JP2670599B2 - ラバースクリーンの製造方法 - Google Patents
ラバースクリーンの製造方法Info
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- JP2670599B2 JP2670599B2 JP20027192A JP20027192A JP2670599B2 JP 2670599 B2 JP2670599 B2 JP 2670599B2 JP 20027192 A JP20027192 A JP 20027192A JP 20027192 A JP20027192 A JP 20027192A JP 2670599 B2 JP2670599 B2 JP 2670599B2
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- JP
- Japan
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- rubber
- screen
- reinforcing
- rubber sheet
- sheet
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- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、破砕岩石、砂利、鉱
石等をふるい分けするために使用される振動ふるい機用
のラバースクリーンを製造する方法に関するものであ
る。
石等をふるい分けするために使用される振動ふるい機用
のラバースクリーンを製造する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】振動ふるい機用のラバースクリーンとし
て、図4に記載したものが知られている。この図4にお
いて、ラバースクリーン1は、スクリーン本体2と左右
のフック金具3とからなり、スクリーン本体2には多数
のふるい目2aが開けられている。4はスクリーン枠で
あり、このスクリーン枠4の内面に突設した支え金具5
の上に上記のフック金具3を乗せ、このフック金具3の
先端に上方のクランピングバー6の下端を引っ掛け、こ
のクランピングバー6およびスクリーン枠4にボルト7
aを挿通してナット7bを締付けることにより、フック
金具3をスクリーン枠4側に引き寄せてラバースクリー
ン1を幅方向に緊張するようになっている。なお、8は
長さ方向の支持バーであり、表面に保護ゴム8aを有
し、スクリーン本体2の下面に接するように適当間隔で
設置される。
て、図4に記載したものが知られている。この図4にお
いて、ラバースクリーン1は、スクリーン本体2と左右
のフック金具3とからなり、スクリーン本体2には多数
のふるい目2aが開けられている。4はスクリーン枠で
あり、このスクリーン枠4の内面に突設した支え金具5
の上に上記のフック金具3を乗せ、このフック金具3の
先端に上方のクランピングバー6の下端を引っ掛け、こ
のクランピングバー6およびスクリーン枠4にボルト7
aを挿通してナット7bを締付けることにより、フック
金具3をスクリーン枠4側に引き寄せてラバースクリー
ン1を幅方向に緊張するようになっている。なお、8は
長さ方向の支持バーであり、表面に保護ゴム8aを有
し、スクリーン本体2の下面に接するように適当間隔で
設置される。
【0003】上記のラバースクリーン1を製造する方法
として、下金型にスクリーン本体2の下面を構成する薄
い未加硫の補強用ゴム層と繊維コード層とからなる補強
層2bを置き、その上に側部のフック金具3および耐摩
耗性ゴムからなる未加硫のスクリーン本体2を順に重
ね、上金型を閉じてふるい目2aを成型し、しかるのち
加硫し、上記のフック金具3を加硫接着により取付ける
方法が知られている。また、あらかじめ製造された長尺
のゴムシートを所定の長さに切断し、パンチング加工に
よりふるい目9a(図5参照)を形成し、得られたスク
リーン本体9の縁部の上面または下面にフック金具3を
重ね、ボルト・ナット(図示されていない)で固定する
方法が知られている。
として、下金型にスクリーン本体2の下面を構成する薄
い未加硫の補強用ゴム層と繊維コード層とからなる補強
