JP2667604B2 - ストリップ線路フィルタ - Google Patents

ストリップ線路フィルタ

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JP2667604B2
JP2667604B2 JP3326622A JP32662291A JP2667604B2 JP 2667604 B2 JP2667604 B2 JP 2667604B2 JP 3326622 A JP3326622 A JP 3326622A JP 32662291 A JP32662291 A JP 32662291A JP 2667604 B2 JP2667604 B2 JP 2667604B2
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修己 石田
保 佐々木
朗 山田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてVHF 帯、お
よびUHF 帯、およびマイクロ波帯で用いられるストリッ
プ線路フィルタの3倍波阻止手段に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図17は、例えば特公平2−11163
号公報に示されたような従来のストリップ線路フィルタ
の一例を示す概略構成図であり、図において、1a,1
bは互に対向する2枚の誘電体基板、2a〜4aは誘電
体基板1aの内面に導体膜を密着して相互に略平行に形
成された内導体、5aは誘電体基板1aの外面全面に導
体膜を密着して形成された外導体、5bは誘電体基板1
bの外面に導体膜を密着して形成された外導体、6〜8
は上記誘電体基板1a,1bと、内導体2a〜4aと、
外導体5a,5bとから成るトリプレート線路の共振
器、9aは内導体2aと内導体3a、内導体3aと内導
体4a間の中央部の誘電体基板1aを掘込んで設けられ
た結合量調整用の溝、9bは誘電体基板1bを掘込んで
設けられた結合量調整用の溝、10と11はそれらの内
導体がそれぞれ内導体2aと内導体4aの側面に直接接
続された入出力線路である。誘電体基板1aと1bは、
溝9aと溝9bが対向し重なるように重ね合され接着さ
れている。図17に示す一例では、内導体2a〜4aは
それぞれ長さが略1/4波長に設定されており、一端が
誘電体基板1a,1bの側面において外導体5a,5b
と接続され短絡部が形成されている。このため、共振器
6〜8は一端短絡他端開放の1/4波長共振器となって
いる。尚、この一例では、誘電体基板1aは内導体2a
〜4aの長手方向が誘電体基板1bより長く設定されて
おり、これら誘電体基板1aと誘電体基板1bを共振器
6〜8の短絡端側が揃うように配置することにより、内
導体2a〜4aの開放端側が露出しているものを例にと
る。
【0003】動作は次のとおりである。共振器6〜8は
溝9a,9bの効果により隣接するもの相互が磁界結合
されており、その結合量は溝9a,9bの深さや隣接す
る内導体間の距離によって調整される。また、入出力の
結合量は、入出力線路10および入出力線路11の内導
体と内導体2aおよび内導体4aとの接続位置を変化さ
せて調整される。
【0004】今、内導体2a〜4aの開放端側の露出部
をトリミングしてこれら内導体の長さを調整すること
で、全ての共振器6〜8が同一の周波数、例えばf0で
共振しているものとすれば、その周波数f0では、共振
状態にある共振器6〜8は相互に強く結合しており、入
出力線路10への入射波は共振器6へ導かれ、共振器
7,8を通って入出力線路11より出力される。しかし
ながら、f0以外の周波数では、共振器6〜8相互の結
合は非常に弱く、入出力線路10あるいは11への入射
波はその電力のほとんどが反射される。このように、図
17に示したストリップ線路フィルタは帯域通過フィル
タとしての機能を有する。
【0005】また、この一例では、共振器6〜8は周波
数f0で共振するように内導体長が約1/4波長に設定
されている。このため、f0の3倍の周波数3f0にお
いて内導体長が約3/4波長となり共振器6〜8は再び
共振する。したがって、図17のストリップ線路フィル
タは、図18に示すように周波数f0の基本波の他に3
f0の3倍高調波も通過させる性質をもつ。このため図
17のフィルタをマイクロ波電力増幅器と組み合わせて
使用する場合には、電力増幅器が通常のスプリアスとし
て発信する3倍高調波を阻止するための手段を、別途施
す必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のストリップ線路
フィルタは以上のように構成されているので、共振器6
〜8は周波数f0で内導体長が約1/4波長となり共振
