JP2668449B2 - 最尤復号制御方式 - Google Patents

最尤復号制御方式

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 波形干渉を受けた信号を最尤復号する最尤復号制御方
式に関し、 過去のデータによる波形干渉を考慮すると共に、未来
のデータによる波形干渉も考慮して、復号誤り率を改善
することを目的とし、 波形干渉を受けた信号を最尤復号法により復号する最
尤復号制御方式に於いて、前記信号のサンプル値を用い
て仮に最尤復号する第1のビタビ復号器と、該第1のビ
タビ復号器の出力と前記サンプル値とを入力して最尤復
号する第2のビタビ復号器とを備え、該第2のビタビ復
号器に於いて、前記第1のビタビ復号器の出力を用いて
現時点のデータに対する未来のデータによる干渉量を推
測し、且つパスメモリの内容により現時点のデータに対
する過去のデータによる干渉量を推測して仮定サンプル
値を求め、該仮定サンプル値と前記サンプル値とを用い
て復号処理を行うように構成した。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、波形干渉を受けた信号を最尤復号する最尤
復号制御方式に関するものである。
磁気ディスク装置等の磁気記録装置に於いて、再生信
号を最尤復号法により復号して、誤り率の改善が図られ
ている。最尤復号法は、仮定データ列の中から最も確か
らしいデータを選択して復号するもので、ビタビ復号器
が一般的である。
〔従来の技術〕
磁気記録装置の従来例の復調系の構成は、例えば、第
6図に示すもので、61は磁気ディスク等の記録媒体から
記録データを再生する磁気ヘッド、62は増幅器、63はイ
コライザ、64はパルス化回路、65は位相同期回路(PL
L)、66はイコライザ、67はAD変換器(A/D)、68はビタ
ビ復号器である。
磁気ヘッド61による再生信号は増幅器62により増幅さ
れ、フィルタ等を含むイコライザ63,66により等化増幅
されると共にノイズ除去等が行われ、パルス化回路64に
於いてピーク検出によりパルスが形成され、位相同期回
路65により再生信号に位相同期したクロック信号が得ら
れ、このクロック信号はAD変換器67のサンプリングクロ
ック信号となり、イコライザ66により等化された再生信
号がAD変換器67に於いてサンプリングされ、再生信号の
サンプル値はビタビ復号器68に加えられて復号される。
ビタビ復号器は、畳込み符号の最尤復号器として知ら
れており、例えば、第7図に示すように、分配器71と、
ACS回路72−1〜72−4と、パスメモリ73と、正規化回
路74と、パスセレクタ75とを備えており、分配器71によ
りブランチメトリック値を計算してACS回路72−1〜72
−4に分配する。このACS回路72−1〜72−4は、畳込
み符号の拘束長をkとすると、2k-1個設けるもので、第
7図に於いては、拘束長k=3の場合を示すことにな
る。
又ACS回路72−1〜72−4は、それぞれ加算器(A)
と比較器(C)とセレクタ(S)とにより構成され、ブ
ランチメトリック値と前回のパスメトリック値とを加算
器(A)により加算して、比較器(C)により比較し、
パスメトリック値の小さい方を生き残りパスのパスメト
リック値としてセレクタ(S)により選択し、その時の
パス選択信号をパスメモリ73に加えるもので、パスメモ
リ73は、拘束長kの4〜5倍の段数のパスメモリセルを
有し、生き残りパスとして記憶され、最終段の出力がパ
スセレクタ75に加えられて、多数決処理等により復号出
力が得られる。又パスメトリック値の演算に於いて、オ
ーバーフローするような桁数となると、正規化回路74に
よりパスメトリック値の正規化が行われる。
このようなビタビ復号器を波形干渉を受けた信号の復
号に用いる場合、ACS回路は、仮定サンプル値と実際の
サンプル値との誤差の二乗と、前回のパスメトリック値
との和を求めて比較し、加算出力の新たなパスメトリッ
ク値の小さい方を選択して、次回のパスメトリック値と
し、その選択情報をパスメモリ73に加えるものである。
第8図は拘束長3のトレリス線図を示し、実線矢印は
入力データが“0"、点線矢印は入力データが“1"の時の
遷移を示し、丸印は内部状態を示す。例えば、パスP0,P
1に於ける仮定サンプル値を、第9図の(a),(b)
のyp0,yp1とすることができる。この値は、第9図の
(a)の現在として示す3ビットの仮定パス(a-1,a0,a
1)の波形干渉により求めるもので、第9図の(c)の
孤立波形に於けるビット周期によるサンプル値をgi
し、拘束長をk、m=(k−1)/2として、 により求めるものである。従って、yp0,yp1は拘束長k
=3とすると、m=1となるから、i=−1からi=+
1までの間について(1)式により求めた値となる。
又過去のデータからの干渉も考慮する場合は、パスメ
