JP2670067B2 - マルチメディアメールシステム - Google Patents

マルチメディアメールシステム

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JP2670067B2
JP2670067B2 JP63034357A JP3435788A JP2670067B2 JP 2670067 B2 JP2670067 B2 JP 2670067B2 JP 63034357 A JP63034357 A JP 63034357A JP 3435788 A JP3435788 A JP 3435788A JP 2670067 B2 JP2670067 B2 JP 2670067B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [概要] 複数個の異なる情報を同期させてメールサービスを行
うマルチメディアメールシステムに関し、 メール編集時の処理の高速化を図ることを目的とし、 回線からのデータを入力して、蓄積データのバッファ
リングを行うと共に回線側へのデータの送出を行う回線
バッファと、該回線バッファからのデータのセグメント
化を行うと共にデータを交互に書き込み又は読み出すた
めの2面バッファと、各セグメントの先頭に時刻データ
としてのタイムラベルの付与を行うタイマと、全体の動
作制御を行う制御回路とを具備する複数個の回線インタ
フェース部と、入力データを格納する記憶装置と、これ
ら回線インタフェース部及び記憶装置と接続され、メー
ルボックスの管理,入力データの記憶装置への書込み
と、記憶装置からのデータの読出しを行うと共に、デー
タ再生時に回線インタフェース部内の制御回路に記録・
再生の状況に同期した端末制御を行わせるための制御情
報(コントロールラベル)を付与するメール管理部とに
より構成される。
[産業上の利用分野] 本発明は、複数個の異なる情報を同期させてメールサ
ービスを行うマルチメディアメールシステムに関する 通信技術の発達により、従来の音声のみならず、描
画,テキスト,イメージ等のメディア(マルチメディ
ア)を同時に通信するマルチメディア通信が可能になっ
た。これに伴い、このマルチメディアによるメールサー
ビスの要求がビジネスユースを中心に高まってきてい
る。従って、マルチメディアメールサービスを如何に効
率よくかつ高速に行うかが重要となってくる。
[従来の技術] マルチメディアメールシステムは音声の他に、イメー
ジ,テキスト,描画等の各種メディア情報を記憶装置に
一旦格納した後、必要に応じてこれら情報を読出して
(再生して)、宛先端末に送信したり、或いは各メディ
ア間の連帯や広域ネットワークへの対応等を一括処理す
るようにしたものである。
従来の電話通信のような同期通信では、相手の都合に
関係なく発信者の都合により相手(着信者)を拘束して
通信しなければならず、相手が不在か又は通話中の場合
には、発信者は情報を伝達することができなかった。メ
ールサービスは、このような問題点を解決するために考
えられたものであって、着信者が不在,通話中の通話不
能,或いは都合が悪い時等に、発信者側は情報を一端記
憶装置に記憶させておくことで情報を伝達することがで
き、また着信者側は必要に応じて記憶装置から発信者か
らの情報を読み出すことで情報を受信することができる
サービスである。
このようなサービスとしては、従来から音声だけによ
るボイスメール,テキストだけによるテキストメールが
あった。マルチメディアメールサービスは、このメール
サービスをマルチメディア化したものであり、音声,描
画,テキスト,イメージ等の複数のメディアを同時に同
期させて記録,再生,編集するサービスである。このよ
うなマルチメディアメールシステムを用いたサービス
(マルチメディアメールサービス)を利用すると、例え
ば絵を描きながらその内容について口頭で説明したもの
を同時に宛先に送信するようなことが可能となる。マル
チメディアメールサービスでは、手紙と同様にして宛先
が記され、大容量の記憶装置(例えばハードディスク)
に蓄積され、必要な時には挿入,削除等の編集を行い、
受信者はそれを任意に読み出すことができるようになっ
ている。
従来のマルチメディアメールの同期蓄積制御方式は、
記録時に単にメディア間の同期性を保障するために、各
メディアに記録時の時刻情報を付与しておき、再生時に
複数のメディア間の同期をとるようになっている。即
ち、記録時に各メディアをセグメント(区画)化し、各
セグメントにその記録された時刻(相対時刻)を付与
し、再生時にはその時刻を基に再生し、複数のメディア
間の同期を確立するようになっている。
[発明が解決しようとする課題] 従来の方式では、以下に示すような問題点がある。
編集によるデータの削除又は挿入時には、蓄積データ
