JP2670526B2 - ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置 - Google Patents
ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置Info
- Publication number
- JP2670526B2 JP2670526B2 JP3188262A JP18826291A JP2670526B2 JP 2670526 B2 JP2670526 B2 JP 2670526B2 JP 3188262 A JP3188262 A JP 3188262A JP 18826291 A JP18826291 A JP 18826291A JP 2670526 B2 JP2670526 B2 JP 2670526B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wire
- spool
- conductive
- conduction
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L24/00—Arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies; Methods or apparatus related thereto
- H01L24/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies
- H01L24/78—Apparatus for connecting with wire connectors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
- H01L2224/78—Apparatus for connecting with wire connectors
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
- H01L2224/78—Apparatus for connecting with wire connectors
- H01L2224/7825—Means for applying energy, e.g. heating means
- H01L2224/783—Means for applying energy, e.g. heating means by means of pressure
- H01L2224/78301—Capillary
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/74—Apparatus for manufacturing arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and for methods related thereto
- H01L2224/78—Apparatus for connecting with wire connectors
- H01L2224/786—Means for supplying the connector to be connected in the bonding apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/80—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected
- H01L2224/85—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector
- H01L2224/851—Methods for connecting semiconductor or other solid state bodies using means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected using a wire connector the connector being supplied to the parts to be connected in the bonding apparatus
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2924/00—Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