する他、f0の3倍の周波数3f0においても内導体長
が約3/4波長となり再び共振する。このため、周波数
f0の基本波の他に3f0の3倍高調波も通過さてしま
うという問題点があった。
【0007】本発明は上記のような問題点を解決するた
めになされたもので、周波数f0の基本波を通過させ,
かつ、f0の3倍の周波数3f0の3倍高調波を阻止す
る機能を有するストリップ線路フィルタを得ることを目
的とする。
【0008】
【0009】
【0010】
【課題を解決するための手段】 の発明に係わるストリ
ップ線路フィルタは、内導体2a〜4a,2b〜4bの
短絡部13a〜15a,13b〜15bから上記内導体
2a〜4a長の約1/3の位置に上記内導体2a〜4
a,2b〜4bを幅方向に延長した突起部17a,17
bを設けた。
【0011】また、この発明に係わるストリップ線路フ
ィルタは、内導体2a〜4a,2b〜4bの短絡部13
a〜15a,13b〜15bから上記内導体2a〜4a
長の約2/3の位置に上記内導体2a〜4a,2b〜4
bを幅方向に延長した突起部18a,18bを設けた。
【0012】
【0013】
【0014】さらに、この発明に係わるストリップ線路
フィルタは、内導体2a〜4aの短絡部13a〜15a
から上記内導体2a〜4a長の約1/3の位置に上記内
導体2a〜4aを幅方向に延長した突起部17aを設け
た。
【0015】さらにまた、この発明に係わるストリップ
線路フィルタは、内導体2a〜4aの短絡部13a〜1
5aから上記内導体2a〜4a長の約2/3の位置の上
記内導体2a〜4aを幅方向に延長した突起部18aを
設けた。
【0016】また、この発明に係わるストリップ線路フ
ィルタは、短絡部13a〜15aから上記内導体2a〜
4a長の約1/3の位置の上記内導体2a〜4a上に、
棒状あるいは板状の誘電体22を上記内導体2a〜4a
と交差する方向に密着して設けた。
【0017】さらに、この発明に係わるストリップ線路
フィルタは、短絡部13a〜15aから上記内導体2a
〜4a長の約2/3の位置に上記内導体2a〜4a上
に、棒状あるいは板状の誘電体23を上記内導体2a〜
4aと交差する方向に密着して設けた。
【0018】
【0019】
【0020】
【作用】 の発明に係わるストリップ線路フィルタは、
内導体2a〜4a,2b〜4bの短絡部13a〜15
a,13b〜15bから上記内導体2a〜4a長の約1
/3の位置に上記内導体2a〜4a,2b〜4bを幅方
向に延長した突起部17a,17bを設けたので、上記
突起部17a,17bの位置では上記内導体2a〜4
a,2b〜4bの幅が広くなり外導体5a,5bとの間
の静電容量が大きくなる。このとき、上記内導体2a〜
4a長が約1/4波長になる基本波に対しては共振器内
の電界が上記突起部17a,17bの位置で比較的小さ
いので、上記突起部17a,17bの影響は少なく共振
周波数は変化しないが、上記内導体2a〜4a長が約3
/4波長になる3倍高調波に対しては共振器内の電界が
上記突起部17a,17bの位置で最大となるので、上
記突起部17a,17bで生じる静電容量の作用により
共振周波数が低くなる。
【0021】また、この発明に係わるストリップ線路フ
ィルタは、内導体2a〜4a,2b〜4bの短絡部13
a〜15a,13b〜15bから上記内導体2a〜4a
長の約2/3の位置に上記内導体2a〜4a,2b〜4
bを幅方向に延長した突起部18a,18bを設けたの
で、上記突起部18a,18bの位置では上記内導体2
a〜4a,2b〜4bの幅が広くなり外導体5a,5b
との間の静電容量が大きくなる。このとき、上記内導体
2a〜4a長が約1/4波長になる基本波に対しては共
振器内の電界が上記突起部18a,18bの位置で大き
いので、上記突起部18a,18bで生じる静電容量の
作用により共振周波数が低くなるが、上記内導体2a〜
4a長が約3/4波長になる3倍高調波に対しては共振
器内の電界が上記突起部18a,18bの位置でほぼ0
となるので、上記突起部18a,18bの影響はなく共
振周波数は変化しない。
【0022】
【0023】
【0024】さらに、この発明に係わるストリップ線路
フィルタは、内導体2a〜4aの短絡部13a〜15a
から上記内導体2a〜4a長の約1/3の位置に上記内
導体2a〜4aを幅方向に延長した突起部17aを設け
たので、上記突起部17aの位置では上記内導体2a〜
4aの幅が広くなり外導体5aとの間の静電容量が大き
くなる。このとき、上記内導体2a〜4a長が約1/4
波長になる基本波に対しては共振器内の電界が上記突起
部17aの位置で比較的小さいので、上記突起部17a
の影響は少なく共振周波数は変化しないが、上記内導体
2a〜4a長が約3/4波長になる3倍高調波に対して