そのものを変更する必要があり、このため記憶装置上の
蓄積データをその都度読出し、各セグメントの時刻情報
を変更し、再び記憶装置に書込まなければならない。こ
の場合において、記憶装置(例えばハードディスク)へ
のアクセスに要する速度は遅いため、編集処理速度が大
幅に低下してしまう。
記録・再生は、回線速度に依存しており、これと同期
した端末制御と記憶装置へのアクセス制御を行うには、
メールシステム本体が記録・再生の制御と並行してこれ
らの制御を全て行わなければならない。従って、メール
システム本体の負荷が極めて重くなってしまい、高速処
理が不可能となってしまう。
第1の問題点を解決するために、出願人は既にメール
の蓄積方式に関する発明を提案している(特願昭87−40
21号,特願昭87−4140号,特願昭87−4141号)。第10図
は、既出願に係る管理データと蓄積データの分離による
メール蓄積方式の原理説明図である。同図(イ)は管理
データと蓄積データとの関係を示す図、(ロ)は途中で
セグメントの削除例を示す図である。この方式は、複数
のセグメントを1つの固定長のブロックとして管理し、
更に蓄積データと管理データを分離している。
第10図(イ)において、1が管理データ、2が蓄積デ
ータである。管理データ1は、蓄積データ2の状態をブ
ロック単位で管理している。管理データ1は、時刻情報
(タイムラベル…TLで表す),アドレス,オフセット及
びサイズとで構成されている。時刻情報は、当該ブロッ
クの開始時刻を、アドレスを当該ブロックが格納される
先頭アドレスを、オフセットは当該ブロック内の有効デ
ータの開始アドレスを、サイズは当該ブロックの大きさ
をそれぞれ示している。図に示す例では、オフセットが
無く、それぞれのブロックの開始アドレスから有効デー
タが始まっており、各ブロック#1〜#3は全て大きさ
がsと等しいことを示している。T1,Tm,Tnはそれぞれの
ブロックの開始時刻を示している。
この方式では、編集時には管理データ1のみを更新
し、蓄積データ2の更新は行わない。例えば、ブロック
中の途中のセグメントを削除する場合には、第10図
(ロ)に示すように元の1つのブロックを管理データ上
は2つのブロックに分割し、そのブロックのオフセット
値と先頭時刻,並びにサイズを変更する。同図の例で
は、ブロック#2の時刻Tm+i〜Tm+j−1までのセグ
メントを削除する場合を示す。この場合には、先ずブロ
ックを時刻TmとTm+iの2つのブロックに分割する。こ
の場合、それぞれの開始アドレスはA2と等しくなってい
るが、後者の方がオフセットB1が付加されているので、
後者は実際の有効データはアドレスB1のデータからとな
る。
分割されたそれぞれのブロックのサイズはs1,s2とな
って、有効データの大きさが示される。セグメントデー
タの削除は、蓄積データ2内では行われず、単に無効デ
ータとして扱われるだけである。つまり、削除されたセ
グメントは蓄積データ2内にはそのまま無効セグメント
として残される。これにより、蓄積データ2そのものに
はアクセスせずに管理データ1のみにアクセスするの
で、記憶装置のアクセス回数が減り、編集時の高速化が
達成される。
しかしながら、第2の問題点は以前としての元のまま
であり、メールシステム本体の負担は減少していない。
本発明はこのような問題点を解決するためになされた
ものであって、メール編集時の処理の高速化を図ること
ができるマルチメディアメールシステムを提供すること
を目的としている。
[課題を解決するための手段] 第1図は、本発明の原理ブロック図である。図におい
て、11は回線からのデータを入力して、回線速度とディ
スクアクセス速度の差の吸収のための蓄積データのバッ
ファリング,セグメント化及び各セグメントへのタイム
ラベルの付与を行う複数個の回線インタフェース部、12
は入力データを格納する記憶装置、13はこれら回転イン
タフェース部11及び記憶装置12と接続され、メールボッ
クスの管理,入力データの記憶装置12への書込みと、記
憶装置12からのデータの読出しを行うと共に、記憶装置
12にデータを書込む時に回線インタフェース部11に記録
・再生の状況に同期した端末制御を行わせるための制御
情報(コントロールラベル)を付与するメール管理部で
ある。回線インタフェース部11は、実時間処理を行わな
ければならないため、メール管理部13とは独立した構成
とし、独立に動作するようにしている。
[作用] 回線インタフェース部11は、各回線から送られてくる
データをバッファリングし、バッファリングしたデータ
をセグメント化する。そして、セグメント化したデータ
にタイムラベル(時刻情報)を付与し、メール管理部13
に送る。メール管理部13は、回線インタフェース部11か
ら送られてくるデータをセグメント単位で記憶装置(例