- H01L2924/00014—Technical content checked by a classifier the subject-matter covered by the group, the symbol of which is combined with the symbol of this group, being disclosed without further technical details
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
- Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)
- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置を製造する
ときに用いられるワイヤボンディング装置のカセット式
ワイヤ供給装置に関するものである。
ときに用いられるワイヤボンディング装置のカセット式
ワイヤ供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のワイヤ供給装置としては、例えば
図5に示すように、ワイヤスプール回転用モータのモー
タ軸に、一端に導電性メッキを備えたスプール嵌挿定着
部材を固定し、一方、キャピラリ18、クランプ16,
17、ワイヤガイド15を備えたボンディングヘッド2
0と前記ワイヤスプール回転用モータとの間に、エア吹
き付け装置21とモータ回転センサ22,モータ停止セ
ンサ23を備えたワイヤ繰り出し量制御装置24を設け
ている。また、ワイヤスプール1は、金属製スプールの
外周にワイヤWを巻回している。なお、図5中19はボ
ンディングアームである。そして、ワイヤボンディング
に際して、前記ワイヤスプール1をスプール嵌挿定着部
材に嵌挿定着し、ワイヤWの一端を通電検査のために導
電性メッキに接合し他端をワイヤ繰り出し量制御装置2
4を介してキャピラリ18に導いていた。そして、ワイ
ヤの繰り出し制御はモータ回転センサ22がワイヤWを
検出したときにモータをオンとしてワイヤWを繰り出し
モータ停止センサ23がワイヤWを検出したときに、モ
ータをオフとしてワイヤの繰り出しを停止する制御によ
り行うものであった。
図5に示すように、ワイヤスプール回転用モータのモー
タ軸に、一端に導電性メッキを備えたスプール嵌挿定着
部材を固定し、一方、キャピラリ18、クランプ16,
17、ワイヤガイド15を備えたボンディングヘッド2
0と前記ワイヤスプール回転用モータとの間に、エア吹
き付け装置21とモータ回転センサ22,モータ停止セ
ンサ23を備えたワイヤ繰り出し量制御装置24を設け
ている。また、ワイヤスプール1は、金属製スプールの
外周にワイヤWを巻回している。なお、図5中19はボ
ンディングアームである。そして、ワイヤボンディング
に際して、前記ワイヤスプール1をスプール嵌挿定着部
材に嵌挿定着し、ワイヤWの一端を通電検査のために導
電性メッキに接合し他端をワイヤ繰り出し量制御装置2
4を介してキャピラリ18に導いていた。そして、ワイ
ヤの繰り出し制御はモータ回転センサ22がワイヤWを
検出したときにモータをオンとしてワイヤWを繰り出し
モータ停止センサ23がワイヤWを検出したときに、モ
ータをオフとしてワイヤの繰り出しを停止する制御によ
り行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来のワイヤ供給装置では、ワイヤスプールの交換ごとに
ワイヤスプールをスプール嵌挿定着部材に嵌挿した後
に、ワイヤ端部を導電性メッキに接合する作業をしなけ
ればならず、その作業が面倒であり、ボンディング作業
に手間がかかっていた。また、ワイヤ繰り出し量制御装
置24を、スプール回転用モータとキャピラリ18、ク
ランプ16,17等を備えたボンディングヘッド20と
の間に設けているため、ワイヤ供給装置が大型化してし
まう問題点があった。本発明は、これら従来の問題点を
解消しようとするものでカセット式ワイヤ供給装置を提
供しようとするものである。
来のワイヤ供給装置では、ワイヤスプールの交換ごとに
ワイヤスプールをスプール嵌挿定着部材に嵌挿した後
に、ワイヤ端部を導電性メッキに接合する作業をしなけ
ればならず、その作業が面倒であり、ボンディング作業
に手間がかかっていた。また、ワイヤ繰り出し量制御装
置24を、スプール回転用モータとキャピラリ18、ク
ランプ16,17等を備えたボンディングヘッド20と
の間に設けているため、ワイヤ供給装置が大型化してし
まう問題点があった。本発明は、これら従来の問題点を
解消しようとするものでカセット式ワイヤ供給装置を提
供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるワイヤボ
ンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置は、ワイヤ
が巻回保持されたワイヤスプールをスプール回転用モー
タ軸のスプライン軸部に嵌挿着脱自在に設け、前記ワイ