は共振器内の電界が上記突起部17aの位置で最大とな
るので、上記突起部17aで生じる静電容量の作用によ
り共振周波数が低くなる。
【0025】さらに、またこの発明に係わるストリップ
線路フィルタは、内導体2a〜4aの短絡部13a〜1
5aから上記内導体2a〜4a長の約2/3の位置に上
記内導体2a〜4aを幅方向に延長した突起部18aを
設けたので、上記突起部18aの位置では上記内導体2
a〜4aの幅が広くなり外導体5aとの間の静電容量が
大きくなる。このとき、上記内導体2a〜4a長が約1
/4波長になる基本波に対しては共振器内の電界が上記
突起部18aの位置で大きいので、上記突起部18aで
生じる静電容量の作用により共振周波数が低くなるが、
上記内導体2a〜4a長が約3/4波長になる3倍高調
波に対しては共振器内の電界が上記突起部18aの位置
でほぼ0となるので、上記突起部18aの影響はなく共
振周波数は変化しない。
【0026】また、この発明に係わるストリップ線路フ
ィルタは、短絡部13a〜15aから上記内導体2a〜
4a長の約1/3の位置の上記内導体2a〜4a上に、
棒状あるいは板状の誘電体22を上記内導体2a〜4a
と交差する方向に密着して設けたので、誘電体22の位
置では静電容量が大きくなる。このとき、上記内導体2
a〜4a長が約1/4波長になる基本波に対しては共振
器内の電界が上記誘電体22の位置で比較的小さいの
で、上記誘電体22の影響は少なく共振周波数は変化し
ないが、上記内導体2a〜4a長が約3/4波長になる
3倍高調波に対しては共振器内の電界が上記誘電体22
の位置で最大となるので、上記誘電体22で生じる静電
容量の作用により共振周波数が低くなる。
【0027】さらに、この発明に係わるストリップ線路
フィルタは、短絡部13a〜15aから上記内導体2a
〜4a長の約2/3の位置に上記内導体2a〜4a上
に、棒状あるいは板状の誘電体23を上記内導体2a〜
4aと交差する方向に密着して設けたので、誘電体23
の位置では静電容量が大きくなる。このとき、上記内導
体2a〜4a長が約1/4波長になる基本波に対しては
共振器内の電界が上記誘電体23の位置で大きいので、
上記誘電体23で生じる静電容量の作用により共振周波
数が低くなるが、上記内導体2a〜4a長が約3/4波
長になる3倍高調波に対しては共振器内の電界が上記誘
電体23の位置でほぼ0となるので、上記誘電体23の
影響はなく共振周波数は変化しない。
【0028】
【実施例】図1は第1の発明に係わるストリップ線路フ
ィルタの一実施例を示す概略構成図、図2は図1の実施
例の断面図である。図において、1a,1bは互に対向
する2枚の誘電体基板、2a〜4aは誘電体基板1aの
内面に導体膜を密着して相互に略平行に形成された内導
体、2b〜4bは誘電体基板1bの内面に導体膜を密着
して相互に略平行に形成された内導体、5aは誘電体基
板1aの外面全面に導体膜を密着して形成された外導
体、5bは誘電体基板1bの外面全面に導体膜を密着し
て形成された外導体、6〜8は誘電体基板1a,1b
と、内導体2a〜4a、内導体2b〜4bと、外導体5
a、5bとから成るトリプレート線路の共振器、10と
11はそれぞれ内導体2a,2b,4a,4bに内導体
が直接接続された入出力線路、12aは誘電体基板1a
の外導体5aが密着された面を内導体2a〜4aと直交
する向きに掘り込んで設けられた溝、12bは誘電体基
板1bの外導体5bが密着された面を内導体2b〜4b
と直交する向きに掘り込んで設けられた溝、13a〜1
5aと13b〜15bは短絡部である。誘電体基板1a
と1bは、内導体2aと2b、内導体3aと3b、およ
び内導体4aと4bがそれぞれ対向し重なるように重ね
合され、対向する内導体どうしが電気的に接触するよう
に接着されている。内導体2a〜4a,2b〜4bは薄
膜あるいは厚膜で形成され、フォトエッチング等により
整形される。上記内導体2a〜4aは本実施例ではそれ
ぞれ長さが所望の基本波に対して約1/4波長に設定さ
れており、内導体2a〜4a,2b〜4bは一端が誘電
体基板1a,1bの側面の短絡部13a〜15a、短絡
部13b〜15bにおいて外導体5a,5bと接続され
短絡されている。このため、共振器6〜8は一端短絡他
端開放の1/4波長共振器となっている。上記溝12a
および溝12bは短絡部13a〜15a,短絡部13b
〜15bから内導体2a〜4a,内導体2b〜4bの長
手方向にこれら内導体長の約1/3の位置に設けられて
いる。溝12a,12bの表面は延長された外導体5
a,5bにより密着され覆われている(第1の発明)。
尚図1、図2においては従来の場合と同様に、誘電体基
板1aは内導体2a〜4aの長手方向が誘電体基板1b
より長く設定され、かつ、これら誘電体基板1aと誘電
