JP2671504B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2671504B2
JP2671504B2 JP14330689A JP14330689A JP2671504B2 JP 2671504 B2 JP2671504 B2 JP 2671504B2 JP 14330689 A JP14330689 A JP 14330689A JP 14330689 A JP14330689 A JP 14330689A JP 2671504 B2 JP2671504 B2 JP 2671504B2
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、冷媒を強制循環させて電気機器等を冷却す
る冷却装置に関する。
B.発明の概要 本発明は、被冷却物を収容する筐体と冷却器とを上,
下部連結管を介して連結し、冷媒を循環させるための逆
止弁とポンプとを下部連結管に設けた冷却装置におい
て、 逆止弁の筐体側が冷却器側よりも低くなるように逆止
弁の軸心を傾斜させて設けることにより、 ポンプの運転を停止した場合には逆止弁の弁体が自重
により「開」の位置を組持し、冷却装置を自然循環式に
切り換えても被冷却物が効率良く冷却されるようにした
ものである。
C.従来の技術 被冷却物としての例えば電気機器を冷却する場合、第
3図の冷却装置が用いられる。図のように電気機器(図
示せず)を収容した筐体1と冷却器2とが水平方向へ並
べた複数の上部連結管3を介して連結される。一方、筐
体1と冷却器2との間に設けた共通管4が、複数の下部
連結管5を介して冷却器2に連結される。そして、共通
管4と筐体1とが、複数の下部連結管6を介して連結さ
れる。夫々の下部連結管6には、逆止弁7とポンプ8と
が設けられる。筐体1,冷却器2,上部連結管3,下部連結管
5,6は循環回路を構成し、循環回路には冷媒として絶縁
油が充填される。逆止弁7とポンプ8とは絶縁油を冷却
器2から筐体1の方向へ流すように設定される。
斯かる冷却装置においては、ポンプ8を運転すると、
電気機器の発熱によって温度上昇した絶縁油が筐体1の
上部から上部連結管3を通って冷却器2へ移動し、ここ
で冷却される。冷却された絶縁油は下部連結管5を通っ
て共通管4で合流し、夫々の下部連結管6及びポンプ8,
逆止弁7を通って筐体1内へ流入する。このとき、第4
図(a)に示すように逆止弁7内では絶縁油の流れによ
って弁体7cがガイドロッド7aに沿って図中の左方へ移動
し、ストッパ7bに当たって停止するため、逆止弁7は
「開」の状態となる。従って、絶縁油が循環経路内を循
環し、筐体1内で電気機器から得た熱が冷却器2で大気
中等へ放出される。
一方、第4図(b)に示すように何らかの原因によっ
て下部連結管6内を前記と反対方向へ絶縁油が流れよう
とすると、絶縁油によって弁体7cがガイドロッド7aに沿
って図中の右方へ移動して流路を塞ぐため、逆止弁7は
「閉」となる。従って、冷却作用が行われない。
D.発明が解決しようとする課題 ところが、省エネルギー化の観点から斯かる強制循環
式の冷却装置のポンプの運転を止めて自然循環式に切り
換えると、温度が上がると上昇し下がると下降するとい
う絶縁油の自然対流によって強制循環式の場合と同様に
第3図(a)の右側から左側へ流れようとするが、何ら
かの原因で絶縁油が一旦逆流しようとすると第4図
(b)に示すように逆止弁7が閉じ、自然循環による絶
縁油の流力は弁体7cをガイドロッド7aに沿って動かすに
は十分でなく、絶縁油の循環が円滑に行われない。その
ため、自然循環式に切り換えると冷却効率が十分に得ら
れない。
そこで本発明は、斯かる課題を解決した冷却装置を提
供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 斯かる目的を達成するための本考案の構成は、被冷却
物を収容した筐体と、冷却器とを上部連結管と下部連結
管とを介して連結することで循環流路を形成し、該循環
流路内に冷媒を充填するとともに、冷却器から筐体への
み冷媒を移動させるための逆止弁とポンプとを下部連結
管に設けた冷却装置において、 逆止弁の筐体側を冷却器側よりも低くして逆止弁の軸
心を傾斜させたことを特徴とする。
F.作用 ポンプを運転すると、冷媒の流れによって逆止弁の弁
体が移動し、逆止弁が開く。従って強制循環による冷却
が行われる。
ポンプの運転を止めると、弁体は自重が作用するの
で、弁体には斜め下方の「開」の位置を維持する力が働