層2bを置き、その上に側部のフック金具3および耐摩
耗性ゴムからなる未加硫のスクリーン本体2を順に重
ね、上金型を閉じてふるい目2aを成型し、しかるのち
加硫し、上記のフック金具3を加硫接着により取付ける
方法が知られている。また、あらかじめ製造された長尺
のゴムシートを所定の長さに切断し、パンチング加工に
よりふるい目9a(図5参照)を形成し、得られたスク
リーン本体9の縁部の上面または下面にフック金具3を
重ね、ボルト・ナット(図示されていない)で固定する
方法が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の金型を使用する
方法は、スクリーン本体2の縁部下面からフック金具3
を側方へ突出させるので、フック金具3の突出部の厚み
がスクリーン本体2の厚みよりも薄くなり、そのため従
来の金網製スクリーン用として使用されていたクランピ
ングバー6をそのまま使用することができる反面、ふる
い目2aが金型で成型され、ふるい目の配置が一律に設
定されるのに対し、振動ふるい機における支持バー8の
配列が振動ふるい機ごとに相違するため、ふるい目2a
が支持バー8で塞がれる場合が生じ、その場合はふるい
分けが不良になっていた。また、金型を使用してラバー
スクリーンを1枚ずつ加硫成型するので、高額の金型を
必要とし、しかも生産性が低いという問題があった。
方法は、スクリーン本体2の縁部下面からフック金具3
を側方へ突出させるので、フック金具3の突出部の厚み
がスクリーン本体2の厚みよりも薄くなり、そのため従
来の金網製スクリーン用として使用されていたクランピ
ングバー6をそのまま使用することができる反面、ふる
い目2aが金型で成型され、ふるい目の配置が一律に設
定されるのに対し、振動ふるい機における支持バー8の
配列が振動ふるい機ごとに相違するため、ふるい目2a
が支持バー8で塞がれる場合が生じ、その場合はふるい
分けが不良になっていた。また、金型を使用してラバー
スクリーンを1枚ずつ加硫成型するので、高額の金型を
必要とし、しかも生産性が低いという問題があった。
【0005】また、ゴムシートを切断してパンチングす
る方法は、振動ふるい機の支持バーの配列に応じてパン
チングすることができるので、ふるい目2aが支持バー
8で塞がれないようにふるい目2aの位置を設定するこ
とができる反面、フック金具3をスクリーン本体9の側
縁部の上または下に重ねてボルト・ナットで固定するた
め、フック金具3の取付け部の厚みがスクリーン本体9
の厚みとフック金具3の厚みの合計になって上記金型使
用時よりも可成り厚くなり、そのためフック金具3をス
クリーン本体9の上に固定した場合は、従来の金網製ス
クリーン用に使用されていたクランピングバー6をその
まま使用することができなくなり、またスクリーン本体
9の下に固定した場合は、スクリーン本体9の側縁をボ
ルト7aの頭よりも幅方向内側に後退させる必要が生
じ、ふるい目2aの個数を減らす結果になり、またスク
リーン本体2の厚みを大きくした場合、スクリーン本体
9の側縁の角がボルト7aの頭に近接してボルト7aの
取付けが困難になるという問題があった。
る方法は、振動ふるい機の支持バーの配列に応じてパン
チングすることができるので、ふるい目2aが支持バー
8で塞がれないようにふるい目2aの位置を設定するこ
とができる反面、フック金具3をスクリーン本体9の側
縁部の上または下に重ねてボルト・ナットで固定するた
め、フック金具3の取付け部の厚みがスクリーン本体9
の厚みとフック金具3の厚みの合計になって上記金型使
用時よりも可成り厚くなり、そのためフック金具3をス
クリーン本体9の上に固定した場合は、従来の金網製ス
クリーン用に使用されていたクランピングバー6をその
まま使用することができなくなり、またスクリーン本体
9の下に固定した場合は、スクリーン本体9の側縁をボ
ルト7aの頭よりも幅方向内側に後退させる必要が生
じ、ふるい目2aの個数を減らす結果になり、またスク
リーン本体2の厚みを大きくした場合、スクリーン本体
9の側縁の角がボルト7aの頭に近接してボルト7aの
取付けが困難になるという問題があった。
【0006】この発明は、高額な金型を使用することな
く、ラバースクリーンを製造することができ、得られた