体基板1bを共振器6〜8の短絡端側が揃うように配置
することにより、内導体2a〜4aの開放端側を露出さ
せているものを例にとる。
【0029】動作は次のとおりである。共振器6〜8は
溝12a,12bの効果により長さが1/4波長より短
縮されるため、隣接するもの相互の電界結合が弱めら
れ、従来の場合と同様に主として磁界により相互に結合
されている。その結合量は溝12a,12bの深さや隣
接する内導体間の距離によって調整される。
【0030】今、内導体2a〜4aの開放端側の露出部
をトリミングしてこれら内導体の長さを調整すること
で、全ての共振器6〜8が同一の周波数、例えばf0で
共振しているものとすれば、その周波数f0では、共振
状態にある共振器6〜8は相互に強く結合しており、入
出力線路10への入射波は共振器6へ導かれ、共振器
7,8を通って入出力線路11より出力される。しかし
ながら、f0以外の周波数では、共振器6〜8相互の結
合は非常に弱く、入出力線路10あるいは11への入射
波はその電力のほとんどが反射される。このように、図
1に示したストリップ線路フィルタは帯域通過フィルタ
としての機能を有する。
【0031】図1のストリップ線路フィルタの共振器6
〜8は基本波に対して1/4波長共振器として動作し、
共振器縦断面内における基本波の電位は図3に実線で示
す分布となる。また、基本波の3倍の周波数をもつ3倍
高調波に対しては3/4波長共振器として動作し、共振
器縦断面内における3倍高調波の電位は図3に破線で示
すように分布する。一方、溝12aおよび12bと内導
体2a〜4bおよび内導体2b〜4bの交差位置では、
これら内導体と外導体5aおよび外導体5bとの間隔が
局部的に狭まり、かつ、角部を形成するため、電界が集
中し静電容量が大きくなる。この溝12a,12bを短
絡部13a〜15a、13b〜15bから内導体2a〜
4a,内導体2b〜4bの長手方向に内導体2a〜4a
長の約1/3の位置に設ると、もともとこの位置で電位
の低い基本波に対しては共振器の共振周波数はほとんど
変化しないが、この位置で電位が最大となる3倍高調波
に対しては溝により静電容量が大きくなり共振周波数が
低くなる。このため図1のストリップ線路フィルタの通
過特性は図4のようになる。すなわち、基本波の周波数
を第1の通過周波数f0とすると、第2の通過周波数は
3f0より低いほうへシフトする。したがって、図1の
ストリップ線路フィルタは基本波の3倍の3倍高調波を
阻止する機能を有する。
【0032】図5は第2の発明に係わるストリップ線路
フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図中、図
1と同じものは同一の符号を付して説明を省略する。本
実施例は図1の溝12aおよび溝12bの代わりに短絡
部13a〜15a,短絡部13b〜15bから内導体2
a〜4a,内導体2b〜4bの長手方向にこれら内導体
長の約2/3の位置に溝16aおよび溝16bを設けた
場合である(第2の発明)。図6から分かるように基本
波の電位はこの位置で比較的高いのに対して、3倍高調
波の電位はほぼ0となる。このため、基本波の共振周波
数は低いほうへシフトし、3倍高調波の共振周波数は変
化しない。このとき図5のストリップ線路フィルタの通
過特性は図7のようになる。すなわち、シフトした基本
波の周波数を新めて第1の通過周波数f0とすると、第
2の通過周波数は3f0より高いほうへシフトする。し
たがって、図5のストリップ線路フィルタは、図1の場
合と同様に基本波の3倍の周波数の3倍高調波を阻止す
る機能を有する。
【0033】図5の実施例は、図1の場合と同様の動作
原理および利点を有する他、第2の通過周波数を基本波
の3倍の周波数より高い側にシフトでき、阻止帯域幅を
広くとれるという利点を有する。
【0034】図8は第3の発明に係わるストリップ線路
フィルタの一実施例を示す概略構成図、図9は図8の実
施例の内導体パターン図である。図中、図1と同じもの
は同一の符号を付して説明を省略する。本実施例は短絡
部13a〜15a,短絡部13b〜15bから内導体2
a〜4a,内導体2b〜4bの長手方向に内導体2a〜
4a長の約1/3の位置に、溝12aおよび溝12bを
設ける代わりに内導体の突起部17aおよび突起部17
bを設けた場合である(第3の発明)。突起部17a,
突起部17bは内導体2a〜4a,内導体2b〜4bを
幅方向に延長して形成されている。突起部17a,17
bを設けた位置では内導体幅が局所的に広がるため、外
導体5a,外導体5bとの間の静電容量が大きくなる。
このため、溝12a,溝12bを設けた図1の場合と同
様に、もともとこの位置で電位の低い基本波に対しては
共振器の共振周波数はほとんど変化しないが、この位置
