JP2671264B2 - 核磁気共鳴検査装置において流れを計測するための装置 - Google Patents

核磁気共鳴検査装置において流れを計測するための装置

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の属する技術分野 本発明は、核磁気共鳴(Nuclear Magnetic Resonanc
e)検査装置において流れを測定するための装置に関す
る。
このタイプの検査装置はかなり以前から物理的測定の
ために実施されている。また、数年前から医学の分野で
もこのような検査が行われるようになっている。実際、
最近になってNMRが被検体の内部の検査のための主要な
方法であることがはっきりと認識された。すなわち、NM
Rは外傷をまったく作らないため痛くない。初期にはNMR
法により被検体の構成、解剖学的構造、それに固定部分
についての知識を得ていたが、今や被検体の運動部分の
性質に関して知る必要性が生じてきている。例えば人体
では心臓内の血の流れの分布を知る必要性が極めて大き
い。
従来の技術 NMRの実験で流れを測定する様々な方法が知られてい
る。特に、1984年11月9日に出願されたヨーロッパ特許
出願第84 307746.2号には、NMRで得られた像の中の運動
に対する感度を小さくする方法が記載されている。この
場合、流れは連続した相補的な2つのデータを得ること
によって表示される。第1回目のデータ採取の際には測
定中の可動部分の運動の効果が補償されない。すなわ
ち、得られたデータでは結局のところ身体の固定部分し
か考慮されていない。第2回目のデータ採取の際にはNM
R信号の中で運動部分の速度の効果が補償されて、運動
部分がこの信号に寄与するようにする。第2回目のデー
タ採取が終わったときに得られたデータを第1回目のデ
ータ採取が終わったときに得られたデータと比較するこ
とにより、運動部分のみに関するデータを得る。この方
法の欠点はデータ採取が2回必要なことである。さら
に、1回のデータ採取ごとに実験を同期させる必要があ
る。この理由については後に説明する。これは、研究す
る運動現象がある程度静的なものであることを暗に仮定
していることを意味する。研究する現象が周期的に静的
になるというこの仮定は、周期が長いほど不当なものに
なる。2回のデータ採取に既に長時間かかり、この2回
のデータ採取後にデータが得られる場合がまさしくこれ
に相当する。
別の方法が、カナダ国のケベック州モントリオールで
1987年の8月19〜22日に開催されたSMRM第5回NMR医用
イメージング会議(SMRM's Fifth Congress on NMR med
ical imaging)でドイツ診断病院(Deltsche Klinik Fu
r Diagnostik)のゲー.ビールケ(B.BIELKE)、エス.
マインドゥル(S.MEINDL)、ヴェー.ファウ.ゼーレン
(W.V.SEELEN)、ペー.ファンネンシュティール(P.PF
ANNENSTIEL)により発表された(第1巻、76〜77ペー
ジ)。この方法は、「複数のエコーを用いた直交励起に
よる層状体積流の量的評価(Quantitative assessment
of laminar volume flow by orthogonal excitation wi
th multiple echoes)」と呼ばれている。この方法によ
ると、身体の所定の切片にある原子核の磁気モーメント
を励起させる。磁気モーメントは倒されるが、各励起実
験ごとにこのようにして倒された磁気モーメントが続い
て励起される。この励起はスピンエコーと呼ばれてお
り、極めて周波数帯域が広いという特徴がある。すなわ
ち、このスピンエコー励起の効果は所定の切片にとどま
っている陽子(固定された陽子)に限られることはな
く、この切片を離れた陽子(運動中の陽子)にも及んで
いる。切片を選択するためには、いわゆる選択コード化
勾配法が用いられる。公知の方法によれば、信号検出の
際には読み出し勾配法が用いられる。上記の方法では、
この読み出し勾配は選択勾配と同じ方向を向いていると
