JP2670241B2 - 遠心成形セグメントの型枠 - Google Patents

遠心成形セグメントの型枠

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JP2670241B2
JP2670241B2 JP6286807A JP28680794A JP2670241B2 JP 2670241 B2 JP2670241 B2 JP 2670241B2 JP 6286807 A JP6286807 A JP 6286807A JP 28680794 A JP28680794 A JP 28680794A JP 2670241 B2 JP2670241 B2 JP 2670241B2
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光俊 林
満夫 石谷
勝 上田
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Nippon High Strength Concrete Co Ltd
Toda Kogyo Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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Nippon High Strength Concrete Co Ltd
Toda Kogyo Corp
Tokyo Gas Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B28WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
    • B28BSHAPING CLAY OR OTHER CERAMIC COMPOSITIONS; SHAPING SLAG; SHAPING MIXTURES CONTAINING CEMENTITIOUS MATERIAL, e.g. PLASTER
    • B28B7/00Moulds; Cores; Mandrels
    • B28B7/02Moulds with adjustable parts specially for modifying at will the dimensions or form of the moulded article

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Moulds, Cores, Or Mandrels (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シールド工法や推進工
法に用いられる遠心成形セグメントの型枠に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人らは、シールド工法や推進工法
に用いられるコンクリート製の円弧板状のセグメントを
遠心成形により製造する技術を開発し、これを開示して
いる。例えば、特願平5−303930号公報がある。
この技術は1円周のコンクリートライナを複数個のセグ
メントに分割し、各分割された円弧板状のセグメントを
製作する個別型枠を用い、この個別型枠内にあらかじめ
コンクリートを充填して振動締め固めを行い、ついでこ
の円弧板状セグメントの個別型枠を遠心成形ドラム内に
数個取付け、20〜30G(Gは重力の加速度)の遠心
力を加えてコンクリートを緻密化し、養生を行って製造
するものである。
【0003】このような工程の遠心成形によって製造さ
れたセグメントは、寸法精度が極めて高く、コンクリ−
トが緻密で強度が大きく、水密性に富む等の優れた特性
を有している。ところで、セグメントによって形成する
トンネル、管路等は場合によって中心線が湾曲した形状
に形成する必要がある。このような場合に、上述の遠心
成形の型枠として、複数の曲率に応じた多数のコンクリ
ート型枠をそれぞれ別個に製作し準備することは莫大な
数の型枠を取り揃えておく必要があり、型枠製作費が高
騰することはもとより、その保管、維持管理も極めて大
きな困難性を伴なうこととなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のこのよ
うな問題点を解消し、標準型枠の一部分を取り替え可能
に形成することによって多数の曲率の異なるセグメント
の製造に活用することができる型枠を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために開発されたもので、円弧板状の遠心成形セ
グメントの個別型枠の弧状端面のコンクリート底面に厚
さの異なる調整ライナを装脱自在に挿入すると共に、調
整ライナの厚さ寸法に応じて、型枠寸法調整部材を妻板
と側板との結合部に備えたことを特徴とする遠心成形セ
グメントの型枠である。前記調整ライナは標準厚さ寸法
のライナ及び管路の曲率に応じた傾斜厚さ寸法のライナ
とすると好適である。型枠寸法調整部材は、型枠の弧状
端面のコンクリート底面に調整ライナを挿入したために
生ずる妻板と側板との結合部の寸法を調整する部材であ
る。
【0006】
【作用】本発明の遠心成形セグメントの型枠は、セグメ
ントの型枠の弧状端面のコンクリート底面に厚さの異な
る調整ライナを装脱自在に挿入したから、これを取り替
えることによって、種々の曲率半径に応じたセグメント
を同一の型枠で製造することができる。
【0007】また、調整ライナの寸法に応じた型枠寸法
法整部材を妻板と側板との接合部に備えたから、ペース
ト洩れ等を生ずることなく、品質の優れたセグメントを
製造することができる。前記調整ライナは標準厚さ寸法
のライナ、例えば厚さが一定のライナを両弧状端面に設
置しておき、管路の曲率に応じた傾斜厚さ寸法の異なる
ライナをこの標準寸法以内の寸法としておくとよい。
【0008】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例について
詳細に説明する。図4は本発明の適用されるセグメント
を円形に配置したトンネルライナ1の正面図である。ト
ンネルや管路は、例えば1円周を複数のセグメント2
a、2b、2c、2d、2e、2fに分割されてシール
ドトンネル内に搬入され、掘削進行と共に組み立てられ
てゆく。これらのセグメントの外面展開図を図5に示し