で電位が最大となる3倍高調波に対しては溝により静電
容量が大きくなり共振周波数は低いほうへシフトする。
【0035】図8の実施例は、図1の場合と同様の動作
原理および利点を有する他、誘電体基板1a,1bを掘
り込んだ溝12a,12bの加工が不要であり、また、
突起部17a,17bを内導体2a〜4a,内導体2b
〜4bと同様にフォトエッチングにより形成できるの
で、加工が容易になるという利点を有する。
【0036】図10は第4の発明に係わるストリップ線
路フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図中、
図5と同じものは同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例は短絡部13a〜15a,短絡部13b〜15
bから内導体2a〜4a,内導体2b〜4bの長手方向
に内導体2a〜4a長の約2/3の位置に、溝16aお
よび溝16bを設ける代わりに内導体の突起部18aお
よび突起部18bを設けた場合である(第4の発明)。
突起部18a,突起部18bは内導体2a〜4a,内導
体2b〜4bを幅方向に延長して形成されている。突起
部18a,突起部18bを設けた位置では内導体幅が局
所的に広がるため、外導体5a,外導体5bとの間の静
電容量が大きくなる。従って、図5の実施例と同様に基
本波の電位はこの突起部18a,突起部18bの位置で
比較的高いのに対して、3倍高調波の電位はほぼ0とな
るので、基本波の共振周波数は低いほうへシフトし、3
倍高調波の共振周波数は変化しない。
【0037】図10の実施例は、図5の場合と同様の動
作原理および利点を有する他、誘電体基板1a,1bを
掘り込んだ溝16a,16bの加工が不要であり、ま
た、突起部18a,18bを内導体2a〜4a,内導体
2b〜4bと同様にフォトエッチングにより形成できる
ので、加工が容易になるという利点を有する。
【0038】図11は第5の発明に係わるストリップ線
路フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図中、
図1と同じものは同一の符号を付して説明を省略する。
本実施例は図において、図1の実施例におけるトリプレ
ート線路の共振器6〜8の代わりにマイクロストリップ
線路の共振器19〜21を用いて構成するとともに、誘
電体基板1aと、上記誘電体基板1aの一方の面に形成
された外導体5aと、上記誘電体基板の他方の面に相互
に略平行に形成され、一端が上記外導体5aに接続され
て短絡部13a〜15aを形成する複数の内導体2a〜
4aとを備え、上記誘電体基板1aのうちの上記外導体
5aが形成された面の、上記短絡部13a〜15aから
上記内導体2a〜4a長の約1/3の位置に上記内導体
2a〜4aと交差する方向に溝12aを設け、かつ上記
溝12aの表面に上記外導体5aと連続する導体を密着
した場合である(第5の発明)。
【0039】図11の実施例は、図1の場合と同様の動
作原理および利点を有する他、内導体2a〜4a、およ
び入出力線路10,11の内導体が全て露出されている
ので、入出力結合量、共振器間結合量、および共振器1
9〜21の共振周波数を容易に調整できるという利点を
有する。
【0040】図12は第6の発明に係わるストリップ線
路フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図中、
図5および図11と同じものは同一の符号を付して説明
を省略する。本実施例は図5の実施例におけるトリプレ
ート線路の共振器6〜8の代わりにマイクロストリップ
線路の共振器19〜21を用いて構成するとともに、上
記誘電体基板1aのうちの上記外導体5aが形成された
面の、上記短絡部13a〜15aから上記内導体2a〜
4a長の約2/3の位置に上記内導体2a〜4aと交差
する方向の溝16aを設け、かつ上記溝16aの表面に
上記外導体5aと連続する導体を密着した場合である
(第6の発明)。
【0041】図12の実施例は、図5の場合と同様の動
作原理および利点を有する他、内導体2a〜4a、およ
び入出力線路10,11の内導体が全て露出されている
ので、入出力結合量、共振器間結合量、および共振器1
9〜21の共振周波数を容易に調整できるという利点を
有する。
【0042】図13は第7の発明に係わるストリップ線
路フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図中、
図8及び図11と同じものは同一の符号を付して説明を
省略する。本実施例は図8の実施例におけるトリプレー
ト線路の共振器6〜8の代わりにマイクロストリップ線
路の共振器19〜21を用いて構成するとともに、上記
内導体の短絡部13a〜15aから、上記内導体2a〜