いう特徴がある。このことから直ちに、測定の瞬間には
運動部分がNMR信号に対して共鳴の中心周波数からずれ
た周波数で寄与することがわかる。周波数のこのずれ
は、与えられた勾配の大きさ(これはわかっている)
と、切片内に励起の際に存在していた関係する陽子間の
距離とを表す。ある意味では、これら陽子が移動した距
離が測定される。実験周期が決まっている場合には、こ
の距離から問題となっている陽子の速度が導出される。
実際は、切片の像はこの切片に垂直な平面に投影され
る。すなわち、投影像は線のようになる。運動部分は、
この線に対する局所的彎曲部として現れる。像は、いわ
ゆる位相コード化法、すなわち2DFT法として知られるイ
メージング法により得ることが好ましい。このイメージ
ング法では、励起−測定の操作が複数回試みられる。第
2回目のコード化勾配は、各操作ごとに、励起パルスと
スピンエコーパルスの間に与えられる。この勾配の値は
実験の間を通じて操作ごとに変化する。表示された像
は、この位相コード化勾配軸と読み出し軸(この場合、
選択軸線と等しい)とを含む平面上に投影することによ
り得られた像である。
発明が解決しようとする課題 この最後に説明した方法には重大な欠点が1つある。
すなわち、得られたデータが動的であるため、まさに表
示しようとする現象にとっては不都合である。実際、直
線に対する彎曲は、先に説明したように、運動部分の速
度に依存する。例えば医学では、この彎曲は、動脈、静
脈、または、心臓内の血を表すことがある。ところで、
流体の速度分布は連続的である。流体管(すなわち、流
れが発生する管)の壁面では流速はほとんどゼロであ
り、この管の中心で流速が最大になる。この結果、直線
に対する彎曲はほぼ放物線状になる。この放物線の両端
部は投影された線に載る。すなわち、これら両端部は流
速が小さい部分を表す。実際の人体のある切片の像にお
いては、例えばこのような流体管の直径が約1cm、すな
わち身体の直径の約30分の1であると考えることができ
る。像は投影像であるため、彎曲部分においては、速度
が小さな運動部分の軌跡と、(投影のために)問題とな
っている流体管の両側に対して垂直に位置する固定部分
の軌跡とが混ざっているのがわかる。ところで、固体部
分の軌跡は運動部分の軌跡よりも約30倍(実際には30−
1=29倍)はっきりとしている。結局のところ、運動部
分は見ることができない。これら運動部分に関するデー
タは固定部分の信号に対するノイズのようになって現れ
る。
課題を解決するための手段 本発明では上記の欠点を改良して、データ採取が1回
のみ必要であり、固定部分の像を除去して運動部分の表
示に有効なダイナミックレンジを向上させることのでき
る運動部分の流れの測定方法を提供する。本質的に、本
発明では、身体の所定の切片に位置する粒子の磁気モー
メントを好ましくは90゜倒すことによりこの切片を励起
する。この場合、粒子が固定されているか運動状態であ
るかは関係ない。操作中にスピンエコー型の励起を起こ
すことにより励起された磁気モーメントの自由歳差信号
の位相の分散を反転させる。この分散は、NMR装置の配
向磁場の不均一性に起因する。上記の励起はこのため反
転性であると言われる。上記の従来の第2の方法とは異
なり、本発明では、この反転励起は周波数帯域が過度に
広くはなく通常の帯域幅であるという特徴を有する。さ
らに、この反転励起は選択勾配と同じ勾配のもとで共鳴
の中心周波数からはずれた周波数で与えられ、前もって
励起した切片に隣接した切片に存在している粒子のみ位
相が有効に反転される。この結果、受信の際には、再生
されたNMR信号は前もって励起させた切片を離れた粒子
にしか関係しない。この切片を離れなかった固定粒子は
NMR信号に寄与しない。この結果、受信された信号のダ
イナミックレンジを用いて流れの様子をよりよく表示す
ることができる。上記の従来の方法では反転パルスを広
い周波数帯域にすることはできず単一の周波数である。
反転パルスは選択勾配がないときに加えられる。これは
結局同じことである。最終的に、本発明では、読み出し
の際に身体に選択を行うのに用いた勾配と同じ方向の磁
