JP2668702B2 - 採血用器具 - Google Patents

採血用器具

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JP2668702B2
JP2668702B2 JP63112651A JP11265188A JP2668702B2 JP 2668702 B2 JP2668702 B2 JP 2668702B2 JP 63112651 A JP63112651 A JP 63112651A JP 11265188 A JP11265188 A JP 11265188A JP 2668702 B2 JP2668702 B2 JP 2668702B2
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blood collection
holding
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collar
tubes
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忠昌 松本
浩 柳川
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Nichiban Co Ltd
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Nichiban Co Ltd
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は注射器で血液を採血管に注入する際に、注射
針から採血管を支持する手を保護する採血用器具を提供
するものである。
従来血液検査のために、注射器で採血した血液を採血
管に注入する際、注射針を誤つて採血管を握つている手
に刺し、急性肝炎やエイズ等に感染する事故が少なから
ず発生し重大な問題となつている。
然るに現状を見るに、そのような場合、急いで水洗し
たり消毒液で消毒したりする姑息な手段で糊塗としてい
る。
本発明は保持管で採血管を保持し、その保持管のつば
で注射針を遮断して採血管を支持する手を注射針の突き
刺し事故から保護し、病原の感染を阻止する新規な動作
を提供する。
以下本発明の詳細を説明する。
筒状の保持管(1)、(2)、(3)の上端に水平方
向に拡がるつば(4)が設けられ、また下端には台座
(5)が存する。各保持管(1)、(2)、(3)の上
端の開口面(6)はつばに穿設された孔(7)、
(8)、(9)に連通し、台座(5)をテーブル上に置
くと保持管が起立する。
採血に際し、採血管(10)は各保持管(1)、
(2)、(3)内に挿入して保持され、採血管の上端の
開口面を密封するゴムや合成樹脂等で製作された有弾性
のふた(11)がつば(4)の孔(7)、(8)、(9)
から外方につぞむ。保持管(1)、(2)、(3)を一
方の手で握り、他方の手で注射器(12)を持つて、注射
針(13)を採血管(10)のふた(11)に突き刺し、注射
器に採血された血液を採血管内に注入する。
この場合に、注射針(13)が誤つて採血管(10)のふ
た(11)から外れても、つば(4)が注射針(13)に対
抗して、注射針が保持管の握り手に付き刺さるという事
態は充分に阻止され、握り手を危険から保護する。
第1図〜第3図に示すように、上記保持管には、該保
持管内に挿入した採血管(10)の側壁の一部が露出する
よう該保持管の管壁を切欠いた窓(14)が形成されてい
る。この窓(14)は、上記保持管を把持した際に各保持
管内の採血管を押圧できるようそれぞれ外方に向けて開
口している(第3図)。
保持管(1)、(2)、(3)は、図においては、3
本互いに接触するように一束にまとめて、片手で容易に
握ることができるように構成されているが、その保持管
の数は3本の他に2本、4本それ以上等適宜選択的に定
められる。また保持管(1)、(2)は同一の大きさの
直径に形成され、これら保持管より保持管(3)の直径
を大きくして、血液の検査の種類によつて大きさの異る
採血管(10)を保持することができ、採血作業に便利で
ある。勿論全保持管の径を同一にしてもよく、全ての径
を異なるようにしてもよい。
上記保持管(1),(2),(3)と挿入される採血
管(10)の寸法差が大きくなっても、保持管に窓(14)
を形成しているので、保持管を握る指や手の掌がこの窓
(14)から中の採血管を押えることができて、採血管の
がたつき、移動を防止することができる。また、この窓
(14)から採血管に指を当てて上方へ押出すようにすれ
ば、採血管を安全かつ容易に抜き取ることができる。
保持管(1)、(2)、(3)と、つば(4)と、台
座(5)の全体を透明材で形成すれば、それなりの清潔
感を使用者に与え、またつば(4)を半透明または不透
明の材料で形成すれば、握り手がつばで隠されて見え
ず、注射針(13)で握り手が突き刺されないにもかかわ
らず、刺されるという心配をも除去され、また透明な保
持管(1)、(2)、(3)は、そこに採血管(10)が
挿入されているか否かを使用者に直ちに知らせることが
できるが、勿論不透明にしても、採血管の有無はつば
(4)の孔(7)、(8)、(9)にて知ることができ
る。
保持管(1)、(2)、(3)の長さは、片手での握