えばハードディスク装置)12に書き込む。再生時には、
メール管理部13は記憶装置12に蓄積されているデータを
読出して回線インタフェース部11に記録・再生の状況に
同期した端末制御を行わせるための制御情報(コントロ
ールラベル)を付与する。これにより、受信端末側で複
数のメディア毎に同期のとれた情報の再生が可能とな
る。例えば、前述の例で絵を描きながらその内容につい
て口頭で説明したものを同時に宛先に送信するというよ
うにことが可能となる。しかも、本発明によれば、実時
間処理が要求される部分(蓄積データのバッファリン
グ,セグメント化,同期情報の付与及びブロック化)を
行う部分をメール管理部13から独立させているため、記
録,再生,編集を効率よく実行でき、高速処理が可能と
なる。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第2図は、本発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。第1図と同一のものは、同一の符号を付して示
す。本実施例では、記憶装置12としてハードディスクを
用いている。図では、信号インタフェース11としては回
線1からのもののみ詳細に示しているが、他の回線イン
タフェースについてもその構成は全く同様である。図に
おいて、回線インタフェース11は、情報信号分離回路11
a,回線バッファ11b,タイマ11c,制御回路11d,信号インタ
フェース11e,2面バッファ11f,第1の切換器11g及び第2
の切換器11hより構成されている。
情報信号分離回路11aは回線1から送られてくるデー
タから情報信号とその他の信号を分離し、回線バッファ
11bは回線1との速度調整を行うためにデータを一旦格
納し、タイマ11cは読込んだデータに時刻情報を付与す
るための時刻情報を出力する。該タイマ11cは記録・再
生開始と共に0にリセットされ(初期値化され)、その
後カウントアップされ、タイムラベルの値を示すように
なっている。制御回路11dはタイマ11cからの時刻情報の
読出し,2面バッファ11fの残量のチェックとアクセス面
の切換え及びメール管理部13との制御データの受け渡し
を行う。
2面バッファ11fは、データ入力時に回線バッファ11b
からのデータのセグメント化とブロック化を行い、メー
ル管理部13へのデータの受け渡しを行う。この2面バッ
ファ11fは、回線インタフェース部11とメール管理部13
とが当該バッファにアクセス競合することをなくすため
に、#1バッファと#2バッファの2面構成とし、回線
インタフェース部11とメール管理部13とが排他的にアク
セスするようになっている。該2面バッファ11fのサイ
ズとしては、メール管理部13が蓄積データをブロック単
位で管理するので、1つのブロック或いはその整数倍に
相当する容量とする。そして、#1バッファと#2バッ
ファとの切換えは、制御回路11dが当該バッファ11fの容
量をチェックして行うようになっている。このように構
成されたシステムの動作を説明すれば、以下のとおりで
ある。
先ず、図に示すシステムへのデータの入力動作につい
て説明する。第3図は、システムへのデータの入力動作
を示すフローチャートである。回線1から入ってきたデ
ータは、情報信号分離回路11aで情報信号とその他の信
号が分離され、情報信号は続く回線バッファ11bに順次
格納される。その他の信号は、信号インタフェース11e
を介してメール管理部13に入る。この後、制御回路11d
はタイマ11cを0に初期化する(ステップ1)。次に、
制御回路11dは回線バッファ11bに格納されているデータ
を読出し、セグメント化しその先頭にタイマ11cから送
られてくる時刻データをタイムラベルTLとして付与する
(ステップ2)。そして、制御回路11dは2面バッファ1
1fの残量を調べ、当該セグメントを2面バッファ11fに
移すことにより、2面バッファ11fの残量がなくなると
きは、このセグメントを当該バッファ最終セグメントと
して、セグメントのタイムラベルTLの次に設けられたコ
ントロールラベルCL(詳細は後述)に終わりを示すEND
を、それ以外なら通常を示すNORMALを書く(ステップ
3)。
以上のシーケンスが終了したら、回線バッファ11bか
ら2面バッファ11fに1セグメント分のデータを移す
(ステップ4)。具体的には、制御回路11dの指示によ
りセレクタされたルートを通って#1バッファ又は#2
バッファの何れか一方にセグメントデータが移される。
次に、制御回路11dは移したセグメントデータが最終セ
グメントであるかどうか判断し(ステップ5)、そうで
ある場合には2面バッファ11fを他の面のバッファに切
換えた後、ステップ2に戻る。そうでない場合には、2
面バッファはそのままで、ステップ2に戻る。