場勾配を身体に印加する。各実験ごとに位相コード化勾
配の大きさも変えて像の表示に有効な一連の測定を行
う。
本発明は、核磁気共鳴(NMR)検査装置において流れ
を計測するための装置であって、運動部分を有する被検
体に配向磁場を与える手段、この被検体の少なくとも1
つの切片を選択的に励起して、この切片内に位置する前
記被検体の運動部分の磁気モーメントの向きを転倒させ
る励起手段、この転倒励起の結果として現れる共鳴信号
を検出する手段、及び、この共鳴信号を処理して、前記
運動部分に関する流れのデータを採取する処理手段を具
備し、前記励起手段は、転倒励起の後ではあるが共鳴信
号検出の前に、転倒励起により選択的に励起された前記
被検体の切片に隣接する少なくとも1つの切片に対して
作用が空間的に限定される少なくとも1つの反転励起を
行う装置に関係している。
そして、本発明の重要な特徴に従うと、このNMR流れ
計測装置において、前記励起手段は、少なくとも2つの
近隣する切片に同時に空間的に限定される作用を及ぼす
少なくとも1つの反転励起を行い、これらの近隣切片
は、転倒励起により選択的に励起される前記被検体の少
なくとも1つの切片に対して、その両側に隣接している
装置が提供される。
また、本発明の別の重要な特徴に従うと、前記NMR流
れ計測装置において、前記励起手段は、前記被検体の少
なくとも2つの近隣する切片に同時に限定される転倒励
起を行うと共に、この転倒励起を受けるこれらの近隣切
片に隣接する少なくとも1つの空間領域に対して作用が
限定される反転励起を行う装置が提供される。
を特徴とする装置が提供される。
そして、本発明のさらに別の重要な特徴に従うと、前
記励起手段は、転倒励起が作用を及ぼす空間的領域を、
反転励起が作用を及ぼす空間的領域に、一部侵入させる
ようにする装置が提供される。
本発明は、添付の図面を参照した以下の説明によりさ
らによく理解できよう。図面は単に例を示したものであ
って、本発明を限定することはない。
実施例 第1図は、本発明の方法の実施に使用可能なNMR装置
の図である。この装置は、配向磁場と呼ばれる連続で均
一で強力な磁場B0を身体2にかけるための手段1を主構
成要素として備えている。一日この装置内に入ると、身
体2には、勾配コイル3により磁場勾配磁場と呼ばれる
付加磁場をイメージング法で知られている方法に従って
一時的にかけることができる。この場合、一連の励起操
作の間、アンテナ4を通して加えられるラジオ周波数の
電磁波により身体が励起される。アンテナ4は例えば4
つの放射導体5〜8を備えており、各放射導体には発振
回路9から電力が供給される。この発振回路9にはカプ
ラ10を介してラジオ周波数の励起発生装置11が接続され
ている。励起が終わると、アンテナ4は減衰信号を測定
するのに利用することができる。NMR信号とも呼ばれる
この減衰信号は、デュープレクサ12を介してレシーバ13
に到達する。レシーバは処理手段14に接続されている。
この処理手段は身体の望みの部分の像を表示するディス
プレイ手段15に接続することができる。これらの要素は
すべてシーケンサ16により制御される。本NMR装置はさ
らに他のロジスティクス手段、例えば患者のからだを検
査用空間に入れるための台17を備えている。しかし、こ
のようなロジスティクス手段は本発明には関係がない。
第2図aと第2図dは、それぞれ、本発明の一連のNM
R実験のうちの1回の実験の間に身体に加えられる信号
とこの身体が受信する信号のタイムチャートである。本
発明では、第2a図に示した励起は主としてスピンエコー
と呼ばれる励起である。この励起には、スピンエコー励
起の目的で、身体の検査する領域に位置する粒子の磁気
モーメントの方向を90゜倒す第1の励起18が含まれてい
る。この励起にはさらに、やはりスピンエコーと呼ばれ
る第2の反転励起19を含んでいる。この第2の励起は、
転倒励起18と磁場B0の効果により自由歳差運動をしてい
る磁気モーメント方向を180゜変化させることを目的と
する。配向磁場B0が不均一であるために問題となってい
る領域で励起された各粒子の磁気モーメントの歳差運動