4a長の約1/3の位置に上記内導体2a〜4aを幅方
向に延長した突起部17aを設けた場合である(第7の
発明)。
【0043】図13の実施例は、図8の場合と同様の動
作原理および利点を有する他、内導体2a〜4a、突起
部17a、および入出力線路10,11の内導体が全て
露出されているので、入出力結合量、共振器間結合量、
共振器19〜21の共振周波数、および突起部17aの
位置を容易に調整できるという利点を有する。
【0044】図14は第8の発明に係わるストリップ線
路フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図中、
図10及び図11と同じものは同一の符号を付して説明
を省略する。本実施例は図10の実施例におけるトリプ
レート線路の共振器6〜8の代わりにマイクロストリッ
プ線路の共振器19〜21を用いて構成するとともに、
上記内導体2a〜4aの短絡部13a〜15aから上記
内導体2a〜4a長の約2/3の位置に上記内導体2a
〜4aを幅方向に延長した突起部18aを設けた場合で
ある(第8の発明)。
【0045】図14の実施例は、図10の場合と同様の
動作原理および利点を有する他、内導体2a〜4a、突
起部18a、および入出力線路10,11の内導体が全
て露出されているので、入出力結合量、共振器間結合
量、共振器19〜21の共振周波数、および突起部18
aの位置を容易に調整できるという利点を有する。
【0046】図15は第9の発明に係わるストリップ線
路フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図中、
図11と同じものは同一の符号を付して説明を省略す
る。本実施例は図11の短絡部13a〜15aから内導
体2a〜4aの長手方向に内導体2a〜4a長の約1/
3の位置に溝12aを設ける代わりに棒状あるいは板状
の誘電体としての棒状誘電体22を設けた場合である。
棒状誘電体22は内導体2a〜4aと直交する方向に、
内導体2a〜4aと密着するように接着剤等により固定
されている(第9の発明)。棒状誘電体22と内導体2
a〜4aとが交わる位置では棒状誘電体の効果により静
電容量が大きくなる。従って図11の実施例の場合と同
様に、もともとこの位置で電位の低い基本波に対しては
共振器の共振周波数はほとんど変化しないが、この位置
で電位が最大となる3倍高調波に対しては棒状誘電体2
2により静電容量が大きくなり共振周波数は低いほうへ
シフトする。
【0047】図15の実施例は、図11の場合と同様の
動作原理および利点を有する他、棒状誘電体22の位置
や誘電率を変化させることにより、フィルタの第2の通
過周波数を3倍高調波の周波数からシフトさせる量を容
易に調整できるという利点を有する。
【0048】図16は第10の発明に係わるストリップ
線路フィルタの一実施例を示す概略構成図である。図
中、図12と同じものは同一の符号を付して説明を省略
する。本実施例は図12の短絡部13a〜15aから内
導体2a〜4aの長手方向に内導体2a〜4a長の約2
/3の位置に溝16aを設ける代わりに棒状あるいは板
状の誘電体としての棒状誘電体23を設けた場合であ
る。棒状誘電体23は内導体2a〜4aと直交する方向
に、内導体2a〜4aと密着するように接着剤等により
固定されている(第10の発明)。棒状誘電体23と内
導体2a〜4aとが交わる位置では棒状誘電体23の効
果により静電容量が大きくなる。従って図12の実施例
の場合と同様に、基本波に対しては電位が棒状誘電体2
3の位置で比較的高いので、共振周波数は低いほうへシ
フトするが、3倍高調波に対しては電位がほぼ0となる
ので、共振周波数は変化しない。
【0049】図16の実施例は、図12の場合と同様の
動作原理および利点を有する他、棒状誘電体23の位置
や誘電率を変化させることにより、フィルタの第2の通
過周波数を3倍高調波の周波数からシフトさせる量を容
易に調整できるという利点を有する。
【0050】なお、上記各実施例では共振器の数が3個
の場合について説明したが、2個あるいは4個以上であ
ってもよく、上記実施例と同様の利点および効果を奏す
る。
【0051】また、上記各実施例では共振器として1/
4波長共振器を用いた場合について説明したが、n/4 波
長(nは3以上の奇数)共振器、あるいはm/2 波長(m
は1以上の整数)共振器であってもよく、上記実施例と
同様の利点および効果を奏する。
【0052】
【0053】
【0054】
【発明の効果】 本発明の請求項1記載のストリップ線路
フィルタ によれば、内導体の短絡部から上記内導体長の
約1/3の位置に上記内導体を幅方向に延長した突起部
を設けたので、基本波に対する上記突起部の影響は少な