このようにして、2面バッファ11fの内の何れかが一
杯になったら、制御回路11dは切換器11hを介して当該バ
ッファのデータをブロック単位でメール管理部13に送
り、該メール管理部13はそのデータをハードディスク12
に蓄積していく。この間に、他の2面バッファ11fには
新たなセグメントデータが書込まれいく。
第4図は、セグメントの構成例を示す図である。各セ
グメントは、タイムラベルTL,コントロールラベルCL及
び蓄積データより構成されており、これらセグメントが
所定量集ってブロックを形成している。タイムラベルに
は前述したように、データ再生時に複数のメディア間の
同期をとるための時刻情報が書込まれ、コントロールラ
ベルには、データ再生時に回線インタフェース部11に記
録・再生の状況に同期した端末制御を行わせるための制
御情報が書込まれる。
次にハードディスク12に蓄積されていたデータを読出
して再生する場合の動作について、第5図のフローチャ
トを参照しながら説明する。この場合にも先ず、制御回
路11dがタイマ11cを0に初期値化する(ステップ1)。
再生時の各メディア間の同期をとるためである。次に、
メール管理部13はハードディスク12からブロック単位で
データを読出し(ステップ2)、各セグメントのコント
ロールラベルで必要なものは変更する(ステップ3)。
即ち、記録時にNORMALとENDは書かれているが、この2
つ以外の値が必要ならば、そのコントロールラベルは変
更する。ここで、コントロールラベルCLについて説明す
る。
例えば、蓄積方式においては以下に示すような問題が
ある。
編集により削除されたデータは、ブロック内でそのま
ま無効セグメントとして残る。このため、再生時におけ
る無効セグメントのスキップ制御を行う必要があること 2面バッファの切換制御の問題 記録・再生の状況に同期した端末制御を行う必要があ
ること これらの制御は、回線インタフェース部11がメール管
理部13と独立に動作しており、記録・再生の速度は回線
インタフェース部11が管理しているので、メール管理部
13が独自に実時間で直接に制御することができない。こ
れらの制御を回線インタフェースが自ら行えるようにす
るため、メール管理部13は蓄積データ中の各セグメント
にタイムラベルTL以外に制御情報(コントロールラベ
ル:CL)を付加することとしたものである。
第6図は、コントロールラベルCLの例を示す図であ
る。図ではNORMAL,END,STOP,SKIP,TIMINGを示している
が、これだけに限るものではなく、その他の種類のCLを
用いることができる。“NORMAL"は通常処理を表してお
り、セグメントをタイムラベルTLに従って再生すること
を示し、“END"は1つのバッファに格納されているセグ
メントの最終セグメントであることを示しており、セグ
メントをTLに従って再生した後に2面バッファをそれま
でのものから他方のものに切換えることを示している。
“STOP"は、再生時の最終セグメントであることを表
しており、セグメントをTLに従って再生した後に、再生
動作を停止することを示し、このCLは最終再生セグメン
トに付与される。
“SKIP"は削除による無効となったセグメントを表
し、次のセグメントにスキップすることを示す。“TIMI
NG"は端末等に再生の経過情報を送り出すために用いるC
Lであり、セグメントをTLに従って再生すると同時に、
端末に信号を送る。この信号は、端末側でインジケータ
に端末の再生状況を表示させるためのタイミング生成に
用いられる。
このようにして、各セグメントにCLを付加した後、メ
ール管理部13はこのデータを2面バッファ11fの一方に
配置し、再生開始を制御回路11dに通知する。これによ
り、制御回路11dは2面バッファ11fの一方をセレクトし
て、当該バッファからのデータを読出し再生動作を行う
(詳細後述)。その間、メール管理部13はCLを付加した
セグメントデータを別の2面バッファにブロック単位で
読出し書込む。
次に、前述した制御回路11dの再生動作について説明
する。制御回路11dは、2面バッファ11fから読出しセグ
メントデータのうちのCLの値により分岐を行わせる(第
5図のステップ4)。読出したCLが“STOP"であった場
合、最終の再生データであるので、当該セグメントをTL
に従って再生した後(ステップ5)、再生動作を停止す
る(ステップ6)。ステップ5の再生動作は、データか
らTLを読出し、タイマ11cからの時刻データと比較し、T
L≦タイマであればそのデータを回線バッファ11bに送る
ことである。
次にCLの値が“NORMAL"であった場合、通常動作であ
るのでTL≦タイマであれば再生し(ステップ7)、次の
セグメントに行く(ステップ8)。CLの値が“TIMING"