の方向や位相が分散するが、反転励起によりこの分散が
反転される。このようにして、第2d図に示したように、
NMR信号Sは転倒励起18の後に極めて急速に減衰するが
エコー時間Teの後に再び現れる。このエコー時間Teは転
倒励起18を加える時刻から反転励起19を加える時刻まで
の時間の2倍に等しい。
身体の問題となっている領域、すなわち切片を厳密に
特定するために、転倒励起18と同時に選択勾配パルス20
を印加する(第2図b)。説明を簡単にするため、この
実施例における勾配は第1図において配向磁場と同一直
線上にある軸線Zに沿った磁場勾配であるとする。この
ようにすると、身体2の限られた横断部分に共鳴信号を
発生させることができることが知られている。選択勾配
により位相がずれるため、パルス20の後には従来と同様
に同じ軸線に沿って位相の再コード化パルス21を続け
る。反転パルス19を印加する瞬間に、やはりZ軸に沿っ
た方向の勾配パルス22を印加する。このパルス22を本発
明の方法に従って反転パルス19と組み合わせることによ
り、検査する切片の隣の切片をいかにして選択すること
ができるかを後に説明する。
信号の測定は読み出しパルスと呼ばれる勾配パルス23
を用いて行う。この実施例の場合、勾配パルス23はやは
りZ軸方向、すなわち、切片を選択するための軸線の方
向に勾配がつけられている。読み出し用の勾配パルスに
よりNMR信号を読み出す瞬間に発生する位相のずれを補
償するために、転倒パルスと反転パルスの間に予備コー
ド化パルスと呼ばれる公知の連続パルス24を印加する。
読み出し軸が選択軸と同一の方向であるということは、
受信されたNMR信号が実際に、切片にもともと存在して
いた粒子の共鳴信号からの寄与のこの切片の平面に平行
な方向に沿った投影に対応していることを意味する。上
記の軸線に垂直に、すなわちこの実施例ではY軸に沿っ
て位相コード化パルスと呼ばれるパルス25を印加するこ
とにより、一連の測定を行うことができる。このパルス
25の振幅は実験1回ごとに異なる。この一連の測定を行
うことにより、投影像を再構成することができる。この
像の再構成には2DFTイメージングと呼ばれる方法が用い
られる。
第3図a〜eと第4図は本発明の特徴を示す図であ
る。第4図には、身体2の概略が図示されており、その
中でも特にZ軸にほぼ垂直で互いに隣り合った3つの切
片26〜28が描かれている。転倒励起EBと反転励起ERが印
加されているときに勾配があると局所的に共鳴条件が変
化することが知られている。結果、共鳴周波数fは、Z
軸すなわち勾配を設ける軸に沿って切片の横軸方向で変
化する。従来と同じように、第3図aに示した励起18の
スペクトル38は切片26の中の粒子の磁気モーメントのみ
を90゜転倒させる。この切片の外側に存在している粒子
の磁気モーメントは倒されない。この励起のスペクトル
を長方形のパルスで表示したのは単に概略を示すためで
ある。この表示では、転倒角度と、問題となっている局
所条件で所望の転倒を起こさせるスペクトル成分の係数
の間に直線近似が用いられている。一般にはこの直線近
似は誤りである。しかし、説明のためにはこのような表
示を用いるほうが簡単である。さらに、切片の中に位置
する粒子の磁気モーメントを90゜倒し、しかもこの切片
の外側に位置する粒子の磁気モーメントは倒さないため
の正確なスペクトル図を描く方法が知られている。
第3図bは本発明の本質の概略図である。実際、転倒
励起と同じ勾配があるときに反転励起を加えると単に周
波数がずれるだけで、この反転励起を与えたときに既に
最初の転倒励起が起こってしまっている切片26に隣接す
る切片27に到達した粒子の磁気モーメントの歳差運動の
位相の分散しか反転されない。換言すれば、(選択勾配
が各回ごとに同じ大きさであれば)反転励起19のスペク
トル39は励起18のスペクトル38に隣接する。第2図dを
検討すると、エコー時間Te後に再び現れる可能性のある
唯一のNMR信号は可動粒子のNMR信号であることがわか
る。固定粒子に関する信号は再び現れることはない。す
なわち固定粒子の信号はゼロのままにとどまる。この結