モリの値(b2,b3,・・・)を用いることにより、 によって求めることができる。
第10図は前述の(2)式に基づいて過去のデータから
の干渉を考慮した従来例の要部ブロック図であり、ACS
回路81と、パスメモリ82と、パスセレクタ83と、仮定パ
スメモリ84とを備え、磁気ディスク装置等に於ける再生
信号等の復号すべき信号のサンプル値がACS回路81に加
えられる。パスメモリ82及び仮定パスメモリ84は、
“1",“0",“−1"を記憶できるシフトレジスタの構成を
有し、又ACS回路81は、仮定サンプル値と実際のサンプ
ル値との差の二乗出力と、前回算出したパスメトリック
値とを和を求めて比較し、小さい方を選択するもので、
選択された仮定パスの最後尾の値がパスメモリ82に入力
される。
従って、パスメモリ82の値は復号値として最も確から
しいものではないが、仮定パスに繋がるものとして、そ
の時点で確からしい値である。又パスセレクタ83は、そ
の時点に於けるパスメトリック値の最小値を検出して、
その状態に繋がるパスの選択を行い、最後尾のデータを
復号出力とするものである。又パスメモリ82と仮定パス
メモリ84との間を結ぶ矢印は、(2)式に示すように、
乗算と加算とを行うことを示す。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のように、過去のデータからの干渉も考慮するこ
とにより、正確な仮定サンプル値を推定することができ
る。しかし、1ビット分先のパスを考慮した場合、例え
ば、第8図のトレリス線図に於けるパスP0に続くパスを
P00,P10とした時の仮定サンプル値は、第9図の
(d),(e)に示すyp00,yp10となり、未来のデータ
が“1"の場合にその干渉量を考慮しなければ仮定サンプ
ル値の誤差が大きくなる。従って、拘束長kを大きく
し、即ち、仮定パスのビット数を増加して、干渉量を正
確に推定する必要がある。しかし、復号器の回路規模は
2kに比例するから、拘束長kを大きくすることは回路規
模が膨大となり、実現困難となる。
又第10図に示す従来例のような過去のデータによる干
渉を考慮した復号方式に於いては、前述のように、未来
のデータによる干渉を考慮していないので、このような
干渉を零とするような特殊な等化を行う必要がある。こ
の特殊な等化は、磁気記録のトラック毎に干渉量が異な
る磁気ディスク装置等に対しては、実用化の点で大きな
障害となっている。
本発明は、過去のデータによる波形干渉を考慮すると
共に、未来のデータによる波形干渉も考慮して、復号誤
り率を改善することを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の最尤復号制御方式は、前段のビタビ復号器の
出力を用いて、後段のビタビ復号器に於いて仮定パスの
前方の干渉量を推測して復号するものであり、第1図を
参照して説明する。
波形干渉を受けた信号のAD変換器(A/D)3によるサ
ンプル値を用いて仮に最尤復号する第1のビタビ復号器
1と、この第1のビタビ復号器1の出力と前記サンプル
値とを入力して最尤復号する第2のビタビ復号器2とを
備え、この第2のビタビ復号器2に於いて、第1のビタ
ビ復号器1の出力を用いて現時点のデータに対する未来
のデータによる干渉量を推測し、且つパスメモリの内容
により現時点のデータに対する過去のデータによる干渉
量を推測して仮定サンプル値を求め、この仮定サンプル
値と前記サンプル値とを用いて復号処理を行うものであ
る。
又第1のビタビ復号器1のACS回路からのメトリック
値を第2のビタビ復号器2のACS回路に入力し、且つ第
1のビタビ復号器1のパスメモリの最終段の出力を第2
のビタビ復号器2のACS回路に加える仮定サンプル値の
算出部に入力するものである。
〔作用〕
請求項1に於いて、第1のビタビ復号器1により誤り
訂正復号された仮の復号値を用いて、第2のビタビ復号
器2により最尤復号を行うものであり、2段階の誤り訂
正復号を行うことになるから、誤り率を改善することが
できる。又第2のビタビ復号器2は、第1のビタビ復号
器1からの仮の復号値を用いて、未来のデータによる干
渉量を推測して仮定サンプル値を算出するもので、仮定
パスの長さを長くすることなく、正確な仮定サンプル値
を得ることができる。従って、誤り率を改善することが
できる。
請求項2に於いて、第1のビタビ復号器1のパスメモ
リの最終段の出力を選択して復号出力とすることなく、
その最終段の出力を第2のビタビ復号器2に入力し、そ
れを用いて未来のデータによる干渉量を推測するもので
ある。又第1のビタビ復号器1のACS回路からのメトリ
ック値を第2のビタビ復号器2のACS回路に入力して、
メトリック演算に於いて加算し、メトリック値の比較を
容易にするものである。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。
第2図は本発明の実施例のブロック図であり、11は磁