ラバースクリーンにおけるフック金具の取付け部の厚み
が上記金型を使用した場合と同じように薄くなり、しか
も加硫後のパンチングによってふるい目を振動ふるい機
の支持バーの位置に応じて所定の配列に開けることを可
能にするものである。
く、ラバースクリーンを製造することができ、得られた
ラバースクリーンにおけるフック金具の取付け部の厚み
が上記金型を使用した場合と同じように薄くなり、しか
も加硫後のパンチングによってふるい目を振動ふるい機
の支持バーの位置に応じて所定の配列に開けることを可
能にするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係るラバース
クリーンの製造方法は、長尺の薄い未加硫の補強用ゴム
シート上にその長さ方向と平行に多数本の補強コードを
配列し、その上に方形に成形された未加硫のスクリーン
本体用ゴムシートおよびフック金具形成用の平板2枚を
交互に、該平板の長さ方向が上記補強用ゴムシートの幅
方向を向き、該平板の片側縁部に上記のスクリーン本体
用ゴムシートの端縁が乗るように配列し、かつ上記の平
板上に成形用入れ子を重ね、得られた重ねシートをプレ
ス機の上熱板と下熱板との間に間欠的に送ってプレス加
硫を行い、次いで上記の成形用入れ子を取り外し、前後
に並ぶ2枚の平板の間で補強コードおよび補強用ゴムシ
ートを切断し、しかるのちパンチングにより多数個のふ
るい目を開け、更に平板をフック金具に曲げ加工するこ
とを特徴とする。
クリーンの製造方法は、長尺の薄い未加硫の補強用ゴム
シート上にその長さ方向と平行に多数本の補強コードを
配列し、その上に方形に成形された未加硫のスクリーン
本体用ゴムシートおよびフック金具形成用の平板2枚を
交互に、該平板の長さ方向が上記補強用ゴムシートの幅
方向を向き、該平板の片側縁部に上記のスクリーン本体
用ゴムシートの端縁が乗るように配列し、かつ上記の平
板上に成形用入れ子を重ね、得られた重ねシートをプレ
ス機の上熱板と下熱板との間に間欠的に送ってプレス加
硫を行い、次いで上記の成形用入れ子を取り外し、前後
に並ぶ2枚の平板の間で補強コードおよび補強用ゴムシ
ートを切断し、しかるのちパンチングにより多数個のふ
るい目を開け、更に平板をフック金具に曲げ加工するこ
とを特徴とする。
【0008】上記未加硫の補強用ゴムシートは、ラバー
スクリーンの下面ゴム層を形成し、繊維コード層が前記
支持バーの保護ゴムと接触して切断されるのを防ぐため
のものであり、JIS−Aゴム硬度70〜85度の耐摩
耗性補強用ゴムまたはスクリーン本体と同じ硬度50〜
70度の耐摩耗性ゴムで構成される。この補強用ゴムシ
ートの幅は、目的のラバースクリーンの長さ(採石等処
理物の流れ方向の長さ)と等しい寸法に設定される。ま
た、スクリーン本体用ゴムシートは、上記ラバースクリ
ーン上部の本体ゴム層(Hsが65〜85度)を形成す
べきゴムシートであり、本体ゴム層の長さ方向となるべ
き方向を上記補強用ゴムシートの横方向に向けて重ねら
れる。また、成形用入れ子は、前後に隣接する2枚のス
クリーン本体用ゴムシートの端面間の空間を埋めるため
のものであり、平板上に重ねた際の上面高さが補強コー
ドの層上に重ねられたスクリーン本体用ゴムシートの上
面と等しくなるように厚みが設定される。
スクリーンの下面ゴム層を形成し、繊維コード層が前記
支持バーの保護ゴムと接触して切断されるのを防ぐため
のものであり、JIS−Aゴム硬度70〜85度の耐摩
耗性補強用ゴムまたはスクリーン本体と同じ硬度50〜
70度の耐摩耗性ゴムで構成される。この補強用ゴムシ
ートの幅は、目的のラバースクリーンの長さ(採石等処
理物の流れ方向の長さ)と等しい寸法に設定される。ま
た、スクリーン本体用ゴムシートは、上記ラバースクリ
ーン上部の本体ゴム層(Hsが65〜85度)を形成す
べきゴムシートであり、本体ゴム層の長さ方向となるべ
き方向を上記補強用ゴムシートの横方向に向けて重ねら
れる。また、成形用入れ子は、前後に隣接する2枚のス
クリーン本体用ゴムシートの端面間の空間を埋めるため
のものであり、平板上に重ねた際の上面高さが補強コー
ドの層上に重ねられたスクリーン本体用ゴムシートの上
面と等しくなるように厚みが設定される。
