JP2669200B2 - 焼結原料層内の状況測定方法 - Google Patents

焼結原料層内の状況測定方法

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JP2669200B2
JP2669200B2 JP3185529A JP18552991A JP2669200B2 JP 2669200 B2 JP2669200 B2 JP 2669200B2 JP 3185529 A JP3185529 A JP 3185529A JP 18552991 A JP18552991 A JP 18552991A JP 2669200 B2 JP2669200 B2 JP 2669200B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、焼結原料をパレット上
に給鉱し、該焼結原料に点火後、通風焼成を実施する焼
結機の操業において、焼成状態での焼結原料層内におけ
る通気性や温度分布等の状況を連続的に測定する方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、給鉱ホッパー2から
ロールフィーダー3、スローピングシュート4を介して
パレット5上に給鉱された焼結原料1を、点火炉6でそ
の表面より着火し、ウィンドボックス7によって強制吸
引して焼結する焼結機において、パレット5上の焼成中
焼結原料層8内の通気性や温度分布を測定すること
は、焼結機操業の状況を把握し対応アクションの指針を
出すために非常に有用なものである。また、焼結原料層
内の状況において時系列的な情報、換言すればパレット
進行方向でのパレット上における焼結原料層内の情報
は、操業状況を把握する際により重要なものである。
【0003】ところが、従来は、風量計や温度計等の測
定プローブ9を、測定したい高さレベルに設置し、給鉱
直後から排鉱部までをパレット5と共に移動しながらそ
のポイントでの各データを測定する方法が一般的であっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の方法では、測定プローブ9がパレット5と共に
移動するので、焼結原料層8内における定点情報を連続
的に得ることができないという問題があった。また、図
2に示すように、通風方向に測定プローブ9を挿入設置
するため、どうしても焼結操業に悪影響(変動)が出て
しまって定常状態の測定値とはなり得なかった。
【0005】なお、上記した従来方法で、焼結原料層内
における定点情報を連続的に得ようとすれば、測定プロ
ーブをパレットに対して固定しておく必要があるが、こ
のようにすれば測定プローブが焼結原料層内状況に影響
を与え、焼結鉱の焼成を阻害して焼結操業に悪影響を及
ぼすため、かかる方法は実施することができなかった。
【0006】本発明は、上記したような従来方法の問題
点に鑑みて成されたものであり、焼結操業に悪影響を及
ぼすことなく定常状態の測定値を、オンラインでかつ連
続的に得ることのできる焼成中の焼結原料層内の状況測
定方法を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る焼結原料層内の状況測定方法は、焼結
原料をパレット上に給鉱して点火後、通風焼成を実施す
る焼結機における、前記パレット上の焼成中焼結原料層
内の状況を測定する方法において、焼結原料の給鉱側か
らパレット進行方向に焼結原料層内状況の測定用端子あ
るいは測定用プローブを、パレットの進行速度と同速度
点火炉より下流位置迄挿入し、前記測定用端子あるい
は測定用プローブから、連続的に焼成状態のデータを取
り込むこととしているのである。
【0008】
【実施例】以下、本発明方法を図1に示す一実施例に基
づいて説明する。図1は本発明方法を実施するための焼
結原料層内状況測定装置の概略構成を示す図面であり、
図1中において図2と同一部分あるいは相当部分は、同
一番号を付して詳細な説明を省略する。
【0009】図1において、11はその先端に例えば熱
電対等の測定用プローブ12を装備した例えばロープ状
のゾンデであり、ゾンデ送り出し装置13によって滑車
14を介して焼結原料1の給鉱側から焼結原料層8内に
グレート面と平行に挿入される。
【0010】ところで、前記ゾンデ11は、ゾンデ送り
出し装置13によって焼結原料層8内に挿入された後
は、焼結原料1との摩擦力によってパレット5と共に排
鉱部へと移動してゆき、この移動に伴って焼結原料層8
内に挿入した時点から、点火炉6より下流の焼結原料層
8内の温度を測定し、その測定信号をデータ変換装置1
5に出力する。データ変換装置15では測定用プローブ
12からの測定信号を温度に変換し、データ記録装置1
6に出力する。データ記録装置16にはゾンデ送り出し
長さ測定装置17から測定用プローブ12の送り出し長
さも入力され、これらの入力値に基づいて焼結原料燃焼
前線18や赤熱帯19の形状を推定する。
【0011】なお、測定用プローブ12やゾンデ11が
前記焼結原料燃焼前線18や赤熱帯19に至った後は、
該部分の焼結原料層8内の温度は1000℃を超えるため、
測定用プローブ12やゾンデ11が溶けてしまうもので
あれば焼結原料1の給鉱側でゾンデ11を切りとってし
まい、また溶けないものであれば、ゾンデ送り出し装置
13を用いて巻き戻す。
【0012】また、焼結原料層8の高さ方向や幅方向へ
のゾンデ11の挿入位置は適宜選定するものであり、更
に、ゾンデ11の送り出しを停止して、ある定位置で測
定を行えば、点火炉6より下流位置のある定点での焼結
原料層8内の状況変化を計測することも可能である。
【0013】更に本実施例では、測定用プローブ12と
して熱電対を使用したものを示したが、これに代えて通
気性測定用パイプを使用すれば、焼結原料層8内の通気
のデータを連続的に測定できることは勿論である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る焼結
原料層内の状況測定方法は、焼結原料をパレット上に給
鉱して点火後、通風焼成を実施する焼結機における、前
記パレット上の焼成中焼結原料層内の状況を測定する方
において、焼結原料の給鉱側からパレット進行方向に
焼結原料層内状況の測定用端子あるいは測定用プローブ
を、パレットの進行速度と同速度で点火炉より下流位置
迄挿入し、前記測定用端子あるいは測定用プローブか
ら、連続的に焼成状態のデータを取り込むものであるの
で、焼結原料層内状況の測定用端子あるいは測定用プロ
ーブの焼結原料層の高さ方向や幅方向への挿入位置を任
意に選定することによって、操業に影響を与えることな
くパレット進行方向の任意の位置での焼成中の層内情報
を連続的にかつオンラインで得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施するための焼結原料層内状況
測定装置の概略構成を示す図面である。
【図2】従来方法を実施するための焼結原料層内状況測
定装置の概略構成を示す図面である。
【符号の簡単な説明】
1 焼結原料 5 パレット 8 焼結原料層 11 ゾンデ 12 プローブ 13 ゾンデ送り出し装置 16 データ記録装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焼結原料をパレット上に給鉱して点火
    後、通風焼成を実施する焼結機における、前記パレット
    上の焼成中焼結原料層内の状況を測定する方法におい
    て、焼結原料の給鉱側からパレット進行方向に焼結原料
    層内状況の測定用端子あるいは測定用プローブを、パレ
    ットの進行速度と同速度で点火炉より下流位置迄挿入
    、前記測定用端子あるいは測定用プローブから、連続
    的に焼成状態のデータを取り込むことを特徴とする焼結
    原料層内の状況測定方法。
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