ヤスプールのスプライン部の一方端側外周部に前記ワイ
ヤと電気的に導通した導電部と、前記ワイヤスプールが
前記スプライン軸部に着挿した時に前記導電部と導電接
触する通電バーを設け、前記ワイヤスプールを被蓋する
カバー体を設け、該カバー体の一部には前記ワイヤスプ
ールから繰り出されるワイヤが摩擦接触するワイヤ摩擦
装置を備えるとともに、カバー体の内周面に導電薄膜を
形成し、該導電薄膜と前記通電バーとの間の通電を検知
する通電検知回路を備える。そして、この発明にかかる
ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置
は、前記通電検知回路の検知出力に基づき前記スプール
回転用モータを制御し、前記通電検知回路が通電を検知
した時は前記スプール回転用モータを停止させる態様に
構成することができる。
ンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置は、ワイヤ
が巻回保持されたワイヤスプールをスプール回転用モー
タ軸のスプライン軸部に嵌挿着脱自在に設け、前記ワイ
ヤスプールのスプライン部の一方端側外周部に前記ワイ
ヤと電気的に導通した導電部と、前記ワイヤスプールが
前記スプライン軸部に着挿した時に前記導電部と導電接
触する通電バーを設け、前記ワイヤスプールを被蓋する
カバー体を設け、該カバー体の一部には前記ワイヤスプ
ールから繰り出されるワイヤが摩擦接触するワイヤ摩擦
装置を備えるとともに、カバー体の内周面に導電薄膜を
形成し、該導電薄膜と前記通電バーとの間の通電を検知
する通電検知回路を備える。そして、この発明にかかる
ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置
は、前記通電検知回路の検知出力に基づき前記スプール
回転用モータを制御し、前記通電検知回路が通電を検知
した時は前記スプール回転用モータを停止させる態様に
構成することができる。
【0005】
【作用】スプール回転用モータ軸のスプライン軸部にワ
イヤスプールを着挿し、ワイヤスプールの導電部が通電
バーに接触して電気的に導通させ、カバー体によりワイ
ヤスプールを被蓋してワイヤを繰り出す。そして、ワイ
ヤがたるみを生じることなく順調に繰り出されている時
はワイヤがカバー体の導電薄膜に接触することがないた
め、通電バーと導電薄膜との間には電流が流れることは
ないが、ワイヤにたるみが生じるとワイヤが導電薄膜に
接触して通電バーと導電薄膜との間に電流が流れ、この
通電が通電検知回路により検知される。したがって、通
電検知回路によりワイヤのたるみを検出できる。
イヤスプールを着挿し、ワイヤスプールの導電部が通電
バーに接触して電気的に導通させ、カバー体によりワイ
ヤスプールを被蓋してワイヤを繰り出す。そして、ワイ
ヤがたるみを生じることなく順調に繰り出されている時
はワイヤがカバー体の導電薄膜に接触することがないた
め、通電バーと導電薄膜との間には電流が流れることは
ないが、ワイヤにたるみが生じるとワイヤが導電薄膜に
接触して通電バーと導電薄膜との間に電流が流れ、この
通電が通電検知回路により検知される。したがって、通
電検知回路によりワイヤのたるみを検出できる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図3に基づいて説
明すると、ワイヤスプール回転用モータ4のモータ軸5
にスプライン軸部2を嵌合固定し、該スプライン軸部2
のスプライン21にはスプール抜け止め用の板バネ3を
設けている。また、スプール回転用モータ4のモータ取
付板8に、後述する通電検知回路と接続された通電バー
9を備えている。そして、ワイヤスプール1は、スプー
ル部11と前記スプライン軸部2への嵌挿着脱用のスプ
ライン部12とからなり、該スプライン部12の一端外
周に導電性メッキ13を備えている。そして、前記スプ
ール部11の外周にワイヤWを巻回し、該ワイヤWの一
端は前記導電性メッキ13に接続されてカセット式スプ
ールを構成している。
明すると、ワイヤスプール回転用モータ4のモータ軸5
にスプライン軸部2を嵌合固定し、該スプライン軸部2
のスプライン21にはスプール抜け止め用の板バネ3を
設けている。また、スプール回転用モータ4のモータ取
付板8に、後述する通電検知回路と接続された通電バー
9を備えている。そして、ワイヤスプール1は、スプー
ル部11と前記スプライン軸部2への嵌挿着脱用のスプ
ライン部12とからなり、該スプライン部12の一端外
周に導電性メッキ13を備えている。そして、前記スプ
ール部11の外周にワイヤWを巻回し、該ワイヤWの一
端は前記導電性メッキ13に接続されてカセット式スプ
ールを構成している。
【0007】このようなカセット式スプールを用いてワ
イヤボンディングするに際しては、例えば、図5に示す