【0009】
【作用】プレス加硫を行うことにより、補強用および本
体用の各未加硫ゴムシートが加硫されると共に、これら
の間に補強コードが一体に接着され、補強用未加硫ゴム
シートおよび補強コードが補強層を、また本体用未加硫
ゴムシートが本体ゴム層をそれぞれ形成し、本体ゴム層
の前後の各端縁下と補強層との間に平板の片側縁部が挟
まれた状態に接着され、一体化される。上記のプレス加
硫は、平板上に成形用入れ子を重ねた状態で行うので、
平板の下面に補強層が強固に接着される。そして、成形
用入れ子を外し、補強層を切断し、パンチングし、曲げ
加工を施すことにより、補強用未加硫ゴムシートの幅を
製品の長さとする目的のラバースクリーンが製造され
る。
体用の各未加硫ゴムシートが加硫されると共に、これら
の間に補強コードが一体に接着され、補強用未加硫ゴム
シートおよび補強コードが補強層を、また本体用未加硫
ゴムシートが本体ゴム層をそれぞれ形成し、本体ゴム層
の前後の各端縁下と補強層との間に平板の片側縁部が挟
まれた状態に接着され、一体化される。上記のプレス加
硫は、平板上に成形用入れ子を重ねた状態で行うので、
平板の下面に補強層が強固に接着される。そして、成形
用入れ子を外し、補強層を切断し、パンチングし、曲げ
加工を施すことにより、補強用未加硫ゴムシートの幅を
製品の長さとする目的のラバースクリーンが製造され
る。
【0010】
【実施例】図1において、10は未加硫の補強用ゴムシ
ートであり、製品のラバースクリーンの長さに熱収縮分
を加えた寸法をシート幅とする長尺のシート状に成形さ
れ、プレス機(図示されていない)の入口側に設けられ
たコンベヤベルト(図示されていない)上に供給され、
このコンベヤベルトの間欠回転に伴って上記プレス機の
プレス長さずつ間欠的に送られる。この補強用ゴムシー
ト10上にポリエステル繊維からなる多数本の補強コー
ド(太さ3000〜4000デニール)11が上記補強
用ゴムシート10の長さ方向と平行に、かつ密度が10
〜20本/cmの密なピッチで配列される。
ートであり、製品のラバースクリーンの長さに熱収縮分
を加えた寸法をシート幅とする長尺のシート状に成形さ
れ、プレス機(図示されていない)の入口側に設けられ
たコンベヤベルト(図示されていない)上に供給され、
このコンベヤベルトの間欠回転に伴って上記プレス機の
プレス長さずつ間欠的に送られる。この補強用ゴムシー
ト10上にポリエステル繊維からなる多数本の補強コー
ド(太さ3000〜4000デニール)11が上記補強
用ゴムシート10の長さ方向と平行に、かつ密度が10
〜20本/cmの密なピッチで配列される。
【0011】この補強コード11の層上に耐摩耗性ゴム
によって製品ラバースクリーンの本体ゴム層の大きさに
あらかじめ成形された未加硫のスクリーン本体用ゴムシ
ート12が所定の間隔で、かつその長さ方向を横にして
重ねられる。この場合、隣接する2枚のスクリーン本体
用ゴムシート12の間に2枚のフック金具形成用平板1
3が置かれ、該平板13の片側の端縁上に上記ゴムシー
ト12の端縁が重ねられる。そして、この隣接する前後
2枚の平板13、13にまたがって成形用入れ子14が
重ねられ、成形用入れ子14の下面に幅方向の2列に突
設されているピン14aが上記2枚の平板13、13に
それぞれ穿孔されているピン孔13a、13aに嵌合さ
れ、平板13、13が成形用入れ子14で連結される
(図1および図2参照)。
によって製品ラバースクリーンの本体ゴム層の大きさに
あらかじめ成形された未加硫のスクリーン本体用ゴムシ
ート12が所定の間隔で、かつその長さ方向を横にして
重ねられる。この場合、隣接する2枚のスクリーン本体
用ゴムシート12の間に2枚のフック金具形成用平板1
3が置かれ、該平板13の片側の端縁上に上記ゴムシー
ト12の端縁が重ねられる。そして、この隣接する前後
2枚の平板13、13にまたがって成形用入れ子14が
重ねられ、成形用入れ子14の下面に幅方向の2列に突
設されているピン14aが上記2枚の平板13、13に
それぞれ穿孔されているピン孔13a、13aに嵌合さ
れ、平板13、13が成形用入れ子14で連結される
(図1および図2参照)。
【0012】次いで、上記の補強用ゴムシート10、補