りを許容する大きさを要し、採血管(10)の長さは握り
とは関係なく保持管より短くすることができ、そのため
に保持管の底(15)を高くして採血管(10)の開口端を
つば(4)の孔(7)、(8)、(9)にのぞませてい
る。
つば(4)と台座(5)は、直径をほゞ同一寸法にす
ると、保持管(1)、(2)、(3)をほゞ水平に横に
倒すことができ、つばと台座の周囲を角形に形成すると
保持管を横に倒してもころがらず、その場に静止させる
ことができる。
注射針(13)の突き刺しは、つば(4)で充分阻止さ
れるが、より一層安全にするために、つば(4)の表面
を凹凸(16)にして針(13)がつばの表面にすべつてつ
ばから飛び出すのを阻止したり、つばの周囲には上方に
起立した壁(17)を形成して針(13)の飛び出しを阻止
する。
本発明は上記のように構成され、採血管を保持管中に
挿入すると、採血管の上端の開口面を密封するゴムや合
成樹脂等で製作されている有弾性のふたが、保持管の上
方に設けたつばの孔から外方にのぞむようになり、この
際種々の検査を行うため一般に注射器からの血液を複数
の採血管に分配することが多いが、本発明によれば複数
本の保持管を1束にまとめるようにしたので、1つの採
血用器具で複数本の採血管に対応することができ、便利
であり、その上各保持管の管壁を切欠いて形成した窓を
それぞれ外方に向けて開口させたから、上記保持管の束
を握持すると上記窓を通して保持管内に挿入されている
採血管を押えることができ、保持管内における採血管の
移動、がたつき等を防止でき、したがって上記採血管の
上端のふたに針を刺すときに採血管が安定しているの
で、針を突き刺しやすく、的確に該採血管内に注入する
ことができると共に本発明の採血用器具を取り扱うとき
に上記採血管が保持管から脱落するようなおそれもない
し、上記針を刺す際、保持管の上方には上面が水平方向
に拡がるつばが設けられているので、保持管を握ってい
る手が保護され、注射針が誤って採血管のふたから外れ
たとしても、保持管を握っている手に突き刺るというよ
うなことはない。さらに、この際、上記つばの上面に凹
凸を設けたり、周囲に起立した壁を設けると、つばの上
面に針先が当っても該針先の滑動が阻止され、上記つば
から外れないようにでき、一層安心である。また、上記
採血管を取り出す際には、上記保持管に設けた窓から上
記採血管の側壁の一部が露出しているので、該採血管に
指を当てて上方へ押出すようにすれば、採血管を保持管
から安全かつ容易に抜き取ることができ、取扱いがきわ
めて容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は採血用器具の斜
視図、第2図は同上横断平面図、第3図は同上縦断側面
図、第4図は採血管の一部縦断側面図、第5図と第6図
は他の変形例を示す第3図に類似の一部省略縦断面図で
ある。 図中(1)、(2)、(3)は保持管、(4)はつば、
(5)は台座、(7)、(8)、(9)は孔、(10)は
採血管、(11)はふた、(12)は注射器、(13)は注射
針、(14)は窓、(15)は底、(16)は凹凸、(17)は
壁である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−141644(JP,A) 特開 昭57−57530(JP,A) 特開 昭63−59968(JP,A) 特表 昭61−500889(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】採血した血液を注射器で採血管に注入する
    際その採血管を挿入するよう上端を開口した筒状の保持
    管を複数本まとめて一束とし、その上方に該保持管上端
    の開口面に連通する孔を有しかつ上記注入時に注射針に
    対し握り手を保護するよう水平方向に拡がる上面を有す
    るつばを形成すると共にその下方に上記保持管を起立さ
    せるよう台座を形成し、上記保持管には該保持管内に挿
    入した採血管の側壁の一部が露出するよう該保持管の管
    壁を切欠いた窓が形成され、各保持管の上記窓は該保持
    管を把持した際に各保持管内の採血管を押圧できるよう
    それぞれ外方にむけて開口していることを特徴とする採
    血用器具。
  2. 【請求項2】上記つばの上面には凹凸が形成されている
    請求項1記載の採血用器具。
  3. 【請求項3】上記つばの上面の周囲には上方に起立した
    壁が形成されている請求項1に記載の採血用具。
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JPH01284731A JPH01284731A (ja) 1989-11-16
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JPS5827934B2 (ja) * 1980-09-25 1983-06-13 テルモ株式会社 減圧採血管保持具
JPS62197100U (ja) * 1986-01-20 1987-12-15
GB8614029D0 (en) * 1986-06-10 1986-07-16 Seldoren Ltd Finger guards

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