であった場合には、TL≦タイマならば送信先端末のイン
ジケータ処理を行わせる必要から先ず送信先端末に信号
を送り(ステップ9)、その後再生し(ステップ10)、
次のセグメントに行く(ステップ11)。
次にCLの値が“END"ならそのブロックの最終セグメン
トであることを示しているから、TL≦タイマなら再生し
再生後バッファの切換えを行う(ステップ12)。そし
て、制御回路11dは2面バッファ11fが空になったことを
メール管理部13に伝え、バッファを別のバッファに切換
える。これにより、メール管理部13は別の空になった2
面バッファ11fの一方にハードディスク12から読出した
ブロックデータを書き込む。このようにして、2面バッ
ファ11fを制御回路11dとメール管理部13が交互に使用し
ていく。CLの値が“SKIP"ならそのセグメントをスキッ
プする(ステップ13)。以上の再生セグメントでTL>タ
イマならTL≦タイマとなるまで待つ。
このように、本発明によれば回線インタフェース部11
が回線に送るデータの再生動作を行っている間に、メー
ル管理部13の方はハードディスク12へのアクセス,管理
データの生成等を行うことができ、メール管理部13の処
理負荷は軽減される。次にメール管理部13の動作につい
てフローチャートを参照しながら詳細に説明する。第7
図は、メール管理部13のメール記録時の動作を示すフロ
ーチャートである。回線インタフェース部11の制御回路
11dより2面バッファ11fの読込み命令を受理する(ステ
ップ1)と、2面バッファ11f上のデータをブロック単
位でリード(読出)してメール管理部13内の内部バッフ
ァ(図示せず)に置き、それを基に管理データを生成す
る(ステップ2)。管理データの生成が終わったら、そ
のブロックをハードディスク12にライト(書込)する
(ステップ3)。次にバッファ上の全てのブロックのリ
ード(読出)が完了したかどうかをチェックし(ステッ
プ4)、そうである場合にはメール記録が終了したかど
うかをチェックする(ステップ5)。
第8図は、メール管理部13のメール再生時の動作を示
すフローチャートである。この場合には、先ずハードデ
ィスク12からメール管理部13の内部バッファ(図示せ
ず)へブロック単位でメール(セグメントデータ)をリ
ード(読出)する(ステップ1)。そして、管理データ
のオフセット値が0であるかどうかを全てのセグメント
データについてチェックする(ステップ2)。0でない
場合にはオフセットがあることになるので、オフセット
が示す値までのセグメントのCLに“SKIP"を書く(ステ
ップ3)。
その後、オフセットから管理データのサイズの1つ手
前のセグメントのCLで必要なものには“TIMING"を書く
(ステップ4)。オフセットで示されたセグメントから
再生動作を開始させるためである。なお、“TIMING"を
書く場合には、端末に表示させる必要からメール全体の
長さから計算した位置のセグメントに置くようにする必
要がある。次に管理データからブロックのサイズを読取
り、サイズの示すセグメントのCLにブロックの終わりを
示す“END"を書く(ステップ5)。なお、若しメールの
最終セグメントである場合には、CLに“STOP"を書く。
次に、管理データの時刻とオフセットの示すセグメン
トのTLが同じかどうかチェックし(ステップ6)、同じ
でない場合には管理データの時刻に従ってTLを全て書き
換える(ステップ7)。以上の処理が終了したら、内部
バッファに格納されているデータをブロック毎2面バッ
ファ11fに書込む(ステップ8)。その際、CLに“STOP"
を書いてあるかどうかチェックし(ステップ9)、書い
てある場合には動作を終了する。書いてない場合には、
回線インタフェース部11より2面バッファ11fの切り換
え通知を待つ(ステップ10)。
第9図は、本発明の他の実施例を示すシステム構成図
で、ISDN−PBXに適用した例を示している。第2図と同
一のものは、同一の符号を付して示す。マルチメディア
メールシステム20は、複数の回線インタフェース11,メ
ール管理部13及びハードディスク12より構成されてい
る。交換機21とマルチメディアメールシステム20とはIS
DN回線22で接続され、情報の通信を行う。マルチメディ
アメールシステム20の第2図との対応関係については、
Dチャネルインタフェース11Bが信号インタフェース11e
に対応し、蓄積データ管理部11Aがその他の部分(第2
図の11a〜11d,11f〜11h)に対応している。
ISDNは、情報を2B+Dバス(2個のBチャネルB1,B2
と1個のDチャネル)を用いて転送するものであり、B
チャネルのデータ転送速度は64Kbpsに、Dチャネルのそ
れは16Kbpsに決められている。ここでは、マルチメディ
アメールシステム20を交換機21のバックエンドに接続