強コード11、本体用ゴムシート12、フック金具形成
用平板13および成形用入れ子14からなる重ねシート
15が熱プレス機の下熱板16(図3参照)の上にあら
かじめストッパ17で固定されている左右一対の厚み調
整用ゲージ18、18間に導入され、上熱板19を閉じ
て温度150〜165℃、該温度および重ねシート15
の材質や厚みで定まる適正時間(例えば、厚み4mmで1
5分程度、厚み10mmで20分程度)の加熱を行うこと
により、上記の補強用ゴムシート10および本体用ゴム
シート12が加硫されると共に、補強用ゴムシート1
0、補強コード11、本体用ゴムシート12および平板
13が互いに接着され、一体化される。
強コード11、本体用ゴムシート12、フック金具形成
用平板13および成形用入れ子14からなる重ねシート
15が熱プレス機の下熱板16(図3参照)の上にあら
かじめストッパ17で固定されている左右一対の厚み調
整用ゲージ18、18間に導入され、上熱板19を閉じ
て温度150〜165℃、該温度および重ねシート15
の材質や厚みで定まる適正時間(例えば、厚み4mmで1
5分程度、厚み10mmで20分程度)の加熱を行うこと
により、上記の補強用ゴムシート10および本体用ゴム
シート12が加硫されると共に、補強用ゴムシート1
0、補強コード11、本体用ゴムシート12および平板
13が互いに接着され、一体化される。
【0013】以下、上記の重ねシート15を所定長ずつ
間欠的に熱プレス機に送って加硫し、しかるのち成形用
入れ子14を取り外し、前後2枚の平板13、13の間
で補強用ゴムシート10および補強コード11を切断す
る。そして、約3日間放置した後、補強用ゴムシート1
0、補強コード11および本体用ゴムシート12に所望
の間隔でふるい目をパンチングし、更に平板13の自由
端側を上向きに曲げてフック金具(図1のフック金具3
参照)を成形する。
間欠的に熱プレス機に送って加硫し、しかるのち成形用
入れ子14を取り外し、前後2枚の平板13、13の間
で補強用ゴムシート10および補強コード11を切断す
る。そして、約3日間放置した後、補強用ゴムシート1
0、補強コード11および本体用ゴムシート12に所望
の間隔でふるい目をパンチングし、更に平板13の自由
端側を上向きに曲げてフック金具(図1のフック金具3
参照)を成形する。
【0014】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明は、未
加硫の補強用ゴムシート、補強コード未加硫のスクリー
ン本体用ゴムシート、フック金具形成用の平板および成
形用入れ子を重ねて得られた重ねシートをプレス機に送
ってプレス加硫を行い、次いで上記の成形用入れ子を取
り外し、前後に並ぶ2枚の平板の間で補強コードおよび
補強用ゴムシートを切断し、しかるのちパンチングを施
し、更に上記の平板を曲げてフック金具を形成してラバ
ースクリーンを製造する方法であるから、高額の金型を
使用することなく、ラバースクリーンを製造することが
できる。
加硫の補強用ゴムシート、補強コード未加硫のスクリー
ン本体用ゴムシート、フック金具形成用の平板および成
形用入れ子を重ねて得られた重ねシートをプレス機に送
ってプレス加硫を行い、次いで上記の成形用入れ子を取
り外し、前後に並ぶ2枚の平板の間で補強コードおよび
補強用ゴムシートを切断し、しかるのちパンチングを施
し、更に上記の平板を曲げてフック金具を形成してラバ
ースクリーンを製造する方法であるから、高額の金型を
使用することなく、ラバースクリーンを製造することが
できる。
【0015】そして、得られたラバースクリーンにおけ
るフック金具の取付け部の厚みが上記金型を使用した場
合と同じように薄くなるので、振動ふるい機に取付けら
れている従来の金網スクリーン用のクランピングバーを
交換することなく、そのまま使用することができ、しか
も加硫後のパンチングによってふるい目を振動ふるい機
の支持バーの位置に応じて所定の配列に開けることが可
能になる。
るフック金具の取付け部の厚みが上記金型を使用した場
合と同じように薄くなるので、振動ふるい機に取付けら
れている従来の金網スクリーン用のクランピングバーを
交換することなく、そのまま使用することができ、しか
も加硫後のパンチングによってふるい目を振動ふるい機