果、固定粒子のNMR信号に対する可動粒子のNMR信号の相
対的ダイナミックレンジは無限大になる。先に説明した
従来の第2の方法では、この相対的ダイナミックレンジ
は可動粒子に関するNMR信号にとって不都合なものであ
った。
変形例として、スペクトル39を有するパルス19をスペ
クトル40、41を有する反転パルスで置換する(第3図
c)。これは、実際には、切片26を去り、反転励起パル
スを印加した瞬間にこの切片26の右側(27)または左側
(28)に侵入している可動粒子に注目することを意味す
る。しかし、別の方法を考えることもできる。切片1つ
のみに効果を及ぼす転倒励起と、磁気モーメントが倒さ
れたこの切片の両側に効果を及ぼす反転励起とを用いる
よりも、近接した2つの切片27と28に位置する粒子の磁
気モーメントを転倒させ(第3図dに示したEBの42と4
3)、スペクトル44(第3図e)をもつ反転励起を用い
て両側がそれぞれ2つの切片27、28に隣接する切片26に
のみ位相の分散の反転を起こさせるほうが好ましい。近
接した2つの切片27、28に対してスペクトル成分42、45
が他方の切片の位相とは逆の位相のスペクトルを選択す
ることにより、励起した粒子の侵入方向を認識できるよ
うにすることも可能である。
さらに、身体の運動部分の像を形成することを目的と
するのであれば別の方法も可能である。この場合、第5
図aのスペクトルを有する転倒励起を用いることが好ま
しい。選択勾配を加えるときにこのような転倒励起を用
いると、近接した複数の切片で同時に共鳴を起こさせる
ことができる。例えばここでは、転倒励起には(大まか
に言って)8つの周波数領域46〜53に限定された転倒ス
ペクトルが含まれているため、近接した8つの切片で起
こることを同時に検査できる。このとき、第5図bに示
した対応する反転励起スペクトルは転倒励起のスペクト
ルの間に位置する。反転励起スペクトルは、図示の実施
例では9つの周波数領域54〜62を有する。
第6図は、このようにして得られた像を第5図aと第
5図bの直下に示した図である。実際、読み出し勾配が
選択勾配と同じ軸に位置しているため、励起の周波数領
域と身体2の実際の切片の間には密接な対応関係があ
る。第6図にはさらに像を表示するためのY軸とZ軸も
示されている。Y軸は位相コード化の勾配に対応するか
らであり、Z軸は選択勾配と読み出し勾配の両方に対応
するからである。第6図は2本の流体管63と64(第4
図)が通過している位置で身体2をこのようなY−Z平
面に沿って切断した断面図である。図面を簡潔にするた
め、流体管64には特徴的な屈折部65が設けられている。
さらに、流体管64は、長手方向に沿って一定の性質を備
えている。流体管63では像の左から右に向かって流れが
層流から乱流へと変化している。
像を局在させることをまず思い起こす必要がある。粒
子は、1つの切断領域中に存在しているとき、例えばス
ペクトル46の下に位置しているときに励起されたが、こ
れら粒子には時間Te/2後に反転パルスが印加される。す
ると粒子はスペクトル55/(または方向によっては54)
にほぼ対応する切片に位置した。これら粒子からのNMR
信号が時間Te後に測定されるとともに、該粒子はスペク
トル領域55に対応する実際の領域に対してほぼ対称にず
れる。すなわち、これら粒子は大まかに言って切片47の
下に位置する。転倒励起を起こさせたときに切片47の下
に位置する粒子は切片46のほぼ下に位置しているときに
流体管64内でNMR信号が測定されるとはいえ、像の切片
数が十分多くしかも切片が十分に薄いとこの効果はほと
んどない。流れが層流であれば、全粒子がほぼ同じ速度
で移動する。流体管64内ではZ軸に沿って狭い範囲に粒
子が分配される。これに対して流れが乱流のときには流
体管63の右側では粒子がより広い範囲にわたって分配さ
れる。従って、そこでは信号はコントラストが悪い。切
片の両側にこの分配状態が及んでいる。
切片の厚さは予測される速度の範囲の関数として変化
する。例えば公称速度1m/s、すなわち1mm/1msだと、エ
コー時間Teを40msにすると反転パルスが印加される切片