従来例のモータおよびワイヤスプール1に代えてワイヤ
Wを巻回し一端を導電性メッキ13に接合したカセット
式ワイヤスプール1を多数用意しておき、スプール回転
用モータ軸5にスプライン軸部2を嵌合固定したワイヤ
スプール回転用モータ4を使用し、前記ワイヤスプール
1のスプライン部12をスプール回転用モータ軸5のス
プライン軸部2に嵌挿定着し、ワイヤスプール1の導電
性メッキ12を通電バー9に接触導電させる。そして、
ワイヤWの一端をワイヤ繰り出し量制御装置24を介し
てキャピラリィ18に導き、ボンディングを行う。ま
た、ワイヤWが無くなりワイヤスプール1を交換する場
合は、ワイヤスプール1のスプライン部12をスプライ
ン軸部2から取り外し、新しいものを取り付ければよ
い。
イヤボンディングするに際しては、例えば、図5に示す
従来例のモータおよびワイヤスプール1に代えてワイヤ
Wを巻回し一端を導電性メッキ13に接合したカセット
式ワイヤスプール1を多数用意しておき、スプール回転
用モータ軸5にスプライン軸部2を嵌合固定したワイヤ
スプール回転用モータ4を使用し、前記ワイヤスプール
1のスプライン部12をスプール回転用モータ軸5のス
プライン軸部2に嵌挿定着し、ワイヤスプール1の導電
性メッキ12を通電バー9に接触導電させる。そして、
ワイヤWの一端をワイヤ繰り出し量制御装置24を介し
てキャピラリィ18に導き、ボンディングを行う。ま
た、ワイヤWが無くなりワイヤスプール1を交換する場
合は、ワイヤスプール1のスプライン部12をスプライ
ン軸部2から取り外し、新しいものを取り付ければよ
い。
【0008】スプール用カバー体6は、図1乃至図3に
示すように透明プラスチック製の円筒体で構成され、該
円筒体の内周面に導電性メッキ(導電薄膜)61を被着
し、該導電性メッキ61は引出線を介して外部の通電検
知回路(図示せず)に接続されている。前記通電検知回
路によってワイヤスプール回転用モータ4はON,OF
F制御される。また、前記スプール用カバー体6の一部
には、開口部を形成し、該開口部にはワイヤ摩擦装置1
0が設けられている。該ワイヤ摩擦装置10はフェルト
13を対向して備え、一方のフェルト13はスプール用
カバー体6に固定され、他方のフェルト13は圧縮スプ
リング12を介して摩擦力調整用ねじ11の先端に遊嵌
され、該摩擦力調整用ねじ11はスプール用カバー体6
に螺合されている。そして、図4はワイヤスプール1を
スプール用カバー体6で被蓋したワイヤ供給装置の概略
説明図で、モータ取付板に取り付けられたスプール回転
用モータ4のモータ軸5の周囲にモータ取付板を介して
スプール用カバー体6を取付足7によって固定し、カセ
ット式ワイヤスプール1を前記スプール用カバー体6内
に挿入しつつスプール回転用モータ軸5に嵌挿定着し、
ワイヤWの一端をワイヤ摩擦装置10内に通して摩擦力
を調整してから、ワイヤガイド14、エア吹き付け装置
21、ワイヤガイド15、クランプ16,17を介して
キャピラリィ18に導く。これにより、ワイヤWが順調
に繰り出されているときはワイヤWにたるみが生じない
ので、スプール回転用モータ4はオンの状態でワイヤW
は一定量繰り出されているが、ボンディングヘッドのワ
イヤ使用量よりモータによるワイヤ繰り出し量が多くな
ったときは、ワイヤWはワイヤ摩擦装置10によりスプ
ール用カバー体6内でたわみ、前記導電性メッキ61に
接触し、導電検知回路が検知出力を出力するためスプー
ル回転用モータ4はオフとなってワイヤWの繰り出しは
停止する。従って、従来のようにボンディングヘッド2
0と繰り出し装置との間にワイヤ摩擦装置、ワイヤ検知
装置等を設ける必要が無く、ワイヤ供給装置の小型化、
簡素化を図ることができる。また、装置10がスプール
用カバー体6に設けてあるのでボンディング中にワイヤ
Wがワイヤ摩擦装置10とクランプ16,17との間で
切断してもワイヤスプール1の巻回ワイヤWがゆるむこ
とがないものである。
示すように透明プラスチック製の円筒体で構成され、該
円筒体の内周面に導電性メッキ(導電薄膜)61を被着
し、該導電性メッキ61は引出線を介して外部の通電検
知回路(図示せず)に接続されている。前記通電検知回
路によってワイヤスプール回転用モータ4はON,OF
F制御される。また、前記スプール用カバー体6の一部
には、開口部を形成し、該開口部にはワイヤ摩擦装置1
0が設けられている。該ワイヤ摩擦装置10はフェルト
13を対向して備え、一方のフェルト13はスプール用
カバー体6に固定され、他方のフェルト13は圧縮スプ
リング12を介して摩擦力調整用ねじ11の先端に遊嵌
され、該摩擦力調整用ねじ11はスプール用カバー体6
に螺合されている。そして、図4はワイヤスプール1を
スプール用カバー体6で被蓋したワイヤ供給装置の概略
説明図で、モータ取付板に取り付けられたスプール回転