く共振器の共振周波数は変化しないが、3倍高調波に対
しては上記突起部の効果により共振周波数が低くなる。
このため、基本波の周波数が第1の通過周波数、3倍高
調波の共振周波数より低い周波数が第2の通過周波数と
なり、3倍高調波を阻止する通過特性を有するストリッ
プ線路フィルタが得られるという効果がある。
【0055】また、請求項2記載のストリップ線路フィ
ルタによれば、内導体の短絡部から上記内導体長の約2
/3の位置に上記内導体を幅方向に延長した突起部を設
けたので、基本波に対しては上記突起部の効果により共
振器の共振周波数が低くなるが、3倍高調波に対する突
起部の影響はほとんどなく、共振周波数は変化しない。
このため、基本波の周波数が第1の通過周波数、3倍高
調波の共振周波数より高い周波数が第2の通過周波数と
なり、3倍高調波を阻止する通過特性を有するストリッ
プ線路フィルタが得られるという効果がある。
【0056】
【0057】
【0058】さらに、請求項3記載のストリップ線路フ
ィルタによれば、内導体の短絡部から上記内導体長の約
1/3の位置に上記内導体を幅方向に延長した突起部を
設けたので、基本波に対する上記突起部の影響は少なく
共振器の共振周波数は変化しないが、3倍高調波に対し
ては上記突起部の効果により共振周波数が低くなる。。
このため、基本波の周波数が第1の通過周波数、3倍高
調波の共振周波数より低い周波数が第2の通過周波数と
なり、3倍高調波を阻止する通過特性を有するストリッ
プ線路フィルタが得られるという効果がある。
【0059】さらにまた、請求項4記載のストリップ線
路フィルタによれば、内導体の短絡部から上記内導体長
の約2/3の位置の上記内導体を幅方向に延長した突起
部を設けたので、基本波に対しては上記突起部の効果に
より共振器の共振周波数が低くなるが、3倍高調波に対
する突起部の影響はほとんどなく、共振周波数は変化し
ない。このため、基本波の周波数が第1の通過周波数、
3倍高調波の共振周波数より高い周波数が第2の通過周
波数となり、3倍高調波を阻止する通過特性を有するス
トリップ線路フィルタが得られるという効果がある。
【0060】また、請求項5記載のストリップ線路フィ
ルタによれば、短絡部から上記内導体長の約1/3の位
置の上記内導体上に、棒状あるいは板状の誘電体を上記
内導体と交差する方向に密着して設けたので、基本波に
対する上記棒状あるいは板状の誘電体の影響は少なく共
振器の共振周波数は変化しないが、3倍高調波に対して
は上記棒状あるいは板状の誘電体の効果により共振周波
数が低くなる。。このため、基本波の周波数が第1の通
過周波数、3倍高調波の共振周波数より低い周波数が第
2の通過周波数となり、3倍高調波を阻止する通過特性
を有するストリップ線路フィルタが得られるという効果
がある。
【0061】さらに、請求項6記載のストリップ線路フ
ィルタによれば、短絡部から上記内導体長の約2/3の
位置に上記内導体上に、棒状あるいは板状の誘電体を上
記内導体と交差する方向に密着して設けたので、基本波
に対しては上記棒状あるいは板状の誘電体の効果により
共振器の共振周波数が低くなるが、3倍高調波に対する
上記棒状あるいは板状の誘電体の影響はほとんどなく、
共振周波数は変化しない。このため、基本波の周波数が
第1の通過周波数、3倍高調波の共振周波数より高い周
波数が第2の通過周波数となり、3倍高調波を阻止する
通過特性を有するストリップ線路フィルタが得られると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図2】図1の実施例の断面図である。
【図3】図1の実施例の共振器縦断面内における電位分
布を説明するための図である。
【図4】図1の実施例の通過特性を示す図である。
【図5】第2の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図6】図5の実施例の共振器縦断面内における電位分
布を説明するための図である。
【図7】図5の実施例の通過特性を示す図である。
【図8】第3の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図9】図8の実施例の内導体パターンの一例を示す図
である。
【図10】第4の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図11】第5の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図12】第6の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図13】第7の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図14】第8の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図15】第9の発明の一実施例を示す概略構成図であ