の厚さは20mmとなる。実際、反転励起を起こさせるとき
には、公称速度で運動している最も速い粒子はほぼ20mm
の距離を移動しているであろう。これに対して最も遅い
粒子は磁気モーメントが転倒された切片の位置からほと
んど移動していないであろう。エコー時間Teの後に、こ
れら粒子は流れが強い乱流であれば反転パルスを印加し
た切片の厚さのほぼ2倍の厚さにわたって分布してい
る。
上記の実施例では、エコー時間を40msにすると各実験
の間の繰り返し時間Trを約100msにすることができる。
この時間は短く、運動現象を測定するのに適している。
実際、頻繁に同期させることが容易であり、正常な心臓
の1サイクルである平均750msの間に7回まで連続した
データ取得を行って心臓のこの1サイクルでの異なった
7つの流れの状態を知ることが期待できる。このように
繰り返し時間が短い結果、平均約500msであるスピン格
子緩和時間T1と比べて短いこの時間の間に磁気モーメン
トがあまり多くはもとの方向に戻らない。しかし、戻り
が少ないのは固定部分の磁気モーメントに対してだけで
ある。切片で常に新しくなっている可動部分の磁気モー
メントに対しては無関係である。これは好ましいことで
ある。というのは、固定部分に対する可動部分の表示の
コントラストがさらに向上するからである。
しかし、この方法は全領域でうまくいくわけではな
い。実際、心臓では血だけでなく心筋も運動する。この
結果、繰り返し時間Trをあまり短くしすぎるとスピン格
子緩和時間T1の差がわからなくなってしまう。しかも、
残念なことに、血と心筋は緩和時間T1の値が似通ってい
る。さらに、可動部分の像には多くのものを見ることが
できるが血に関する像と心筋に関する像とを区別できな
い。この結果、結論として、この区別を可能にするため
には他の点に関しては無駄なことであるが繰り返し時間
を長くする必要がある。このため、この方法の利点をす
べくは利用することができない。
本発明では、転倒励起と反転励起が作用する領域をも
はや完全には分離しないことにより血と心筋の識別の問
題を解決する。それどころか逆に、両者をわずかに混合
する。第7図は、転倒励起が、反転励起のための周波数
領域68にわずかに侵入した2つのスペクトル領域66、67
を備える状態を示している。この結果、これらスペクト
ルに共通する部分(周波数の範囲が第7図に69、70で示
されている)に対応する実際の位置にある固定粒子すな
わち陽子はNMR信号に寄与するため、検査する身体の構
造が明らかになる。この方法を用いると、相対的ダイナ
ミックレンジが小さくなるが像の見やすさが向上する。
転倒切片または反転切片の平面に像を形成する際にこれ
は特に注目すべきことである。この場合、読み出し勾配
は選択勾配と位相コード化勾配に対して垂直である。得
られた像は従来と同じであり、投影像ではない。さら
に、心筋がある一方向に収縮し、血がこの方向と垂直な
方向に押し出されるときには、表示された運動において
心筋に属する部分と血に属する部分の認識が可能である
ことがわかっている。すると、検査者は、場合に応じて
血流の欠陥や筋収縮の欠陥を診断することが可能にな
る。先に指摘したように、固定部分の像は、この固定部
分の像に対する可動部分の像の相対的ダイナミックレン
ジを狭くさせる。従って、範囲69と70の幅を適当に選択
することが重要である。このためには2つの異なった方
法が可能である。すなわち、転倒パルスのスペクトルを
(第7図aの矢印の方向に)互いに近づけるか、あるい
は、反転励起のスペクトルを逆に広くする。転倒切片と
反転切片の従来の像では、心筋と血の区別は自動的にな
された。すなわち、選択的勾配が血の流れに平行であれ
ば筋肉は転倒切片内に残り、欠は反転切片に加わる。
第3図、第5図、第7図の概略スペクトル図に対応す
るラジオ周波数の電磁波による励起の過渡的包絡線がど
のようにして決定されるかを以下に説明する。スペクト
ル38と39に関しては、現在のNMRイメージング技術、特
に複数切断(mluti−ple−slice)法と呼ばれる技術を
用いることにより、対応する励起を起こさせることがで