用モータ4のモータ軸5の周囲にモータ取付板を介して
スプール用カバー体6を取付足7によって固定し、カセ
ット式ワイヤスプール1を前記スプール用カバー体6内
に挿入しつつスプール回転用モータ軸5に嵌挿定着し、
ワイヤWの一端をワイヤ摩擦装置10内に通して摩擦力
を調整してから、ワイヤガイド14、エア吹き付け装置
21、ワイヤガイド15、クランプ16,17を介して
キャピラリィ18に導く。これにより、ワイヤWが順調
に繰り出されているときはワイヤWにたるみが生じない
ので、スプール回転用モータ4はオンの状態でワイヤW
は一定量繰り出されているが、ボンディングヘッドのワ
イヤ使用量よりモータによるワイヤ繰り出し量が多くな
ったときは、ワイヤWはワイヤ摩擦装置10によりスプ
ール用カバー体6内でたわみ、前記導電性メッキ61に
接触し、導電検知回路が検知出力を出力するためスプー
ル回転用モータ4はオフとなってワイヤWの繰り出しは
停止する。従って、従来のようにボンディングヘッド2
0と繰り出し装置との間にワイヤ摩擦装置、ワイヤ検知
装置等を設ける必要が無く、ワイヤ供給装置の小型化、
簡素化を図ることができる。また、装置10がスプール
用カバー体6に設けてあるのでボンディング中にワイヤ
Wがワイヤ摩擦装置10とクランプ16,17との間で
切断してもワイヤスプール1の巻回ワイヤWがゆるむこ
とがないものである。
【0009】
【発明の効果】本発明は、スプール回転用モータ軸のス
プライン軸部に一端に導電部を備えたワイヤスプールの
スプライン部を嵌挿着脱自在とし、スプールを着挿した
とき導電部が通電バーに接触導電可能とするとともに、
ワイヤスプールを被蓋するカバー体の内面に導電薄膜を
形成し、かつ、カバー体にワイヤ摩擦装置を設けるとと
もに、通電バーと導電薄膜との間の通電を検出する通電
検知回路を設けたため、ワイヤの繰り出し時においてワ
イヤにたるみが生じてワイヤが導電薄膜と接触すると、
通電バーと導電薄膜との間に電流が流れて導電検知回路
が検知信号を出力するため、この導電検知回路の検知出
力に基づきワイヤの繰り出し制御を行うことができ、ワ
イヤ供給装置の大型化、複雑化を招くことなくワイヤの
絡み付き等を防止できる。
プライン軸部に一端に導電部を備えたワイヤスプールの
スプライン部を嵌挿着脱自在とし、スプールを着挿した
とき導電部が通電バーに接触導電可能とするとともに、
ワイヤスプールを被蓋するカバー体の内面に導電薄膜を
形成し、かつ、カバー体にワイヤ摩擦装置を設けるとと
もに、通電バーと導電薄膜との間の通電を検出する通電
検知回路を設けたため、ワイヤの繰り出し時においてワ
イヤにたるみが生じてワイヤが導電薄膜と接触すると、
通電バーと導電薄膜との間に電流が流れて導電検知回路
が検知信号を出力するため、この導電検知回路の検知出
力に基づきワイヤの繰り出し制御を行うことができ、ワ
イヤ供給装置の大型化、複雑化を招くことなくワイヤの
絡み付き等を防止できる。
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図
【図2】本発明の実施例を示す平面図
【図3】図2のI−I線の断面図
【図4】ワイヤ供給装置の概略説明図
【図5】従来例を示す概略説明図
1 ワイヤスプール 2 スプライン軸部 3 板バネ 4 ワイヤスプール回転用モータ 5 スプール回転用モータ軸 6 スプール用カバー体 61 導電薄膜 7 取付足 8 モータ取付板 9 通電レバー 10 ワイヤ摩擦装置 11 摩擦力調整用ねじ 12 圧縮スプリング 13 フェルト 14 ワイヤガイド 15 ワイヤガイド 16 クランプ 17 クランプ 18 キャピラリィ 19 ボンディングアーム 20 ボンディングヘッド 21 エア吹き付け装置 22 モータ回転センサ 23 モータ停止センサ 24 ワイヤ繰り出し制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 ワイヤが巻回保持されたワイヤスプール
をスプール回転用モータ軸のスプライン軸部に嵌挿着脱
自在に設け、前記ワイヤスプールのスプライン部の一方
端側外周部に前記ワイヤと電気的に導通した導電部と、
前記ワイヤスプールが前記スプライン軸部に着挿した時
に前記導電部と導電接触する通電バーを設け、前記ワイ
ヤスプールを被蓋するカバー体を設け、該カバー体の一
部には前記ワイヤスプールから繰り出されるワイヤが摩
擦接触するワイヤ摩擦装置を備えるとともに、カバー体
の内周面に導電薄膜を形成し、該導電薄膜と前記通電バ
ーとの間の通電を検知する通電検知回路を備えることを
特徴とするワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ
供給装置。 - 【請求項2】 前記通電検知回路の検知出力に基づき前
記スプール回転用モータを制御し、前記通電検知回路が