し、回線インタフェースとしては、ISDNで標準化されて
いる2B+Dのベーシックレートインフェース(BRI)を
採用している。例えば音声をB1チャネルに、その他のメ
ディアをB2チャネルに、端末との制御情報をDチャネル
にそれぞれ割当てている。端末には、マルチメディアに
よる通信が可能な複合通信端末23を置く。
本システムでは、回線インタフェース部11を、Bチャ
ネルの蓄積情報のみを扱う蓄積データ処理部11Aと、D
チャネルの端末とのインタラクティブな制御情報の通信
を行うDチャネルインタフェース11Bに分けている。2
面バッファ(図示せず)は、B1,B2チャネルのそれぞれ
に対して2個設けられている。セグメントに付与するCL
の種類としては、前述した5種類(第6図参照)を用い
ている。
記録時に、蓄積データ処理部11Aは2面バッファ(以
下単にバッファという)にデータを書き、そのバッファ
の最終セグメント以外のセグメントにはCLとして“NORM
AL"を、バッファの最終セグメントには“END"を書き、
バッファを切換える。メール管理部13がアクセスするバ
ッファには、先程記録されたデータがあるので、それを
バッファ毎、即ちブロック単位で読出し、それを基に管
理データの作成とハードディスク12への書込みを行う。
そして、記録の最終セグメントにはCLとして“STOP"を
書込む。
再生時には、メール管理部13は管理データを基にハー
ドディスク12からバッファへ蓄積データを書き、バッフ
ァの切換えを行う。蓄積データ処理部11Aは、バッファ
に置かれたデータを、CLが“NORMAL"ならTLに従って再
生する。“END"ならTLに従って再生した後、バッファの
切換えを行う。“STOP"なら再生動作を停止する。メー
ル管理部13は、編集による削除セグメントがある場合
(第10図(ロ))、先ず最初のブロックではTm+iの1
つ手前のセグメントにCLとして“END"を書く。次のブロ
ックでは、Tm+jの1つ手前のセグメントまで“SKIP"
を書く。これにより、蓄積データ処理部11Aは編集によ
るデータの変化に対しても不都合なく再生することがで
きる。また、CLに“TIMING"があると、蓄積データ処理
部11Aは端末の制御部に信号を送り、端末はこれにより
端末上のインジケータ1だけ増加させる。
[発明の効果] 本発明は、上述のように構成されているので、メール
編集時の処理の高速化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明の一実施例を示す構成ブロック図、 第3図はシステムへのデータ入力時の動作を示すフロー
チャート、 第4図はセグメントの構成例を示す図、 第5図はデータ再生時の動作を示すフローチャート、 第6図はコントロールラベルの例を示す図、 第7図はメール管理部のメール記録時のフローチャー
ト、 第8図はメール管理部のメール再生時のフローチャー
ト、 第9図は本発明の他の実施例を示すシステム構成図、 第10図は管理データと蓄積データの分離によるメール蓄
積方式の説明図である。 第1図において、 11は回線インタフェース部、 12は記憶装置、 13はメール管理部である。
フロントページの続き (72)発明者 矢野 勝利 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−107747(JP,A) 特開 昭60−189346(JP,A) 特開 昭60−229463(JP,A) 特開 昭61−13730(JP,A) 特開 昭62−132464(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回線からのデータを入力して、蓄積データ
    のバッファリングを行うと共に回線側へのデータの送出
    を行う回線バッファと、該回線バッファからのデータの
    セグメント化を行うと共にデータを交互に書き込み又は
    読み出すための2面バッファと、各セグメントの先頭に
    時刻データとしてのタイムラベルの付与を行うタイマ
    と、全体の動作制御を行う制御回路とを具備する複数個
    の回線インタフェース部と、 入力データを格納する記憶装置と、 これら回線インタフェース部及び記憶装置と接続され、
    メールボックスの管理,入力データの記憶装置への書込
    みと、記憶装置からのデータの読出しを行うと共に、デ
    ータ再生時に回線インタフェース部内の制御回路に記録
    ・再生の状況に同期した端末制御を行わせるための制御
    情報(コントロールラベル)を付与するメール管理部と
    により構成されているマルチメディアメールシステム。
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