の支持バーの位置に応じて所定の配列に開けることが可
能になる。
【図1】実施態様を例示する要部の側面図である。
【図2】未加硫のゴムシート等を重ねた状態の平面図で
ある。
ある。
【図3】プレス機における横断面図である。
【図4】振動ふるい機の横断面図である。
【図5】従来のパンチング方式で製造されたラバースク
リーンの横断面図である。
リーンの横断面図である。
1:ラバースクリーン 2、9:スクリーン本体 2a、9a:ふるい目 2b:補強層 3:フック金具 4:スクリーン枠 5:支え金具 6:クランピングバー 8:支持バー 10:補強用ゴムシート 11:補強コード 12:スクリーン本体用ゴムシート 13:フック金具形成用平板 14:成形用入れ子 15:重ねシート 16:プレス機の下熱板 17:ストッパ 18:厚み調整用ゲージ 19:上熱板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // B29K 21:00 105:08 105:24 B29L 31:14
Claims (1)
- 【請求項1】 長尺の薄い未加硫の補強用ゴムシート上
にその長さ方向と平行に多数本の補強コードを配列し、
その上に方形に成形された未加硫のスクリーン本体用ゴ
ムシートおよびフック金具形成用の平板2枚を交互に、
該平板の長さ方向が上記補強用ゴムシートの幅方向を向
き、該平板の片側縁部に上記のスクリーン本体用ゴムシ
ートの端縁が乗るように配列し、かつ上記の平板上に成
形用入れ子を重ね、得られた重ねシートをプレス機の上
熱板と下熱板との間に間欠的に送ってプレス加硫を行
い、次いで上記の成形用入れ子を取り外し、前後に並ぶ
2枚の平板の間で補強コードおよび補強用ゴムシートを
切断し、しかるのちパンチングにより多数個のふるい目
を開け、更に平板をフック金具に曲げ加工することを特
徴とするラバースクリーンの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20027192A JP2670599B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ラバースクリーンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20027192A JP2670599B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ラバースクリーンの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0615234A JPH0615234A (ja) | 1994-01-25 |
JP2670599B2 true JP2670599B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16421554
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20027192A Expired - Fee Related JP2670599B2 (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | ラバースクリーンの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2670599B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102134160B1 (ko) * | 2018-08-22 | 2020-07-15 | 이민철 | 골재 선별 스크린 모듈러 제조방법 |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP20027192A patent/JP2670599B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0615234A (ja) | 1994-01-25 |
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