通電を検知した時は前記スプール回転用モータを停止さ
せる請求項1に記載のワイヤボンディング装置のカセッ
ト式ワイヤ供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188262A JP2670526B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3188262A JP2670526B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0513494A JPH0513494A (ja) | 1993-01-22 |
JP2670526B2 true JP2670526B2 (ja) | 1997-10-29 |
Family
ID=16220600
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3188262A Expired - Fee Related JP2670526B2 (ja) | 1991-07-03 | 1991-07-03 | ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2670526B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6142838U (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-19 | 三菱マテリアル株式会社 | 半導体装置用ボンデイングワイヤ−スプール |
JPS61168067U (ja) * | 1985-04-08 | 1986-10-18 |
-
1991
- 1991-07-03 JP JP3188262A patent/JP2670526B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0513494A (ja) | 1993-01-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0203597B1 (en) | Bonding head | |
CA2049755A1 (en) | Low tension wire transfer system | |
EP2192070B1 (en) | Wire bobbin holder of bobbin cassette in wire laying device | |
JP2670526B2 (ja) | ワイヤボンディング装置のカセット式ワイヤ供給装置 | |
JP2694226B2 (ja) | ワイヤボンディング装置のワイヤ供給装置 | |
JPH11186787A (ja) | 電子部品供給機用テープリール支持装置およびその方法 | |
KR100545989B1 (ko) | 본딩 와이어용 스풀 및 상기 와이어의 접지 방법 | |
JP2000036513A (ja) | 半導体用ボンディングワイヤが巻かれたスプール及びそのスプール並びに半導体用ボンディングワイヤの供給方法 | |
GB2104555A (en) | Wire tension apparatus | |
JPH0462988B2 (ja) | ||
JPS5982269A (ja) | ワイヤ供給装置 | |
JP2728380B2 (ja) | 給線装置 | |
JP3446157B2 (ja) | アンテナ装置 | |
JP2948759B2 (ja) | テンション装置 | |
TW421902B (en) | Systems, methods and apparatus for winding conductive wires for a stator of an electric motor | |
JPH0212023B2 (ja) | ||
JP2000292112A (ja) | 検出装置 | |
KR100273346B1 (ko) | 자기기록재생기의 텐션 제어장치 및 회전식 액튜에이터 | |
JPS58188127U (ja) | ワイヤカツト放電加工機における電極ワイヤ自動送り機構 | |
JPH0248970Y2 (ja) | ||
JPH0376133A (ja) | ワイヤボンディング装置におけるワイヤスプール保持装置 | |
JPH01172182A (ja) | ボンディング用金属線巻回体 | |
KR100266566B1 (ko) | 브이씨알의 텐션 제어장치 | |
JP2002011577A (ja) | 溶接機の溶接用ワイヤ送給装置 | |
JPH05242743A (ja) | 電線案内給送装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |