及び、平面と輪郭内形基準点の
関係情報を持つことにより、板金構造体の形状モデルに
おけるデータサイズの縮小化等を演算能力の低いコンピ
ュータにおいても実用化できるという効果がある。
中心値による３次元形状モデルにおいて、輪郭データ、
内形基準点の３次データ及び、平面と輪郭内形基準点の
関係情報を持つことにより、板金構造体の形状モデルに
おけるデータサイズの縮小化等を演算能力の低いコンピ
ュータにおいても実用化できるという効果がある。
【図１】本発明の一実施例のブロック図である。
【図２】本実施例の３次元図形の完成図（ａ）、および
２次元図形（ｂ），（ｄ）、および各２次元図形のデー
タ（ｃ），（ｅ）の説明図である。
２次元図形（ｂ），（ｄ）、および各２次元図形のデー
タ（ｃ），（ｅ）の説明図である。
【図３】本実施例の３次元データの説明図である。
１ ＣＲＴ ２ キーボード ３ マウス ４ ディスク部 ５ 記憶・処理部 ４１ ２次元データ読み込み部 ４２ 輪郭内円弧の多角形近似処理部 ４３ 輪郭／内形基準点の３次元変換処理部 ４４ ３次元形状モデルの書き込み部 ５１ ２次元形状データファイル ５２ ３次元形状モデルファイル
Claims (2)
- 【請求項１】 Ｘ座標，Ｙ座標，属性からなる輪郭デー
タ及び形状コード，形状角度，形状パラメータ，配置コ
ード，配置パラメータからなる内形データから構成され
る平面情報と、平面同士を接続する曲げ種，曲げ角度，
曲げ半径，曲げ方向からなる接続情報とを有する２次元
形状データファイルと、この２次元形状データファイル
から記憶・処理装置内に取り込む入力手段と、この入力
手段により記憶・処理装置内に取り込まれた２次元形状
データを輪郭内円弧を多角形演算する近似処理部と、３
次元形状データ及び平面と輪郭内形基準点の関係情報を
生成する輪郭内形基準点の３次元変換処理部と、この３
次元変換処理部のデータを情報として記憶する３次元形
状モデルファイルと、この３次元形状モデルファイルの
データをＣＲＴに出力する出力手段とを備えていること
を特徴とする３次元形状モデリング装置。 - 【請求項２】 前記輪郭部のデータは板厚面の中心値で
表現され、この中心値に対して±１／２板厚分の補正を
行って板厚を有する外形３次元形状を表示することを特
徴とする請求項１記載の３次元形状モデリング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180680A JP2671652B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | ３次元形状モデリング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3180680A JP2671652B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | ３次元形状モデリング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0523746A JPH0523746A (ja) | 1993-02-02 |
| JP2671652B2 true JP2671652B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16087430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3180680A Expired - Fee Related JP2671652B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | ３次元形状モデリング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2671652B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4657042B2 (ja) * | 2005-07-19 | 2011-03-23 | 富士通株式会社 | プリント基板解析モデル生成装置及びプログラム |
| JP7121559B2 (ja) * | 2018-06-26 | 2022-08-18 | 川崎重工業株式会社 | 曲げ加工方法及び曲げ加工システム |
| CN114798821B (zh) * | 2021-11-16 | 2024-04-12 | 南京蓝昊智能科技有限公司 | 一种钣金借位折弯方法 |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3180680A patent/JP2671652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0523746A (ja) | 1993-02-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970610 |
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