く。そのため、自然対流によって冷媒が循環流路を循環
し、冷却作用が行われる。何等かの理由により冷媒が逆
流しようとすると、弁体は流れに押されて斜め上方へ移
動し「閉」となる。しかし、逆流がなくなると再び弁体
は自重で降下し、「開」となる。従って、自然循環式に
切り換えても十分な冷却効率が得られる。
G.実施例 以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説
明する。なお、本実施例は従来の冷却装置の一部を改良
したものなので、従来と同一部分には同一符号を付して
説明を省略し、異なる部分のみを説明する。
(a)実施例の構成 本発明による冷却装置の構成を、第1図〜第2図に基
づいて説明する。
第1図(b)に示すように、逆止弁7が傾斜させて設
けられる。逆止弁7の拡大図を第2図に示すように、逆
止弁7は筐体1側が冷却器2側よりも低くなるように傾
けて設置される。これは、ポンプ8の運転を止めた場合
に弁体7cが自重によってガイドロッドに沿って左方へ移
動しやすいようにしたものである。夫々の逆止弁7は全
てこのように傾斜させて設けられる。
このほか、本実施例では5本の下部連結管6のうち第
1図(a)中の最下のものにはポンプ8を設けない。こ
れは、自然対流による絶縁油の循環を妨げるポンプ8を
除去することによって、自然対流による絶縁油の循環を
より促進させるためである。
(b)実施例の作用 次に、冷却装置の作用を説明する。
ポンプ8を運転すると、従来と同様に絶縁油が強制循
環により循環し、筐体1内の電気機器が冷却される。
ポンプ8の運転を止めると、逆止弁7の弁体7cは逆止
弁7の中央で「開」の状態を維持する。そのため、自然
対流によって絶縁油が循環流路内を循環し、自冷循環に
よる冷却が行われる。
何らかの理由によって絶縁油が逆流しようとすると、
弁体7cは絶縁油の流れに押されて斜め上方へ移動し、逆
止弁7は「閉」となる。しかし、逆流がなくなると、弁
体7cは自重によりガイドロッド7aに沿って降下してスト
ッパ7bに当たって止まるため、逆止弁7が「開」となっ
て再び自然循環による冷却が開始される。つまり、冷却
装置を自然循環式に切り換えても十分な冷却効率が得ら
れることになる。
本実施例では第1図(a)中の最下の下部連結管6に
のみポンプ8を設けなかったので、この下部連結管6で
は逆止弁7による抵抗だけでなくポンプ8による抵抗も
ない。従って、自然冷却式に切り換えた場合の冷却効率
がより高い。
H.発明の効果 以上の説明からわかるように、本発明による冷却装置
によれば以下の効果がある。
連結管に取り付ける逆止弁の筐体側を冷却器側よりも
低くして逆止弁の軸心を傾斜させたので、ポンプの運転
を停止させた場合には逆止弁の弁体が自重で下がろうと
し、逆止弁が「開」の状態を維持する。その結果、自然
対流による絶縁油の循環が可能となる。従って、強制循
環式の冷却装置を自然循環式のものとしても使用でき、
省エネルギー化が図れる。
【図面の簡単な説明】 第1図〜第2図は本発明による冷却装置の実施例に係
り、第1図(a)は第1図(b)のI−I矢視図、第1
図(b)は冷却装置の正面図、第2図は逆止弁の断面
図、第3図〜第4図は従来の冷却装置に係り、第3図
(a)は第3図(b)のII−II矢視図、第3図(b)は
冷却装置の正面図、第4図(a)は逆止弁の運転時の断
面図、第4図(b)は逆止弁の停止時の断面図である。 1……筐体、2……冷却器、3……上部管路、5,6……
下部管路、7……逆止弁、8……ポンプ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被冷却物を収容した筐体と冷却器とを上部
    連結管と下部連結管とを介して連結することで循環流路
    を形成し、該循環流路内に冷媒を充填するとともに、冷
    却器から筐体へのみ冷媒を移動させるための逆止弁とポ
    ンプとを下部連結管に設けた冷却装置において、 逆止弁の筐体側を冷却器側よりも低くして逆止弁の軸心
    を傾斜させたことを特徴とする冷却装置。
JP14330689A 1989-06-06 1989-06-06 冷却装置 Expired - Lifetime JP2671504B2 (ja)

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JPH038309A JPH038309A (ja) 1991-01-16
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