きる。スペクトル44を有する反転励起についても同様で
ある。周波数をずらすことのみが必要とされる。スペク
トルが40と41にある反転励起は、経験的に、または、19
85年9月6日に出願されたヨーロッパ特許出願第85 40
1,746号に記載された方法を用いて決定することができ
る。1986年7月11日に出願されたフランス国特許出願第
86 10179号に記載された励起パルスの決定法を用いるこ
とも好ましい。この後者の方法ではラジオ周波数の励起
パルスを定義するのに新しいアプローチがなされてい
る。この発明の詳細には立ち入らないが、最適な励起を
実現できることがわかっている。この励起をここでは直
接に特殊例として挙げる。以下の第1表には、スペクト
ル40、41を有する転倒励起の過渡的包絡線の数値が示さ
れている。第2表と第3表の数値(第3表の数値は規格
化されていない)は、それぞれスペクトル43、42とスペ
クトル45、42の転倒励起を表す。第8図は、スペクトル
45、42に対応する励起曲線の様子を示すタイムチャート
である。像の質をあまり低下させることなく、このよう
にして決定された過渡的包絡線から±5%ずらすことが
できる。過渡的包絡線は、使用するNMR装置の基本共鳴
周波数f0と等しい周波数で振動する励起信号の振幅を変
調するのに用いる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を実施するための装置の概略図
である。 第2図a〜bは、本発明の方法を実施する際に現れる信
号のタイムチャートである。 第3図は、検査する身体に加えられる励起スペクトルの
概略図である。 第4図は、流体管を有する身体の概略図である。 第5図aと第5図bは、本発明の方法の変形例である複
数切断法を示す図である。 第6図は、この変形例を実施した場合の流れの像を示す
図である。 第7図aと第7図bは、像を見やすくするために上記の
スペクトルを変形した場合のスペクトル図である。 第8図は、第3図と第5図のスペクトルの1つに対応す
るラジオ周波数の励起の包絡線のうちの1つの時間変化
を示すチャートである。 (主な参照番号) 1……磁場手段、2……身体、 3……勾配コイル、4……アンテナ、 5、6、7、8……放射導体、 9……発振回路、10……カプラ、 11……励起発生装置、12……デュープレクサ、 13……レシーバ、14……処理手段、 15……ディスプレイ手段、 16……シーケンサ、 18、EB……転倒励起、 19、EB……反転励起、 26、27、28……切片、 63、64……流体管

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】核磁気共鳴検査装置において流れを計測す
    るための装置であって、 運動部分を有する被検体(2)に配向磁場(B0)を与え
    る手段(1)、 この被検体の少なくとも1つの切片を選択的に励起して
    (18)、この切片内に位置する前記被検体の運動部分の
    磁気モーメントの向きを転倒させる励起手段(4〜1
    1)、 この転倒励起の結果として現れる共鳴信号を検出する手
    段(4,12,13)、 及び、 この共鳴信号を処理して、前記運動部分に関する流れの
    データを採取する処理手段(14) を具備し、 前記励起手段は、転倒励起の後ではあるが共鳴信号検出
    の前に、転倒励起により選択的に励起された前記被検体
    の切片に隣接する少なくとも1つの切片に対して作用が
    空間的に限定される少なくとも1つの反転励起(19)を
    行う 装置において、 前記励起手段は、少なくとも2つの近隣する切片(27,2
    8)に同時に空間的に限定される作用を及ぼす少なくと
    も1つの反転励起(40,41)を行い、これらの近隣切片
    は、転倒励起(38)により選択的に励起される前記被検
    体の少なくとも1つの切片(26)に対して、その両側に
    隣接している(図3a,3c) ことを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】核磁気共鳴検査装置において流れを計測す