気ヘッド、12は増幅器、13,16はイコライザ、14はパル
ス化回路、15は位相同期回路(PLL)、17はAD変換器(A
/D)、18,19は第1,第2のビタビ復号器、20は誤り訂正
復号器である。
磁気ディスク等の記録媒体から磁気ヘッド11により再
生された信号は、波形干渉を受けているものであり、こ
の再生信号は増幅器12により増幅され、フィルタ等を含
むイコライザ13,16により等化増幅されると共にノイズ
除去等が行われ、パルス化回路14に於いてピーク検出に
よりパルス化されて位相同期回路15に加えられ、位相同
期回路15から再生信号位相に同期したクロック信号がAD
変換器17に加えられる。AD変換器17は、このクロック信
号のタイミングに従って、イコライザ16からの再生信号
をサンプリングするもので、サンプル値は第1,第2のビ
タビ復号器18,19に加えられる。
第1のビタビ復号器18は、ACS回路とパスメモリとパ
スセレクタと仮定パスメモリとを含み、従来例と同様に
して復号処理を行い、その復号出力を仮の復号値とする
ものである。又第2のビタビ復号器19は、この仮の復号
値を用いて仮定パスの前方からの干渉量を推測して復号
処理を行うものである。この場合、仮の復号値と、第2
のビタビ復号器19に入力されるサンプル値との位相合わ
せが必要となるが、第1のビタビ復号器18に於ける仮定
パスの長さ(拘束長)と、パスメモリの長さから、仮の
復号値が得られる遅延量を求めることができるので、シ
フトレジスタ等による遅延回路により位相合わせの構成
は容易に実現できる。
又誤り訂正復号器20は、入力された信号が誤り訂正符
号化されている場合に設けるもので、第1のビタビ復号
器18の復号出力について、誤り訂正復号し、それを仮の
復号値として、第2のビタビ復号器19に入力することに
なる。
前述のように、第1のビタビ復号器18により誤り訂正
復号が行われ、更に第2のビタビ復号器19により誤り訂
正復号が行われるから、誤り率が改善される。
前述のように、未来のデータによる干渉を考慮した場
合に、第9図の(c)の孤立波形のビット周期のサンプ
ル値giと、現在,過去,未来のパスの値ai,bi,ciとを用
いて、仮定サンプル値yを次式で求めるものである。
第3図は前述の(3)式の処理を行う第2のビタビ復
号器19の要部を示し、21は第1のビタビ復号器18と同様
な構成の復号部、22は仮の復号値をシフトするシフトレ
ジスタ、23は仮定パスメモリ、24はACS回路、25はパス
メモリ、26はパスセレクタである。シフトレジスタ22と
仮定パスメモリ23とパスメモリ25とは、それぞれ“1",
“0",“−1"を記憶できる構成とするものである。又第
1のビタビ復号器18からの仮の復号値はシフトレジスタ
22に順次シフトされ、サンプル値はACS回路24に入力さ
れる。
拘束長k(仮定パスの長さ)を3とすると、仮定パス
メモリ23の3ビットa-1,a0,a1と、パスメモリ25の3ビ
ットb2,b3,b4と、シフトレジスタ22の3ビットc-2,c-3,
c-4(各ビットの時間位置は第9図の(a)参照)と、
孤立波形のサンプル値gi(サンプル値の時間位置は第9
図の(c)参照)とを用いて、仮定サンプル値yが
(3)式に従って求められるもので、矢印により乗算と
加算とを行うことを示す。
第4図は(3)式による仮定サンプル値yを算出する
仮定サンプル算出部の要部ブロック図であり、22はシフ
トレジスタ、23は仮定パスメモリ、25はパスメモリ、31
〜39は乗算器、40は加算器である。孤立波形のサンプル
値g-4〜g4(第9図の(c)参照)に対して、第1のビ
タビ復号器18からの仮の復号値が加えられるシフトレジ
スタ22の3ビットc-4,c-3,c-2と、仮定パスメモリ23の
3ビットa-1,a0,a1と、パスメモリ25の3ビットb2,b3,b
4とが乗算器31〜39に加えられて乗算され、各乗算器31
〜39の出力が加算器40に加えられ、その加算器40の出力
が仮定サンプル値yとしてACS回路24に入力されるもの
である。そして、ACS回路24に於いてサンプル値との差
が求められる。即ち、過去のデータによる干渉と未来の
データによる干渉とを考慮した仮定サンプル値yが得ら
れる。
第5図は本発明の他の実施例の要部ブロック図であ
り、41,42はシフトレジスタ、43は仮定パスメモリ、44
はACS回路、45はパスメモリ、51は第1のビタビ復号
器、52は第2のビタビ復号器、53は仮定パスメモリ、54
はACS回路、55はパスメモリ、56はパスセレクタ、57は
シフトレジスタである。
第1のビタビ復号器51のACS回路44にサンプル値が入
力され、仮定パスメモリ43の内容に基づいて(1)式に
よる仮定サンプル値が求められ、或いはパスメモリ45の
内容も用いて(2)式による仮定サンプル値が求めら
れ、サンプル値と仮定サンプル値との差の二乗出力と前
回のメトリック値との和が求められて比較され、小さい