た。A列のセグメントに対して、次のB列のセグメント
はキーセグメント2fの位置が中心角で36度傾けて千
鳥に連結される。B列の次はA列の配列に戻る。このセ
グメントの互いに接する端面には、複雑な凹溝突条構造
が設けられている。通常のセグメントは、軸方向の寸法
は一定である。しかし、曲線トンネルを施工する時に
は、例えば図3に示すように、1円周のセグメントは、
軸方向に左右の長さが異なる寸法に製作しなければなら
ない。例えば、セグメントの片側の軸方向長さLに対し
て、縮小された寸法L’としなければならない。このト
ンネルライナ1の直径方向の寸法LとL’の差は、(L
−L’)=2mとして、トンネルライナ1の両側の面の
勾配寸法に振り分けて設けられる。
【0009】図1は本発明の遠心成形セグメントの個別
の1個の型枠10を示した。この型枠10は底板11、
円弧状の側板12、13、妻板14、15から構成さ
れ、図示省略した蓋を備えている。図2は側面図で、側
板13の面である。側板13は、上半分は型枠であり、
下半分はフレームである。従って、底板11の上面は、
丁度側板13の上下の中央にある。した半分のフレーム
には図示省略しているが、遠心成形ドラムに取付けるた
めのガイドや取付け具、吊具、脱型装置等が装着されて
いる。側板12、13と底板11は嵌め込みになってお
り、側板12、13と妻板14、15はボルト結合とな
っている。また、セグメント結合用のインサート、イン
サートボルト挿入用凹部等が取付けられている。
【0010】図1にハッチングを施して示したものは、
調整ライナ21、22である。このハッチングは断面を
示すものではなく、部材が異なることを表示したもので
ある。調整ライナ21の例を図8に示した。図8(a)
は平面図、図8(b)は側面図である。図8(a)に示
すライナ21の厚さ寸法23、24は、前記(L−
L’)の寸法から割り出して各セグメントごとに決定さ
れる。
【0011】図6、図7はこのライナ21の取付け断面
を示すもので、それぞれ図8(b)のE9−E矢視断面
図、F−F矢視断面図を示している。ライナ21は、型
枠底板11と上面が合致し、底板11と側板12との間
に挟まれてピン25で位置決めされ、ボルトナット26
で緊結されている。図9は妻板15と側板12、13と
の結合部を示すものである。ライナ21、22の厚さに
対応して、調整金物31、32を介装してボルトナット
33、34により結合する。この調整金物31、32を
ライナ21、22の寸法及び端面角度に一致するように
準備することによって、ペースト漏れ等を生じないよう
に密着させることができる。
【0012】図10は妻板14と側板12、13との結
合部を示すものである。ライナ21、22の厚さに対応
して、調整金物41、42を調整してこれにボルトナッ
ト43、44により結合する。この調整金物41、42
は、図10(c)に示すように、長円突起45を妻板1
4の孔に貫入し、ボルトナット43、44の孔をライナ
21、22の厚さに応じて偏心させることにより、型枠
の側板12、13と妻板14との関係を調整する。これ
によって、ペースト漏れ等を生じないように型枠、ライ
ナを密着させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、円弧板状のセグメント
を遠心成形する場合に、わずかに寸法の異なるセグメン
トを調整ライナを取り替えることによって、製造するこ
とができ、複数種類のカーブに用いるセグメントを多数
の型枠を準備することなく提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の遠心成形セグメントの型枠を示す平面
図である。
【図2】図1の側面図である。
【図3】曲線用のトンネルライナの説明図である。
【図4】セグメントの組み立て正面図である。
【図5】セグメントの組み立て外面展開図である。
【図6】調整ライナの取付けを示す断面図である。
【図7】調整ライナの取付けを示す断面図である。
【図8】調整ライナの(a)平面図、(b)側面図であ
る。
【図9】妻板と側板の取付けを取付けを示す説明図であ
る。
【図10】妻板と側板の取付けを取付けを示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 トンネルライナ 2a、2b、2c、2d、2e、2f セグメント 10 型枠 11 底板 12、13 側板 14、15 妻板 21、22 調整ライナ 23、24 寸法 25 ピン 26 ボルトナッ
ト 31、32 調整金物 33、34 ボル
トナット 41、42 調整金物 43、44 ボル
トナット 45 長円突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石谷 満夫 札幌市東区北32条東13丁目1番13号 (72)発明者 上田 勝 京都市西京区大原野上里男鹿町13−8

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧板状の遠心成形セグメントの個別型
    枠の弧状端面のコンクリート底面に厚さの異なる調整ラ
    イナを装脱自在に挿入すると共に、調整ライナの厚さ寸
    法に応じて、型枠寸法調整部材を妻板と側板との結合部
    に備えたことを特徴とする遠心成形セグメントの型枠。
  2. 【請求項2】 前記調整ライナは標準厚さ寸法のライナ
    及び管路の曲率に応じた傾斜厚さ寸法のライナであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の遠心成形セグメントの型
    枠。
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JP5401362B2 (ja) * 2010-02-26 2014-01-29 フジミ工研株式会社 コンクリートセグメントの遠心成型用型枠
JP5573247B2 (ja) * 2010-03-08 2014-08-20 株式会社大林組 コンクリートセグメント製造用型枠におけるコンクリート製底枠の製作用鋼製型枠、およびその製作用鋼製型枠を用いたコンクリート製底枠の製作方法、並びにその製作方法によって製作されたコンクリート製底枠

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