    るための装置であって、 運動部分を有する被検体(2)に配向磁場(B0)を与え
    る手段(1)、 この被検体の少なくとも1つの切片(38)を選択的に励
    起して(18)、この切片内に位置する前記被検体の運動
    部分の磁気モーメントの向きを転倒させる励起手段(4
    〜11)、 この転倒励起の結果として現れる共鳴信号を検出する手
    段(4,12,13)、 及び、 この共鳴信号を処理して、前記運動部分に関する流れの
    データを採取する処理手段(14) を具備し、 前記励起手段は、転倒励起の後ではあるが共鳴信号検出
    の前に、転倒励起により選択的に励起された前記被検体
    の切片に隣接する少なくとも1つの切片に対して作用が
    空間的に限定される少なくとも1つの反転励起(19)を
    行う 装置において、 前記励起手段は、前記被検体の少なくとも2つの近隣す
    る切片(27,28)に同時に限定される転倒励起(42,43)
    を行うと共に、この転倒励起を受けるこれらの近隣切片
    に隣接する少なくとも1つの空間領域(26)に対して作
    用が限定される反転励起(44)を行う(図3d,3e) ことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】2つの近隣切片への転倒励起を反対位相
    (42,45)で行って、検出された共鳴信号において前記
    運動部分の運動方向を識別するようにすることを特徴と
    する請求項2に記載の装置。
  4. 【請求項4】転倒励起は、複数の切片から成る第1組の
    切片に同時作用が限定される励起(46〜53)を含み(図
    5a)、対応する反転励起は、転倒されたこれらの切片の
    間に挟まれる複数の切片から成る第2組の切片の同時励
    起を含む(図5b)ことを特徴とする請求項1又は2に記
    載の装置。
  5. 【請求項5】前記処理手段は、流れのデータを表示する
    表示手段(15)を備えることを特徴とする請求項1〜3
    の何れか1項に記載の装置。
  6. 【請求項6】核磁気共鳴検査装置において流れを計測す
    るための装置であって、 運動部分を有する被検体(2)に配向磁場(B0)を与え
    る手段(1)、 この被検体の少なくとも1つの切片(38)を選択的に励
    起して(18)、この切片内に位置する前記被検体の運動
    部分の磁気モーメントの向きを転倒させる励起手段(4
    〜11)、 この転倒励起の結果として現れる共鳴信号を検出する手
    段(4,12,13)、 及び、 この共鳴信号を処理して、前記運動部分に関する流れの
    データを採取する処理手段(14) を具備し、 前記励起手段は、転倒励起の後ではあるが共鳴信号検出
    の前に、転倒励起により選択的に励起された前記被検体
    の切片に隣接する少なくとも1つの切片に対して作用が
    空間的に限定される少なくとも1つの反転励起(19)を
    行う 装置において、 前記励起手段は、転倒励起が作用を及ぼす空間的領域
    (66,67)を、反転励起が作用を及ぼす空間的領域(6
    8)に、一部分侵入させるようにする(図7)ことを特
    徴とする装置。
  7. 【請求項7】反転励起は、第8図に示された過渡的包絡
    線を備え、その振幅の時間変化の値は、ほぼ第3表に示
    された値であることを特徴とする請求項1に記載の装
    置。
  8. 【請求項8】転倒励起は、過渡的包絡線を備え、その振
    幅の時間変化の値は、ほぼ第2表に示された値であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
  9. 【請求項9】転倒励起は、過渡的包絡線を備え、その振
    幅の時間変化の値は、ほぼ第1表に示された値であるこ
    とを特徴とする請求項2に記載の装置。
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