方を次のメトリック値として選択され、そのメトリック
値はシフトレジスタ42を介して第2のビタビ復号器52の
ACS回路54に入力され、選択情報はパスメモリ45に加え
られ、そのパスメモリ45の最終段の出力は第2のビタビ
復号器52のシフトレジスタ57に入力される。又サンプル
値はシフトレジスタ41を介して第2のビタビ復号器52の
ACS回路54に入力される。
シフトレジスタ41,42は、第1のビタビ復号器51と第
2のビタビ復号器52との間の位相合わせを行う為の遅延
回路として作用するものであり、第1のビタビ復号器51
の仮定パスメモリ43の長さとパスメモリ45の長さとに対
応して選定される。
第2のビタビ復号器52に於いては、シフトレジスタ57
の内容と、仮定パスメモリ53の内容と、パスメモリ55の
内容とを基に、矢印で示すように、(3)式に従った乗
算,加算処理により、仮定サンプル値が算出され、ACS
回路54に於いては、この仮定サンプル値とシフトレジス
タ41を介して入力されたサンプル値との差の二乗出力
と、前回のメトリック値及びシフトレジスタ42を介して
入力されたメトリック値との和が求められて比較され、
小さい方が次のメトリック値として選択がされて、次回
のメトリック値となる。従って、第1のビタビ復号器51
の復号値として可能性のあるパスメモリ45の値と、その
確からしさを示すメトリック値とを含めて、第2のビタ
ビ復号器52に転送され、サンプル値の最尤復号が行われ
るから、誤り率が改善される。
本発明は、前述の各実施例にのみ限定されるものでは
なく、磁気記録装置の再生信号以外の波形干渉を受けた
信号の復号にも適用できるものである。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明は、第1のビタビ復号器
1と第2のビタビ復号器2との2段構成により最尤復号
するものであり、拘束長を大きくすることなく、仮定パ
スより未来に相当するデータからの波形干渉を予測し
て、より正確な仮定サンプル値を求めることができるか
ら、回路規模を増大することなく、復号の誤り率を改善
することができる利点がある。
又過去のデータからの波形干渉のみを考慮した従来例
に於いては、未来に相当するデータからの波形干渉を除
く為に特殊な等化が必要となり、実用的な構成を実現す
ることは困難であるが、本発明によれば、このような特
殊な等化は不要となり、実用化が容易となる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図、第2図は本発明の実施例
のブロック図、第3図は本発明の一実施例の要部ブロッ
ク図、第4図は仮定サンプル値算出部の要部ブロック
図、第5図は本発明の他の実施例の要部ブロック図、第
6図は従来例のブロック図、第7図はビタビ復号器のブ
ロック図、第8図は拘束長3のトレリス線図、第9図
(a)〜(e)は信号波形説明図、第10図は従来例の要
部ブロック図である。 1は第1のビタビ復号器、2は第2のビタビ復号器、3
はAD変換器(A/D)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 弘 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 笠井 希一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−160668(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】波形干渉を受けた信号を最尤復号法により
    復号する最尤復号制御方式に於いて、 前記信号のサンプル値を用いて仮に最尤復号する第1の
    ビタビ復号器(1)と、 該第1のビタビ復号器(1)の出力と前記サンプル値と
    を入力して最尤復号する第2のビタビ復号器(2)とを
    備え、 該第2のビタビ復号器(2)に於いて、前記第1のビタ
    ビ復号器(1)の出力を用いて現時点のデータに対する
    未来のデータによる干渉量を推測し、且つパスメモリの
    内容により現時点のデータに対する過去のデータによる
    干渉量を推測して仮定サンプル値を求め、該仮定サンプ
    ル値と前記サンプル値とを用いて復号処理を行う ことを特徴とする最尤復号制御方式。
  2. 【請求項2】前記第1のビタビ復号器(1)のACS回路
    からのメトリック値を前記第2のビタビ復号器(2)の
    ACS回路に入力し、且つ前記第1のビタビ復号器(1)
    のパスメモリの最終段の出力を前記第2のビタビ復号器
    (2)のACS回路に加える仮定サンプル値の算出部に入
    力することを特徴とする請求項1記載の最尤復号制御方
    式。
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