る。
【図16】第10の発明の一実施例を示す概略構成図で
ある。
【図17】従来のストリップ線路フィルタの一例を示す
概略構成図である。
【図18】従来のストリップ線路フィルタの通過特性を
示す図である。
【符号の説明】
1a,1b 誘電体基板 2a〜4a,2b〜4b 内導体 5a,5b 外導体 6〜8 トリプレート線路の共振器 9a,9b 縦溝 10,11 入出力線路 12a,12b 溝 13a〜15a,13b〜15b 短絡部 16a,16b 溝 17a,17b 突起部 18a,18b 突起部 19〜21 マイクロストリップ線路の共振器 22 棒状誘電体 23 棒状誘電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 朗 尼崎市塚口本町8丁目1番1号 三菱電 機株式会社 材料研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−90203(JP,A) 特開 昭61−100002(JP,A) 特開 昭56−46302(JP,A) 特開 昭58−127401(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに対向する2枚の誘電体基板と、上
    記2枚の誘電体基板のそれぞれの外面に形成された外導
    体と、上記誘電体基板のうち少なくとも1枚の内面に相
    互に略平行に形成され、一端が上記外導体に接続されて
    短絡部を形成する複数の内導体とを備えたストリップ線
    路フィルタにおいて、上記内導体の短絡部から上記内導
    体長の約1/3の位置に上記内導体を幅方向に延長した
    突起部を設けたことを特徴とするストリップ線路フィル
    タ。
  2. 【請求項2】 互いに対向する2枚の誘電体基板と、上
    記2枚の誘電体基板のそれぞれの外面に形成された外導
    体と、上記誘電体基板のうち少なくとも1枚の内面に相
    互に略平行に形成され、一端が上記外導体に接続されて
    短絡部を形成する複数の内導体とを備えたストリップ線
    路フィルタにおいて、上記内導体の短絡部から上記内導
    体長の約2/3の位置に上記内導体を幅方向に延長した
    突起部を設けたことを特徴とするストリップ線路フィル
    タ。
  3. 【請求項3】 誘電体基板と、上記誘電体基板の一方の
    面に形成された外導体と、上記誘電体基板の他方の面に
    相互に略平行に形成され、一端が上記外導体に接続され
    て短絡部を形成する複数の内導体とを備えたストリップ
    線路フィルタにおいて、上記内導体の短絡部から上記内
    導体長の約1/3の位置に上記内導体を幅方向に延長し
    た突起部を設けたことを特徴とするストリップ線路フィ
    ルタ。
  4. 【請求項4】 誘電体基板と、上記誘電体基板の一方の
    面に形成された外導体と、上記誘電体基板の他方の面に
    相互に略平行に形成され、一端が上記外導体に接続され
    て短絡部を形成する複数の内導体とを備えたストリップ
    線路フィルタにおいて、上記内導体の短絡部から上記内
    導体長の約2/3の位置に上記内導体を幅方向に延長し
    た突起部を設けたことを特徴とするストリップ線路フィ
    ルタ。
  5. 【請求項5】 誘電体基板と、上記誘電体基板の一方の
    面に形成された外導体と、上記誘電体基板の他方の面に
    相互に略平行に形成され、一端が上記外導体に接続され
    て短絡部を形成する複数の内導体とを備えたストリップ
    線路フィルタにおいて、上記内導体の短絡部から上記内
    導体長の約1/3の位置の上記内導体 上に、棒状あるい
    は板状の誘電体を上記内導体と交差する方向に密着して
    設けたことを特徴とするストリップ線路フィルタ。
  6. 【請求項6】 誘電体基板と、上記誘電体基板の一方の
    面に形成された外導体と、上記誘電体基板の他方の面に
    相互に略平行に形成され、一端が上記外導体に接続され
    て短絡部を形成する複数の内導体とを備えたストリップ
    線路フィルタにおいて、上記内導体の短絡部から上記内
    導体長の約2/3の位置の上記内導体上に、棒状あるい
    は板状の誘電体を上記内導体と交差する方向に密着して
    設けたことを特徴とするストリップ線路フィルタ。
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